今日は子どもの中学校の卒業式だったが、残念ながら仕事で出席できなかった。
その代わりというわけではないのだが、3年間、PTAの広報誌をつくって来たので、最後の号の表紙にメッセージを載せた。
世界で一つだけ、人生で一度だけの“卒業”
だれもがとおる道。だれもがうたう歌。
でもそれは、きみだけのThe Long&Winding Road.
きみだけのThe Song Remain the same.
今日は、大切な思い出を両腕にギュッと抱えよう。
明日は、その腕を希望の翼に変えて広げよう。
生まれて15回目の春。
「さようなら」から、きみの新しい物語が始まる。
よく読んでみると、子どもに……というより、自分に贈っている。
「卒業」という言葉には本当に美しい響きがある。こんなに華やかで美しい別れ方が出来るのは、子ども・学生時代ならではだからだろう。
子どもは明日ばかり見ているから泣かないけど、おとなは昨日まで頑張ってきたから泣く。涙はおとなにとってのご褒美だ。
お父さん、お母さん、卒園式や卒業式にはぜひ出席してしみじみ泣いて心を洗って下さい。
子どもの卒業式は、親にとって子育ての卒業式でもあります。
2012・3・17 SAT
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