おりべまこと 電子書籍
おとなも楽しい少年少女小説
今はまだ地球がふるさと
https://amazon.co.jp/dp/B0CW1FWZ59
本日より春休み無料キャンペーン スタート!
3月19日(火)16:00~24日(日)15:59まで。
春休み満喫の小中高大生さん、
おとなのあなたもぜひ読んでね。
がっちり長編9万1千字。
自分は“宇宙人とのあいのこ”だというリコは、小学校時代からの親友サーヤとともにあちこちの葬式を巡り「故郷の星へ帰っていく人たち」を見て回っては聖女のごとく祈りを捧げている。
そんなとき、偶然、終活サポートの仕事をしている中年男・中塚と出会い、彼を介して、ひとり暮らしでハーモニカ吹きの老人・小田部と知り合った。孤独死予備軍の小田部に興味を引かれたリコは彼に「星のおじいさま」というあだ名をつけ、食事や掃除の世話をするために家に出入りするようになり、次第に親しさを深めていく。
そんなリコに恋したシンゴが彼女の気を引くために「きみのためにUFOを呼ぼう」と言ってアプローチすると、リコが生きる世界にさまざまな不思議な現象が起こり始める。
子ども時代を卒業し、人生の旅に出る支度を始めた少女の、夢と想像と現実が入り混じった日常生活を描く青春×終活×謎の空飛ぶ円盤ファンタジー。
もくじ
1 地球人の母になる
2 星のおじいさま
3 UFOに出逢ったお母さん
4 ラブリーな親友
5 恋文と宇宙の夢
6 令和終活コーポレーション
7 記念碑ツアー
8 レトロ喫茶と未来の記憶
9 取り調べ
10 里山の合宿でUFOと出逢う
11 UFO同窓会のレポート
12 奇妙な家族だんらん
13 競馬場でのドラマ
14 絶交
15 星のおじいさまの息子
16 いつか見た虹のこと
17 UFOからのメッセージ
18 天国への扉
19 魔法のアイドル誕生
20 ありがとう友だち
21 いつか家族に
春休み、夏休み、冬休み。
子どもは長い休みに成長する。
宿題のない春休みは勉強なんか忘れて、
いっぱい遊んだり本を読んだりしよう。
というわけで、
おりべまこと電子書籍最新刊
長編小説「今はまだ地球がふるさと」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CW1FWZ59
6日間の春休み無料キャンペーンやります。
3月19日(火)16:00~24日(日)15:59
小学生、中学生、高校生のあなたに。
その頃の記憶と感性を持っているおとなのあなたにも。
新しい成長の旅に出かける支度を始めた少女の、
夢と想像と現実が入り混じった日常生活を描く
青春×終活×謎の空飛ぶ円盤ファンタジー。
どうぞお楽しみに!
おりべまこと電子書籍 最新刊 本日発売!
「今はまだ地球がふるさと」
レビューにいつもより時間がかかったので、
もしや中学生の女の子に
セクシーなセリフを言わせたのでNG?
と一瞬心配しましたが、無事出せました。
91,000字の長編小説。
Amazon Kindleより¥600で発売中!
あらすじ
自分は“宇宙人とのあいのこ”だというリコは、
小学校時代からの親友サーヤとともに
あちこちの葬式を巡り
「故郷の星へ帰っていく人たち」を見て回っては
聖女のごとく祈りを捧げている。
そんなとき、偶然、終活サポートの仕事をしている
中年男・中塚と出会い、彼を介して、
ひとり暮らしでハーモニカ吹きの老人・
小田部と知り合った。
孤独死予備軍の小田部に興味を引かれたリコは
彼に「星のおじいさま」というあだ名をつけ、
食事や掃除の世話をするために
家に出入りするようになり、
次第に親しさを深めていく。
そんなリコに恋したシンゴが
彼女の気を引くために
「きみのためにUFOを呼ぼう」
と言ってアプローチすると、
リコが生きる世界に
さまざまな不思議な現象が起こり始める。
子ども時代を卒業し、
人生の旅に出る支度を始めた少女の、
夢と想像と現実が入り混じった日常生活を描く
青春×終活×謎の空飛ぶ円盤ファンタジー。
もくじ
1 地球人の母になる
2 星のおじいさま
3 UFOに出逢ったお母さん
4 ラブリーな親友
5 恋文と宇宙の夢
6 令和終活コーポレーション
7 記念碑ツアー
8 レトロ喫茶と未来の記憶
9 取り調べ
10 里山の合宿でUFOと出逢う
11 UFO同窓会のレポート
12 奇妙な家族だんらん
13 競馬場でのドラマ
14 絶交
15 星のおじいさまの息子
16 いつか見た虹のこと
17 UFOからのメッセージ
18 天国への扉
19 魔法のアイドル誕生
20 ありがとう友だち
21 いつか家族に
おりべまこと電子書籍「おふくろの味はハンバーグ」
https://amazon.com/dp/B0CTG3XP3B
無料キャンペーン終了しました。
ご購入ありがとうございました。よろしければレビューをお寄せください。
引き続き発売中です。
読み放題でも読めるので、どうぞご利用ください。
次の新刊は長編小説「今はまだ地球がふるさと」
自分は異星人とのあいのこだと言い張る女の子と
彼女が「星のおじいさま」と呼ぶ終活老人とのお話。
2月22日(木)発売予定。お楽しみに!
無料キャンペーン 本日よりスタート!
2月9日(金)17時~12日(月・祝)16時59分
4日間限定
読めば食欲がわき、元気が出る面白エッセイ集。
いっぺん食ってみたってちょ。
もくじ
・トノサマラーメンと名古屋インスタントラーメン戦国史
・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った
・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃
・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?
・昭和最強のおやつ ベビーラーメン
・さらば、おれの牛丼
・どうだ、銅だ、ブドウだ
・ヒトとブタは神目線ではブラザーなのか?
・マイナビ農業 ハラール認証
・飲食業の現場で働く人たちの意欲・生きる元気
・新宿にパステルが帰って来た
・がっちりアメリケンなハンバーガーとアップルパイ
・誕生日のドラえもんとウサギ
・なぜ付け合わせのポテトサラダがおいしい店は
信用できるのか?
・チャットGPTに訊く:ロンドンに日本食の店を出すなら
・美野原御膳と日本の里山
・吉祥寺にやってきたクレヨンハウス
・カエルの幸福サラダ
・一汁三菜はより良き食卓・家庭・人生の秘訣
・五右衛門の湯豆腐と空海の鴨カツ丼
・おふくろの味はハンバーグ
・みんなのハンバーグ
全22編載録
こんどの連休にご賞味あれ。
「おふくろの味はハンバーグ」
https://amazon.com/dp/B0CTG3XP3B
無料キャンペーン期間:
2月9日(金)17:00~2月12日(月・祝)16:59
読めば食欲がわき元気が出る面白エッセイ。
ブログでトノサマラーメン、カエルのから揚げ、
ChatGPTに訊いたロンドンの日本食なども載録。
もくじ
・トノサマラーメンと名古屋インスタントラーメン戦国史
・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った
・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃
・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?
・昭和最強のおやつ ベビーラーメン
・さらば、おれの牛丼
・どうだ、銅だ、ブドウだ
・ヒトとブタは神目線ではブラザーなのか?
・マイナビ農業 ハラール認証
・飲食業の現場で働く人たちの意欲・生きる元気
・新宿にパステルが帰って来た
・がっちりアメリケンなハンバーガーとアップルパイ
・誕生日のドラえもんとウサギ
・なぜ付け合わせのポテトサラダがおいしい店は信用できるのか?
・チャットGPTに訊く:ロンドンに日本食の店を出すなら
・美野原御膳と日本の里山
・吉祥寺にやってきたクレヨンハウス
・カエルの幸福サラダ
・一汁三菜はより良き食卓・家庭・人生の秘訣
・五右衛門の湯豆腐と空海の鴨カツ丼
・おふくろの味はハンバーグ
・みんなのハンバーグ
どんな夢も、どんな未来も、めしを食わなきゃ始まらない。
食べることは明日へ向かって生きること。
どんなに悲しんだり、落ち込んだり、深刻に悩んだり、
もう死にたいと思っていても、人は腹が減ればめしを食う。
めしを食えるうちは絶対に死にません。
食べていると、生きる意欲がモリモリ湧き出します。
「明日もがんばるぞ。さあ、今日は何を食おう?」
そうして食っためしが、あなたの、私の、
血となり肉となり心になっていく。
読めば食欲がわき、元気が出る面白エッセイ。
どうぞご賞味あれ。
もくじ
・トノサマラーメンと名古屋インスタントラーメン戦国史
・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った
・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃
・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?
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・美野原御膳と日本の里山
・吉祥寺にやってきたクレヨンハウス
・カエルの幸福サラダ
・一汁三菜はより良き食卓・家庭・人生の秘訣
・五右衛門の湯豆腐と空海の鴨カツ丼
・おふくろの味はハンバーグ
・みんなのハンバーグ
全22編 載録
どんな夢も、どんな未来も、めしを食わなきゃ始まらない。
食べることは明日へ向かって生きること。
「明日もがんばるぞ。さあ、今日は何を食おう?」
そうして食っためしが、あなたの、私の、
血となり肉となり心になっていく。
読めば食欲がわき、元気が出る面白エッセイ。
どうぞご賞味ください。
もくじ
・トノサマラーメンと名古屋インスタントラーメン戦国史
・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った
・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃
・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?
・昭和最強のおやつ ベビーラーメン
・さらば、おれの牛丼
・チャットGPTに訊く:ロンドンに日本食の店を出すなら
・おふくろの味はハンバーグ
ほか22編載録
エッセイ集:食べる3
おりべまこと電子書籍新刊
おふくろの味はハンバーグ
AmazonKindleより明日1/29(月)発売。
明日12月28日(木)17時~31日(日)16:59まで
2023年最後の無料キャンペーン実施!
20世紀ポップミュージックの回想・妄想・新発見!
ジョニ・ミッチェルやキャロル・キングが
21世紀以降もますます愛される秘密、
ポップミュージックとアングラ演劇の関係、
70年代ディスコと80年代テクノポップの神髄、
ジュリー&ショーケン Wヴォーカルの最後のGS、
ケイト・ブッシュ 40年の年月を超えた
ワールドリバイバルヒットなど、
読みどころたくさんの音楽エッセイ集。
もくじ
85 ラジオスターの悲劇/バグルス 【1979】
86 リトル・グリーン/ジョニ・ミッチェル 【1971】
87 東風/YMO(イエローマジック・オーケストラ) 【1979】
88 恋はみずいろ/ヴィッキー・レアンドロス 【1967】
89 夏星の国/ジ・エニド 【1976】
90 神秘の丘/ケイト・ブッシュ 【1985】
91 七月の朝/ユーライア・ヒープ 【1971】
92 ジェニーはご機嫌ななめ/ジューシィ・フルーツ【1980】
93 スイム/パパズ・カルチャー 【1993】
94 おしゃべり魔女/トムトム・クラブ 【1981】
95 オー・マイ・マイ/リンゴ・スター 【1973】
96 レット・イット・ビー/上々颱風 【1969】
97 恋のナイトフィーバー/ビー・ジーズ 【1977】
98 アイキャント・ハヴ・ユー/イヴォンヌ・エリマン【1977】
99 ヴィクトリア/キンクス 【1969】
100 ザ・ローズ/ベット・ミドラー 【1979】
101 ザ・ビッグシップ/ブライアン・イーノ 【1975】
102 去りゆく恋人/キャロル・キング 【1971】
103 自由に歩いて愛して/PYG(ピッグ)【1971】
104 ロコモーション/ゴールデン・ハーフ 【1962】
105 剣を棄てろ/ウィッシュボーン・アッシュ 【1972】
106 悲しき天使/メリー・ホプキン 【1968】
107 落葉のコンチェルト/アルバート・ハモンド 【1973】
108 ホワッツ・アップ/4ノンブロンズ 【1992】
109 アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット/ホール&オーツ 【1982】
110 命あるものは樹から落ちた/坪田直子 【1976】
111 レット・イット・ゴー/ピアノ・ガイズ 【2013】
112 ウォーキング・イン・ジ・エア/オーロラ 【1982】
113 戦場のメリークリスマス/坂本龍一 【1983】
114 ラスト・クリスマス/ベス 【1984】
115 ザ・ウェイト/ザ・バンド 【1968】
全31編 載録
「なんでこんなわけのわからない話を
読みたくなるんだろう?」
と、いつもいつも不思議に思いつつ、
44年にわたって村上春樹の小説と付かず離れずで
生きて来たが、
アラカンになってその謎に挑戦すべく初期作品を再読。
そして近年の作品も読んでいろんなことを考えた。
1978年のデビュー作「風の歌を聴け」から
2023年発表の最新作「街とその不確かな壁」まで。
ふたたび旅したハルキワールドの思い出・感想・評論をミックスアップしたエッセイ集。
村上春樹を読み直して自分の世界を書き換える。
はじめての人も、リピーターの人も、ハルキワールドの旅のガイダンスにご活用ください。
無料キャンペーンは11月30日(木)16:59まで。
この機会にぜひ。
もくじ
●村上春樹の初期作品を再読する「風の歌を聴け」
●村上春樹の初期作品を再読する「1973年のピンボール」
●村上春樹の初期作品を再読する「羊をめぐる冒険」
●村上春樹の初期作品を再読する
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
●少したってまた村上春樹の初期作品を再読する
「ノルウェイの森」
●「海辺のカフカ」迷子の猫とネコ探し名人ナカタさん
●「アフターダーク」生きていく燃料としての記憶
●「1Q84」のタマルとミケランジェロ
●「騎士団長殺し」の免色渉と子ども
●2018年の4月に「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」を読んだ
●結婚記念日と「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」
●2020年の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」と新型コロナウィルスに犯された後の世界
●40年目の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」について
●4月のある雨の朝に100パーセントの川岸から 小舟を漕ぎ出すことについて
●早春に目覚めたカエルと「かえるくん」について
●小説を読むように楽しむ映画「ドライブ・マイ・カー」
●村上春樹のエッセイ「猫を棄てる」と父親史について
●村上春樹はみんなに「読書は創造活動」と気づかせた作家
●「街とその不確かな壁」:そこは現代人の魂の拠りどころ
全21編採録
さよなら読書の秋 4日間限定無料キャンペーン
本日11月27日(月)17:00~30日(木)16:59まで。
あっという間に秋も終わり。
冬じたくに心の栄養を。
再び旅したハルキワールドの
思い出・感想・評論をミックスアップ。
村上春樹を読み直して自分の世界を書き換える。
はじめての人も、リピーターの人も、
ハルキワールドを旅する時の
ガイドブックとしてご活用ください。
もくじ
●村上春樹の初期作品を再読する「風の歌を聴け」
●村上春樹の初期作品を再読する「1973年のピンボール」
●村上春樹の初期作品を再読する「羊をめぐる冒険」
●村上春樹の初期作品を再読する
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
●少したってまた村上春樹の初期作品を再読する
「ノルウェイの森」
●「海辺のカフカ」迷子の猫とネコ探し名人ナカタさん
●「アフターダーク」生きていく燃料としての記憶
●「1Q84」のタマルとミケランジェロ
●「騎士団長殺し」の免色渉と子ども
●2018年の4月に「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」を読んだ
●結婚記念日と「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」
●2020年の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」と新型コロナウィルスに犯された後の世界
●40年目の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」について
●4月のある雨の朝に100パーセントの川岸から 小舟を漕ぎ出すことについて
●早春に目覚めたカエルと「かえるくん」について
●小説を読むように楽しむ映画「ドライブ・マイ・カー」
●村上春樹のエッセイ「猫を棄てる」と父親史について
●村上春樹はみんなに「読書は創造活動」と気づかせた作家
●「街とその不確かな壁」:そこは現代人の魂の拠りどころ
全21編採録
明日11月27日(月)17:00~30日(木)16:59
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冬じたくに心の栄養を。
再び旅したハルキワールドの
思い出・感想・評論をミックスアップ。
村上春樹を読み直して自分の世界を書き換える。
はじめての人も、リピーターの人も、
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もくじ
●村上春樹の初期作品を再読する「風の歌を聴け」
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「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
●少したってまた村上春樹の初期作品を再読する
「ノルウェイの森」
●「海辺のカフカ」迷子の猫とネコ探し名人ナカタさん
●「アフターダーク」生きていく燃料としての記憶
●「1Q84」のタマルとミケランジェロ
●「騎士団長殺し」の免色渉と子ども
●2018年の4月に「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」を読んだ
●結婚記念日と「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」
●2020年の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」と新型コロナウィルスに犯された後の世界
●40年目の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」について
●4月のある雨の朝に100パーセントの川岸から 小舟を漕ぎ出すことについて
●早春に目覚めたカエルと「かえるくん」について
●小説を読むように楽しむ映画「ドライブ・マイ・カー」
●村上春樹のエッセイ「猫を棄てる」と父親史について
●村上春樹はみんなに「読書は創造活動」と気づかせた作家
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「なんでこんなわけのわからない話を
読みたくなるんだろう?」
と、いつもいつも不思議に思いつつ、
44年にわたって村上春樹の小説と
付かず離れずで生きて来たが
アラカンになってその謎に挑戦すべく初期作品を再読。
そして近年の作品も読んでいろんなことを考えた。
1979年のデビュー作「風の歌を聴け」から
2023年発表の最新作「街とその不確かな壁」まで。
ふたたび旅したハルキワールドの
思い出・感想・評論をミックスアップしたエッセイ集。
村上春樹を読み直して自分の世界を書き換える。
はじめての人も、リピーターの人も、
ハルキワールドを旅するための
ガイドブックとしてご活用ください。
もくじ
●村上春樹の初期作品を再読する 「風の歌を聴け」
●村上春樹の初期作品を再読する 「1973年のピンボール」
●村上春樹の初期作品を再読する 「羊をめぐる冒険」
●村上春樹の初期作品を再読する 「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
●少したってまた村上春樹の初期作品を再読する
「ノルウェイの森」
●「海辺のカフカ」迷子の猫とネコ探し名人ナカタさんのこと
●「アフターダーク」生きていく燃料としての記憶
●「1Q84」のタマルとミケランジェロ
●「騎士団長殺し」の免色渉と子ども
●2018年の4月に「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」を読んだ
●結婚記念日と「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」
●2020年の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」と新型コロナウィルスに犯された後の世界
●40年目の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」について
●4月のある雨の朝に100パーセントの川岸から 小舟を漕ぎ出すことについて
●早春に目覚めたカエルと村上春樹の「かえるくん」について
●小説を読むように楽しむ映画「ドライブ・マイ・カー」
●村上春樹のエッセイ「猫を棄てる」と父親史について
●村上春樹はみんなに「読書は創造活動」と気づかせた作家
●「街とその不確かな壁」:そこは現代人の魂の拠りどころ
全21編載録
Amazon Kindleより本日発売! ¥300
おりべまこと電子書籍 新刊予告
秋の読書シリーズ第2弾「再読・風の歌を聴け」
1978年のデビュー作から今年発表の最新作まで
ハルキワールドの思い出・感想・評論を
ミックスアップしたエッセイ集。
「再読・村上春樹」を改題し、11月19日(日)発売予定!
村上春樹を読み直して自分の世界を書き換える。
読書の秋。再読シリーズ第2弾
「再読・村上春樹」11月19日発売予定。
「風の歌を聴け」から「ノルウェイの森」まで
初期作品の再読や
「4月のある晴れた日に100%の女の子に
出会うことについて」の毎年4月の連作、
そして今年発表された最新作
「街とその不確かな壁」のレビューを含む、
エッセイをまとめました。
現在、リライト・編集中。
エミリー・ブロンテや
スティーブン・キングなどを読み直した第1弾「再読・嵐が丘」好評発売中!
¥300
「再読・嵐が丘」
無料キャンペーンは終了しましたが、
引き続きKindleで発売中。
ご購入いただいた方、ありがとうございます。
気に入っていただけたらレビューをお願いします。
秋の読書シリーズ、11月は「再読・坊ちゃん」
「再読・村上春樹」を順次発売します。
お楽しみに。
再読・嵐が丘
ブロンテ、カフカ、イシグロ、キングなど、名作小説の"こんな読み方もできるんじゃね?"的読書ガイド。
世界名作を読みなおして
人生を書きかえよう。
おりべまこと電子書籍 エッセイ集:物語
再読・嵐が丘
ブロンテ、カフカ、イシグロ、キングなど、
名作小説の読書ガイド。
スティーブン・キングは
ハリウッド映画の原作率ナンバーワンの作家だけど、
どれも長いし、ホラーは苦手、という人には
「スタンド・バイ・ミー」
「刑務所のリタ・ヘイワーズ」
「ゴールデンボーイ」など、
比較的短くて、読みごたえたっぷりの中編がおすすめ。
ホラーの根底にある人間心理のドラマが楽しめます。
そんな読み方の参考書としても。
10月31日(火)16:59 まで
新発売記念4日間無料キャンペーン実施中
もくじ
●再読「嵐が丘」:呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語
●続・再読「嵐が丘」: 呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語
●嵐が丘の旅の追憶
●カフカの寓話「ロビンソン・クルーソー」
●カフカの寓話②「小さな寓話」
●チェコのカッパ
●成長に希少価値がある時代の「三銃士」
●「忘れられた巨人」は、僕たちの未来を描いた物語なのかもしれない
●香水(パフューム):人間存在の深淵につながる「におい」の世界
●スタンド・バイ・ミー 死の淵を覗きに行く少年たちの冒険譚
●女目フィルターの少年像と少女版スタンドバイミーについて
●「刑務所のリタ・ヘイワーズ」:凡人の希望と絶望をめぐる物語
●「ゴールデンボーイ」:誰もが怪物になり得る恐怖の神話
●ゴーストの正体と人間のストーリーテリング
●どうして人は地球滅亡・人類滅亡の物語を創り続けるのか?
読書の秋は、世界名作を読みなおして人生を書きかえよう。
おりべまこと電子書籍・新刊
再読・嵐が丘
本日10月28日(土)17:00~31日(火)16:59
新発売記念4日間無料キャンペーン!
読書の秋は、世界名作を読みなおして人生を書きかえよう。
エミリー・ブロンテ「嵐が丘」は
世間で言われてきた恋愛小説などではなく、
毒親の虐待に打ち克ち、
新たな人生を切り拓くつ子どもたちの勇気の物語。
ブロンテ、カフカ、カズオ・イシグロ、
スティーブン・キングなど、世界名作、ベストセラー小説の
"こんな読み方もできるんじゃね?"的読書ガイド。
もくじ
●再読「嵐が丘」:呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語
●続・再読「嵐が丘」: 呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語
●嵐が丘の旅の追憶
●カフカの寓話「ロビンソン・クルーソー」
●カフカの寓話②「小さな寓話」
●チェコのカッパ
●成長に希少価値がある時代の「三銃士」
●「忘れられた巨人」は、僕たちの未来を描いた物語なのかもしれない
●香水(パフューム):人間存在の深淵につながる「におい」の世界
●スタンド・バイ・ミー 死の淵を覗きに行く少年たちの冒険譚
●女目フィルターの少年像と少女版スタンドバイミーについて
●「刑務所のリタ・ヘイワーズ」:凡人の希望と絶望をめぐる物語
●「ゴールデンボーイ」:誰もが怪物になり得る恐怖の神話
●ゴーストの正体と人間のストーリーテリング
●どうして人は地球滅亡・人類滅亡の物語を創り続けるのか?
全15編
おりべまこと電子書籍新刊 エッセイ集:物語
再読・嵐が丘 本日発売!
世界名作を読みなおして、人生を書きかえよう。
エミリー・ブロンテ「嵐が丘」は恋愛小説ではなく、
毒親の虐待に打ち克ち、新たな人生を切り拓くつ子どもたちの勇気の物語。
ブロンテ、カフカ、カズオ・イシグロ、スティーブン・キングなど、世界名作、ベストセラー小説の
"こんな読み方もできるんじゃね?"的読書ガイド。
ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から
15編のエッセイを編集・リライト。
もくじ
●再読「嵐が丘」:呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語
●続・再読「嵐が丘」: 呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語
●嵐が丘の旅の追憶
●カフカの寓話「ロビンソン・クルーソー」
●カフカの寓話②「小さな寓話」
●チェコのカッパ
●成長に希少価値がある時代の「三銃士」
●「忘れられた巨人」は、僕たちの未来を描いた物語なのかもしれない
●香水(パフューム):人間存在の深淵につながる「におい」の世界
●スタンド・バイ・ミー 死の淵を覗きに行く少年たちの冒険譚
●女目フィルターの少年像と少女版スタンドバイミーについて
●「刑務所のリタ・ヘイワーズ」:凡人の希望と絶望をめぐる物語
●「ゴールデンボーイ」:誰もが怪物になり得る恐怖の神話
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●どうして人は地球滅亡・人類滅亡の物語を創り続けるのか?
読書の秋は世界名作を読みなおして、人生を書きかえよう。
「叔母Q」無料キャンペーンご利用でのお買い上げ、
ありがとうございました。
気にいっていただけたらレビューをお願いします。
引き続きAmazon Kindleにて¥500で発売中です。
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おりべまことの本は現在33冊発売していますが
1カ月¥980で読み放題のKindle Unlimitedでも
もちろんお読みいただけます。
ご興味があればぜひどうぞ。
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来週以降、「読書の秋」ということで
読書ガイド風エッセイ集を出します。
第1弾は「再読・嵐が丘」。
こちらもよろしくお願いします。
新刊「叔母Q」発売記念4日間無料キャンペーン
本日10月14日(土)17:00~10月17日(火)16:59
AmasonPrimeキャンペーンのついでにぜひどうぞ。
叔母の温子(ながこ)は
ロサンゼルスの下町のアパートで孤独のうちに死んだ。
リトルトーキョーの小さな葬儀屋の一室で
彼女の遺骨を受け取った甥の「わたし」は供養のために、
可愛がってくれた叔母と
昭和の家族についての話を葬儀屋に語る。
子供だった「わたし」と、
戦後の時代を生きた叔母との記憶の断片を
つなぎ合わせた物語。
短編。2万3千字。
おりべまこと電子書籍新刊「叔母Q」 本日発売
叔母の温子(ながこ)は
ロサンゼルスの下町のアパートで孤独のうちに死んだ。
リトルトーキョーの小さな葬儀屋の一室で
彼女の遺骨を受け取った甥の「わたし」は供養のために、
可愛がってくれた叔母と昭和の家族についての話を
葬儀屋に語る。
「わたしも叔母のことが好きでした」
そう口にするとあの口もとのホクロを思い出した。
家族だった彼女は恋人でもあった。
生まれて初めて意識した大人の女だった。
子供だった「わたし」と、
戦後の時代を生きた叔母との記憶の断片を
つなぎ合わせた物語。短編小説。2万3千字。¥500
もくじ
1 パンパン 1960年
2 リトルトーキョー 2023年
3 結婚式 1988年
4 昭和家族 1960年代
5 チューベー 1968年
6 ナンシー 2023年
7 母と叔母 1968年
8 GHQ 1945年
9 ロサンゼルス 2023年
10 姪と叔母 2023年
叔母の温子はロサンゼルスの下町のアパートで孤独死した。
リトルトーキョーの小さな葬儀屋の一室で
彼女の遺骨を受け取った甥の「わたし」は供養のために、
可愛がってくれた叔母と昭和の家族についての話を
葬儀屋に語る。
「わたしも叔母のことが好きでした」
そう口にすると彼女の口もとのホクロを思い出し、
閉じられていた記憶の扉が次々と開いていった。
短編(2万字) 10月12日(木)発売予定。
「週末の懐メロ 第3巻」
発売記念無料キャンペーン終了しました。
ご購入ありがとうございました。
気に入っていただけたらレビューよろしくお願いします。
なお、引き続き¥300で発売中なので、未読の方はぜひ。
https://www.amazon.com/dp/B0CJBXV8JX
次回は短編小説「叔母Q」10月上旬発行予定。
その後、物語エッセイ集「再読・嵐が丘」
「再読・村上春樹」「再読・夏目漱石」
長編小説「今はまだ地球がふるさと」
「週末の懐メロ第4巻」年内発行準備中です。
応援・ご愛読、よろしくお願いいたします。
おりべまこと電子書籍新刊
「週末の懐メロ 第3巻」
20世紀ポップミュージックの回想・妄想・新発見!
主観9割の音楽エッセイ。
昭和世代・20世紀世代のお楽しみにはもちろん、
21世紀を生きる若い世代の
お宝案内書としてもご利用ください。
いつも心に音楽を。
9月21日(木)16:00~24日(日)15:59まで
発売記念4日間無料キャンペーン実施中!
収録曲
57 暗黒(スターレス)/キング・クリムゾン 【1974】
58 イッツ・ア・ミステリー/トーヤ 【1981】
59パッフェルベルのカノン/ジョージ・ウィンストン【1982】
60 オン・マイ・オウン/島田歌穂 【1987】
61 長い夜/シカゴ 【1970】
62 ケイト・ブッシュ・クリスマススペシャル 【1979】
63 ジェネシス・ライブ 【1973】
64 ビー・マイ・ベイビー/ザ・ロネッツ 【1963】
65 ジェイデッド/エアロスミス 【2001】
66 リヴィング・イット・アップ/リッキー・リー・ジョーンズ 【1981】
67 冬の散歩道/サイモンとガーファンクル 【1966】
68 ごはんができたよ/矢野顕子 【1980】
69 だれかが風の中で/上條恒彦&小室等 【1972】
70 ブロークン・イングリッシュ/マリアンヌ・フェイスフル 【1979】
71 アイビスの飛行/マクドナルド&ジャイルズ 【1971】
72 今日の日はさようなら/森山良子 【1967】
73 サマータイム・ブルース/RCサクセション 【1988】
74 タイム・アフター・タイム/シンディ・ローパー【1984】
75 ピアノマン/ビリー・ジョエル 【1973】
76 そよ風の誘惑/オリビア・ニュートン・ジョン 【1975】
77 ネバーエンディングストーリー/リマール 【1984】
78 アニバーサリー/松任谷由実 【1989】
79 あなたがここにいてほしい/ピンク・フロイド 【1975】
80 私は風/カルメン・マキ&OZ 【1975】
81 ヒート・オブ・ザ・モーメント/エイジア 【1982】
82 ベティ・デイビスの瞳/キム・カーンズ 【1981】
83 チャイルド・イン・タイム/ディープ・パープル【1970】
84 さよならレイニーステーション/上田知華+KARYOBIN
【1980】
全28曲
好評につき延長
親子で読もう!夏休み無料キャンペーン第6弾
「ざしきわらしに勇気の歌を」
8月20日(日)17時~8月22日(火)16時59分まで
認知症になった寅平じいさんの人生最後のミッション。
それは最強の妖怪「むりかべ」に立ち向かう
ざしきわらしのきょうだいを
得意の歌で応援することだった。
笑ってちょっと不思議な気持ちになる、妖怪幻想譚。
おりべまこと11日間連続
親子で読もう!夏休み無料キャンペーン第5弾
「ポップミュージックをこよなく愛した
僕らの時代の妄想力」
8月18日(金)17時~8月20日(日)16時59分
ロックが劇的に進化し、ポップミュージックが
世界を覆った時代.
ホームビデオもインターネットもなくたって、
僕らはひたすら妄想力を駆使して音楽と向き合っていた。
僕らのイマジネーションは音楽からどれだけの影響を受け、
どんな変態を遂げたのか。
心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する
音楽エッセイ集。
もくじ
●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、
ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える
●純情ストーカー男と純心DV願望女の昭和歌謡
●悲しいことなんてぶっとばすロックンロールバンドのモンキービジネス
●21世紀のビートルズ伝説
●義弟のアナログレコードと帰ってきたカレン・カーペンター
●森田童子の思い出:僕らの時代の子守唄
ほか全33編
親子で読もう!
夏休み無料キャンペーン 第4弾
ちち、ちぢむ
8月16日(水)16時~8月18日(金)15時59分
ろくでなしだけど大好きなお父さんが
「ちっちゃいおじさん」に!
将来、生物学者をめざす秀才ケントは、
これはオタマジャクシの時よりも小さくなってしまう
アベコベガエルと同じく、
アポトーシス(細胞の死)による
変異が起こっていると解析。
社会の役に立たないハンパな男たちが
こぞって縮んでしまう怪現象は、
人類による環境破壊を阻止しようとする
地球の意志なのだろうか?
人新世(アンドロポセン)の時代を生きる
アベコベ親子の奇々怪々でユーモラスな冒険と再起の物語。
おりべまこと夏休み無料キャンペーン第3弾
昭和96年の思い出ピクニック
8月14日(月)16時~8月16日(水)15時59分まで
みんなが愛して憎んで生きた昭和時代を
1960(昭和35)年生まれの著者が探検する
面白まじめエッセイ集。
終戦記念日には昭和のことに思いを馳せよう。
もくじ
・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会
・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?
・昭和オカルト大百科
・新聞少年絶滅?物語
・死者との対話:父の昭和物語
・社会全体の児童虐待と「晴れた空」
ほか30編
夏休み無料キャンペーン第2弾
いたちのいのち
8月12日(土)16時~14日(月)15時59分まで
カナコは10歳。小学4年生。お母さんと二人暮らし。
しかしもう一人、というか一匹、
いっしょに暮らす同居者がいる。
その名は「イタチ」。ペットのフェレットだ。
学校でも家でも口をきかないカナコにとって、
イタチは唯一、心を開いて話ができる親友であり家族だ。
天使だったイタチは、
人間として地球に生まれることを望んでいが、
天国の〈地球いきもの派遣センター〉の
手続き上のミスによって人間になるのを諦め、
その代わりにフェレットとして
ワンサイクルの命をまっとうすることになった。
子どもからちょっとおとなに変わっていくカナコと、
そのそばで天使の目を持ったまま生きる
フェレットのイタチ。
それぞれの日常生活と事件の数々、
そして別れまでを描く動物ファンタジー。
親子で読もう! 夏休み無料キャンペーン
オナラよ永遠に
8月10日(木)16時~8月12日(土)15時59分
ぼくは小学5年生の救太郎。
かわいいあの子を守るために、
学校の教室で彼女が漏らしたオナラの罪をかぶって
「ヘコキ虫」と、いじめられるハメに。
でも、それだけじゃなかった。
未来からタイムスリップして来たサイボーグ・プ―太郎に
「君は救世主だ」と決めつけられ、
人類を脅かす恐るべき敵との戦いに巻き込まれてしまう。
一発の小さなオナラから巻き起こる
愛と笑いと冒険のSFファンタジー。
親子で読もう!明日10日(木)から
おりべまことKindle夏休み無料キャンペーン2023
子どもが読める、大人も楽しい電子書籍
8月10日(木)16:00~12日(土)15:59
「オナラよ永遠に」
小学5年生の小松救太郎は、ぬきうちテストの最中にオナラをもらし、クラス中からいじめられる。しかし、その真犯人は彼の好きな女の子だった。一発のオナラから巻き起こる愛と笑いのSFファンタジー。
12日(土)16:00~14日(月)15:59
「いたちのいのち」
小4の女の子カナコと天使の目を持ったペットのフェレット
「イタチ」との日常とファンタジーを行き来する物語。
14日(月)15:59~16日(水)15:59
「昭和96年の思い出ピクニック」
みんなが愛して憎んで生きた時代を1960(昭和35)年生まれの著者が探検する面白まじめエッセイ集。
16日(水)16:00~18日(金)15:59
「ちち、ちぢむ」
お父さんが「ちっちゃいおじさん」に!
役立たずの男たちが縮んでしまう怪現象は地球の意志なのか? アベコベ親子の奇々怪々でユーモラスな物語。
18日(金)16:00~20日(日)15:59
「ハンザキを喰った話」
オオサンショウウオの不思議な生命力に人生を左右されることになった明治・大正の発明家と、昭和・平成のライターの怪奇な運命の物語。
仕事としてライターをやりたいのなら、
まず書くことを楽しむこと。
書くことを楽しむことなく、
良い文章・りっぱな文章・人に褒められる文章を
書こうとしても、絶対に続きません。
そしてライターの仕事のうち、書くことは半分だけ。
あとの半分はクライアントや取材相手と
良い人間関係を築くことです。
これができないと仕事はあなたのところには来ません。
まずこの二つを踏まえて、
ライターの仕事に興味のある人は読んでみてください。
薬にはなりませんが、
サプリメントくらいの効用はあるかも。
実用的なマニュアルっぽいものもいくつかありますが、
基本的には自分の感想・考察などを綴った
エッセイなので、
「ふーん、こういうやり方・考え方もあるのか」
と思って気楽に読んでみてください。
もくじ
・まえがき みんなライター あなたも物書き
・メディアにおけるメールを利用した取材について
・追記:リモート取材
・メモ帳活用ライティング
・自伝を書いて脚色する
・ライターの仕事の半分以上は取材
・代筆業の進め方 具体例
・AIライター・ロボットライター
・人に見せない、自分だけの秘密の文章を書く
・「継続は力なり」を今頃やっと実感
・ライターという職業の面白さ
・マルチなわらじと自分マネージメント術
・取材はイベントにしたい
・ビジネスのための本気の企業理念
・デジタル時代ならではのアナログ手書き写本トレーニング
・企業ブランディングとストーリーテリング
・世界は代筆でできている
・ホームページに心のこもったお手入れを
・インタビュー術「あなたの健康の秘訣は?」
・文章力よりも相手のいいところを発見する力
・「みみずくは黄昏に飛び立つ」は書き手・聞き手のバイブル
・本を出したい人は心の地図を開いてブログを書こう
・春の小川流さらさら仕事術
・自動書き起こしソフトから生まれた地球のメッセージ?
・日本人はデジタルに心を求める
・あとがき 村上・キング方式をマネる
Kindleより本日発売。¥300
これは「物書きをめざす人」と
「物書きを続ける人」に向けた本である。
ブログで時々、仕事についての話を書いているが
割と覗いてくれる人が多い。
数年前の記事でもちょくちょくアクセスがある。
それで興味を持つ人のために一度、まとめてみた。
この本で物書きと言うのは、
職業としてのライター(執筆業)はもちろんだが、
職業としていなくても、
何らかの文章を書く人・書きたい人全般を指している。
書くという行為は、本能とまではいわないまでも、
かなり人間の本質的な部分から起こす行動だと
思うからだ。
特に情報化が進んだ世の中で生きる現代人にとって、
この表現活動は生活の一部であり、人生のなかでけっこう大きな部分を占めていると思う。
毎日SNSで何かしら自分の意見を
発信している人だって、
自分の文章に責任を持てる人であれば
ライターと呼んでもいいし、
名乗ってもいいかもしれない。
逆に言えば、ライターと名乗ることで
発信のしかたも変わってくるのではないだろうか。
そんなわけで僕のブログの仕事の話に
興味を持ってくれる人は、みんな物書きであり、
ライターと言ってもいいと思っている。
現代社会では人は皆、自分の意思次第で
「人生の中でいつか物書きになることをめざす人」
にもなれるし、
「一生物書きをやり続ける人・物書きであり続ける人」
にもなれるのだ。
僕はもう還暦を過ぎているが、
ライターと名乗って仕事を始めてから、
かれこれ30年以上経つ。
もともと演劇やテレビ・ラジオドラマの
脚本を書いていて、最近は小説なども手掛けているが、
ここでは基本的にビジネス関係
(書籍出版・雑誌・ウェブ記事)の
執筆活動の話をまとめてみた。
特に取材・インタビューについての話が多いので、
そうした方面の仕事がしたい人・している人には
ちょっと面白く、役に立つかもしれない。
実用的なマニュアルっぽいものもいくつかあるが、
基本的には自分の感想・考察などを綴った
エッセイなので、
「ふーん、こういうやり方・考え方もあるのか」
と思って気楽に読んでほしい。
8月6日(日)発売予定。
本日は電子書籍の新刊予告。
エッセイ集:仕事「書く人に効くサプリメント」
ブログで気まぐれで書いている
ライター業に関するエッセイ・書き方マニュアルなどが
割とよく読まれているようなので、
電子書籍にまとめて発売することにしました。
ライターの仕事をやっている方、めざしている方、
本を書いている方、書きたい方のための
「薬」とまでは言いませんが、
サプリメントくらいにはなるかも。
参考にしてお役立ていただければ幸いです。
今週中に発売予定。どうぞお楽しみに。
洗たく女の七夕キャンペーン
本日7月5日(水)16時スタート!
7月10日(月)15:59まで6日間無料です。
この機会をぜひお見逃しなく!
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人並外れて足が大きいアカネは、その大足のせいでかわいい靴が履けないし、
人生何をやってもうまくいかないと思いこんでいた。
けれども、そんなコンプレックスのタネだった
大足のおかげで彼女は救われる。
DV夫の顔面にガリバーキックをかましてKO。
離婚して自由になると、足で洗たくをする、
富裕層御用達の洗たく屋に就職し、
ずんずん人生を切り開く。
洗たく女として日々働くようになったアカネは、
ある日、街中で足の向くまま歩いていくと
名誉に迷い込み、靴アートの芸術家に遭遇。
その芸術家が、自分の作品に興味を抱いてくれたお礼に、と贈ってくれた一足のサンダルは、魔法の空飛ぶサンダルで、そこから人々の命の“洗たく”をする
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人生何をやってもうまくいかないと思いこんでいた。
けれども、そんなコンプレックスのタネだった
大足のおかげで彼女は救われる。
DV夫の顔面にガリバーキックをかましてKO。
離婚して自由になると、
足で洗たくをする、富裕層御用達の洗たく屋に就職し、
ずんずん人生を切り開く。
洗たく女として日々働くようになったアカネは、
ある日、街中で足の向くまま歩いていくと
靴アートの芸術家に遭遇。
その芸術家が、自分の作品に興味を抱いてくれたお礼に、
と贈ってくれた一足のサンダルは、
魔法の空飛ぶサンダルで、
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アカネの新しい仕事が始まる。
はらたく女の夢と希望、
そして歪んだ現実との格闘・逃走を描く労働ファンタジー。
3万2千字。中編小説。¥500
ぜひ手に取って読んでみてください。
おとなも楽しい少年少女小説・新作
「洗たく女の空とぶサンダル」
バカ夫と離婚した大足のアカネは、
富裕層の洗たくものをガシガシ足で洗う
洗たく女の仕事に就き、新たな人生をスタートさせた。
そんなある日、路上の迷路で
靴アートの芸術家と出逢い、
魔法の赤いサンダルをプレゼントされる。
はたらく女の夢と希望と現実の物語。
6月30日(金)Kindleより発売予定。
おりべまこと電子書籍新刊「週末の懐メロ 第2巻」
5月29日(月)16:59まで発売記念
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20世紀ポップミュージックの
回想・妄想・新発見のエッセイ集。
アクセス数ナンバーワンの
「サパーズレディ/ジェネシス」、
超ビッグアーティスト2人が作った
異なる2種類のバージョンが存在する
「秘密の花園/松田聖子」、
女ベーシストの魅力を世に知らしめたスージーQと
テイスト・オブ・ハニー等、読みどころいっぱい。
基本的に自分の人生のテンションを上げる
ドラッグみたいな感覚で書いていますが、
何割かは同世代の人たちと記憶を共有したい、
そして、若い世代の人たちにこんな曲があって、
こんな歌手・バンドが活躍してたって知ってほしい。
このエッセイであなたの人生に
素晴らしいインスピレーションをもたらす歌を
見つけてください。
無料キャンペーンのタイムリミットは明日16時59分まで。
目次を見て気になる楽曲・アーティストがいたら、
このチャンスにペラッと読んでみてくださいね。
第2巻は♯29~♯56まで28篇を収録しています。
もくじ
29 サパーズレディ/ジェネシス【1972】
30 ララ・ミーンズ・アイ・ラブ・ユー/スウィング・アウト・シスター【1994】
31 シュガー・ベイビー・ラブ/ザ・ルベッツ【1974】
32 パンク蛹化の女/戸川純とヤプーズ【1984】
33 ジョニー・B・グッド/チャック・ベリー【1958】
34 雨のクロール/森田童子 【1975】
35 ナッシング・トゥ・ルーズ/U.K. 【1979】
36 雨音はショパンの調べ/小林麻美【1984】
37 紅い月/佐野元春&ザ・コヨーテバンド【2015】
38 ワイルドワン/スージー・クアトロ【1974】
39 ダンシング・ウィズ・ミスターD/ザ・ローリング・ストーンズ【1973】
40 真夏の出来事/平山みき(代官山ミラクルキャバレー)【1971】
41 カナリア諸島にて/大滝詠一【1981】
42 秘密の花園/松田聖子【1983】
43 ラヴ・ラヴ・ラヴ/ザ・タイガース【1969】
44 少年ヴィーナス/ビョーク【1993】
45 Summer/久石 譲【1999】
46 イエローサブマリン音頭/金沢明子【1982】
47 ああ青春/中村雅俊+ゴーイング・アンダーグラウンド 【1975】
48 今夜はブギ・ウギ・ウギ/テイスト・オブ・ハニー 【1978】
49 永遠の調べ/キャメル【1976】
50 エニウェア・イズ/エンヤ 【1995】
51 サンシャイン・ラブ/クリーム【1967】
52 ノーモア“アイ・ラブ・ユーズ”/アニー・レノックス 【1995】
53 スリラー/マイケル・ジャクソン【1982】
54 ロックバルーンは99/ネーナ 【1983】
55 アローン・アゲイン/ギルバート・オサリヴァン【1971】
56 ホワット・ア・フィーリング/アイリーン・キャラ 【1983】
おりべまこと電子書籍新刊「週末の懐メロ 第2巻」
5月29日(月)16:59まで
発売記念無料キャンペーン実施中!
主観9割。偏見まみれ。20世紀ポップミュージックの回想・妄想・新発見のエッセイ集。
このエッセイは基本的に自分の
人生のテンションを上げるための
ドラッグみたいなもの。
でも、何割かは同世代の人たちと
記憶を共有したいという思い、そして、
若い世代の人たちに知ってほしいという
思いを抱いて書いています。
きっとあなたを元気にする歌、
あなたの人生にインスピレーションを与える歌が
一つや二つはあるはず。
目次を見て気になる楽曲・アーティストがいたら、
この機会にペラッと読んでみてくださいね。
第2巻は♯29~♯56まで28篇を収録しています。
もくじ
29 サパーズレディ/ジェネシス【1972】
30 ララ・ミーンズ・アイ・ラブ・ユー/スウィング・アウト・シスター【1994】
31 シュガー・ベイビー・ラブ/ザ・ルベッツ【1974】
32 パンク蛹化の女/戸川純とヤプーズ【1984】
33 ジョニー・B・グッド/チャック・ベリー【1958】
34 雨のクロール/森田童子 【1975】
35 ナッシング・トゥ・ルーズ/U.K. 【1979】
36 雨音はショパンの調べ/小林麻美【1984】
37 紅い月/佐野元春&ザ・コヨーテバンド【2015】
38 ワイルドワン/スージー・クアトロ【1974】
39 ダンシング・ウィズ・ミスターD/ザ・ローリング・ストーンズ【1973】
40 真夏の出来事/平山みき(代官山ミラクルキャバレー)【1971】
41 カナリア諸島にて/大滝詠一【1981】
42 秘密の花園/松田聖子【1983】
43 ラヴ・ラヴ・ラヴ/ザ・タイガース【1969】
44 少年ヴィーナス/ビョーク【1993】
45 Summer/久石 譲【1999】
46 イエローサブマリン音頭/金沢明子【1982】
47 ああ青春/中村雅俊+ゴーイング・アンダーグラウンド 【1975】
48 今夜はブギ・ウギ・ウギ/テイスト・オブ・ハニー 【1978】
49 永遠の調べ/キャメル【1976】
50 エニウェア・イズ/エンヤ 【1995】
51 サンシャイン・ラブ/クリーム【1967】
52 ノーモア“アイ・ラブ・ユーズ”/アニー・レノックス 【1995】
53 スリラー/マイケル・ジャクソン【1982】
54 ロックバルーンは99/ネーナ 【1983】
55 アローン・アゲイン/ギルバート・オサリヴァン【1971】
56 ホワット・ア・フィーリング/アイリーン・キャラ 【1983】
1996年5月に出たPUFFYのデビュー曲にして大ヒット曲。
作詞は井上陽水、作曲は彼女らの
プロデューサーでもある奥田民生。
当初、CMソングとしても使われていたけど、
ついこの間もリバイバルCMソングに
なっていたことも記憶に新しい。
歌詞はまったく意味不明だが、
これは井上陽水の言葉遊びの世界。
漠然としたアジアのイメージをもとに
自由に、パワフルに音楽が広がっていく感じが楽しい。
「アジアの純真」と言いながら、
歌に出てくる単語のなかでアジアの地名や
アジア産のものは半分程度。
ベルリンはドイツ、ダブリンはアイルランドの都市。
リベリアはアフリカの国。
バラライカはロシアの民俗楽器と、
ワールドワイドにイメージが飛び交う。
高校の地理の授業で、
この歌詞のなかからアジアの地名でないもの、
アジアと関係ないものを挙げよ、
なんてやっていたこともあるらしい。
PUFFYの活躍もワールドワイドで、
デビュー後まもなくアジアキャンペーンをやって人気拡大。
2004年には彼女らをモデルにしたアニメ
『ハイ!ハイ! パフィー・アミユミ』がアメリカでブレイク。
その後、活動は全世界に広がった。
いま振り返ってみると、
この曲のハチャメチャでカオスな世界観は、
ネット情報が地球を覆い、
それぞれの文化が絶えずクロスオーバーする、
現在の世界の状況を表現しているようにも思える。
いつ聴いても明るくて楽しくて元気。
初めて観たけど、
このオリジナルMVも遊び心いっぱいで面白くて大好き。
まるで27年前に見た予知夢のようだ。
おりべまこと電子書籍新刊
「週末の懐メロ 第2巻」
20世紀ポップミュージックの回想・妄想・新発見!
本日5月26日(金)17:00~29日(月)16:59まで 発売記念
無料キャンペーン!
主観9割・偏見まみれの音楽エッセイ。
ブログ連載 ♯29~♯56まで、全28篇を収録。お気に入りの曲やアーティストがいれば覗いてね。
おりべまこと電子書籍新刊
「週末の懐メロ 第2巻」本日発売。
20世紀ポップミュージックの回想・妄想・新発見!
明日5月26日(金)17:00~29日(月)16:59まで
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主観9割・偏見まみれの音楽エッセイ。
ブログ連載 ♯29~♯56まで、全28篇を収録。
お気に入りの曲やアーティストがいれば覗いてね。
もくじ
29 サパーズレディ/ジェネシス 【1972】
30 ララ・ミーンズ・アイ・ラブ・ユー/スウィング・アウト・シスター 【1994】
31 シュガー・ベイビー・ラブ/ザ・ルベッツ 【1974】
32 パンク蛹化の女/戸川純とヤプーズ 【1984】
33 ジョニー・B・グッド/チャック・ベリー 【1958】
34 雨のクロール/森田童子 【1975】
35 ナッシング・トゥ・ルーズ/U.K. 【1979】
36 雨音はショパンの調べ/小林麻美 【1984】
37 紅い月/佐野元春&ザ・コヨーテバンド 【2015】
38 ワイルドワン/スージー・クアトロ 【1974】
39 ダンシング・ウィズ・ミスターD/ザ・ローリング・ストーンズ 【1973】
40 真夏の出来事/平山みき(代官山ミラクルキャバレー)【1971】
41 カナリア諸島にて/大滝詠一 【1981】
42 秘密の花園/松田聖子 【1983】
43 ラヴ・ラヴ・ラヴ/ザ・タイガース 【1969】
44 少年ヴィーナス/ビョーク 【1993】
45 Summer/久石 譲 【1999】
46 イエローサブマリン音頭/金沢明子 【1982】
47 ああ青春/中村雅俊+ゴーイング・アンダーグラウンド 【1975】
48 今夜はブギ・ウギ・ウギ/テイスト・オブ・ハニー 【1978】
49 永遠の調べ/キャメル 【1976】
50 エニウェア・イズ/エンヤ 【1995】
51 サンシャイン・ラブ/クリーム 【1967】
52 ノーモア“アイ・ラブ・ユーズ”/アニー・レノックス 【1995】
53 スリラー/マイケル・ジャクソン 【1982】
54 ロックバルーンは99/ネーナ 【1983】
55 アローン・アゲイン/ギルバート・オサリヴァン 【1971】
56 ホワット・ア・フィーリング/アイリーン・キャラ 【1983】
おりべまこと電子書籍
春のルネッサンスキャンペーン第3弾
いよいよ明日5月7日(日)16:59まで!
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小5の救太郎は学校でうっかり漏らしてしまった一発のオナラをきっかけに、未来からやって来たキテレツな男と遭遇し、人類存亡の危機を救うミッションを担うことになる。屁をテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを満載したSF恋愛活劇。
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人間として生まれるはずだったのに、天国のお役所の手違いでフェレットになって地球に落ちて来たイタチは、お母さんと二人で暮らす、ちょっとさびしがり屋の女子小学生のペットになる。二つのいのちの暮らしを面白おかしく描いたお話。
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AI・ロボットが発達した、21世紀から遠くない未来社会。人間は恋愛も子どもへの愛情もロボットに依存した暮らしを送っていた。そんななか、虐待を受けて廃棄処分になった少年ロボットは、年老いたダンサーと出会い、踊る喜びを知ったことから再起動する。新しいアダムとイブの誕生を描くSF物語。
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あなたのより良き人生のおともに。
「ドウシテ人間は、オ酒ヲ飲ンダリ、
煙草ヲ吸ッタリスルノデスカ?」と、
友だちのロボットに聞かれたので、
「銀河連邦と交信するためだよ」と答えた。
そしたら「ワタシモシタイノデ飲ンダリ吸ッタリシテイイデスカ?」と言うので、
「地球の未来を担う君たちが人間みたいになったら
どうするんだ?」とたしなめた。
というわけで、
本日より春のルネッサンスキャンペーン第2弾!
4月27日(木)17:00~30日(日)16:59まで
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エッセイ集:生きるシリーズ3タイトル
★酒タバコやめて100まで生きたバカ
・わたしの中の人間のクズ
・客観性という名の神様と自分の物語
・人生最後の全力疾走?
・「赤い服の少女」に学ぶ人生タマタマ
・人を食った話 ほか全35篇収録
★いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル
・とんかつ屋はいかにして声優に転身したか
・eパン刑事、その愛と死とスマホ
・生殖機能終了後の人生とは?
・中年期以降の同窓会幹事の心のゆらぎ
・お母さんは夕暮れの交差点で踊った ほか全38篇収録
★銀河連邦と交信中なう
・「人間を大事にしています」ってどういうこと?
・慢性硬膜下血腫で頭の手術の顛末記
・電車内スマホゲームはなぜカッコ悪いか
・みずから幸福になることを放棄している日本人
・落書きペンは地球色 ほか全38篇収録
今年になってから時代が変わっている感が倍増。
AI・ロボットが世界を席巻し、人類の暮らしから
酒・タバコが消えるのも間近?と感じてしま今日この頃。
これもまた新たなルネッサンスの始まりなのか?
このチャンスにあなたの
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成功人生に行き詰った時の便秘薬に、
ぜひともご常備ください。
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春のルネッサンスキャンペーン第1弾
「ネズミを取り出すミケランジェロ」
ご購入ありがとうございました。
好評につき、今週は第2弾を実施。
エッセイ集:生きるの既刊3作を無料セールします。
期間 4月27日(木)17:00~30日(日)16:59 4日間
●酒タバコやめて100まで生きたバカ
●いつもちょっとだけクレイジーでいるためのスキル
●銀河連邦と交信中なう
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世俗の成功人生の追求に便秘症状を起こした時の
常備薬にぜひどうぞ。
作家のスティーブン・キングは、
雑誌「ニューヨーカー」のインタビューで、
ストーリーというものは地中に埋もれた化石のように
探しあてるべきものだ、と答えたという。
これも大理石のなかにダビデを見出した
ミケランジェロの話や、
あるいは木の中にネズミを見出した混血の少年
(村上春樹「1Q84」のなかで語られる人物)の話と同じ。
キングの答は面白い。
さすがアメリカの超売れっ子作家。
もちろんその化石を美しい形のまま
掘り出すのには、さまざまな技術とセンスがいる。
その多くは天賦のもののようだ。
それを人は「才能」とか「ギフト」とか呼ぶ。
ストーリーを「人生のストーリー」と言い換えてみよう。
それはあらかじめ、僕たちのなかに埋もれている、
僕たちがすべきことは、
その人生のストーリーを見出し、成長の場を与え、
時期を見てうまく掘り出すことである。
それができれば人生は成功だ。
ただし、埋もれていたのが、
社会から絶賛される巨大な恐竜の化石なのか、
見向きもされない小さな貝殻の化石なのかの違いはある。
けれども、どんなものであれ、
あなたも僕も懸命に掘り出すしかないではないか。
春のルネッサンスキャンペーン!
エッセイ集:生きる4
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ー人間1年生が人生の成功とは何か考えるー
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もはや夏みたいに暑いけど・・・
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4月21日(金)17:00~24日(月)16:59
令和時代の始まりと世界のコロナ禍による混乱をくぐりぬけ、
人生のサクセスとハピネスとは何かを考える面白エッセイ集。
このチャンスにあなたのスマホ・PC・タブレットに
インストール。人生のおともに。
もくじ
・オレのオリジナルという幻想とパクられるという妄想
・海から山への人生進化論
・ネズミを取り出すミケランジェロ
・姉ヶ崎の遠い海
・何事も思い立ったが吉日
・人生何度目かの宮沢賢治との再会
・50年前の高校生たちのイキイキ「未知との遭遇」
・人間ひとりでは生まれて死ねない
ほか ボリュームたっぷり全39編収録。
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ネズミを取り出す
ミケランジェロ
4日間無料キャンペーン
4月21日(金)17:00~
24日(月)16:59
令和時代の始まりと世界のコロナ禍による混乱をくぐりぬけ、人生のサクセスとハピネスとは何かを考える面白エッセイ集。この機会にぜひあなたのスマホ・PC・タブレットにインストールして人生のおともに連れてって。
●ご紹介
ミケランジェロは大理石の塊の中にいたダビデを解放した。
つまり、自分の頭の中でダビデ像をイメージして石を刻んだのではなく、
石の中に潜んでいるダビデの姿を見出し、
ただ、それをそのまま取り出したのだ、と伝えられている。
最近、この言葉こそ創作の真実を表現し、
人生でやるべき最も重要なことではないかと考えるようになった。
彫刻とか芸術作品に限らない。
人はそれぞれ人生をかけてやるべきことを
自分のなかに持っている。
それを見つけられるかどうか。
そして見つけたものをわが手で形にして外に取り出せるかどうか。
それがすべてなのではないかと思う。
僕たちは望むなら何らかの努力をし、
何らかの方法、何らかのタイミングで、
自分にとって価値あるものを見つけ出し、
美しい形で取り出さなくてはならない。
もし、それができれば人生は成功したと言えるはずだ。
たとえその成功が、
世間で「これぞ成功ですよ」とされるものとは、
まったく違っていたとしても。
令和時代の始まりと世界のコロナ禍による混乱をくぐりぬけ、
人生のサクセスとハピネスとは何かを考える面白エッセイ集。
●もくじ
・オレのオリジナルという幻想とパクられるという妄想
・“稼ぐ”という言葉と稲作物語
・住所変更で銀行の変貌ぶりをリアル体験
・いい大人が恥ずかしい電車内・ホームの暴力
・74年前の原爆と47年前のアトムズと原子力の今日
・中身スカスカの自己啓発本より
そこそこ楽しいバッティングセンター
・海から山への人生進化論
・酒タバコやめて100まで生きたかねぇ
・よけいな荷物を背負わない結婚
・1日3回の深呼吸
・もうイメージできない別の人生
・なぜ人はJOKERに魅了されるのか?
・酒タバコやめて100まで生きたバカ:
シガーバー&愛煙家通信編
・「忘れられた巨人」は僕たちの未来を描いた物語
・ミラクルクリスマス
・「メリークリスマス!」は時代遅れの宗教ハラスメント?
・わたしも「コンビニ人間」
・何のために豊かになろうとしているのか?
・キャッシュレスの時代になっても「現金な世の中」
・あれこれ学んでも本当にやりたいわずかなことしかできない
・新型コロナウィルスはペルリの黒船か?
・バカは死んでも治らない
・「みみずくは黄昏に飛び立つ」は書き手・聞き手のバイブル
・働かなくても食うべしココロ
・緊急事態宣言前夜に神の子あらわる
・のびのび生きなおそう
・ありふれた一日でもあなたには記念日
・気がつけば世界の終わりにいた
・生きていく燃料としての記憶
・オンラインLOVEの恋人たち
・人間1年生
・夢の未来建築は昔ながらの町屋?
・ネズミを取り出すミケランジェロ
・姉ヶ崎の遠い海
・何事も思い立ったが吉日
・人生何度目かの宮沢賢治との再会
・こなきじじいとねこなきじじい
・50年前の高校生たちのイキイキ「未知との遭遇」
・人間ひとりでは生まれて死ねない
全39編収録
本日発売!おりべまこと電子書籍新刊
エッセイ集:生きる4
「ネズミを取り出すミケランジェロ」
ミケランジェロは大理石の塊の中にいた
ダビデを解放した。
つまり、自分の頭の中でダビデ像をイメージして、
それに合わせて石を刻んだのではなく、
石の中に潜んでいるダビデの姿を見出し、
ただ、それをそのまま取り出したのだ、
と伝えられている。
最近、この言葉こそ創作の真実を表現し、
人生でやるべき最も重要なことではないかと
考えるようになった。
彫刻とか芸術作品に限らない。
人はそれぞれ人生をかけてやるべきことを
自分のなかに持っている。
それが見つけられるかどうか。
そして見つけたものをわが手で形にして
外に取り出せるかどうか。
それがすべてなのではないかと思う。
僕たちは望むなら何らかの努力をし、
何らかの方法、何らかのタイミングで、
自分にとって価値あるものを見つけ出し、
それを美しい形で取り出さなくてはならない。
もし、それができれば人生は成功と言えるはずだ。
たとえそれが世間的成功からは遠いものだとしても。
令和時代の始まりと
世界のコロナ禍による混乱をくぐりぬけ、
人生のサクセスとハピネスとは何かを考える
面白エッセイ集。
もくじ
・オレのオリジナルという幻想とパクられるという妄想
・“稼ぐ”という言葉と稲作物語
・住所変更で銀行の変貌ぶりをリアル体験
・いい大人が恥ずかしい電車内・ホームの暴力
・74年前の原爆と47年前のアトムズと原子力の今日
・中身スカスカの自己啓発本より
そこそこ楽しいバッティングセンター
・海から山への人生進化論
・酒タバコやめて100まで生きたかねぇ
・よけいな荷物を背負わない結婚
・1日3回の深呼吸
・もうイメージできない別の人生
・なぜ人はJOKERに魅了されるのか?
・酒タバコやめて100まで生きたバカ:
シガーバー&愛煙家通信編
・「忘れられた巨人」は僕たちの未来を描いた物語
・ミラクルクリスマス
・「メリークリスマス!」は時代遅れの宗教ハラスメント?
・わたしも「コンビニ人間」
・何のために豊かになろうとしているのか?
・キャッシュレスの時代になっても「現金な世の中」
・あれこれ学んでも本当にやりたいわずかなことしかできない
・新型コロナウィルスはペルリの黒船か?
・バカは死んでも治らない
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・働かなくても食うべしココロ
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・生きていく燃料としての記憶
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全39編収録
amazon kindleより発売中 ¥500
おりべまこと電子書籍新刊予告:
エッセイ集:生きる4「ネズミを取り出すミケランジェロ」
人間1年生が人生の成功とは何か考える面白エッセイ。
4月15日(土)発売予定です。お楽しみに。
もくじ
・バカは死んでも治らない
・働かなくても食うべしココロ
・ありふれた一日でもあなたには記念日
・気がつけば世界の終わりにいた
・オンラインLOVEの恋人たち
・人間1年生
・ネズミを取り出すミケランジェロ
・こなきじじいとねこなきじじい
・50年前の高校生たちのイキイキ「未知との遭遇」
・人間ひとりでは生まれて死ねない
他 全36編収録
泣いて歌って踊るガーナのエンタメ葬、
ハロウィーンの原型となり、
ディズニー映画のモチーフにもなったメキシコの死者の日、
チベット仏教に基づくブータンの鳥葬など、
世界の葬儀・供養を紹介・考察。
雑誌に連載し、電子書籍として発行している
「世界のEnding Watch」が、
このたび装いも新たに、某サイトの連載記事になります。
もちろん完全リニューアルの新作コラムとして、
前作とは違った構成・展開に。
公開の際にはまたお知らせします。
音楽エッセイ「週末の懐メロ 第1巻」
http://www.amazon.com/dp/B0BTWMZBVT
本日2月22日(水)17:00~27日(月)16:59まで
6日間連続無料キャンペーン
20世紀ポップミュージックの回想・妄想・新発見!
ブログ「DAIHON屋のネタ帳」で2020年10月から
毎週連載している「週末の懐メロ」を本にしました。
オールド世代もヤングな世代も
楽しい懐メロ話で精神の栄養補給を。
曲やアーティストを解説する、
あるいはロック史・音楽史を研究するといった
大それたものでは全然ありません。
懐かしさと個人的な思い出に
駆られて書いたエッセイです。
タイムマシンに乗ってはるかな時間を遡ると、
ノスタルジーだけでなく、新しい発見があったり、
改めて感動してみたり、泣いたり笑ったり、
リアライズやサプライズもいっぱい。
僕と同じ昭和世代・20世紀世代にはもちろん、
21世紀を生きる若い世代のお宝発掘のための
ガイドブックとしてもお楽しみください。
文章を読んで興味を持ったら、
ぜひお聴きになって&ご覧になってください。
良い音楽、好きな音楽をあなたの心の友に。
第1巻として♯1~♯28を収録。
もくじ
1 5年間/デビッド・ボウイ 【1972】
2 愛にさよならを /カーペンターズ 【1973】
3 ドント・レット・ミー・ダウン/ザ・ビートルズ 【1968】
4 嘆きの天使/ケイト・ブッシュ 【1978】
5 ソー・ロンリー/ザ・ポリス 【1978】
6 スワロウテイル ~あいのうた~ /イェンタウン・バンド 【1996】
7 青春の影/財津和夫(チューリップ) 【1974】
8 ボール&チェーン/ジャニス・ジョプリン 【1967】
9 ハッピークリスマス/ジョン・レノン&ヨーコ・オノ 【1971】
10 翼をください/山本潤子(赤い鳥) 【1971】
11 スキャットマンズ・ワールド/スキャットマン・ジョン 【1995】
12 クレア/フェアーグランド・アトラクション 【1988】
13 デジャ・メイク・ハー/レッド・ツェッペリン 【1973】
14 タイムマシンにおねがい/サディスティック・ミカバンド 【1974】
15 キエフの大門/エマーソン・レイク&パーマー 【1972】
16 少女/五輪真弓 【1972】
17 ジュニアズ・ファーム/ ポール・マッカートニー&ウイングス 【1974】
18 トムズ・ダイナー/スザンヌ・ヴェガ 【1984】
19 マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン/クイーン 【1973】
20 なごり雪/イルカ 【1975】
21 忘れじのグローリア/ミッシェル・ポルナレフ 【1973】
22 夢見るシャンソン人形/フランス・ギャル 【1965】
23 同志/イエス 【1972】
24 悲しき鉄道員/ショッキング・ブルー 【1970】
25 タワー/エンジェル 【1975】
26 ロッホ・セヌ―/ランパ 【1990】
27 レディ・ラック/ロッド・スチュワート 【1995】
28 残酷な天使のテーゼ/高橋洋子 【1995】
おりべまこと電子書籍
音楽エッセイ「週末の懐メロ 第1巻」
明日2月22日(水)17:00~27日(月)16:59まで
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20世紀ポップミュージックの回想・妄想・新発見!
ブログ「DAIHON屋のネタ帳」で
2020年10月から毎週連載している
「週末の懐メロ」を本にしました。
オールド世代もヤングな世代も
懐メロ話で精神の栄養補給を。
曲やアーティストを解説する、
あるいはロック史・音楽史を研究するといった
大それたものでは全然ありません。
懐かしさと個人的な思い出に駆られて書いたエッセイです。
タイムマシンに乗ってはるかな時間を遡ると、
ノスタルジーだけでなく、新しい発見があったり、
改めて感動してみたり、泣いたり笑ったり、
リアライズやサプライズもいっぱい。
僕と同じ昭和世代・20世紀世代にはもちろん、
21世紀を生きる若い世代のお宝発掘のための
ガイドブックとしてもお楽しみください。
文章を読んで興味を持ったら、
ぜひお聴きになって&ご覧になってください。
良い音楽、好きな音楽をあなたの心の友に。
第1巻として♯1~♯28を収録。
もくじ
1 5年間/デビッド・ボウイ 【1972】
2 愛にさよならを /カーペンターズ 【1973】
3 ドント・レット・ミー・ダウン/ザ・ビートルズ 【1968】
4 嘆きの天使/ケイト・ブッシュ 【1978】
5 ソー・ロンリー/ザ・ポリス 【1978】
6 スワロウテイル ~あいのうた~ /イェンタウン・バンド 【1996】
7 青春の影/財津和夫(チューリップ) 【1974】
8 ボール&チェーン/ジャニス・ジョプリン 【1967】
9 ハッピークリスマス/ジョン・レノン&ヨーコ・オノ 【1971】
10 翼をください/山本潤子(赤い鳥) 【1971】
11 スキャットマンズ・ワールド/スキャットマン・ジョン 【1995】
12 クレア/フェアーグランド・アトラクション 【1988】
13 デジャ・メイク・ハー/レッド・ツェッペリン 【1973】
14 タイムマシンにおねがい/サディスティック・ミカバンド 【1974】
15 キエフの大門/エマーソン・レイク&パーマー 【1972】
16 少女/五輪真弓 【1972】
17 ジュニアズ・ファーム/ ポール・マッカートニー&ウイングス 【1974】
18 トムズ・ダイナー/スザンヌ・ヴェガ 【1984】
19 マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン/クイーン 【1973】
20 なごり雪/イルカ 【1975】
21 忘れじのグローリア/ミッシェル・ポルナレフ 【1973】
22 夢見るシャンソン人形/フランス・ギャル 【1965】
23 同志/イエス 【1972】
24 悲しき鉄道員/ショッキング・ブルー 【1970】
25 タワー/エンジェル 【1975】
26 ロッホ・セヌ―/ランパ 【1990】
27 レディ・ラック/ロッド・スチュワート 【1995】
28 残酷な天使のテーゼ/高橋洋子 【1995】
昨年9月から取り組んでいたビジネス書が完成。
中小企業DX研究会名義の著書として出版します。
リモートワークの可能性について
考察・実践ノウハウを論じています。
興味のあるかたは、ぜひ手に取ってみてください。
特にこれから海外進出を目録む企業にとっては
必読の書となっております。
2月20日より全国の書店、Amazonで発売。
リモートワークで海外進出!海外進出と言えば、
法務・労務・税務の手続きやルール体系が
日本と異なることから臆する企業も多い。
そんななか、海外雇用代行(EOR。Employer of Record
=記録上の雇用主)と呼ばれる仕組みにより、
海外に拠点を置いて、
リモートワーク中心に業務を進めることで
成長していく秘訣を解き明かす。
本書は、事例としてGoGlobal、NRIアメリカ、
メロディインターナショナル、Paidyの4社を採り上げ、
具体的に海外とのリモートワークの
仕組みや工夫について紹介する実践的な内容となっている。
20世紀ポップミュージックの回想・妄想・新発見!
ブログ「DAIHON屋のネタ帳」で2020年10月から毎週連載している「週末の懐メロ」を本にしました。
曲やアーティストを解説する、あるいはロック史・音楽史を研究するといった大それたものでは全然ありません。
好きな曲を聴くと、とうの昔に忘れていた記憶が
どんどんよみがえってきます。
その名の通り、懐かしさと個人的な思い出に駆られて
書いているエッセイなのです。
タイムマシンに乗ってはるかな時間を遡ると、
ノスタルジーだけでなく、新しい発見があったり、
改めて感動してみたり、泣いたり笑ったり、
リアライズやサプライズもいっぱい。
僕と同じ昭和世代・20世紀世代にはもちろん、
21世紀を生きる若い世代のお宝発掘のための
ガイドブックとしてもお楽しみください。
なお、ブログではエッセイとともに、
YouTubeにアップされている
それぞれの曲の映像を紹介しています。
しかし、本の中ではリンクを貼れないので、
検索キーワードを書き出しました。
文章を読んで興味を持ったら、
ぜひお聴きになって&ご覧になってください。
良い音楽、好きな音楽をあなたの心の友に。
第1巻として♯1~♯28を収録。
もくじ
1 5年間/デビッド・ボウイ 【1972】
2 愛にさよならを /カーペンターズ 【1973】
3 ドント・レット・ミー・ダウン/ザ・ビートルズ 【1968】
4 嘆きの天使/ケイト・ブッシュ 【1978】
5 ソー・ロンリー/ザ・ポリス 【1978】
6 スワロウテイル ~あいのうた~ /イェンタウン・バンド 【1996】
7 青春の影/財津和夫(チューリップ) 【1974】
8 ボール&チェーン/ジャニス・ジョプリン 【1967】
9 ハッピークリスマス/ジョン・レノン&ヨーコ・オノ 【1971】
10 翼をください/山本潤子(赤い鳥) 【1971】
11 スキャットマンズ・ワールド/スキャットマン・ジョン 【1995】
12 クレア/フェアーグランド・アトラクション 【1988】
13 デジャ・メイク・ハー/レッド・ツェッペリン 【1973】
14 タイムマシンにおねがい/サディスティック・ミカバンド 【1974】
15 キエフの大門/エマーソン・レイク&パーマー 【1972】
16 少女/五輪真弓 【1972】
17 ジュニアズ・ファーム/ ポール・マッカートニー&ウイングス 【1974】
18 トムズ・ダイナー/スザンヌ・ヴェガ 【1984】
19 マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン/クイーン 【1973】
20 なごり雪/イルカ 【1975】
21 忘れじのグローリア/ミッシェル・ポルナレフ 【1973】
22 夢見るシャンソン人形/フランス・ギャル 【1965】
23 同志/イエス 【1972】
24 悲しき鉄道員/ショッキング・ブルー 【1970】
25 タワー/エンジェル 【1975】
26 ロッホ・セヌ―/ランパ 【1990】
27 レディ・ラック/ロッド・スチュワート 【1995】
28 残酷な天使のテーゼ/高橋洋子 【1995】
1月31日(火)16:59まで実施中
義母の介護の日々を綴った面白エッセイ。
認知症を知り、認知症から人生を考え、人間を学ぶ。
日本認知症学会 認知症専門医・指導医である久米一誠氏の貴重な講演録を通して、日本における認知症全体のあらましについても解説しています。
厚生労働省の発表では、
2025年には65才以上の5人に1人、
予備軍もふくめれば3人に1人が
認知症になると言われています。
認知症の人は子どもではありませんが、
子どもに見られる人間の元の部分と、
数十年間、この社会で大人として生きて身に着けた習性と、
複雑怪奇な感情とが絡み合ったものを、
むき出しにして表現する人たちです。
僕たちはそんな人たちと向き合わなくてはなりません。
それはまた、これまではスルーしていた
人間の根源的な在り方と向き合うことを
意味しているのではないかと思います。
けれども、泣いたり、怒ったり、嘆いたり、
暗い深刻な顔をしたりじゃなくて、
できれば笑って楽しく向き合いたい。
家族でも自分でも、認知症を過度に恐れ、
人生に受け入れ難いと言う、
すべての人に読んでほしい本です。
無料アプリを入れればスマホでも読めますよ。
お誕生日にプレゼントしたネコちゃんを
気に入ってくれた。
ここんところ、いつもニャーニャーお話している。
いつの間にか鏡台の上にはお友だちが増えた。
「認知症のおかあさんといっしょ」
4日間無料キャンペーンやります。
1月28日(土)17:00~31日(火)16:59
どうぞよろしく。
ブログのネタがなかったり、あんまり気分がのらない時の
手抜きコンテンツとして始めた週末の懐メロ。
当初、YouTubeのリンク貼って、
2,3行ちょこちょこっと
コメント書いときゃOKと思っていたが、
案に諮らずや、今ではこれをやらないと
1週間過ごした気がしなくなってしまった。
というわけで連載2年超、100回超になったので、
電子書籍にまとめて出すことにしました。
YouTubeのリンクが貼れないので文章だけ。
今年1年かけて刊行していこうと思ってます。
第1巻は第1回:5年間/デビッド・ボウイから
第28回:残酷な天使のテーゼ/高橋洋子まで収録。
ただいまリライト・編集中。
今月末発売予定です。お楽しみに。
おりべまこと電子書籍・新刊
「認知症のおかあさんといっしょ」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BR8B8NXF ¥500
「いいの、手なんか握って?」
「だって手をつながないと危ないよ」
「いいの本当に? 奥さんはいらっしゃるの?」
「はい、いますけど(あなたの娘ですよ)」
「わあ、どうしよう? 奥さん、怒らないかしら?」
「だいじょうぶです。公認ですから」
「わあ、うれしい。こうしたこと一生忘れないわ」
「喜んでもらえて何よりです」
そんな対話から始まった義母の介護の日々を綴った
面白エッセイ。
認知症を知り、認知症から人生を考え、人間を学ぶ。
日本認知症学会 認知症専門医・指導医である久米一誠氏の貴重な講演録を通して、日本における認知症全体のあらましについても解説しています。
厚生労働省の発表では、
2025年には65才以上の5人に1人、
予備軍もふくめれば3人に1人が認知症になる
と言われています。
親が子どもである自分の顔を忘れてしまったとか、
まともに生活できなくなってしまったとか、
そんなことを悩み悲しんでいるヒマはありません。
また、世間体を慮って隠しているわけにもいきません。これからはwith認知症の時代。
こんな言い方はよくありませんが、
ヘンな人たち、困った人たち、
ちょっと頭のおかしな人たちが
巷にあふれる時代になるのです。
ただし、それは
「一般の社会人の基準から見れば」ということ。
まだ一般の社会人の基準に達していなかった
子どもの頃、僕たちもこうしたヘンな人、
困った人、ちょっと頭のおかしな人たちでした。
ただ、子供だから許されていただけなのです。
認知症の人は子どもではありませんが、
子どもに見られる人間の元の部分と、
数十年間、この社会で大人として生きて
身に着けた習性と、
複雑怪奇な感情とが絡み合ったものを、
むき出しにして表現する人たちです。
僕たちはそんな人たちと向き合わなくてはなりません。
それはまた、これまではスルーしていた
人間の根源的な在り方と向き合うことを
意味しているのではないかと思います。
けれども、泣いたり、怒ったり、嘆いたり、
暗い深刻な顔をしたりじゃなくて、
できれば笑って楽しく向き合いたい。
家族でも自分でも、認知症を過度に恐れ、
人生に受け入れ難いと言う、
すべての人に読んでほしい本です。
もくじ
●おててつないで神だのみのお散歩
●未知のスポーツに対するリアクション
●いちばん自分らしく生きていた時間の記憶が残る
●認知症の人の価値はどうやって見つけるか?
●オバQそっくり
●ボロ市と天使
●義母のカエルコール
●認知症に学ぶ変化への対応と人間の根っこ
●人間の魂の純粋性の回復について
●コロナにも怯えず“いま”だけで生きる
●リスクもマスクもなき高齢者
●社会的弱者はステイホーム週間をサバイバルできるのか?
●夏休みバンスキング
●夏の魔法のネコ時間
●義母とざしきわらし
●女のダークサイド
●幸せの歌と認知症の女
●ハロウィーンプレゼントのぬいぐるみだワン
●ばんめし時間と秋の夜長
●認知症と終活の時代がすぐそこに
●認知症専門医と終末期医療を語る。~終活×終末期医療~
●エイジトラベルと幻の息子
●「恐怖!かえる女」はプリンセス
●春だけど自分にいいこと何かやってる?
●昭和のバナナ預金
●無敵の認知症:ワクチン接種のことなんてもう忘れた
●認知症のおかあさんといっしょ
●まぼろしの家へカエル病
●認知症の症状は命の芸術表現
●散歩中の犬と演じるシュールな野外劇についての断章
●義母とざしきわらしとちっちゃいおじさん
●新春特別カエルトリップ:椎名町・金剛院
●義母の復活と蛭子能収さんの本のこと
●おたく、家族を虐待していませんか?
●女の諍いにピースサイン
●腹がへった義母のパン侵略
●親より先に死んではいけません
●笑って認知症と向き合いたい
全38編収録
本日から5日間、今年最後の無料キャンペーン実施
12月22日(木)17:00~26日(月)16:59
おりべまこと電子書籍:音楽エッセイをダブルでお届け。
ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力
https://www.amazon.co.jp/dp/B08SKGH8BV
ロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った60~70年代、僕たちのイマジネーションは音楽からどんな影響を受け変態したのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する。
忌野清志郎、ビートルズ、藤圭子と宇多田ヒカル、阿久悠など。
ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力2
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BPS1Q15P
ロックカルチャーが開花して僕たちの世界はどのように作られ、社会はどう変わっていったのか? いっしょに聴いて、歌って、踊って、妄想しながら考えましょう。
西城秀樹、キング・クリムゾン、ローリング・ストーンズ、ザ・ピーナッツなど。
ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力
もくじ
●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える
●アーティストたちの前に扉が開いていた
●21世紀のビートルズ伝説
●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について
●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌
●阿久悠の作詞入門
●余命9ヵ月のピアニスト
●ローリング・ストーンズと新選組の相似点について
●キング・クリムゾンの伝説と21世紀版「風に語りて」
●プログレッシヴ・ロックスターの死①:ジョン・ウエットンの訃報、そしてロンドンの寿司
●プログレッシヴ・ロックスターの死②:キース・エマーソンの尊厳死(1周忌に捧ぐ)
●勝手にビートルズ・ベストテン
●中学生時代の「エリナ・リグビー」の衝撃と和訳演奏
●純情ストーカー男と純心DV願望女の昭和歌謡
●人間は幸せに慣れると、幸せであることを忘れてしまう
●義弟のアナログレコードと帰ってきたカレン・カーペンター
●いちご畑で抱きしめて
●ダイヤモンドをつけたルーシーとの別れとジュリアンの心の修復作業
●抹消された20世紀パンクと想像力の中で生きる19世紀型スチームパンク
●悲しいことなんてぶっとばすロックンロールバンドのモンキービジネス
●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」とYESの3文字の秘密
●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」と「イマジン」の秘密
●いろいろな人が弾くから、心に響くロンドンのピアノ
●ストリートミュージックが商品になった街ロンドン
●アナログレコードとの再会
●見捨てられた恋人のようだったアナログレコードが、 なぜ絶滅の淵から回帰したのか?
●さすらいのレコード・コレクター:男のバカバカしくて痛快な生きザマ
●クリスマスにちょっとだけ世界と自分を変える
●森田童子の思い出:僕らの時代の子守唄
●自分をリライトする
●よみがえる死者・よみがえる歌:AIの音楽
●20世紀の愛と平和のロックなんて忘れてしまっていた
●だいじょうぶです、なすがままになさい
ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力2
もくじ
●神さまのカケラを拾い集めて生きる僕たちの妄想力
●45周年ユーミン、40周年サザン&YMOの衝撃
●七月の朝とユーライア・ヒープと西城秀樹
●エピタフとキング・クリムゾンと西城秀樹
●西城秀樹さん ラストステージの記憶
●「THE ALTERNATE LET IT BE…Naked」:ビートルズの終わらない物語
●ビートルズのセッション音源からジョン・レノンの伝説について考察する
●天国への階段 アウトテイク
●ロックの名盤「対自核」の邦題マジック
●ロックの邦題マジック「ハートに火をつけて」/ドアーズ
●欲望がかなう街「マホガニー市」のアラバマソング
●義母が歌う自分への子守歌とザ・ピーナッツの「村祭り」
●「サルビアの花」を聴いた
●ストーブとライター代わりの電熱器
●ルカ Lukaと子どもの虐待
●アメリカの物語を体現するロックスターは大統領選に勝つのか?
●独断と偏見のマイ・クリスマスソング・ベスト5
●音楽から生まれる妄想力とライティング
●ガーナのお葬式は、泣き女、棺桶ダンス、ポップアート棺桶
●メモリアルギター 燃えるギター愛
●日本の夏 幻想漬けのサウンドスケープ
●芸術的才能と人間性
●さらばチャーリー・ワッツ、ブラウンシュガー、そしてローリング・ストーンズ
●世界最高峰の音楽と文学と侵略戦争
●親子で卒業ソング
●銀狼・佐野元春「銀の月」
●「ラブ&ピース」の歌は無力ではない
●死ぬまで戦争体験はしたくないけれど
●メタバースで永遠に生きる
●欲望いう名の電車に乗ったロンリーハーツ・クラブバンド
●フリッパトロニクス 幻の起動音
明日から5日間、今年最後の無料キャンペーン実施
12月22日(木)17:00~26日(月)16:59
おりべまこと電子書籍:音楽エッセイ
「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」1・2 ダブルでお届けします!読んでね。
ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力
●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える
●アーティストたちの前に扉が開いていた
●21世紀のビートルズ伝説
●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について
●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌
●阿久悠の作詞入門
●余命9ヵ月のピアニスト
●ローリング・ストーンズと新選組の相似点について
●キング・クリムゾンの伝説と21世紀版「風に語りて」
●プログレッシヴ・ロックスターの死①:ジョン・ウエットンの訃報、そしてロンドンの寿司
●プログレッシヴ・ロックスターの死②:キース・エマーソンの尊厳死(1周忌に捧ぐ)
●勝手にビートルズ・ベストテン
●中学生時代の「エリナ・リグビー」の衝撃と和訳演奏
●純情ストーカー男と純心DV願望女の昭和歌謡
●人間は幸せに慣れると、幸せであることを忘れてしまう
●義弟のアナログレコードと帰ってきたカレン・カーペンター
●いちご畑で抱きしめて
●ダイヤモンドをつけたルーシーとの別れとジュリアンの心の修復作業
●抹消された20世紀パンクと想像力の中で生きる19世紀型スチームパンク
●悲しいことなんてぶっとばすロックンロールバンドのモンキービジネス
●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」とYESの3文字の秘密
●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」と「イマジン」の秘密
●いろいろな人が弾くから、心に響くロンドンのピアノ
●ストリートミュージックが商品になった街ロンドン
●アナログレコードとの再会
●見捨てられた恋人のようだったアナログレコードが、 なぜ絶滅の淵から回帰したのか?
●さすらいのレコード・コレクター:男のバカバカしくて痛快な生きザマ
●クリスマスにちょっとだけ世界と自分を変える
●森田童子の思い出:僕らの時代の子守唄
●自分をリライトする
●よみがえる死者・よみがえる歌:AIの音楽
●20世紀の愛と平和のロックなんて忘れてしまっていた
●だいじょうぶです、なすがままになさい
ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力2
●神さまのカケラを拾い集めて生きる僕たちの妄想力
●45周年ユーミン、40周年サザン&YMOの衝撃
●七月の朝とユーライア・ヒープと西城秀樹
●エピタフとキング・クリムゾンと西城秀樹
●西城秀樹さん ラストステージの記憶
●「THE ALTERNATE LET IT BE…Naked」:ビートルズの終わらない物語
●ビートルズのセッション音源からジョン・レノンの伝説について考察する
●天国への階段 アウトテイク
●ロックの名盤「対自核」の邦題マジック
●ロックの邦題マジック「ハートに火をつけて」/ドアーズ
●欲望がかなう街「マホガニー市」のアラバマソング
●義母が歌う自分への子守歌とザ・ピーナッツの「村祭り」
●「サルビアの花」を聴いた
●ストーブとライター代わりの電熱器
●ルカ Lukaと子どもの虐待
●アメリカの物語を体現するロックスターは大統領選に勝つのか?
●独断と偏見のマイ・クリスマスソング・ベスト5
●音楽から生まれる妄想力とライティング
●ガーナのお葬式は、泣き女、棺桶ダンス、ポップアート棺桶
●メモリアルギター 燃えるギター愛
●日本の夏 幻想漬けのサウンドスケープ
●芸術的才能と人間性
●さらばチャーリー・ワッツ、ブラウンシュガー、そしてローリング・ストーンズ
●世界最高峰の音楽と文学と侵略戦争
●親子で卒業ソング
●銀狼・佐野元春「銀の月」
●「ラブ&ピース」の歌は無力ではない
●死ぬまで戦争体験はしたくないけれど
●メタバースで永遠に生きる
●欲望いう名の電車に乗ったロンリーハーツ・クラブバンド
●フリッパトロニクス 幻の起動音
おりべまこと電子書籍新刊
「認知症のおかあさんといっしょ」
義母の介護の日々を楽しく綴った面白エッセイ。
認知症を知り、認知症から人生を、人間を学ぶ。
認知症とはどんな病気なのか、
その概要がわかる専門医の講演録も同時収録。
12月26日(月)発売予定。お楽しみに。
ロックの邦題マジック、西城秀樹メモリアル、
ビートルズとジョン・レノン伝説、
そして、ロック・ポップカルチャーと人権問題の関係など、数々のテーマと格闘。
半世紀の間、多くのアーティストからもらった
刺激・メッセージを執筆活動の糧にしてきた著者が、
頭の中に渦巻く妄想とともに綴った
面白音楽エッセイ集です。
ロック・ポップカルチャーが開花した1960年代・70年代。
僕たちの世界はどのように作られているのか?
僕たちの社会で何が問題になっているのか?
僕たちは何を大事にして生きていけばいいのか?
人を愛することなのか、夢を抱くことなのか、
異郷を冒険することなのか、現実を見つめることなのか?
「あの頃に帰りたい」とつぶやくオールドな人たちも、
むかしのロックやポップのことを
もっと知りたいというヤングな人たちも、
いっしょに聴いて、歌って、踊って、
妄想しながら考えよう。
もくじ
●神さまのカケラを拾い集めて生きる僕たちの妄想力
●45周年ユーミン、40周年サザン&YMOの衝撃
●七月の朝とユーライア・ヒープと西城秀樹
●エピタフとキング・クリムゾンと西城秀樹
●西城秀樹さん ラストステージの記憶
●「THE ALTERNATE LET IT BE…Naked」:ビートルズの終わらない物語
●ビートルズのセッション音源からジョン・レノンの伝説について考察する
●天国への階段 アウトテイク
●ロックの名盤「対自核」の邦題マジック
●ロックの邦題マジック「ハートに火をつけて」/ドアーズ
●欲望がかなう街「マホガニー市」のアラバマソング
●義母が歌う自分への子守歌とザ・ピーナッツの「村祭り」
●「サルビアの花」を聴いた
●ストーブとライター代わりの電熱器
●ルカ Lukaと子どもの虐待
●アメリカの物語を体現するロックスターは大統領選に勝つのか?
●独断と偏見のマイ・クリスマスソング・ベスト5
●音楽から生まれる妄想力とライティング
●ガーナのお葬式は、泣き女、棺桶ダンス、ポップアート棺桶
●メモリアルギター 燃えるギター愛
●日本の夏 幻想漬けのサウンドスケープ
●芸術的才能と人間性
●さらばチャーリー・ワッツ、ブラウンシュガー、そしてローリング・ストーンズ
●世界最高峰の音楽と文学と侵略戦争
●親子で卒業ソング
●銀狼・佐野元春「銀の月」
●「ラブ&ピース」の歌は無力ではない
●死ぬまで戦争体験はしたくないけれど
●メタバースで永遠に生きる
●欲望いう名の電車に乗ったロンリーハーツ・クラブバンド
●フリッパトロニクス 幻の起動音
全31篇収録
半世紀の間、さまざまなアーテイストからもらった
刺激・メッセージを執筆活動の糧にしてきた著者が、
頭の中に渦巻く妄想とともに綴った面白音楽エッセイ集。
ロック・ポップカルチャーが開花した1960年代・70年代。
僕たちの世界はどのように作られているのか?
僕たちの社会で何が問題になっているのか?
僕たちは何を大事にして生きていけばいいのか?
人を愛することなのか、夢を抱くことなのか、
異郷を冒険することなのか、現実を見つめることなのか?
「あの頃に帰りたい」とつぶやくオールドな人たちも、
むかしのロックやポップのことを
もっと知りたいというヤングな人たちも、
いっしょに聴いて、歌って、踊って、
妄想しながら考えよう。
もくじ
●神さまのカケラを拾い集めて生きる僕たちの妄想力
●45周年ユーミン、40周年サザン&YMOの衝撃
●七月の朝とユーライア・ヒープと西城秀樹
●エピタフとキング・クリムゾンと西城秀樹
●西城秀樹さん ラストステージの記憶
●「THE ALTERNATE LET IT BE…Naked」:ビートルズの終わらない物語
●ビートルズのセッション音源からジョン・レノンの伝説について考察する
●天国への階段 アウトテイク
●ロックの名盤「対自核」の邦題マジック
●ロックの邦題マジック「ハートに火をつけて」/ドアーズ
●欲望がかなう街「マホガニー市」のアラバマソング
●義母が歌う自分への子守歌とザ・ピーナッツの「村祭り」
●「サルビアの花」を聴いた
●ストーブとライター代わりの電熱器
●ルカ Lukaと子どもの虐待
●アメリカの物語を体現するロックスターは大統領選に勝つのか?
●独断と偏見のマイ・クリスマスソング・ベスト5
●音楽から生まれる妄想力とライティング
●ガーナのお葬式は、泣き女、棺桶ダンス、ポップアート棺桶
●メモリアルギター 燃えるギター愛
●日本の夏 幻想漬けのサウンドスケープ
●芸術的才能と人間性
●さらばチャーリー・ワッツ、ブラウンシュガー、そしてローリング・ストーンズ
●世界最高峰の音楽と文学と侵略戦争
●親子で卒業ソング
●銀狼・佐野元春「銀の月」
●「ラブ&ピース」の歌は無力ではない
●死ぬまで戦争体験はしたくないけれど
●メタバースで永遠に生きる
●欲望いう名の電車に乗ったロンリーハーツ・クラブバンド
●フリッパトロニクス 幻の起動音
全31篇収録
ビートルズ、ドアーズ、西城秀樹、キング・クリムゾン、レッド・ツェッペリン・・・ブログで人気の音楽エッセイを31篇集めました。12月12日(月)発売予定。お楽しみに。
もくじ
神さまのカケラを拾い集めて生きる僕たちの妄想力
四五周年ユーミン、四〇周年サザン&YMOの衝撃
七月の朝とユーライア・ヒープと西城秀樹
エピタフとキング・クリムゾンと西城秀樹
西城秀樹さん ラストステージの記憶
「THE ALTERNATE LET IT BE…Naked」:ビートルズの終わらない物語
ビートルズのセッション音源からジョン・レノンの伝説について考察する
天国への階段 アウトテイク
ロックの名盤「対自核」の邦題マジック
ロックの邦題マジック「ハートに火をつけて」/ドアーズ
欲望がかなう街「マホガニー市」のアラバマソング
義母が歌う自分への子守歌とザ・ピーナッツの「村祭り」
「サルビアの花」を聴いた
ストーブとライター代わりの電熱器
ルカ Lukaと子どもの虐待
アメリカの物語を体現するロックスターは大統領選に勝つのか?
独断と偏見のマイ・クリスマスソング・ベスト5
音楽から生まれる妄想力とライティング
ガーナのお葬式は、泣き女、棺桶ダンス、ポップアート棺桶
メモリアルギター 燃えるギター愛
日本の夏 幻想漬けのサウンドスケープ
芸術的才能と人間性
さらばチャーリー・ワッツ、ブラウンシュガー、 そしてローリング・ストーンズ
世界最高峰の音楽と文学と侵略戦争
親子で卒業ソング
銀狼・佐野元春「銀の月」
「ラブ&ピース」の歌は無力ではない
死ぬまで戦争体験はしたくないけれど
メタバースで永遠に生きる
欲望いう名の電車に乗ったロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
フリッパトロニクス 幻の起動音
全31篇収録
おりべまこと電子書籍ハロウィーンスペシャル
無料キャンペーン、好評のうちに終了しました。
ありがとうございました。
次回新刊は、認知症介護エッセイ集
「認知症のおかあさんといっしょ」。
ちょっと予定から遅れており、
11月中~下旬の発売予定です。
楽しみにされていた方、ごめんなさい。
いましばらくお待ちください。
ハロウィーンをより楽しくする、おりべまことの電子書籍。
11月1日(月)16:59まで、4つの「死と死者をめぐる本」を
無料でご提供。
そのなかから「世界のEnding Watch」の
「わたしを忘れないで(メキシコ)
アステカの死生観と世界的高齢化社会の到来」をご紹介。
●メキシコ伝統の「死者の日」
色とりどりのパペル・ピカド(切り絵の旗)、ユーモラスなガイコツの人形、鮮やかなオレンジ色のマリーゴールドの花。
街は華やかに彩られ、楽しい音楽が溢れ、伝統を重んじる家では「オフレンダ」と呼ばれる美しい祭壇を設けて写真や食べ物を供え、死者(先祖)の精霊を迎え入れる。
街中がお祭りムードに包まれるメキシコの「死者の日」は、ユネスコの無形文化財にも指定されている供養文化。年に一度、現世に死者が帰ってくる日(十一月一・二日)、家族や友人たちが故人を偲び、語り合うために集う、いわば日本のお盆に当たる行事であり、欧米のハロウィーンの原型とも言われている。
メキシコはカトリック教徒が多いが、十六世紀にスペインの征服を受ける前のアステカ帝国の文化が色濃く残っており、死を象徴するものが独自の発展を遂げている。
この国では「死は、新たな生へと巡る過程のひとつ」という考え方が社会生活の深いところに根付いているのだ。そのため、生の世界と死の世界を隔てる壁が薄く、双方を行き来することもそう難しくないと、人々は考えている。
●映画「リメンバー・ミー」
その「死者の日」をモチーフに作られ、二〇一八年に大ヒットを記録したのが、ディズニー/ピクサー映画「リメンバー・ミー」だ。
映画の中では世にも美しいテーマパークのような死者の国で、ガイコツになった人々が“いきいきと”生活している。
世界的な影響力を持つハリウッド映画の代表的企業が、こうしたメキシコの供養風習を材料に、“死を表現した”エンターテインメント作品を世に送り出したことには大きな意味があるように思える。
ご当地アメリカでは五〇年前、二十五歳以下の人口が全米の約半分を占めていたと言われる。その世代――一九六〇年代から七〇年代にかけて、ロックミュージックやファッション、コミック、映画、ビートニク文学などのカウンターカルチャーをクリエイトしたベビーブーマー世代――の社会的パワーは凄まじいものがあった。
彼ら・彼女らが高齢化し、エンディングを意識せざるを得なくなったことは、単に数字的に高齢者人口が増えたという以上の影響があるのだ。
「リメンバー・ミー」は家族向けの映画であると同時に「わたしを忘れるな、憶えていろ」と主張するベビーブーマー世代の精神を表現した映画でもある。マーケティングにも長けた映画会社としては、三世代まとめての鑑賞を想定して制作したのだろう。
●多様でありながら普遍性を持つ世界のエンディング
ベビーブーマー世代の影響力が大きいのは何もアメリカに限ったことではない。欧州も日本も、いわゆる先進国はどこもよく似た人口構成になっており、エンディングの周辺では同様の現象が起こっている。
それぞれの国・地域の伝統は多種多様でありながら、近年の葬儀供養事情、終活、高齢者ケアの在り方・考え方・サービスなどは、この二十一世紀前半ならではの一種の普遍性を持っている。
そのいくつかはすでに日本に影響を及ぼしており、逆に日本発のサービスが外国に影響を及ぼしている場合もある。葬儀供養ビジネスは今、国境を超えて交信し合う時代を迎えている。
●世界のEnding Watch
ハロウィーンの原型・ディズニー映画の題材にもなったメキシコの「死者の日」などの先祖供養の風習、人生最後の旅や最後の晩餐を提供する臨終ケア、森や土に還り地球と一体化するエコ葬、死を意識した人なら誰でも一度は考える安楽死の現実など、各国の死と葬送の記録などをエッセイにして収めました。
●死ぬまでジタバタしようぜ
出来ればずっと知らないフリをしていたい「死」。しかし、すべての人がいつかは関わらなくてはならない「死」の話。
自分は本当はどう考えているのか、他の人はどう感じているのか――そんな対話をしてみたい人のネタに使うなど、いつかは向き合わなくてはならない死に心を慣らすのに役立ててほしいエッセイ集。
●ざしきわらしに勇気の歌を
認知症になってしまった寅平じいさんに課された人生最後のミッション。
それは最強の妖怪「むりかべ」に立ち向かうざしきわらしのきょうだいを得意の歌で応援することだった。
笑ってちょっと不思議な気持ちになる妖怪幻想譚。短編小説。
最大の両棲類として古代から地球上で生き続けるオオサンショウウオ。その不思議な生命力に人生を左右されることになった明治・大正の発明家と、昭和・平成のライターの怪奇な運命の物語が、夢と現実のバランスが崩れた世界で紡がれてゆく怪異譚。
長篇小説。
今夜はハロウィーンイブ。
ハロウィーンをより楽しくする
おりべまことの電子書籍。
10月29日(土)17:00~11月1日(月)まで4日間4つの「死と死者をめぐる世界」を無料提供。
この機会にぜひ。気に入っていただけたら
レビューをお待ちしております。
●世界のEnding Watch
ハロウィーンの原型・ディズニー映画の題材にもなったメキシコの「死者の日」などの先祖供養の風習、人生最後の旅や最後の晩餐を提供する臨終ケア、森や土に還り地球と一体化するエコ葬、死を意識した人なら誰でも一度は考える安楽死の現実など、各国の死と葬送の記録などをエッセイにして収めました。
●死ぬまでジタバタしようぜ
出来ればずっと知らないフリをしていたい「死」。しかし、すべての人がいつかは関わらなくてはならない「死」の話。
自分は本当はどう考えているのか、他の人はどう感じているのか――そんな対話をしてみたい人のネタに使うなど、いつかは向き合わなくてはならない死に心を慣らすのに役立ててほしいエッセイ集。
●ざしきわらしに勇気の歌を
認知症になってしまった寅平じいさんに課された人生最後のミッション。
それは最強の妖怪「むりかべ」に立ち向かうざしきわらしのきょうだいを得意の歌で応援することだった。
笑ってちょっと不思議な気持ちになる妖怪幻想譚。短編小説。
●ハンザキを喰った話
最大の両棲類として古代から地球上で生き続けるオオサンショウウオ。その不思議な生命力に人生を左右されることになった明治・大正の発明家と、昭和・平成のライターの怪奇な運命の物語が、夢と現実のバランスが崩れた世界で紡がれてゆく怪異譚。
長篇小説。
10月29日(土)17:00~11月1日(月)
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以下4タイトル無料で購入できます。
この機会にぜひ。レビューもお寄せください。
世界のEnding Watch
ハロウィーンの故郷・メキシコの「死者の日」をはじめ、
世界の葬儀・供養を探求するエッセイ集。
死ぬまでジタバタしようぜ
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死から現代の生き方を考察するエッセイ集。
ざしきわらしに勇気の歌を
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認知症になった寅平じいさんの人生最後のミッションは最強の妖怪「むりかべ」に立ち向かうざしきわらしを得意の歌で応援することだった。笑ってちょっと不思議な気持ちになる妖怪幻想小説
ハンザキを喰った話
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オオサンショウウオに変態した100歳の発明家をめぐる幻想小説。
お待ちかね。
マイ・ギターズメモリアル
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10月7日(金)17:00~10日(月)16:59
おとなも楽しい少年少女小説 第10作。
Kindleでしか読めない
おりべまことの物語世界をお楽しみください。
面白かったらレビュー書いてね。
人気ポップスターだった父は、
意識不明の状態で病院のベッドに横たわっていた。
音楽で生きる父と子の、死を前にした対話の物語。
短編。1万9千字。
★あらすじ
デビュー間もない若いシンガーソングライターは
時おり、広い畑の夢を見る。
そこでは幼い頃に死別した妹が畑仕事をしている。
夢の中でいっしょに成長してきた彼女は
「お父さんがもうすぐここに来るよ」と彼に告げた。
それが予知夢であるかのように、
ほどなくして父が脳出血で倒れた、
という報せが入る。
彼の父もまたミュージシャン。
それも世界的に有名なポップクスターであり、
愛のメッセンジャーとしても知られる人物だ。
けれどもそうした世間のイメージとかけ離れた、
プライベートな顔を知る息子は、
自分と母親と妹を捨てて生きてきた
父をひどく憎んでいた。
一本のギターを抱えて、
病院に瀕死の父の面会に訪れた息子。
閉じられた病室の中で、
意識を失ったままベッドに横たわる父に向き合い、
胸の奥から湧いて出る思いをつぶやく。
そしてギターを媒介として、
意識のないはずの父と「イエス・ノー」の問答形式で
会話を交わすようになる。
次第に息子は、もう表に現れない父の奥の意識と
一つになっていき、
それまで知らなかった父の人生の一面を垣間見る。
栄光の中の孤独。
自分が信じていた音楽の才能が枯渇していく恐怖。
安息の場のはずだった家庭も重圧となり、
精神的混乱は家族愛さえも悪夢に変えてしまう。
迷走した父は家族を捨てて
一人の女(後妻)との愛に生きるようになる。
息子はそんな不完全な人間だった父を
少しだけ赦せる気持ちになり、
彼が旅立つ前に最初で最後のデュエットを
しようと試みる。
面会時間が終わる頃、
病室に父の心を奪った女――後妻が現れる。
憎しみのため、それまで顔をそむけ続けてきた相手。
そんな相手と言葉を交わし、思いを交流させるうち、
息子の中には新しい自分の音楽を作り、
歌い始める準備が進んでいった。
マイ・ギターズメモリアル
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おりべまこと おとなも楽しい少年少女小説 第10作。
お待たせしました。
明日より4日連続無料キャンペーン 実施します。
10月7日(金)17:00~10日(月)16:59
人気ポップスターだった父は、
意識不明の状態で病院のベッドに横たわっていた。
音楽で生きる父と子の、死を前にした対話の物語。
短編。1万9千字。
あらすじ
デビュー間もない若いシンガーソングライターは
時おり、広い畑の夢を見る。
そこでは幼い頃に死別した妹が畑仕事をしている。
夢の中でいっしょに成長してきた彼女は
「お父さんがもうすぐここに来るよ」と彼に告げた。
それが予知夢であるかのように、
ほどなくして父が脳出血で倒れた、
という報せが入る。
彼の父もまたミュージシャン。
それも世界的に有名なポップクスターであり、
愛のメッセンジャーとしても知られる人物だ。
けれどもそうした世間のイメージとかけ離れた、
プライベートな顔を知る息子は、
自分と母親と妹を捨てて生きてきた
父をひどく憎んでいた。
一本のギターを抱えて、
病院に瀕死の父の面会に訪れた息子。
閉じられた病室の中で、
意識を失ったままベッドに横たわる父に向き合い、
胸の奥から湧いて出る思いをつぶやく。
そしてギターを媒介として、
意識のないはずの父と「イエス・ノー」の問答形式で
会話を交わすようになる。
次第に息子は、もう表に現れない父の奥の意識と
一つになっていき、
それまで知らなかった父の人生の一面を垣間見る。
栄光の中の孤独。
自分が信じていた音楽の才能が枯渇していく恐怖。
安息の場のはずだった家庭も重圧となり、
精神的混乱は家族愛さえも悪夢に変えてしまう。
迷走した父は家族を捨てて
一人の女(後妻)との愛に生きるようになる。
息子はそんな不完全な人間だった父を
少しだけ赦せる気持ちになり、
彼が旅立つ前に最初で最後のデュエットを
しようと試みる。
面会時間が終わる頃、
病室に父の心を奪った女――後妻が現れる。
憎しみのため、それまで顔をそむけ続けてきた相手。
そんな相手と言葉を交わし、思いを交流させるうち、
息子の中には新しい自分の音楽を作り、
歌い始める準備が進んでいった。
ぜひ、ご購読、レビュー、お願いします。
人気ポップスターだった父は、
意識不明の状態で病院のベッドに横たわっていた。
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短編。1万9千字。
あらすじ
デビュー間もない若いシンガーソングライターは
時おり、広い畑の夢を見る。
そこでは幼い頃に死別した妹が畑仕事をしている。
夢の中でいっしょに成長してきた彼女は
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それが予知夢であるかのように、
ほどなくして父が脳出血で倒れた、
という報せが入る。
彼の父もまたミュージシャン。
それも世界的に有名なポップクスターであり、
愛のメッセンジャーとしても知られる人物だ。
けれどもそうした世間のイメージとかけ離れた、
プライベートな顔を知る息子は、
自分と母親と妹を捨てて生きてきた
父をひどく憎んでいた。
一本のギターを抱えて、
病院に瀕死の父の面会に訪れた息子。
閉じられた病室の中で、
意識を失ったままベッドに横たわる父に向き合い、
胸の奥から湧いて出る思いをつぶやく。
そしてギターを媒介として、
意識のないはずの父と「イエス・ノー」の問答形式で会話を交わすようになる。
次第に息子は、もう表に現れない父の奥の意識と
一つになっていき、
それまで知らなかった父の人生の一面を垣間見る。
栄光の中の孤独。
自分が信じていた音楽の才能が枯渇していく恐怖。
安息の場のはずだった家庭も重圧となり、
精神的混乱は家族愛さえも悪夢に変えてしまう。
迷走した父は家族を捨てて
一人の女(後妻)との愛に生きるようになる。
ジュンはそんな不完全な人間だった父を
少しだけ赦せる気持ちになり、
彼が旅立つ前に最初で最後のデュエットを
しようと試みる。
面会時間が終わる頃、
病室に父の心を奪った女――後妻が現れる。
憎しみのため、それまで顔をそむけ続けてきた相手。
そんな相手と言葉を交わし、思いを交流させるうち、
息子の中には新しい自分の音楽を作り、
歌い始める準備が進んでいった。
Amazon Kindleにて価格300円で販売中。
新作短編小説「マイ・ギターズメモリアル」
人気ポップスターだった父は、
意識不明の状態で病院のベッドに横たわっていた。
訪れた息子が憎しみと別れの言葉を告げると、
父の意思はギターの弦を鳴らし、
彼を引き止め、語り掛けてきた。
10月1日(土)AmazonKindleよりリリース予定。
どうぞお楽しみに。
おりべまことエッセイ集:子ども②
「赤ちゃんはなぜかわいいのだ?」
http://amazon.com/dp/B0BCNZK6WX
子どもをテーマにした35編のエッセイを収録。
本日より4日間限定無料キャンペーン!
9月8日(木)16:00~11日(日)15:59
始まったのだ。ぜひご注文くださいね。
無力な状態で生きなくていけないため、親に「守ってあげなきゃ」と思わせる。
だから赤ちゃんはかわいいのだ――というのが今では定説。
でも、そうした戦略だけではないのではないか?
あのかわいさには、
もっともっと人間の心の根源にひびく秘密がありそうだ。
そう考えて男の目線から赤ちゃんについて考察した表題作。
「若水」「浦島太郎」など、
シュールで意味深な日本むかし話に関する考察、
6歳の時、僕はいったい何を見たのだろう?――と、
いまだに頭の中でそれぞれの
エピソード・世界観が進化・深化を続けている
「ウルトラQ」をモチーフにしたお話など、
子どもをテーマにした35編のエッセイを収録。
もくじ
ホラー日本むかしばなし「若水」
人生で大事なことの始まりは子どものお祭り
オバQヒーリング
どんな花を咲かせる種が眠っているのか誰も知らない
子どもの卒業・親の卒業
中学生におすすめの映画
天国への階段の上まで冒険
川床の七夕の夢
子どもの自立について
子どもを愛さない男を父とは呼ばない
山中の孤独な夜の過ごし方
山羊座のボヤキとイベント増殖に対する懸念
息子は強制退去で独立
未来の子どもに伝えたい ネッシー、UFO、心霊写真、二十世紀の化石ジジイ
日本の子ども・高齢者の幸福度と「迷惑施設」と呼ぶ大人のエゴ
さるひめさま
神さまのカケラを拾い集めて生きる
私立探偵・健太のこと
絵描きのセンス
自由な気持ちで、丁寧に生きる
藤原カムイのウルトラQ
誕生の恐怖・思春期の恐怖・最期の恐怖
ルカ Lukaと子どもの虐待
夏祭りの女の子と大きな梨
コロナの後遺症に鍼治療の可能性
カネゴンは鳥を見た
赤ちゃんはなぜかわいいのだ?
アナ雪を鑑賞して想い巡らせる男と女の未来
なぜキャンデーズが三体のコケシのように見えたのか?
たましいのふたりごと:女は自信まんまん?
ざしきわらしを追いかけて
人生百年時代の浦島伝説
母の日・父の日に感謝のプレゼントなんかいらない
キラキラネームが踊る未来
雪だるま やよいの旅のお花見
自身のブログ「DAIHON屋のネタ帳」から
厳選・リライトした35編を収録。
新刊 エッセイ集:子ども②
「赤ちゃんはなぜかわいいのだ?」
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9月8日(木)16:00~11日(日)15:59
子育てしている人も、そうでない人も。
まだ子どもの人も、遠い昔にそうだった人も。
どうぞお楽しみに。読んでね。
もくじ
ホラー日本むかしばなし「若水」
人生で大事なことの始まりは子どものお祭り
オバQヒーリング
どんな花を咲かせる種が眠っているのか誰も知らない
子どもの卒業・親の卒業
中学生におすすめの映画
天国への階段の上まで冒険
川床の七夕の夢
子どもの自立について
子どもを愛さない男を父とは呼ばない
山中の孤独な夜の過ごし方
山羊座のボヤキとイベント増殖に対する懸念
息子は強制退去で独立
未来の子どもに伝えたい
ネッシー、UFO、心霊写真、二十世紀の化石ジジイ
日本の子ども・高齢者の幸福度と
「迷惑施設」と呼ぶ大人のエゴ
さるひめさま
神さまのカケラを拾い集めて生きる
私立探偵・健太のこと
絵描きのセンス
自由な気持ちで、丁寧に生きる
藤原カムイのウルトラQ
誕生の恐怖・思春期の恐怖・最期の恐怖
ルカ Lukaと子どもの虐待
夏祭りの女の子と大きな梨
コロナの後遺症に鍼治療の可能性
カネゴンは鳥を見た
赤ちゃんはなぜかわいいのだ?
アナ雪を鑑賞して想い巡らせる男と女の未来
なぜキャンデーズが三体のコケシのように見えたのか?
たましいのふたりごと:女は自信まんまん?
ざしきわらしを追いかけて
人生百年時代の浦島伝説
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雪だるま やよいの旅のお花見
全35編収録
おりべまことの新刊 Amazon Kindleより発売! ¥300
無力な状態で生きなくていけないため、
親に「守ってあげなきゃ」と思わせる。
だから赤ちゃんはかわいいのだ――というのが今では定説。
でも、そうした戦略だけではないのではないか?
あのかわいさには、
もっともっと人間の心の根源にひびく秘密がありそうだ。
そう考えて男の目線から赤ちゃんについて考察した表題作。
「若水」「浦島太郎」など、
シュールで意味深な日本むかし話に関する考察、
6歳の時、僕はいったい何を見たのだろう?――と、
いまだに頭の中でそれぞれのエピソード・世界観が
進化・深化を続けている
「ウルトラQ」をモチーフにしたお話など、
子どもをテーマにした35編のエッセイを収録。
もくじ
ホラー日本むかしばなし「若水」
人生で大事なことの始まりは子どものお祭り
オバQヒーリング
どんな花を咲かせる種が眠っているのか誰も知らない
子どもの卒業・親の卒業
中学生におすすめの映画
天国への階段の上まで冒険
川床の七夕の夢
子どもの自立について
子どもを愛さない男を父とは呼ばない
山中の孤独な夜の過ごし方
山羊座のボヤキとイベント増殖に対する懸念
息子は強制退去で独立
未来の子どもに伝えたい ネッシー、UFO、心霊写真、二十世紀の化石ジジイ
日本の子ども・高齢者の幸福度と「迷惑施設」と呼ぶ大人のエゴ
さるひめさま
神さまのカケラを拾い集めて生きる
私立探偵・健太のこと
絵描きのセンス
自由な気持ちで、丁寧に生きる
藤原カムイのウルトラQ
誕生の恐怖・思春期の恐怖・最期の恐怖
ルカ Lukaと子どもの虐待
夏祭りの女の子と大きな梨
コロナの後遺症に鍼治療の可能性
カネゴンは鳥を見た
赤ちゃんはなぜかわいいのだ?
アナ雪を鑑賞して想い巡らせる男と女の未来
なぜキャンデーズが三体のコケシのように見えたのか?
たましいのふたりごと:女は自信まんまん?
ざしきわらしを追いかけて
人生百年時代の浦島伝説
母の日・父の日に感謝のプレゼントなんかいらない
キラキラネームが踊る未来
雪だるま やよいの旅のお花見
「DAIHON屋のネタ帳」から厳選・リライト 全35編
どうぞ読んでみて!
おりべまこと電子書籍新刊
エッセイ集:子ども②
「赤ちゃんはなぜかわいいのだ?」
9月1日(木)発売予定!
もくじ
●ホラー日本むかしばなし「若水」
●人生で大事なことの始まりは子どものお祭り
●オバQヒーリング
●子どもの卒業・親の卒業
●中学生におすすめの映画
●子どもを愛さない男を父とは呼ばない
●カネゴンは鳥を見た
●赤ちゃんはなぜかわいいのだ?
ほか全35編収録
無力な状態で生きなくていけないため、
親に「守ってあげなきゃ」と思わせる。
だから赤ちゃんはかわいいのだ――
というのが今では定説。
でも、そうした戦略だけではないのではないか?
あのかわいさには、
もっともっと人間の心の根源にひびく
秘密がありそうだ。
そう考えて男の目線から
赤ちゃんについて考察した表題作をはじめ、
子どもをテーマにした35編のエッセイを収録。
どうぞお楽しみに!
16日間無料キャンペーンは無事終了しました。
ご購読の皆さん、どうもありがとうございます。
レビューお待ちしています。
新刊は8月末発売予定
エッセイ集:子ども②「赤ちゃんはなぜかわいいのだ?」
●子どもを愛さない男を父とは呼ばない
●日本の子ども・高齢者の幸福度と「迷惑施設」と呼んでしまう大人のエゴ
●神さまのカケラを拾い集めて生きる
●さるひめさま ほか 全33編 収録予定
お楽しみに。
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20歳から、40歳から、60歳からでも、面白く
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・わたしの中の人間のクズ
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・とんかつ屋はいかにして声優に転身したか
・eパン刑事、その愛と死とスマホ
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・自分の中の文脈を探る冒険
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・「人間を大事にしています」ってどういうこと?
・いい人のサービス残業問題
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戦争も平和も、マンガもアイドルも、芸術も金儲けも。
昭和には今も心を傾けられるもののすべてがあった。
もくじ
・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会
・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?
・昭和オカルト大百科
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心の中の子ども時間が自分を自分らしくする。
もくじ
・大人のなかの子ども、子どもの中のおとな
・ちびちびリンゴとでかでかスイカ
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・子ども時間の深呼吸
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もくじ
・なぜ日本ではカエルはかわいいキャラなのか?
・ウーパールーパーな女子・男子
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第3世:お盆に効く!子どもと動物と昭和のエッセイ集
本日8月13日(土)16:00~16日(火)15:59
★子ども時間の深呼吸 https://amazon.com/dp/B0881V8QW2
いつものロレックスを外して子どもの時計を巻いてみる。
心の中の子ども時間が自分を自分らしくする。
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人間のことは動物に訊け。
動物から人間の正体が見えてくる。
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戦争も平和も、芸術も金儲けも。甘い夢も非情な現実も。
僕らの愛するもののすべてがあった昭和へGO!
ご購読後はぜひレビュー投稿をお願いします。
第2世:長編小説特集「読むホリデー」
8月9日(火)16:00~12日(金)15:59
・オナラよ永遠に http://www.amazon.co.jp/dp/B085BZF8VZ
子どもたちの未来を開くのは愛と笑いとオナラの力!
・いたちのいのち http://www.amazon.co.jp/dp/B08P8WSRVB
少女とフェレットの楽しい暮らしと切ないお別れの物語
・ちち、ちぢむ
http://www.amazon.com/dp/B09WNC76JP
ちっちゃいおじさんになっちゃったお父さんを救え!
レビューお待ちしています。
あなたの感想をお聞かせください。
第1世:短編小説特集「1時間で奇譚旅行体験」
8月8日(月)15:59まで
・魚のいない水族館
主人公が就職した廃墟の水族館が、人魚も踊るひと夏だけのカーニバル会場になった。
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・茶トラのネコマタと金の林檎
金持ちマダムに雇われた私立探偵が、密かに埋められた財宝・金の林檎の発掘に挑む。
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・ざしきわらしに勇気の歌を
子どもたちの妖怪大戦争に巻き込まれた認知症の寅平じいさんの運命やいかに!
http://amazon.com/dp/B08K9BRPY6
レビューお待ちしています。
皆さんの読んだ感想をお聞かせください。
第1世:短編小説特集「1時間で奇譚旅行体験」
8月5日(金)16:00~8日(月)15:59
・魚のいない水族館
廃墟だったはずの水族館が、人魚も踊るひと夏のカーニバル会場になった。http://www.amazon.co.jp/dp/B08473JL9F
・茶トラのネコマタと金の林檎
金持ちマダムに雇われた私立探偵が、密かに埋められた金の林檎の発掘に挑むhttp://www.amazon.com/dp/B084HJW6PG
・ざしきわらしに勇気の歌を
子どもたちの妖怪戦争に巻き込まれた寅平じいさんの運命やいかに! http://www.amazon.com/dp/B08K9BRPY6
レビューお待ちしています。
皆さんの読書体験をお聞かせください。
●第1世:短編小説特集
8月5日(金)16:00~8日(月)15:59
・魚のいない水族館 http://www.amazon.co.jp/dp/B08473JL9F
・茶トラのネコマタと金の林檎 http://www.amazon.com/dp/B084HJW6PG
・ざしきわらしに勇気の歌を http://www.amazon.com/dp/B08K9BRPY6
●第2世:長編小説特集
8月9日(火)16:00~12日(金)15:59
・オナラよ永遠に http://www.amazon.co.jp/dp/B085BZF8VZ
・いたちのいのち http://www.amazon.co.jp/dp/B08P8WSRVB
・ちち、ちぢむ
http://www.amazon.com/dp/B09WNC76JP
●第3世:エッセイ集:昭和/子ども/動物
8月13日(土)16:00~16日(火)15:59
・昭和96年の思い出ピクニック http://www.amazon.co.jp/dp/B08WR79ZCR
・子ども時間の深呼吸 https://www.amazon.com/dp/B0881V8QW2
・神ってるナマケモノ http://www.amazon.co.jp/dp/B08BJRT873
●第4世:エッセイ集:生きる
8月17日(水)16:00~20日(土)15:59
・酒タバコやめて100まで生きたバカ http://www.amazon.com/dp/B09MDX2J45
・いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル https://amazon.co.jp/dp/B09QQ823C9
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どうぞお楽しみに!
7月11日(月)15:59まで。
あと1日。
どうぞお見逃しなく。
エンディングライターとしての活動から綴った、老いと死をめぐる面白エッセイ集。
すべての人がいつかは関わらなくてはならない「死」の話。
それについて自分は本当はどう考えているのか、他の人はどう感じているのか――そんな対話をしてみたい人のネタに使っていただき、どうせいつかは向き合わなくてはならない死に心を慣らすのにお役に立てていただければ幸いです。
また、子どもや若者で、
じつはとっても死に興味があるという人。
あなたは別に異常でも何でもなく、
「死があるからこそ生が輝く」という人生の本質を知る人です。そんな人にとっても心の糧にしていただきたい本です。
自身のブログ「台本屋のネタ帳」2016~2019年から
39編を厳選・リライトして収録。
もくじ
・死ぬまでジタバタしようぜ:「老い」を楽しんだ蜷川幸雄さん
・エンディング時代の遺産相続を考える
・エンディングを意識して人生の台本を書く
・「老害人」の話と人生最後で最大の仕事
・高齢者ドライバーは、免許返すとおトクやでぇ~
・母の世界深化縮小
・犬から、ネコから、人間から、ロボットからの卒業
・近江路の庶民の仏像
・人形が幸せになれる国ニッポン
・茨城・葬式の撒き銭のルーツを探る
・映画やテレビドラマの世界では高齢の犯罪者が増えている?
・マタギの里の大往生
・ロボットみたいなプロより、ヘタで未熟な若僧のほうが好印象
・一生消費者で終わらないために
・ロボットが社会に出てくるからこそ、
人間の在り方について考えられる
・国境なき医師団に遺贈の問い合わせ急増
・北千住の葬儀相談サロンと帰りそびれたウルトラマン
・孤独な老人は本当に可哀そうな存在か?
・リメンバーミー:「わたしを忘れないで」のメッセージ
・西城秀樹さん葬儀:青春の同窓会
・孤独死の現場・ゴミ屋敷の実態をミニチュアで見せる
・高齢者を書くということについて
・百年ライフの条件と自分ストーリー
・「悠々自適の幸福な未来」が待ってるはずだった
・記憶を伝える「おもかげ復元師の震災絵日記」
・異業種からの葬儀供養業参入ストーリー
・高級住宅街のど真ん中の斎場
・義父の棺に競馬研究ノート
・長生きすれば運・不運、幸・不幸もチャラになる?
・義父の葬儀
・葬儀・供養に関する「昭和システム」の呪縛
・サンゲノヨル:仏教式罪の告白
・葬式・戒名・墓――どこまで省けるのか?
・現代の聖職者による、現代人必読の書
「時が止まった部屋」レビュー
・死ぬまでの自由研究の時間
・ガンで死ななきゃカネが入らん
・死後のサイバー空間の存在証明と
(お金にならない)財産の行方
・喪中はがきと終活年賀状
・「私のちいさなお葬式」: 終活と成功と幸福を考える映画 全39編収録
7月11日(月)15:59まで
6日間連続。
エンディングライターとしての活動から綴った、老いと死をめぐる面白エッセイ集。
すべての人がいつかは関わらなくてはならない「死」の話。
それについて自分は本当はどう考えているのか、他の人はどう感じているのか――そんな対話をしてみたい人のネタに使っていただき、どうせいつかは向き合わなくてはならない死に心を慣らすのにお役に立てていただければ幸いです。
また、子どもや若者で、
じつはとっても死に興味があるという人。
あなたは別に異常でも何でもなく、
「死があるからこそ生が輝く」という人生の本質を知る人です。そんな人にとっても心の糧にしていただきたい本です。
自身のブログ「台本屋のネタ帳」2016~2019年から
39編を厳選・リライトして収録。
もくじ
・死ぬまでジタバタしようぜ:「老い」を楽しんだ蜷川幸雄さん
・エンディング時代の遺産相続を考える
・エンディングを意識して人生の台本を書く
・「老害人」の話と人生最後で最大の仕事
・高齢者ドライバーは、免許返すとおトクやでぇ~
・母の世界深化縮小
・犬から、ネコから、人間から、ロボットからの卒業
・近江路の庶民の仏像
・人形が幸せになれる国ニッポン
・茨城・葬式の撒き銭のルーツを探る
・映画やテレビドラマの世界では高齢の犯罪者が増えている?
・マタギの里の大往生
・ロボットみたいなプロより、ヘタで未熟な若僧のほうが好印象
・一生消費者で終わらないために
・ロボットが社会に出てくるからこそ、
人間の在り方について考えられる
・国境なき医師団に遺贈の問い合わせ急増
・北千住の葬儀相談サロンと帰りそびれたウルトラマン
・孤独な老人は本当に可哀そうな存在か?
・リメンバーミー:「わたしを忘れないで」のメッセージ
・西城秀樹さん葬儀:青春の同窓会
・孤独死の現場・ゴミ屋敷の実態をミニチュアで見せる
・高齢者を書くということについて
・百年ライフの条件と自分ストーリー
・「悠々自適の幸福な未来」が待ってるはずだった
・記憶を伝える「おもかげ復元師の震災絵日記」
・異業種からの葬儀供養業参入ストーリー
・高級住宅街のど真ん中の斎場
・義父の棺に競馬研究ノート
・長生きすれば運・不運、幸・不幸もチャラになる?
・義父の葬儀
・葬儀・供養に関する「昭和システム」の呪縛
・サンゲノヨル:仏教式罪の告白
・葬式・戒名・墓――どこまで省けるのか?
・現代の聖職者による、現代人必読の書
「時が止まった部屋」レビュー
・死ぬまでの自由研究の時間
・ガンで死ななきゃカネが入らん
・死後のサイバー空間の存在証明と
(お金にならない)財産の行方
・喪中はがきと終活年賀状
・「私のちいさなお葬式」: 終活と成功と幸福を考える映画 全39編収録
本日7月6日(水)16:00から
「七夕スペシャル・星に願いを無料キャンぺーン」
11日(月)15:59まで6日間連続。
エンディングライターとしての活動から綴った、
老いと死をめぐる面白エッセイ集。
すべての人がいつかは関わらなくてはならない「死」の話。
それについて自分は本当はどう考えているのか、他の人はどう感じているのか――そんな対話をしてみたい人のネタに使っていただき、どうせいつかは向き合わなくてはならない死に心を慣らすのにお役に立てていただければ幸いです。
また、子どもや若者で、
じつはとっても死に興味があるという人。
あなたは別に異常でも何でもなく、
「死があるからこそ生が輝く」という人生の本質を知る人です。そんな人にとっても心の糧にしていただきたい本です。
自身のブログ「台本屋のネタ帳」2016~2019年から
39編を厳選・リライトして収録。
もくじ
・死ぬまでジタバタしようぜ:「老い」を楽しんだ蜷川幸雄さん
・エンディング時代の遺産相続を考える
・エンディングを意識して人生の台本を書く
・「老害人」の話と人生最後で最大の仕事
・高齢者ドライバーは、免許返すとおトクやでぇ~
・母の世界深化縮小
・犬から、ネコから、人間から、ロボットからの卒業
・近江路の庶民の仏像
・人形が幸せになれる国ニッポン
・茨城・葬式の撒き銭のルーツを探る
・映画やテレビドラマの世界では高齢の犯罪者が増えている?
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もくじ
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・現代の聖職者による、現代人必読の書「時が止まった部屋」レビュー
・死ぬまでの自由研究の時間
・ガンで死ななきゃカネが入らん
・死後のサイバー空間の存在証明と(お金にならない)財産の行方
・喪中はがきと終活年賀状
・「私のちいさなお葬式」: 終活と成功と幸福を考える映画
全39編収録
エンディングライターとして2016年から雑誌・ウェブサイト(葬儀・供養業界の専門誌)で記事を書いています。
その取材の過程で拾った諸々のエピソード、
記事上では公開しなかった情報・感想などを
中心に綴ってきた、
人生のエンディングにまつわるエッセイを
1冊にまとめました。
(2020年以降のものは続刊で刊行予定)
エンディングは
「何を大切にし、自分にとって幸福とは何で、
そのためにどう生きていくか」といった、
普遍的で本質的な問いが集約される分野です。
しかし、些事に追われる忙しない常識的な日常では、
なかなか話題にもできません。
出来れば遠ざけたいもの、
ずっと知らないフリをしていたい「死」。
しかし、すべての人がいつかは関わらなくてはならない「死」の話。
それについて自分は本当はどう考えているのか、
他の人はどう感じているのか――
そんな対話をしてみたい人のネタに使っていただき、
どうせいつかは向き合わなくてはならない死に
心を慣らすのにお役に立てていただければ幸いです。
また、子どもや若者で、
じつはとっても死に興味があるという人。
あなたは別に異常でも何でもなく、
「死があるからこそ生が輝く」という
人生の本質を知る人です。
そんな人にとっても心の糧にしていただきたい本です。
自身のブログ「台本屋のネタ帳」2016~2019年から39編を厳選・リライトして収録しています。
もくじ
・死ぬまでジタバタしようぜ:
「老い」を楽しんだ蜷川幸雄さん
・エンディング時代の遺産相続を考える
・マタギの里の大往生
・西城秀樹さん葬儀:青春の同窓会
・孤独死の現場・ゴミ屋敷の実態をミニチュアで見せる
・高齢者を書くということについて
・百年ライフの条件と自分ストーリー
・死後のサイバー空間の存在証明と(お金にならない)財産の行方
・喪中はがきと終活年賀状 ほか ¥300
エンディングライターとして雑誌・ウェブサイト
(葬儀・供養業界の専門誌)で2016年から記事を書いている。その取材の過程で拾った諸々のエピソード、
記事の中には出さなかった情報・感想などを
中心に綴ってきた、
人生のエンディングにまつわるエッセイを1冊にまとめた。(2020年以降のものは続刊に収録予定)
出来れば遠ざけたいもの、
ずっと知らないフリをしていたい「死」は、
すべての人がいつかは関わらなくてはならない事象。
どうせいつかは向き合わなくてはならないものなら、
少しずつでいいから心を慣らしておいた方がいいのでは――
ということでお役に立てるなら何よりです。
また、子どもや若者で、
じつはとっても死に興味があるという人。
あなたは別に異常でも何でもなく、
「死があるからこそ生が輝く」という
人生の本質を知る人です。
そんな人にとってもお役に立てる本・
心の糧にしていただきたい本です。
もくじ
・死ぬまでジタバタしようぜ:「老い」を楽しんだ蜷川幸雄さん
・エンディング時代の遺産相続を考える
・エンディングを意識して人生の台本を書く
・「老害人」の話と人生最後で最大の仕事
・高齢者ドライバーは、免許返すとおトクやでぇ~
・人形が幸せになれる国ニッポン
・茨城・葬式の撒き銭のルーツを探る
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その時だけは違った。
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そんなリコに恋したシンゴが彼女の気を引くために「きみのためにUFOを呼ぼう」と言ってアプローチすると、リコが生きる世界にさまざまな不思議な現象が起こり始める。
子ども時代を卒業し、人生の旅に出る支度を始めた少女の、夢と想像と現実が入り混じった日常生活を描く青春×終活×謎の空飛ぶ円盤ファンタジー。
もくじ
1 地球人の母になる
2 星のおじいさま
3 UFOに出逢ったお母さん
4 ラブリーな親友
5 恋文と宇宙の夢
6 令和終活コーポレーション
7 記念碑ツアー
8 レトロ喫茶と未来の記憶
9 取り調べ
10 里山の合宿でUFOと出逢う
11 UFO同窓会のレポート
12 奇妙な家族だんらん
13 競馬場でのドラマ
14 絶交
15 星のおじいさまの息子
16 いつか見た虹のこと
17 UFOからのメッセージ
18 天国への扉
19 魔法のアイドル誕生
20 ありがとう友だち
21 いつか家族に
「新プロジェクトを発動するから来て!」
と呼ばれて、江東区の大島へ。
昨年から月1ペースで通っているデイサービス&整体院だ。
亀戸と大島の間ぐらいのロケーションなので、
都営新宿線 大島駅からは10分くらい歩く。
通るのは中の橋商店街という
昭和レトロな雰囲気が漂う1km近い下町商店街。
この周辺には大きなスーパーがなく、
個人商店が立ち並ぶ聖域みたいになっている。
今年になって初めて行ったが、
新たに「なかたん」という
お買い物の女の子キャラクターが登場。
けっこうかわいくて好きだ。
地元の人御用達で、
観光客が集まるようなところではないが、
下町情緒があてほのぼのするので、
近くに来るようなことがあったら覗いてみて下さい。
「なかたん」を見ていたら、
なぜか「ちびまる子ちゃん」を思い出した。
中の橋商店街は、まる子のマンガに出てくる
清水の商店街にちょっと似ているのだ。
きっとこのあたりで生まれ育った子どもの目には、
とてつもなく長大な商店街に、
そしてふるさとのような風景に見えるだろう。
先週、まる子役のTARAKOさんが亡くなってしまったが、
みんな大好き昭和40年代の夢をなくすわけにはいかず、
アニメはまだまだ存続する模様だ。
けれども後を継ぐまる子役の声優さんは
大変な覚悟が必要。
誰がなってもネットで悪口を書くのはやめようね。
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認知症になったらもう社会の役に立たない。
そう思っている人は少なくないだろう。
中には仕事をしている人もいるようだが、
よほど長年の付き合いがある懇意の間柄か、
もしくは条件付きでなければ頼めない。
うちの義母は働くのが好きで、
気が乗っていると積極的に家事をやりたがるが、
正直、ありがた迷惑なことが多い。
社会の役に立つか?と問われれば、
常識の範疇では「NO」と言わざるを得ない。
しかし、彼女には彼女にしかない存在価値がある。
いつも散歩に行く公園・遊歩道は、
今日のような晴れて暖かい日曜日は
家族連れが大勢来ている。
彼女は小さい子供を見ると、のべつまくなしに
「かわいい」とか「いい子ちゃん」とか言ってほめ、
興が乗るとベタベタ触ろうとする。
コロナの時はヒヤヒヤしていたが、
自分の子を手放しでほめられて
親は悪い気がするはずがない。
ほとんどが受け入れてくれて
「ありがとうございます」と返す。
少し時間をかけてやり取りすると、
明らかにおかしな人だとわかるが、
ちょっとだけなら天真爛漫な気のいい
近所の普通のばあさんという印象になるようだ。
子どもも元気に笑顔で挨拶を返す子よりも
照れてモゾモゾしちゃう子のほうが多い。
もしかしたら内心怖がっている子もいるかもしれないが、
特に問題になったことは今までない。
だから言ってみれば、義母は出会う親子らを
ささやかながら幸福にしているのである。
一度、アトピーの赤ちゃんを抱いた
お母さんに会ったときがあり、
その時はちょっと驚いた。
義母は顔が赤くなってしまっているその赤ちゃんを見るや、
「わあ、かわいい」と、ぐいっとのぞき込み、
二言三言、あやすようなことを言って、
お母さんに「本当にかわいい子ですね」と言ったのである。
よほどうれしかったらしく、
お母さんは思わず泣いてお礼を言っていた。
おそらく義母のように純粋に「かわいい」と
言ってくれる人は周囲にいないのだろう。
普通なら口ではそう言っても、
内心では「かわいそう」とか
「お気の毒に」と思っている人がほとんど。
母親はそういう負の感情は鋭く読みとれるものだ。
しかし義母は何の屈託もなく、
心の底から「かわいい」と言っている。
それが伝わったので泣いたのだろう。
ささいなこと、一瞬のことだが、
あのお母さんは幸福な思いを抱き、
子育てをする勇気と元気を得られただろう。
考えてみたらすごいことだ。
普通の人ではなかなか真似できない。
少なくとも僕にはできない。
通常の社会人として何もできず生産性ゼロだとしても、
やっかいでめんどくさくて世話が焼けても、
義母は目に見えない部分で社会に役立っている。
たとえそれが仕事と呼べないものにせよ、
多くの人に幸福感を与えられることは、
大きな社会的価値と言ってもいいのではないだろうか。
今が何月なのか、春夏秋冬どの季節なのか、
さっぱり認知していない義母だが、
動物と同じく体感で季節が変ったことはわかるらしい。
どんどん外に出たがるので、
散歩のおともに費やす時間がまた増えそうだ。
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春休み、夏休み、冬休み。
子どもは長い休みに成長する。
宿題のない春休みは勉強なんか忘れて、
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小学生、中学生、高校生のあなたに。
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どうぞお楽しみに!
蛇身の魔女ラミアの伝説は、
ギリシャ神話にルーツを持つらしい。
上半身が美女、下半身が蛇の吸血鬼というのは、
エロチック感MAXで、
想像しただけでクラクラしてしまう。
その蛇魔女の誘惑について歌った「ラミア」は、
「サパーズ・レディ」「怪奇のオルゴール」などと並んで
ジェネシスのレパートリーの中でも人気抜群の曲だ。
それだけでなく、プログレッシブロック全般、
ポップミュージック、ロックミュージックの歴史の中でも
飛び抜けてユニークでイマジネイティブ。
こんな音楽を創れたのは、
70年代前半のピーターガブリエル在籍時の
ジェネシスだけである。
僕にとってこの曲は10代・20代の頃の思い出とともに、
とても懐かしく響くのだが、
若い世代も男女問わず
ラミアの虜になってしまう人が続出するようで、
YouTubeでもやたらとカバーが多い。
1974年リリースの2枚組アルバム
「幻惑のブロードウェイ」の挿入歌だが、
このアルバムは、ニューヨークに暮らす移民の少年が
ブロードウェイの路上に
子羊が横たわっている情景に出くわし、
それを追いかけて地下の迷宮に迷い込むという
「不思議の国のアリス」みたいなストーリーを
構成したもの。
全23曲・約90分にわたって
ジェネシス流のロックオペラが展開する。
それまでの3枚の傑作アルバム「怪奇骨董音楽箱」
「フォックストロット」「月影の騎士」で、
音楽による怪奇メルヘン、
ダークファンタジーを綴ってきたジェネシスの、
いわば集大成とも言える作品だ。
ストーリーはよくある夢オチだが、
一つ一つの楽曲の完成度、演奏表現の素晴らしさは圧倒的。
特に変幻自在なピーター・ガブリエルのヴォーカルは、
この時代のジェネシスミュージックの核をなしていた。
「ラミア」では水の中で絡みつく蛇身の魔女のイメージ、
耽美的な悪夢のイメージを繊細に歌っている。
ガブリエルはこのアルバムのツアー後、ジェネシスを脱退。
彼を失ったバンドは解散するのかと思いきや、
ドラムを叩いていたフィル・コリンズががんばって再生。
そしてダークファンタジーから
ポップ路線に変更したのが成功し、
アメリカで大ブレイクした。
一方、ガブリエルもソロになって
ワールドミュージックを取り入れた
独自の音楽世界を構築し、大きな成功を納めた。
昨年、73歳にして出したニューアルバム「I/O」は、
なんと全英売上1位を獲得している。
彼らの後年の音楽シーンでの出世を考えると、
50年前、若きガブリエルのヴォーカルを中心に織り上げた
ダークでプログレッシブなジェネスの音楽は、
まさしく彼らにとっての「創世記」だった。
そして、それは輝かしい成功とはまた別の、
不滅の価値がリスペクトされ、聴き歌い継がれている。
女性ヴォーカルの「ラミア」もまたいい!
先日、ある年上の知人と会ってがく然とした。
前に会って半年も経っていないのに
ずいぶん老け込んでしまったと感じた。
もう70を超えて高齢者の域に入っているので
けっして不思議ではないが、それにしても・・・。
病気になったとか、怪我をしたわけでもない。
話を聴く限り、何かショッキングな出来事や
センセーショナルな出来事があったわけでもなさそうだ。
でも目が死んでいて覇気がない。
何か自分の人生を放棄してしまったような感じを受ける。
彼は若い頃、けっこう自信家で常識を疑い、
人間と社会に対する鋭い批評眼を持っていたので
内心、一目置いていた。
そしていずれ中年になる頃には
何かデカいことをやるだろうと思っていた。
ところがさにあらず、
人生は思うようにいかなかったようだ。
プライドが高く、自己主張が強いことも裏目に出た。
独身であり続け、
ここに至るまで自分の家族を持たなかったことも
不運だった気がする。
彼のことを批判的には考えたくない。
昔はむしろ、ちょっとアアウトローっぽい
個性的な生き方がカッコいいと思っていたくらいだ。
けれどもいつの間にかダメになったのは、
世の中を批評的に見過ぎて、
自分がやりたいことをまじめに考え、
それに向けて何も行動していなかったことだ。
いつかはそういうチャンスが
巡って来るだろうと思っていて、
若くて元気な時代、体力がある時代を
その時々の欲望や生活のための仕事で
消耗してしまい、何も育んでこなかった。
悲しいことだが、今となってはその時間は取り戻せない。
こういうことは誰にも起こる。
会社員でもフリーランスでも関係ない。
うかうかしていると時間はすぐに過ぎ去る。
人生100年時代になったが、
それでも自分が何者であるか知り、
自分の中に埋蔵しているものを掘り出すには、
人生はあまりに短い。
今日いっぱいやりたいことがあったのに、
いろんな雑用が入ってきたり、
突然、頼まれごとをしたり、
家族の面倒を見なきゃならなかったりで、
それらをこなしているうちに夜中になって、
なにもできずじまいだった――というのと同じだ。
若い人は心して聴いてほしい。
40歳を過ぎたら、
その後の10年、20年はあっという間に過ぎ去る。
そうならないようにするには
30代までのいろいろな経験を活かし、
後年のエネルギーに変えていくといった工夫がいる。
「老後の蓄え」というのはカネだけの話ではない。
いや、むしろカネを蓄えるのに人生を消耗して、
カラッポになってしまう人の方が
もっとヤバいのではないかと思う。
若くて元気なうち、体力があるうちに
いろんな冒険をし、心を解放する。
そして自分が本当は何をやりたいのか、
自分の人生にとって大切なものは何なのか考えながら、
それに向かって少しずつでも行動していく。
そうすると違った世界が開けてくると思う。
平成後半、何度もオワコンだと言われ、
アメリカに売り飛ばされていたゴジラがまさかの再生。
そして驚愕のアカデミー賞受賞。
その「ゴジラ-1.0」と、
作品賞をはじめ、各賞を総ナメにした
「オッペンハイマー」が同じ年に受賞したことには
何か因縁を感じるが、
あまりそんなことを考えている人はいないのかな?
以前も書いたが、昭和20年代を舞台にした
「ゴジラ-1.0」が
原爆投下や敗戦の傷跡をあまり感じさせなかったことに
けっこう違和感を覚えた。
もしやアメリカ市場に忖度してる?とも考えた。
今回の受賞で、ゴジラが水爆実験から生まれた怪物だという
オリジナル設定は忘却されてしまうのではないか?
そんな懸念もある。
もう一つ、今回称賛され、
たぶん受賞の一要因になったのは、
アメリカ・ハリウッドでは考えられない
低予算・少人数による制作体制。
どちらもケタ違いに安くて少ない。
これはもう日本映画のお家芸みたいなもので、
映画が量産されていた1950年代・60年代、
黒澤明や小津安二郎が活躍していた時代は、
コスパ、タイパに徹底的にこだわり、
1週間で1本とか、1か月で3本とかをあげるのは
ザラだったという。
巨大な予算と膨大な人数で映画作りを行い、
働く人たちの権利意識が強く、組合も強力で、
頻繁にデモやストライキなどをやる
ハリウッドでは到底考えられない作り方・働き方なのだ。
これもまた、資本・経営者に対する
日本の労働者の立場の弱さを表している。
と言ったら言い過ぎ?
もちろん、条件が悪い中で工夫して知恵を絞ることに
イノベーションが生まれるので、
いいことでもあるんだけど。
ただ、この働き方改革の時代に、
スタッフの健康やプライベートは大丈夫かとか、
それなりの額のギャラが
ちゃんと払われているだろうかとか、
会社の言いなりになっていないかとか、
ついついよけいなことを考えてしまう。
映画をはじめ、クリエイティブの現場は
労働基準法なんてあってなきもの、
みんな好きで、愛を込めて仕事やっているんだから、
夜中までかかろうが、休みがゼロだろうが文句なんかない。
といった世界だったはず。
気持ちがノッて、クリエイティブ魂が全開になって、
現場のテンションがグワーって盛り上がってきたところで、
「はい、6時になったんで今日はここでおしまい」
なんて言われたらドッチラケ。
昔の監督だったら「ふざけんな!」と怒鳴りまくるだろう。
と、僕は認識しているが、最近はそうした環境も
変わってきているのだろうか?
なんだかせっかくの受賞に
ケチをつけるようなことを書いたけど、
やっぱりこれは画期的な出来事。
ハリウッドの映画製作にも何か影響を与えるのだろうか?
ちょっと楽しみではある。
最近はどうだか知らないが、
僕が子どもの頃、よく読んだマンガでは
作者自身がしばしば作品のなかに出てきた。
おそらく手塚治虫先生がその草分けだろう。
「バンパイヤ」では完全に登場人物のひとりとなって、
物語のなかで大活躍していた。
その他、石ノ森章太郎、永井豪などの
セルフキャラも印象的で、
土田よしこなどは、ほとんど自分を主人公にした
「よしこ先生」なんてマンガを描いていた。
鳥山明先生の自画像「ロボットリヤマ」も大好きだった。
僕は「ドラゴンボール」のことはあまり知らなくて、
好きだったのは「ドクタースランプ」の方だった。
ちなみに「ロボットリヤマ」とは
当時、僕とごく一部の友人がそう呼んでいただけで、
公式なキャラ名などではない。
デビュー当時、「ドクタースランプ」の絵は衝撃的で、
お洒落なのにめっちゃギャグ漫画しているところ、
そしてアラレちゃんをはじめとするキャラが
可愛くて弾けているところは、
それまでのマンガにない、新鮮な世界だった。
鳥山先生は名古屋出身、僕も名古屋なので、
ニコちゃん大王をはじめ、
ブロークンな名古屋弁をしゃべるキャラが
いろいろ出てくるのも面白くて親しみを覚えた。
ペンギン村には作者自身もやってきて、
しばしば登場していた。
最初の頃は人間の姿で出ていたが、
すぐに自己改造して「ロボットリヤマ」になり、
ペンギン村に移住した。
鉄を食べちゃうガッちゃんによく食われて、
半壊状態になっちゃうのには、いつも笑わせてもらった。
人気が爆発し、仕事が忙しくなり、
自分がマンガ生成マシーンのように思えて
ロボット化したのだろうか。
でも、みんなに喜んでもらうマンガを描き続ける
ロボットの自分をとても楽しみ、愛していたのだと思う。
どうかごゆっくりお休みください。
認知症の義母を連れて日曜日の公園に行くと、
雑多な子どもたちがウジャウジャ走り回ったり、
飛んだり跳ねたり、わめいたりしている。
ここは自然豊かで、川が流れ、広場があり、
木もいっぱい生えていて生き物もたくさんいる。
季節ごとに表情が変わって面白いので楽しくなる。
そんななかで遊ぶ子どもたちは幸福だし、
それを見ては喜んだり、ハラハラしている義母も
幸福なはずだ。
当たり前のようにある風景なので、
そう感じる人は少ないのかもしれないが。
この少子化社会にあって、
普通に大勢の子どもといっしょにいられるなんて、
とても恵まれた環境のなかにいるんだなと思う。
子どもを育てるのは本当に面倒くさい。
面倒を見る保護者にとって手間暇かかるし、消耗するし、
邪魔に思えることもあるし、むかつくことは数えきれない。
けれども子どもは社会に絶対必要な存在である。
必要というのは将来の労働力になるとか、
おとなになった時に僕たちの生活を支えてくれるとか、
そんな理由から言っているのではない。
優秀かどうか、勉強やスポーツができるかどうか
なんてことも、はっきり言ってどうでもいい。
本当にどうでもいいことなのだ。
どんな子どもも地域にエネルギーをもたらしてくれる。
僕たちおとなを元気にしてくれる。
「世界は美しい」と実感させてくれる。
それで十分だ。
人間にはみんな、目に見えない才能がある。
子どもはそのことを思い知らせてくれる。
それをきちんと認識できないのが、
今の社会の未熟さであり、問題点だと思う。
僕はもう子どもにはなれないし、子どもの真似もできない。
ならばこの先、違うベクトルでいいから、
地域なり、どこかのコミュニティに
エネルギーをもたらす年寄り、
社会に必要とされる年寄りになりたいと考える。
なれるだろうか?
特にとりえも専門技術も持ち合わせていないけれど。
いい具合に齢を取るのは、なかなか難しそうだ。
1972年にリリースされたイエスのアルバム
「危機」を初めて聴いたのは1975年。
高校に入って間もない春のことだった。
「危機 Close to the Edge」
「同志 And you And I」
「シベリアン・カートゥル Siberian Khatru」
収録曲はわずか3曲。
いずれも18分、11分、10分という
今では考えられない超大曲だが、
その充実度と緊張感、そしてスケールの大きさにのけぞり、
鳥肌が立ちまくった。
中学生の時にプログレにハマって、
ELP、ピンク・フロイド、キング・クリムゾンと聴いてきて、
真打はイエス。
あの時はついに頂点にたどり着いたと思った。
率直に言って、これはELPの「頭脳改革」も、
フロイドの「狂気」も、クリムゾンの「宮殿」も超えていた。
最高のプログレ、いや、最高のロック、世界最高の音楽!
生涯でこれ以上の楽曲には出会えない、とさえ思ったことは
鳥肌のブツブツとともにずっと体内に残っている。
若さゆえの興奮と感動だったが、
じつはその思いは50年近く経った今でも
そんなに変わっていない。
その後、15歳の頃とは比べ物にならないほど
たくさんの、いろんな音楽を聴いてきて、
好きな曲もいっぱいできて、ランク付けなどできないが、
いまだに「危機」が最高峰にあることは確か。
いつ聴いても心動かされ、
精神的なエネルギーをもらっている。
川の流れや鳥の声など、自然音のミックスに続いて
不協和音が嵐のようにうねるイントロ、
そしてメインテーマに流れ込んでいく下りは、
カオスから宇宙が生成され、
地球が生まれてくるドラマを表しているようだ。
東洋哲学が反映された歌詞は抽象度が高く、
和訳を読んでみても、意味がよくわからない。
ただ、70年代のイエスは、
人間の友愛、世界の調和をテーマとして音楽を作っており、
その基本姿勢は美しいメロディラインからも感じとれる。
僕の耳には世界の生成と、人間はいかに生きるか、
人生という旅路のイメージを思い描く曲として響いてくる。
スタジオ盤は非常に繊細なつくりだが、
この1975年のライブではそれと対照的な、
あえて荒れた感じのアグレッシブな演奏になっており、
ライブならではの臨場感が楽しい。
メンバーのラインナップは、
スタジオ盤制作時からビル・ブラッフォードが抜け、
ドラムはアラン・ホワイト。
キーボードはリック・ウェイクマンから
パトリック・モラーツに交代した時期。
モラーツはごくわずかな期間しかイエスに在籍しておらず、
その後の度重なる再結成時にも参加していないので、
このパフォーマンス映像は貴重だ。
この頃、メンバーはまだ20代半ばの若者たち
ということにも驚く。
超絶テクでギターを弾きまくるステーヴ・ハウ、
ヴォーカル ジョン・アンダーソンの美声、
そして、それをサポートするクリス・スクワイアの
バックヴォーカルと、
こ曲のエネルギッシュな“うねり”を創り出す
躍動的なベースプレイ。
今は亡きスクワイアのカッコいい雄姿に、
彼こそがイエスのリーダーだったことが
如実にわかるライブとしても価値がある。
1960年代から70年代、
音楽の神がこの星に降りていた。
この時代にイエスの創造した楽曲は、
やはり地球上に起こった一つの奇跡だったことを
改めて実感する。
そして、中高生という、まだ子どもの時代に
胸に響いたもの、強く感じとったものこそ、
自分の人生にとって本当に価値あるもの・
大切なものなのだ、ということも。
そろそろ受験シーズンも終わりと思っていたら、
電車内にぶわーっと有名学習塾の広告。
ライバルに負けじと複数の塾が一斉に広告を出している。
もちろん、いち早く次年度の塾生を獲得するためだ。
テレビCMもしかり。
戦略とか、マーケティングとかあるんだろうけど、
当事者でない者としては本当にげんなりする。
おまえに見せてるんじゃねーよ。
嫌なら文句言わすに無視しろ。
広告主はそういうだろう。
テレビは消せばいいが、
電車内では目をつむったり、逃げ出すわけにはいかない。
広告によってそういう環境を作り出すことが問題だ。
子供も親も「教育」とか「受験」に
脳が毒されてしまうからだ。
少子化の時代、僕は教育産業も成長を諦め、
縮小していくべきだと思っている。
大学もどんどん減らしていったほうがいい。
受験戦争に巻き込まれることにって、
さらに大学に進学することによって、
いったいどれくらいの子供や親が幸福になるのか?
もちろん、そんな数字は出ない。
学習塾は塾生の○パーセントが合格した、
志望校に入れた、一流校に入れた、
という結果が出ればそれでいい。
それが学習塾にとってのゴールだ。
けれども子供や親にとってはそれはゴールでも何でもない。
人によってはさらなる無間地獄への入口になる。
そんなことをもう半世紀以上も繰り返している。
僕が子どもの頃、楳図かずおのマンガの中に
「秀才」という作品があった。
(「おろち」というオムニバスシリーズの一編)
折しも受験戦争、受験地獄とい言葉が
生まれた時代のもので、
大学受験に向き合う親と子がいかに狂っているか、
いかに不幸なものか、その真髄を描き出した作品だ。
この頃はまだ大学への進学率も低く、
ある意味、ここまで狂ってしまうのは
ある特殊な層の、特別な家庭というイメージがあった。
けれども日本全体が豊かになり、情報化が進んだせいで、
この「秀才」の世界がどこの家庭にも浸透して
すっかり日本社会のデフォルトになってしまった。
そして大学に入ったら入ったで、
その後はベルトコンベア式に
就活、就職というイベントに巻き込まれる。
そんな子供たちにおとなは
「がんばれ受験生」「がんばれ就活生」などと
無責任なエールを送る。
ほとんど季節の風物詩というか、
子どもをネタにしたお祭りみたいな気分になっている。
これでは死にたくなる子供が増えてもおかしくない。
僕にはやっぱりこういう状況は
狂っているとしか思えないのだ。
受験勉強に情熱を傾け、
ある意味、生きがいに出来る子供はいいが、
そんな子は少数派のはずである。
それが当たり前のようになって
しまっているところがおかしい。
親も子も目を覚まして
こんなおかしなシステムに安易に巻き込まれず、
自分の心の声に耳を澄まして、
冷静に人生について考える勇気をもって生きてほしい。
今日はとげぬき地蔵でおなじみの巣鴨へ。
べつに仕事で出かけたわけではないが、
月刊終活なんて仕事をやっているので、
巣鴨の実態くらい見ておこうかと思い、
カミさんといっしょにぶらっと出かけたのだ。
通称・とげぬき地蔵尊は、この商店街の真ん中あたりにある
曹洞宗のお寺「高岩寺」のこと。
このとげぬき地蔵尊商店街では
毎月4のつく日にたくさん露店が出てジジババで大賑わい。
僕らが若い頃、「おばあちゃんの原宿」として
マスコミが取り上げてよく話題になった。
その頃以来のキャッチフレーズはもちろん健在だが、
ただ違うのは、自分自身がここを歩いていても
全く違和感を感じないこと。
むかし感じた一種のカルチャーショックのようなものなど
微塵もなく、街全体に昭和の香りが充満していて、
そこらへんでたこ焼きは食えるわ、大判焼きは食えるわ、
玉こんやくは食えるわ、塩大福は食えるわで、
居心地いいったらありゃしない。
お店の看板も「ズボン屋」とか「バッグハウス」とか
「もんぺ・はんてんの店」とか、レトロ感ハンパなし。
なかでも巣鴨の代名詞とも言える赤いパンツが、
強烈な存在感をアピール。
でも、「年寄に赤」にはちゃんと科学的根拠があって、
赤い色を身に着けると血流がよくなり、
気分も上がって元気になれるのだ。
年齢・性別に関係なく、冷え性の人は
健康維持・向上のために、
ショボくれてる人・メンタルやられちゃってる人は
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赤パンは超おすすめ。
しかも最近は、こじゃれた年寄り用なのか、
それとも上記の理由で若い人たちも買い求めに来るのか、
レースのついたお洒落でセクシーな赤パンも売られていて、
ドッキリ!
見ると某有名下着メーカーの製品である。
それ以外にもいろんなレッドなお召し物が
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歌で映画でドラマで、様々なコンテンツで
「ヒーローズ」というタイトルを見かけるが、
僕にとっての「ヒーローズ」は
デヴィッド・ボウイの歌しかない。
1977年リリースのアルバムのタイトル曲。
アナログ盤では「英雄夢語り」という邦題がついていた。
ボウイがドイツに住んでいた時に作った歌で、
ブライアン・イーノ、トニー・ヴィスコンティらと組んだ
プロジェクトから生まれた。
「ジギースターダスト」や「ヤングアメリカン」を経て、
シンセサイザーを強調した、
プログレ&ニューウェーブ系の音楽に
傾倒していた時代の歌だ。
単調なメロディのくり返しのなかで
「僕らは人生で一日だけならヒーローになれる」
と唱えるこの歌は、
ベルリンの壁の傍で落ち合う恋人たちの姿を見て
着想されたという。
ここでは「ヒーローズ」という言葉が、
閉塞的な状況における人の儚い夢
という意味で使われており、
他のコンテンツにあるような
英雄崇拝・英雄賛歌などではない。
だからいい。
この歌がリリースされて数年間——
70年後半から80年代前半頃は、
この曲・アルバムの評価はさして高くなく、
成功作とは見做されていなかった。
ボウイのキャリアの中でもランク付けは低かった。
けれども1989年6月、
ボウイが当時の西ベルリンの壁際で行ったコンサートから
「ヒーローズ」の評価は劇的に変わった。
まさに壁崩壊(ドイツの東西統一)の5カ月前。
ボウイの歌が、観衆の熱狂が、壁の向こう側にいた
東ベルリンの人々の心を強く動かしたのは間違いない。
以来、そのベルリンコンサートのシンボルとして
「ヒーローズ」は傑作と言われるようになり、
時を経るとともに名曲度を増していった。
そしていまや、ボウイの全キャリアを通して、
一番にその名が挙がる代表曲、
さらに数ある20世紀ロックのなかでも
最高峰の名曲として多くの人が認めている。
リリース以来、実に多くの時代・場所で歌われ、
幾多のミュージシャンにカバーされてきたが、
いま聴いてみて、ボウイ自身の
ミレニアム前後のパフォーマンスが
最も素晴らしいのではないかと思う。
この頃のバックバンドは強力で、
それまでのボウイにはなかった独特のグルーブを創り出し、
21世紀の新しい「ヒーローズ」を生み出した。
シンプルなメロディの繰り返しから
観衆を巻き込んでぐんぐん盛り上がり、
ポジティブなエネルギーを創出していくさまは圧巻の一言。
ふたたび社会の閉塞感が強まり、
壁の内側に人生が閉じ込められ、
精神を苛まれる人がますます増える時代。
何があっても生きろ、生き続けろ
誰もがなれる おまえも人生のヒーローになれ
自分自身のヒーローになれ
ボウイのそんなメッセージが聴こえてくる。
本当に感動的だ。
このバンドの黒人女性ベーシスト
ゲイル・アン・ドーシーは今、
ボウイミュージックを継承する音楽家として活躍している。
彼女が歌う「スペース・オディティ」は美しく、
まるで亡きボウイへの鎮魂歌のようにひびく。
2020年10月にデヴィッド・ボウイの
「5年間 Five Years」で始まった
この「週末の懐メロ」は、
3月いっぱいでいったん終了します。
今回を含め、最後の5回はアンコールシリーズ。
どうぞ最後までお付き合いください。
昨日はネット界で活躍している
カメライター・かさこさんの交流会に参加した。
自分でいろんな仕事をして、
人生を開拓しようとしている人たちが集まっていて、
いろいろ話が出来てとても面白かった。
僕が最高齢かと思っていたら70代の人も参加。
年齢とか全然関係ない世界。
かさこさんは最初、どうやって知ったのか憶えてないが、
6,7年前ぐらいから、
たまにちょこちょこブログを読んでいるうちに
ヘビーユーザーになった。
ビジネス関係・自己啓発関係で
ウソクソな情報があふれ、ぼったくりセミナーが横行し、
まともな人でも
単なる批評家みたいな人ばかりのネット界で、
信頼に足る数少ないリーダー。
良心的でナチュラルで具体的な行動に繋がる発信&
コミュニティづくりをやっている。
巷にあふれるウソクソ儲け話、
マルチまがいセミナー、
虚飾にまみれた起業成功ストーリーなど、
コロナ禍をしのぐインチキウィルス情報で
脳をやられちゃっている人は、
かさこさんの発信を読んだり、
セミナーや交流会などに出て
自分の仕事・人生の療養・自然治癒に取り組もう。
まさにネット界の漢方薬・鍼灸師。
仕事と家庭だけで行き詰まっちゃっている人にもおすすめ。
「僕が64歳になっても、きみは僕を愛してくれるかい?
と歌うのは、ビートルズの
「ホウェン・アイム・シックスティー・フォー」。
この歌が出された1967年頃は
64歳がイギリス人の平均寿命だったらしい。
同じころの日本人の寿命はもっと短かったと思う。
自分もその齢になって、ちょっとドキドキしている。
齢を取っていいことは、経験したどの年齢にも
自由自在に往復できること。
なので還暦を超えると時おり中二病が再発する。
中二の時は「中二病」なんて言葉はなかったけど。
おとなみたいに適当にやり過ごすことができなくて、
「生きる」ことに対して一生懸命に考えている中学生
――にたまには戻ってみてもいい。
そうしてこの先のことを考えてみる。
わたしは、あなたはどう生きたいのか?
そんな思いがあって出来上がった話。
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自分は“宇宙人とのあいのこ”だというリコは、
小学校時代からの親友サーヤとともに
あちこちの葬式を巡り
「故郷の星へ帰っていく人たち」を見て回っては
聖女のごとく祈りを捧げている。
そんなとき、偶然、終活サポートの仕事をしている
中年男・中塚と出会い、彼を介して、
ひとり暮らしでハーモニカ吹きの老人・
小田部と知り合った。
孤独死予備軍の小田部に興味を引かれたリコは
彼に「星のおじいさま」というあだ名をつけ、
食事や掃除の世話をするために家に出入りするようになり、次第に親しさを深めていく。
そんなリコに恋したシンゴが彼女の気を引くために
「きみのためにUFOを呼ぼう」
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リコが生きる世界にさまざまな
不思議な現象が起こり始める。
子ども時代を卒業し、
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今朝、テレビのニュースを見てたら、ダム工事の現場で
ダンプやパワーショベルなど、自動運転の重機が
ガンガン働いているのでびっくり。
1ダース以上いたが、すべて無人。自動運転。
人間がいないので、燃料補給以外、休む時間もなく、
それこそ24時間はたらけまーす、である。
現場は秋田で、そこから数百キロ離れた会社から
遠隔操作しているそうだ。
それとは別のもう少し小規模な工事現場でも
無人重機が動いていて、
こっちは遠隔操作している操縦者が登場。
会社のオフィスの一角にシュミレーターを設置した
スペースを作って、モニターを見ながら動かしている。
さらに驚くのは、操作しているのが女性事務員。
彼女は1日のうち半分事務仕事をやって、
半分はこの工事をしているという。
しかも子育てママなので、子連れ出勤。
シュミレータースペースのわきには、
子どもを寝かせたり遊ばせたりする部屋がある。
作業中も、ヘルメットも作業着も安全靴もいらない。
足もとなんかキティちゃんの顔が付いたサンダル履きだ。
公道を走る車やバスの自動運転は、
安全性の問題があるのでまだまだ時間がかかるが、
逆にこうした作業現場はどんどん自動化されて、
逆に人間が危険地帯に入らなくていいので安全だ。
ロボットではないものの、
重労働はみんな機会にお任せという
アトムの世界がすでに実現している。
AIの普及といい、こうした無人重機といい、
コロナ後の世界はすごいスピードで様変わりしている。
むむ、目が回り、ちょっと息切れが・・・。
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レビューにいつもより時間がかかったので、
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あらすじ
自分は“宇宙人とのあいのこ”だというリコは、
小学校時代からの親友サーヤとともに
あちこちの葬式を巡り
「故郷の星へ帰っていく人たち」を見て回っては
聖女のごとく祈りを捧げている。
そんなとき、偶然、終活サポートの仕事をしている
中年男・中塚と出会い、彼を介して、
ひとり暮らしでハーモニカ吹きの老人・
小田部と知り合った。
孤独死予備軍の小田部に興味を引かれたリコは
彼に「星のおじいさま」というあだ名をつけ、
食事や掃除の世話をするために
家に出入りするようになり、
次第に親しさを深めていく。
そんなリコに恋したシンゴが
彼女の気を引くために
「きみのためにUFOを呼ぼう」
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もくじ
1 地球人の母になる
2 星のおじいさま
3 UFOに出逢ったお母さん
4 ラブリーな親友
5 恋文と宇宙の夢
6 令和終活コーポレーション
7 記念碑ツアー
8 レトロ喫茶と未来の記憶
9 取り調べ
10 里山の合宿でUFOと出逢う
11 UFO同窓会のレポート
12 奇妙な家族だんらん
13 競馬場でのドラマ
14 絶交
15 星のおじいさまの息子
16 いつか見た虹のこと
17 UFOからのメッセージ
18 天国への扉
19 魔法のアイドル誕生
20 ありがとう友だち
21 いつか家族に
約1カ月半かけてAmazonPrimeで
アニメ「進撃の巨人」全94話を見た。
先月末の途中経過でも書いたが、人間が食われる話なので、
残酷描写がかなりのもので、見続けるのが精神的にきつい。
それに慣れてきた中盤で
かつて仲間と信じていた者同士が「共食い」になるので、
これまたきつくなる。
それでも3分の2くらいのところまでは、
自分たちがなぜ壁に閉じ込められているのか、
その謎を解こう。
そして、この壁の向こうにあるはずの
海を見に行こう、という少年の夢がある。
つまり、そこまではどんなに残酷であっても
希望に満ちた冒険物語になっていて、
夢を達成した少年たちが新たな世界に旅立つ――
といった美しい結末を予感させていた。
ところが話はそんな単純ではない。
問題はそのゴールに達したあとのこと。
人生と同じで当たり前だけど、
僕たちはいつまでも少年少女のままではいられない。
この作品は安易なハッピーエンドで
お茶を濁すようなことはしなかった。
カメラが180度切り替わり、新たな世界に視界が開けると、
そこにはさらに救いのない
残酷で恐ろしい世界が広がっていて、
そこでまた戦わなければいけなくなる。
後半の話はどんどん深く複雑になり、
それまでのいろいろな謎が解けていくのだが、
ますます見るのが辛くなっていった。
そして、そもそもいったい誰が主人公だったんだっけ?
と思わせるようなカオス的な展開になっていく。
それでも向き合わずにはいられない気持ちにさせるのが、
この作品のすごいところ。
壁とは何か?
巨人とは何か?
近代日本、戦後日本社会のメタファーであり、
風刺であるという説がよく聞かれるが、
帝国主義や数々の戦争、難民問題などから形づくられた
現代の人類の世界全体の暗喩であるとも受け取れる。
ラストも決してスカッと終わらず、あれでいいのかという、
気持ちの悪い違和感が腹の中に残った。
まるで「後味の良い感動を残す物語」なんてあざ笑い、
ぶった切るかのようだ。
最後の最後のあのシーン、あのセリフは、
希望や救いと言えるのだろうか?
「進撃の巨人」の世界には
随所にさまざまな意味が込められており、
それをどう読み解き、何を考えるかは
読者・視聴者の向き合い方次第と言えるだろう。
それだけの豊かなものがこの作品には詰まっている。
少し落ち着いたら、
今度は原作のマンガを通読してみようと思っている。
いずれにしてもこの時代に、マンガ・アニメという手法で
こんなすごいドラマを創り上げた作者を
リスペクトせずにはいられない。
おりべまこと Kindle新刊:長編小説
今はまだ地球がふるさと
本日2月25日発売予定でしたが、
残念ながら提出が遅れたため、
まだレビュー中。
楽しみにされていた方、
どうもごめんなさい。
明日までお待ちくださいね。
1971年リリース。
最高傑作アルバム「フーズ・ネクスト」の挿入歌で、
ザ・フーのキャリア全体を通じても最高の一曲。
さらに言えば、60年代から70年代の
ポップロック、ハードロック、プログレッシブロックの
美味しい部分をすべて凝縮した、ロック史に残る名曲だ。
♪この荒野で俺は糧を得るために戦う
生きるために全力を尽くす
正しさを証明するために
戦う必要はないし 許される必要だってない
そんな歌詞で始まるこの曲は、
スコットランドの農民が、
妻と子供を連れてロンドンへ脱出する
という物語を音楽で描く
「ライフハウス」というロックオペラの一曲だった。
ところが、この「ライフハウス」の構想がまとまらず、
通常のスタイルのアルバムに挿入された。
結果的には単独曲となったことで
ザ・フー随一のヒットナンバーになったのかもしれない。
タイトルも当初は歌詞に沿って
「Teenage Wasteland(10代の荒野)」と
つけられる予定だったが、
インドの神秘家メヘル・バーバー(Meher Baba) と、
アメリカの作曲家テリー・ライリー(Terry Riley)の
ファーストネームを合わせたものに変更された。
これは当時、作詞・作曲の
ピート・タウンゼント(ギタリスト)が
メヘル・バーバーの思想にいたく
傾倒していたことから来ているようだ。
ザ・フーはこの頃、スピリチュアルな物語を
ロックオペラというスタイルで
ドラマチックに表現することに取り組んでおり、
大成功をおさめた1967年の「トミー」は
ケン・ラッセル監督によって1975年に映画化、
その後、ミュージカルとして舞台化もされた。
戦争に行った夫が戦死したと思っていた
妻は新しい男と恋に落ちた。
けれどもその男との情事の最中、死んだはずの夫が帰還。
夫は怒りにまかせて情夫を殺してしまう。
ところが、その様子を幼い息子トミーが見てしまった。
あわてた父と母は息子に言い聞かせる。
「あなたは何も見なかったし、何も聞いていなかった」
「このことは誰にも話してはダメ」と。
両親から与えられたそのトラウマによって、
トミーは見ることも、聴くことも、
話すこともできないという三重苦を負ってしまう。
そんなストーリーのロックオペラ「トミー」は
トミーが三重苦を克服し、
自己を解放し、自由に羽ばたくという内容で、
僕は高校生の時にその映画を見たが、
カルチャーショックを受け、
自分の中の重要な音楽体験・映画体験として残っている。
「10代の荒野」だった「ババ・オライリー」では
最後にこう歌う。
♪10代は不毛な時代 たかが10代の荒野
10代は不毛な時代 10代に実りはない
全てが無駄なんだ
「ライフハウス」がどんな物語だったのかわからないが、
10代に何を体験するか、
そしてその後、その体験をどう捉えるかで
人生は大きく変わるのだと思う。
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インターネット社会になって女性不信になった。
というのは冗談だが、
おかしなネット発信は女が多い。
SNSは本当にひどい。
FBでは国内外を問わず、会ったこともない女から
ガンガン友だち申請が来る。
もろエロ系もあるが、それとなくまともを装った
表向き若い女が多い。
どんなやつか発信履歴を見ると、まったく中身がなくて、
写真だけいろいろ投稿している。
たまに「あなたの発信に感動しました」という
ほめ殺しコメントを書いてくるのもいる。
あと、もしかたら油断させようというつもりか、
落ち着いた高齢女性から来ることもある。
海外に移住して悠々自適にやってます的マダムとか。
X(ツイッター)のほうは、
やたらとドラマチックな女が多くて、
親の虐待とか、夫のDVなどでかわいそうな目に会って、
ン千万という借金地獄に落ちたが、
奮起しただの、すごいメンターに出会っただのの
ミラクルな大転換があって、すべて一気に返済・完済。
今では副業で月にン百万稼いでます。
あなたもおひとつどうですか?っていうやつ。
いやいや、世の中にはすごい女性がわんさかいるもんだ。
そんなお金持ちなら、
僕みたいな者にからむのは時間と労力の無駄遣い。
アメリカでもシンガポールでもドバイでも行って
よろしくやってくださいな。
それにしても僕などの世代の人間は子どもの頃、
嘘つくとバチがあたるとか、
地獄に落ちて閻魔様に舌を抜かれるとか、
おとなによく言われたものだが、
今の人間はまったく意に介さないらしい。
なんだか閻魔様が懐かしく、可愛く思えてくる。
となりのレトロの僕から言わしてもらうと、
ウソメールとか、サギ発信とかに
大事な人生の何割も使っていると、
やっぱりそのうち相応の罰が当たると思うよ。
80年代後半に活躍したフェアーグランド・アトラクション。
そのリードシンガーだったエディ・リーダーが、
グループ解散後、1992年に初めて出した
ソロアルバムの中の一曲。
カヴァー曲で、
オリジナルは「インディゴガールズ」というデュオが
1990年にリリースしている。
日本で最初にCDで出た時は最後に入っていたせいもあり、
アルバム全体の余韻とともにとても深く心に染みた。
子どもから大人になる過程で
誰もが世界の重みを感じるようになるが、
別の命を体内に宿すことができる女性は、
その感覚がひとしお強いのかもしれない。
婚活や妊活に熱心になり、
人生のスケジューリングに躍起になる女性が増えているが、
子どもを産める期間が25年から長くて30年
(たぶん現実的にはもっと短くてその3分の2程度)と、
限られていることを考えると
男がとやかく言ってはいけない気がする。
でもやはり人生の楽しみはスケジュールから
外れたところにある。
女でも男でもいいから、
手にしてしまった世界の重さを分かち合える人と
出逢えたらいいね。
昭和は今と比べて野蛮な時代だったと思うが、
面白い人生を送ってきた人たちがたくさんいた、と思う。
今より貧しく、生活が不便で洗練されておらず、
管理も緩かった分、
生きるエネルギーに溢れていた。
逆に言えばエネルギーがないと生きられなかった。
なので若僧の頃はエネルギッシュな人たち、
劇的な人生を送って来た人たち、
すごい人だなと感心するような人たちに何人も出会った。
それもみんなけっこう若い、30代・40代の人たちが多かった。
彼らのドラマチックな話を聞いていると、
自分はなんて臆病で凡庸な人間だろうと
劣等感を抱いたくらいだ。
そうした人たちの冒険譚・英雄譚・武勇伝などは
自伝にしたら面白いし、
それらの体験をもとに小説も書けるのではないかと思った。
事実、自分はこんなに面白いことをしてきたから
そのうち本にして出すよとか、
ネタにして小説を書くよとか、映画や芝居にしてやるよと
僕に話していた人は一人や二人ではなかった。
けれども憶えている限り、実現した人は一人もいない。
ノンフィクションであれ、フィクションであれ、
そうした(世間的には無名だが)すごい人たちの話が
物語になり本になることはなかった。
なぜか?
そういう人たちは字を書かなかったからである。
当たり前のことだが、
机に向かって字を綴るという地道な「作業」をしない限り、
永遠に本も物語も生まれないのだ。
そうしたものを作るためには本人とは別に
字を書く「作業員」が必要になる。
自分のなかにもう一人、
そういう作業員を持っている人はいいが、
大方の人は「文才があればやるけど」
「時間があればできるけど」と言って逃げていく。
いつかあの人のあの話を本で読んだり、
映画やテレビで見られるだろうと思っていた人たちは、
(現時点では)誰もそうならなかった。
齢のことを考えると、
結局そのまま人生が終わってしまった人も
少なくないのではないだろうか。
なんだかもったいない気がする。
昭和と違って今ではSNSやブログもあるし、
動画配信もあって、いろいろ発信の手段はある。
けれどもやっぱりそれらと
本を刊行することは別の作業が必要なのだと思う。
「文才があれば」「時間があれば」というのは言い訳だが、
現実的には確かにそれも分かる。
毎日、いろいろ忙しいことばっかだからね。
でも時は止まってはくれない。
そう考えると人生は短い。
「いつかやろう」が永遠に来ない可能性は高い。
もし、そうした本を書くための「作業員」が必要なら
ご相談に乗ります。
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昨日は埼玉の桶川を旅して、お昼にうどんを2杯食べた。
埼玉県は香川県に次いでうどんの生産量全国第2位。
そばを合せてめんの生産量としては堂々1位となる。
ついでにうどんの原料となる小麦の生産高も第9位で、
関東では群馬に次ぐ「麦どころ」だ。
土地や気象条件が麦づくりに適しているらしい。
ただ、讃岐うどんと違って、
「埼玉うどん」というのは存在しない。
定型がなく、これぞ!という特徴に欠けている。
要はブランディングできていないのだ。
香川=讃岐とちがって、
江戸時代から今日まで、首都圏の台所として
いろんな農産物の需要があったので、
がんばってうどんを売り込む必要性がなかったからか。
その中でも江戸時代の中山道の宿場町
「桶川宿」があったことで
桶川のうどんはその名を広く知られるようになり、
ある程度、ブランド化しているといえるだろう。
これも決まったスタイルがなく、
スタイルは店によってまちまち。
共通する特徴としては、
讃岐うどんに勝るとも劣らないコシの強さだ。
まさにコシコシで、シコシコ感ハンパなく、
噛むのにあごが疲れるくらいだ。
今回は2軒ともかけうどんを食べたが、
1軒目は鶏もも肉と昆布をコテコテに煮込んだ
関東系の濃い出し汁。
2軒目は讃岐に近い薄めのあっさりした
関西系の出汁で、これも店によっていろいろらしい。
また、冷たいうどんを熱いつけ汁につけて食べるのが
桶川流らしく、
2軒目の店ではそのバリエーションが豊富だった。
テーブルに岩塩と黒コショウのミルが置いてあり、
肉系のつけ汁にはこれらを入れて食べるらしい。
うどん屋に塩・胡椒が常備してあるなんて
初めてお目にかかった。
いずれの店も中山道沿いにあるが、
片や地元の人のごひいき、
片や外からも食べに来るお客が多いようで、
店の前には行列ができていた。
なぜ2杯食べたのか、長くなるので事情の説明は省くが、
結果的に2軒入れてとてもよかった。
桶川には他にもうどんの名店が20店くらいあるというので、
機会があれば食べ比べをしてみても面白い。
さて、今日はあなたは何を食べますか?
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1986年リリース。
お気楽ポップ、エンタメロックが多数輩出され、
音楽産業が肥大化した80年代。
そのなかで異彩を放つ、
人種差別問題と真正面から向かい合った
シリアスなテーマの楽曲が
全米ナンバーワンヒットになった。
♪1964年、ある法律が成立した
これまで恵まれなかった人々を救うためだ
けれども、ただそれだけのこと
法律は人の心までは変えられない
重い歌詞を変幻自在のピアノプレイに乗せて、
歌うホーンズビーは独自の輝きを放っていた。
この頃、僕はロンドンで暮らしていたが、
イギリスでも大ヒットしており、
今でも最も印象深い曲の一つになってる。
そしてこの歌で描かれた社会状況も
40年近く経っても変わらない。
いや、階級社会の進行でますます悪くなっている。
90年代以降、数々のヒップホップアーティストに
カバーされ、サンプリングされ続けており、
最近では2020年、ポロGが2020年の
「Wishing for a Hero」で使っている。
それとともにこの曲とホーンズビーの活動にも
新たなスポットが当たっている。
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読めば食欲がわき、元気が出る面白エッセイ集。
いっぺん食ってみたってちょ。
もくじ
・トノサマラーメンと名古屋インスタントラーメン戦国史
・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った
・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃
・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?
・昭和最強のおやつ ベビーラーメン
・さらば、おれの牛丼
・どうだ、銅だ、ブドウだ
・ヒトとブタは神目線ではブラザーなのか?
・マイナビ農業 ハラール認証
・飲食業の現場で働く人たちの意欲・生きる元気
・新宿にパステルが帰って来た
・がっちりアメリケンなハンバーガーとアップルパイ
・誕生日のドラえもんとウサギ
・なぜ付け合わせのポテトサラダがおいしい店は
信用できるのか?
・チャットGPTに訊く:ロンドンに日本食の店を出すなら
・美野原御膳と日本の里山
・吉祥寺にやってきたクレヨンハウス
・カエルの幸福サラダ
・一汁三菜はより良き食卓・家庭・人生の秘訣
・五右衛門の湯豆腐と空海の鴨カツ丼
・おふくろの味はハンバーグ
・みんなのハンバーグ
全22編載録
能登地震の報道がひと段落すると、
テレビもネットもまた毎日のように
芸能人やスポーツ選手の女性問題報道。
僕はそういうことに関心が薄く、
首を突っ込んであれこれ調べている時間はないので
詳しいことはわからない。
ただ、こんな僕でも言えることは、
訴えられた彼らが女を舐めていたことは確か。
本当に性加害者なのかどうかはともかく、
むしろ被害者だとしても、
いわば昭和までの男尊女卑思想や
女性に対する甘えがあったからこそ、
罠に掛かってしまったのではないか。
令和の世の中、女が以前とは比べ物にならないくらい
社会的な力を持ち、賢くなっていることは、
すべての男が肝に銘じておいたほうがいい。
訴える女も、協力する週刊誌も、どう転んだって
得するように損得勘定を立てている。
そういうビジネスモデルが出来上がっているのだ。
YouTuberやネット上で発信している人たちも
その問題を取り上げればアクセス数がバク上がりするので
正義面・評論家面して言いたい放題、やりたい本題。
カモにされる男の芸能人やスポーツ選手は
これからも続々と現れそうだ。
「女遊びは芸の肥やし」という言葉が
まだ生きているのかどうかは知らないが、
芸能人やミュージシャンなどはまだいい。
たとえ活動休止に追い込まれても
いずれプラスに働く場合もあるし、復活の目もある。
けれどもスポーツ選手はダメだ。
裁判の期間が長いのに対し、アスリートの寿命は短い。
たとえ無罪が証明できたとしても、
訴訟を起こされスキャンダルの嵐が吹き荒れた
数か月・数年の間に
最も活躍できる旬の時期が過ぎてしまう。
「あいつを潰してやろう」という陰謀が企てられ、
ハニートラップを仕掛けてくる奴らがいないとも限らない。
トップアスリートを目指す選手は
恋愛など望まず、そこらの女に目をくれず、
商売と割りきっている女(でも絶対安全とは言い切れない)
とだけ付き合った方がいい。
言ってみれば一流スポーツ選手は恋愛御法度。
するなら選手生命と引き換えにするぐらいの覚悟がないと。
平成生まれの若い連中がそうなってしまうのは、
やはり男尊女卑や女性に甘えていた
先輩や父親・家族の影響だろう。
その辺は指導者もフォローしたほうがいい。
僕も東京に出てくるときに父に言われた。
「女にはよくよく気を付けろ」と。
若い時にそういうことがあったのだろうか?
亡くなっているのでもう確認できないが、
彼の忠告が効いて、
ここまでそうひどい目にはあっていない。
たんにモテないし、女が怖いだけだけど。
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ブログでトノサマラーメン、カエルのから揚げ、
ChatGPTに訊いたロンドンの日本食なども載録。
もくじ
・トノサマラーメンと名古屋インスタントラーメン戦国史
・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った
・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃
・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?
・昭和最強のおやつ ベビーラーメン
・さらば、おれの牛丼
・どうだ、銅だ、ブドウだ
・ヒトとブタは神目線ではブラザーなのか?
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・新宿にパステルが帰って来た
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・みんなのハンバーグ
一方、みずからジャパニーズネッシー捜索隊の総指揮官に就任した国会議員は、隊を北と南、二班に分けて、北海道の屈斜路湖、鹿児島県の池田湖から捜索をスタート。政府公認の研究施設や大学の生物学研究所などから選ばれたスタッフがそれぞれ8名ずつ派遣され、現地調査を行った。マスコミも大挙して押し寄せて大騒ぎをしていたが、こちらもナッシー捜索の子どもたち同様、待てど暮らせどクッシーもイッシ―も現れないので、数日するうちに飽きてきた。
それからしばらく後、とある大臣のスキャンダルが発覚し、政府がマスコミの糾弾を受け、野党が色めき立つと、ジャパニーズネッシー捜索隊もそのとばっちりを受けて国会でやり玉に挙げられた。
いったいあの予算はどこから出ているのか?
国会議員がろくに仕事もしないで、あんなろくでもないことに現を向かしていいのか?
そもそもあの活動が社会的・経済的にどんな意味・どんなメリットがあるのか? など云々。
当の作家議員は抗弁するのに窮してトーンダウンし、何も見つからないまま捜索は打ち切られることになった。結局、ジャパニーズネッシー捜索隊は奈々湖には来ずじまいだったのだ。
村長はマスコミの取材に応じてコメントを残した。
「まことに残念です。ちゃんと捜索すれば、必ずや世紀の大発見になったのに。ナッシーは間違いなかったのですから」
そのコメントはちゃんとそのまま新聞や雑誌に載ったが、それだけだった。そこから何か新しい活動が展開されることはまったくなかった。そして、そんな騒ぎがあったことも遠い昔ばなしになった。いまやこの湖にナッシーの伝説があったことを知っている人さえ少なくなっている。
しかし、世の中には6600万年前に死に絶えた巨大な生き物が、今まだ、この地球上のどこかに生き続けているはずだと信じている人が驚くほど大勢いる。それはもはや願いのようなものだ。
おれたちにはその願いをかなえるミッションがある。
一彦はまじめな顔をして大善に訴えた。
大善はうんうんと頷いたものの、いったい東京で何があったのだろう?と訝った。たしかにいっしょに古文書の捜索などもやったが、彼の記憶の中の一彦は頭の良い秀才タイプで、むしろ周囲の子どもたちよりも一般常識をわきまえている男だった。
中学生になる頃には奈那湖の怪物のことなどすっかり忘れて、勉強と部活のバスケットボールに打ち込んでいた。時々、テレビや雑誌で見たオカルト話で盛り上がることはあったが、それはちょっとしたお楽しみの範疇だった。もうその頃にはみんな、おとなになって社会の常識の中で生きていかなくてはいけないことがわかっていたのだから。
いったい何が一彦を、いわば逆行させてしまったのか、大善にはわからなかったが、人が大勢来て村が賑わうことはいいことだ。そして正直、大善も時おり湖畔を散歩しては、ああ、本当に怪物が出てきて、また大騒ぎが起こればいいのにと考え、朝夕のお務めで仏に向かって祈念していたのである。
そしてもう一人、このナッシープロジェクトに参加したいという人物が現れた。その名も菜々子という。
子どもたちが探しまわった古文書は仏像や古地図が所蔵してある部屋にしまわれていた。住職――大善の父は村長からの連絡を受けてそれを取り出しておいた。
翌日、村長以下、村のお偉方はがん首揃えて麟風寺を訪れ、住職――大善の父に古文書を見せてくれるよう願い入れた。
住職は彼らを客間に通し、とっておきの黄金に輝く法服を着て出迎えた。そして訴えを聞くとまるで時代劇のように大仰な間を取り、両手を合わせて目をつむった。そして読経を始めた。村長らも慌てて手を合わせ、首を垂れる。
一分ほどのち、住職は目を開き、傍に法具の上に用意してあった古文書をしずしずと村長らの前に取りだし、一枚ずつ広げて見せた。ミミズがのたくったような黒々とした文字が黄ばんだ和紙にえんえんと書き綴られている。村長らは食い入るような目つきでその文字の列を追っていたが、何が書いてあるのやら、さっぱり読めない。住職はいつにない厳かな口調でそこに書いてあることを解説した。
そして絵を見せる。どれも子どもの落書きみたいな絵だが、たしかに怪物らしきものが描かれている。
全員が深いため息をつき、客間はしばし沈黙に包まれた。
「これは間違いありませんな」
最初にそう声を発したのは、観光課長の田中だった。
「他の湖にはこれほどの資料はありますまい。動かぬ証拠です。ナッシーは間違いなく、日本のネッシーの一番手です」
「けどなぁ」
そう異議を唱えたのは副村長の山田だった。
「他のところには写真があるんだよ、写真が。ナッシーにはあるのか?」
「たしかありますよ、何枚か」
「なんかコブが水から突き出していたりとか、ぼんやりしてて何だかわからない黒い影が映ってるのしかないだろ。おお、これは恐竜だっていう決定的なやつはないの?」
「そんなの他のところにだってないですよ。みんな似たり寄ったりだ」
そこでけんけんがくがくの議論になり、結局、決め手は写真で、古文書はその付属品に過ぎない、という話になった。住職は憤まんやるかたない思いを抱いたが、とにかく村をあげての大事業だから協力すると約束してその場は収まった。
子どもたちは隣の部屋でふすま越しに耳を澄ませ、この会合の一部始終を聞いていた。胸が湧きたつのを感じた。そして、なんとか自分たちでナッシーの写真を撮ろうと画策し、プロジェクトチームを結成した。
カメラを持っているのは、タカシとユキヒロだ。他には女子の中にもいるかもしれない。そんなわけでタカシがリーダーとなって学校で募集をかけると、全部で十二人が参加した。
プロジェクトはずんずん進んだ。カメラマンと見張り役二人、三人で一チームとし、学校が終わって夕暮れまでの間、交替で奈々湖を見張ることにした。
彼らの空想は限りなく広がった。それまでのほほんとした長閑な佇まいだった奈々湖は、急にミステリアスでオカルト感に満ちた、底なしの不気味な湖に見え始めた。
子どもたちは会議も開いた。たいてい「緊急会議」とか「重要会議」とか「特別会議」とか、ものものしい名前がついていた。そこでは一日二時間くらいでは時間が足りない、という意見が出たが、夏休みになったら一日中見張りをしよう、ということで解決策が決まった。
しかし、そんな盛り上がりは長くは続かなかった。何日見張っても、奈々湖には何も現れない。ときどき水音がするので何かと思って見ると、水鳥が羽根をバタバタさせているだけだったりした。
当初、メンバーは皆、「おれたち、すごいことやってる感」がしていたので、そんなちょっとした異変にも色めき立って面白かったがすぐに飽きた。何回か経つうちに退屈になってきて、だんだんサボるチームも出てきた。
つづく
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ところがそれからしばらく後。村じゅうがひっくり返るような出来事が起こった。
とある国会議員が「日本のネッシーを捜索する」と言い出し、日本各地のネッシー伝説がある湖に捜索隊を送り込んだからだ。
その国会議員はもともとSF作家で、数々のベストセラー作品を発表して世間を賑わせていた。それと同時に「日本は世界で最も地球の歴史を知っている国」とか、「国土には太古の記憶が幾重にも刻まれている」いう自説を展開し、テレビの討論会などにもちょくちょく出演していた。
そして、その人気・知名度を使って参議院選挙に立候補したら、しっかり当選してしまったのだ。政治経験はもちろんゼロ。しかし、歯に衣を着せない物言いは庶民にとって痛快に映り、彼は喝采を浴びて政界に迎えられた。
参議院で何らかの実績を上げたという話は聞かないが、その男がなぜだか恐竜探しをやるというのである。しかし、彼の中では決して荒唐無稽なパフォーマンスではなく、ちゃんと論理だった、国民感情を高揚させるためのストーリーがあった。
「イギリスのごとき老大国の一地方であるスコットランドの田舎がネッシーだけで盛り上がり、年間で世界中から相当数の観光客が訪れるという。わが国にも列島各地の湖に恐竜が生息している可能性があるのだから発掘し、エコノミックアニマルではない、夢とロマンにあふれた日本国を世界にアピールすべきである」
折も折、日本は高度経済成長によって世界有数の豊かな国になりつつあった。円は高騰し、他国の通貨を圧倒する勢いは当分衰えそうにない。カネのことしか考えない成金国家の台頭に、二〇世紀の世界をリードしてきた欧米諸国は苦々しい思いを抱いている。これらの国の各地では日本製品排斥のデモが起こるなど、貿易摩擦も深刻化しており、政府もほったらかしておくわけにはいかなくなった。
そんな時に出された彼のアイデアは、そうした摩擦・軋轢を緩和する潤滑油のようなはたらきができるのではないかと期待されたらしい。それにもちろん観光客が増え、観光収入のアップも目論まれていたのだろう。
あくまでも噂だが、裏では当時の首相も絡んでいたようで、排斥運動を受けた複数の企業がスポンサーとなってこのプロジェクトを動かすことになったという。
その作家議員が公開したリストには、北海道・屈斜路湖のクッシー、山梨県・本栖湖のモッシー、鹿児島県・池田湖のイッシ―などの有名どころに連なって、最後に奈々湖のナッシーの名も挙がっていた。
今まで日本中の誰も聞いたことがなかった村の名前は、この時から突然、全国区になった。このニュースに村人たちが沸き返ったのは言うまでもない。
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1973年、ロバート・レッドフォードと
バーブラ・ストライサンド主演の
恋愛映画「追憶」のテーマ。
ラストシーン、ニューヨークの街角で偶然出会った
元恋人の二人がちょっとした言葉を交わし、
互いに背を向けてそのままさらっと別れていく。
しかし、バックにこの歌が流れ、
心のなかに切ない思いがあふれ出す。
初めて観た時、まだ子どもだったので、
その切なさ・悲しみを抑えたさらっと感が
ものすごく大人びていてカッコよくて憧れた。
自分もいつかこんな恋愛をするのだろうと思っていた。
しかしまぁ、もちろん現実は映画のようにいかない。
何ともお恥ずかしい限りだが、
この齢になるとそれも笑い話。
映画の内容についてはラストシーン以外、
さっぱり覚えていないが、
この歌は一生心の中に残ると思う。
ものすごく久しぶりに聴いたが、
イントロのピアノとハミング、
そしてハミングから歌に移っていくところは心底しびれる。
女優としてもそうだが、1970年代の終わりごろ、
歌手としてのストライサンドは絶頂に達した。
アメリカにおける彼女のレコードセールスは
プレスリー、ビートルズに次ぐほどだったという。
女性歌手としてはもちろんナンバー1である。
そういえばビー・ジーズのバリー・ギブがプロデュースした
「ギルティ」(1980年)を僕も持っていた。
これは彼女の最大のヒットアルバムだったらしい。
長らく名前を聞かなかったので、
僕にとっては過去形の名女優・歌手だったが、
調べてみると、アメリカではその後も
ずっと変わらずに活躍していて、
レジェンドとして君臨しているようだ。
ただ、来日公演は一度も行っていない。
80歳を超えるバーブラ・ストライサンドは
この「追憶」の頃、31歳。
「30以上は信じるな」とみんなで叫んでいた時代、
僕をはじめとして、その頃の若者の多くは
30前後で人生はいったん終わるのだと
信じていたような気がする。
けれども僕はその30歳をもう2回やってしまった。
その上でこの曲を聴くと、
記憶がいろいろな時代をさまよって
あの頃が遠い昔のことなのか、
つい昨日のことなのか、わからなくなってくる。
どちらでもいい。今、こうして生きて歌を聴けるなら。
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50年間逃亡生活を送った桐島聡容疑者
(正確には同容疑者とみられる男)が
死亡したというニュースに
ネット上では大勢の人たちが感想・コメントを寄せている。
人生とは何か、よりよい生き方とは何か、
取り返しのつかない失敗をしでかしてしまった時、
人はどうすればいいのか?
そうしたことを大勢の人に考えさせた、
語らせたという点については
桐島容疑者の50年間にも価値があったのでは、
と思わせるほどだ。
半世紀の間、街の交番の前で晒され続けたのだから、
彼の顔を知っている人は世代を超えて多岐にわたる。
おそらく現在の成人の8割以上は
あの顔を知っているだろう。
数ある指名手配犯のなかでも
桐島容疑者の写真は異質だった。
他の容疑者がいかにも悪党面で写っているのに比べて、
彼だけがいい人っぽく笑っている。
20歳前後の若者で長髪で黒ぶちメガネ。
60~70年代、フォークやロックのコンサートに
必ずこういうタイプの若者がいたなかと、
なんだか青春を感じさせる。
親近感とまではいかないが悪い奴には見えない。
50年前は学生運動が終焉した後の火の粉が
当時の若者たちの頭上にまだ少しは舞っていた時代だった。
彼はかの組織の思想に
深く染まっていたわけではないだろう。
活動に参加して事件に関わってしまったのは、
今で言えば、オタクの若者がマンガやアニメやアイドルに
のめり込んだのとさして変わらない気がする。
要するにノリである。
たんに青臭い正義感にかぶれ、妄想を見ていただけなのだ。
しかし、彼は活動に参加して一線を越え、
大事件に関わってしまった。
ちょっとオウム真理教の信者に似ている。
逃亡生活を始めた時はまだ若かったから
「逃げ切ってやる」と野心を燃やしていたに違いない。
リアルゲームのプレイヤーになったような
高揚感・緊張感もあったのだろう。
しかし、時間の流れは容赦なく、
逃亡生活自体が彼の心も体も蝕んでいった。
彼は捕まらず、牢獄に入れられることもなかったが、
その代り、身分証も住民票もなく、
保険も入れず銀行口座も作れず、
ろくに人と関われず、その日暮らしの連続で、
いつか発見されるのではないかと絶えず怯え、
年齢と共に当初の野心も夢も希望もボロボロになっていく。
その心の有様は、娑婆にいても
終身刑を受けていたのと変わりなかったのではないか。
なぜどこかで考えを変えて、自首できなかったのか?
40になり、50になり、
もう今からでは遅すぎると思ったのか?
少なくとも1年前、ガンが発覚した時に出ていこう
という気にならなかったのか?
逃げ続けた意地があったのか、
それとも病身で治療も受けられない状態になって、
自業自得だからこの懲罰を引き受けようと考えたのか?
結局、彼は若い頃に心に決めたことをやり遂げた。
死ぬまで逃げきったのだ。
けれどもそれは勝利だろうか? 成功だろうか?
警察を相手に、社会を相手に
「どうだ、ざまあみろ」と笑えただろうか?
本当のことは本人にしかわからないが、
勝利と思うには、あまりに哀れで寂しい最期に見える。
死ぬ前に「本名に戻りたかった」
「自分に還りたかった」と素性を明かしたのは、
心の底からの本音に違いない。
自分を偽り続けることこそ最も不幸な生き方。
きっと多くの人がそう思ったのではないかと思う。
あの事件で被害を受けた人にはとても申しわけないが、
僕は少し桐島容疑者に同情し、
彼の心の変遷を考えずにはいられなくなっている。
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エッセイ集:食べる3
おふくろの味はハンバーグ
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今さらだけど「進撃の巨人」のアニメを
アマプラで見ている。
評判は聞いていたが、巨人が人間を食うシーンが怖くて
気持ち悪くて、これまで見ていなかった。
しかし今年になって、意を決して(?)見出したら
めっちゃ面白くてドハマリ。
正月からこの1カ月ほどで、
ほぼ一気見ペースで見まくっている。
それにしても想像以上に残酷シーンが多い。
巨人が人間を食う、巨人が巨人を食う。
人食いシーンのてんこ盛りである。
感想的なものは全部見終わってから書こうと思うが、
一つだけ先に言うと、
この作品において「食べる」という行為は、
三つの意味を持っているように見受けられる。
一つは殺戮・戦争のオマージュ。
巨人は強大な力を持って襲ってくる。
心を持たない兵器・軍隊のように見える。
一つは本能だけで食欲の塊である赤ん坊や子供の暗喩。
知性を持たない、ただ人を食うだけの巨人は
「無垢の巨人」と呼ばれ、
姿形も動きも本能のまま、
無邪気に食物に向かう子供のように描かれる。
そしてもう一つは、
相手の能力を取り込む行為としての「食べる」。
最近は人種差別につながるからか、あまり聞かないが、
僕が子どもの頃には少年雑誌・マンガ誌などに
よく人食い人種の話が載っていた。
今でもそういう習慣を残している種族がいると思うが、
彼らが人を食うのは、
自分にはない敵の能力を取り入れるという意味があり、
一種の宗教的・呪術的な行為であったようだ。
この作品では能力にプラス相手の持つ記憶も
取り込めることになっており、
それがストーリーの大きな鍵になっている。
僕たちもしばしば
「食べたものが自分になる」ということを言う。
ふだんあまり意識しないが考えてみえば、
かなり恐ろしい思想・イメージだ。
太古の人類は地球上のどこでも、
それぞれの種族同士で殺し合い・食い合いをやっていた。
そして殺した敵の(時には仲間の)
人間を食うということは、他のどの動植物よりも優れた
最高の栄養を取り入れることだった。
と、科学的にどうかはともかく、そう信じられていた。
なので、少なくとも精神的には強力な栄養になった。
そうした栄養によって進化してきたのがホモサピエンスだ。
おそらく僕たちの脳のどこかには
そうした太古のホモサピの記憶が残っているのだと思う。
この先、より科学が発達し、社会が発展し、
ライフスタイルが洗練されても、
こうした原初の感覚は残り続けるのではないかと思う。
というわけで「進撃の巨人」は
すさまじいイメージが渦巻く物語であり、
とても優れた人間ドラマであり、
テーマもストーリー展開も素晴らしい作品である。
残酷シーンが大丈夫な人には、ぜひ見て欲しいと思う。
というわけでまだ最後まで辿り着いていないので、
この話はまたこんどするが、
日本のアニメのクオリティはやっぱりすごい。世界一。
おりべまこと電子書籍新刊
エッセイ集:食べる3
おふくろの味はハンバーグ
AmazonKindleより好評発売中
どんな夢も、どんな未来も、めしを食わなきゃ始まらない。
食べることは明日へ向かって生きること。
どんなに悲しんだり、落ち込んだり、深刻に悩んだり、
もう死にたいと思っていても、人は腹が減ればめしを食う。
めしを食えるうちは絶対に死にません。
食べていると、生きる意欲がモリモリ湧き出します。
「明日もがんばるぞ。さあ、今日は何を食おう?」
そうして食っためしが、あなたの、私の、
血となり肉となり心になっていく。
読めば食欲がわき、元気が出る面白エッセイ。
どうぞご賞味あれ。
もくじ
・トノサマラーメンと名古屋インスタントラーメン戦国史
・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った
・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃
・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?
・昭和最強のおやつ ベビーラーメン
・さらば、おれの牛丼
・どうだ、銅だ、ブドウだ
・ヒトとブタは神目線ではブラザーなのか?
・マイナビ農業 ハラール認証
・飲食業の現場で働く人たちの意欲・生きる元気
・新宿にパステルが帰って来た
・がっちりアメリケンなハンバーガーとアップルパイ
・誕生日のドラえもんとウサギ
・なぜ付け合わせのポテトサラダがおいしい店は信用できるのか?
・チャットGPTに訊く:ロンドンに日本食の店を出すなら
・美野原御膳と日本の里山
・吉祥寺にやってきたクレヨンハウス
・カエルの幸福サラダ
・一汁三菜はより良き食卓・家庭・人生の秘訣
・五右衛門の湯豆腐と空海の鴨カツ丼
・おふくろの味はハンバーグ
・みんなのハンバーグ
全22編 載録
どんな夢も、どんな未来も、めしを食わなきゃ始まらない。
食べることは明日へ向かって生きること。
「明日もがんばるぞ。さあ、今日は何を食おう?」
そうして食っためしが、あなたの、私の、
血となり肉となり心になっていく。
読めば食欲がわき、元気が出る面白エッセイ。
どうぞご賞味ください。
もくじ
・トノサマラーメンと名古屋インスタントラーメン戦国史
・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った
・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃
・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?
・昭和最強のおやつ ベビーラーメン
・さらば、おれの牛丼
・チャットGPTに訊く:ロンドンに日本食の店を出すなら
・おふくろの味はハンバーグ
ほか22編載録
エッセイ集:食べる3
おりべまこと電子書籍新刊
おふくろの味はハンバーグ
AmazonKindleより明日1/29(月)発売。
おりべまことKindle本新刊予告
エッセイ集:食べる3
「おふくろの味はハンバーグ」
ブログで話題の名古屋地域・昭和時代特化の即席ラーメン「トノサマラーメン」、カエルのから揚げ、
ChatGPTに訊くロンドン日本食なども載録。全22編。
1月29日(月)発売予定です。
僕は暖炉に火をくべ、きみは花瓶に花を挿す———
と歌う「僕たちの家」は1970年リリース、
CSNY(クロスビー・スティルㇲ・ナッシュ&ヤング)の
名盤「デジャ・ヴュ」からシングルカットされたヒット曲。
歌っているのは何気ない日常のひと時。
好きな人と同じ家でいっしょに暮らしている喜び・幸福。
名盤とか名曲とか音楽史的価値とか、
どれだけ売れたとか、
CSNYがいかに偉大なバンドだったか、
そんなことはどうでもよくて、
いま聴いても思わず口ずさみたくなる
楽しくて、やさしい歌だ。
むかしは恋人でも、夫婦でも、友だちでも、親子でも、
好きな人といっしょにいれば、
ただそれだけで楽しかったのに。
そう思うことはありませんか?
人間、齢を取るごとに、
好きな人といっしょにいるだけでは足らなくなり、
いろいろなものが欲しくなり、
約束された未来を手に入れたくなる。
そして、欲しいものが手に入らないと、
好きだったはずの人も好きでなくなってしまう。
欲しいものを手に入れようとがんばるから
人間は成長・進化するのだ。
そう言うかもしれないが、
それは実は成長でも進化でもなく、
人間がねじ曲がる変化・変貌ではないか。
人生はメルヘンではないけど、
たまにはこんな懐メロを口ずさみ、
単純に幸福だった時代、
楽しく暮らしていた時代を思い出してもいいかもね。
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音楽エッセイ集「週末の懐メロ」第1~4巻
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ネットで「ねこちゃーはん」と入れて検索すると、
なぜかチャーハンが好きそうなネコがいっぱい出てくる。
これは僕の知らなかった世界だ。
ネコってチャーハン好きなの?
食えるの?
食わせていいの?
疑問が頭のなかをぐるぐる渦を巻いたが、
ひと昔前、「ねこまんま」がネコの定番食(?)だったので、
チャーハンもありかもしれない。
さらに驚いたことには、
アマプラに「ネコチャーハン」という映画が入っていた。
下町の中華料理の名店を舞台にした
ファンタジー&ヒューマンドラマ(?)。
この映画でもネコが中華料理屋のおやじに
毎日チャーハンをもらって食っている。
そのネコがこの店の後継ぎの息子のために
美女に変身(ネコ娘か?)となって現れ、
ベッドも共にして彼を献身的に応援するという、
いわば「ネコの恩返し」みたいな話。
レビューめいたことは書かないので、
興味があったらご覧ください。1時間ちょっとです。
おかげですっかりネコは、チャオちゅーるとおなじくらい
チャーハンが好きなのではないかと思い込んでしまったが、
「いやいや、かつおぶし入りじゃないんです」と、
「ねこちゃーはん はじめました」の店から顔を出した
お兄ちゃんからは真っ向から否定した。
え???
あんまり料理人らしくなく、
ノマドワーカーか、クリエイターといった風情だ。
彼は言うには
「ネコの顔をデコったチャーハンのことなんです」
つまり、映えを狙って作ったチャーハンらしい。
最初、「ねこちゃーはん」で検索しても出てこなかったが、
あわせて「浜田山」と入れるとやっと出てきた。
この店、昨年6月にオープンしたとのことで、
店主はかつて下北沢で雑貨店をやっていたらしい。
それで今回はお酒やコーヒー等を飲みながら、
お腹も満たせるようにと飲食店を始めたという。
名刺をもらったが、もしや1枚1枚手書き?という感じ。
あんまり商売っ気もなさそうだし、ヒマそうだが、
夜のお酒が飲める時間などは繁盛しているのだろうか?
ニャゾがニャゾを呼ぶねこちゃーはん。
来週あたり、ちょっと食べに行ってみたくなった。
しばらく間をおくが、次なる第3回をお楽しみに。
こちらもお楽しみに!
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昨年のいつ頃だったか、浜田山駅近くの店で
「ねこちゃーはん はじめました」
という謎の看板を見掛け、
「ねこちゃーはん」ってニャンだろう?
と思っていた。
ネコカフェ?
それともネコを連れて入れるお店?
それにしては飲食店らしくないニャー。
まさかペットのネコに
チャーハンを喰わせるわけでもあるミャーと思って、
勝手にかつおぶしを入れたチャーハンのことニャのだと断定。
ニャらばわざわざ食いに行くこともあるまいと、
家で作ってみたニャン。
以下、レシピ。
★材料:昨日の残りの冷ご飯、卵、ねぎ、にんじん、レタス、しいたけ、ちくわ、かつおぶし
★調味料:しお、こしょう、しょうゆ、ナンプラー、ごま油、酒
(量は人数とみんなの腹の減り具合に合わせて適当に。
それぞれ多くても少なくても大失敗することはありません)
作り方:
熱した鉄鍋もしくはフライパンにごま油を入れ、溶き卵をいれてゆるめに焼く。
20~30秒で十分。とろっと状態になったら即取り出す。
ご飯をガバッと鉄鍋もしくはフライパンに入れて、
お酒をちょっとかけつつ、ほぐしながら炒める。
適当に切った野菜をガバッと入れる。
ネギは必須。後は好みで適当にだが、
しいたけはあると味がよくなる。
レタスは以前よく行ってた中華に
「レタスチャーハン」というメニューがあり、
割と合うので、冷蔵庫にあればいつも入れる。
タンパク系の具を入れる。
焼き豚でもベーコンでもいいが「ねこちゃーはん」なので
魚系にしてみた。これも好みで。
あとは適当に火が通るまでごはんと具を炒める。
だいたい火が通ったら、取り出しておいた卵を入れて
ぐちゃぐちゃ混ぜる。
そして、調味料を適当にぶち込む。
ナンプラーはお好みで。
仕上げにかつおぶしを入れてまぜまぜする。
盛り付けて紅ショーガを添え、
ねこちゃーはんらしく、
上からかつおぶしをパラパラかけて出来上がりダニャ。
「これぞねこちゃーはん」と、おいしく食べた。
ところが!
この後、たまたま駅の方に用事があったので
あの店の前を通ったら、衝撃の事実が判明。
僕が作ったねこちゃーはんは、
あの店のねこちゃーはんとは違っていた。
はたして、浜田山のねこちゃーはんの正体とは?
明日へつづくニャンコロリン
おりべまこと「食べる」エッセイ集
Kindleより発売中。各¥500
あなたもごはんでできている
ロンドンのハムカツ
第3集「殿様ラーメンと母ハンバーグ」近日発売予定
子育てには卒業があるが、親の介護に卒業はない。
強いていえば、親が亡くなり看取ることか。
でも、あえて卒業を設けるべきではないかという気がする。
今の生活を始めて今年6月で5年になるが、
5年やったら、卒業資格を得てももいい。
誰もそんなことは言ってないし、認めてもくれないが、
これは自分(とカミさん)で決めた。
義母は先週、89歳になった。
90歳まであと1年。
体はまだまだ元気なので時々忘れてしまうが、
彼女は認知症という病気持ちである。
気になることはいくつかある。
まず、幻視・幻聴が増えていること。
今年になってから、
昨年の誕生日プレゼントにあげたネコちゃんと、
京都のお土産のお地蔵さん人形を返しに来た。
「話が合わない」とか
「部屋のなかにいてほしくない」といった理由を言う。
「どうせ次の日には忘れているよ」と
カミさんと示し合わせ、散歩に出ている時とか、
デイサービスに行って留守の時などに
部屋に戻しておくのだが、やっぱり何度も持ってくる。
そんなことが3回ほどあったので、
これは本気(?)だと思い、
しかたなく引き取ることにした。
そういえば、現実の世界でも
ネコやお地蔵さんは避けていたことを思い出した。
ちょっと怖いのかもしれない。
前にも書いたが、
義母は母譲りの霊能力らしきものを持っており、
それをずっと封印して生きてきた人である。
認知症になったことでその能力が徐々に解放され、
見えない世界と交流ができるようになり始めているらしい。
ちょっと冗談めかしてい書いているが、
認知症の症例を見ると、
幻視・幻聴で錯乱状態に陥ることが結構あるという。
今はまだ笑って受け止めらるレベルだが、
この1年くらいでこうしたことがかなり増えたので
エスカレートしないとも限らない。
そのほか、月に一度くらいの割でブラック化し、
普段とはまったく違うダークサイドを
垣間見せることもある。
老人はか弱き者というイメージがあるが、
認知症患者は脳のリミッターが働かず、
すごい力を出すこともあるらしい。
僕たちに肉体的・精神的なダメージを与えることがあれば、
即刻離れるべきだとも思っている。
多くの場合、施設に入れるのは別れを意味している。
僕が知る限り、住み慣れた家から施設に移った
老親の寿命はけっして長くない。
理由はたぶん二つ。
環境が変わって心も体も拒否反応を起こす。
そして面倒を見るのに限界があり、自由が奪われる。
ただ20年・30年前より、高齢者施設は各段に
良い環境になっており、面倒見もよくなっている。
けれどもスタッフは家族でも親友でもない。
(ごくまれに親友になるケースもあるかもしれない)
それほど献身的なケアをお願いするわけにはいかない。
そんなわけで親を施設などに移すのは罪悪感が伴う。
無責任に非難する人もいるだろう。
いま、二人でがんばっているのは、
「ここまでよくやった」という自己満足を得るためだ。
そして罪悪感を抱くことなく、
後悔を残すことなく、介護から卒業して、
新しい人生を歩みたいからだ。
だから5年で卒業資格。
その家族によって事情が違うので、
どのケースにも当てはめられるわけではないが、
限界ぎりぎりまで頑張って
自分の人生をつぶしてしまうべきではない。
もちろん、うちも義母が現状を維持でき、
変わらず楽しく暮らしていけるなら、
1年ずつ更新していく。
そうしたルールでやっていきたいと思っている。
おりべまことエッセイ集 認知症介護
認知症のおかあさんといっしょ
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今日は誕生日だったが、
カミさんも義母もこの10日内が誕生日なので
今年は合同でパステルプリンケーキ。
年齢は3人合わせると軽く200を超えてしまうので、
ローソクはひとり1本で3本だけ。
今、オンラインの「となりのヤングジャンプ」で
「ゴールデンカムイ」を通読しているが、
ダークキャラの尾形が腹違いの弟に
「兄様は祝福されて生まれてきた子どもです」
と言われるシーンが泣ける。
主人公・杉元の
「どう生まれたかより、どう生きるかだろ!」もいい。
人は皆、誰かに祝福されてこの世に生まれてくる。
世界中の誰にでも平等にある祝福の日。
誕生日はそのことを思い出す日。
何よりも自分を大切にする日。
そして、どう生きるかを考える日。
いくつになっても恥ずかしがらずにお祝いしよう。
★前夜、昨年完成させられなかった長編小説
「今はまだ地球がふるさと」を最後まで書き上げた。
まだ書き直しをするけど、とりあえず乾杯。
久しぶりに子供を主人公にしたお話。2月発売予定です。
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詳しくはホームページにて近日公開。
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世の中、すっかり受験モード、バレンタインモードに
移行しているけど、
本日1月20日は二十日(はつか)正月。
お正月の祝い納めをして、
正月の残り物を食べ尽くす日だそうな。
ウィキを見ると、
二十日正月とは日本の行事で、新年の季語でもある。
この日は正月の納めの日、または仕事始めの日とされる。
ってことは昨日まで正月休みだったってこと?
子どもの頃、母から
「三が日を過ぎたら正月はもう終わりだよ」
と言われてひどく寂しくなって、
1月いっぱいずっと正月ならいいのになぁ、
と思った覚えがある。
なので還暦を超え、64の誕生日を目の前にした今、
二十日正月というものがあるのにはちょっと感動した。
地域により、その風習に因んで、骨正月・頭正月・
団子正月・麦正月・乞食正月・奴正月・灸正月・
とろろ正月・はったい正月などとも言われるそうだ。
日本の風習、日本語のカラフルな世界もめっちゃ面白い。
さて現実を見ると、さすがに冬とは言え、
そして冷蔵・冷凍技術も発達した現代とは言え、
20日以上も前に用意したものは
やっぱりそろそろ食べきらないとヤバイと思う。
年明け以降、あまったおせち料理も
ネット通販で叩き売りされていたけど、
さすがにもうお終いだろうか?
毎年この時期に安くなったおせち料理を頼んで
食べている人がけっこういるらしい。
おいしいもの・年に一度のレアなものを
安く食べたいという人に
ケチをつけるつもりはないが、
これもまた面白いなと思う。
日本の食の風景は本当に豊かで懐が深い。
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ここで毎週紹介している懐メロは、
たいていどれも記憶に残る出会いがあるのだが、
この曲だけはいつ・どのように出会ったのか、
ラジオで聴いたのか、テレビで見たのか、
コマーシャルだったのか、街のどこかで流れていたのか、
「ラヴィン・ユー」は10代後半の頃から
いつの間にか耳に住み着いていたという感じの曲だ。
ラブソングのプロフェッショナルなら
誰でも一度は歌ってみたいと思うような
美しい旋律の純粋なラブバラード。
それに自分の個性に合わせて
アレンジの自由度が高いこともあり、
世代を超えて、世界中でカヴァーは数限りないが、
オリジナルは1975年のミニー・リパートン。
彼女は黒人のシンガーだが、
歌はブルージーでもソウルフルでもない。
黒人だからと、そうした歌い方を求められることに
反感を覚えていたという。
もともとはオペラ歌手志望だったが、
ポップミュージックの世界へ。
既に大スターだったスティービー・ワンダーの
バックヴォーカルを務めたことで
メジャーなミュージシャンとしての道が開けた。
ワンダーはプロデューサーとして、
驚異の5オクターブの声域を持つ
彼女の歌唱の魅力を開花させた。
初のソロアルバムにつけた名前は
「パーフェクト・エンジェル」だ。
彼女自身は僕がまだ10代だった1979年に、
31歳の若さでこの世を去っている。
けれども子供の誕生を祝って夫と作ったという
「ラヴィン・ユー」はおそらくいつの時代も、
ほとんどの人が愛さずにはいられない
普遍的な名曲として、
この先も永く生き続けるのではないかと思う。
奈々湖に何か得体のしれない化け物が住んでいる——
少なくとも昭和のどこかまでは、
そんな伝説が村には流布していた。
その伝説の源は麟風寺だった。
660年の歴史がある寺だ。
所蔵されている古文書には、
室町時代から江戸時代にかけて、
どのようにこの村が出来上がったのかという記録とともに、
何年かに一度、奈々湖に現れるとされる怪物の目撃談が
いくつも残されていた。
その中にはその怪物の絵が添えられたものまであった。
巨大なワニとか、オドロドロしい魚とか、
エビの化け物のようなものまで、
いろいろバラエティに富んでいる。
とにかく何か得体の知れない生き物がいることは間違いない。
村の年寄りたちは一彦や大善の両親の世代に
そんな話をよく語り聴かせたようだ。
昭和の半ばあたりまで、
こんな山間の村にはろくに娯楽がなかった。
それは一種の夜伽話として代々、
村の子どもたちを楽しませていたのかもしれない。
「バカバカしい」
一彦はすでに亡くなった父の言葉を思い浮かべた。
「非科学的にもほどがある。
あの湖にそんな大きな生き物なんかいるわけねえ。
ちょっと考えればわかることだ。
ホントに田舎者はこれだから困る」
父はいつもそう言っていた。
近郊の少しばかり大きな街の、
世間に少しは名の知れた会社に勤める
サラリーマンだった父は、
自分はこの村のやつらとは違う、
という自負があったのだろう。
一彦らの世代になると、そんな話を信じるなんてバカだ、
という方が優勢だった。
けれどもその一方で、本当だったらいいけどな、
という気持ちもちょっぴりあった。
大善はビミョーな立場に立たされていた。
なんと言っても噂のもとであるお寺の跡取りである。
「あんなデタラメを広げやがって」と、
湖の怪物のせいでいじめられることも少なくなかった。
けれどもこちらもその一方で、
怪物の絵が描かれている古文書を見たい、
見せろと言ってくるやつらも多かった。
彼と仲の良かった一彦も、
もちろんその好奇心を強く抱えた一人だ。
しかし大善自身、父がどこに
その古文書をしまっているのか知らない。
一度、一彦を含め、四人の仲間で
〈捜索隊〉を作り、
大善の父――当時の住職が留守の時に
家のあちこちを探しまわったことがある。
ある日、それがバレて大善は父にこっぴどく叱られ、
それ以降、捜索活動は打ち切りになった。
みんな、ちょっとがっかりしたが
一日でそんなことは忘れてしまった。
しょせん子どもの遊びである。
いつまでも過去のことなどにこだわっちゃいられない。
奈々湖は相変わらず子どもたちの遊び場であり続けた。
ところがそれからしばらく後。
村じゅうがひっくり返るような出来事が起こった。
「ガチか?イッピコ、おまえヤバイんでねぇの?」
川西大善の口からはおよそ僧侶とは思えない
俗っぽいセリフが飛び出す。
「なんで事前に相談しなかったのさ?」
「一度連絡しただろ。けどプーちゃん、忙しそうだったし」
大善は、はたと自らを振り返る。
「そういやそうだった。けっこうテンパってたかもね」
麟風寺の住職になって半年。
大善は先代住職の父から引継ぎで、
なんやかんやとバタバタしていたことを思い起こした。
愛称は「ダイちゃん」でなく「プーちゃん」。
麟風寺のプーから来ているのだが、
そこに彼の持ち味であるのんきな性格も加味されている。
大学を出た後はそれこそプータローとして、
2年ほど外国を放浪していた。
「坊主にはならねえ」が子どもの頃からの口癖だったが、
結局、頭を丸めて修行に出たあと、
実家に戻り、坊主稼業を継ぐことに決めた。
麟風寺は故郷にあるお寺で、
その若い住職は一彦の幼なじみであり親友だった。
「いや、そりゃ帰ってきてくれたのはうれしいけどさ、
せっかく東京でちゃんとした会社に就職したのに・・・」
「もったいないってこと?」
「そう思うでしょ、誰だって」
「おまえが人生相談で言ってることと違うな」
大善はインターネットの「お坊さんに相談しよう」
というサイトで人生相談に応じている。
「プー坊主」というのは彼の売りだ。
「悩んだら自分に正直になりましょう。
心の声を聞きなさい。
好きなことを優先しましょう、とか」
「まあ、そうだけど」
「先のことを考えすぎです。今を生きましょう、
とかなんとか」
「いや、それとこれとはべつで」
「そんなの無責任だろ」
「だってさ、おれはおまえが羨ましかったわけ」
そう言って大善は子ども時代と変わらないまなざしで
一彦を見た。
麟風寺の宗派では頭を剃る戒律はない。
修行を終えて戻ってきてからは普通に髪を伸ばし、
袈裟も着ていないので、大善はまったく僧侶には見えない。
二人は本堂に隣にある住居の一室で話をしている。
ここも二人が子どもだった頃のまま、
ほとんど変わっていない。
「おれは跡取りだからさ、
ここから離れられなかったんだ。
660年の歴史がこう、ずしっとのしかかってな」
大善は重い荷物を背負うようなお道化たしぐさを見せた。
「こう言っちゃなんだけど、
親父はいい時に仏様の世界へ行ったよ。
やれやれ、これからどうすりゃいいのやら」
「ひどい住職がいたもんだな。
そのセリフをお檀家さんたちに聞かせてあげたいよ」
「どうぞお好きに。お檀家さんもめっきり減っちゃってね、
もうお布施も集まらなくて」
二人の故郷はすごい勢いで過疎化が進んでいる。
自然の恵みに溢れた美しい村なのだが、
ここで生まれ育った多くの子どもたちにとっては
そうではない。
それぞれの家はきれいで新しい住宅に建て替えられ、
電化製品が行きわたり、豊かで便利な生活を送っている。
にも関わらず、いまだに昔ながらの差別意識と
おかしな因習が残る閉塞的な暗いムラなのである。
だからみんな成長し、
中学や高校を卒業するとさっさと都会へ出て行ってしまう。
大学に入れば、そのまま大都市圏の会社に就職だ。
そうでなければフリーターをやりながら
自分の好きなことをやったり起業をめざす。
一彦はそれなりの規模の旅行会社に就職したものの、
2年と経たないうちにもう退職と起業を考え出した。
起業して自分の会社を持つという漠然とした夢が
日に日に膨らみ、週末ごとに起業サークルに通い始めた。
最初はいろんな仲間がいて面白かった。
けれども何回か通ううち、じつはみんな、
大して本気じゃないことに気付いた。
口当たりのいい自己啓発書を読み漁ってヴィジョン、
言い換えれば自分に都合の良い“妄想”を膨らませ、
「起業家」「経営者」という名の職業に就こうとしている。
だから何か手っ取り早く稼げる仕事はないか。
あわよくばその稼ぎを投資に回して
資産を作って早期リタイアできないか――
そんなことばかり考えて、
いわゆるビジネスチャンスを探しまわっている。
何よりも彼らには、仕事に対する愛情が
決定的に欠落していた。
市場のニーズと言えば聞こえがいいが、
今、儲かりそうならどんな仕事でいい。
効率よくやって効率よく金を稼ぐ。
それで成功している人を見ると、
自分にもたやすくできそうな気がしてくる。
しかし、そうなるためにはやはり特別な才能がいるのだ
ということにも気がついた。
仕事に対する愛情の欠落――
つまり好きなこと、やりたいことがないことは
自分もまったく同じだった。
一彦は割と器用で、
何をやってもだいたいのことはうまくできた。
人間関係もどう立ち居ふるまえばいいか
頭が素早く回転した。
女にだってそこそこモテる。
傍目にはわりかし優秀な人間・スマートな男と
映っているはずだ。
しかしそれだけだ。
その分、がんばってやり抜きたいと思うことは何もない。
この女のためなら何でもすると思うこともない。
すべてそこそこで、ほどほどで、
このままいけば平均的な日本人はこうあるべき、
みたいな人生を歩めるだろう。
人は彼を見て、これこそ幸福と思い、
中には羨む人もいるかもしれない。
だけど、それが何なんだ?
うすっぺらいペラペラな人生。
彼の胸にはぽっかりと大きな穴が開いていた。
起業サークルに通って学べば学ぶほど、
その穴はどんどん大きくなっていった。
それは怖ろしいことだった。
この先、何十年も続く人生を
いったいどうやって生きていけばいいのか
見当がつかなかった。
マイケルのサイトに出会ったのはちょうどそんな時だった。
特に恐竜が大好きというわけでもなかったが、
彼のサイトを目にするうち、
からからに乾いた心が潤い、
みるみる小さなオアシスが育っていく。
しだいに心の中に夢が芽生えた。
自分の故郷で、現代の恐竜伝説を創る。
それによって旅行客を呼び寄せ、新たな観光名所にする。
おれみたいな人間が、どうしてそんな荒唐無稽な話、
幼稚な妄想をマジになって考えているんだ?
最初のうち、自分が自分を信じられなかった。
しかし、これはただの夢物語ではない。
なぜなら根拠がゼロではないからだ。
つづく
ワインというよりも「葡萄酒」という日本語の呼び名が
しっくりくる丸藤(まるふじ)葡萄酒工業株式会社。
昨日はそのワイナリーの見学ツアーに参加した。
ツアーと言っても、オフシーズンなので参加者は
僕と20代後半と思しきカップルの3人だけ。
静かな分、じっくりゆっくり貯蔵庫なども見学でき、
ガイドの女性の説明もていねいで、とても面白かった。
通常30分弱だが、僕がその場でいろいろ質問するので、
小一時間掛けて応じてくれた。
同行のカップルさんには少々予定を狂わせてしまったかも。
小規模なワイナリーだが、同社は明治36年創業で、
ここ山梨県・勝沼ぶどう郷の中でも指折りの老舗。
ショップなどは数年前に建て替えられたものだが、
創業当時の面影を再現したレトロモダンなつくりで、
いろいろなワインを見ながら、優雅な気分に浸れる。
もともとこの勝沼のあたりはブドウやモモの名産地で、
「勝沼や馬子も葡萄を食いながら」という
松尾芭蕉の俳句も残されているほど、
江戸時代から日本有数の果物の生産地だった。
政府の役人や地域の名士たちが
そこに目を付け、豊富で良質な甲州ブドウを使って
フランスなどヨーロッパに負けない
ワインを作ろうということになり。
地域を挙げてのワインづくりが始まった。
そんなガイドさんの話を聞いていると、
130年前の明治日本の
国を挙げた産業勃興の気概が伝わってくる。
国造りの大転換期だった明治は、
国家的スケールで新しい産業を起こすことに
エネルギーを注いでいたのだ。
甲州街道の宿場町があった歴史ある勝沼市は
塩山市などと合併して現在、甲州市に。
甲州市は山梨県でも一番の
ブドウ生産地・ワイン生産地で、
市内には45のワイナリーがあるそうだ。
その多くで見学・試飲もでき、
シーズンには大勢の人が参加する。
丸藤は見学料200円だが、その料金で試飲もできる。
3種のワインを少しずつ飲んでみて、どれもおいしかった。
このあたりは無数のブドウ畑だらけ・丘だらけなので、
効率よく回るには車がいい。
車なら首都圏からささっと行けるのも魅力だが、
ワインの試飲をするなら、運転する人は飲めない。
アルコールに弱い僕などは試飲だけで
30分くらいいい気分にあんってフラフラしていた。
良いワインは酔い心地もいい。
てなわけで電車でもすぐ
(JR中央線の「勝沼ぶどう郷」)なので、
宿場町の面影を残す旧甲州街道や
ワイナリーエリアを1日かけてぶらぶら歩いて、
帰りはタクシーで、というのが一番。
シーズンになれば、
ブドウ狩りやワイナリー見学の
バスやバスツアーもいっぱい出ているようだ。
1972年リリースのエルトン・ジョンの楽曲のために
イラン出身の映像作家マシッド・アディンが
アニメーションのミュージックビデオを製作。
半世紀前の懐メロの傑作にみずみずしい息吹を吹き込んだ。
エルトン・ジョンは1970年代から活躍してきた
指折りのロックスター。
「ユア・ソング(君の歌は僕の歌)」
「グッバイ・イエローブリックロード」などの
世代を超えた大ヒット曲、
そして、1997年に交通事故死した
プリンセス・ダイアナを追悼した
「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」は、
誰でも一度は耳にしたとがあるだろう。
「ロケットマン」も
全英シングルヒットチャート2位、
米ビルボード6位を記録したヒット曲ではあるが、
日本ではあまり知られていない。
この曲は長年、エルトン・ジョンとのコンビで
作詞を担当してきたバーニー・トーピンが
SF作家 レイ・ブラッドベリの
短編小説「The Rocket Man」(1951年)に
インスパイアされて生まれた曲と言われている。
描かれるのは、人類の新たな開拓地となった
火星に向けて一人で旅立った宇宙飛行士の男が
家族を思う心情。
♪火星は子供を育てられるところじゃない
ひどく寒くて そんなことは考えられない
科学のことをよく知っているわけじゃないが
これが僕の仕事 週に5日の仕事
僕はロケット・マン
たった一人、宇宙でいつか燃え尽きてしまう
1960年代の終わりから70年代前半にかけては
アメリカのアポロ計画が成功し、
宇宙開発に人々の意識が向けられた時代だ。
ロックの世界でもミュージシャンたちが
宇宙・宇宙旅行・異星人とのコンタクトや
異性の文化との交流などをテーマにした楽曲を
数多く作っていた。
この曲もそうしたムーブメントに
影響されたものの一つと取れるが、
片や、家庭を顧みることなく
ひたすら労働することで人生をすり減らしていく
産業戦士の孤独と悲哀を想起させる歌にもなっている。
それはエルトン・ジョン自身の
現実の人生にも言えることなのかもしれない。
半年前、昨年(2023年)7月に
最後のワールドツアーを終えた彼は、
今後、公演活動から引退すると宣言した。
今年76歳。
同世代のスターミュージシャンたちが
次々とこの世を去っていく昨今、
理由は当然、高齢による健康上の問題かと思いきや、
音楽活動よりも家族との時間を優先させたいからだという。
ゲイのエルトン・ジョンは2014年に同性と結婚。
現在、代理母出産によって授かった二人の男の子の
子育てに従事しているという。
70歳を超えて母性に目覚めたのか?
元気な2人の少年の相手をするには
体力的に厳しいとは思うけど。
火星での長い任務を終えた「ロケットマン」が
やっと地球に還って来て、新しい人生を歩み出す。
そんなイメージを抱かせる決断。
エルトン・ジョンのセカンドライフのスタートは、
1972年には思いもかけなかった、
ライフスタイルの変化と、
テクノロジーの恩恵に満ちた、
21世紀型の新しい生き方と言えるのかもしれない。
そして、70年代前半に盛り上がった
宇宙開発のムーブメントは、
半世紀の時を超えて、ふたたび大きくうねり始めている。
一般人が宇宙旅行に出かけたり、
新たな資源の採掘など、
宇宙ビジネスが話題になることも増えてきた。
2024年、人々の意識はまた宇宙に向かっていく予感がする。
現実的な「ロケットマン」の世界は、
じつはこれから始まるのかも知れない。
★ケイト・ブッシュ版(1991)
なお、この曲が大好きだというケイト・ブッシュが
1991年にリリースしたカヴァーをリリース。
「呼吸」「ビッグスカイ」
「こんにちは地球」「ロケットテイル」など、
地球・宇宙をテーマにした自作の楽曲も多い彼女が、
オリジナルをリスペクトしながらも
独自のアレンジで、レゲエ風のリズムや
他の民俗音楽のエッセンスを取り入れた味付けで
超絶すばらしい傑作に仕上げている。
ミュージックビデオの出来も最高レベルで、
必聴・必見の音楽コンテンツになっている。
辰年ということで郷竜(きょうりゅう)小説スタート。
随時連載。
★パート1.マイケル・オーネストの遺言 その2
自称・スコットランド観光大使の還暦バックパッカー
マイケル・オーネストは、
スコッチウィスキーではなく、
日本のグレープフルーツサワーを飲みながら
椎名一彦相手に新宿の居酒屋でくだをまく。
「とにかくネス湖を世界遺産にしたいんだ」
彼は故郷に帰ったら、その運動に携わるという。
インヴァネスという
ネス湖観光の拠点として知られる街が彼の故郷だ。
街の中にはネス川という川が流れている。
彼はその流れを眺めて育ち、
夕日に照らし出された
川の景色の美しさを何度も語って聞かせた。
ついでにベッド・アンド・ブレックファーストを
経営していた家の娘との初恋のことも。
「アマンダは可愛かった。
白いエプロンがよく似合ってね。
ベーコンと目玉焼きを作るのが得意だったんだ。
そんなの、誰にだってできると思うだろ。
だけど、目玉焼きをきれいに
程よい加減で焼くのは思ったより難しい。
お皿に移す時に
黄身を崩さないようにするのにコツがいるんだ。
かといって黄身を固くしてしまったらおいしくない」
そんな話をしているときに、
つまみに頼んだベーコンポテトが出てきた。
マイケルは「オー!」と声を上げて
好物に飛びつき、初恋の話は
それであっけなくフェードアウトした。
一彦はインヴァネスの
ベッド・アンド・ブレックファーストで
白いエプロンを着た金髪の娘に給仕され、
ベーコンエッグの朝食を食べている自分の姿を想像した。
窓越しに鳥の声、そして川のせせらぎが聞こえてくる。
その川、ネス川はネス湖に流れ込んでいる。
それはまた、マイケルのイメージの中では
スコットランド独立というヴィジョンにも
繋がる流れでもあった。
「必ず実現してみせるよ」
彼の人生には二つの目標があるという。
ネス湖の世界遺産登録。
スコットランドの独立。
その二つがどこでどうつながるのか、よくわからない。
ところが彼はその疑問に対する答えも
ちゃんと用意しているのだ。
「ネス湖は有名ではあるが、どこの国にあるのか、
ちゃんと知らない人が世界には圧倒的に多い。
スコットランドは今、君たち日本人が言うイギリス、
すなわち、グレートブリテン、
またの名をユナイテッド・キングダム、
の一地域ということになっている。
けれどもネス湖はイギリスにある湖、
とは誰も言わないだろ?」
そう言われてみればそうかなと一彦は思った。
たしかにビッグベンやウェストミンスター寺院、
あるいはストーンヘンジやシェイクスピアの村、
ピーターラビットの村と同じように
ネス湖を「イギリスの名所」
だと思っている人は少ない気がする。
多くの日本人にとってスコットランドのイメージは
何といってもネス湖。
あとは古都エジンバラ(こちらの街並みは世界遺産)とか、
タータンチェックにバグパイプといったところか。
「だから僕はこの二つをできるだけ
同時期に実現することに意義があると思っている」
マイケル・オーネストは自分のサイト
「マイケルのローストネッシーがうまいケル」で
ネッシーの話題を提供している。
一彦はそれを見つけて彼と友だちになったのだ。
日本語版は奥さんが翻訳をやっていたが、
どうやらその表現のしかたを巡って
ケンカになったことが離婚の原因だったようだ。
男の夢は離婚も辞さない。
それくらいマイケルは
ネス湖とネッシーについて本気だった。
その熱意に一彦は心動かされた。
東京でサラリーマンをやっていた
彼の脳裏に故郷の奈々湖の景色、
そして幼い頃に一度だけ見た
あの怪物の姿がよみがえった。
ほんの一瞬だけ、目の当たりにした
天に向かって伸びる長い首。
あれはたしかに太古の恐竜だった。
6600万年前に絶滅した、
かつてこの地球を支配していた巨大生物。
妄想にかられた彼の耳にはその咆哮さえも轟いた。
何度かマイケルと会って話を聞くうち、
一彦の心はしだいに固まっていった。
いま務めている会社を辞め、
故郷に戻って観光事業をやる。
その夜――彼はその決意を
マイケルに打ち明けた。
彼は一瞬、大きく目を見開き、
「オー!」と声を上げて両手を広げ、
やたらと芝居掛かったリアクションをした。
そして一彦の肩をがっちりとつかみ、
「マイフレンド」と感嘆のセリフを漏らした。
目には涙さえあふれ、ツーと頬を伝った。
シェイクスピアの芝居でこういう人物がいたかもしれない。
「それならば君も言うべきだ。ナナコを見て死ね、と」
人生は短い。
僕たちはこの世界のほんのわずかな部分しか、
見ることも触れることもできない。
だから人々に問うべきなのだ。
あなたにとって大切なものは何か?
自分に正直になってそれを確かめなさい。
そして明日死ぬ前に
それをしっかり見ておきなさい、と。
そう言い残して、
マイケル・オーネストはイギリスに、
いや、スコットランドに旅立って行った。
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