最先端医療は手と言葉と歌?

 

 今週は看護師の方と会ってお話しました。

 そんじょそこらのお医者さんや厚生労働省のお役人たちも吹っ飛ばしそうなビッグマザー。フローレンス・ナイチンゲールを尊敬しており、看護に対する熱い思いと自分の活動について語ってくれました

(ナイチンゲールの話もじつはよく知らなかった……)。

 

 話のハイライトは、最先端医療は人間の手によるケアであり、言葉がけであり、時として歌(実際に歌うかどうかはとにかく、歌を歌ってあげよう、一緒に歌おうという心)とのこと。ちょっと感動的でした。

 

 また、看護師(もっと言えば医師も)には文学的センスが必要ということで、「楢山節考」も「きけ、わだつもの声」も読んだことのない医療者が、高齢者の医療や看護・介護をできるのか、と。 本を読んだくらいで医療をまともにするのは難しいかも知れませんが、でも、彼女は正しい。

 

 いずれにしても機械や薬に頼るのはもうい加減に……という感じがします。これからは予防医学が主流ですと言われ出したら、「病気の予防のために薬をいっぱい飲みましょう。そうすれば長生きできますよ」となるご時世ですからね。

 

 というわけで、本日のテーマ曲はThe Beatles ♪「When I’m 64」。

でも今や64歳は高齢者じゃないなぁ。この歌も♪「When I’m 84」くらいに改題でしょうか。

 

 ばあちゃんアイドルでAKB84ってのはいかがでしょう?