天国への階段 アウトテイク

 

 僕の11月のテーマ曲は、Led Zeppelinの「Stairway to Heaven」と決まっています。

 この曲を聴いていると、本当に生きててよかったなぁと思います。

 

 最近、セッションやリハーサル音源を収めたZepのアウトテイク集が出たので、「天国~」をはじめ、ずっとZepばかり聞いています。仕事するときのBGMにちょうどいいんだよね。

 

 レッド・ツェッペリンは世間的にはヘビメタバンドってことになっているけど、僕のイメージは全然違っていて、彼らはイギリスの民謡やアイルランド民謡、その他、世界各地の民俗音楽をベースとしたワールドミュ―ジックバンド。

 

 キャリアのスタートとなったスブルースだって、もとを辿れば黒人の民俗音楽だし、レゲエやヒップホップだって世界的に流行る前からやっている(あまりに彼らのサウンドの個性が強すぎてそう聞こえないけど)。

 

 丁寧に自分たちのリスペクトする音楽、面白いと思った音楽を何度も何度も繰り返し演奏し、深掘りし、アレンジして自分たちのオリジナルに変えていったんだな、ということがセッションの音源を聞いているとよくわかります。

 

 そのせいか黒人音楽通から「ブルースを金もうけに使った」とか「パクリの天才」とか揶揄されることもあるみたいだけど、それを言いだしたら、ビートルズやストーンズだってみんなパクリをやっていることになる。

 

 音楽に限らず、絵だって物語だって「まったく見たことも聞いたこともない」というのはほぼあり得ないし、あっても人々に受け入れられない。

 人々が受け入れることができるもの、いいなぁ、これと思えるものって、どこか先人の業績をリスペクトし、踏襲しているものなんじゃないかなと思います。

 

 というわけでジミー・ペイジもロバート・プラントも相当じいさんになちゃったけど、何十年聴いていてもツェッペリンは飽きません。

 

 

2016・11・22 TUE