創造的な仕事をするなら眠らニャいと

 

 眠たいニャー。

 春眠暁を覚えず。

 にも関わらず、なかなかゆっくり眠る時間がニャい。

 

 昔は、眠る時間がない=それほど忙しい=売れっ子なので、必要とされる人間なので、いっぱい仕事をしている、という公式が成り立っていました。

 僕の上の世代の人たちは「寝ない自慢」が大好きで、「寝るのなんてもったいない」とか「人生のムダづかい」とか「死ねばいくらでも寝れるから」とか言っていました。

 

 僕は「そりゃちょっとないよな」と思いながらも、テレビなどで「24時間働けますか? ジャパニーズビジネスマン」なんて言われていたので、1日3時間睡眠でがんばっていた時期もありました。

 

 若くて体力バリバリの頃は、寝ずに頑張る経験もしたほうがいいと思いますが、さすがに今はそうはいきません。

 いったん睡魔に襲われると抗いがたく、頭がまったく回らなくなっちゃうし。

 そうなったらおとなしく睡魔くんに従って、躊躇することなく横になります。

 

 昼間なら15分、ないしは30分のシエスタ。

 夜ならそのまま眠って朝、早起きして仕事します。

 好きな時に寝て、好きな時に起きて働く。

 自宅ワーカーでよかった! まさに特権です。

 

 それに夜、4~5時間かけても書けなかった原稿が、その半分ほどの時間でスイスイ書けちゃう体験をしてしまうと、もうやめられません。

 一説によると、ある程度情報を仕込んでおけば、眠っている間に脳がオートマチックにそれを整理・構築して、起きたらすぐにできるよう、準備しておいてくれるとのこと。

 

 この睡眠作業を自在にコントロールできるようになれば、ぐんと仕事の質が上がりそうです。

 

 創造的な仕事をするためには、睡眠が必要だと言い。お金になる仕事を断ってでも、自分で研究して割り出した1週間の睡眠時間を厳しく守っている人もいる、と言います。

 

 可能性は脳の奥深くにある。

 眠りは疲れを取るとともに、そこにアクセスするチャンスを創り出す。

 未来への夢を抱いて、今夜も夢を見よう。

 

 というわけでグッドニャイト。