
あけましておめでとうございます。
例年通り、大宮八幡宮へ初詣後、参道の材木屋さんの前で撮影。
イヌ年なので――というわけでもないのだろうけど、初詣にワンちゃんを連れてきている人がやたら目につきました。
どこぞの柴犬と目が合ったので、「今年はよろしく頼んます。パンンパン、ペコリ」とつぶやいたら、「まかせてワン!」と、つぶらな瞳をきらめかせて快諾してくれました。
こいつぁ春から縁起がいいぜ。
宗教なのにこんなゆるくていいのか、とワンダリングされる日本の宗教だけど、ペットを大事にする人たちの中には、キリスト教などから仏教や神道に改宗する人が多いとか。
初詣にもいっしょに来れるし、亡くなったら丁寧に葬られ、供養してもらえ、天国へ行ける。
キリスト教やイスラム教ではこうはいきません。
そもそも神聖な場所にけものが足を踏み入れることなんて許されないし、死んでも天国には行けません。
動物はあくまで人間の家畜であり、従僕であり、利用するものだからです。
もちろん外国でもイヌ・ネコは家族の一員として可愛がられたりするんだけど、日本みたいにちゃんとお葬式をあげるとか、お墓を作って何年にもわたって供養するといった習慣はあまりないようです。
そういう文化が、動物好きの人たちには許せないんでしょう。
「わたしの信じてきた神様はそんなに無慈悲なのか!」と、裏切られた気持ちになるようです。
どっちがいいとか悪いとか、幸せだとか不幸だとか、の話ではないんだけど、日本人の動物に対するメンタリティって面白いなぁと思います。
今年は特にペットお守りとか、よく売れるんだろうな。
ところで普段、お宮の界隈にはネコが何匹かウロウロしているのだけど、ニャンと今日は一匹も会えず。
おイヌ様に遠慮したのかニャー?
まぁ、たまたまだと思いますが。
では皆さんもよいお正月を。
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