ZOOM会議とデジタル/アナログの使い分けについて

 

昨日は息子とZOOM会議をやりました。
歩いても30分そこそこの距離に住んでいますが、
たぶん夏までちゃんとした形では会えなさそうだな、
ということで。

 

まさかこんなことになるとは思わなかったしね。
大事な人たちとは会える時に会っておかないと後悔します。
人生は思いのほか短く、僕たちの持ち時間はそう多くない。

 

さて、息子との会議は与太話ですが、
劇的なテレワークへの移行で、仕事にもZOOMが大モテ。
ネット上ではまさにZOOM BOOMです。

 

不覚にもそれに気づかず、
今まで使っていたヘッドセットが相当くたびれているなと思って
近所の量販店に買いに行ったら、完全に売り切れていました。

 

通販サイトを観たら、こちらも在庫切れ続出。
1000円とか2000円の安いのはほとんどありません。

辛うじて3000円台のがあったので購入。


たぶん、これからはこうした遠隔取材・
遠隔ミーティングが多くなりそうです。

 

たしかに1時間の取材のために半日、1日かけて、
あるいは泊りで出かけるのは非効率。
お互い自宅やオフィスにいるままでできるのは
超便利です。
データを生産するだけならね。

 

ただ、アナログ人間としてはやっぱり
そこから何か大事なものが
失われていく、損なわれていくような気がしてならないんだよね。

 

効率的なのは、会社の仕事をこなすという観点からは
いいことだけど、
はたして個人の成長にとってはどうなのか?

 

僕は仕事って自分を成長させ、自分の世界を広げて、
より豊かにしてくれるものだと思っています。

 

お金はいただくけど、
結局、会社やお客様のためじゃなく、
自分のためにやっているんだなと思います。

 

だから、これからは
会社やお客様のためにはデジタルでチャチャっと効率的に。
自分のためにはアナログでじっくりたっぷり、
手をかけて足を使って回り道して・・・
みたいな使い分けをしていくのかも知れません。


ところで緊急事態宣言の中継を見て
いろいろコメントが出ているけど、
基本的にはきちんと受け入れて
協力したほうがいいんじゃないかな。

 

結果的にどうなるか、やってみなきゃわからない。
それこそ効率がいいかどうかなんて
考えちゃいられない。
みんなで1か月がんばれば何とかなる――
と信じて行動したほうがいい。
そのほうが社会のためになり、結局、自分のためになる。