コロナ・デルタモードでビキニのおねえちゃんはもはやノスタルジー

 

昨日、テレビで3、4年前の日本のビーチ

(たぶん湘南あたり)の映像が出てきた。

ビキニの女の子が笑顔でインタビューに答えている。

 

そのVを見ていたコメンテーターの芸人が思わず漏らした。

「なんだか懐かしい風景や」

 

その感覚は正しいと思った。

3年前の夏、僕は頭の手術をやって入院し、

海もプールも自粛していたが、

その頃のことが本当に昔のことに思えてしまう。

 

個人的な生活の変化もあるが、

もちろんそこにはコロナが大きく介在している。

 

コロナ前とコロナ後の世界は完全に分断されそうな気配だ。

 

仕事でも調べものでネット記事をあちこち検索するが、

2019年以前の記事はちょっと注意して読む。

 

古い記事に価値がないわけではないが、

そのビジネス自体が陳腐化していたり、

プロジェクトが終了したりしているケースが

けっこう見受けられるからだ。

 

企業サイトでもニュースやブログが

2020年以降、更新されていないのを発見すると、

この会社は本当にちゃんと稼働しているのか、

ちょっと心配になる。

 

もし更新をサボっているだけだったら、

不信感を抱かれないために

ちゃんとアップデートした方がいい。

 

それにしても、今振り返れば昨年はまだよかった。

日本は被害が大したことなかったので、

自分も含めて、コロナをなめていた。

 

政府もよけいな金や労力をかけなくても

国民に我慢させときゃ、いずれ嵐は過ぎ去ると

思っていたのだろう。

 

 

それでオリンピックもできちゃって、

もしかしたら奇跡が起きて感染が減退するかと

わずかに期待したが、残念ながら、

オリンピックの神様は日本に金メダルをくれなかった。

 

ワクチン打ってオリパラやって、

この夏でコロナ一件落着となっていた

シナリオは見事に崩れてしまっている。

 

メディアに煽られている部分はあるかも知れないが、

今回のコロナ・デルタモードはまじヤバイ気がする。

 

もしかしたら今までのは前座に過ぎず、

日本のコロナ禍はこれからが本番なのかもしれない。

 

ワクチン打ってても安心できない。

とりあえず年末までは自粛を続けるしかなさそうだ。

これが単なる思い過ごしでありますように。

 

ついでに言うと、

最近「ポストコロナのビジネス云々」という広告が

よく目に入る。

 

その人たちの中でコロナ禍を予測できた人も、

ここまで(さらに来年以降まで)トンネルが続くと

予測できた人は一人もいない。

話は2、3割聞いておけばいいと思う。