どうだ、どうだ、ぶどうだ

 

岡山からブドウが送られてきた。

グリーンのが「天山(てんざん)」、

いゐるブドウ色というか、ピックっぽいのが

「クイーンニーナ」。

 

むかし天山という相撲取りがいたような気がするが、

あけてびっくり。デカッ!

まさしく横綱級の粒の大きさ。

 

「クイーンニーナ」も巨峰をしのぐでかさ。

沢田研二が「追憶」という歌で「ニーナ!」と

恋人の名を呼んでいた。

 

どっちも東京のスーパーでは

お目に掛かったことがない。

どうも栽培が難しく、作るの農家が少ないので、

あまり市場に出回らないのだそうだ。

 

お味はどうかと言うと、どっちもプリっと

コシがあって歯ごたえ抜群。

 

天山はわりとさっぱりめでボーイッシュな味。

クイーンニーナは尼さと香りのバランスが抜群で、

ガーリーなお味。

といったら伝わる?

 

夕食のデザートにしたら、

おいしくて食べ応えがあって、

それぞれ3粒食べたらお腹がいっぱいになった。

 

ありがとう岡山!

それにしてもブドウが出てくるともう秋だね。

 

おりべまことエッセイ集:食べる

ロンドンのハムカツ

・お米と田んぼとお母ちゃんのニッポン!

 

・インヴァネスのベーコンエッグ

 

・ハムカツの呪い

・脳が構築する「風味」:人間の食と世界観

・幻想やストーリーでおいしくなる日本食 

・肉じゃがは幻想のおふくろの味 

・恐竜の唐揚げ 

・スーパーマーケットをめぐる冒険 ほか 

 

Amazonに好評発売中 ¥282

 


コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    ゆうこりん (水曜日, 01 9月 2021 09:39)

    葡萄から相撲と沢田研二か・・・(笑)