東宝特撮×日活ロマンポルノ?「監禁惑星アメーバ」

 

ちょっと息抜きに映画を観よう。

昔の東宝特撮みたいなの、あるかな?

と思って検索したら出てきた

「監禁惑星アメーバ」

 

タイトルとサムネ映像からSFとエロがイメージできる。

紹介文は以下の通り

 

日本の上空に出現した小惑星。

地上から連れ去られた女性たちはアメーバ状の生命体に

レイプされ、妊娠させられる。

拉致された妹のため、小惑星に向かう女性の奮闘を描く。

川上奈々美主演のエロティック・スリラー。

 

どうも想像するには、

1960年代の東宝特撮のSF怪奇系

(マタンゴ、ガス人間など)と

1970年代の日活ロマンポルノを

合体させたような路線をねらって作られた模様。

 

2018年製作というのが

ちょっと信じられないほどの映像クオリティだ。

「わざとでしょ」と、つい言いたくなる。

 

レビューを見ると★一つがずらずら。

一様に「ひどい」「つまらない」「チープ」と

酷評が並んでいる。

 

これだけ見事な酷評を見てしまうと、

どんだけひどいのか、つまらんのか、チープなのか、

自分の目で確かめずにはいられなくなる。

 

主演の川上さんというのはAV女優さんで

セクシー界では演技派として評価が高いらしい。

出ている女優さんはほとんどAV系の人。

 

ただし、これはアダルトビデオでなく、

あくまでSF映画なので、

エロシーンはかなり控えめです。

 

ちょっと濡れ場の多い恋愛系・情事系映画より

少ないくらいで、刺激も強くない。

女性もあまり不快感なく見られるレベル。

逆にH方面を期待する男性は肩透かしを食らう。

 

というわけで観てみたけど、

まぁ尺も1時間ちょいだし、息抜きとしては

こういうのもアリかなという感じ。

 

主役をわざわざこんなやさぐれキャラでなく、

もっとカッコいい捜査官みたいなヒロインに

すればよかったのにと思った。

 

それにしても終わった後、謎の生命体と

上空の小惑星はどうなったのか?

気になる。

もしや「2」を用意しているのか?