会社の仕事はリアルとリモート2本立てに

 

先週末、新橋方面に今年初の取材に行った。

いきなり振られたので、

ろくに内容も把握できていなかったのだが、

ちゃんと要点を絞って話してくれたので

書くのに困ることはなかった。

 

取材時間は30分弱。

その会社までは片道1時間強。

行って帰ってくるまで3時間以上かかった。

 

以前は何とも思わなかったが、

今だと「これくらいだったらリモートで十分だったな」

と思ってしまう。

 

その取材先はIT会社だし、社長とも面識があったので、

べつにリアルでなくてはならない理由もなかったのだが、

1年間「月刊仏事」で広告を打ちたいことで、

その1回目だからいいかと納得。

でも、2回目以降はリモートで行こうと思っている。

相手もその方が時間が掛からなくて助かるはずだ。

 

ここ2年、すっかりリモートに慣れて

感覚が変わってしまったのを改めて実感した。

ホームページやブログやSNSの情報、

メールでのやりとり、

ズームやグーグルで電子的に会えれば、

打ち合わせ・取材などはほとんどできてしまう。

もちろん現場に行かなくてはならない仕事もあるが、

1割か、せいぜい2割だ。

 

オミクロンは拡大が急速だったせいか、

昨年秋から3か月余りでリアルモードに戻った会社は、

なかなかぱっと、またリモートモードには戻せないらしい。

通勤電車が混んでいれば、感染拡大は避けられない。

 

だけど、現場作業のない会社は

やっぱりリアルとリモート、

臨機応変に2本立てでできる体制を

整えておかないと心もとない。

 

コロナはおそらくオミクロンで終わりではないし、

終息後の社会も、ビジネスシーンも、

かなり変貌していると思う。

コロナが終わればすべて元通りになると思わないほうがいい。

 

だから去年から言ってるけど、

今のうちにDXを進めておかないと

2年後、3年後に困ったことになるのではないだろうか。