安倍元首相の死と選挙は関係ない

 

安倍元首相の銃撃事件、そして死去で大騒ぎになっている。

昨日のテレビのニュースはそればかりだった。

きょうも大半はそうだ。

 

この国は亡くなった人に限りなく優しい。

逆に言うと、亡くなった人に対する批判は

許されない雰囲気になる。

 

報道をくまなくチェックしているわけではないが、

この事件のニュースを見ていると、

いろいろな疑念・疑惑が湧いてくる。

 

100メートル先から

凄腕のスナイパーが狙撃したわけではない。

たった5メートル後ろからの銃撃。

SPや警察は何をしてたのか?

ただ単に緊張感がなかっただけなのか?

 

犯人には政治的背景はないようだし、

ろくに情報がないのに、はなっから

政治家たちが「民主主義への挑戦」なんて

口をそろえて言ったのはなぜなのか?

 

安倍元首相のことを

「民主主義をゆがめた」などと批判していた

メディアも同じ。

いろいろ「忖度」しなくてはいけない事情があるのか?

 

でも今はやめておこう。

今、言っておきたいのは

この事件は明日の参議院選挙とは

何の関係もないということ。

冷静になる。

同情票は投じない。

 

そんなところで亡くなった人に優しくすることはない。

安倍元総理の死を

選挙に利用している候補者がいるのかどうか

わからないが、

与党でも野党でもそうした候補者には絶対投票しない。

 

 

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エンディングライターとしての活動から綴った、老いと死をめぐる面白エッセイ集。