エリザベス2世逝去。
在位70年はすごい。
最後の最後まで女王であり続けた。
僕の母を超える高齢。
日本で言えば、昭和と平成をほぼ丸ごと生きた。
いずれ近いうちに・・・と思っていたが、
いざ現実になとやはり寂しい。
でも、穏やかな最期とのことで、良かったと思う。
政治家でも芸能人でもないが、
その存在感はあまりに大きく、
世の中に与える影響も大きかった。
ミニスカートも、ビートルズも、パンクも、
ブリティシュロックも、
ウェストエンドのミュージカルも、
戦後の英国生まれの文化は
すべて女王の擁護のもとに生まれ育った。
ロンドンで暮らしていた頃は、
毎日お顔を拝んでいた。
ポンド札の表で微笑む肖像は
(1980年代の実年齢より)
若くてチャーミングだった。
70年もの間、目に見えない巨大な何か、
ヴェールのようなものを英国のみならず、
ヨーロッパのみならず、
世界全体に投げかけていたような気がする。
その存在が地上から消えて、
これから世界に何が起きるだろう?
気になる。
僕たちの知る世界は
大きく変わってしまうのだろうか?
この2週間のうちに、誰も何の疑問を抱くことなく、
“本物”の国葬が行われるものと思う。
心から女王陛下のご冥福をお祈りします。
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