「昨夜よりいい夢を見る方法」発行

 

受験シーズン。

かつては受験について「四当五落」

という言葉がありました。

これは「4時間睡眠なら合格・5時間だと落ちる」

つまり、合格したけりゃ寝る時間を削って勉強しろ!

根性出してぶっ倒れるまでガンバレ! という意味です。

 

さすがに今どき、こんなことを言ったら、

ひんしゅくを買ったり、笑われたりしますが、

昭和世代の人たちは、受験でも仕事でも、

「ねたら負け」神話に洗脳されていました。

 

僕も21世紀のはじめ頃までは、夜中、

いつもふらふらになりながら仕事をやっていました。

 

「俺は徹夜でやっている!」

「みんな、徹夜でがんばろう!」

 

テレビ・イベント・映像制作などの職場だったので、

そんな空気が社内に充満し、

おかしな自己満足と、一種のイベント感がありました。

若かったので、それなりに楽しかったのですが、

もちろん、今はもう無理です。

 

マインドセットが「ねないでガンバレ」から

「ねなきゃダメダメ」に変わったのは、割と最近。

ここ10年ほどか、

せいぜい平成後半からではないでしょうか?

 

睡眠の重要さは、さかんに唱えられるようになりましたが、それに付随して、

夢の重要さが語られることはあまりありません。

 

夜でも明るくなった現代、とくに都市部では、

世界の半分、人生の半分が夜であること、

さらにその大半である睡眠時間は、

自分の意識を離れた夢の世界であることは

忘れられがちです。

 

夢から文学や芸術を生み出す人がいます。

夢から仕事のヒントを得るひとがいます。

夢から自分の運命を考え、人生を変える人もいます。

昔の人はかなり「夢のお告げ」

みたいなものを重要視しました。

 

そう考えると、

昼間の仕事や生活に閉塞感を感じている人は、

もっと夢みることを大切にしていいのではないかと

思います。

それにいい夢を見ると、

単純に幸福で元気な気持ちになれますよ。

 

そんな思いから書いた「いい夢を見る方法」をはじめ、

何をすれば人生楽しくなるか、

世の中がちょっとは面白くなるかについて、

自身のブログで綴った36のエッセイを電子書籍にしました。「生きる」をテーマにしたシリーズの第6弾です。

読めば、人生がちょっと元気に、楽

しくなるかもしれません。

本日1月20日から発売。

 

おりべ まこと 電子書籍新刊

「昨夜よりもっといい夢を見る方法」

AmazonKindleから発売中。¥360

 

「生きる」をテーマにしたエッセイ第6集。

人生の半分は夜。だったらもっといい夢みなきゃな。

そう思ったら読んでみてほしい。

生きるのが楽しくなる36のエッセイ。

ブログ「DAIHON屋のネタ帳」

2022年9月から23年末のなかから抜粋。

 

●もくじ

・愛妻家・愛夫家は人生の成功者?

・「芝浜」と女落語家

・名古屋の母と母校の話

・入学祝いはやっぱり桜

・百年生きるホモサピの世界はこれから

・リンゼイ・ケンプのダンスの記憶

・これからどうやって旅に出るか?

・自分の未来、世界の未来、子どもの未来

・母の日・父の日に感謝のプレゼントなんかいらない

・ときにはダンゴより花

・4630万円の振り込み

・なぜ宝くじに当たるとほとんどの人が破産するのか?

・井上ひさしと笑いについて

・人生は長くて短い

・「南の島でのんびり」なんてFIREしなくてもすぐできる

・潮騒の音楽を楽しむための海

・アナログマジックの残暑お見舞いとデジタル発信の効用

・いい夢を見る方法

・なぜ30年前のトレンディードラマには 

 お彼岸が出てこなかったのか?

・親より先に死んではいけません

・余命7年で行こう

・女じゃなくなる恐怖

・おとなの言うことなんか聞かなくても 人生、春は来る。

・おすすめ本「なんで家族を続けるの?」

・こっそりカメ走

・人生は地中に埋もれた化石のようなもの

・アーカイブ世代のクロニクル研究

・なぜ名古屋人は福井・鯖江産の純金製メガネを買うのか?

・ロンドンライフと労働・カネ・芸術の話

・9月15日はロージンの日?

・お祭リベンジ

・同窓会の話

・地球の重力に逆らうべからず

・地球家族の「争族」を辞めさせるための宇宙人待望論

・京都で考えた観光立国ニッポンの生き方

・美しきニューヨークのカレンダー 全36篇