愛妻の日:伴侶ネグレストにならないために

 

今日、1月31日は「愛妻の日」です。

「日本愛妻家協会」なる団体が

1(アイ)・31(サイ)という、

かなり苦しい語呂合わせから生み出した記念日です。

 

これをネタにした

「愛妻家・愛夫家は人生の成功者?」という

エッセイを2年前に書きました。

拙著「昨夜よりもっといい夢を見る方法」の

最初に採録しています。

 

人生の成功と言えば、大金を稼いで大金持ちとか、

仕事で大活躍とか、有名になったとか、

たくさんの人に認められたとか、

社会的に高い地位に就いたとか、

通常語られるのはそうしたことです。

若い時代には、おそらくそこに

「恋愛の成就」「結婚」というものも

含まれると思います。

 

しかし、これはいったん手にして齢を取ると、

かつての輝きを失って色あせてしまうことが多いようです。

そして進行すると、妻ネグレスト、夫ネグレストになります。

それでも互いの利害のためにするずる関係を続けるのは、

人生全体から見ると、

離婚より始末が悪いことになりかねません。

 

最近は投資ばやりですが、

このエッセイで書いたのは、

いつまでも妻を愛せる、夫を愛せることは、

人生において、最大のリターンが見込める、

最高の投資ではないか―ーということです。

 

器用でどんな仕事も楽々こなせる人と、

不器用で何をやっても下手な人とがいるように、

モテモテなのに、誰ともうまく関係が結べない人と、

モテないけど、苦もなくよい恋愛・結婚関係を

結べる人とがいるようです。

 

異性としての魅力に加え、人間性、相性、

運・タイミングなど、多様な要素が絡むので難しいのですが、

最近の若い衆は自分のライフプランにこだわりすぎたり、

周囲の情報に振り回されすぎではないかと思います。

 

恋愛・結婚こそ、人生最大の勘どころ。

ひとの意見やアドバイスを取り入れるのが

全部ダメとは言いませんが、

あくまで自分の直観力を信じて、

相手とともに迎える未来を想像しながら

 

挑むべきではないでしょうか。

 

 

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昨夜よりもっといい夢を見る方法

 

「生きる」をテーマにしたエッセイ第6集。

人生の半分は夜。だったらもっといい夢みなきゃな。そう思ったら読んでみてほしい。

生きるのが楽しくなる36のエッセイ。