ヘビとの遭遇

 

今年の干支は? 

って聞かれて「えーと」なんてダジャレてる人、

けっこう多いのでは?

1年半分の6月ともなると、お正月の熱狂もどこへやら。

今年は何年だったか、みんな忘れてしまっている。

 

改めて、今年-2015年、令和7年はヘビ年。

そのせいか、この春からは初夏にかけて、

川沿いを散歩していると、やたらとヘビに出会う。

 

護岸の下のコンクリの岸の上に

何やら太いロープが落ちているなと思ったら、ヘビ。

 

散歩道の植え込みの中で何かにょーっと

動いているなと思ったら、ヘビ。

 

手すりに何か紐みたいなものが

ぶら下がってるなと思ったら、ヘビ。

 

そして昨日は、くねくねしながら悠々と川を泳いでいる

ヘビを目撃。

どれも長さ1メートルほどの青黒いアオダイショウだ。

 

周囲にはカルガモやコサギ、アオサギ、

カワウなどの水鳥が何羽もいるが、

さすがにこれらは体が大きいので襲ったりはしない。

うまいこと共存しているようだ。

そろそろカルガモの赤ちゃんが生まれる時期なのだが、

今からそれを狙っているのだろうか?

 

毎年1回か2回、

梅雨から梅雨明けの時期にお見掛けするヘビだが、

今年はすでに目撃4回。

ヘビ年大売り出しだ。

 

遭遇するとちょっとギョッとはするが、

ヘビに遭うとラッキーなのだそうな。

そういえば数年前だが、

住宅街の道路を白ヘビが

超高速で横切るのを見たことがある。

 

神の使いともいわれるヘビ。

今度会ったら手を合わせて願いを唱えよう。

 

人の気配が薄れる夜の時間は、

ネズミでも襲って腹を満たしているのだろうか。

杉並区も人間が知らないところで

ワイルドな世界が繰り広げられている。