
とあるグループ企業のトップの方からご指名を受けて、
自叙伝を代筆することになった。
初対面でいろんな話を聴かせていただいたが、
昭和の起業家の話はやっぱり面白い。
僕の父もそうだったが、
戦後の復興期から高度経済成長の時代、
志を立て、ハングリー精神を持って
荒れ地を開拓するかの如く、突き進めたのは、
ある意味、幸福な時代だった。
昭和の社会は野蛮で闇も多かったは、その分、
シンプルに成功を、幸福を追求できたのだと思う。
そんな歴史をとどめて後進に伝えたいという思いを
抑えることができないというのだ。
高齢とは言え、聡明でダンディな方なので、
自己満足であることは、
おそらくご本人もわかっているのだろうと思う。
でも、人に迷惑をかけるものでない限り、
自己満足は徹底的に追求してほしい。
またまた仕事として、
昭和立志伝を書くチャンスをもらって、
暑さも吹っ飛ぶほど光栄だ。
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