
昨日は草彅剛主演のドラマ「終幕のロンド」を見た。
遺品整理会社の話である。
映画ではこういう作品は最近よくあるが、
この時間にこういうテーマのドラマって。
先日のネオ終活の番組と言い、
急速にこんな時代に突入した?
もしや、これもDeathフェス効果?
どちらもフジテレビの番組だが、
そういえば、今年のDeathフェスに
フジが取材に来ていたという話を聴いた。
攻めてるフジ。
中居問題から発したドタバタで開き直ったのだろうか。
でもまぁ、製作陣は発奮したのか、
昔のトレンディドラマの栄光など、かなぐり捨てて
がんばっていると感じる。
それにしてもこのドラマ、孤独死をはじめ、親子の断絶、
ブラック企業の自殺隠ぺいとか、LGBTQのこととか、
最近のエンディング周りの社会問題てんこ盛り。
もしや、これから尊厳死問題なんかも出てくるのかな?
そういえばXで国民民主党の玉木代表が
「尊厳死法制化を議論云々」って発言した、
とか言って「けしからん、こいつを総理にするな!」
って投稿を見たけど、
玉木総理問題はともかく、
今、イギリスでもフランスでも法制化の検討が進んでいる。
欧州各国を始め、世界の国のいくつかは法制化されている時代。
だから日本も…というわけじゃないけど、
尊厳死をまともに議論の俎上に乗せるときは
もう来ているんじゃないかな。
数年前、カンヌ映画祭で賞を取った「PLAN75」も日本の作品。
攻めてる作品だが、テーマがテーマだけに、
日本ではほとんど話題にもされていない。
興味のある人は見てみてください。
ちなみに「終幕のロンド」は草薙主演だけど、
11月に木村拓哉主演の映画で
「TOKYOタクシー」というのをやる。
フランスの終活映画の名作「パリタクシー」の翻案。
共演は倍賞千恵子。
老婦人が「葛飾柴又」の家から葉山の施設に行くのに
タクシーに乗るというストーリー。
ご婦人の名はさくらじゃなくて、すみれだけどね。
監督はもちろん山田洋次。
なんかSMAPももう懐かしいね。
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