わんわんありがとうの日

 

今日から11月。

11月1日はゾロ目で憶えやすいせいか、

何やら聞いたこともない記念日がいっぱいある。

その一つに「わんわんありがとうの日」というのがあった。

わかりやすく言い換えると「愛犬に感謝する日」かな。

盲導犬・聴導犬、その他、人間に貢献する犬はたくさんいるので、

そうした役目を背負っている犬にも感謝しよう、

という意味も含んでいるのかもしれない。

 

近所の公園・遊歩道では、憶えている限り、

ざっと50頭くらいの犬が散歩している。

途中で会って声をかけると、僕の顔を憶えていて、

いそいそと寄ってきてくれる子が何匹か。

しばらくの間、なでてあげるたいそう喜ぶ。

そして、こっちも不思議と元気になる。

今日会ったのはトイプーちゃんとジャックラッセルテリアくん。

気まぐれな柴君やポメちゃんには無視された。

いつもどうもありがとう。

 

若い頃は断然ネコ派だったが、一度、仕事で犬の本を書いてから、

最近はイヌもいいな、かわいいなと思えるようになった。

ただし、自分は飼い主の資格はないな、

ちゃんと責任を持って育てられないし。と思うので飼わない。

道行く犬にあいさつして、なでるだけ。

そうした無責任な立場で、それぞれの犬の心情とワン生を

想像するのを楽しんでいる。

 

猫やフェレットの小説は書いたが、

犬の話はまだだ。

短編でいいから書こうと思って今年の初めに考えていて、

いったんあらすじまで作ったが、

そのままほったらかして早や1年。

月日はあっという間にすぎる。