れいわ伊勢ものがたり① 「ええじゃないか、おかげ犬」

明日死ぬかもしれないので、一生一度の伊勢参り。

というわけで先週末、二泊三日で行った来ました、お伊勢さん。

まずはいきなりお土産のご紹介。

 

伊勢の名物と言えば、ごぞんじ、お餅をこしあんでくるんだ、

めっちゃおいしい赤福餅が超有名で、

全国お土産ランキングでも堂々第3位にランクイン。

伊勢では外宮・内宮ほか、あちこちいたるところに店舗があって、

おなじみの赤福餅はもちろん、赤福ぜんざい、

要するにお汁粉も食べられる。

 

それと同時に最近、売り出し中なのが「おかげ犬サブレ」。

赤福餅は日持ちがしないので、残念ながら、

ばらまき土産としてあっちゃこっちゃに配るのには不向き。

というわけで、このサブレが考案されたらしい。

(賞味期限約1カ月)

 

「おかげ犬」とは江戸時代、

首におめでたい注連縄と、街道の人々から

御寄進をいただくための巾着財布をつけて

お参りに行ったという「代参犬(だいさんけん)」のこと。

お伊勢参りに行きたくても、健康上の理由などで出かけられない、

お店のご主人などに代わって、

江戸から、京都・大阪から、遠くは四国や東北からも、

お参りに行った犬がワンさかいたという。

 

まさかそんな落語やメルヘンみたいな話は

誰かのでっちあげかねーのと思うだろうが、

本当の話でちゃんと記録も残っている。

このミラクルでハートウォーミングなドキュメンタリーは、

江戸研究者・動物研究者の本が出されたこともあって、

近年、一般人の間でもポピュラーになり、

それに目を付けた赤福が「おかげ犬」としてキャラ化し、

赤福餅とは別路線のお土産を作ったのだ。さすが商売上手。

 

もともと赤福餅は、「ええじゃないか、ええじゃないか」の

コマーシャルソングにもある通り、

江戸時代、何十万人と大挙して押し寄せた

伊勢参りの庶民を相手にして大当たりし、

全国に広まった名物。

そうした「庶民に愛される」というブランドコンセプトに

「おかげ犬」はぴったりだったのだ。

次は赤太郎とおかげ犬のコラボ商品も出してほしい。

 

これをお読みの皆さんが、日本の神様を熱心に拝んでいる、

信仰深い人だとはまったく思ってないので、

食べ物のことなど、俗っぽいお話を中心に、

年内、気まぐれにお伊勢参りのお話を書いていきます。

たぶん何の役にも立たない与太話なので、

お暇がある人だけ、テキトーに読んでってください。