義母がデイサービスで5月のカレンダーを作ってきた。
本人はどこまで自分でやったのかわからないし、
そもそも自分の作品と思っていない。
なんか鞄に入ってたけど、「なんじゃこれ?」という感じ。
これじゃあかんなと思って、
「おかあさん、すてきだねぇ」と言いつつ、
童謡「こいのぼり」(屋根より高い~)、
小学唱歌「鯉のぼり」(いらからの波と~)、
さらに「せいくらべ」(柱のきずは~)と
3連発で歌を歌ってあげたら喜んでくれた。
なんだか息子の保育園時代の
リフレインをやっているような気がする。
最近、カミさんはそんな義母にイラついて
ケンカばかりしている。
内心、なんでもうちょっと合わせてやらないんだと思うが、
実の子供なので、いろんな感情が混じってストレスが増大し、
つい冷静でいられなくなってしまうのだろう。
僕も実の父親や母親だったらこうはいかなかったと思う。
それでも一緒に暮らし始めた頃と比べると、
いろいろ慣れたし、いろいろ諦めざるを得ないことも増えて、
自分のへたくそな歌で丸く収まるような、
それなりに安定した暮らしが続いている。
こうした暮らしを送ることになるとは考えもしなかった。
最近の若い衆の話を聞くと、
何歳でどうして、何歳でどうなって・・・とか、
やたらとライフプランなるものに
こだわっている人が多い印象がある。
目標があるのはいいが、人生どこで何が起きるかわからない。
また、わからないから面白い。
あんまりガチガチにプランを固めちゃうと
崩れたときのダメージが大きく、
うまくいったらうまくいったで、
生きるのがつまらなくなっちゃうと思うので、
ほどほどがおススメ。
戦争やらAIやら温暖化やらエネルギー危機やらで
1年先、2年先の世のなかはどうなっているかわからない。
義母のように認知症になってタイムレスになって、
映画「ベンジャミン・バニー」のように、
子供になって人生終わっていくのが、
もしかしたらいちばんいいのではないか、と思う事すらある。
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