「どうせ死ぬのに、なぜ一生懸命生きるのか?」
還暦を過ぎてもバイクを乗り回す女性、起業に挑むアラカン世代、認知症の義母が教えてくれた人間の本質——。
昭和100年を超えて今、60代・70代が「高齢者」という言葉を軽々と飛び越えていく。人生後半をどう生き、どう終えるか。笑えて、ちょっと泣けて、深く考えさせられる33本のエッセイ。
https://amazon.co.jp/dp/B0GX32J12G
600円
かつて「美しい50歳が増えると、日本は変わる」
というコピーがあった。あれからおよそ30年。
いまや60歳・70歳に言い換えても、
まったく違和感がない時代になった。
本書は、終活・老い・死・愛・仕事・映画・音楽……と、
縦横無尽にテーマを横断しながら、
「人生後半をどう生きるか」を問い続ける
33本のエッセイを収めたアンソロジーだ。
映画「パーフェクトデイズ」の考察では、
トイレ清掃員の主人公の姿を通じて
「どうせ汚れるのに、なぜ丁寧に掃除するのか」
=「どうせ死ぬのに、なぜ一生懸命生きるのか」という問いを
正面から受け止める。
認知症の義母との日々から紡がれた
「生きるとは死ぬまで幻想を抱き続けること」は、
愛の正体と人間の本質をあぶり出す。
65歳の誕生日に介護保険証が届いたときの正直すぎる戸惑いは、
これから同じ門をくぐる人への、
ちょっとしたお守りになるだろう。
読み終えたあと、重くなるエッセイ集ではない。むしろ逆だ。
人生後半をジタバタしながら奮闘する人たちの、
笑いと本音と覚悟が詰まっている。
終活を意識し始めた50代・60代はもちろん、
「自分はどう老いて、どう死ぬのか」を
早めに考えたい20代・30代にも届く一冊。
卒業のときは、大げさな「さようなら」じゃなく
「じゃあまたな」と言いたい——
そんな著者の飾らない死生観が、静かに背中を押してくれる。
■もくじ
- 同窓会とベンジャミン・バトン
- 懐メロAGAIN3:太陽がくれた季節/青い三角定規
- 「せんせー、キモっ!」
- 日本の高齢者は「レプリコンワクチン」のモルモット?
- 小学校の演劇発表会の話
- 同級生の「偲ぶ会」をやって
- 終活映画は旅する映画
- 自己啓発の弊害が蔓延する世のなかで
- 小説は感情の記憶 誰にでも書ける
- メディアの声より自分の声を聴け
- 人生の半分はオンラインにある
- クリスマスカードと年賀状2024
- 年賀状卒業生の皆さん、また会おう
- 息子の安上がり正月リゾート
- ペットロスから人生観・死生観が変わる
- 映画「パーフェクトデイズ」 どうせ死ぬのになぜ一生懸命生きるのか?を考える
- 六五歳の誕生日が来ると・・・
- 中居・フジテレビ問題と「心の解放区」
- 「まちがった万能感」は捨てられない
- 生きるとは死ぬまで幻想を抱き続けること
- 愛妻の日:伴侶ネグレストにならないために
- つまらない大人にならない
- アメリカがくれた長い夢の終わり
- 美しい六〇歳(七〇歳)が増えると日本は変わる
- 卒業の時は「じゃあまたな」
- 人生後半の奮闘
- 桜と友だちの遺影と役に立たない記憶
- 八〇代も二〇代も、二〇世紀ロックカルチャーを共有する時代
- 原宿でディスカバー風呂屋
- スタジオツアーと映画シリーズ一気見「ハリーポッター」
- 夫の精神的支配を受けた女性の話
- 母の命日に自分の女運について考える
- 綾瀬はるか「ひとりでしにたい」大ヒットで 1億総終活時代到来
(全33編採録)

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