よくやった日本代表。
今回、決勝T初戦の壁は破れなかったとはいえ、
ブラジルとほぼ互角に渡り合った日本代表には
ほとんどの日本人が称賛を贈っているだろう。
これまでもW杯で敗れるたびに
日本人はいつも「よくやった」と称賛と励ましを贈って来た。
それについて中には「だからダメなんだ」
「他の国では許されない」といった、
玄人っぽい?きびしい言説もチラホラ聞かれた。
でも、僕はこれでいいと思う。
オリンピック選手などにも対してだが、
たとえ負けても、
日本人は選手にやさしく寛容であるべきだと思う。
予選で敗退した韓国は、
大統領が公に監督を「無能な指揮官」と個人攻撃するなど、
信じられないことをやっている。
どうやら裏でいろいろ政治的な事情があるようだが、
それにしてもひどい話だ。
他の国でも命がけで出場する選手や監督もいる。
ずいぶん昔のことだが、どこかの有力国で
オウンゴールをやって帰国後、殺された選手もいた。
あえて言わせてもらえば「たかがサッカー」である。
選手や監督を英雄視し、夢を託すのはいいけど、
彼らは軍人ではない。
スポーツは代理戦争ではない。
それに選手も監督もコーチも、
周囲の称賛と励ましに甘んじていたわけではない。
だから日本のサッカーは確実に進化し、今回のような結果が出た。
普段ろくにサッカーなど見ないど素人の僕が見ても、
20年前・10年前と比べて明らかにスピード感・迫力が違う。
以前はチームワークを重視するあまり、
無駄と思える緩慢なパス回しが多かったが、
今はどの選手もチャンスだと感じれば、
一人で突破し、ゴールに向かっていく。
周囲がやさしいからこそ、自分自身に厳しくなれる。
それが日本の特徴と考えていい。
今の選手たちにも、これから選手をめざすサッカー少年たちにも、
「日本人としてサッカーができる幸福」を
感じながら練習し、戦ってほしい。

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