電話ストーリー

 

 「電話に出んわ」なんて、おやじギャグとも呼べないダジャレは、いまどき誰も飛ばさないと思いますが、とある通信機器関連の会社の依頼でそれをテーマに仕事をしています。

 

 企業内電話システムを紹介するマンガの脚本を書いているのですが、取引先とのちょっとした電話のタイミングのズレ、すれ違いが誤解と不信を生み、とんでもない方向へ転がって行ってしまうというストーリー。

 

 要は社内の電話システムをこの○○(システム名)でしっかり整備して、お客様の信頼感を高め、ビジネスチャンスの損失を防ぎましょう、ということが言いたいわけです。

 

 マンガなのでかなりデフォルメし、コミカルにストーリーを作っているのですが、笑いごとでなく、こういうことって日常茶飯事的にあるのだろうな、と思います。

 

 ふつうに電話やメールでやりとりしているつもりでも、受け取る相手の精神状態によってひどい誤解を招いてしまうことも。

 

 通信手段が発達した現在の社会は、コミュニケーションが密にできていい面もありますが、こうした誤解や不信が蔓延してそれに振り回されちゃうことが多いのではないのかな。

 

 相手が今、どこでどんな状態で話しているのか、想像を楽しみながら適当にやり過ごさないと身がもちません。

 

 でも、これからはスカイプみたいなテレビ電話が増えて問題も解消されるのかな?

 それはそれでちょっとうざいなぁ。