AI・ロボットが働き出して、人類の長い労働の旅が終わる

 

●いつのまにかAIの時代になってしまった

AIの進化はかなり凄まじいようだ。

おそらくこの5年くらいで、

いわゆる中間管理職は皆、淘汰されてしまう。

 

機械に管理されていると思うと、嫌がる人も多そうだから、

何となくナントカ部長、カントカ課長は

名目上は残るかも知れないけど、

世の中をリードしていくような会社の現場を管理するのは

実質的にはAIに替わるだろう。

 

AI部長、AI課長、AI支局長、AIデスク。

ごく単純化して言うと、

ホワイトカラーはAI、ブルーカラーは人間。

 

●ちょっと遅れてロボットも

現場・職人の仕事は、まだ人間の範疇。

ロボットには身体性・身体能力が必要だ。

 

手や顔の筋肉の動きは複雑で繊細。

そうしたものをロボットが獲得するには、

まだしばらく時間が掛かりそうだ。

 

だから、いきなりSF小説やアニメの世界には飛ばないけど、

生産工場や農作業など、

複雑性さが求められない、

決まった動きだけの仕事なら、

どんどんロボットが開発され、

人間に代って働くだろう。

 

ちょっと前に書いたけど、

トイレ掃除がちゃんとできるロボットが開発されたら、

いよいよロボットの世界がやってくる。

 

●会社にも役所にも、もう人間は要らない

就活生は正社員や公務員にこだわって一生懸命だが、

会社という所には

もうほとんど人間が要らなくなるのではないか?

役所も銀行も、べつに職員がいなくてもいいのではないか?

葬いう世界はもう目の前だ。

 

いずれ生産現場はAIとロボットにお任せ状態になる。

それこそ人間は、みんな派遣・パート・アルバイトでOKだ。

 

仕事しなくていい。

労働しなくていい。

経済活動しなくていい。

 

●人間のいくところ

そうすると人間は何処へ行くのか?

家に帰るんだ、きっと。

 

人類は長くて苦しかった労働の旅を終えて、

帰るべき場所に帰っていく。

 

そこで本当の人生を送る。

本当の自分の仕事をする。

 

問題はそれが見つかるかどうかだ。

その前に、見つける気があるかどうかだ。

 

人間のやることは何か、

自分がやることは何か、

考える気があるかどうかだ。