2020年の挑戦:ヴェジ中心食研究

 

来年は本格的に菜食料理の研究に取り組もうと思っている。

これまでも何度か自分の嗜好の変化を感じていたが、

食べ盛りの息子が一緒に暮らしていたこともあり、

食生活を大きく変化させるのには躊躇いがあった。

 

しかし、今年後半から同居者が義母になった。

義母はアルツハイマーの認知症で、

通常、治癒することはないと言われている。

 

しかし、うちに来てから少し良くなったのでは?

とも思える。

 

その一つに食生活の改善がある。

以前はスーパーやコンビニの惣菜や弁当が多かったようだが、

今は僕たちと一緒に家で作ったものを食べる。

自分で言うのもなんだが、割と栄養バランスもいいと思う。

 

研究者の本によると、

アルツハイマーには食の影響が大きいらしいく、

ごく大雑把にいうと、肉や穀類、糖分などを控えめにして、

野菜と魚中心の食がいいようだ。

 

さすがに治るとは思わないが、

自分たちの予防にもなるので、

まずはあんまりストイックにならず、

やるだけやってみようかと思う。

 

咲年、ロンドンへ行ったとき、

フリーマーケットの屋台で

ヴィーガン料理を食べたが、

これが滅法うまかったこと、

 

最近、典座のお坊さんに取材して、

精進料理の話を聞いたことなども

イメージの刺激になった。

 

同時に自分の中の菜食に対する

無用な思い込みなども発見した。

 

何でもデータに置き換えられ、

バーチャル体験できてしまう今日、

食だけはリアルでしか体験し得ない

最強・最後の砦である。

 

とりあえずはキノコや海藻、大豆を中心に、

自分なりのヴェジ中心食メニュー

(肉などを一切やめるというわけではない)を

開発・構築していきたいと思っている。