工事現場はもうアトムの世界

 

今朝、テレビのニュースを見てたら、ダム工事の現場で

ダンプやパワーショベルなど、自動運転の重機が

ガンガン働いているのでびっくり。

1ダース以上いたが、すべて無人。自動運転。

人間がいないので、燃料補給以外、休む時間もなく、

それこそ24時間はたらけまーす、である。

現場は秋田で、そこから数百キロ離れた会社から

遠隔操作しているそうだ。

 

それとは別のもう少し小規模な工事現場でも

無人重機が動いていて、

こっちは遠隔操作している操縦者が登場。

会社のオフィスの一角にシュミレーターを設置した

スペースを作って、モニターを見ながら動かしている。

 

さらに驚くのは、操作しているのが女性事務員。

彼女は1日のうち半分事務仕事をやって、

半分はこの工事をしているという。

しかも子育てママなので、子連れ出勤。

シュミレータースペースのわきには、

子どもを寝かせたり遊ばせたりする部屋がある。

作業中も、ヘルメットも作業着も安全靴もいらない。

足もとなんかキティちゃんの顔が付いたサンダル履きだ。

 

公道を走る車やバスの自動運転は、

安全性の問題があるのでまだまだ時間がかかるが、

逆にこうした作業現場はどんどん自動化されて、

逆に人間が危険地帯に入らなくていいので安全だ。

ロボットではないものの、

重労働はみんな機会にお任せという

アトムの世界がすでに実現している。

 

AIの普及といい、こうした無人重機といい、

コロナ後の世界はすごいスピードで様変わりしている。

むむ、目が回り、ちょっと息切れが・・・。

 

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