やよいの花とみどりの寿司と魚が苦手な寿司屋の娘

 

26年前。1995年の4月15日に結婚式を挙げた。

本日と同じく、大雨の翌日の

しゃっきり晴れ上がった日。

 

オウム真理教が「何かが起こる日」と予言したため、

東京は最初のコロナ緊急事態宣言発令日みたいになっていた。

 

というわけで、きょうは結婚記念日だった。

特別なことはしないが、一応、「ハレの日」だし、

部屋に花を飾って、寿司でも食おうということになった。

 

花は永福町の南口にある「YAYOI」という花屋に買いに行った。

引っ越してからも年に数回、

ちょっとアニバーサリーな時はここの花を買い求める。

値段が安くて質がいいし、長持ちする。

アレンジのセンスも悪くない。

 

いつもは乙女チック少女マンガの主人公が

そのまんま齢を取ったような女主人のやよいさん

(たぶん自分の名前を店名にしたのだと思う)と、

ネズミ番のやたら恰幅の良い去勢ネコ

(ネズミが花を食べに来るらしい)がいるのだが、

今日は旦那さんだった。

 

いや、実際はどうだかわからないので、

花やラップやリボンを選んだあと、

「僕はここでやよいさんと猫さんにしか

会ったことがないのですが、あの、旦那さんですよね?

」と聞こうとした。

 

ついでにあの女性は本当に「やよいさん」なのかどうかも

確認しようとしたのだが、

ラッピング作業に移った瞬間、立て続けに4人もお客さんが来た。

(実は僕はけっこう福の神体質で、

黙ってお客を呼び寄せることができる)

それで忙しくなったので、とうとう聞けずじまいだった。

 

 

寿司は久しぶりに美登利寿司を食べた。

昔、梅が丘で初めてカミさんと美登利寿司を食べた当時は、

今のように寿司チェーンなんてほとんどなかったこともあって、

その旨さと安さに衝撃を受けた。

 

その後、美登利寿司もチェーン化し、

梅が丘以外にもあちこちに店が出来たが、

遠かったり混んでたりで、あまり食べる機会がなかった。

 

それが昨年10月、七夕祭りで知られる

阿佐ヶ谷パール商店街の真ん中に

テイクアウト専門店ができたのである。

阿佐ヶ谷はチャリを飛ばせば家から15分。

永福町と変わらない距離だ。

 

昼すぎに予約しておいて、夕方取りに行く。

行列も混雑もなくすんなり受け取り、

ついでに店内のお寿司の時計が面白かったので

写真も撮らせてもらった。

 

にぎりの盛り込みと、カリフォルニアロールと、

いなりずしだったが、

義母はあんまり生魚が好きじゃないので、

いなりと玉子ばっかり食べていた。

安上がりな人である。

 

食後、YAYOIのことがあったせいか、

美登利寿司の美登利さんは、すし屋の奥さんだったのか、

娘さんだったのか、ちょっと気になった。

 

小学校の同級生に好美という女の子がいて、

彼女はすし屋の娘で、お父さんは

店の名前に「すし好(よし)」とつけていた。

 

そういえば彼女も寿司屋の娘のくせに魚が苦手で、

助六や玉子が好きだと言っていた。

 

どうでもいいことをいっぱい思い出して楽しかった。

 


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40年目の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」について

 

今年も4月になったので、村上春樹の

「4月のある晴れた朝に100パーセントの

女の子に出会うことについて」を読んだ。

 

別にルーティン化しているわけではないのだが、

つい決まりごとのようにページを開いてしまう。

クリスマスにクリスマスケーキを食べたり、

お正月にお餅を食べるのと同じである。

 

いまや老練な大作家になった村上春樹氏だが、

この短編の文章には、そのみずみずしい萌芽が詰まっている。

懐かしさよりも新鮮さ。

何度読んでも、そのたびにいろいろな感情が

湧き水のようになって体を巡る。

 

この物語はちょうど40年前、

1981年の4月という設定になっている。

 

1981年の4月、僕は練馬区の江古田駅近くの

4畳半に住んで、自分の劇団のための芝居を書いていた。

何もなくて、まったく自由で、毎日楽しかった。

ただ、100%の女の子はいなかった。

 

そこでふと考えたのが、今のカミさんは

僕にとって100%の女の子だろうか? ということである。

 

昔はそんなこと考えもしなかったけど、

今、振り返るとそうだったのかも・・・と思える。

そうだったことにしようとしているのかもしれない。

 

みんな「成功」というものに憧れているけど、

良い恋愛、良い結婚、好きな仕事をしていれば、

それで人生は成功、100%である。

それ以上のことはみんなオマケだ。

オマケをたくさんつけようと追いかけて、

本体を台無しにしたら0%になってしまう。

 

4月はまだ始まったばかりなので、

ほかにも感じるところを言語化できれば書こうと思う。

 


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週末の懐メロ㉓:同志/イエス

 

あまりにシンプルで、あまりに日常的な

「イエス」という言葉を新たな世界観で捉え、

芸術の次元まで昇華させたのは、

オノ・ヨーコの神業だった。

 

ジョン・レノンの魂を鷲掴みにした

あの有名なエピソードを、

ビートルズの曲が大好きだという

このバンドのメンバーが知らなかったわけがない。

 

彼らがどの程度、意識したかは知らないが、

「イエス」というたった3文字のバンド名と、

ヴォーカルのジョン・アンダーソンが紡ぎ出す

哲学的な世界観の音楽は、

オノ=レノンが目指したものと相通じている。

 

プラスティック・オノバンドに参加していた

ドラマーのアラン・ホワイトが途中から加入したのも

何かの縁かもしれない。

 

プログレッシブロックは狂

気や闇の世界を描く楽曲が多いが、

イエスが描き上げるのは光の世界--

あくまで肯定的な「イエス・ワールド」だ。

この世の森羅万象を自分の一部として受け入れる姿勢。

 

1972年リリースのアルバム「危機(Close Edge)」を

初めて聴いたのは中学3年のときだったが、

以来、イエスの音楽は、つねに僕の脳内にある

“もう一つの地球”の浄化装置として稼働し続けている。

 

オーケストラと共演した2001年のライブ。

「危機」の中の一曲、「同志(And You AND I)は

彼らの音楽性が最も優美に結実した佳曲。

 

歌詞は文学的な言葉遣いだが、

曲名通り「あなたとわたし」のラブソングとして、

おおらかな音の波に身をゆだねて楽しむことができる。

 

おりべまこと電子書籍

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

ASIN: B08SKGH8BV ¥311

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、音楽エッセイ集。

ブログより33編を厳選・リライト。

もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について ほか

 

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なぜ桜とクローンは切なくて美しいのか?

 

エヴァの人気キャラ・綾波レイが

ファンを虜にした名ゼリフの数々は、

彼女がクローン人間であるという設定から生まれた。

 

その切なさと美しさは桜に通じる。

日本のあちこちで美しい桜並木となったソメイヨシノは

1本のオリジナルを次々とコピーして作られた

クローン木なのである。

 

ソメイヨシノは200年ほど前、

江戸の植木職人がエドヒガンとオオシマザクラを交配させ、

その交雑種のなかでとりわけ美しい花を咲かせる個体を、

接木などの手法で増やしたもの。

 

取木や接木で増やした場合、

それらの個体はすべて遺伝子的には全て同一、

すなわちクローンなのだそうだ。

 

ちなみにクローンという言葉の本来の意味も「挿し木」。

科学技術の意味合いで、この言葉(概念)が人々に

認知されるようになったのは、今から30年前、

1981年、イギリスでクローン羊が生まれてからだ。

 

当初は新聞で、また、科学系雑誌で話題となり、

SF小説のネタとして使われていたが、

あっという間に世間一般の間にも広がった。

 

神の領域に踏み込んだ人工生命――

すなわち、ロボットやフランケンシュタインの怪物と同じく、

おぞましさと悲しさのイメージをまとったクローンは、

自分は世界でオンリーワンの存在なのだという現代人の自意識を

強く揺さぶり、脅かす。

 

特に個性的でありたい、自分らしくありたいと願いながら、

“みんな”に合わせて付和雷同してしまう日本人にとって、

クローンという概念が紡ぎ出すイメージは

心に食い込んでくるのだろう。

 

だから日本人は桜が好き―ーというのはこじつけ過ぎだが、

日本人の心象風景をつくり替えた桜を見て、

いろいろSFっぽい妄想に駆られる。

 

だけど、同じ遺伝子の木でも、

川沿いの桜は水と光を求めて枝を水平に伸ばし、

川から離れた桜は空へ向かって高々と枝を広げる。

育った環境で違った姿かたちになっていくのだ。

 

あんまり個性やオリジナリティやらにこだわる必要は

何ではないかと思う。

普通に生きているだけで、誰でも十分個性的なのに。

 

今年は早く咲いたが、散るのも早いかも知れない。

来週は桜吹雪があちこちで舞っているだろう。

そんな切なさも日本人は愛してやまない。

 

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どうして僕はロボットじゃないんだろう? ¥274

 社会のニーズに応え、生活に入り込み、世界を変革していくAI・ロボット。はたしてやつらは人間の敵か味方か? 上司か部下か? ライバルか友だちか? ただの機械に過ぎないのか、それとも人類の子どもなのか?

 2016年夏から2020年夏まで、AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる考察の面白まじめエッセイ集。ブログから33編を厳選・リライト。

 ●もくじ

・介護士・看護師は人間か、ロボットか?

・インターネットがつくるフォークロア

・こちとら機械だのロボットだのじゃねえ。人間でぃ!

・聖書から始まった「人間VS機械」

・子どもはどうしてロボットが好きなのか?

・きみはロボットじゃないよ

 ・ロボットみたいな人間、人間みたいなロボット ほか

 

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なぜ「もう死にたい」と思っても人はめしを食うのか?

 

「親が死んでも食休み」というが、

確かに僕は父が死んだときでも

別に食欲が落ちることなくパクパク食べていた。

母が死んでもたぶん同じだろう。

 

どんなに悲しんだり、落ち込んだり、

深刻に悩んだり、もう死にたいと思っていても、

人は腹が減ればめしを食う。

 

食っているとき、

人の「生きる」という意欲はモリモリ表に出る。

そしてガツガツしたエゴがむき出しになる。

何だかひどく罪深い気持ちになる。

 

悲しんだり、悩んだり、絶望したりしているつもりでも、

結局それはフリだけだ。

本当のおまえは他の生命を奪ってまで

意地汚く食って、

みっともなく生き延びたいだけなんだ、

と別の自分に嗤われているような気になる。

 

たまにそんなことを考えつつ、

明日も生きるぞ、さあ何を食おう?と考える。

 

わが家では最近、いろいろ混ぜて飯を炊く。

今使ってるのは熊本県産発芽玄米使用の十一雑穀米。

 

くまモンが付いているせいか、

義母はお菓子だと思ってて、

時々こっそり開けて中身を見て

がっかりしているようだ。

 

でも認知症には、お好きな銀シャリよりも

こちらのほうがいいそうなんですよ。

 

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ロンドンのハムカツ

ASIN: B086T349V1        ¥282

 「食」こそ、すべての文化のみなもと。

その大鍋には経済も産業も、科学も宗教も、日々の生活も深遠な思想・哲学も、

すべてがスープのように溶け込んでいる。

「食べる」を学び、遊び、モグモグ語る面白エッセイ集。ブログから33編を厳選・リライト。

 もくじ

・お米と田んぼとお母ちゃんのニッポン!

・お米を研ぐ理由と人間の味と匂いの話 

・永遠の現物支給 : 2018年3月15日

・フツーのおにぎりでも日本のコメなら800円!?

・ロンドンのハムカツ

 

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生まれて生きて繁殖して死んでいく僕ら

 

春の喜びは生きる喜びと結びついている。

花を見ながら、人間も地球の一部であることを

自覚させられるからかも知れない。

 

近年、テクノロジーの進化とともに、

農業に関心が寄せられていること、

若い人の就農が増えていることも、

これと関係しているのではないかという気がする。

 

昨年来のコロナ禍でめっきり減ってしまっているが、

農業関係の取材の仕事が

そろそろ復活するかも知れない。

 

今週はシン・エヴァにすっかり頭をやられてしまった。

ちょっとだけネタバレになるが、

あの世界観の中で、農業が出てくるのには

かなりびっくりした。

いきなり「この世界の片隅に」へ

ワープしたような感じだった。

でもそれは僕らの心象風景。

廃墟となった街も、希望の村も。

 

そしてネコも出てくる。

エヴァでネコに逢うとは思わなかった。

いい味出してるネコたちに思わず涙。

生まれて生きて繁殖して死んでいく僕ら。

そのすべてが喜びであり悲しみ。

 

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ピノキオボーイのダンス

             ¥456

21世紀からそう遠くない未来社会。

人間は労働力のみならず、エンターテインメントや精神面のケアなど、暮らしのあらゆる分野でロボットの力に頼って人生を送っている。12歳の少年の姿をしたレンタルロボットはダンサーとなって喝采を浴びるが、やがて戦場に送り出される。人間とロボットとの間で明滅する光と闇を描くSF長編ファンタジー小説。

 

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シン・エヴァンゲリオンと卒業式2021

 

「シン・エヴァ、庵野監督とエヴァファンの卒業式だった」

 

昨夜、息子から来たショートメッセージに心動かされた。

いいセリフじゃないか。

僕は碇ゲンドウと違って息子に甘いので、

わが子ながら「よく言った」と褒めてしまう。

 

「卒業」という日本語は美しい。

納得のいく終わりも迎えられた時に

本当の意味での卒業という言葉を使うことができる。

そして未来に行くことができる。

 

僕にはもう人生の卒業式しか残されていないが、

コロナで死んでも、地震でも死んでも、

いつでも「卒業」を迎えられるように生きたいと思う。

 

皆さんも「卒業」という言葉を大事にしてください。

そして、絶対に僕にシン・エヴァの情報を流さないでください。

AmzonPrimeで過去作のおさらいをしたら観に行きます。

 

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ピノキオボーイのダンス

             ¥456

21世紀からそう遠くない未来社会。

人間は労働力のみならず、エンターテインメントや精神面のケアなど、暮らしのあらゆる分野でロボットの力に頼って人生を送っている。12歳の少年の姿をしたレンタルロボットはダンサーとなって喝采を浴びるが、やがて戦場に送り出される。人間とロボットとの間で明滅する光と闇を描くSF長編ファンタジー小説。

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3・11「生と死をみつめるシンポジウム」で グリーフサポートについて考える

月刊仏事の仕事で

武蔵小金井駅前の宮地楽器音楽ホールにて

「生と死をみつめるシンポジウム」を取材。

 

企画は先月も取材した葬儀社・小金井祭典の是枝嗣人社長。

認知症についても研究しており、

遺族が抱える死別・喪失による悲嘆(グリーフ)を

どうサポートしていくかをとても真摯に考えている。

まだ若く、会社も小さいが、

今後の葬儀業界をリードしていく人物だ。

 

基調講演はその是枝氏のグリーフサポートの先生に当たる

株式会社GSIの橋爪謙一郎社長。

アメリカで学んだグリーフサポートのノウハウを

日本人に合うようアレンジし、

グリーフという概念自体を普及させた開拓者である。

 

さらに小金井で子どものグリーフサポートの団体を運営する

代表、研究に携わる僧侶らを交えての

パネルディスカッションが行われた。

 

ゲストとしてバチカンの枢機卿も登場する予定だったが、

イタリアでコロナの変異株による感染者が急増しており、

入国がかなわなかったという。

また、当初の予定に反して緊急事態宣言が延長されたため、

規模を大幅に縮小して開催された。

 

このシンポジウムは夜に開かれたコンサート

「第8回バチカンより日本へ祈りのレクイエム」の前座である。

同コンサートは12日、渋谷のオーチャードホールでも開かれる。

 

大切な人を失くした時のグリーフとどう向き合うかは、

今後、多くの人にとっての重要なテーマ。

今回のシンポジウムは大変充実した内容で、

グリーフに興味のある人なら

是枝氏、橋爪氏の話やパネルディスカッションは

きっと良い参考になると思う。

 

後日、収録されたYouTube動画が

小金井祭典のホームページから配信される予定なので、

アップされたらまたお知らせします。

 

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昭和エッセイ集:

昭和96年の思い出ピクニック

ASIN: B08WR79ZCR ¥318

アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、新聞配達、家族、そして戦争――昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、僕たちは昭和の物語から離れられない。海を埋めたて、山を切り開き、明日へ向かって進んだ果てに

見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を1960(昭和35)年生まれの著者が探検する面白まじめエッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から30篇を厳選・リライト。

 

もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

 

・永遠の昭和 明日のための1960年代・70年代   ほか

 

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春だけど自分にいいこと何かやってる?

 

コブシの白い花が咲くと春のプロローグという感じがする。

今日は天気も良く暖かくなって、川沿いを散歩すると、

花、鳥、子ども群団、ワンコたちがわらわらと湧いていた。

これは義母が大好きな風景だ。

 

部屋の中にいても「今日は面白そうだ」ということが

感じ取れるらしく、午前と午後、2回、

長い散歩に連れ出さなくてはならなくなった。

おかげでマイペースが乱され、仕事はさっぱり捗らなかった。

 

しかし義母は、感じることが最も大切であり、

自分が「いいね」と感じたもの、好きなものが

自分の生きる基本だということを教えてくれる。

認知症の人はそういう点がとってもピュアである。

 

自分にとって自分らしい生き方はどんなものかは、

じつは誰もがとっくの昔に知っている。

 

けれども、いろんな人の価値観や

社会の要請、国の要請、会社の要請、

家族の要請などによって、

自分の大事でない「大事なもの」を

世のため、人のためだという大義のもとに

お仕着せられているのだ。

 

情報化社会で情報がいっぱいあるのはいいけど。

自分に不要な情報で脳をいっぱいにしてしまうと、

人は簡単におかしくなる。

 

緊急事態宣言がなかなか解除されないが、

ちょっと近所を散歩して、外の空気を吸って

一度、頭をカラにして

新しい季節を感じた方がいいと思う。

 

自分にとって本当に大事なものを大事にして生きたい。

 

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昭和エッセイ集:

昭和96年の思い出ピクニック

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アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、新聞配達、家族、そして戦争――昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、僕たちは昭和の物語から離れられない。海を埋めたて、山を切り開き、明日へ向かって進んだ果てに

見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を1960(昭和35)年生まれの著者が探検する面白まじめエッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から30篇を厳選・リライト。

 

もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

・さらばショーケン:カッコ悪いカッコよさを体現した1970年代のヒーロー

・さらば平成――みんなが昭和に帰りたがった30年

・永遠の昭和 明日のための1960年代・70年代   ほか

 

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「わたしを離さないで」と「ノルウェイの森」: 恋愛から遠ざかり、恋愛小説に歩み寄る

 

先週、AmazonPrimeでドラマ「わたしを離さないで」を

一気観したことを書いた。

そのドラマの感触が何かによく似ているなぁ、

何なんだろうと思っていたが、

それが村上春樹の小説「ノルウェイの森」だと気づいた。

 

じつは3年ほど前に村上春樹の初期作品を立て続けに

再読したことがある。

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読み終え、

しばらくしてから「ノルウェイの森」も読んだ。

 

二つのストーリーは共通したところはないのだが、

全体を貫くトーンと言うか、悲しみの色合いみたいなものが

よく似ていると感じるのだ。

 

「ノルウェイの森」は1987年の発売当時、

大ベストセラーになったので、読んだ人も多いだろう。

そして多分、嫌いになった人も多いだろう。

村上春樹を嫌いな人は

たいてい「ノルウェイの森」の悪口を言う。

 

僕が最初に呼んだのは20代後半の頃だったが、

それまでの現実世界から少しズレた、

クールで、幻想的な味わいのある作品が好きだったので、

何とも言えない違和感を覚えた。

 

そして、あのグダグダした感傷的で鬱病的な恋愛の世界と、

濡れ場の描写の妙なリアル感がかなり気持ち悪くもあった。

 

当時、女性の友人らともあの小説について話したが、

一体何を話していたのか、さっぱり思い出せない。

 

たぶん僕も彼女らも、誰もまともなことは言えなかったのだろう。

売れてるし、恋愛がテーマだから読んどくか、

みたいなノリだったのだろうと思う。

 

僕もその頃は恋愛は本の中ではなく、現実の世界にあった。

 

しかし、それから30年経って再読した「ノルウェイの森」は

全然違う世界だった。

 

けっしてすごい傑作だとは思わない。

やっぱりグダグダしてて感傷的で鬱病的なのだが、

それがひどくリアルに自然に感じられ、

抵抗なく受け入れることができた。

 

そして舞台となっている1970年の空気も

ひどく肌になじんだ。

タイムマシン効果というやつだろうか?

 

大事なものを失うこと、

何か得体の知れない巨大なものに奪われること、

抗いようもなく損なわれること、

それでも癒し癒されながら生きようとすること―ー

そうしたものが描かれている気がする。

 

そう考えてみると、「わたしを離さないで」も

こういった要素を含んだドラマだった。

 

こんな劇的な悲恋を体験したことなどないし、

そもそも僕にとって恋愛は遠い世界になった。

 

もうあんな面倒くさいことにわが身を投じる

気力も体力もない。

 

ただ、恋愛について考えることはできる。

半分は性的衝動だが、あとの半分は何なのだろう?と。

10代の子どものように恋に恋しているのかもしれない。

 

今年はどこかで時間を作って

「ノルウェイの森」をもう一度読んでみようと思う。

 

おりべまことの おとなも楽しい少年少女小説:短編

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春の小川流さらさら仕事術

 

3月になったからか。急に仕事が忙しくなった。

首都圏以外で緊急事態宣言が解除され、

コロナ終息の視界が開けてきたのもあるのかも。

 

それと同時に割と時間の余裕があった2月の間は、

さっぱり進まなかった創作活動も

ひらめきを得て冬眠から醒めたように始動。

今月中に新しい短編を出す予定が出来た。

 

あちこち案件を同時進行させるためには、

タイムマージメントが必須。

僕の場合、そのポイントは

それぞれ早めに、

春の小川みたいな流れを作っておくということ。

 

どういうことかというと、

締め切りが早いAとBの仕事を

先にやらなくてはいけないと思うと、

どうしても他のC、D、Eなどの仕事を

後回しにせざるを得ない。

 

けれども丸ごと後回しにしてるとダメ。

丸ごと後回しにすると、Aが出来上がる頃には

他の締め切りが迫ってきて焦る状態になる。

 

そうならないようにするためには、

抱えている案件をとにかくすべて一斉に

“とりあえず始める”こと。

 

1行・2行でも何か大見出しや

リード文のような文章が書ければベストだが、

時間がないのだからそこまでやらなくても

ファイルを作ってタイトルをつけるだけでもいい。

クライアントの名前を書いておくだけでもいい。

 

これだけでも頭の中に泉が湧き出すところができて、

チョロチョロとした流れになっていく。

 

わずかでもそうした水脈が脳の地層の深部にできていると、

その後の作業が集中しやすくなり、

時間的にも早く進むし、質も良くなる。

科学的な根拠はないけど、そうしたイメージを持つことが大事。

 

パソコンやスマホ、エアコンなどの機械と一緒。

最初の起ち上げ時にはパワーと時間がかかる。

とりあえず起動させとけば、

スリープモードにしておいても、

戻ったときにストレス少なく楽に動かせる。

 

あと、大事なことは疲れて効率が落ちた時、

無理に頑張ろうとせず、さっさと休むか寝るかする。

「もう駄目だぁ~」と思っても、人間、日々ちゃんと生き返る。

そう信じること。思い込むこと。

 

自信や希望を持つというのは、べつに難しいことでなく、

そうした単純な当たり前のことを

地道に繰り返せるかどうかだと思う。

 

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週末の懐メロ⑲:マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン/クイーン

 

僕にとってクイーンの最高傑作アルバムは間違いなく

1973年リリースの「クイーンⅡ」である。

「マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン」は

その劇的な構成美のクライマックスを飾る

クイーン・オブ・クイーンズとでも呼びたくなる曲だ。

 

デビューアルバムは大半が前身のバンド・

スマイル時代にやっていた曲か、

それを焼き直したものだったので、

「Ⅱ」が本格的なクイーンのスタート、

そして、フレディ・マーキュリーの才能が

爆発した作品でもある。

 

このアルバムは光と闇の世界の対比を描いた

コンセプトアルバムになっており、

アナログ盤ではA面がホワイトサイド、

B面がブラックサイドになっている。

 

英国のダークファンタジーに素材を取ったブラックサイドでは、

悪鬼や妖精が跳梁跋扈する曲がメドレーでつながっている。

4曲目に登場する「マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン」は

その世界観を集約した最高の聞かせどころだ。

 

スリリングな曲展開とドラマチックな構成は、

当初、ツェッペリンのパクリだの、

イエスの物まねなどと、

イギリスの音楽評論家にけなされていたが、

日本のファン(評論家ではない)は、

この頃からすでにクイーンの音楽を高く評価していた。

 

おそらく今でも日本では、世界的なバンドになった後期よりも

この時代の“ブリティッシュ・クイーン”のほうが

人気が高いのでがないかと思う。

 

2018年の映画「ボヘミアン・ラプソディ」では開始早々、

フレディ・マーキュリーが

ブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンド

「スマイル」に出逢い、

脱退したヴォーカリストに替わってメンバーになる。

 

その後、バンド名を「クイーン」にして

ライブハウスに登場するのだが、

そこで「炎のロックンロール」を勝手に歌詞を替えて

歌ってしまうシーンが最高に面白かった。

 

そのシーン、その歌詞は、映画のテーマでもある

彼の生き方・不安定なアイデンティティの問題にも

関わっている。

 

映画自体は人間の掘り下げが非常に甘く、

むかし音楽雑誌で読んだクイーンのエピソードを

つぎはぎしただけのストーリーで

まったくの期待外れだった。

 

ただ、マーキュリーが抱えていた問題は伝わった。

 

イギリスという国でマイノリティとして生きる

自分とはいったい何者なのか?

 

このブラッククイーンにはマーキュリー自身が投影されている。

彼は自分が何者なのかを知るために、

英国の闇の女王・ブラッククイーンとなって

自分の心の中にある闇の部分を

洗いざらい表出しようとしたのだ。

 

楽曲の美しさ・カッコよさもさることながら、

そうした視点から聴いても面白いのではないかと思う。

 

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223実験未来都市「ウーブン・シティ」の日本情緒

 

昨日-ー2月23日、富士山を望む静岡県裾野市に

トヨタの実験未来都市「ウーブン・シティ」の建設が

いよいよ始まった。

2020年末に閉鎖したトヨタ自動車東日本の

東富士工場(静岡県裾野市)の跡地がその場所。

 

パナソニックと組んで

「脱・20世紀型自動車メーカー」を進める

トヨタの未来構想は壮大。

 

テクノロジーを駆使して、

地球環境と今後の人間の暮らしに配慮した

まちづくりは世界の注目を浴びるだろう。

 

一応、4年後の2025年に完成させ、

子育て世代や高齢者、「発明家」が実際に暮らしてみて、

問題点を吸い上げ、どんどんアップデートしていくという。

 

「20世紀脳」はこうした未来都市に憧れを抱く一方で、

AI・ロボットに管理されるシステムに怖れと嫌悪を感じていた。

 

僕も10年前だったら拒否反応のほうが強かったかも知れない。

けど、このニュースを見て思うのは、

これから先、高齢化したとき、

何年でもいいからこうしたウーブン・シティみたいな街に

住んでみたいということ。

やっぱ、ここまで来たら「未来を見て死にたい」

ということだろうか。

 

それにしてもこのウーブン・シティ、

霊峰・富士のお膝元というだけでなく、

わざわざ富士山のごろ合わせのである

223(ふ・じ・さん)の日に鍬入れをして縁起を担ぎ、

ちゃんと地鎮祭を行って神様に祈願する、といったところは、

いかにも日本らしくて思わす笑みが漏れる。

 

あんまりクール過ぎず、エッジを立たせず、

まぁるくほっこり、あったかさを感じる未来であることは

喜ばしい。

 

 

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再評価してほしいドラマ「わたしを離さないで」

 

昨日はAmazon Primeで5年前にTBSで放送されたドラマ

「わたしを離さないで」にはまり、

午後から深夜までかけて10話イッキ観してしまった。

 

原作はノーベル賞作家・カズオ・イシグロの同名小説。

ドラマは原作の文学性をきちんと踏まえつつ、

後半は独自のドラマチックな展開も作っていて

ものすごく高質なドラマに仕上がっている。

 

3人の男女の過酷な運命の果て、

綾瀬はるか演じる主人公が海から戻ってくる

ラストシーンは、最近観た映画やドラマの中でも

最も美しいラストだった。

 

水川あさみがタイトルの言葉を叫ぶシーンも

脳裏に貼りついたまま、引き剥がせない。

 

ストーリーの骨格となる

臓器移植とかクローン人間という題材は

平和な日常生活からはかけ離れたもの。

自分も含めて当事者にならなければ目を瞑りたいものだが、

この物語の本当のテーマは、そことは違ったところにある。

 

人間は自分の運命とどう向き合い、

どう生きていけばいいのか。

 

社会に自分の何かを提供し、貢献することと

自分の幸福を追求することとを

どう両立させればいいのか。

 

そのうえで愛や友情やどう育て、

人間同士の絆を作っていけばいいのか。

 

そうしたことを問いかけ、心の深部に響いてきて、

見終わった後もなかなか日常に戻れなくなるくらいの

インパクトがあった。

 

ただ、明るく描きようがない題材なだけに、

(美しいけれども)暗く重いトーンが敬遠されたのか、

放送当時の視聴率は相当ひどかったようである。

 

確かに仕事や家事や子育てで疲れて

1日終えた心身で観るには

ちょっとヘヴィすぎるのかもしれない。

 

けれども今はAmazon Primなどの

動画配信が充実しており、

ほぼ無料に近い低料金で楽しめる。

その意味ではとても恵まれた時代になっている。

 

視聴率だけがすべてではない。

放送当時の人気は芳しくなくても、

面白い作品、優れた内容の作品、

そしてそのとき限りでなく、

この先も永い生命力を持ち得るであろう作品を

自分が好きな時間・好きな場所で

くり返し何度でも楽しむことができるのは嬉しい限り。

 

これからは作り手も視聴率ありきでなく、

そうした意識を持って制作するべきだろう。

 

「わたしを離さないで」は

脚本・演出・俳優、どれも高いレベルにあって

原作への愛とリスペクト、

ドラマ作りに対するチャレンジ精神と誇りと良心を感じさせる。

ぜひ再評価されてほしいと願っている。

 

それにしても主演のひとり、三浦春馬は、

生命の価値を問いかける、

こんな素晴らしい作品で好演しながら、

どうしてあの若さで自殺などしてしまったのか。

今さらながら、とてもとても残念でならない。

 

「昭和96年の思い出ピクニック」

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アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、新聞配達、家族、そして戦争――昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、僕たちは昭和の物語から離れられない。

海を埋めたて、山を切り開き、明日へ向かって進んだ果てに見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を1960(昭和35)年生まれの著者が探検する面白まじめエッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から30篇を厳選・リライト。

 もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

・さらばショーケン:カッコ悪いカッコよさを体現した1970年代のヒーロー

・さらば平成――みんなが昭和に帰りたがった30年

・永遠の昭和 明日のための1960年代・70年代   ほか

 

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オリンピックの「選手ファースト」は選手自身がつくる

 

今までオリンピックの問題について

批判的なことを書く時は、

「選手の方には申しわけないけど・・」と言ってきた。

 

その気持ちは嘘ではないけど、

若い選手の人たちは次々に起こる

大人たちのゴタゴタをどう思っているのだろうか?

とても気になる。

 

森会長の件だけではない。

東京2020のオリンピックは開催が決まってから、

競技場やエンブレムの問題をはじめ、

各競技の連盟・協会のトラブル

(ボクシング、体操、柔道、テコンドーなど)が続出。

 

こういうことって、どこの国でも起こることなんだろうか?

日本は特別?

 

そのへんはよくわからないけど、

利権まみれ、大人の事情まみれの中で

選手が金メダルを追求する意味って何なのか?

 

「毎日勝つために必死でトレーニングしているのに、

そんなヒマねーよ」

と言われるだろうが、

この際、選手も監督とかコーチとか、

組織の人たちや、いろいろお世話してくれてる人たちに

任せていないで、

自分で自問自答してみてはどうだろう?

そして、いっそのこと自分が運営に関わってみてはどうだろう?

 

現銀実的じゃないかもしれないけど、

利権ファーストじゃなく、

選手ファーストのオリンピックにするには、

それくらいのことが必要なんじゃないかと思う。

 

今のままでは、なんだか選手たちが

利権ゲームの手ゴマにされているようにさえ思えてくる。

 

アスリートの人たちは

生まれた時からオリンピックがあり、

最初からオリンピックありきで考えるから、

その舞台が夢になり、目標になる。

才能がある人ほどそうなる。

 

だけど、それが自分の人生にどういう意味があるのかを

ちゃんと考えて取り組んでもいいと思う。

 

選手生命は短い。

競技を辞めた後は長いセカンドライフが待っている。

スポットを浴び、人々の記憶に残るのは

一握りのメダリストだけ。

それでもいいというなら、それでいい。

 

でも、自分の未来をつくるうえでも、

オリンピックの勝ち負けだけで

燃え尽きてしまってはいけないと思う。

 

どんな方法があるか、具体的には示せないけど、

選手ファーストは選手自身がつくるべきではないか。

 

 

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★9日(火)17:00~11日(木)16:59

どうして僕はロボットじゃないんだろう? (AI・ロボット エッセイ)

 

社会のニーズに応え、生活に入り込み、世界を変革していくAI・ロボット。はたしてやつらは人間の敵か味方か? 上司か部下か? ライバルか友だちか? ただの機械に過ぎないのか、それとも人類の子どもなのか?

2016年夏から2020年夏まで、AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる4年間の考察を読み物にした、おりべまことの面白まじめエッセイ集。ブログから33編を厳選・リライト。

 

●もくじ

・介護士・看護師は人間か、ロボットか?

・インターネットがつくるフォークロア

・こちとら機械だのロボットだのじゃねえ。人間でぃ!

・聖書から始まった「人間VS機械」

 

・子どもはどうしてロボットが好きなのか? ほか

 

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週末の懐メロ⑯:少女/五輪真弓

 

子どもの頃、僕が暮らしていた小さな家には縁側があって、

柿と柘榴と無花果の木が生えていた。

猫の額ほどの小さな庭だったが、

子どもの目にはずいぶんと広く見えた。

 

縁側では祖父や祖母といっしょに

みかんやお菓子などを食べていた記憶がある。

真冬に白い雪が積もっていたこともあった。

 

中学生の頃、出逢ったこの歌は

そんな情景を思い出させてくれる。

 

そして、いつもこの歌の主人公の少女は

いくつなのだろう? と考えてきた。

 

歌詞の1番の少女は9歳じゃないかと思う。

2番の少女は19歳だろうか。

 

9歳の少女は夢が崩れるのを見ても

縁側に座っているしかなかった。

けれど、19歳の少女は色あせた夢を捨てて

垣根の向こうへ旅立つことができた。

 

だけども最近、もしかしかしたらどちらも

本当は90歳のばあちゃんなのかもしれない

と考えるようになった。

 

叶えた夢も、叶えられなかった夢も、

いずれは手放さなくてはならない。

老いた時、人はそのことを知る。

 

そして9歳でも、19歳でも、90歳でも、

どの女にもその内側に少女がいるのだ。

 

人間は経験しなくても、勉強しなくても

生まれながらに生きる知恵と勇気を携えている。

その人ならではの知見もたくさんある。

 

五輪真弓はそんな普遍的な人間存在への思いを

美しい旋律に乗せた。

男の中にも少女がいることを伝えた。

一生の伴侶となる歌に出逢えたのは、

とても幸福なことだと思う。

 

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★7日(日)17:00~9日(火)16:59

ポップミュージックをこよなく愛した

僕らの時代の妄想力 (音楽エッセイ)

 

 

★11日(水)17:00~13日(木)16:59

神ってるナマケモノ (動物エッセイ)

 

★13日(木)17:00~15日(土)16:59

子ども時間の深呼吸 (子どもエッセイ)

 

★15日(土)17:00~17日(月)16:59

ロンドンのハムカツ (食べるエッセイ)

 

18日(火)新刊「昭和96年の思い出ピクニック」発売予定!

 


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お寺の詐欺事件とレ・ミゼラブルと宗教者の存在意義について

 

先日、金融詐欺で3000万円を騙し取られた

お坊さんの話を書いたが、

昨日はコロナで失業した男からお金を騙し取られたという

ニュースを見た。

ただし、こちらの金額は1万円である。

 

「コロナで働き先ない 43歳、寺から1万円詐欺容疑」

(朝日新聞デジタル)

https://www.asahi.com/articles/ASP255H22P25UTIL01T.html

 

住所不定無職の43歳の男が、コロナ禍で仕事を失ったうえ、

実家に帰る費用がないと嘘をつき、東京都足立区の寺の

住職の息子から現金1万円をだまし取ったとして、

詐欺容疑で逮捕されたという。

 

住職の息子は「交通費を貸してほしい」と相談されて

貸したが、1カ月が過ぎても返金がないので

警察に相談に行った。

 

警察は都内のほかの寺院に注意喚起し、

借金を頼まれたら警察に通報するよう要請していた。

 

そこへこの男が今月3日に中野区の寺で

借金を頼んだことがわかり、

現場で取り押さえられたという。

 

このニュースを見て、ぱっと頭に浮かんだのは

「レ・ミゼラブル」である。

 

貧しさ故、パンを盗んで牢屋に入れられた

主人公ジャン・バルジャン。

やっと出てきて路頭に迷った末に、

拾ってもらい慈悲を掛けてもらった教会から

恩を仇で返すかのように、高価な銀食器を盗み出した。

 

すぐに警察に捕まって「これはおたくの食器ですね」

と警官に尋ねられた神父様は、

「はい、さようです。しかし、これは私がこの人に譲ったもの。

これだけではない。この教会にある銀食器はすべてこの人に

譲ったのです。

さあ、これも持っていきなさい。これも、これも」と、

持ちきれないほどの銀食器を持たせる。

 

思い出しながら書いているので正確ではないが、

とにかくそんな神父様の慈悲の心に触れ、

こころ動かされたジャン・バルジャンは、

貧しさに負けていた自分を恥じて悔い改め、

まっとうな人間への道を歩み始める。

 

世界名作「レ・ミゼラブル」序盤の

最も感動的なシーンである。

 

で、思った。

どうしてこの足立区の住職の息子をはじめ、

金をだまし取られたという都内のお坊さんたちは、

宗教者でありながら、このレ・ミゼの神父様のような

広い心がないのだろうか? と。

 

そんなの作り話じゃんか、同じことできるわけないだろ!

と言われればそれまでだ。

しかしたとえば、この詐欺男に対して、

 

「それは大変ですね。

1万円ではその場しのぎにしかならないでしょう。

10万円持っていきなさい。いや、それでも足りない。

100万円あれば生活をやり直せるのでは?

わたしの貯金を取り崩しましょう。何ならもっと・・・」

 

とでも言えば、詐欺男も動揺して

「も、申し訳ありません、お坊様。

私は嘘をついておりました。どうかお許しください!」

 

と改心し、生まれ変わる

・・・という展開だってあり得たかもしれない。

半分冗談だけど、半分は本気です。

 

こんな悪事、こんな詐欺を放っちゃおけない、

という正義感で警察に訴えたのかも知れない。

 

だけど、世間一般と同じ論理、同じ善悪の基準でしか

人間に対せないのなら、

宗教者の存在意義って、どこにあるのだろう?

 

宗教者はやっぱりレ・ミゼの神父様のようであってほしい。

少なくともその片鱗くらい見せてほしい。

もちろん、超能力とか霊能力の類は要りません。

 

説教だけでなく、人の心を動かすような

立ち居振る舞いをしてほしい。

 

コロナ禍で困っている人が大勢いる今こそ

存在感を発揮するべきではないか。

 

この男だって最初は騙してやろうというつもりではなく、

本当に困っていたのではないか?

お寺なら何とかしてくれると思ったから来たのではないか?

それで最初は返すつもりだったけど、

なかなかうまくいかず、つい甘えてしまっただけではないのか?

同情し過ぎ、弁護し過ぎだろうか?

 

いずれにしても、

ああ、やっぱり人間には宗教というものが必要なんだ、

神様や仏様を敬わなきゃだめだと、

思い知らせてほしいのだけど、

現代では難しいことなんだろうね、たぶん。

 

 

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★7日(日)17:00~9日(火)16:59

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

(音楽エッセイ)

 

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どうして僕はロボットじゃないんだろう?

(AI・ロボットエッセイ)

 

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子ども時間の深呼吸 (子どもエッセイ)

 

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どうぞお楽しみに!

 


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リターンした支払調書・年賀状とゲットしたお年玉

 

1月も終わりに近づくと、

ぼちぼち確定申告のことが気になってくる。

 

経費のうち、とりあえず交通費を計算してみた。

打ち合わせなどは8割方リモートになり、

取材も半分以上がリモートなので、交通費は激減。

平均してひと月に3回程度しか

電車に乗ってないことが判明した。

あなたはどうでしょう?

 

移動時間は頭の切り替えになったり、遠足になったり、

割と集中して本を読めたりもするので、

一概に無駄な時間とは言えない。

 

だけど、コロナをきっかけに

あの通勤地獄はなくなったほうがいいと思う。

僕は人生からあの時間を削除するために

フリーランスになった。

 

ところでもう一つ気になっていたのが、

レギュラーワークをやっている会社から

まだ支払い調書(源泉徴収票)が届いていないことだ。

 

おかしいなと思って経理の人にメールしたら、

先週送ったとのこと。

在宅勤務をやってて出社してないので、確認していないが、

もし郵便事故だったら会社に返ってきている、という。

 

そう言えばこの会社、去年も旧住所に送ってきた。

去年の1月は引っ越して1年未満だったので、

配達してくれたが、今年は送り主に返ってしまうのだ。

 

調べてもらったら、

「申し訳ありません。旧住所の登録から更新されておらず、

届いていないのが確実になりました。

こちらの経理で登録しているご住所を更新させていただきます。

添付にて、支払調書のExcelデータをお送りいたします」

というお返事。

 

うーむ、あれだけ毎月、請求書に住所を書いていても、

そんなの見てないわけね。

 

そういえば今年は正月過ぎても五月雨式に

年賀状が来ていたけど、揃って

「前の樹所に出して戻ってきてました」。

うーむ、一昨年、ちゃんと住所変更のお知らせを

送ったはずだけど、そんなの見てないわけね。

 

と言っている自分も同じことやっていると思う、たぶん。

みんな忙しいからね、リアルでもバーチャルでも、

仕事でも遊びでも、ふだんからのやり取りがない人の

住所が変わったって、なかなか気が付かない。

くどいくらいに確かめたり、

アピールしたりしないと駄目なようだ。

 

でもいちばん最後に来た年賀状が、お年玉当たってた。

切手シートだけど、大入り袋みたいなデザインで、

はじっこに「LUCKY💛」なんて書いてある。

人間万事塞翁が馬。

ありがとちゃん、お友だち。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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冬の散歩道

 

「テレワークをやるようになったので」

「介護していた主人が亡くなったので」

理由はいろいろだけど、それまでの暮らしが変わって

最近、川沿いを散歩するようになったという人に何人か逢った。

聞くと、僕たちよりもずっと昔からこのあたりに

住んでいる人たちだ。

 

すぐ近くにあっても、タイミングが合わなければ

ともに生きることはない。

人生は長いようで短い。

何と巡り合うかは運しだい。

それをどう大事にするかは自分の意思しだい。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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宇宙を旅するお年頃

 

昨日の誕生日にはいろいろメッセージをいただきました。

どうもありがとうございます。

 

還暦を過ぎるとだんだん若返っていきます。

この1年で僕は1歳若返りました。

ただし、それは精神面や感受性のお話で、

肉体的な年齢とはだんだん乖離していきます。

 

老眼は年々ひどくなり、

疲れやすく集中力も長続きしません。

これからはこうした精神と肉体のギャップを

どうごまかして埋め合わせていくかが課題となりそうです。

 

心がけているのは脳内の清掃です。

心にも体にもいちばんよくないのは

ゴミ情報を貯め込んでしまうことだと思います。

 

頭の中に詰まったゴミ情報は、

そのままストレスに変質します。

それで内臓をやられたり、健康を損なってしまう人が

かなり多いのではないかと推察します。

ほかの人にとっては有効な情報でも

自分にとってはゴミであることもあります。

いや、たぶん、そっちのほうが多いでしょう。

 

自分は何者で、何がやりたいのか、この先どうなりたいのか、

そのためにどんな情報が必要で、どんな情報は不要なのか。

きちんと言語化できてなくてもいいですが、

そうしたことをある程度意識して

情報整理しながら生きて行かなくてはいけないと思います。

 

この情報化社会、ちょっと外を歩いたり、

ちょっとデバイスに向き合ったりすれば、

湯水のようなにいろんな情報が入りこんできます。

そのうち9割以上は自分にいらない情報なので、

あっという間に脳の中はゴミだらけ。

 

朝はクリーンでピカピカでも

夜になると汚染されて窒息しかけてます。

そもそも僕は脳のキャパシティが小さいので、

できるだけ日々、情報デトックスしていかなくてはなりません。

 

いろんなことを書いてはSNSやブログで発信し、

それだけでは飽き足らずに本まで出すのは、

そうした自分のためという意味合いがあるのだと思います。

 

でもいろいろ書いていると、

思ってもみなかった面白い発見に巡り合えます。

あなたもいいい歳になってきたなと思ったら、

機会を作って何らかのアプローチで

自分の脳内を覗いてみてください。

わりと広大な宇宙を旅できるかも知れません。

 

1月21日(木)17:00~24日(日)16:59

3日間限定無料キャンペーン実施中

 

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

 

★ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。

ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。Amazon Kindleにて発売中。

 

もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌

●阿久悠の作詞入門

●余命9ヵ月のピアニスト

●ローリング・ストーンズと新選組の相似点について

ング・クリムゾンの伝説と21世紀版「風に語りて」

●プログレッシヴ・ロックスターの死①:ジョン・ウエットンの訃報、そしてロンドンの寿司

●プログレッシヴ・ロックスターの死②:キース・エマーソンの尊厳死(1周忌に捧ぐ) 

●勝手にビートルズ・ベストテン

●中学生時代の「エリナ・リグビー」の衝撃と和訳演奏

●純情ストーカー男と純心DV願望女の昭和歌謡

●人間は幸せに慣れると、幸せであることを忘れてしまう

●義弟のアナログレコードと帰ってきたカレン・カーペンター

●いちご畑で抱きしめて

●ダイヤモンドをつけたルーシーとの別れとジュリアンの心の修復作業

●抹消された20世紀パンクと想像力の中で生きる19世紀型スチームパンク

●悲しいことなんてぶっとばすロックンロールバンドのモンキービジネス

●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」とYESの3文字の秘密

●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」と「イマジン」の秘密

●いろいろな人が弾くから、心に響くロンドンのピアノ

●ストリートミュージックが商品になった街ロンドン

●アナログレコードとの再会

●見捨てられた恋人のようだったアナログレコードが、 なぜ絶滅の淵から回帰したのか?

●さすらいのレコード・コレクター:男のバカバカしくて痛快な生きザマ

●クリスマスにちょっとだけ世界と自分を変える

●森田童子の思い出:僕らの時代の子守唄

●自分をリライトする

●よみがえる死者・よみがえる歌:AIの音楽

●20世紀の愛と平和のロックなんて忘れてしまっていた

●だいじょうぶです、なすがままになさい

 

●アクセス

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コロナ対策はやっぱりあまびえ祈願しかない?

 

昨日は所用で吉祥寺へGone。

午前に行ったのですいていたが、

お昼ごろ、帰る頃にはけっこう人出があった。

平日でも午後は割と混んでいるようだ。

緊急事態宣言、どこ吹く風?

 

しかも商店街では

「緊急事態宣言発令中。外出を控えましょう」という

呼びかけの看板が出ている。

 

みんなに来てほしい商店街が

「外出を控えましょう」という矛盾したセリフを吐く。

こういう“よじれ”が現在の状況を表している気がする。

 

はっきり言って、人々のマインドは

コロナとの戦いに飽きている。

 

自暴自棄とまでは言わないが、

かなり厭戦ムード、諦めムードが濃い。

 

どうもコロナの感染拡大を

人為的に抑止できることはごく限られている。

ワクチン接種が始まれば少しは好転するかもしれないが、

あんまり楽観視もできない。

 

けど、若者や健康な人にとっては

それほど怖い病気でもなさそうだし、

この嵐が去るまで、ストレス最小限で

なんとかやり過ごせばいいんじゃね?

といったモードに入っているのではないか。

自然に終息するのをお祈りして待つしかない、

と考えている人が大半だと思う。

 

昨年、志村けんさんが

コロナで亡くなったショックも

もうほとんどの人は忘れているだろう。

 

なので飲食店や観光業を苦しめるような施策は

あんまり効果があるとは思えない。

締め付ければ締め付けるほど

反発とストレスが高まるばかりである。

 

日本人は基本的に共同体体質で、

自分の意見や権利を強硬に主張する人は少ない。

 

だからアナウンスの仕方を変えて、

抵抗なく生活習慣を変えて、

感染予防をがんばろう、という方向に

持っていけないだろうか。

 

テレワークは進めるべきだけど、

その他の施策は経済と天秤にかけて見直さないと、

2月になってもこのまま状況が変わらず、

ずるずる緊急事態宣言が長期化するという

最悪の事態になりそうな気がする。

 

僕も吉祥寺の駅のあまびえ祈願絵馬を書いて祈ってきた。

毎日コツコツ祈れば、何かいいアイデアが浮かぶかも?

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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理想を無視したオリンピックは「おしまいDEATH」

 

先日、「オリパラでコロナ終息のシナリオ」

という記事を書いたとき、

オリパラは「できるか、できないか」じゃなくて、

「やるか、やらないか」だと言った。

 

外国メディアが「できるの?」と騒ぎだすと、

外圧に弱い日本はたちまち浮足立つ。

だけどIOCがやめると言わない限り、

僕はやっぱりやると思っている。

 

しかし、それは従来の華やかなオリンピックとは

かけ離れた形で開かれることだろう。

 

今の状況から見て、到底

「人類がコロナに打ち勝った証としての祭典」になりそうにない。

観客も外国からの選手もよくて半分程度。

悪ければ無観客、選手も1~2割の参加。

 

日本では大問題になっているが、

他の国は関係者以外、オリンピックなんてどうでもいい、

それこそ「不要不急」の最たるコンテンツだろう。

 

それでもどんな形でも

「オリンピックをやった」という事実を遺すことが大事なのだ。

未来に生き残るためにIOCは多分そう考えている。

 

「そんなのオリンピックじゃない!」という声が聞こえる。

そうなのだ、オリンピックはすでに

オワコン(終わったコンテンツ)になっている。

 

一昨年に「オリンピックをオワコンにするのは・・・」

という記事を書いたけど、図らずもコロナが

オリンピックを殺してしまった。

 

この先、2016年迄のような大会はもう開かれないのではないか。

感染症の危険、気象状況・自然災害の危険。

 

そうした危険を無視して大金を投じて開催することに

どれくらいの経済的メリットがあるのか?

 

今までは十分回収できたかもしれないが、

これからはどうなのか? 大丈夫なのか?

 

開催都市にとってあまりにもリスクが高すぎる。

2024のパリ、2028のロスは、今の東京を観て

どう思っているのだろう?

 

近代オリンピックの父であるクーベルタン男爵は、

「オリンピックの理想は人間を作ること、

つまり参加までの過程が大事であり、

オリンピックに参加することは人と付き合うこと、

すなわち世界平和の意味を含んでいる」

と考えていた。

 

そして1902年のロンドン大会における英政府主催の晩餐会で

「人生にとって大切なことは成功することではなく努力すること」

という趣旨のスピーチを行い、

「参加することに意義がある」という

オリンピックの理想を表現する名句が生まれた。

 

ところが、そうした理想など忘れて

近代オリンピックは、あまりに政治とカネもうけにまみれ過ぎた。

コロナ禍に襲われた東京2020を機に、

クーベルタンの唱えた理想・原点に戻るべきではないか。

 

この夏、開かれるであろう東京大会は

無観客だろうが、日本選手ばかりの大会だろうが、

イベントとして、お祭りとしてつまらなかろうが、

そうした新しいオリンピックの姿を見せるべきではないかと思う。

もう時代は変わってしまっている。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。

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●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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池袋でふくろう時代を振り返る

 

昔から「いけふくろう」というのが池袋にいる。

それが近年、キャラクター展開されて、

大々的に「ふくろうの街」としてPRしている模様。

交番も地域を巡るコミュニティバスもふくろうだらけだ。

ホーホー。

 

月曜日の話だが、ちょっと用があって約1年ぶりに池袋へ行った。

18歳で上京したころ、

通っていた演劇学校が西池袋にあったので、

ここは東京におけるわが故郷のような街である。

そして、この街でかつて僕はフクロウだった。

ホーホー。

 

今でこそ早起きで、夜は11時を回ると

眠気に耐えられない体質になってしまったが、

かつては夜行性のフクロウ族で、

夜の池袋を飛び回っていたのだ。

ホーホー。

 

しかしこの日行ったのは、もちろん昼間。

しかも緊急事態宣言発令中。

サンシャインに続く東口はそこそこ人出があったが、

西口は閑散としていた。

 

その閑散とした中で

駅前の「コロナ感染に注意しましょう」という

親切なアナウンスと、

駅前繁華街の「客引きに注意しましょう」という

丁寧なアナウンスが混じり合って、

なんともいえない空気を醸し出していた。

 

そんな空気の中でブラブラしていたら、

この駅前繁華街

(昔はロマンス通りという名だったが、今は?)で

生まれて初めて水商売のバイトをやったことを思い出した。

 

地下1階のパブで、午後6時から11時半まで

黒服と蝶タイのウェイターをやっていた。

 

カネマツさんというあんまり水っぽくないマネージャーと、

ナガミさんという思い切り水っぽいサブマネ、

そしてキツネとタヌキのコンビみたいな女の子らと

一緒に働いていた。

 

ボトルキープ期限切れのウィスキーを1本に集めて

新品として出したり、

ミネラルウォーターの瓶に水道水を入れて200円で売っていた。

レーズンバターなるつまみをこの店で初めて見た。

渇きものでどれも1,000円くらいとってたような気がする。

けっこうインチキビジネス。

 

生演奏をするバンドが入っていて、

サンタナの「哀愁のヨーロッパ」

「ブラックマジックウーマン」や

プロコルハルムの「蒼い影」が十八番だった。

 

「蒼い影」になると、真ん中のホールでカップルが

チークダンスをしていた。

ヤクザのおっさんもよくきて凄みをきかせていた。

僕が休みの日だったけど、一度、暴れたことがあったらしい。

 

その時代の池袋には

まだ戦後のヤミ市の残滓みたいなものがあったのかもしれない。

汚くて野蛮な部分もあったけど、奇妙なぬくもりもあった。

昭和の体温とでもいうのだろうか。

ホーホー。

 

そういえば3年前に演劇学校の同窓会をやって、

やっぱり故郷・池袋はいいなぁと思ったが、

さすがに昔のように夜通し飲むという気分にはならなかった。

 

もう夜の街を飛び回ることもないのだろうけど、

池袋のフクロウには何だか親近感を感じる。

 

ちなみに、ただの駄洒落で「いけふくろう」

なのだろうと思ってたけど、

この近辺の雑司ヶ谷の森には

野生のフクロウだかミミズクだかがいるらしい。

しかも今でも。

本当だったら探索して鳴き声だけでも聞きたいものだ。

ホーホー。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

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2021年1月12日の謹賀新年と年賀状をめぐる随想

 

鏡開きも終わって、家の中からも世の中からも

正月ムードが消えた、と思っていたら、

3通も年賀状が届いた。

 

「前の住所に送ってしまったので返ってきた」

という人が今年は何人もいた。

今日来た3人も1人はそう言っている。

おそらく後のふたりも同じだろう。

 

一昨年の夏に引っ越したが、

横着して喪中ハガキと新住所のお知らせを兼ねて

送ったのがよくなかったか。

前年と少し遡ってチェックして、

知らせるべき人には知らせておいたはずだけど・・・。

 

齢を取ってくると、どこでも家族が亡くなったりして、

喪中で年賀状をお休みすることが増える。

そうすると、その年来なかった人には出さなくなる。

 

いや、自分にとって大事な人ならちゃんとチェックするが、

そうでなければ忘れてしまうのだ。

あるいは何年も会っておらず、仕事でも繋がりがなくなり、

心も通わない、それこそ形だけの付き合いの相手なら

「ま、もういいか」とスルーしてしまう。

 

こうして年々年賀状のやり取りが減っていき、

今ではいちばん多かった時期の半分以下になっている。

 

もともと年が明けてから仕事ですぐ会う人には出さなかったし、

最近はメールやSNSで「おめでとう」と

挨拶を交わす人も増えている。

虚礼廃止、形骸化した慣習をやめるべしと

自ら唱えることもあった。

必然的な結果なのだろう。

 

でも、だからこそ却って、いまだに年賀状をやり取りする人には

大事にせなあかんなという思いを抱く。

仕事関係はごくわずか。

家族・兄弟が少々。

あとは昔の演劇関係の仲間がいちばん多く、

一緒にバイトをやってた職場の友だち、

一緒に仕事をやった仲間たち。

そして小中の同級生。

中には何年どころか、何十年もあってない人もいる。

一度、途切れたけど、なぜかまたやり取りが復活した人もいる。

 

そして毎年やり取りしていた相手から来ないと、

ちょっと心配になる。

今年はそれが6人いた。

そのうち3人は今日来たのでひと安心だが、あとの3人は・・・。

なんかあったのか?

まさかコロナで死んだりしてないか?

 

昨年の年賀状のコマーシャルで

「あの人の人生に、わたし、まだいた」だったっけ? 

うろおぼえだけど、そんなコピーがあった。

 

かつてはめんどくさいので書きたくない、と思っていたけど、

今はわりかし大切に思える。

気づいたのはやり取りしている人のほとんどが、

損得勘定の欄外にいる人たちということだ。

結局はそういう関係がいつまでも残る。

 

そのうち日本郵便の回し者として、

「日本の年賀状文化を守れ!」と言い出し、

運動を起こすかもしれない。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

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オリパラが目標となってコロナ禍は終息へ向かうというシナリオ

 

首都圏には2度目の緊急事態宣言が出された。

1ヵ月で済めばいいが、暖かくなるまでは続くと

覚悟しておいた方がいいかもしれない。

 

しかし逆に言えば、この冬を乗り切れば、

明るい光が見えてくる可能性があるのではないか。

 

先が見えないと不安が増すばかりなので、

何となくこれからのシナリオを書いてみる。

 

何と言っても日本にはこの夏、

オリンピック・パラリンピックを開催するという大命題がある。

僕はもともと反対派だけど、コロナ終息のためには

オリパラは希望への一里塚になる。

どうせなら有効活用した方がよい。

 

巷では「できるか・できないか」みたいな議論をしているけど、

全然まとはずれだ。

オリパラは「できるか・できないか」じゃななく、

「やるか・やらないか」である。

 

その点ではもう結論は出ている。

IOCもJOCも「やる」と言っている以上、

政府にも東京都にも「やらない」という選択肢はない。

(いろいろ利権の問題もあるし、やらざるを得ない状況。

そのへんはまた別の機会に)

 

日本のコロナ死者がアメリカやイギリス並みに増えるような

状況になればわからないが、

そうでない限りは、国民が何と言おうと絶対やるだろう。

 

しかし、もちろん国民を黙らせたいから、

オリパラ実現のためにベストを尽くすに違いない。

してもらわなくては困る。

その切り札はやっぱりワクチンだ。

 

緊急事態宣言を継続して、春先には何とか

感染者数を落ち着かせ、ワクチン接種をスタートさせる。

 

ワクチン接種の際に重要なのは情報操作である。

人々の多くはこの1年にわたる情報洪水で

「コロナ脳」になってしまっているので、

そのコロナ脳の改善が、感染症対策と同じくらい重要だ。

 

「ワクチンがあるからもう大丈夫です」と、

不安を和ませる一方で、

「でも、ワクチンは重症化のリスクを軽減するもので、

感染を防げるわけではない。

だからこれまで通り、感染防止対策は個々で続けてくださいね」

といったイクスキューズも

十全にアナウンスしんくてはならないだろう。

その塩梅を誤ると、またもや混乱が生じてしまう。

 

ワクチンにはいろいろ問題がある。

副作用の心配もあるし、

次々と生まれてくるかも知れない変異種に対して

どこまで有効なのか、という疑問もある。

 

けれどもそんなことを言っていたらきりがない。

とにかくオリンピック前には、コロナ脳の人たちを減らし、

100%ではないにせよ、

社会を従来の状態に近づけていかなくてはならない。

 

コロナは「ただの風邪」とは言えないにせよ、

「インフルエンザ程度のもの」という

社会通念を醸造する必要があるのだ。

 

そのためにワクチンという最終兵器を

1日でも早く行きわたらせるだろう。

経済復興のためにも、そこは最善を尽くすはずだ。

 

苦しんでいる飲食業・観光業の皆さんも、

オリパラまであと半年の辛抱(十分長いけど)と心得て

なんとかがんばり続けましょう。

 

そして、今年の秋からはコロナと共存する時代になる。

 

人々のコロナに対する考え方・思い込み、

ひいて言えば社会通念が変われば、

厄介ではあっても、

コロナはそんなに怖い病気ではなくなるはず。

 

実態は大して変わらないとしても、

「国はちゃんとワクチンも提供してますよ」と

言える状況が作れれば、社会は前進する。

 

とまぁ、シナリオを書いてみましたが、

果たしてどうなるか?

いずれにしても飛沫感染に気を付け、まめな手洗いを

コツコツやりながら状況を注視していきましょう。

 

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コロナ禍の冬をどう乗り切るか、自分自身で考えなくてはならない

 

ついこの間、東京の感染者数が

とうとう1000人を超えたと思ったら、

あっと言う間に2000人超。

そして2度目の首都圏緊急事態宣言。

 

これはイギリスで発見された変異型が侵入したせいなのか、

詳しいことは分からないが、

ちょっと今までとは違う空気を感じる。

倍々で増えていく可能性もある。

これから冬真っ盛り。

大騒ぎするのはよくないけど、楽観視もできなさそうだ。

 

政策を批判する声も大きいけど、

僕は日本はそれなりに頑張っていると思う。

拙いところ・何やってるんだと腹立たしいところも

多々あるけど、

命も経済も守りたい、という気持ちは伝わる。

 

医療がこれだけひっ迫してしまっているのも、

できる限り、多くの人を助けようとしている結果、

こうなっているのではないか。

 

僕たちは全員が平等に医療を受けられるのは

当たり前だと思っているけど、

世界基準はそうではないと思う。

 

アメリカをはじめ、インドでもブラジルでもヨーロッパ各国でも

日本と比較にならないほど死亡者が出ている。

 

これらの国でコロナ患者が日本のようにちゃんと

治療を受けられているかといえば、そうではない。

アメリカでは貧乏人は病院なんかに入院できない。

 

中国は抑え込んでうまくやっているように見える。

ただ、あれは中国政府が感染予防の大義名分で、

徹底した管理体制を強めているからではないか。

「管理されようが何だろうが、ないより命が大事」とするなら

中国みたいな道も取れるかもしれないが、

あなたはそれを日本の政府に望むのだろうか?

 

もちろん医局の問題とか、日本にも医療の闇の部分は大きい。

しかし、その点を差し引いても、

国民皆保険制度という建前がある限り、

日本の医療は、治してほしいと訴える人を放置はしないし、

できない。

 

外国の例だけでなく、

日本全国を襲った100年前のスペイン風邪だって、

多くの患者は放置されてそのまま。

助かる・助からないは、ほとんど運次第だった。

 

べつに政府や知事の弁護も味方もするつもりはないけど、

僕たちは豊かで恵まれているということを踏まえて、

モノを言ったり、行動した方がいいと思う。

 

政府や知事に批判・意見をぶつけるのは結構だけど、

ダダをこねているだけでは状況はまったく好転しない。

 

自然災害と同じなのだから、ある面、諦めも必要である。

この冬をどう乗り切るか、どうすれば心身の健康を保てるか、

自分自身で考えなくては。

 

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僕らの時代の妄想力」

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遅れたって全然オーケーの初詣

 

正月三が日が終わったので、

もうすいているだろうということで、

カミさんと義母と大宮八幡宮に初詣。

朝10時半ごろだったけど、思ったとおり空いていて、

巫女さんも3人の写真を撮ってくれた。

 

元旦と同じく、

自分と周囲を信じること、

成長し続けること、

いつでも笑うこと、

おまけとして「欲張らないこと」を祈願・宣誓した。

 

義母のためにカエルのお守りをプレゼント。

この神宮は「副神(?)」として

「幸せなでがえる」という大きな石があり、

カエルが神宮のカジュアルな側面の

キャラクターになっている。

 

若ガエル、生きカエル、よみガエル、

みちガエル、お金がカエル、お家にカエル、

自分にカエルと、カエルは縁起物なのです。

 

幸福おみくじを引いたらカミさんと義母は吉、

僕は大吉。

お宮さんもこんなご時世なので、

吉や大吉を増やしていると思うけど、

ここは素直に乗っかっちゃったほうが元気になる。

元気を出したい人は、ぜひこれから初詣へ。

節分までに済ませればオーケーですよ。

 

朝は人が少なく境内の空気もきれいなので、

午前中がおすすめです。

 

 

おりべまこと年越し無料キャンペーン

第2クールは2日夕方から4日夕方まで。

面白まじめなネタ帳エッセイ集4タイトル。

お正月後半のおつまみに!

 

1月2日(土)17:00~1月4日(月)16:59

●どうして僕はロボットじゃないんだろう?

ASIN: B08GPBNXSF

社気を劇的に変えるAI・ロボット・インターネット・DXにまつわる考察を面白まじめな読み物に。ブログから33編を収録。

 

●神ってるナマケモノ ASIN: B08BJRT873

イマジネーションを掻き立てる、地球上の137万種類の動物たちについてのエピソードやあれこれ考えたこと。ブログから36編を収録。

 

●子ども時間の深呼吸 ASIN: B0881V8QW2

自分のなかにいる子どもにアクセスしてみれば、自分にとっての正解がわかる。〈少年時代の思い出〉×〈子育て体験〉×〈内なる子どもの物語〉。ブログから40編を収録。

 

●ロンドンのハムカツ ASIN: B086T349V1

※3日(日)17:00~4日(月)16:59のみ

「食」こそ文化のみなもと。その大鍋には経済も産業も、科学も宗教も、日々の生活も深遠な思想・哲学も、すべてがスープのように溶け込んでいる。ブログから33編を収録。

  

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または「おりべまこと」、または書籍名を入れてアクセス。

 

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新刊予告 エッセイ集:音楽

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

 

1月9日(土)発売予定。お楽しみに!


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天晴新年2021+おりべまこと年越しキャンペーン

 

謹賀新年。

おめでた晴れの元旦の朝。

あまりに気持ちよくて朝から2回も散歩してしまった。

めでたいタカも、かわいいメジロも、

モズも、シジュカラも、

おいしそうにまるまる太ったカモたちも

木の上、水の上でにぎやかに歌っている。

下流の方角にお宮があるので、

そちらへ向かって今年は橋の上から初詣。

自分と周りの人たちを信じること。

自分なりの成長を一歩ずつでも続けること。

いつでも笑いを忘れないこと。

3つのことをお願い、というか誓いました。

コロナに心折れることなく、

楽しいお正月、良い1年を送りましょう。

 

 

 

おりべまこと電子書籍2020➡2021年越し

4日間連続無料キャンペーン。

第1クールは大みそか夕方から2日夕方まで。

おとなも楽しい少年少女小説6タイトル。

あなたの素敵な初夢のおともに!

 

12月31日(木)17:00~1月2日(土)16:59

 

●いたちのいのち  ASIN: B08P8WSRVB

天国で「いたちのいのち」をもらったフェレットと、おとなになりかけの女の子との暮らしを描く長編童話。

表紙は動物マンガ・イラストの第一人者・麻乃真純が担当。

 

●ざしきわらしに勇気の歌を  ASIN: B08K9BRPY6

認知症の寅平老人が、人々を脅かす妖怪「むりかべ」に立ち向かうざしきわらしのために勇気の出る歌を歌うお話。

 

●ピノキオボーイのダンス  ASIN: B08F1ZFLQ6

廃棄された少年ロボットが、出逢った路上のダンサーからダンスを習い、やがてスターに。しかし、その先に待っていたものは・・・人間とロボットの未来を描くSF長編小説。

 

●オナラよ永遠に  ASIN: B085BZF8VZ

学校でオナラを漏らしてしまった女の子をかばった少年は、未来からやってきたオナラ男とともに、人々を洗脳する謎のウィルスと戦う。抱腹SFラブコメディ。

 

●茶トラのネコマタと金の林檎  ASIN: B084HJW6PG

老女の夢とも現とも知れぬ物語に振り回されて金の林檎を探索する私立探偵が見つけたのは・・・人間の心の不思議を描くミステリアスコメディ。

 

●魚のいない水族館  ASIN: B08473JL9F

失業した男が、町はずれにある魚のいない水族館で仕事を得ると、思ってもみなかった現実が展開する。ちょっとシュールな短編小説。

 

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茅の輪くぐりでさらば厄年

 

結局、自分はなんかモノ書くしかやりたいこともないし、

できることもないなぁと気づいた今年。

小説とエッセイの電子書籍を10冊出した。

これらから人生の基礎をつくった年だった。

 

と振り返ってみて、そういえば今年は厄年だったことを思い出した。

といってもコロナで世界全体が厄年みたいになったので、

何だかフクザツな気分である。

 

でもまぁ個人的には良い年だったので、

元旦に厄払いしてもらった大宮八幡宮の神様に

ありがとうを言わねばと、

大掃除の合間を縫って出かけて行った。

 

年末恒例、悪いことをお祓いする茅の輪くぐり。

よく憶えてないが、疫病退散の効力を高めるためか、

心なしか今年はいつもより立派な気がする。

 

今年から来年にかけては、

初詣よりもこっちのほうが大事かもしれません。

境内もすいてますよ。

 

来年の初詣は今度の厄年の人や、願掛け命の人や、

三が日にお参りしないと私は不幸になってしまいますぅ~

という方にお譲りして、僕はすいた頃にご挨拶に伺います。

 

●おりべまこと電子書籍 Amazon kidleより販売中

10タイトル

年越し無料キャンペーン

2020・12/31(木)17:00~

2021・1/4(月)16:59

 

・いたちのいのち 

・ざしきわらしに勇気の歌を 

・ピノキオボーイのダンス 

・オナラよ永遠に   

・茶トラのネコマタと金の林檎 

・魚のいない水族館 

・神ってるナマケモノ

子ども時間の深呼吸

・ロンドンのハムカツ 

          ・どうして僕はロボットじゃないんだろう? 

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自由な気持ちで、丁寧に生きる

 

コロナ禍でいろいろ行動が制限されて、

子どもたちがかわいそうとかいう人がいるけど、

子どもはコロナなんて関係なく、毎日楽しく生きている。

子どもには過去の蓄積がない。

子どもは自由だ。

 

かわいそうなのは長年、慣れ親しんできた習慣が崩れて、

悲しみ、寂しがっている大人のほうだ。

 

生き方とか考え方を変えろということなんだろう、きっと。

これまでこうやってクリスマスは騒いでたのに。

こうやって年末とお正月を過ごしてきたのに。

と、のにのに・・・とこだわっていると

ストレスが溜まるばかり。

 

100年前――大正期のスペインかぜは

全世界で3年にわたって続いた。

幕末から明治のはじめにかけては20年余りの間に、

コレラやはしかなど、疫病が繰り返し大流行した。

 

そのたびに価値観が大きく揺らぎ、時代が変わった。

歴史を俯瞰してみると、戦後70年あまりが安泰過ぎたともいえる。

ワクチンなどに期待しすぎず、

ちょっと覚悟をしたほうがいいかもしれない。

 

いま、いちばん必要なのは、

過度にコロナに恐怖心を抱くのでなく、

かと言って「どうでもいいや」と自棄的になるのでなく、

丁寧に物ごとを考え、丁寧に生きるよう心がけること。

そして、子どものように自由な気持ちで

毎日を楽しむことだと思う。

 

 

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おとなも楽しい少年少女小説

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いい夢見ようクリスマス

 

クリスマスもお正月もコロナの話で埋め尽くされそうだ。

疫病の流行はこれまでの歴史で何度かあったが、

人類は絶滅せずに何とか世界は続いてきた。

心配かもしれないけど、ちゃんと対策をして、

あとは陽気に過ごしましょう。

でも病院の厄介になるようなことになると困るので、

食い過ぎ・飲み過ぎにはくれぐれもご用心。

それからケガにも。

というわけで、メリークリスマス。

いい夢見てね。

 

 

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続・再読「嵐が丘」: 呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語

 

掴みどころのない、漠然とした抽象的な前半のドラマと比べて、

キャサリン2世を主軸とする後半の人間ドラマは

実に鮮明でリアリティがある。

 

エミリー・ブロンテはたぶん

前半はシェイクスピア劇などをなぞって書いていたが、

キャサリン2世が生まれてから感情移入情して

物語を書けるようになった。

そして最後まで書き上げた後で

前半をリライトしたのではないか。

愛すべき若きキャサリンは、執筆時、

まだ20代だったエミリーそのままではないかと思える。

 

キャサリン、

リントン・ヒースクリフ(ヒースクリフとイザベラの息子)、

ヘアトン・アーンショウ(ヒンドリーとフランシスの息子)

という3人の子ども世代のキャラクターが繰り広げる

人間ドラマはとても緻密で、その関係性は興味深い。

それぞれの心理がとても巧みに、丁寧に描かれている。

 

父ヒースクリフの手駒にされ、

キャサリン2世と結婚して死ぬ

リントン・ヒースクリフの卑劣で狡猾で、

情けないキャラクターは、

父親よりもはるかに悪役として面白い。

 

ヘアトンは子どもの頃にマインドコントロールされてしまって、

ヒースクリフの舎弟みたいな形で生活している。

けれども、リントンとの結婚によって嵐が丘に幽閉された

キャサリン2世と恋に落ち、

洗脳が解けて眠っていた知性がめざめる。

そして二人で力を合わせて暴君に立ち向かい、

結果的にヒースクリフを滅ぼすという下りは、

とてもドラマチックだ。

 

自分を虐げた嵐が丘(アーンショウ家)と

鶫の辻(リントン家)をわがものにし、

復讐を成し遂げたと思ったヒースクリフは、

最後に両家の血を引く子どもたちから

大どんでん返しを喰らい、滅ぼされるのだ。

 

これはキャサリン2世が、そしてヘアトン・アーンショウが、

先代がつくった過酷な運命を克服し、

自分たちの人生を切り開いていく物語なのである。

 

こうやってキャサリン2世を

「嵐が丘」の真の主人公として見ると、

前半のヒースクリフと母キャサリンの恋愛ドラマは、

彼女のトラウマであり、背負わされた宿命である事がわかる。

 

ヒースクリフと母キャサリンは、

リアルな登場人物というより、

一種のメタファー(暗喩)のような存在で、

この嵐が丘の荒々しい自然、

荒ぶる神のようなものを具現化しているのかも知れない。

 

また、鶫の辻(リントン家)を理性や日常、社会、

顕在意識の象徴とするなら、

嵐が丘(アーンショウ家)は感情や非日常、人間の本質、

潜在意識の象徴と言えるのかも知れない。

 

両者は普段はバランスを保っているが、そこへ人生にたびたび起こる災厄、

今でいえばコロナ禍などが入り込んでくると、

そのバランスは崩されてしまう。

ヒースクリフという人物は、それを表現した形なのではないかと思える。

 

また、訳者である鴻巣友季子さんもあとがきで書いているが、

母娘2代のキャサリンをひとつながりと捉えると、

キャサリン・アーンショウは、

エドガーと結婚してキャサリン・リントンとなり、

新しく生まれた娘のキャサリン・リントンは、

リントン・ヒースクリフとの結婚によって、

キャサリン・ヒースクリフとなるが、

最後にヘアトン・アーンショウと結ばれて、

キャサリン・アーンショウに戻る。

そうした女性の転身のダイナミズムも感じられて、

この物語を読み応えあるものにしている。

 

他にもナレーターのスタイルと構成の巧みさ、

ジョウゼフといった名脇役の面白さ、

ゴシックホラーっぽい要素など、読みどころは満載だ。

 

「呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語」という

僕の読み方が正しいのかどうかはわからない。

でも正しいとか、間違っているかはどうでもいい。

その人なりの読み方・楽しみ方ができるところが、

古典文学の奥深さ、世界名作の偉大さである。

 

再読してみてよかった。

新しい発見があり、

人生の課題が一つクリアされたような気分になった。

若い人もお齢の人も、

死ぬまでにぜひ一度は読んでみてください。

 

 

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再読「嵐が丘」:呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語

 

何十年かぶりに「嵐が丘」を再読してみた。

1847年。19世紀半ばに発表された

エミリー・ブロンテ唯一の小説。

それが世界文学史上屈指の名作として読み継がれてきた。

 

世間一般の評価は稀代の恋愛小説、悲恋物語となっている。

しかし。

ぜんぜん違う。そんな話じゃない。

 

これは少女(キャサリン・リントン=キャサリン2世)が、

呪われた家族関係・歪んだ愛情関係の鎖から

みずからを解き放つ物語である。

そう感じた。

 

中学生の時にダイジェスト版を読んで、

20代の時に完全版(旧訳)を読んで、

ロンドンで暮らしていた時に英語版(これもダイジェスト)も

読んだ。

映画も芝居も観たし、

ケイト・ブッシュの歌は40年間愛聴している。

(日本では明石家さんまのTV番組

「恋のから騒ぎ」のテーマ曲として有名)

 

だけど、なんだかよくわからなかった。

どうしてこの話が名作として後世にまで残されているんだろう?

キャサリンとヒースクリフの大恋愛、大悲恋もの?

僕もその頭で読んでいたのだが、全然ピンと来ない。

 

よほど恋愛音痴なのだろうか?

女の心がわからないのだろうか?

そういうセンスはあまりないほうだと思うが、

それにしても・・・と、数十年間モヤモヤしていた。

 

しかし今回、「新世紀決定版」と称する

鴻巣友季子さんの新訳(新潮文庫)で読んでみて、

そのモヤモヤが霧散した。

 

主題を、一見主人公と思えるヒースクリフでなく、

彼と恋に落ちる

キャサリン・アーンショウ(母キャサリン)でもなく、

キャサリン・リントン(娘キャサリン=キャサリン2世)に

置くと、すごく面白い人間ドラマの傑作として読める。

 

この物語の本当の主人公は少女のキャサリン2世であり、

彼女が登場するまでの前半のヒースクリフと

母キャサリンとの恋愛などは

バックストーリーに過ぎない。

 

「嵐が丘」が恋愛小説として評価されたのは、

発表から100年余りの間、

女も男もまだ自由に恋愛が出来ない時代だったからだと思う。

 

だから女性は、

現実的にはエドガー・リントンのような理性的で、

それなりの社会的地位を持った男(だけどつまらない男)を

結婚相手に選びながら、

“愛しちゃいけないと分かっているのに”

ヒースクリフのような破天荒で悪魔的な男の魅力に

ひかれただろう。

 

とは言え、僕にはこのヒースクリフという男の

どこがそんなに魅力的なのか、さっぱりわからない。

 

魅力的な悪役というのは古今東西いろいろいて、

どうやら作者はシェイクスピアが好きらしく、

オセロとかリチャード3世をモデルに

この人物を造形したのだと推察する。

 

だけどぶっちゃけ、あんまりちゃんと描けていない。

ずいぶんと雑で散漫なキャラクターになっているのだ。

 

リバプールで拾われた孤児という設定だが、

そもそも生い立ちがわからないし、

なんで大金持ちになって嵐が丘へ戻ってくるのかもわからない。

 

戻ってきてから事業主として何か仕事をしている様子もない。

ロンドンへ行って博打で大儲けしたとか、

何か犯罪に手を染めたとか、

そういう類のことなのだろうか?

ミステリアスと言えば聞こえがいいが、

単なる作者の書き込み不足としか思えない。

 

この物語をヒースクリフの復讐譚とする解釈もあるようだ。

確かに子ども時代、

アーンショウ家の人々からいじめられたり

差別されたりはするが、

彼を拾ったオールド・アーンショウ(キャサリンの父親)は、

彼を実の子どもたちよりかわいがっており、

ヒースクリフ自身もそれを利用して狡猾に行動しているので、

同情するに値しない。

 

後半にいたってはほとんどDV男、

子どもを虐待する家庭内暴力の元締めとなっており、

その暴力や残忍さの裏にある奥深さなど

まったく感じられないのだ。

 

どうもこの作者のエミリーさんという人は、

文学者としては天才だったかもしれないが、

男とは一度も関係を持つことがなかったのではないか。

(彼女は嵐が丘を書き終えた後、30歳で死んでいる)

 

ヒースクリフは、19世紀のイギリスの片田舎に住む、

抑圧された若い女性の妄想の産物だという気がする。

 

キャサリンも単なる気性の激しいわかがまま女と言う感じ。

ヒースクリフと幼馴染で仲がいいというのはわかるが、

そんな大恋愛に発展するような要素が、

どう読んでも見当たらない。

 

彼女自身もまったく魅力的でないし、共感もできない。

むしろ僕は彼女の夫となり、家族の行く末に悩むエドガーに

同情と共感を感じる。

 

エドガーとイザベラの兄妹は、

ヒースクリフとキャサリンよりも

人物造型が具体的でよくできているし、

イザベラがヒースクリフに惚れてしまう

過程のほうがよくわかる。

彼女は結婚してDVの餌食になってしまうのだが。

 

今回読んで驚いたのは、

キャサリンが死ぬのと引き換えに

子ども(キャサリン2世)を産むところ。

いや、正確に言えば、知らぬ間に娘は“生まれていた”。

 

母キャサリンはお産ではなく、精神病のような形で死ぬのだが、

彼女がお腹に子どもを宿していたという描写は、

生きている間、かけらもない。

 

この作者は女なのに、どうすれば子どもを身ごもるのか、

産み落とすのか、知っていたのだろうか? 

という疑念さえ湧く。

 

べつにベッドシーンや官能的なシーンを描く

必要はないにしても、

ちょっとはそういうニュアンスを匂わせる言動がないと、

あまりに唐突だ。

現代のドラマなら「リアリティがなさすぎる」の一言で

アウトになる。

 

しかし、この物語の本番はここからだ。

母の命と引き換えに産まれたキャサリン2世のキャラクターは

親世代とは見違えるほど魅力的で愛らしい。

 

そして彼女はおそるべき暴君ヒースクリフに立ち向かう

凛々しいプリンセスとして描かれる。

世界名作「嵐が丘」の真価はこの後半にある。

 

長くなったので明日へ続く。

 

 

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戦時下のメリークリスマス

 

今年もSさんからクリスマスカードが届いた。

例年と変わらず素敵なクラフトアート。

 

外仕事も昨日のゲラチェックと打ち合わせで終了し、

年末年始モードに入ったが、

内職はまだたんまり残っている。

 

この年末年始は戦時下みたいなものになりそうだ。

(と言っても戦時下の経験はないけど)

GoToトラベルも忘年会も新年会もなし。

確か昨年は若者の「忘年会スルー」が話題になったが、

今年のコロナ禍をきっかけに、会社の忘年会とかは、

みんなが心から楽しめるものでない限り、

廃れていくと思う。

 

飲食業界、観光業界の人たちは、

もう忘年会・新年会需要に頼らないほうがいい。

そもそもが前時代的な習慣なので。

 

もしやるなら「昭和の忘年会」とか

コンセプチュアルなパーティーを企画した方が

若者受けするのではないかな。

サンタとトナカイコンビみたいな感じで、

「昭和おやじ」と「昭和おばさん」が余興に登場するとか。

お呼びがかかれば、おやじ役として参上しまっせ。

来年以降の話だけどね。

 

それにしても医療機関がヤバそうなので、

コロナはもちろん、へたに風邪ひとつひけない状況だ。

この間も書いたけど、実はそっちの急病やケガのほうが怖い。

 

おとなしくしているか、やっぱり盛り上がりたいかは

あなた次第だけど、そのへん十分考えて、ご注意ください。

 

僕は年末年始は日常と同じく粛々とやり過ごし、

コリコリまた小説やエッセイなどの書き物をする予定です。

 

「いたちのいのち」

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「2020年の挑戦」への挑戦が終わる

 

コロナ、コロナに明け暮れた2020年が終わろうとしている。

日本はの感染者数、重症者数、死亡者数、

どれをとってもアメリカやヨーロッパなどとは桁違いに低い。

にも拘わらず医療機関はひっ迫し、危機的状況にあるという。

これでは病気になっても怪我をしても

診てもらえない可能性がある。

コロナよりも急病や事故の方がよっぽど怖いともいえる。

 

なんでこんなことになってしまうのか?

日本なんて及びもつかないほど患者数が爆発している他の国では

医療はいったい今どうなっているのだろう?

ネットでちょこちょこ調べてみたが、

最近の状況はよくわからない。

 

春先はあちこちから医療崩壊、葬儀崩壊、

遺体をスケートリンクに収納とか、

冷凍トラックに積み込んでいるとか、

ショッキングなニュースがどんどん飛び込んできたが、

この冬はそういう話は聞かない。

 

一説によれば他国では医療崩壊を

とっくに超えてしまったという。

お金を出せば重症になっても治療を受けられるが、

貧乏人はもうほったらかしだという。

 

そんなアホな、と思いつつも、

あの数を見れば、それでも納得せざるを得なくなる。

諦めろ、神に祈れ、自分の幸運を信じろ、ということか。

 

それしてもいったいなんで他国の情報はないのか?

もう皆慣れっこになってニュースバリューがないから?

それとも「これ以上、悪いニュースで

人々を心配させてはいけない」

という報道側の良心的配慮? から?

 

片や、経済への影響が甚大で、

自殺者数の増加は、確実にコロナの影響による倒産・解雇が

原因になっているという指摘もある。

 

GOTOトラベル、GOTOイートの経済効果は絶大で、

観光業、飲食業の人たちの多くがおかげで一息つけたのも事実。

自殺者の増加が抑えられた面もあると思う。

 

何が良くて何が悪いのか、頭が混乱してくる。

いったいこのコロナ禍の真実はどこにあるのか?

渦中にいる限りはわからない。

たぶん過ぎて何年かしてから、やっと気づくことなのだろう。

 

2020年はこれまでの時代の終焉であり、始まりである――とは

以前からよく聞いていた。

価値観の変換――使い古され、手垢にまみれた言葉だが、

ようやくそれが現実になるときが来たようだ。

 

そういえば3年半前にブログで

「2020年の挑戦への挑戦」というエッセイを書いていた。

自分でいうのもなんだが、読み返してみると、なかなか面白い。

 

あの怪奇な「ウルトラQ」のドラマが放映された1965年、

日本の人口はまだ1億人に届かず、平均寿命も70歳だった。

あれから人も社会も激変した。

 

ケムール人ならぬ新型コロナウイルスの侵略に遭遇した人々は、

今、新しい価値観を持った人類と社会に

孵化している最中である。

 

来年、コロナは収まるかもしれないが、

その孵化活動はまだ数年間は続くだろう。

古い殻を破って外に出てきたとき、

世界はどうなっているだろう?

 

期待と不安を抱きつつ、日々、マスクして手を洗い、

劇場や映画館やお店などにもなるべく行かず、

密室っぽいところや混雑や賑やかな場所を避けて、

大人しくして過ごしている。

たぶんクリスマスも正月も。

 

この齢だからそれほど苦にならないけど、

10代、20代の頃だったら耐えられなかったかもしれない。

 

自分を見失わないよう、

がんばって凌いでくれ、若者たち。

 

 

「いたちのいのち」

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週末の懐メロ⑦:青春の影/財津和夫(チューリップ)

 

1974年リリースのチューリップ版

「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」。

リーダーだった財津さんのテーマ曲にもなっている。

 

何かとビートルズのパクリみたいに言われることが

多かったけど、

ビートルズへのリスペクトから愛される歌をつくり、

今に至るまで、人生の大半にわたって歌い継いできたことは

やっぱり素晴らしいことだと思う。

 

昔のチューリップの演奏もいいけど、この曲に関しては

白髪になり、老眼鏡(だよね、きっと)をかけて歌う

財津さんの姿がじつに味わい深く、歌詞の説得力も増している。

間奏のギターソロが妙に70年代っぽいところもご愛嬌。

しみじみする冬。熟成の境地。

 

「いたちのいのち」ASIN: B08P8WSRVB

12月4日(金)17:00~12月7日(月)16:59

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●あらすじ

カナコは10歳。小学4年生。

一人娘の子育てに悩まされながら、生活を支えるのに忙しい母親のマヨと二人暮らしをしている。

しかしもう一人、というか一匹、いっしょに暮らす同居者がいる。その名は「イタチ」。ペットのフェレットだ。学校でも家でも口をきかないカナコにとって、イタチは唯一、心を開いて話ができる親友であり家族だ。

 

国語の授業で、その大好きなイタチのことを作文に書いたら、

担任のあかり先生が目にとめ、

「すごくいいので、コンクールに出しましょう」と言ってきた。

そんなつもりじゃなかったのにと、内気なカナコは困惑し、

先生に激しく抵抗する。

 

しかし、母と先生と関わる中で、カナコはだんだん変わり始める。それをイタチは察知していた。彼女が3歳の時からずっと一緒に暮らしてきたイタチは、地球に生まれて間もないころから、自分がカナコに必要な存在だとわかっていた。

 

彼は天国にいた時の記憶を持っている。

天使だったイタチは、もともと人間として地球に生まれることを望んでいたのだが、生き物としての命を与え、地球に送る〈地球いきもの派遣センター〉の手続き上のミスによって

人間になるのを諦めた。

その代わりにフェレットとして

ワンサイクルの命をまっとうすることになったのだ。

 

子どもからちょっとおとなに変わっていくカナコと、

そのそばで天使の目を持ったまま生きるフェレットのイタチ。

それぞれの視点から代わる代わる、日常生活とその中で起こる事件の数々、そして、ふたりの別れまでのストーリーを描く。

 

なお、表紙イラストは

漫画家・イラストレーターの麻乃真純さんが制作。

「パートナー 進め!ソラ」「ほっと・ペットクリニック」「あしたはハッピードッグ」「母のバッカス」「いぬの先生」など、動物ものの作品を多数発表している。

 


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日本にも思い出ベンチ

 

一昨年(2018年)、ロンドンを旅したとき、

ケンジントン地区にあるホーランドパークで

メモリアルベンチを見て回り、記事を書いた。

 

これは故人や遺族の意志で、

故人の言葉や遺族の思いをベンチの背もたれに

刻んだり、プレートを付けたりして

公園に寄贈するというものだ。

 

いつから始まったかは知らないが、

僕がロンドンで暮らしていた35年ほど前にはすでにあった。

 

美しい公園に静かに佇み、

疲れた人を休ませてくれる

メモリアルベンチにはなぜか心に響くものがあった。

 

今まで何度も通り過ぎていたのに気が付かなかったが、

先日、近所の善福寺緑地で同様のものを発見した。

ちゃんとプレートも付けられている。

 

お墓の代わりに、なのかどうかは不明だが、

この世から去っても、ここにいて後の世代を、

べつに自分の家族でなくても、やさしく見守り、

ちょっとでも役に立つのは素敵なことだと思う。

 

 

予告「いたちのいのち」

12月4日(金)17:00~

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冬の散歩道

 

秋の落とし物を拾いながら、さざんか、さざんか咲いた道を行く。

たき火だ、たき火だ、落ち葉たき はできないけど、

ちょっとはあったかくなる。

まだまだ寒さは序の口だけど。

 

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いたちのいのち 

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●あらすじ

カナコは10歳。小学4年生。一人娘の子育てに悩まされながら、生活を支えるのに忙しい母親のマヨと二人暮らしをしている。しかしもう一人、というか一匹、いっしょに暮らす同居者がいる。その名は「イタチ」。ペットのフェレットだ。学校でも家でも口をきかないカナコにとって、イタチは唯一、心を開いて話ができる親友であり家族だ。

 

国語の授業で、その大好きなイタチのことを作文に書いたら、担任のあかり先生が目にとめ、「すごくいいので、コンクールに出しましょう」と言ってきた。そんなつもりじゃなかったのにと、内気なカナコは困惑し、先生に激しく抵抗する。

 

しかし、母と先生と関わる中で、カナコはだんだん変わり始める。それをイタチは察知していた。彼女が3歳の時からずっと一緒に暮らしてきたイタチは、地球に生まれて間もないころから、自分がカナコに必要な存在だとわかっていた。

 

彼は天国にいた時の記憶を持っている。天使だったイタチは、もともと人間として地球に生まれることを望んでいたのだが、生き物としての命を与え、地球に送る〈地球いきもの派遣センター〉の手続き上のミスによって人間になるのを諦め、その代わりにフェレットとしてワンサイクルの命をまっとうすることになったのだ。

 

子どもからちょっとおとなに変わっていくカナコと、そのそばで天使の目を持ったまま生きるフェレットのイタチ。それぞれの視点から代わる代わる、日常生活とその中で起こる事件の数々、そして、ふたりの別れまでのストーリーを描く。

 

なお、表紙イラストは漫画家・イラストレーターの麻乃真純が制作。「パートナー 進め!ソラ」「ほっと・ペットクリニック」「あしたはハッピードッグ」「母のバッカス」「いぬの先生」など、動物ものの作品を多数発表している。

 

目次

1.カナコ、イタチに起こされる

2.イタチ、マヨさんは起こさない

3.カナコ、朝からあかり先生に呼び出される

4.イタチ、カナコと出会ったときの話をする

5.カナコ、あかり先生に作文を読まれる

6.イタチ、自分がほんとうはどこから来たかを話す

7.カナコ、虹を超えてイタチの秘密を知る

8.イタチ、フェレットの習性について研究する

9.カナコ、あかり先生に長い宿題を出される

10.イタチ、全自動洗濯機の中でグルグル回る

11.カナコ、自分のことを作文に書く

12.イタチ、動物病院で天日干しの夢を見る

13.カナコ、雨ふりのことについて考える

14.イタチ、公園でカラスとネコに出会う

15.カナコ、イタチとはぐれたことをマヨに電話する

16.イタチ、あかり先生に拾われる

17.カナコ、帰ってきたイタチを抱きしめる

18.イタチ、どうして自分が帰ってこられたのか振り返る

21.カナコ、これから先のことで心配になる

22.イタチ、おフロ場の冒険に出かける

23.カナコ、イタチ救出作戦を実行する

24.イタチ、カナコといっしょに生きることをちかう

25.カナコ、あかり先生にラブレターを書く

26.イタチ、悪い病気にかかる

27.カナコ、イタチとお別れする

28.イタチ、空へ帰る

29.カナコ、イタチのいない暮らしをする

30.イタチ、〈いたちのいのち〉を抱きしめる

 


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12月のそこはかとなくファンタジー

 

夕刻のほんのわずかな時間、

光の魔法で川沿いの風景に神秘的な生命力が宿る。

吸い込まれそうな美しい陰影。

あと1ヵ月、今年は最後にいいことがありそうな気がする。

もちろんあなたにも。

 

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いたちのいのち 

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●あらすじ

カナコは10歳。小学4年生。一人娘の子育てに悩まされながら、生活を支えるのに忙しい母親のマヨと二人暮らしをしている。しかしもう一人、というか一匹、いっしょに暮らす同居者がいる。その名は「イタチ」。ペットのフェレットだ。学校でも家でも口をきかないカナコにとって、イタチは唯一、心を開いて話ができる親友であり家族だ。

 

国語の授業で、その大好きなイタチのことを作文に書いたら、担任のあかり先生が目にとめ、「すごくいいので、コンクールに出しましょう」と言ってきた。そんなつもりじゃなかったのにと、内気なカナコは困惑し、先生に激しく抵抗する。

 

しかし、母と先生と関わる中で、カナコはだんだん変わり始める。それをイタチは察知していた。彼女が3歳の時からずっと一緒に暮らしてきたイタチは、地球に生まれて間もないころから、自分がカナコに必要な存在だとわかっていた。

 

彼は天国にいた時の記憶を持っている。天使だったイタチは、もともと人間として地球に生まれることを望んでいたのだが、生き物としての命を与え、地球に送る〈地球いきもの派遣センター〉の手続き上のミスによって人間になるのを諦め、その代わりにフェレットとしてワンサイクルの命をまっとうすることになったのだ。

 

子どもからちょっとおとなに変わっていくカナコと、そのそばで天使の目を持ったまま生きるフェレットのイタチ。それぞれの視点から代わる代わる、日常生活とその中で起こる事件の数々、そして、ふたりの別れまでのストーリーを描く。

 

なお、表紙イラストは漫画家・イラストレーターの麻乃真純が制作。「パートナー 進め!ソラ」「ほっと・ペットクリニック」「あしたはハッピードッグ」「母のバッカス」「いぬの先生」など、動物ものの作品を多数発表している。

 

目次

1.カナコ、イタチに起こされる

2.イタチ、マヨさんは起こさない

3.カナコ、朝からあかり先生に呼び出される

4.イタチ、カナコと出会ったときの話をする

5.カナコ、あかり先生に作文を読まれる

6.イタチ、自分がほんとうはどこから来たかを話す

7.カナコ、虹を超えてイタチの秘密を知る

8.イタチ、フェレットの習性について研究する

9.カナコ、あかり先生に長い宿題を出される

10.イタチ、全自動洗濯機の中でグルグル回る

11.カナコ、自分のことを作文に書く

12.イタチ、動物病院で天日干しの夢を見る

13.カナコ、雨ふりのことについて考える

14.イタチ、公園でカラスとネコに出会う

15.カナコ、イタチとはぐれたことをマヨに電話する

16.イタチ、あかり先生に拾われる

17.カナコ、帰ってきたイタチを抱きしめる

18.イタチ、どうして自分が帰ってこられたのか振り返る

21.カナコ、これから先のことで心配になる

22.イタチ、おフロ場の冒険に出かける

23.カナコ、イタチ救出作戦を実行する

24.イタチ、カナコといっしょに生きることをちかう

25.カナコ、あかり先生にラブレターを書く

26.イタチ、悪い病気にかかる

27.カナコ、イタチとお別れする

28.イタチ、空へ帰る

29.カナコ、イタチのいない暮らしをする

30.イタチ、〈いたちのいのち〉を抱きしめる

 


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飼い主にはペットを看取る使命がある

人間の場合は

「(子どもが)親より先に死んではいけません」と教えられるが、

動物の場合は

「親(飼い主)が子ども(ペット)より先に死んではいけません」となる。

動物を飼う以上、

飼い主は彼ら・彼女らの看取りをする使命がある。

 

そういう意識が浸透してきたのか、

ペットの葬儀供養関係事業は

この数年でかなり質が上がってきていると聞く。

 

エンディング産業展も毎年、

いろいろペット葬儀関連の業者がブースを出している。

こういうものは業界人だけでなく、

一般の人にもちゃんと見てもらっておいたほうがいいと思う。

 

今年の月刊仏事の取材では、ブース紹介も数を絞って、

わりときっちりコメントするという編集方針。

 

なので受け持ったな中で3つをペット関係にして、

グッドワークの「段ボール棺」、

フランスベッドの「ペット仏壇」、

ウーヴィーの「真珠葬」を取材した。

 

グッドワークは段ボールケースを作っている会社で、

昨年からこのペット用の段ボール棺を

Amazonで販売しているという。

簡易な棺だが、お花などを入れてあげて

そのまま火葬できるのはいいなと思った。

 (ただし、自治体によってはできないとこるもあるようなので、

お問い合わせください)

 

フランスベッドは最初、リストだけ見た時は

最近、CMなどで見かける介護用ベッドを

展示しているのかなと思ったら、

なんとペット仏壇がメイン展示だった。

 

担当に人に聞いたら「フランスペット」というシリーズを作って

ペット用のソファやベッドも開発・販売しているという。

高級なベッドメーカーのイメージがあるが、

なかなかダ洒落が効いている。

 

「仏壇」というのは便宜上の呼称で、

要は亡くなったペットをちゃんと供養するための

インテリア用品を、ということで開発したのだそうだ。

さすがに一流メーカーらしい、

シックで上品な趣のある家具になっている。

 

ウーヴィーの「真珠葬」については詳しい説明を要するので、

また後日。

 

 

★おりべまこと 電子書籍新刊★

動物ストーリー「いたちのいのち」

11月30日(月)、Amazon Kindleより発売予定

 

子どもからちょっとおとなに変わっていく小学4年生のカナコ。そして、天使の目を持ったまま生きるフェレット「イタチ」。

飼い主とペット、それぞれの視点から代わる代わる、日常生活とその中で起こる事件の数々、そして別れを描く長編小説。

「ほっとペット・クリニック」「いぬの先生」などの作品でおなじみ、日本の動物マンガの第一人者、麻乃真純さんが表紙イラストを制作。お楽しみに。

 


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終活界のヒロイン、エンディングから未来へ

 

エンディング産業展2020・最終日・最後の講演は、

終活カウンセラー協会の会長・武藤頼胡さんの講演だった。

 

10年以上前「終活」という言葉を

世の中に出したのは週刊誌だが、

それを世に広めたのは武藤さんだと思っている。

それくらい彼女の貢献度は大きい。

まさしく終活界のヒロインだ。

 

エンディング業界の仕事をしているので、

当然、彼女のことは知っており、

テレビでコメントしているのを見たり、

1年前の終活映画特集の記事には

頼んで寄稿もしてもらったりしていた。

が、実際にお会いして話を聞くのは初めてだった。

 

来場者はほとんど業界関係の人たちなので、

受講者も当然そうなのだが、そんなことは無視して

普段、一般向けに行っている内容をそのままやるという。

 

その内容を聴いてみて、

ここまで終活が普及した理由がわかった気がする。

内容はもちろんちゃんとしているが、

それ以上に彼女の語り口、キャラクターが

とても明るくて魅力的なのだ。

どんな人が、どんなイメージで語るかによって

伝わり方が全然違う。

彼女の口から出る「終活」という言葉には

辛気臭い響きはかけらもない。

 

他のいろいろな「〇活」と違って、

終活だけはすべての人に当てはまるものなので、

黙っていても広まったのだろうけど、

これほど短期間に普及したのは、

彼女のメッセンジャーとしての才能と

情熱・尽力のおかげではないだろうか。

 

さてセミナーの内容をちらっと話すと、

100歳双子のきんさん・ぎんさんが話題になった約25年前、

100歳の人は日本で約4,000人だった。

それが現在はその20倍の約8万人。

これが30年後の2050年、推定予測では

約7倍の54万人になると言われている。

 

どうもまだリアルに感じられないが、

僕も21世紀の後半まで人生が続くかもしれない。

で、たぶん多くの人は

「わー、まだまだたっぷり時間があるー」と喜ぶのでなく、

「えー、まだそんなにあるの~」と、

うんざりと不安・心配の入り混じった思いに駆られる

――というのが正直なところだろう。

 

そういう気持ちを抱かず、

明るく前向きに生きられる社会にしていくのは、

僕たち自身の責任であるように思う。

子どもや若者らに「未来を切り開け」というのはいいけど、

その前に自分たちの未来も切り開かんとね。

 

ついでに言うと、エンディング業界で働いている女性は

武藤さんだけでなく、明るい女性が多くてとても頼もしい。

エンディングから未来を拓く

――ってなんだか矛盾しているようだけど面白い。

 

 

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認知症と終活の時代がすぐそこに

 

エンディング産業展は、ブース展示のほかにセミナーがある。

今年はコロナ禍で7月から10月まで4分の1ほどの講座が

zoomを使ったウェビナーとして行なわれ、

リアル講座は昨日からの3日間で30あまり。

じつは取材のメインはこちらのほうである。

 

僕はそのうち4講座を担当しているが、

そのうちの一つが認知症専門医の講座だった。

こういう医療関係者の講座は初めてだと思う。

 

内容は、臨床医の見識に基づき、認知症患者の実態と

今後の見通しについて語るもの。

個人的に義母のこともあるので興味深く聞いた。

 

2025年、これからわずか5年後。

65歳以上の高齢者の5人に一人は(軽度を含めると)

認知症になるという。

 

その数だけでもショッキングだが、

一人暮らしの高齢者が増えると、誰にも気づかれず、

いつの間にか認知症になっていた、

というパターンも増えるという。

 

そうなると当然のことながらすべては手遅れで、

自分を客観的に見られない状態になっているので

終活もままならず、

施設に入る手続きも自分では取れない。

 

そういう人が増えると社会はどうなってしまうのか?

わずか5年先、10年先の話だが、

普通の人はあまりそんな気が回らない。

 

てか、そんなこと考えたくない。

今までそんなこと考えずに生きてきた。

見たくも聞きたくもなかった。

 

僕だって義母がいなかったら、ろくに考えなかっただろう。

しかし、そろそろ見ないふり・聞かないふりは

できなくなくなりそうだ。

 

僕たちの社会はそういう5人に一人の認知症の人たちの

面倒を見られるのだろうか?

 

この講座は終活のカテゴリーの一つとして開かれた。

これから終活関係の講座や展示はさらに増えるだろう。

認知症問題やその他の終末医療も含めて

終活関係のことがらは向こう10年、20年の

社会最大のテーマに育ちつつある。

 

 

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ばんめし時間と秋の夜長

 

認知症の義母には、人間がつくった時間は通用しない。

明るくなれば目を覚ますし、暗くなれば寝る。

子どもや動物と同じく、自然のまんまである。

認知症でんくても年寄りはみんなそうか。

 

秋の日はつるべ落とし。

そんなわけで11月に入ってしばらくしてから、

すっかり生活のリズムが変わってしまった。

 

デイサービスから帰ってくる時間はもう真っ暗である。

仕事があるからね~と言って、夕食を1時間以上も待たせると、

布団に潜り込んで、食べずに寝てしまう。

 

「ご飯食べるまで寝ないでね」と言っておいても

こっちが言ったことなど5分も経てば忘れてしまう。

タイミングを逃すともうアウトだ。

 

これをやると夜中にお腹が減って起き出したり、

まだ日が昇らない早朝から台所をウロウロしたり、

挙句の果てに着替えてひとりで出かけようとする。

 

そんなことが2度、3度あったので、

これはいかんと思って、カミさんともども

夕食の時間に気をつかうようになった。

 

とにかくデイサービスから帰ってきてから、

あるいはそれがない日は夕方の散歩から帰ってきてから、

30分で夕食にするようにした。

 

おかげでここのところ、夕食は午後6時前に食べ始める。

その分、夜の時間が伸びるので、

午後の仕事はそこそこで切り上げて、夜、仕事をする。

秋冬の間、こういう生活が続きそうだ。

 

 

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おとなも楽しい少年少女小説4タイトルの

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●ピノキオボーイのダンス ASIN: B08F1ZFLQ6

ダンサーとして生きる運命を背負ったロボット少年の物語。

 

●オナラよ永遠に ASIN: B085BZF8VZ

人類を変貌させる謎のウイルスとオナラで戦う屁こき少年の物語。

 

●茶トラのネコマタと金の林檎 ASIN: B084HJW6PG

山に埋められた金の林檎を探す探偵コンビと謎の老婦人の物語。

 

●魚のいない水族館  ASIN: B08473JL9F 

魚のいない水族館で仕事を見つけた男の夏から秋にかけての物語。

  

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臨済宗青年僧の会主催「ジブリと禅の生き方問答」に参加

 

月刊仏事の新春特集記事として、

臨済宗青年僧の会が主催「ジブリと禅の生き方問答」をリモート取材。

2018年に出された「禅とジブリ」(鈴木敏夫/淡交社)をベースに

コロナ禍における生き方について

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと世田谷区・野沢にある

龍雲寺の細川晋輔住職との対談が行なわれた。

 

コロナ禍における生き方、

オンラインの功罪、宗教の必要性、

葬儀の在り方、新しい価値観の模索、

そして参加した僧侶らの質問に対する回答など、

盛りだくさんの2時間。

 

話の中で知ったのだが、今、若者の間では、洋画・邦画を問わず

映画を字幕付きで見るのがポピュラーになっているそうだ。

 

ドラマの流れの中で語られるセリフを字で見て、確かめて思考する。

そしてドラマの裏側にあるメッセージを探そうとする。

それだけ若者が自分に必要な言葉を求めているということか。

 

子どもの頃からのジブリファンという細川師は、

ジブリ映画を研究して、つい先日、

「禅の言葉とジブリ」(藤間書店)を出版した。

こちらはまだ読んでいないが、

今回の対談を機にぜひ読んでみようと思う。

 

 

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すべては道楽

 

歩くといろいろな人・もの・ことに出逢う。

いろいろな風景に出逢う。

がんばって走らずに道を楽しんで歩く。

 

生活するための仕事は「生業」

「僕のなりわいは‥‥」という言い方は割とカッコいい。

けど、もっとカッコイイのは「道楽」だ。

 

「道楽」とは、本来、仏教用語で

「仏道を歩むことを楽しむ」ことだという。

若僧は道楽できる高僧を目指す。

道を楽しむ。人生もまたそうであるといい。

 

生活するための仕事、やらなきゃいけない義務はしんどい。

仕事はすべからく道楽でありたい。

やんなきゃならないこともエンジョイできるように。

死ぬまで道楽息子でありたい。

 

 

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カフカの寓話②「小さな寓話」

 

「やれやれ」

と鼠がいった。

「この世は日ごとにちぢんでいく。

はじめは途方もなく広くて恐いほどだった。

一目散に走り続けていると、そのうち、かなたの右と左に壁が見えてきてホッとした。

ところがこの長い壁がみる間に合わさってきて、いまはもう最後の仕切りで、どんづまりの隅に罠が待ち構えている。走りこむしかないざまだ」

「方向を変えな」

と猫はいって、パクリと鼠に食いついた。

 

(カフカ寓話集:池内紀:編訳/新潮文庫より)

 

ちょうど100年前、1920年に書いた作品。

たったこれだけの文章の中にフランツ・カフカの世界観が収められている。

「変身」に通じる絶望と恐怖とユーモア。

 

そういえばコロナに見舞われた今年はネズミ年だった。

生きていてこの鼠のような気持ちを抱く時がある。

この世が縮みきる前に、生き方を変えていこう。

猫に食われないように。

 

 

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カフカの寓話「ロビンソン・クルーソー」

 

ロビンソン・クルーソーが島の中のもっとも高い一点、

より正確には、もっとも見晴らしのきく一点にとどまりつづけていたとしたら

ーー慰めから、恐怖から、無知から、憧れから、その理由はともかくも

――そのとき彼はいち早く、くたばっていただろう。

ロビンソン・クルーソーは沖合いを通りかかるかもしれない船や、

性能の悪い望遠鏡のことは考えず、島の調査にとりかかり、

また、それをたのしんだ。

そのため、いのちを永らえたし、理性的に当然の結果として、

その身を発見されたのである。

 

(カフカ寓話集:池内紀:編訳/新潮文庫より)

 

ある朝、目が覚めたら強大な虫になっていた・・・。

シュールな不条理小説「変身」でおなじみ、フランツ・カフカ。

そのカフカの寓話が面白い。

 

上記「ロビンソン・クルーソー」をどう解釈するかはあなた次第。

けれども、ここで示唆することが

十分に現代的なことは間違いない。

 

へんな自己啓発セミナーに通ったり、

その手の本を読んだりするより、

みんな、100年前の小説を読んだ方がいいかもね。

 

 

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永福図書館のお引越し

 

疲れると図書館に行くことが多い。

ほとんどリゾート感覚。

ずいぶん安上がりなリゾートだ。

 

本の森の中で呼吸するとリフレッシュして気分がよくなる。

圧倒的な知識の充満する世界。

身を浸していると、あー、俺は世の中のことも人間のことも

なーんも知らないな、という思いに駆られ、

もうちょっとがんばらんといかんなー、という気持ちになれる。

 

ネットで情報は取れるけど、本を読まないと知識は育てられない。

情報を知識にしていくには、そこに行き着くまでの文脈が必要だからだ。

いまは昔と違ってネットで注文すればすぐに本は届くし、

電子書籍もあるので、どこでも本は読める。

 

読みたい本がピンポイントで決まっている場合はネット上でもいいが、

図書館に行くと目的の本以外に、

予想だにしていなかった関連図書が手に取れる。

一つの山だけでなく、山脈が見えるのだ。

 

いろんな本が目に入るので、いろいろ寄り道・回り道が出来る。

思ってもみなかった発見があったり、

まったく違う種類の楽しみ見つけられる。

頭の中のマインドマップが広がる感じだ。

やっぱり図書館は楽しい。

 

田舎暮らしとか、リゾート地みたいなところに

住みたいなと思うことはあるけど、

図書館がないところで暮らしたら寂しくてしようがなくなるだろう。

なので、僕にとって図書館は楽しいというより、

生活の一部、人生の一部になっている。

 

永福図書館は長年、お世話になったところで

振り返ってみると、人生の半分近い年月、

ここに通っていた。

 

引っ越してからは高井戸図書館が最寄りになったけど、

このへんは割とよく自転車で通るので、

時間がある時は覗いていたのだ。

 

べつにクローズしちゃうわけではないので

感傷的になる必要はないのだけど、

なんだか感慨にふけってしまう。

 

中に入ってみると、美術関係の本とかはもう引っ越し先に

運び出されたようだ、棚が開いていた。

 

引っ越し先は井の頭通りからちょっと入った

もと永福体育館のあった場所。

現在地は2020年末で閉じられ、

新しい場所で2021年3月からオープンとのこと。

新しい森を楽しみにしている。

 

 

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ハリウッドストーリーがロックスターに勝った日

 

もしや、ロックスター的カリスマ力を持ったトランプ大統領が

再選されるのではないか?

 

そんな嫌な予感が外れてよかった。

とりあえず一安心。

 

しかし、まだ訴訟を起こす気でいるし、

任期だってあと2か月余り残っている。

いったい何をしでかすか、油断できない。

 

こんな怪物を相手にバイデン氏は勝利した。

まじめで誠実そうには見えるが、

カリスマ性という面でははるかにトランプに劣る。

 

大した政策もありそうになく、

キャラも立っておらず、なによりもう若くない。

(何といっても史上最高齢の大統領になる!)

 

そんなバイデン氏が勝てたのはなぜか?

 

多くの盟友と後輩たちが、そして亡き家族の思い出が

彼を支えていたからだ。

 

勝利が確定した時、ハリス副大統領候補は

「アメリカを“尊敬される国に”」と語った。

トランプ大統領の“偉大な国に”に対抗する言葉はこれかと、

ひどく感心した。

「アメリカを尊敬される国に」

次期大統領は、まるで彼女のようだ。

 

実際、そういう噂はもう常識レベル。

バイデンは傀儡、バイデンはハリスへのつなぎ、

バイデンの役目は選挙で終わりで、4年どころか、

2年後、80歳になったらハリスと交代するのではないかと

マスコミも報じている。

有権者もそれを承知で投票したのだろう。

バイデンでなく、民主党に。

 

けれども唯一、バイデン氏は人の心に訴えるものを持っている。

老齢ならではのストーリー。

詳しくはしらないが、エリートでありながら次々と家族を失い、

幸福とはほど遠いであろう人生を歩みながら、

ついにトップの座にたどり着いた。

 

トランプという、1体1で戦ったら絶対に勝てない大敵と

チームを組んで立ち向かい、勝利し、おそらくはその後を

若い世代に譲って去っていくであろう老兵のストーリーは、

まるでハリウッド映画のようだ。

 

ハリウッドがロックスターに打ち勝ったということか。

いずれにしても、まともな政治に戻りそうで良かった。

傀儡でもいい、次の時代への下準備のためにも、

バイデンさんには力の限り、がんばってほしい。

 

 

 

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週末の懐メロ:ドント・レット・ミー・ダウン/ザ・ビートルズ

 

「浄心ハイツにビートルズが来るんだって。行こか?」

と友だちに誘われたのは、中2か中3、1973年か74年のことだ。

 

浄心ハイツとは、名古屋市西区の浄心町にあった映画館である。

もちろん、そんなところにビートルズが来るわきゃない。

ビートルズの映画が来たのである。

 

45年も昔のことなので栄や名駅などの繁華街に出なくても、

映画が娯楽の王様だった時代の名残で、

うちの近くにもけっこう映画館がたくさんあった。

 

小学生の時は、浄心ハイツで、それぞれの休みになるたびに

「東宝チャンピオンまつり」

(ゴジラなどの怪獣映画にアニメなどを付け足した5~6本立て)を見ていた。

 

ちなみに黒川日劇で「ガメラ」や「大魔神」や「妖怪百物語」などの大映映画を、

志賀東映で「東映まんがまつり」を見ていた。

どこも現代の感覚では信じられないほどボロくて汚なかったけど、

あったかくて楽しいところだった。

 

その浄心ハイツでビートルズ映画の3本立て

「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」

「ヘルプ!」「レット・イット・ビー」をやったのだ。

 

時はビートルズが解散して3~4年経った頃だ。

僕はハードロックやプログレッシブロックに

のめり込んでいたので、

当時、ビートルズにはさして関心がなかった。

先輩たちにロックスピリット(?)を叩き込まれていたせいもあって、

「ビートルズなんて歌謡曲とおんなじ」とまで思っていた。

 

僕だけではなくて、1970年代は次々と新しい音楽が生まれていた時代だったので、

「ビートルズなんてもう時代遅れ」という風潮もあった。

 

けれども当時の中学生にとってビートルズ映画を見るというのは、

やはり一つのビッグイベントだった。

 

なんといってもインターネットはおろか、

ホームビデオさえない時代なので、

ミュージシャンの映像を見るということは、

めちゃくちゃ貴重で、しかもカッコいいことだったのだ。

 

というわけで友だち3人と見た3本立て。

他の2本はアイドル時代のもので、

「なんじゃ、このガキっぽい映画は?」という感想だったが、

ドキュメンタリーの「レット・イット・ビー」は一味も二味も違った。

なんというか、大人の音楽家の世界と言う感じがしてカッコよかった。

 

リアルタイムでビートルズを聴いていたファンは、

スタジオに当然のように4人といるオノ・ヨーコを

毛嫌いしていたようだが、

僕はそれまで全然知らなかったので、

「この女の人は一体何なんだろう?」と不思議でしょうがなかった。

 

なので映画「レット・イット・ビー」には4人と同時に

長い黒髪のオノ・ヨーコの神秘的なイメージが鮮烈に貼りついている。

 

この頃のビートルズはすでに崩壊状態で、

メンバー間の感情もあまりよくなったそうだ。

 

しかし、セッション音源を聴くと、

いざ楽器を持って音を奏でだすと彼らの心が一つになり、

まるでモスラが糸を吐き出すように音楽が紡ぎ出されてくる。

その様はさすがとしか言いようがない。

 

割とだらだらとスタジオ内のドキュメントが続いた後のクライマックスは、

アップルレコードビル屋上でのゲリラ演奏である。

この通称「ルーフトップライブ」は彼らのラストライブとなった。

 

その演奏曲の中でも一番好きだったのが、

「ドント・レット・ミー・ダウン」だ。

 

ジョン・レノンの書いた楽曲の中で5本の指に入る。

ノリもメロディも演奏スタイルもすごくユニークで、

いまだにこれに類する曲を聴いたことがない。

最高にカッコいい、まさしくレノン独自の世界。

 

ジョン・レノンは短い人生の間に、

ビートルズのメンバーやロックミュージシャンとしてだけでなく、

思想家、哲学者、社会運動家、家庭人、父親など、

実にさまざまな人間的な顔を見せた人だ。

 

それゆえ、伝説になっているのだが、

僕の中ではこのルーフトップライブで

「ドント・レット・ミー・ダウン」を歌う姿が

レノンの基本イメージになっている。

 

そういえば今年はレノンの没後40年だ。

 

 

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「生まれて初めての出逢い」がいっぱい

「認知症予防にウォーキングはいかがですか?」

と、散歩中に声を掛けられた。

毎週、杉並区内のあちこちの公園を歩いているという

高齢者さんのグループからだ。

 

ひとりで3~5キロ歩くらしいので、

年寄りとしてはなかなかのもんだ。

 

「うわっ、面白そう。やってみたい」などと

自分が認知症だとは夢にも思っていない義母は言う。

その場であれこれ事情を説明してなんかいられないので、

チラシだけ受け取ってそのまま別れた。

 

すみません、皆さん。

残念ながらもううちの義母は予防には遅いんです。

 

でも認知症も悪いことばかりじゃない。

何でもすぐに忘れちゃうから、

見慣れた風景でも、いつも初めて見た感じになっちゃう。

「うわー、生まれて初めて見た」が口癖になっている。

ある意味、これは幸福なことかも知れない。

 

今日もしっかり歩いて、

イヌに逢い、ネコに逢い、カモに逢い、

可愛い子どもたちにも、へんなおじさん・おばさんにも逢い、

いろんな面白い景色の、美しい夕焼け雲も見られたので良かった。

僕たちの散歩はいつまで、どこまで続くのだろう?

 

 

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変化球とボール球で仕事にリズムを、メリハリを 

 

「このキャラクターはなんて名前なの?」

「あ、アース君です」

「へー、これ鳥? 一見、恐竜みたいに見えるよね?」

「あー、そういわれれば」

「もしかして、杉並区だからなみすけを意識した?」

「かもしれません」

「この横っちょにいるティンカーベルみたいなやつは?」

「これはキラリといいます」

「ああ、そうか。もしやピーターパンも意識してるのかな。

そういや、なみすけもピーターパンもこの子もグリーンだね。

青色申告じゃなくて、みどり申告だな」

「そうですね~」

 

※註:なみすけとは杉並区のキャラクターで、背中に体温調節をする帆をつけている恐竜である。ナミーというかわいい妹と、ナミキおじさんというジャズミュージシャンをほうふつとさせるダンディな叔父さんがいる。気になる人は「なみすけ」や「杉並区」で検索してみてください。

 

今年から青色申告にしたので、

阿佐ヶ谷にある事務所まで相談に行った。

いろいろ書類を書いたり、PCに計算用ソフトを

インストールしてもらったりする間、上記のような会話になった。

こういう会話ができるのは、相手が若い女性だからである。

 

さすがに僕も相手がおっさんだったら、こんな会話はしない。

もちろん人によるが、おっさんは直球一本やりである。

年配の女性も対応率は悪い。

やっぱりこういう変化球やボール球を投げても、

バット振り回して楽しんで付き合ってくれるのは、

若い女性、ときどき若い男である。

 

ぐにゃぐにゃ曲がる変化球や、とんでもないボール球は

仕事にメリハリをつけ、人生をリズミカルにする効果がある。

仕事も人生も緩急をつけることが大切だ。

 

しかし齢を取るとともに、生産性を追求し、

真面目一本やり、直球のストライクしか受け付けなくなる。

リズムが悪いと楽しくないし、疲れてストレスがたまる。

 

今日一日、彼女は楽しく仕事ができるだろう。

あー、いいことをした。

 

――というのは僕の自己満足で、

帰った後、「なんだよ、あいつー」と、

さんざん悪口を言われているかも知れない。

けど、アース君とキラリちゃんに免じて許してケロ。

 

 

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11月のリライティング

9月から取り組んでいる観光業向けのビジネス書籍

「中小旅館・ホテルがコロナ禍を生き抜く方法(仮題)」。

予定通り、10月いっぱいで初稿の執筆完走。

とりあえず最後まで行くと、いろいろダメなところ、

不足なところが見えてくる。

 

これから11月の第2レース。

追加取材も含めて。この1ヵ月が勝負。

ブロードウェイの劇作家・ニール・サイモンの本に

「書いては書き直し」というのがあったけど。

もうそのまんまの日々。

ライティング・イズ・リライティング。

 

 

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幸せの歌と認知症の女

 

義母は歌が好きで、デイサービスに行ってもしょっちゅう

自発的に歌っているらしい。

 

スタッフの人から「コーラス部とかに入っていたんですか?」

と聞かれるが、娘であるカミさん曰く、

少なくとも自分が生まれてからは、

そんなことは一度もないし、

若い頃もそんなことをやってたなんて聞いてないという。

 

コーラス部どころか、家族でカラオケに行っても

一度も歌ったことがないという。

 

義父が関白亭主だったので、

目立つようなことをしてはいけないという

気持ちが働いて抑えていたのではないか、

というのがカミさんの意見である。

 

家でもフンフンいつも鼻歌みたいなのを歌ったり、

CDを聴きながら歌っているが、

そういえば、僕と散歩に行くと歌わない。

 

代わりに僕が歌うと笑う。

秋なので「もみじ」と「どんぐりころころ」を歌うとウケる。

 

べつに夫婦仲が悪ったわけではないけど、

義母が我慢することで家庭のバランスが

成り立っていた部分が多いのかなとは思う。

 

これは特別なケースではない。

現在の高齢者=戦前生まれの女たちの標準的な生き方だったのだろう。

昭和の時代は現代との比ではなく、

男尊女卑が蔓延していた。

 

いま、高齢の認知症患者に女性が多いのも、

そうした自分の欲望とか、望んだことを抑圧し続けた結果

なのかもしれない。

もちろん、因果関係はわからないけど。

 

認知症になって第2の人生を送る義母は、

第1の人生と同様、とても人を気遣う優しい人である。

 

けれども歌うことについては遠慮することはなくなったようだ。

それは幸せなことだと思う。

 

みんな自分は認知症になったらどうしようと

びくびくしているみたいだが、

認知症になって、部分的にかもしれないけど、

幸福を手にする場合もあるのではないか。

 

人に迷惑をかけちゃいけないと、

最後の最後まで自分を抑圧して、遠慮し続けて、

葬式で「よい人でした」と言ってもらって、おしまい。

それは幸せなんだろうか?

 

 

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脂ののったカルガモを狙う野生のブラックプリンセス

 

善福寺川で暮らしているカルガモさんたちは皆、

秋が深まるとともに脂がのってきた。

まさしく天高く、カモ肥ゆる秋である。

ガァガァ。

 

ジビエグルメの方によると、

マガモよりは味が落ちるものの、

なかなかの美味だそうである。

やはりネギと煮て鴨鍋だろうか。

寒い冬はごちそうである。

けど、このあたりでは取って食うわけにはいかない。

 

しかし、そのカモたちを毎日、

虎視眈々と狙っている肉食系女子がいる。

わが友クロネコちゃんである。

 

どこへ行ったのか探すと、最近は

たいてい川べりに降りて茂みの中に隠れたり、

ウロウロ歩き回ったりしている。

なんだか狩りの練習をしている

トラやライオンの子どもみたいである。

 

彼女はふだん、美しい尻尾をくねらせて

フェロモン発散しながら、

人間にゴロゴロすり寄って

おなかを見せてなで回してもらっている、

けっこうお色気満点のお姫様だ。

 

それなのに野性味に富んでいて、

この辺の人の情報によると、

小鳥やネズミなど捕まえて食べているという。

 

かと思うと狩りがうまくいかなかったのか、

ネコ使いのおばさんが他のネコたちに

餌をあげていたりすると、自分もちゃっかりもらいにくる。

 

人間は自分を愛してくれていることをちゃんと知っていて、

このあたりの野良猫のなかではいちばん堂々としている。

でもボスという感じではなく、あくまで気ままに生きているのだ。

なかなかしたたかで自由なブラックプリンセスななのである。

 

しかし、ヒナならともかく、自分と同じくらいの体格の

おとなのカモなんて狩れるのだろうか?

かなりリスキーではないかと思うが、

野生の声に突き上げられて、

いつか脂ののったカモを食う夢を見ている。

それこそが彼女のニャン生の目標なのだろう。

 

カルガモもクロネコもどちらも愛でる僕としては、

なかなか複雑な心境である。

 

 

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秋晴れの空に「コロナに打ち勝った証」を呟きたい

 

秋晴れと言う言葉は、涼しくなった空気の中で

感じられるおひさまの光のあったかさへの感謝の気持ちから

生まれた言葉なのだろう。

なので「夏晴れ」という言葉はない。

 

56年前の東京オリンピックは、

今日のような秋晴れの日々の中で開かれたのだと思うが、

理由はどうあれ、今年の酷暑の中のオリパラは

開かれなくてよかったと思う。

 

来年もいらない。

酷暑の中でやRなくてはいけない

利権と金儲け主義のオリンピックはいらない。

選手の方には気の毒だけど、やっぱり反対!

 

そもそも感染にびくびくしながら

観客が声も上げられない形で

やらなきゃいけないオリンピックが

「人類がコロナに打ち勝った証」なんて言えるのか。

 

「コロナに打ち勝った証」は、

ひとりひとりが、歩道橋の上から

美しい秋晴れの空と楽しい雲をみながら、

そっと呟けば、それでよい。

「ぼくたち勝っちゃったよ」って。

1年後、そうなっていることを切に願う。

 

 

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週末の懐メロ:5年間/デビッド・ボウイ

 

1972年。若きボウイの雄姿。

曲は代表作「ジギースターダスト」のオープニングナンバー。

地球滅亡5年前の歌だ。

 

あと5年で地球が滅ぶ、世界が終わるという時に

ロックスター「ジギースターダスト」が空から舞い降りる。

この頃、デビッド・ボウイはジギー・スターダストだった。

 

そんなSFな物語が当時は説得力を持って、

広く若者たちに受け入れられた。

みんな、どこかでこんな世界は終わると思っていた。

けれどもそれは押し寄せる機械文明や管理社会に

抗いたいという精神の表れだったのだろう。

 

いま、誰も「ジギースターダスト」の物語は受け入れない。

もう抗えないところまで来てしまったと諦めた。

それは賢明なことであり、憂うべきことでもあると思う。

 

 

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人は神秘なき世界では生きられない

 

缶コーヒーを買おうと思ったら「鬼滅の刃」。

スーパーマーケットへ行っても鬼滅の刃。

最近、どこへ行っても鬼滅の刃。

映画はもはや向かうところ敵なしの大ヒットを記録しているという。

 

2年前、息子からこの漫画の話を聞いたときは

「ふーん」という感じで流していた。

「ONE PIECE」より人気があるのはすごいなと思ったが、

まさかここまで売れるとは予想だにしなかった。

 

唯一、最初に聞いた時に感心したのは、

時代設定だった。

大正時代をもってきて、そこから世界観を構築するセンスは、

素晴らしいなと思った。

 

江戸時代じゃ鬼が物語に出てくるのは当たり前。

昭和の初めの方でもいいかなという気はするが、

ちょっと戦争の影が濃すぎる嫌いがある。

戦後の世界では無理がある。

 

明治の後半から大正は面白い。

とりわけ大正はデモクラシーの時代で、

大衆が自由な生き方があることに気づき、

それを模索し始めた時代だ。

 

そして何よりも科学と合理主義の現代世界と

伝統的な古い世界とがせめぎ合っていた。

 

鬼なんて非科学的で非合理で、神秘的な存在は

公的機関は認めない。

社会にそんなものはあり得ない。

 

だからこの世のいないはずの鬼を退治しようなんて

鬼滅隊は闇の存在である。

そして、そこにこそドラマがあるのだ。

光の中では安全に、安心して暮らせるけど、

そこにドラマは起こらない。

 

「鬼滅の刃」から100年後の現代世界に生きていて思うのは、

人は神秘なき世界では生きられないということ。

 

どんなに光に満ち溢れた、

科学と合理性と客観性が支配する世界になっても、

人は神秘的なものを求め、暗闇の奥を覗きたがるだろう。

人間らしく、感情を動かし、呼吸をするために。

 

 

 

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半沢歌舞伎の「ど~もぉ~、すみまぁせん、でぇしたぁ~」

 

称、半沢歌舞伎のドラマ「半沢直樹」で、

大和田氏(香川照之)の「おしまいDeath」が評判になったが、

僕がいちばん好きだったのは、伊佐山氏(市川猿之助)の

「ど~もぉ~、すみまぁせん、でぇしたぁ~」である。

(文字で表現すると、こんな感じ? 見た人はあの口調と顔を想像してください)

 

腹の底から湧き上がる悔しさを抑えつけ、

半沢を睨みつけながら唸るように謝罪する

あのセリフには、めちゃくちゃ笑って感心した。

 

失言したり、粗相して一般市民やマスコミに糾弾され、

やむなく謝らなくてはならなくなった政治家や企業のお偉いさんは、

まさしくこの通り。

 

紙に書いた謝罪文を、感情を殺して読み上げながら、

腹の底では伊佐山部長のようにこう唸っているに違いないと思う。

 

「ど~もぉ~、すみまぁせん、でぇしたぁ~」

 

子どもは「ごめんなさい」と謝る。

幼稚園や保育園でケンカになると、

たいてい、どっちか悪い方(あるいは双方)が

「ごめんなさい」と謝り、

謝られた方が「いいよ(許すよ)」と答える。

 

そうしないとことが収まらない。

そうしないとそこにいる大人が納得しない。

 

「ごめんなさい」と言われて

「いやだ」とか「許さない」とか言い出すと、

今度はそっちが叱られる。

 

というわけで、子どもは自然とその“型”を覚える。

 

とりあえず口だけ・形だけ謝っとけ。

そうすりゃなんとか許される。

それが生きる知恵となる。

 

大人になるとともに、家族や親しい間柄、

つまりプライベートなシーンでは

やっぱり「ごめんなさい」なのだが、

大人の社会人同士、ソーシャルシーンでは

「すみません」「申しわけない」になる。

 

「ごめんなさい」の後には言外に

「でも許してくれるでしょ」というセリフがついてるし、

「すみません」や「申しわけない」の後には、

「でも俺、本当は悪くなんかねえし」というセリフがついてる。

 

心から、魂からの謝罪というのはなかなか難しいが、

本気で「悪かった」という気持ちを相手に伝えたいなら、

少なくとも子どもやプライベート用の「ごめんなさい」の方が

まだしも「すみません」より伝わりやすいかも知れない。

 

自分で伊佐山部長風のセリフにしてみるとわかるが、

「ど~もぉ~、ごぉめんなさ~い」では、

なかなか悔しさの感情がにじみ出にくい。

 

あなたも仕事でミスったりして謝る時、

「すみません」や「申しわけありません」でなく、

「ごめんなさい」にしてみたら、

相手の心象は違ってくるかもしれない。

 

余談だけど、このコラム用の画像を探して

「ごめんなさい」や「すみません」のキーワードで検索したら

土下座のイラストや写真がごまんと出てきた。

しかもその多くのはサラリーマンの人たち。

 

ちょっとなまなましいかなと思ったので、

ネコちゃんの「ごめんニャさい」にしたけど、

こんなに土下座画像のニーズが大きいとは・・・

皆さん、ほんとうにお疲れさまです。

 

 

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どうして赤ちゃんはかわいいのか?

 

どうして赤ちゃんはかわいいのか?

 

そりゃ親の母性本能をくすぐって、守ってあげなきゃ、

育ててあげなきゃ、という気にさせるためだ。

 

と、動物学だか心理学だかの先生は、

クールにパシッと答えるだろう。

 

けど、それは唯一の正解なのだろうか?

 

それはあなたがたがSEXという罪深い行いをしたから、

神様がその贖罪のために天使を遣わしたのです。

天使も姿を見ることで、あなたはたは救われます。アーメン・

――と、昔の敬虔なキリスト教徒の人なら、

そう言うかも知れない。

 

僕はこれはべつにキリスト教徒ではないが、

あながち悪くない回答のように思える。

 

人は子どもに救われる。

 

高校演劇で「薔薇のベビィ」という芝居をやったことがある。

泥棒の三人組が捨て子の赤ん坊を拾い、育てることにする。

大の男たちが小さな赤ん坊に翻弄され、ドタバタを繰り広げるが、

最後に赤ん坊はバラの花に変わってしまう――という話。

なんとなくチャップリンの映画っぽいコメディだ。

 

泥棒だから犯罪者ではあるのだが、

殺人犯やレイプ犯のような凶悪な奴らではない。

それどころか揃ってマヌケで(だからコメディになるのだが)、

女にモテそうもなく、事実、話の中ではいっさい女の影はない。

(高校演劇用の台本なので、あまりセクシャルなことはできない)

 

赤ちゃんはバラに変わるには、

ドラマ的にいろいろ紆余曲折があったはずだが、

残念ながら、今となってはあらすじしか思い出せない。

 

勝手に想像してみると、

 

赤ん坊かわいさに高価なおもちゃを買ってやろうと

お金持ちに家に空き巣に入り、一人が警察につかまってしまう。

それをきっかけに改心して泥棒をやめ、真面目に働き出した。

そして捕まっていた一人が帰ってきて、

改めてこの子を育てようとした翌朝、赤ちゃんは――という感じ。

 

女の子育てはナチュラルで、

時に涙をともなう感動ストーリーだが、

男の子育ては基本的にコメディで笑いを誘う。

 

赤ちゃんを見て「かわいい」と思っても、

それを口に出して表現するのは、

(とくに昔の男にとっては)男の沽券に関わること

なので、「人として、男として見捨てておけない」と

正義の言葉を吐いて、

男は赤ん坊を拾いあげたのだ。

 

そういう意味では昔の男は大変だったし、気の毒だった。

けれども、女の人、お母さんには申し訳ないが、

物語の主人公として魅力的なのは、男、お父さんのほうだ。

 

それはやっぱり子どもが、

男にとって「救い」になるからだと思う。

 

性行為も経済活動も、もちろん悪いことだとは思わないけど、

やっぱりどこかで罪のにおいが漂う。

 

一つ一つは些細なものだが、

それらが積み重なると、自己をゆがめていく。

 

子ども――赤ちゃんのかわいさというのは、

それを矯正し、治癒してくれるものなのだと思う。

 

遺伝子工学が発達すると、

「子どもは欲しいけど、男(父親)はいらない」

という女の人が増えるかも。

 

実際、子どもを虐待する男が少なくないようなので、

そういう考えにたどり着くのもしかたないけど、

それはちょっと寂しいなぁという気がする。

 

 

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ネコのお遍路さんと笑劇の人生

 

ミニミニ四国八十八ヶ所巡りをする白装束のネコを見ていたら、

なぜか喜劇王チャップリンの名言を思い出した。

「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから眺めると喜劇である」

ほとんどの人生は、終わってみれば、

きっと笑い話にすぎないのだろう。

でも、笑い話にしてやろうと思って生きている人はいない。

みんななんとかいいものにしようと一生懸命やっている。

でもでも、ときどき、自分を分離させて、

悩んだり、しゃかりきになっている今の姿を

「ニャハハハ」と笑ってみるのもいいかもね。

 

 

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世界を分断する壁から人々を救うために

75歳の寅平は新しい人生の扉を開いた。

老いた少年と妖怪とロボット介護士の、

笑いと恐怖と不思議が交錯する物語。

 

ロボット介護士に支えられて余生を送っている寅平じいさんが、ある日、林の中を散歩していると不思議な子どもに出逢う。その子を追って木の穴に潜り込むと、奥には妖怪の国が広がっていた。

子どもの正体はざしきわらし。

ざしきわらしは最強の妖怪“むりかべ”の脅威から人間を守るために闘うので、応援してほしいと寅平に頼む。寅平はこれぞ自分のミッションと思い、闘うざしきわらしのために勇気の出る歌を歌う。

おとなも楽しい少年少女小説最新作。

 

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女のダークサイド

 

しばらくの間、雨続きだったので、久しぶりに義母と川沿いを散歩する。

金木犀も彼岸花も終わり、秋が深まっていくのが感じられる。

依然として蚊が多いのには閉口するが、夕方になっても結構人通りがあり、

子どもや犬の散歩の人たちが大勢歩いていた。

 

認知症の人は子どもとおなじように無邪気に見える。

なので散歩に行くと、

「あら、こんにちは」

「(子どもと親やイヌと飼い主に向かって)かわいいですねぇ」

「また会いましょうね」

などとにこやかに声をかけるので、

たいていの人は胸を開いて笑顔で応じてくれる。

そしてよく顔を合わせる人でも、たぶん、

彼女が認知症だとは夢にも思っていない。

 

多くのイヌは「かわいい」という人間の言葉に

敏感に反応するので、

義母の後をクンクンついてきたする子もいる。

 

とてもとてもいい人に見えるのだろう。

でも本当は100%いい人というわけではない。

 

そうやって一見、社交性があるものの。

じつはそんなに開放的なキャラではないのだ。

 

にこやかにあいさつして通り過ぎた後に、

「あの人、おっかしいわよねぇ」とディスって、

ブラックに笑ったりもする。

 

でも、僕といるときは割と控えめらしいだ。

異性の前ではあまりそういう面は見せないのだ。

 

同性であるカミさんと二人の時はその傾向がかなり顕著だという。

なかなか女はいやらしくて狡猾だ。

 

いくつになろうが、認知症になろうが、

そうした女のダークサイドを失わない義母は

なかなか強かで面白い、魅力的な存在である。

 

しかし、彼女の「かわいい」にイヌはイチコロだが、

ネコには通用しない。

 

ネコは僕のものである。

ねこなきじじい・ねこなでじじいの僕とネコとの戯れを

義母はソーシャルディスタンスを取って、

じっと嫉妬深げな目で眺めるのみである。

 

 

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ストーブとライター代わりの電熱器

 

森田童子の「ぼくたちの失敗」の歌詞の中に

「ストーブ代わりの電熱器」というのが出てくる。

僕がこの曲から離れられないのは

この電熱器の思い出があるからかも知れない。

 

高校生の時、演劇部をやっていた。

部室は実習室(工業高校だった)が集まる校舎の

屋上に繋がる踊り場のような不思議な場所にあった。

 

トイレと隣りあった3畳間くらいの小さな部屋だった。

たぶん以前は物置に使っていたのだろうと思う。

 

歴代の上演台本や発表会のプログラムなど、

いろんな資料が壁の棚にゴタゴタぶち込まれ、

稽古の時に使うテーブルと椅子がガタガタ放り込まれた

闇鍋みたいな部屋だった。

その闇鍋の中にくだんの「電熱器」があったのだ。

 

コンセントを入れると

ぐるぐる蚊取り線香みたいに渦を巻いたコイルが、

みるみる発熱して赤くなった。

まさしく“赤く燃えていた”。

 

1970年代半ばの公立高校のクラブの部室には

エアコンはもちろんのこと、ストーブだってありゃしないので、

冬の間、僕たちはぶるぶる震えながら

その電熱器に手をかざし、ストーブ代わりにして暖まっていた。

 

セキュリティの厳しい現代では考えられないし、

当時もどうしてそんなことができたのか不思議だが、

2~3度、夏休みや冬休みの夜に

友だちとこっそり校舎に忍び込んで、

その部室の中で煙草を吸っていた。

 

電熱器をつけると、赤くなったコイルはライター代わりになる。

そんなことを2~3度やった。

ガキの分際で紫の煙をくゆらしながら

友だちや演劇部の仲間と一生懸命何かを話していた。

 

今となってはいったい何を話ていたのか、さっぱり憶えてないが、

妙に楽しくてわくわくしていたことと、

電熱器の温もりだけは忘れられない。

 

ときどき、こういうちっぽけでくだらない、

本当にどうでもいい思い出が、

自分を温め、支えてくれているのではないかという気がする。

 

その高校時代――1976年の森田童子のライブ。

ラジオの公開録音だったらしい。

わずか20分余りだけど、ほとんど彼女のベスト7とも言える7曲を歌っている。

4曲目が「ぼくたちの失敗」。

ギター1本の弾き語りで聴けるのは、たぶんこれだけだと思う。

 

ドラマ「高校教師」の脚本家も彼女の歌が好きで、

テーマ曲だけでなく、セリフやナレーションの中で

歌詞や合間の語りを隠し味的に取り入れている。

 

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高校教師とぼくたちの失敗

 

ふとしたはずみから「高校教師」を全編観た。

1993年1月~3月のTBS金曜ドラマ。

真田広之と桜井幸子主演のオリジナル版全11話。

 

舞台の女子高は井の頭公園駅から歩いて〇分だ。

出てくる場所は、ほとんどわが京王井の頭線沿線で、

それも吉祥寺~下北沢間。

ヒロインの自宅は浜田山だというから、

うちのご近所さんやないか。

 

今までこのドラマをほとんど見たことがなかった。

当時は忙しくて夜の9時に家にいたことは

あまりなかったからだ。

 

1回だけちらっと見たが「これはアカン」と思って

ビデオ録画もしなかった。

 

その後、評判になったのは知ってたが、

「教師の生徒へのレイプ」と「近親相姦」が

キーワードになっていて、

怖いというか嫌悪感みたいなものが先に立って観られなかった。

(1回観て「これはアカン」と思ったのもそれが原因)

 

ただ正直なところ、心の中でずっと興味を抱いていた。

だけど結婚して、子どもが出来たりすると

こういう引きずり込まれそうな世界に

近づかないほうがいいと思ってた。

たかがテレビドラマなんだけどね。

 

で、27年の時を経てやっと観てみて、

世間の評価が正しいことを確認した。

 

あらを探し出したらきりがないが、

そんなものはどうでもいいと言えるほど、

物語として圧倒的な迫力がある。

脚本と俳優の賜物だ。

 

恥ずかしながら、桜井幸子(というか繭という少女)の

可愛さと明るさと美しさに完全にイカれてしまった。

そして、その裏側にある地獄と悲しみに震えてしまった。

 

「お母さんが死ぬ時に見せた、強い憎しみの目。

怖かった。とても怖くて・・・それはそのまま

わたしがしていることの怖さに変わって・・・」

 

すごいセリフを書く。想像するだけで恐怖。

それを絶妙のトーンで語れる桜井幸子のすごさ。

 

真田広之演じる教師・羽村の情けなさ、

ダメさ加減にも心底共感した。

やっぱりグレートな役者やなと改めて感心。

 

物語の中で羽村は繭を救うために行動するが、

男の立場から見ると、実は自分を救うために動いている。

 

婚約者に裏切られても

「何も見なかった、何も聞かなかった」ことにして、

自分の人生を鋳型にはめようとする男は、

少女の前でそれ以上、嘘がつけなくなる。

 

そしてついに人のため、カネのため、地位や名誉のために

がんじがらめになり、ねじ曲がってしまった自己を解放する。

 

ストーリー上、羽村に救われる繭は、

実は歪んだ人生の牢獄から彼を救い出す天使なのである。

 

ラストは(ドラマの中の)現実としては悲劇に向かうが、

僕には救われた魂同士のハッピーエンドに見える。

 

この時代はまだインターネットも携帯電話も普及していない。

それらが行きわたり、

ネット上で自由に意見を発信できるようになった今、

性暴力とその二次被害に対する制度や心遣いは

このドラマの時代より

いささかでもましになっている感じはする。

 

けれどもその一方でネットによる誹謗・中傷の恐怖は

拡大するばかり。

結局、何も変わっていないのだろうか?

 

「禁断の愛」というキャッチフレーズのもと、

センセーショナルな話題が先行していたが、

いろいろなメッセージが含まれており、

社会的な問題や人間存在の不条理について

考えさせられるドラマなのだ。

 

 

「高校教師」を観なかった理由はもう一つある。

それはテーマ曲に森田童子の「ぼくたちの失敗」が

使われていたからだ。

 

この曲がかなり好き、というか、

自分にとってとても特別な曲だったので、

このドラマのイメージにまみれるのに反感を感じたのである。

 

と言ってみたところでどうにもならないが、

バカげたこだわりにずっと囚われていた。

 

けれども2年前に歌い手が他界してからは、

そのこだわりも抜けた。

 

いざ観てみると、あまりに美しい旋律が醸し出す心象風景は、

物語にぴったり重なる。

 

いまは、このドラマのおかげで、

多くの人たちの心に深く刻まれる名曲になり、

永遠の命を持ち得たことをうれしく思う。

 

井の頭公園のあたりはドラマから27年経った今でも

ほとんど変わっていない。

それどころか、僕が東京で暮らし始めた42年前から

ほぼそのままだ。

歌詞の中の「春の木漏れ日」もここにある。

ゆっくりと流れる時間の中で季節が繰り返す。

 

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10月のひまわり

 

さすがにツクツクホウシの鳴き声が絶え、

午後5時に「夕焼け小焼け」が流れるようになったのに、

近所の畑では置き去りにされた夏が咲き続けている。

いささかくたびれて、寂しそうでもあるが、

ここまで生き残って、なんだか誇らしげにも見える。

 

 

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認知症の寅平じいさんが、

ある日、林の中を散歩していると不思議な子どもに出逢う。

その子を追って木の穴に潜り込むと、

奥には妖怪の国が広がっていた。

子どもの正体はざしきわらし。

ざしきわらしは最強の妖怪“むりかべ”の脅威から人間を守るために戦うので、応援してほしいと寅平に頼む。

寅平はこれぞ自分の使命と思い、戦うざしきわらしのために勇気の出る歌を歌う。

 

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満月の夜は社会のオキテから外れて

 

虫の声を聞きながら、金木犀の香りをかぎながら、

中秋の名月を見上げながら考えた。

 

自然は変化に富んでいるので、

むかしの人は平々凡々とした人生でも、

それなりに楽しくやっていたのだろう。

 

その中でも月に一度の満月の夜は

「プチ解放日」として少しだけ社会のオキテから外れて、

歌ったり踊ったり、酒をあおったり、

色恋に狂ったり、ちょっとあちらの世界を

覗きに行っていたのかもしれない。

帰ってこれなくなってしまう人も何人か。

明日はざしきわらしとお団子でも食おう。

 

 

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人はどうして立ち止まって川の流れを見つめるのか?

 

人はなぜか立ち止まって川の流れと雲の変化を見つめる。

 

 

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温泉つかってワーケーション 旅と仕事がリンクする世界

 

年に何回か、温泉地にでも行って、

1週間くらい宿にこもって執筆に集中したいなと思う時がある。

 

これからはフリーランスはもとより、

サラリーマンでもそういう働き方は

どんどん実現するのではないだろうか。

 

一時期、「ノマド」という言葉が流行ったときは、

起業で成功したような、ある特別な人たちだけが実現できる、

憧れのワーク(&ライフ)スタイルという感じだった。

 

ところが今年、テレワークが一気にメジャーになり、

「ワーケーション」という言葉が浮上してきて、

そういう働き方も今後増えて、

普通になるのではないかという気がする。

 

いいじゃないですか。

テレワークでOKの仕事なら、

どこかの見知らぬ土地の旅人となって、

温泉につかったり、街をブラブラして息抜きしながら、

仕事に集中する時は集中する。

仕事と遊びのメリハリは自分でつける。

 

今月から観光業の本の製作に取り掛かっている。

 

地方のさびれた温泉施設を買い取って、

見事に再生させた実績を持つ実業家の方が、

コロナで大打撃を受けた観光業を活性化させるための

コンサル本を出版したいというので、

話を聞きながら執筆作業をしている。

「ワーケーション」の可能性は、そのコンテンツの一つだ。

 

観光業の借入金は、全産業の平均の倍額だという。

設備投資にお金が掛かるので仕方がないが、

温泉宿が個々の部屋に浴室を設けるなど、

コロナ対策として設備を改装できるところは限られている。

 

資金の乏しい旅館やホテルが

コロナダメージを克服するためには、

温泉や料理にプラスアルファの付加価値が重要だ。

 

ワーケーション需要への対応、

というか需要をつくり出すこともその付加価値の一つである。

 

ぼくの場合、実際は今、「温泉つかってワーケーション」は、

面倒のかかる家族がいるので夢に過ぎない。

が、働く人たちのためにも、観光業の人たちのためにも、

ワーケーションはどんどん広がるといいと思う。

 

それにしても「ワーク+バケーション=ワーケーション」って

ベタベタのひどい和製英語。

とディスりながらも「ノマド」よりわかりやすいし、

親しみが持てるし、可能性が感じられるから不思議。

和製英語のマジック、侮りがたし。

 

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ホラー日本むかしばなし「若水」

 

日本の各地に「若水」という民話がある。

若水とは若返りの水だ。

ある村におじいさんんとおばあさんが住んでいて、

ある日、おじいさんが山のふもとで湧き水を発見して飲む。

すると白髪が黒くなり、肌のしわが取れてつやつやしてきた。

その湧き水は若返りの水だったのだ。

 

それを見て仰天したおばあさんは自分も若返りたくて、

一緒に若水が湧き出るところに行って、ごくごくと飲む。

すると、やはり同じように髪は黒々、お肌もつやつや。

 

ふたりして曲がっていた腰もしゃんとして、

これでまた元気に働けると喜んでいたが、

おばあさんは欲が出てしまった。

 

おじいさんに隠れて、こっそりと毎日、若水を飲みに行く。

どんどん若返り、まるで若い娘のようになってしまう。

 

それでおじいさんはこれでまた若い女を抱けると大喜び――

というのは僕の勝手な創作で、

原作では、もうそれ以上、若水を飲むのはやめろと言う。

 

元おばあさんは一応、おじいさんのいうことを聞くが、

一度火が付いた欲望はもう止められず、またもや若水のところへ。

 

その日、おばあさんは家に帰ってこない。

おじいさんはもしやと思って若水のところに行くと、

木々の合間から赤ん坊の泣き声がする。

 

あわてて駆け寄ってみると、

水を飲み過ぎたおばあさんは、

かわいい赤ちゃんに還ってしまっていた。

おじいさんはやむをえず、

おばあさんだった赤ちゃんを家に連れて帰り、

自分で育てることにする。

 

「若返りたい」という欲望、不老不死の欲望は、

もちろん男にもあるが、情熱と言うか執着心は、

やはり女のほうが何倍も強い。

それはたぶん、

女は自分の身体の変化を顕著に体験するからだろう。

 

子どもを産まない体から、産める体になり、

やがてもう産めない身体に変化するというのは、

どんなに身近にいても、男にはとうていわからない神秘だ。

 

現代は閉経以降も女性に活躍の場がたくさん用意されているので、

精神的にそうこたえないかもしれない。

しかし、人間も自然の摂理に従って生きていた近代以前は、

かなりリアルに自分の衰え、存在の危うさを

感じざるを得なかっただろう。

そういうところからこんな話が生まれてきたのではないかと思う。

 

若返っていくというのは自然の摂理に反することだから、

一種の恐怖であり、老いること以上に残酷であり、

したがってこの若水の話はホラーでもある。

 

このおばあさんは不思議な体験をし、平常心を失い、

欲にかられて若返ること自体が目的となってしまった

愚かな女である。

 

何のために若返るのか?

若返って自分は何をしたいのかよく考えよ。

 

そう言うのは正論だが、こうした愚かで弱いところが

人間らしいと言えば人間らしくて、すこぶる可愛い。

 

ぼくがこのおじいさんだったら、

若い娘も飛び越して、赤ちゃんに還ってしまった妻を

育てようとするだろうか?

あなたはどうですか?

 

 

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人間はひとりで生まれてこれないし、ひとりで死ねない

 

「生まれてきたときも、死んでいくときも、

しょせん人間はひとりなんだぜ」

BGMにジャズが流れるアンティークなバーで、

彼は煙草の煙をくゆらせながら遠い目をして語った。

 

「人間ひとりで生まれてきて、ひとりで死んでいくのよ」

小さなクラブでブルースを歌い終え、

ぐいっとフォアロゼのオンザロックを流し込んで一息ついた

彼女がため息交じりに言った。

 

僕が若者の頃に身を浸していた昭和の時代には、

人生の先輩方からよくそういう話を聞かされた。

 

カッコいいな。

わりと素直にそう思った。

おれも齢とってシブくなったら、

若いモン相手ににそんなセリフを吐きたいもんだぜ。

そう考えていた。

 

で、実際に、当時のその諸先輩方の年齢を超えた今、

彼らの件のセリフは単なるカッコづけだとわかった。

現実は歌や物語と違って、

もっとバタバタしてて、もっと全然みっともなくて、

孤独な男や孤高の女などやっていられない。

 

人間は一人ではこの世に生まれてこれない。

カミさんが息子を出産する時に立ち会ったが、

医者とか看護婦さんとか大勢の人が関わって、

はじめて子どもはこの世界の空気を吸える。

(僕はただデクノボーみたいに突っ立ていて、

出てきた息子を「ほれ」と抱かされただけだったけど)

 

文明社会の外だったらどうか?

森の中なり、砂漠なり、野生動物と同じように生まれ出たら?

これだって産院と同様、周囲に守ってくれる人たちが必要だ。

 

もしに誰もおらず、母親がそのまま死んでしまったら、

子どもは何日も生き延びられないだろう。

他の動物に食われるか、飢え死にするか、

暑くて死ぬか、寒さで死ぬかのどれかである。

 

死ぬときはどうか?

孤独死が社会問題になっているが、

ひとりで死んだとしても実際はそれで終わらない。

 

遺体を処理しなくてはならない。

自分の魂は抜けて、この世界のしきたりから解放されても、

遺体をそのまま放置して

腐らせるままにしておくことは許されない。

しかし、自分で自分の遺体の始末をすることは不可能なのだ。

 

「自分の葬式は必要ない」と言ってても、

必ず面倒を見る人がいる。

火葬してお骨を集めて手を合わせるぐらいのことは

“されなくては”ならない。

 

普通は肉親――遺族がそれをするが、

誰もいなければ行政の人とか、何らかの形で代理人になった人が

その仕事を引き受ける必要がある。

 

雪山や樹海に入ってそのまま消える。

おれの遺体は山犬に食わせてやる。

あるいは海に流してホオジロザメの餌になってもいい――

 

そういう夢見るユメオさんや夢子さんや

豪傑さんたちにも逢ったが、

こういう人こそ社会の大迷惑。

大変な騒ぎになって捜索隊とか出さなくてはならなくなり、

無数の人に面倒をかけることになる。

 

だから本当の意味での孤独死というものは存在しない。

生まれるときも死ぬときも人間はひとりではない。

少なくとも、こうしてパソコンやスマホで

インターネットを見られるような文明社会で

人生を送っている限りは。

 

 

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夏バテで時計時間の川べりに横たわる

 

ここしばらく林の中はツクツクホウシが天下を取っていたが、

今日はそれに混じってカナカカナ・・・という声。

どこにいるのか発見はできなかったが、

このあたりでヒグラシが鳴くのは珍しい。

そして日が暮れれば今度はマツムシだかコオロギだかの

秋の虫が鳴き出す。

 

季節は確実に秋に向かって進行中。

ふと自分も秋に向かって進行中なんだよなぁと思う。

 

客観的時間、つまり時計時間は、一定の速度で谷間を流れる川のように過ぎていく。

人生の朝のうちは、人はまだその川よりも早く、

川沿いを颯爽と走っている。(中略)

夜に近づくと彼は疲れ、川のほうが速く流れるので、

彼は遅れていく。

ついに彼は立ち止まり、川べりで横たわるようになるが、

川はそれまでずっと流れてきたのと同じコースを、

何事もなかったかのように、変わらぬ速度で流れ続けている。

 

(「なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学」/ダウエ・ドラ―ディスマ:著、鈴木晶:訳、講談社)

 

というわけで、最近、作業中のBGMは、

せせらぎか、カエルか、ヒグラシ。

けれども、ここにきて昨日・今日と夏バテ。

時計時間の川べりで横たわっていた。

 

 

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50年前の高校生たちのイキイキ「未知との遭遇」

 

UFO(未確認飛行物体=空飛ぶ円盤)は、

1960年代から頻繁に地球を訪れるようになった。

彼らは地球人に夢と希望を与えるために飛来するようになった。

あるいは「もっと賢くなれ」と警告するために?

 

きょうはテレビのミステリー番組で、

50年前、オーストラリアで起こったUFO目撃騒ぎを取り上げていた。

当時はかなり大きな話題になったようだが、すぐに忘れ去られた。

なんと言ってもUFOなんて“不要不急”の最たるものである。

 

UFO出現地点のすぐそばの高校にいた

高校生たちには緘口まで出たらしい。

「UFOを見たあんて言ってはダメ」というわけだ。

 

当時は(たぶん今でも?)教育上よろしくないとか、

反社会的だという道徳的理由があったのか、

それとも、未知の宇宙ウイルスとかがばらまかれるとか、

最悪の場合、誘拐されるかも・・・という噂が広がったのかもしれない。

 

その時のUFOを見たという高校生たちが

番組の求めに応じて集まっていた。

50年前の高校生だから、すでに全員、60代後半だ。

 

同窓会ムードも相まって、

みんな、なんだか楽しそうで、ちょっと興奮気味に

自分のUFO目撃談を話していた。

 

学校から飛び出してひとりでUFが着陸しているところまで

見に行ったという女性は、まるで17~8歳に若返ったかのように、

番組スタッフに熱意ある説明をしていた。

 

みんな50年の間に人生いろいろあったのだろうと思うが、

そのtのしそうな様子を見ていると、

「わたしはUFOを見た」という体験は、

苦しいときも哀しいときも

気づかないうちに彼ら・彼女らの心の支えになったかもしれない。

 

もしかしたらUFOとの遭遇は、就職や結婚や出産などよりも

大きな人生のイベントだったのかも知れない。

 

まじめなことや、まともなことばたかりだと人間、息切れする。

こうした傍から見たらバカげたことのほうが

人生を生き抜くエネルギーになるのではないかと思う。

 

 

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日本の子ども・高齢者の幸福度と「迷惑施設」と呼んでしまう大人のエゴ

 

国連児童基金(ユニセフ)が3日、

先進・新興国38カ国に住む子どもの幸福度を調査した

報告書を公表した。

 

これを読むと、

どうも日本の子どもはあんまり幸福ではないらしい。

「身体的健康」では1位なのに、

「精神的な幸福度」は37位と最低レベル。

めちゃくちゃアンバランスだが、

平均取ってトータルでは20位なので、いちおう中程度?

これをいったいどう読み解けばいいのか?

 

そもそもこういうランキングにどんな意味があるのか?

それぞれの国にはそれぞれの条件・生活・文化があるのだから、

国際比較することに無理があるのではないか?

—-という批判はもっともかなと思う。

 

けどやっぱり目をつむっていてはいけない。

「精神的な幸福度」は生活満足度と自殺率で

指標化されているというが、

やっぱり学校におけるいじめ問題、

また家庭における虐待問題が

大きく影響していると思う。

僕たちはもうそういう報道にも慣れて麻痺してしまって、

大した問題だとも思わなくなっているのではないか。

 

明治時代にやってきた欧米の知識人が

びっくりするほど子どもをかわいがり、

老人を敬う国だった—-という妖精の国・日本。

だが、100年後の現代日本はどうもそうなっていない。

 

子どもの保育施設、保護施設、

また、高齢者の養護施設などは

「迷惑施設」とみられることが多い。

 

東京では保育園の建設に住民の反対運動が起こったり、

虐待された児童の保護施設の建設に

「地域イメージが悪くなる」「地価が下がる」といった理由で

これまた反対運動が起こった。

 

高齢者の養護施設も、障がい者施設も同様。

先だっての7月の九州の豪雨では、

水害リスクの高い地域に建てられた高齢者施設が

浸水被害に遭い、死亡者まで出た。

 

家族が訪問しやすいように山の上や高台などではなく、

利便性の高い川沿いに作った--という前向きな理由もある。

 

けれどもこれも「迷惑施設」ということで、

あまり人の目に触れないところに作らざるを得なかった、

という経緯があるようだ。

 

土地の値段など、現実的な問題もあるので

一概にけしからんとは言わないが、

気になるのは、こうした子ども施設や高齢者施設を

「迷惑施設」と言ってしまう大人のメンタリティ。

 

自分がかつて一人では生きられない

子どもだったという記憶も失い、

生き続ける限り、いずれ老人になっていくという

想像力も働かない大人はヶく大勢、この国にはいる。

生産社会に関わらない人たちの居場所を「迷惑だ」と

行政に訴えるセンスのなさは絶望的だ。

 

政治がどうとか、制度がどうとかいう前に、

こういうひとりひとりのエゴイズムがどうにかならない限り、

子どもの幸福度が上がるはずもなく、

いずれこの国は不幸な人であふれかえることになるだろう。

 

特にコロナのせいでストレスが溜まっている昨今は

とてもとても心配になってくる。

 

 

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世界一幸福な国ブータンの輪廻転生

 

インド・中国という2つの大国に囲まれた南アジアの小国、

ヒマラヤ山中にあるブータンは

「世界一幸せな国」として世界中に知られている。

九州と同じくらいの面積の国土、高知県と同じくらいの人口。

小さくとも日本と同様、明確な四季のある美しい国らしい。

 

この国を有名にしたのは何と言っても

「世界一幸せな国」というキャッチフレーズだろう。

これは「国民総幸福量」というGDP(国民総生産)とは

まったく異なる新しい国づくりの指針から生まれた言葉でもある。

 

ブータンは1960年代まで鎖国政策をとっていたが、

1971年に国連に加盟。

その際に第4代国王が『我々の国の方針は、

国や国民の為に経済的独立、繁栄、幸福を実現し

国をまとめることと語り、GWH(国民幸福量)を取り入れた。

 

このGWHは2年ごとに、

4つの柱(持続可能な社会経済開発/環境保護/伝統文化の振興/優れた統治力)、

9つの指標(心理的幸福/時間の使い方とバランス/文化の多様性/地域の活力/環境の多様性/良い統治/健康/教育/生活水準)にしたがって約1万人を対象にした聴き取り調査が行われる。

 

その詳細はさておき、「医療や教育が無償で平等に提供されている」という福祉の手厚さと、国教であるチベット仏教に対する厚い信仰心がブータン人の幸福感の理由の基本となっているようだ。

 

チベット仏教は人々の死生観にも大きな影響を与えている。

ブータンでは輪廻転生が信じられており、

死んでもまた別の何かに生まれ変わると考えられている。

つまり現世における生や死は、

輪廻転生という悠久の時間の中で起きる小さな一コマ、

ごく自然な一つの現象と捉えられているのだ。

 

ちなみにこれだけ世界中がコロナに振り回されている時に、

コロナによる死者は今のところゼロ。

 

そんな奇跡の国ブータンの幸福も、

じわじわとインターネットによるさまざまな情報の流入で

徐々に侵されつつある・・・

 

というところまで書いてから歩きに出ると、

道にコロコロこの夏の命を終えたセミたちの死骸が転がっている。

足元のセミを見て、

なぜか自分は今度生まれ変わったらセミになリそうな気がした。

 

長年土の中で幼少時代を過ごして

やっと表で出た~と思ったら、

せいぜい数週間生きて終わて、アリの餌になる。

 

なんだか哀れにも思えるけど、

それは人間視点だから。

セミはセミでそれは幸福なセミ生なのかもしれない。

 

 

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こなきじじい と ねこなきじじい

 

●こなきじじいの出世

こなきじじじいはかなり知名度の高い妖怪である。

カッパ、天狗、のっぺらぼう、ざしきわらしなどには及ばずとも、

知名度ランキングではベスト10に入るかどうかというところまで行くのではないだろうか?

 

こなきじじじいの名を世に知らしめたのは、

なんといっても妖怪マンガの巨匠・水木しげる先生の

「ゲゲゲの鬼太郎」のおかげである。

 

こなきじじいという妖怪がいることなんて、

ぼくたちの親の世代以上の日本人はほとんど知らなかった。

鬼太郎の友だち、ファミリーの一員となったことで

こなきじじいは日本でも指折りの妖怪に昇格・出世したのだ。

 

●柳田國男が発見した「こなきじじい伝説」

なぜ、それまでほとんど知られていなかったというと、

あまりにローカルな妖怪だったからである。

 

こなきじじいは阿波の国(徳島県)の山奥の出身だ。

この妖怪を“発見”したのは、民俗学者の柳田國男である。

 

阿波の山分の村々で、山奥にいるといふ妖怪。

形は爺だといふが赤児の啼声をする。

或は赤児の形に化けて山中で啼いてゐるともいふのは

こしらへ話らしい。

人が哀れに思って抱き上げると俄かに重く放そうとしてもしがみついて離れず、しまひにはその人の命を取るなどゝ、ウ

ブメやウバリオンと近い話になって居る。

木屋平の村でゴキヤ啼きが来るといつて子供を嚇すのも、

この児啼爺のことをいふらしい。(後略)

柳田國男『妖怪談義』1956

 

この記述から、水木しげるがあの金太郎の腹掛けをした

こなきじじいの姿を描き出した。

 

僕たちはこうした妖怪の話は大昔から地域の伝説として伝わっていると思い込んでいるが、じつはそうでもなくて、

このこなきじじいの話などは割と最近のことらしい。

 

●こなきじじいの正体は実在の徘徊じいさん

以下は妖怪小説の大家・京極夏彦氏の「妖怪の理 妖怪の檻」

(角川書店/平成19年)の記載事項(を僕なりにアレンジ)。

 

上記の柳田國男の記事を読んで、

本当にこんな妖怪がいるのだろうか?

と疑問を抱いた地元・徳島の郷土研究家が

詳細な現地調査を行ったそうだ。

 

柳田國男もまたある文献をもとに記事を書いたので、

そのネタ元をもとにあちこち調べまくったというから、

すごい情熱・執念である。

 

その結果、本当にこなきじじいがいた、

❝実在していた❞〝ということが判明した。

大昔の伝説でもファンタジーでもなく、リアルな事実。

 

その正体は、赤ん坊の泣き真似が得意で、

泣き真似をしながら山の中を徘徊していた、

実在の爺さんだったのだ。

 

ある家で子どもが悪さをしたり、言うことを聞かなかったりすると

「山からじじいが来るよ」と、嚇しのネタに使っていたという。

それが妖怪こなきじじいの出生の秘密だったのだ。

まさしく驚愕の事実。

 

●年寄りなんてそんなもの

柳田國男が収集したそのネタ元が、

いったいいつの時代のものかわからないが、

話の成り行きから察するにそう大昔のものとは思えない。

昭和初期くらいの話なのではないかと思える。

こなきじじいの歴史は100年に満たないのでないか。

 

それにしても赤ちゃんお鳴きまねをして

山中を徘徊している爺さんって・・・

いまの時代ならとても放っておいてもらえないだろう。

 

変質者として通報され、警察に保護されるか、

認知症患者として病院に連れていかれるに違いない。

 

昔はよく言えばおおらか、悪く言えばいい加減だったので、

こうしたこなきじじいも自由にしていられた。

 

そもそも年寄りはそんなもの、

齢を取れば大半の人間は、生産的な現実世界とは異なる、

妖怪的な世界の住人になっていく。

そんな暗黙の了解というか、

こころやさしい認識があったのかも知れない。

 

●ねこなきじじいは令和の妖怪?

そう考えて、ふと自分のことに思い至った。

そういえば昨日も義母と散歩の途中でネコに逢い、

にゃーにゃ―ネコの鳴きまねをしていた。

 

これは僕の得意技で、

いつもこれでネコを手なづけようとしている。

(が、ほとんど効果がない)

これはもう「ねこなきじじい」ではないか。

 

将来、認知症になって、ねこなきじじいとして妖怪伝説となる———

そういう未来が待っているのかも知れないニャー。

そうしたら、ネコ娘はなかよくしてくれるだろうか?

 

 

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夏の終わりの総理退陣劇と秋祭り中止

 

今年はコロナの影響でどこもお祭りが中止。

9月あたりになれば終息しているかも・・・という

かすかな期待も夏場の第2波であえなく吹っ飛んだ。

 

おみこしも山車引きも夜店も3密、

さらに「不要不急」の最たるものだからしかたない。

けど、不要不急なこと・ものがあるからこそ人生は楽しくなる。

 

中にはお祭りを生きがいにしている人だって少なくない。

来年まで我慢しなくちゃならないのは、特にお年寄りにはかなり厳しいかも。

 

コロナはいったいどうなるのか?

ここまで世界規模で「コロナ怖い」情報が浸透してしまうと、

ワクチンが開発され、国や自治体のトップが「だいじょうぶです」と

太鼓判を押さない限り、

大方の人の恐怖は消え去らず、終息は無理だろう。

 

コロナを終息させるのは、やはり「情報」が鍵になる。

そういう意味でも政治家の責任は大きい。

 

皮肉を言うと、安倍総理は良いときに辞めた。

「可もなく不可もなく」で7年半以上の長期政権。

就任前が民主党政府だったので「あれよりマシ」ということで

イメージが上々のところからスタートできていた。

政権奪還に成功した自民党の長老たちも、

みんなでおみこしを担いでくれた。

だから、たいしたことしなくても政権を維持できた。

 

12年前の第一次の時もそうだったが、

病気が理由の退陣なので、同情も得られるし、

批判もイメージダウンも最小限で済む。

 

けっして人柄が悪いわけではない。

てか、人が良いので、うまい具合に黒幕さんたちに操られちゃった感じ。

お坊ちゃん総理なので、ストレスにも弱かった。

 

けど、よくよく見ると、

自民党って結局、お坊ちゃんたちの集まりなんだよね。

次のお坊ちゃん総理は、果たしてコロナ禍をなんとかできるのか?

秋冬はインフルエンザなどと混同され、

へたしたら大混乱になりそうだ。

 

もはや「コロナはただの風邪」は通用しない。

情報8割のこの病気について、

どう人心をコントロールしていくのか、

次の総理は大変だ。

 

いずれにしても来年は、大イベントはともかく、

せめて地域のお祭りはできるところまで持っていってほしい。

不要不急なものこそが人の心にエネルギーを注ぎ込む。

 

社会のニーズに応え、生活に入り込み、世界を変革していくAI・ロボット。

はたしてやつらは人間の敵か味方か? 上司か部下か? ライバルか友だちか?

ただの機械に過ぎないのか、それとも人類の子どもなのか?

2016年夏から2020年夏まで、AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる4年間の考察を読み物にした、おりべまことの面白まじめエッセイ集。

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義母とざしきわらし

 

義母がいつも散歩で楽しみにしているのは、

カモ、イヌ、子どもである。

ネコはどっちかというと僕の楽しみだ。

 

善福寺川で涼しそうに泳いでいるカルガモは25羽にもおよぶ。

日によってはコサギ(白い鷺)、カワウ(黒い鵜)、

アオサギ(大型のグレーの鷺)なども混じっている。

こいつらが水に頭を突っ込んだり、バシャバシャやっている風景が

平和で楽しげみたいなのだ。

 

イヌと子どもはリアクションがあるので面白いみたいだ。

彼女は臆病なので、じつはイヌはけっこう怖がる。

ソーシャルディスタンスを取って遠目で見るならいいが、

特にラブラドールなどの大型犬が近くに来るのは怖いらしい。

だけど、つい「かわいいねえ」などと言ってしまう。

 

散歩しているイヌの7割くらいは、

この「かわいい」という言葉がわかるので、

それを聞きつけて「はいはい、かわいがって」と

義母のもとに寄って来るのだ。

その時の彼女のちょっと緊張した顔がけっこう面白い。

 

その点、人間の子どもは安心だ。

特に1~3歳くらいのおチビさんはにっこり反応して

手を振ってくれたりする子が多い。

 

そうした義母と子どもとのやりとりを傍で見ていると、

僕は内心「今日はざしきわらしに逢えた」と思う。

 

子どもの姿をしたざしきわらしという妖怪に逢うと、

幸運になると言われる。

 

昔はせっかくこの世にオギャーと生まれてきても、

大きく育つ前に死んでしまう子どもが多かった。

特に東北地方の貧しい農村などでは

病気や事故はもとより、

家族が食っていくために間引きされることも

少なくなかった。

 

なので小さい子どものイメージは

現代とはずいぶん違っていたのだろう。

「7歳までは神のうち」などとも言われるが、

“将来、人間として生きるかもしれない”

精霊に近い存在だったのではないかと思う。

 

たぶん、ざしきわらしの伝説は、

そうした幼くして逝ってしまった

子どもたちのことを偲んで生まれたものなのだろう。

 

いずれにしても、散歩でざしきわらしに逢えると

義母の中に幸福のタネが一つ植わる。

家に帰るころにはもう忘れているんだけど、それでもいいのだ。

 


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戦後100年はもうすぐ

 

今日も東京は猛暑日。

気象や天災等の領域で「100年に一度」とかいうセリフを

頻繁に聞くようになった。

 

人生100年時代でもある。

以前は「100年」と聞くと、気が遠くなるような昔、

とても想像できない未来を感じたが、

最近はそうではない。

今の100年は、昔の100年より確実に短い。

 

そう考えると、先の大戦からはまだ75年しかたっていないのが、

ちょっと不思議にさえ思える。

 

今から100年前には日本は、まだ原爆や空襲の傷跡はなかった。

その一方で「戦争をしてはいけない」という概念も

国民のほとんどになかったのではないか。

 

すすんで戦争をしようという人は少なかったかもしれないが、

やむを得ない、協力するしかない、

勝てばわれわれにも恩恵があるに違いない。

・・・という人が大多数を占めていたのではないか。

 

「経験知」というと語弊があるかもしれないが、

惨劇を味わい、敗戦の屈辱にまみれ、そこから立ち上げ合ってこれたからこそ

その概念は少しずつはぐくまれ、

戦後に生まれ育った子どもたちに伝えられてきた。

 

いま戦争はいいか、悪いか? 

と問われて「いい」と答える日本人は、ほぼ皆無だろう。

 

誰もが言う。

「戦争はいけない」と。

それはいい。お題目はあったほうがいい。

けれども、そう唱えておけば世間的に問題ないから、

唱えるだけで、そこで思考停止してしまう。

 

どうしていけないのか? 

どうして戦争をしてしまったのか?

あの時代、国民はどう行動すればよかったのか?

・・・ということまで考えていこうとする人は少ない。

自分も含めて。

 

お題目はないよりあったほうがいい。

けれども確実に記憶の風化が進む今、

そのお題目からどう思考を展開させていくかを

突き詰めて考えていかなくてはならないのではないかと思う。

国の未来、自部の未来のためにも。

 

「戦後100年」を迎えるとき、

日本はどうなっているのだろう?

世界はどうなっているのだろう?

そして自分は? 子どもは?

 

 

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父のメガネを借りて終戦を見る

 

お盆。終戦記念日。

とりあえず、父の話の最終回。

 

5月14日の菜穂や大空襲の日、ほんの僅かなすれ違いのお陰で、

戦時を無傷で潜り抜けることの出来た16歳の父。

 

彼がその後、どのような思いで3か月後に終戦を迎えたのか、

そして復興期を過ごしたのかは生前、

殆ど聞くことが出来なかった。

 

今だったら食いついてでも聞き出すのに・・・

と歯噛みする思いだが、後の祭りである。

 

身内から話を聞くのは意外と難しい。

いつまでもあると思うな、親とカネ。

いつでも聞けると思うな、親のものがたり、である。

 

幸い、家族で戦死した者・被災して命を落とした者はいない。

そのせいか、ひどく戦争を憎んでいたわけでもないようだ。

 

終戦は父を大人にした。

当時の16歳は、現代のように「まだ子ども」では済まされない。

若い世代の男が少なくなっていたから、

早く大人にならなくてはならなかった。

 

それに明日の見えない焼け野原の中では、

子ども時代の感傷などに浸っていたら飢え死にしてしまう。

今日の食い扶持を確保し、

とにかく一日一日生き延びなくてはならない。

そんな戦時以上に過酷な季節を迎えた時の思いは

どんなものだったのだろうか。

 

僕が子どもの頃、家の中には

やたら戦争に関する書物や写真集などがあった。

また、テレビで戦記映画などをやっていると

父は熱心に、ときに食い入るように見ていた。

 

おそらく自分の子ども時代をほぼ全編にわたって

覆いつくした戦争という災厄から、

終生離れられなかったのだろう。

 

それは一つの原風景として、

ずっと心の中に宿り続けていたに違いない。

だから、あの戦争についてもっと知りたいという

欲求に駆られるのは当然のことなのかも知れない。

 

父にメガネを借りて終戦の日を見ると、

いつもと違う日本が見えてくる。

 

75年たってすっかり変わったと思っていたこの国も、

根っこのところでは、

ちっとも変わっていないものがたくさんあるように思える。

 

 

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大空襲をすり抜けた父は「生きてるだけでOK」

 

お盆なので亡くなった父を偲ぶ。

 

生前、父は10代の頃のことをよく話していた、

昭和3年生まれの父の10代は戦争とまるかぶりである。

兵役には行かなかったが、名古屋の軍需工場で働いていた。

 

名古屋の軍需工場は昼となく夜となく

大回転で機械を動かしていたが、

昭和19年頃から米軍の空襲が頻繁になり、

警報が発令されるたびに

稼動を止めざるを得なくなっていたようだ。

 

その日も夜十時過ぎ、警報が発令され、

従業員たちは決められた避難所に退避。

しばらくして解かれたが、父は避難中、

うたた寝をしていたため、

ひとり工場に戻るのが遅れてしまった。

 

まだ眠気が残り、身体もだるい。

そこに班長から怒られるだろうなぁ、という心配が加わり、

足取りはますます重くなった。

 

と、その時。

 

ゴオォォォォ……

足が止まった。

まさか。

空襲警報はついさっき解除されたはずなのに……

けれでも、あれは恐怖の感情とともに

耳に焼きついているエンジンの轟音。

漆黒の空を疾駆する猛禽B29のうなり声だ。

 

 

父は直感的に覚ったという。

これ以上あそこに近づいては危ないと。

そして、すぐに離れなくてはいけないと。

ほんの20メートルほど先に見える工場の建物にくるりと背を向け、

いま来たばかりの道を走り出した。

 

そのわずか数秒後。

ヒュルルルル・・・と中空に轟く、

間の抜けたような、尾を引く音。

その瞬間、背中が凍りつくような感触にとらわれた。

 

爆発音が鳴り響く。

振り返ると、工場は生まれてこれまで見たこともない、

巨大な炎に包まれていた。

 

父はそこでまた立ち止まり、呆然とその光景を目にしたという。

炎の中で幾つかの身もだえする人影が見える。

彼の同僚なのか、それとも上司なのか……

目を背けたいのに、そこから視線を離すことが出来ない。

何かが頭を押さえつけ、その惨劇を見続けることを強要していた。

そして、今そこにある事実を記憶に焼き付けるように命じていた。

あと1分か2分、早く到着していれば自分もあの中にいたことを。

 

同じ時間、そこから5キロも離れていない場所で

名古屋城も燃え上がっていた。

天守閣の頂に輝く金の鯱が炎に包まれて咆哮していた。

昭和20年5月14日。名古屋大空襲。

軍需工場の工員だった父はこのとき16歳だった。

 

彼が居眠りしていなければ、

頑張って遅れないよう職場に戻っていれば、

自分の直感を信じていなければ、

僕もこの世に生まれていなかっただろう。

 

ちょっとしたタイミングで人間の運命は変わってしまう。

 

基本的にはまじめな優等生で、

仕事でもそこそこ成功した人だったが、

いつもジョークっぽい生き方を愛し、

あまりまじめになりすぎないようにしていたフシがある。

それは「生きてるだけでOK」と思えるような

原体験があったからかもしれない。

 

 

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ファットマンを地球最後の核兵器にするために

 

長崎に落とされた原爆「ファットマン」は、

今日まで「地球最後の(実戦で使われた)核兵器」とされている。

 

永遠にそうあり続けるよう願うが、

核兵器の開発は終わっていない。

 

75年前、アメリカが示した手本通りに、

それは相手を威嚇する脅しの道具として機能している。

 

そして、75年経った今でも

「強い国」「豊かな国」「進んだ国」の象徴であり続けている。

「我が国は核兵器を持っている」ということに

希望と誇りを感じる人が世界中に大勢いるのだ。

 

アメリカが世界に、未来にバラまいたウイルスは、

いまだに多くの国の子どもや孫やひ孫らの脳を侵し続けている。

 

核兵器の所有は罪悪であり、恥辱である――

そう思える子どもたちを増やすこと。

これからやるべきことは、それ以外には考えられない。

 


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原爆投下75年の特別な夏

 

今年の夏はオリンピック・パラリンピックで

特別な夏になるはずだったが、

まったく逆の形で特別になってしまった。

 

新型コロナウイルスのせいでディスタンスを

とらなくてはいけない年になった、

原爆投下75年。

 

人と人が分断される時代になって、

橋が溶けて、壁が築かれて、

戦争が起こるリスクが高まらないのか、

ウイルスと同様、目に見えないけど、

なにか奇妙で得体の知れない不安を感じる。

 

人間は戦争から離れられない。

いまも世界のどこかでそれは続いている。

 

とりあえず、退屈でも冴えなくても、

ありがたい平和な日常のために合掌。

 

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人生何度目かの宮沢賢治との再会

 

まるで星が巡るかのように、

人生のあちこちで出会う宮澤賢治さん。

 

中学生の時に「お別れ会」かなんかの催しで

「宮澤賢治伝」という劇(というかドリフみたいなふざけたコント)をやったのが、最初のご縁だったと思う。

 

演劇やっている人、歌手や俳優さん、

アートをかじっている人たち。

こういう人たちは宮澤賢治を好きな人が多く、

彼の詩や童話を演じたり、朗読したり、

モチーフにした絵などを描きたがっていて、

仕事や趣味で宮澤作品とはよく親しんだ。

 

童話と言っても宮澤賢治の場合、

子どもよりも大人のファンの方が多いと思う。

 

「ノックノック、トントン」の「雪わたり」や

「クラムポンはわらったよ」の「やまなし」は、

言葉のリズムが面白く、

チビだったうちの息子も読んでやると喜んでいたが、

ほかの詩や童話にはあまり食いつかなかった。

 

僕自身もじつはとくに熱心なファンというわけでなく、

あんまりちゃんと作品を読んでいるわけではない。

 

なのだが今回、仕事でその宮澤賢治さんと

またもやお付き合いすることになった。

そして今度はちゃんと勉強する必要がある。

 

で、初めてになるのだが「農民芸術概論綱要」という

文章に触れてみた。その序の部分。

 

おれたちはみな農民である ずゐぶん忙がしく仕事もつらい

もっと明るく生き生きと生活をする道を見付けたい

われらの古い師父たちの中にはさういふ人も応々あった

近代科学の実証と求道者たちの実験とわれらの直観の

一致に於て論じたい

世界がぜんたい幸福にならないうちは

個人の幸福はあり得ない

自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する

この方向は古い聖者の踏みまた教へた道ではないか

新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある

正しく強く生きるとは銀河系を

自らの中に意識してこれに応じて行くことである

われらは世界のまことの幸福を索ねよう 

求道すでに道である

 

ちょっと宗教者とか求道者といった方向の文章だが、

いまの自分、そしてこれからの人間の生き方を考える上で

大事なことを書いていると思う。

1世紀前に生きた詩人・作家の思想が真価を発揮するのは、

じつはこれから先の時代なのかも知れない。

 

若い時分にはわからなかった宮沢賢治のスピリチュアルワールド。

もちろん、今でも手が届くかどうか怪しいけど。

 

 

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新刊「ピノキオボーイのダンス」7月31日(金)発売

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、街中で年老いたダンサーと出会う。ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情もロボットテクノロジーにゆだねられた、機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、少年少女小説。長編SFファンタジー。


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「ワーケーション」に積極的になれる人・会社が日本の未来を救う

 

ワーク+バケーション。

働きながら休暇を取る?

休暇を取りながら働く?

 

「ワーケーション」とは、先日の菅官房長官の会見で

初めて聞いた言葉だ。

 

「Go To トラベルキャンペーン」で混乱が起こり、

政府の威信にダメージをきたしたため、

それを少しでも修復しようと、

目先の変わる造語をひねり出してきたのかと思ったけど、

調べてみると、べつに昨日・今日つくられた言葉ではないようだ。

 

アメリカなど海外の一部の国で普及している過ごし方らしく、

旅費や交通費などはワーカー負担で、

オフィスを離れてリゾート地などに行き、

リモート会議への参加や報告書提出などを

こなしながら休暇を取るという形だとのこと。

 

日本でも現在、和歌山県や長野県などでは専用サイトがあり、

働き方の一つとしてワーケーションのプランを提案している。

 

例えば長野県が提案するプランには、

一定時間は開設されたワークセンターで仕事をしたり、

ビデオ会議などに出席したりし、

それ以外の時間で森林セラピーを受けたり、

魚釣りや温泉を楽しむという行程がある。

 

地方を中心に自治体が具体的なプランを打ち出している。

 

長野だったかどうかは憶えてないが、

そういえば何年か前、ライター求人のサイトに

体験レポートを書きませんか? 

という募集記事があったような。

 

ちょっと興味があったが、

説明会に出なきゃいけなくて、その日程が合わないので

行かなかったけど、これのことだったのかなぁ。

 

それにしてもこのワーケーション、

やっぱりというか、案の定というか、

ネット上の反応は芳しいものではなく、

「そんなの、もはや休暇とは言えない」

「普及するはずがない」

「そんなの金持ちの発想」という意見が

大半を占めているようだ。

 

まぁ確かにこんなゆとりのある働き方をできる

企業・人は今の日本ではそう多くないと思うが、

僕は、これについてはちょっと政府の意見に賛同したくなる。

 

日本のワーカーたち、

中高年は「仕事とはこういうもんだ」と、

頭がコチコチに固まっちゃってるからもう無理だろうが、

若い人たちはまだ頭が柔らかいうちに

積極的にこうした考え方を取り入れて

実践してみたほうがいい。

 

そして、こういう会社がどんどん増えるのが望ましい。

これからの日本の会社は授業員に、従来通りの、

経済成長期の伝統的な働き方をしていたら伸びていかない。

 

働く人の感情・精神は会社にとって大事な資本だ。

過重労働をはじめ、パワハラやセクハラや職場いじめなどで

社員のメンタルをつぶしているような会社に

未来などあるはずがない。

 

働く人自身も「感情は自分の資本である」という

自覚をもって、嫌な仕事・嫌な職場に

我慢すべきでない。

 

「ワーケーション」も、できるはずない、不可能だ

と言っている人や会社は絶対できない。

 

てか、そういう会社は、そもそもやる気がないんだよね。

仕事は会社の中でやるもんだと

経営層の頭が凝り固まってるからできるはずがないんだ。

 

「やってみるか」とやってみれば、意外とラクに、

うまくできちゃうんじゃないか。

 

僕はワーケーションを積極的に考えられる会社、

取り組める会社が良い仕事をし、

これからの日本を支えられると思う。

個人もまた然り。

 

自粛期間が過ぎたら、あっという間に、

せっかくやっていたテレワークを

やめちゃう会社だらけって現状には、

なんだか暗澹とした気分にさせられる。

 

政府批判もいいけど、何でもかんでもはなから否定してないで、

どんな働き方ができるだろうと少しは想像してみたら?

 

 

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※新刊「ピノキオボーイのダンス」 

7月31日(金)発売予定!

 

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娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情もロボットテクノロジーにゆだねられた、機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、少年少女小説。長編SFファンタジー。

 


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オナラよ 永遠に ~オナラに潜む人間存在の秘密~

 

固体であるウンコや液体であるオシッコと違って、

気体であるオナラは形がなく、目に見えない。

摩訶不思議でミステリアスな存在だ。

 

だから子どもは探究心と想像力を刺激され、

勉強なんかそっちのけでオナラのことに真剣になる。

 

自分が出す音やにおいの中に

自分がこの世界に存在する秘密が

隠されているのではないかと考え巡らせる。

もちろん無意識のうちに、ではあるが。

 

だけど大人になるにつれ、オナラのことなど忘れていく。

こんなどうでもいいものに、いつまでもかまけていられるほど、

人生はヒマじゃない。

 

そして、毎日の生活の中では、

そもそもこの世にオナラというものが

あることさえ忘れている。

自分が豆やイモを食べた後に、

思わずプリッともらすまでは

 

この作品はもともとラジオドラマ企画として書いた。

プ~と、ブリッとか、プパッとか、プピーとか、ス――ッとか、

いろんなオナラの音が聞けたら面白いな、ということで、

その音を聞かせるためにストーリーを作った。

 

結局、企画が実現することはなく、

長い間、ほったらかしにしていたのだが、

ある日、これをノベライズしてみたらどうだろうと思いついた。

主人公が子どもだし、

想定する読者も子どもなので児童文学(っぽい)スタイルに。

 

確か最初は原稿用紙60枚くらいの話だったのだが、

何度か書き直すうちにどんどん膨らみ、

200枚近い長編になった。

 

オナラを愛する子どもにとって面白いのはもちろんだが、

オナラのことなんてとっくの昔に忘れてしまった

おとなにも読んでほしい。

 

そしてできれば、永遠のバイブルにしてお手元に置き、

ときどき読み返してプププと笑ってほしい物語なのである。

 

 

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★第3クール「オナラよ 永遠に」

日本時間 7月25日(土)16:00~27日(月)15:59 

期間限定無料

 

 

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。

 

小学5年生の小松救太郎は、ぬきうちテストの最中にオナラをもらし、クラス中からいじめられる。

じつはそのオナラの真犯人は隣の席の水城ユリカ。。彼は憧れの女の子の失敗をかばっていたのだ。

しかし、ユリカはお礼を言うどころか、よけいなおせっかいだと救太郎をきびしく責める。

 

その日、家に帰った救太郎は奇妙な白昼夢を見る。

そこに登場するのは、26世紀から来た、

オナラで音楽を奏でるプータローというキテレツな男。

この男の話 によると、

500年後の世界では人間はオナラをしない生き物に進化しており、

そのせいでストレスがたまり、心の病が蔓延しているという。

 

そして救太郎こそが、失われたオナラを取り戻すための救世主であり、ユリカとラブラブになることで人類がオナラを取り戻し、不幸な歴史をやり直せると伝える。

 

救太郎は、潔癖症でオナラを軽蔑する母親のプレッシャーに

ユリカが苦しんでいること、

また、人類からオナラを奪おうとする

謎のヘビ魔女が彼女に取りついていることを知る。

 

ヘビ魔女との対決や、

秘密警察から逃走するプータローとの交信を通じて、

ついに自分の力で未来を変えることを決意する救太郎。

その方法はユリカのオナラをかばった日に

タイムスリップして戻り、

二人のよじれてしまった関係を修復するということだった。

 

はたして彼はユリカの気持ちを変え、

オナラを失った未来の人類を救うことができるのだろうか?

 

読みだしたら止まらない面白さ。

オナラをこよなく愛するあなたのバイブルに。

そして人生の常備薬に。

 

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※新刊「ピノキオボーイのダンス」 

7月30日(木)発売予定!

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、

街中で年老いたダンサーと出会う。

ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情も

ロボットテクノロジーにゆだねられた、

機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、

少年少女小説。長編SFファンタジー。

 


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日本時間 7月25日(土)16:00~27日(月)15:59

 

 

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固体であるウンコや液体であるオシッコと違って、

気体であるオナラは形がなく、目に見えない。

摩訶不思議でミステリアスな存在だ。

 

だから子どもは探究心を刺激され、

勉強なんかそっちのけでオナラのことに真剣になる。

 

自分が出す音やにおいの中に

自分がこの世界に存在する秘密が

隠されているのではないかと考える。

もちろん無意識のうちに、ではあるが。

 

だけど大人になるにつれ、オナラのことなど忘れていく。

こんなどうでもいいものに構っていられるほど、

人生はヒマじゃない。

 

そして、毎日の生活の中では、

自分が豆やイモを食べた後に、

プリッともらすまでは

そもそもこの世にオナラというものが

あることさえ忘れているのだ。

 

この作品はもともとラジオドラマ企画として書いた。

プ~と、ブリッとか、プパッとか、プピーとか、ス――ッとか、

いろんなオナラの音が聞けたら面白いな、ということで、

その音を聞かせるためにストーリーを作ったいう感じである。

 

結局、企画が実現することはなく、

長い間、ほったらかしにしていたのだが、

ある日、これをノベライズしてみたらどうだろうと思いつき、

主人公が子どもなので児童文学(っぽい)スタイルにした。

 

確か最初は原稿用紙60くらいの話だったのだが、

何度か書き直すうちにどんどん膨らみ、

200枚近い長編になった。

 

オナラを愛する子どもにとってはもちろん面白いが、

オナラのことなんてとっくの昔に忘れてしまった

おとなにも読んでほしい、

大切なメッセージの詰まった物語なのである。

 

 

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。

小学5年生の小松救太郎は、ぬきうちテストの最中にオナラをもらし、クラス中からいじめられる。

 

じつはそのオナラの真犯人は隣の席の水城ユリカ。

彼は憧れの女の子の失敗をかばっていたのだ。

しかし、ユリカはお礼を言うどころか、

よけいなおせっかいだと救太郎をきびしく責める。

 

その日、家に帰った救太郎は奇妙な白昼夢を見る。

そこに登場するのは、26世紀から来た、

オナラで音楽を奏でるプータローというキテレツな男。

この男の話 によると、

500年後の世界では人間はオナラをしない生き物に進化しており、

そのせいでストレスがたまり、心の病が蔓延しているという。

そして救太郎こそが、

失われたオナラを取り戻すための救世主であり、

ユリカとラブラブになることで人類がオナラを取り戻し、

不幸な歴史をやり直せると伝える。

 

救太郎は、潔癖症でオナラを軽蔑する母親のプレッシャーに

ユリカが苦しんでいること、

また、人類からオナラを奪おうとする

謎のヘビ魔女が彼女に取りついていることを知る。

 

ヘビ魔女との対決や、

秘密警察から逃走するプータローとの交信を通じて、

ついに自分の力で未来を変えることを決意する救太郎。

その方法はユリカのオナラをかばった日にタイムスリップして戻り、二人のよじれてしまった関係を修復するということだった。

 

はたして彼はユリカの気持ちを変え、オナラを失った未来の人類を救うことができるのだろうか?

 

読みだしたら止まらない面白さ。

オナラをこよなく愛するあなたのバイブルに。

そして人生の常備薬に。

 

 

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茶トラのネコマタと金の林檎 ~だれの心の中にも金の林檎が埋まっている~

 

この作品はもともと20代の終わりの頃に上演した

「林檎探偵談」という戯曲のエピローグ部分を

膨らませてアレンジしたものだ。

 

もとネタは、実際に探偵稼業をしていた人が書いた

「事件簿」だった。

 

いろんな事件に携わり、おかしな人間と、

奇妙な体験をしたことを綴っていたが、

中でも面白かったのが、

山の中に財宝が埋蔵されているから掘ってくれという

あるばあさんの話。

 

そのばあさんの夢というか妄想に付き合った

探偵さんのエピソードをもとに、

3分程度のコントみたいなシーンを挿入してみたのだ。