ホラー日本むかしばなし「若水」

 

日本の各地に「若水」という民話がある。

若水とは若返りの水だ。

ある村におじいさんんとおばあさんが住んでいて、

ある日、おじいさんが山のふもとで湧き水を発見して飲む。

すると白髪が黒くなり、肌のしわが取れてつやつやしてきた。

その湧き水は若返りの水だったのだ。

 

それを見て仰天したおばあさんは自分も若返りたくて、

一緒に若水が湧き出るところに行って、ごくごくと飲む。

すると、やはり同じように髪は黒々、お肌もつやつや。

 

ふたりして曲がっていた腰もしゃんとして、

これでまた元気に働けると喜んでいたが、

おばあさんは欲が出てしまった。

 

おじいさんに隠れて、こっそりと毎日、若水を飲みに行く。

どんどん若返り、まるで若い娘のようになってしまう。

 

それでおじいさんはこれでまた若い女を抱けると大喜び――

というのは僕の勝手な創作で、

原作では、もうそれ以上、若水を飲むのはやめろと言う。

 

元おばあさんは一応、おじいさんのいうことを聞くが、

一度火が付いた欲望はもう止められず、またもや若水のところへ。

 

その日、おばあさんは家に帰ってこない。

おじいさんはもしやと思って若水のところに行くと、

木々の合間から赤ん坊の泣き声がする。

 

あわてて駆け寄ってみると、

水を飲み過ぎたおばあさんは、

かわいい赤ちゃんに還ってしまっていた。

おじいさんはやむをえず、

おばあさんだった赤ちゃんを家に連れて帰り、

自分で育てることにする。

 

「若返りたい」という欲望、不老不死の欲望は、

もちろん男にもあるが、情熱と言うか執着心は、

やはり女のほうが何倍も強い。

それはたぶん、

女は自分の身体の変化を顕著に体験するからだろう。

 

子どもを産まない体から、産める体になり、

やがてもう産めない身体に変化するというのは、

どんなに身近にいても、男にはとうていわからない神秘だ。

 

現代は閉経以降も女性に活躍の場がたくさん用意されているので、

精神的にそうこたえないかもしれない。

しかし、人間も自然の摂理に従って生きていた近代以前は、

かなりリアルに自分の衰え、存在の危うさを

感じざるを得なかっただろう。

そういうところからこんな話が生まれてきたのではないかと思う。

 

若返っていくというのは自然の摂理に反することだから、

一種の恐怖であり、老いること以上に残酷であり、

したがってこの若水の話はホラーでもある。

 

このおばあさんは不思議な体験をし、平常心を失い、

欲にかられて若返ること自体が目的となってしまった

愚かな女である。

 

何のために若返るのか?

若返って自分は何をしたいのかよく考えよ。

 

そう言うのは正論だが、こうした愚かで弱いところが

人間らしいと言えば人間らしくて、すこぶる可愛い。

 

ぼくがこのおじいさんだったら、

若い娘も飛び越して、赤ちゃんに還ってしまった妻を

育てようとするだろうか?

あなたはどうですか?

 

 

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人間はひとりで生まれてこれないし、ひとりで死ねない

 

「生まれてきたときも、死んでいくときも、

しょせん人間はひとりなんだぜ」

BGMにジャズが流れるアンティークなバーで、

彼は煙草の煙をくゆらせながら遠い目をして語った。

 

「人間ひとりで生まれてきて、ひとりで死んでいくのよ」

小さなクラブでブルースを歌い終え、

ぐいっとフォアロゼのオンザロックを流し込んで一息ついた

彼女がため息交じりに言った。

 

僕が若者の頃に身を浸していた昭和の時代には、

人生の先輩方からよくそういう話を聞かされた。

 

カッコいいな。

わりと素直にそう思った。

おれも齢とってシブくなったら、

若いモン相手ににそんなセリフを吐きたいもんだぜ。

そう考えていた。

 

で、実際に、当時のその諸先輩方の年齢を超えた今、

彼らの件のセリフは単なるカッコづけだとわかった。

現実は歌や物語と違って、

もっとバタバタしてて、もっと全然みっともなくて、

孤独な男や孤高の女などやっていられない。

 

人間は一人ではこの世に生まれてこれない。

カミさんが息子を出産する時に立ち会ったが、

医者とか看護婦さんとか大勢の人が関わって、

はじめて子どもはこの世界の空気を吸える。

(僕はただデクノボーみたいに突っ立ていて、

出てきた息子を「ほれ」と抱かされただけだったけど)

 

文明社会の外だったらどうか?

森の中なり、砂漠なり、野生動物と同じように生まれ出たら?

これだって産院と同様、周囲に守ってくれる人たちが必要だ。

 

もしに誰もおらず、母親がそのまま死んでしまったら、

子どもは何日も生き延びられないだろう。

他の動物に食われるか、飢え死にするか、

暑くて死ぬか、寒さで死ぬかのどれかである。

 

死ぬときはどうか?

孤独死が社会問題になっているが、

ひとりで死んだとしても実際はそれで終わらない。

 

遺体を処理しなくてはならない。

自分の魂は抜けて、この世界のしきたりから解放されても、

遺体をそのまま放置して

腐らせるままにしておくことは許されない。

しかし、自分で自分の遺体の始末をすることは不可能なのだ。

 

「自分の葬式は必要ない」と言ってても、

必ず面倒を見る人がいる。

火葬してお骨を集めて手を合わせるぐらいのことは

“されなくては”ならない。

 

普通は肉親――遺族がそれをするが、

誰もいなければ行政の人とか、何らかの形で代理人になった人が

その仕事を引き受ける必要がある。

 

雪山や樹海に入ってそのまま消える。

おれの遺体は山犬に食わせてやる。

あるいは海に流してホオジロザメの餌になってもいい――

 

そういう夢見るユメオさんや夢子さんや

豪傑さんたちにも逢ったが、

こういう人こそ社会の大迷惑。

大変な騒ぎになって捜索隊とか出さなくてはならなくなり、

無数の人に面倒をかけることになる。

 

だから本当の意味での孤独死というものは存在しない。

生まれるときも死ぬときも人間はひとりではない。

少なくとも、こうしてパソコンやスマホで

インターネットを見られるような文明社会で

人生を送っている限りは。

 

 

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夏バテで時計時間の川べりに横たわる

 

ここしばらく林の中はツクツクホウシが天下を取っていたが、

今日はそれに混じってカナカカナ・・・という声。

どこにいるのか発見はできなかったが、

このあたりでヒグラシが鳴くのは珍しい。

そして日が暮れれば今度はマツムシだかコオロギだかの

秋の虫が鳴き出す。

 

季節は確実に秋に向かって進行中。

ふと自分も秋に向かって進行中なんだよなぁと思う。

 

客観的時間、つまり時計時間は、一定の速度で谷間を流れる川のように過ぎていく。

人生の朝のうちは、人はまだその川よりも早く、

川沿いを颯爽と走っている。(中略)

夜に近づくと彼は疲れ、川のほうが速く流れるので、

彼は遅れていく。

ついに彼は立ち止まり、川べりで横たわるようになるが、

川はそれまでずっと流れてきたのと同じコースを、

何事もなかったかのように、変わらぬ速度で流れ続けている。

 

(「なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学」/ダウエ・ドラ―ディスマ:著、鈴木晶:訳、講談社)

 

というわけで、最近、作業中のBGMは、

せせらぎか、カエルか、ヒグラシ。

けれども、ここにきて昨日・今日と夏バテ。

時計時間の川べりで横たわっていた。

 

 

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50年前の高校生たちのイキイキ「未知との遭遇」

 

UFO(未確認飛行物体=空飛ぶ円盤)は、

1960年代から頻繁に地球を訪れるようになった。

彼らは地球人に夢と希望を与えるために飛来するようになった。

あるいは「もっと賢くなれ」と警告するために?

 

きょうはテレビのミステリー番組で、

50年前、オーストラリアで起こったUFO目撃騒ぎを取り上げていた。

当時はかなり大きな話題になったようだが、すぐに忘れ去られた。

なんと言ってもUFOなんて“不要不急”の最たるものである。

 

UFO出現地点のすぐそばの高校にいた

高校生たちには緘口まで出たらしい。

「UFOを見たあんて言ってはダメ」というわけだ。

 

当時は(たぶん今でも?)教育上よろしくないとか、

反社会的だという道徳的理由があったのか、

それとも、未知の宇宙ウイルスとかがばらまかれるとか、

最悪の場合、誘拐されるかも・・・という噂が広がったのかもしれない。

 

その時のUFOを見たという高校生たちが

番組の求めに応じて集まっていた。

50年前の高校生だから、すでに全員、60代後半だ。

 

同窓会ムードも相まって、

みんな、なんだか楽しそうで、ちょっと興奮気味に

自分のUFO目撃談を話していた。

 

学校から飛び出してひとりでUFが着陸しているところまで

見に行ったという女性は、まるで17~8歳に若返ったかのように、

番組スタッフに熱意ある説明をしていた。

 

みんな50年の間に人生いろいろあったのだろうと思うが、

そのtのしそうな様子を見ていると、

「わたしはUFOを見た」という体験は、

苦しいときも哀しいときも

気づかないうちに彼ら・彼女らの心の支えになったかもしれない。

 

もしかしたらUFOとの遭遇は、就職や結婚や出産などよりも

大きな人生のイベントだったのかも知れない。

 

まじめなことや、まともなことばたかりだと人間、息切れする。

こうした傍から見たらバカげたことのほうが

人生を生き抜くエネルギーになるのではないかと思う。

 

 

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日本の子ども・高齢者の幸福度と「迷惑施設」と呼んでしまう大人のエゴ

 

国連児童基金(ユニセフ)が3日、

先進・新興国38カ国に住む子どもの幸福度を調査した

報告書を公表した。

 

これを読むと、

どうも日本の子どもはあんまり幸福ではないらしい。

「身体的健康」では1位なのに、

「精神的な幸福度」は37位と最低レベル。

めちゃくちゃアンバランスだが、

平均取ってトータルでは20位なので、いちおう中程度?

これをいったいどう読み解けばいいのか?

 

そもそもこういうランキングにどんな意味があるのか?

それぞれの国にはそれぞれの条件・生活・文化があるのだから、

国際比較することに無理があるのではないか?

—-という批判はもっともかなと思う。

 

けどやっぱり目をつむっていてはいけない。

「精神的な幸福度」は生活満足度と自殺率で

指標化されているというが、

やっぱり学校におけるいじめ問題、

また家庭における虐待問題が

大きく影響していると思う。

僕たちはもうそういう報道にも慣れて麻痺してしまって、

大した問題だとも思わなくなっているのではないか。

 

明治時代にやってきた欧米の知識人が

びっくりするほど子どもをかわいがり、

老人を敬う国だった—-という妖精の国・日本。

だが、100年後の現代日本はどうもそうなっていない。

 

子どもの保育施設、保護施設、

また、高齢者の養護施設などは

「迷惑施設」とみられることが多い。

 

東京では保育園の建設に住民の反対運動が起こったり、

虐待された児童の保護施設の建設に

「地域イメージが悪くなる」「地価が下がる」といった理由で

これまた反対運動が起こった。

 

高齢者の養護施設も、障がい者施設も同様。

先だっての7月の九州の豪雨では、

水害リスクの高い地域に建てられた高齢者施設が

浸水被害に遭い、死亡者まで出た。

 

家族が訪問しやすいように山の上や高台などではなく、

利便性の高い川沿いに作った--という前向きな理由もある。

 

けれどもこれも「迷惑施設」ということで、

あまり人の目に触れないところに作らざるを得なかった、

という経緯があるようだ。

 

土地の値段など、現実的な問題もあるので

一概にけしからんとは言わないが、

気になるのは、こうした子ども施設や高齢者施設を

「迷惑施設」と言ってしまう大人のメンタリティ。

 

自分がかつて一人では生きられない

子どもだったという記憶も失い、

生き続ける限り、いずれ老人になっていくという

想像力も働かない大人はヶく大勢、この国にはいる。

生産社会に関わらない人たちの居場所を「迷惑だ」と

行政に訴えるセンスのなさは絶望的だ。

 

政治がどうとか、制度がどうとかいう前に、

こういうひとりひとりのエゴイズムがどうにかならない限り、

子どもの幸福度が上がるはずもなく、

いずれこの国は不幸な人であふれかえることになるだろう。

 

特にコロナのせいでストレスが溜まっている昨今は

とてもとても心配になってくる。

 

 

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世界一幸福な国ブータンの輪廻転生

 

インド・中国という2つの大国に囲まれた南アジアの小国、

ヒマラヤ山中にあるブータンは

「世界一幸せな国」として世界中に知られている。

九州と同じくらいの面積の国土、高知県と同じくらいの人口。

小さくとも日本と同様、明確な四季のある美しい国らしい。

 

この国を有名にしたのは何と言っても

「世界一幸せな国」というキャッチフレーズだろう。

これは「国民総幸福量」というGDP(国民総生産)とは

まったく異なる新しい国づくりの指針から生まれた言葉でもある。

 

ブータンは1960年代まで鎖国政策をとっていたが、

1971年に国連に加盟。

その際に第4代国王が『我々の国の方針は、

国や国民の為に経済的独立、繁栄、幸福を実現し

国をまとめることと語り、GWH(国民幸福量)を取り入れた。

 

このGWHは2年ごとに、

4つの柱(持続可能な社会経済開発/環境保護/伝統文化の振興/優れた統治力)、

9つの指標(心理的幸福/時間の使い方とバランス/文化の多様性/地域の活力/環境の多様性/良い統治/健康/教育/生活水準)にしたがって約1万人を対象にした聴き取り調査が行われる。

 

その詳細はさておき、「医療や教育が無償で平等に提供されている」という福祉の手厚さと、国教であるチベット仏教に対する厚い信仰心がブータン人の幸福感の理由の基本となっているようだ。

 

チベット仏教は人々の死生観にも大きな影響を与えている。

ブータンでは輪廻転生が信じられており、

死んでもまた別の何かに生まれ変わると考えられている。

つまり現世における生や死は、

輪廻転生という悠久の時間の中で起きる小さな一コマ、

ごく自然な一つの現象と捉えられているのだ。

 

ちなみにこれだけ世界中がコロナに振り回されている時に、

コロナによる死者は今のところゼロ。

 

そんな奇跡の国ブータンの幸福も、

じわじわとインターネットによるさまざまな情報の流入で

徐々に侵されつつある・・・

 

というところまで書いてから歩きに出ると、

道にコロコロこの夏の命を終えたセミたちの死骸が転がっている。

足元のセミを見て、

なぜか自分は今度生まれ変わったらセミになリそうな気がした。

 

長年土の中で幼少時代を過ごして

やっと表で出た~と思ったら、

せいぜい数週間生きて終わて、アリの餌になる。

 

なんだか哀れにも思えるけど、

それは人間視点だから。

セミはセミでそれは幸福なセミ生なのかもしれない。

 

 

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こなきじじい と ねこなきじじい

 

●こなきじじいの出世

こなきじじじいはかなり知名度の高い妖怪である。

カッパ、天狗、のっぺらぼう、ざしきわらしなどには及ばずとも、

知名度ランキングではベスト10に入るかどうかというところまで行くのではないだろうか?

 

こなきじじじいの名を世に知らしめたのは、

なんといっても妖怪マンガの巨匠・水木しげる先生の

「ゲゲゲの鬼太郎」のおかげである。

 

こなきじじいという妖怪がいることなんて、

ぼくたちの親の世代以上の日本人はほとんど知らなかった。

鬼太郎の友だち、ファミリーの一員となったことで

こなきじじいは日本でも指折りの妖怪に昇格・出世したのだ。

 

●柳田國男が発見した「こなきじじい伝説」

なぜ、それまでほとんど知られていなかったというと、

あまりにローカルな妖怪だったからである。

 

こなきじじいは阿波の国(徳島県)の山奥の出身だ。

この妖怪を“発見”したのは、民俗学者の柳田國男である。

 

阿波の山分の村々で、山奥にいるといふ妖怪。

形は爺だといふが赤児の啼声をする。

或は赤児の形に化けて山中で啼いてゐるともいふのは

こしらへ話らしい。

人が哀れに思って抱き上げると俄かに重く放そうとしてもしがみついて離れず、しまひにはその人の命を取るなどゝ、ウ

ブメやウバリオンと近い話になって居る。

木屋平の村でゴキヤ啼きが来るといつて子供を嚇すのも、

この児啼爺のことをいふらしい。(後略)

柳田國男『妖怪談義』1956

 

この記述から、水木しげるがあの金太郎の腹掛けをした

こなきじじいの姿を描き出した。

 

僕たちはこうした妖怪の話は大昔から地域の伝説として伝わっていると思い込んでいるが、じつはそうでもなくて、

このこなきじじいの話などは割と最近のことらしい。

 

●こなきじじいの正体は実在の徘徊じいさん

以下は妖怪小説の大家・京極夏彦氏の「妖怪の理 妖怪の檻」

(角川書店/平成19年)の記載事項(を僕なりにアレンジ)。

 

上記の柳田國男の記事を読んで、

本当にこんな妖怪がいるのだろうか?

と疑問を抱いた地元・徳島の郷土研究家が

詳細な現地調査を行ったそうだ。

 

柳田國男もまたある文献をもとに記事を書いたので、

そのネタ元をもとにあちこち調べまくったというから、

すごい情熱・執念である。

 

その結果、本当にこなきじじいがいた、

❝実在していた❞〝ということが判明した。

大昔の伝説でもファンタジーでもなく、リアルな事実。

 

その正体は、赤ん坊の泣き真似が得意で、

泣き真似をしながら山の中を徘徊していた、

実在の爺さんだったのだ。

 

ある家で子どもが悪さをしたり、言うことを聞かなかったりすると

「山からじじいが来るよ」と、嚇しのネタに使っていたという。

それが妖怪こなきじじいの出生の秘密だったのだ。

まさしく驚愕の事実。

 

●年寄りなんてそんなもの

柳田國男が収集したそのネタ元が、

いったいいつの時代のものかわからないが、

話の成り行きから察するにそう大昔のものとは思えない。

昭和初期くらいの話なのではないかと思える。

こなきじじいの歴史は100年に満たないのでないか。

 

それにしても赤ちゃんお鳴きまねをして

山中を徘徊している爺さんって・・・

いまの時代ならとても放っておいてもらえないだろう。

 

変質者として通報され、警察に保護されるか、

認知症患者として病院に連れていかれるに違いない。

 

昔はよく言えばおおらか、悪く言えばいい加減だったので、

こうしたこなきじじいも自由にしていられた。

 

そもそも年寄りはそんなもの、

齢を取れば大半の人間は、生産的な現実世界とは異なる、

妖怪的な世界の住人になっていく。

そんな暗黙の了解というか、

こころやさしい認識があったのかも知れない。

 

●ねこなきじじいは令和の妖怪?

そう考えて、ふと自分のことに思い至った。

そういえば昨日も義母と散歩の途中でネコに逢い、

にゃーにゃ―ネコの鳴きまねをしていた。

 

これは僕の得意技で、

いつもこれでネコを手なづけようとしている。

(が、ほとんど効果がない)

これはもう「ねこなきじじい」ではないか。

 

将来、認知症になって、ねこなきじじいとして妖怪伝説となる———

そういう未来が待っているのかも知れないニャー。

そうしたら、ネコ娘はなかよくしてくれるだろうか?

 

 

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夏の終わりの総理退陣劇と秋祭り中止

 

今年はコロナの影響でどこもお祭りが中止。

9月あたりになれば終息しているかも・・・という

かすかな期待も夏場の第2波であえなく吹っ飛んだ。

 

おみこしも山車引きも夜店も3密、

さらに「不要不急」の最たるものだからしかたない。

けど、不要不急なこと・ものがあるからこそ人生は楽しくなる。

 

中にはお祭りを生きがいにしている人だって少なくない。

来年まで我慢しなくちゃならないのは、特にお年寄りにはかなり厳しいかも。

 

コロナはいったいどうなるのか?

ここまで世界規模で「コロナ怖い」情報が浸透してしまうと、

ワクチンが開発され、国や自治体のトップが「だいじょうぶです」と

太鼓判を押さない限り、

大方の人の恐怖は消え去らず、終息は無理だろう。

 

コロナを終息させるのは、やはり「情報」が鍵になる。

そういう意味でも政治家の責任は大きい。

 

皮肉を言うと、安倍総理は良いときに辞めた。

「可もなく不可もなく」で7年半以上の長期政権。

就任前が民主党政府だったので「あれよりマシ」ということで

イメージが上々のところからスタートできていた。

政権奪還に成功した自民党の長老たちも、

みんなでおみこしを担いでくれた。

だから、たいしたことしなくても政権を維持できた。

 

12年前の第一次の時もそうだったが、

病気が理由の退陣なので、同情も得られるし、

批判もイメージダウンも最小限で済む。

 

けっして人柄が悪いわけではない。

てか、人が良いので、うまい具合に黒幕さんたちに操られちゃった感じ。

お坊ちゃん総理なので、ストレスにも弱かった。

 

けど、よくよく見ると、

自民党って結局、お坊ちゃんたちの集まりなんだよね。

次のお坊ちゃん総理は、果たしてコロナ禍をなんとかできるのか?

秋冬はインフルエンザなどと混同され、

へたしたら大混乱になりそうだ。

 

もはや「コロナはただの風邪」は通用しない。

情報8割のこの病気について、

どう人心をコントロールしていくのか、

次の総理は大変だ。

 

いずれにしても来年は、大イベントはともかく、

せめて地域のお祭りはできるところまで持っていってほしい。

不要不急なものこそが人の心にエネルギーを注ぎ込む。

 

社会のニーズに応え、生活に入り込み、世界を変革していくAI・ロボット。

はたしてやつらは人間の敵か味方か? 上司か部下か? ライバルか友だちか?

ただの機械に過ぎないのか、それとも人類の子どもなのか?

2016年夏から2020年夏まで、AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる4年間の考察を読み物にした、おりべまことの面白まじめエッセイ集。

Amazon Kindle電子書籍にて発売中。

 

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義母とざしきわらし

 

義母がいつも散歩で楽しみにしているのは、

カモ、イヌ、子どもである。

ネコはどっちかというと僕の楽しみだ。

 

善福寺川で涼しそうに泳いでいるカルガモは25羽にもおよぶ。

日によってはコサギ(白い鷺)、カワウ(黒い鵜)、

アオサギ(大型のグレーの鷺)なども混じっている。

こいつらが水に頭を突っ込んだり、バシャバシャやっている風景が

平和で楽しげみたいなのだ。

 

イヌと子どもはリアクションがあるので面白いみたいだ。

彼女は臆病なので、じつはイヌはけっこう怖がる。

ソーシャルディスタンスを取って遠目で見るならいいが、

特にラブラドールなどの大型犬が近くに来るのは怖いらしい。

だけど、つい「かわいいねえ」などと言ってしまう。

 

散歩しているイヌの7割くらいは、

この「かわいい」という言葉がわかるので、

それを聞きつけて「はいはい、かわいがって」と

義母のもとに寄って来るのだ。

その時の彼女のちょっと緊張した顔がけっこう面白い。

 

その点、人間の子どもは安心だ。

特に1~3歳くらいのおチビさんはにっこり反応して

手を振ってくれたりする子が多い。

 

そうした義母と子どもとのやりとりを傍で見ていると、

僕は内心「今日はざしきわらしに逢えた」と思う。

 

子どもの姿をしたざしきわらしという妖怪に逢うと、

幸運になると言われる。

 

昔はせっかくこの世にオギャーと生まれてきても、

大きく育つ前に死んでしまう子どもが多かった。

特に東北地方の貧しい農村などでは

病気や事故はもとより、

家族が食っていくために間引きされることも

少なくなかった。

 

なので小さい子どものイメージは

現代とはずいぶん違っていたのだろう。

「7歳までは神のうち」などとも言われるが、

“将来、人間として生きるかもしれない”

精霊に近い存在だったのではないかと思う。

 

たぶん、ざしきわらしの伝説は、

そうした幼くして逝ってしまった

子どもたちのことを偲んで生まれたものなのだろう。

 

いずれにしても、散歩でざしきわらしに逢えると

義母の中に幸福のタネが一つ植わる。

家に帰るころにはもう忘れているんだけど、それでもいいのだ。

 


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戦後100年はもうすぐ

 

今日も東京は猛暑日。

気象や天災等の領域で「100年に一度」とかいうセリフを

頻繁に聞くようになった。

 

人生100年時代でもある。

以前は「100年」と聞くと、気が遠くなるような昔、

とても想像できない未来を感じたが、

最近はそうではない。

今の100年は、昔の100年より確実に短い。

 

そう考えると、先の大戦からはまだ75年しかたっていないのが、

ちょっと不思議にさえ思える。

 

今から100年前には日本は、まだ原爆や空襲の傷跡はなかった。

その一方で「戦争をしてはいけない」という概念も

国民のほとんどになかったのではないか。

 

すすんで戦争をしようという人は少なかったかもしれないが、

やむを得ない、協力するしかない、

勝てばわれわれにも恩恵があるに違いない。

・・・という人が大多数を占めていたのではないか。

 

「経験知」というと語弊があるかもしれないが、

惨劇を味わい、敗戦の屈辱にまみれ、そこから立ち上げ合ってこれたからこそ

その概念は少しずつはぐくまれ、

戦後に生まれ育った子どもたちに伝えられてきた。

 

いま戦争はいいか、悪いか? 

と問われて「いい」と答える日本人は、ほぼ皆無だろう。

 

誰もが言う。

「戦争はいけない」と。

それはいい。お題目はあったほうがいい。

けれども、そう唱えておけば世間的に問題ないから、

唱えるだけで、そこで思考停止してしまう。

 

どうしていけないのか? 

どうして戦争をしてしまったのか?

青の時代、国民はどう行動すればよかったのか?

・・・ということまで考えていこうとする人は少ない。

自分も含めて。

 

お題目はないよりあったほうがいい。

けれども確実に記憶の風化が進む今、

そのお題目からどう思考を展開させていくかを

突き詰めて考えていかなくてはならないのではないかと思う。

国の未来、自部の未来のためにも。

 

「戦後100年」を迎えるとき、

日本はどうなっているのだろう?

世界はどうなっているのだろう?

そして自分は? 子どもは?

 

 

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父のメガネを借りて終戦を見る

 

お盆。終戦記念日。

とりあえず、父の話の最終回。

 

5月14日の菜穂や大空襲の日、ほんの僅かなすれ違いのお陰で、

戦時を無傷で潜り抜けることの出来た16歳の父。

 

彼がその後、どのような思いで3か月後に終戦を迎えたのか、

そして復興期を過ごしたのかは生前、

殆ど聞くことが出来なかった。

 

今だったら食いついてでも聞き出すのに・・・

と歯噛みする思いだが、後の祭りである。

 

身内から話を聞くのは意外と難しい。

いつまでもあると思うな、親とカネ。

いつでも聞けると思うな、親のものがたり、である。

 

幸い、家族で戦死した者・被災して命を落とした者はいない。

そのせいか、ひどく戦争を憎んでいたわけでもないようだ。

 

終戦は父を大人にした。

当時の16歳は、現代のように「まだ子ども」では済まされない。

若い世代の男が少なくなっていたから、

早く大人にならなくてはならなかった。

 

それに明日の見えない焼け野原の中では、

子ども時代の感傷などに浸っていたら飢え死にしてしまう。

今日の食い扶持を確保し、

とにかく一日一日生き延びなくてはならない。

そんな戦時以上に過酷な季節を迎えた時の思いは

どんなものだったのだろうか。

 

僕が子どもの頃、家の中には

やたら戦争に関する書物や写真集などがあった。

また、テレビで戦記映画などをやっていると

父は熱心に、ときに食い入るように見ていた。

 

おそらく自分の子ども時代をほぼ全編にわたって

覆いつくした戦争という災厄から、

終生離れられなかったのだろう。

 

それは一つの原風景として、

ずっと心の中に宿り続けていたに違いない。

だから、あの戦争についてもっと知りたいという

欲求に駆られるのは当然のことなのかも知れない。

 

父にメガネを借りて終戦の日を見ると、

いつもと違う日本が見えてくる。

 

75年たってすっかり変わったと思っていたこの国も、

根っこのところでは、

ちっとも変わっていないものがたくさんあるように思える。

 

 

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大空襲をすり抜けた父は「生きてるだけでOK」

 

お盆なので亡くなった父を偲ぶ。

 

生前、父は10代の頃のことをよく話していた、

昭和3年生まれの父の10代は戦争とまるかぶりである。

兵役には行かなかったが、名古屋の軍需工場で働いていた。

 

名古屋の軍需工場は昼となく夜となく

大回転で機械を動かしていたが、

昭和19年頃から米軍の空襲が頻繁になり、

警報が発令されるたびに

稼動を止めざるを得なくなっていたようだ。

 

その日も夜十時過ぎ、警報が発令され、

従業員たちは決められた避難所に退避。

しばらくして解かれたが、父は避難中、

うたた寝をしていたため、

ひとり工場に戻るのが遅れてしまった。

 

まだ眠気が残り、身体もだるい。

そこに班長から怒られるだろうなぁ、という心配が加わり、

足取りはますます重くなった。

 

と、その時。

 

ゴオォォォォ……

足が止まった。

まさか。

空襲警報はついさっき解除されたはずなのに……

けれでも、あれは恐怖の感情とともに

耳に焼きついているエンジンの轟音。

漆黒の空を疾駆する猛禽B29のうなり声だ。

 

 

父は直感的に覚ったという。

これ以上あそこに近づいては危ないと。

そして、すぐに離れなくてはいけないと。

ほんの20メートルほど先に見える工場の建物にくるりと背を向け、

いま来たばかりの道を走り出した。

 

そのわずか数秒後。

ヒュルルルル・・・と中空に轟く、

間の抜けたような、尾を引く音。

その瞬間、背中が凍りつくような感触にとらわれた。

 

爆発音が鳴り響く。

振り返ると、工場は生まれてこれまで見たこともない、

巨大な炎に包まれていた。

 

父はそこでまた立ち止まり、呆然とその光景を目にしたという。

炎の中で幾つかの身もだえする人影が見える。

彼の同僚なのか、それとも上司なのか……

目を背けたいのに、そこから視線を離すことが出来ない。

何かが頭を押さえつけ、その惨劇を見続けることを強要していた。

そして、今そこにある事実を記憶に焼き付けるように命じていた。

あと1分か2分、早く到着していれば自分もあの中にいたことを。

 

同じ時間、そこから5キロも離れていない場所で

名古屋城も燃え上がっていた。

天守閣の頂に輝く金の鯱が炎に包まれて咆哮していた。

昭和20年5月14日。名古屋大空襲。

軍需工場の工員だった父はこのとき16歳だった。

 

彼が居眠りしていなければ、

頑張って遅れないよう職場に戻っていれば、

自分の直感を信じていなければ、

僕もこの世に生まれていなかっただろう。

 

ちょっとしたタイミングで人間の運命は変わってしまう。

 

基本的にはまじめな優等生で、

仕事でもそこそこ成功した人だったが、

いつもジョークっぽい生き方を愛し、

あまりまじめになりすぎないようにしていたフシがある。

それは「生きてるだけでOK」と思えるような

原体験があったからかもしれない。

 

 

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ファットマンを地球最後の核兵器にするために

 

長崎に落とされた原爆「ファットマン」は、

今日まで「地球最後の(実戦で使われた)核兵器」とされている。

 

永遠にそうあり続けるよう願うが、

核兵器の開発は終わっていない。

 

75年前、アメリカが示した手本通りに、

それは相手を威嚇する脅しの道具として機能している。

 

そして、75年経った今でも

「強い国」「豊かな国」「進んだ国」の象徴であり続けている。

「我が国は核兵器を持っている」ということに

希望と誇りを感じる人が世界中に大勢いるのだ。

 

アメリカが世界に、未来にバラまいたウイルスは、

いまだに多くの国の子どもや孫やひ孫らの脳を侵し続けている。

 

核兵器の所有は罪悪であり、恥辱である――

そう思える子どもたちを増やすこと。

これからやるべきことは、それ以外には考えられない。

 


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原爆投下75年の特別な夏

 

今年の夏はオリンピック・パラリンピックで

特別な夏になるはずだったが、

まったく逆の形で特別になってしまった。

 

新型コロナウイルスのせいでディスタンスを

とらなくてはいけない年になった、

原爆投下75年。

 

人と人が分断される時代になって、

橋が溶けて、壁が築かれて、

戦争が起こるリスクが高まらないのか、

ウイルスと同様、目に見えないけど、

なにか奇妙で得体の知れない不安を感じる。

 

人間は戦争から離れられない。

いまも世界のどこかでそれは続いている。

 

とりあえず、退屈でも冴えなくても、

ありがたい平和な日常のために合掌。

 

おりべまこと電子書籍第7弾

SF長編小説「ピノキオボーイのダンス」

 

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人生何度目かの宮沢賢治との再会

 

まるで星が巡るかのように、

人生のあちこちで出会う宮澤賢治さん。

 

中学生の時に「お別れ会」かなんかの催しで

「宮澤賢治伝」という劇(というかドリフみたいなふざけたコント)をやったのが、最初のご縁だったと思う。

 

演劇やっている人、歌手や俳優さん、

アートをかじっている人たち。

こういう人たちは宮澤賢治を好きな人が多く、

彼の詩や童話を演じたり、朗読したり、

モチーフにした絵などを描きたがっていて、

仕事や趣味で宮澤作品とはよく親しんだ。

 

童話と言っても宮澤賢治の場合、

子どもよりも大人のファンの方が多いと思う。

 

「ノックノック、トントン」の「雪わたり」や

「クラムポンはわらったよ」の「やまなし」は、

言葉のリズムが面白く、

チビだったうちの息子も読んでやると喜んでいたが、

ほかの詩や童話にはあまり食いつかなかった。

 

僕自身もじつはとくに熱心なファンというわけでなく、

あんまりちゃんと作品を読んでいるわけではない。

 

なのだが今回、仕事でその宮澤賢治さんと

またもやお付き合いすることになった。

そして今度はちゃんと勉強する必要がある。

 

で、初めてになるのだが「農民芸術概論綱要」という

文章に触れてみた。その序の部分。

 

おれたちはみな農民である ずゐぶん忙がしく仕事もつらい

もっと明るく生き生きと生活をする道を見付けたい

われらの古い師父たちの中にはさういふ人も応々あった

近代科学の実証と求道者たちの実験とわれらの直観の

一致に於て論じたい

世界がぜんたい幸福にならないうちは

個人の幸福はあり得ない

自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する

この方向は古い聖者の踏みまた教へた道ではないか

新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある

正しく強く生きるとは銀河系を

自らの中に意識してこれに応じて行くことである

われらは世界のまことの幸福を索ねよう 

求道すでに道である

 

ちょっと宗教者とか求道者といった方向の文章だが、

いまの自分、そしてこれからの人間の生き方を考える上で

大事なことを書いていると思う。

1世紀前に生きた詩人・作家の思想が真価を発揮するのは、

じつはこれから先の時代なのかも知れない。

 

若い時分にはわからなかった宮沢賢治のスピリチュアルワールド。

もちろん、今でも手が届くかどうか怪しいけど。

 

 

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新刊「ピノキオボーイのダンス」7月31日(金)発売

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、街中で年老いたダンサーと出会う。ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情もロボットテクノロジーにゆだねられた、機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、少年少女小説。長編SFファンタジー。


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「ワーケーション」に積極的になれる人・会社が日本の未来を救う

 

ワーク+バケーション。

働きながら休暇を取る?

休暇を取りながら働く?

 

「ワーケーション」とは、先日の菅官房長官の会見で

初めて聞いた言葉だ。

 

「Go To トラベルキャンペーン」で混乱が起こり、

政府の威信にダメージをきたしたため、

それを少しでも修復しようと、

目先の変わる造語をひねり出してきたのかと思ったけど、

調べてみると、べつに昨日・今日つくられた言葉ではないようだ。

 

アメリカなど海外の一部の国で普及している過ごし方らしく、

旅費や交通費などはワーカー負担で、

オフィスを離れてリゾート地などに行き、

リモート会議への参加や報告書提出などを

こなしながら休暇を取るという形だとのこと。

 

日本でも現在、和歌山県や長野県などでは専用サイトがあり、

働き方の一つとしてワーケーションのプランを提案している。

 

例えば長野県が提案するプランには、

一定時間は開設されたワークセンターで仕事をしたり、

ビデオ会議などに出席したりし、

それ以外の時間で森林セラピーを受けたり、

魚釣りや温泉を楽しむという行程がある。

 

地方を中心に自治体が具体的なプランを打ち出している。

 

長野だったかどうかは憶えてないが、

そういえば何年か前、ライター求人のサイトに

体験レポートを書きませんか? 

という募集記事があったような。

 

ちょっと興味があったが、

説明会に出なきゃいけなくて、その日程が合わないので

行かなかったけど、これのことだったのかなぁ。

 

それにしてもこのワーケーション、

やっぱりというか、案の定というか、

ネット上の反応は芳しいものではなく、

「そんなの、もはや休暇とは言えない」

「普及するはずがない」

「そんなの金持ちの発想」という意見が

大半を占めているようだ。

 

まぁ確かにこんなゆとりのある働き方をできる

企業・人は今の日本ではそう多くないと思うが、

僕は、これについてはちょっと政府の意見に賛同したくなる。

 

日本のワーカーたち、

中高年は「仕事とはこういうもんだ」と、

頭がコチコチに固まっちゃってるからもう無理だろうが、

若い人たちはまだ頭が柔らかいうちに

積極的にこうした考え方を取り入れて

実践してみたほうがいい。

 

そして、こういう会社がどんどん増えるのが望ましい。

これからの日本の会社は授業員に、従来通りの、

経済成長期の伝統的な働き方をしていたら伸びていかない。

 

働く人の感情・精神は会社にとって大事な資本だ。

過重労働をはじめ、パワハラやセクハラや職場いじめなどで

社員のメンタルをつぶしているような会社に

未来などあるはずがない。

 

働く人自身も「感情は自分の資本である」という

自覚をもって、嫌な仕事・嫌な職場に

我慢すべきでない。

 

「ワーケーション」も、できるはずない、不可能だ

と言っている人や会社は絶対できない。

 

てか、そういう会社は、そもそもやる気がないんだよね。

仕事は会社の中でやるもんだと

経営層の頭が凝り固まってるからできるはずがないんだ。

 

「やってみるか」とやってみれば、意外とラクに、

うまくできちゃうんじゃないか。

 

僕はワーケーションを積極的に考えられる会社、

取り組める会社が良い仕事をし、

これからの日本を支えられると思う。

個人もまた然り。

 

自粛期間が過ぎたら、あっという間に、

せっかくやっていたテレワークを

やめちゃう会社だらけって現状には、

なんだか暗澹とした気分にさせられる。

 

政府批判もいいけど、何でもかんでもはなから否定してないで、

どんな働き方ができるだろうと少しは想像してみたら?

 

 

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※新刊「ピノキオボーイのダンス」 

7月31日(金)発売予定!

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、街中で年老いたダンサーと出会う。ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情もロボットテクノロジーにゆだねられた、機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、少年少女小説。長編SFファンタジー。

 


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オナラよ 永遠に ~オナラに潜む人間存在の秘密~

 

固体であるウンコや液体であるオシッコと違って、

気体であるオナラは形がなく、目に見えない。

摩訶不思議でミステリアスな存在だ。

 

だから子どもは探究心と想像力を刺激され、

勉強なんかそっちのけでオナラのことに真剣になる。

 

自分が出す音やにおいの中に

自分がこの世界に存在する秘密が

隠されているのではないかと考え巡らせる。

もちろん無意識のうちに、ではあるが。

 

だけど大人になるにつれ、オナラのことなど忘れていく。

こんなどうでもいいものに、いつまでもかまけていられるほど、

人生はヒマじゃない。

 

そして、毎日の生活の中では、

そもそもこの世にオナラというものが

あることさえ忘れている。

自分が豆やイモを食べた後に、

思わずプリッともらすまでは

 

この作品はもともとラジオドラマ企画として書いた。

プ~と、ブリッとか、プパッとか、プピーとか、ス――ッとか、

いろんなオナラの音が聞けたら面白いな、ということで、

その音を聞かせるためにストーリーを作った。

 

結局、企画が実現することはなく、

長い間、ほったらかしにしていたのだが、

ある日、これをノベライズしてみたらどうだろうと思いついた。

主人公が子どもだし、

想定する読者も子どもなので児童文学(っぽい)スタイルに。

 

確か最初は原稿用紙60枚くらいの話だったのだが、

何度か書き直すうちにどんどん膨らみ、

200枚近い長編になった。

 

オナラを愛する子どもにとって面白いのはもちろんだが、

オナラのことなんてとっくの昔に忘れてしまった

おとなにも読んでほしい。

 

そしてできれば、永遠のバイブルにしてお手元に置き、

ときどき読み返してプププと笑ってほしい物語なのである。

 

 

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★第3クール「オナラよ 永遠に」

日本時間 7月25日(土)16:00~27日(月)15:59 

期間限定無料

 

 

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。

 

小学5年生の小松救太郎は、ぬきうちテストの最中にオナラをもらし、クラス中からいじめられる。

じつはそのオナラの真犯人は隣の席の水城ユリカ。。彼は憧れの女の子の失敗をかばっていたのだ。

しかし、ユリカはお礼を言うどころか、よけいなおせっかいだと救太郎をきびしく責める。

 

その日、家に帰った救太郎は奇妙な白昼夢を見る。

そこに登場するのは、26世紀から来た、

オナラで音楽を奏でるプータローというキテレツな男。

この男の話 によると、

500年後の世界では人間はオナラをしない生き物に進化しており、

そのせいでストレスがたまり、心の病が蔓延しているという。

 

そして救太郎こそが、失われたオナラを取り戻すための救世主であり、ユリカとラブラブになることで人類がオナラを取り戻し、不幸な歴史をやり直せると伝える。

 

救太郎は、潔癖症でオナラを軽蔑する母親のプレッシャーに

ユリカが苦しんでいること、

また、人類からオナラを奪おうとする

謎のヘビ魔女が彼女に取りついていることを知る。

 

ヘビ魔女との対決や、

秘密警察から逃走するプータローとの交信を通じて、

ついに自分の力で未来を変えることを決意する救太郎。

その方法はユリカのオナラをかばった日に

タイムスリップして戻り、

二人のよじれてしまった関係を修復するということだった。

 

はたして彼はユリカの気持ちを変え、

オナラを失った未来の人類を救うことができるのだろうか?

 

読みだしたら止まらない面白さ。

オナラをこよなく愛するあなたのバイブルに。

そして人生の常備薬に。

 

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または著者名「おりべまこと」、

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※新刊「ピノキオボーイのダンス」 

7月30日(木)発売予定!

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、

街中で年老いたダンサーと出会う。

ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情も

ロボットテクノロジーにゆだねられた、

機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、

少年少女小説。長編SFファンタジー。

 


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おりべまこと 電子書籍  6日連続ジュライモーニングキャンペーン3

 

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★第1クール「魚のいない水族館」

日本時間 7月21日(火)16:00 ~ 23日(木)15:59

 

★第2クール「茶トラのネコマタと金の林檎」

日本時間 7月23日(木)16:00 ~ 25日(土)15:59

 

★第3クール「オナラよ 永遠に」

日本時間 7月25日(土)16:00~27日(月)15:59

 

 

●オナラよ 永遠に ~オナラに潜む人間存在の秘密~

 

固体であるウンコや液体であるオシッコと違って、

気体であるオナラは形がなく、目に見えない。

摩訶不思議でミステリアスな存在だ。

 

だから子どもは探究心を刺激され、

勉強なんかそっちのけでオナラのことに真剣になる。

 

自分が出す音やにおいの中に

自分がこの世界に存在する秘密が

隠されているのではないかと考える。

もちろん無意識のうちに、ではあるが。

 

だけど大人になるにつれ、オナラのことなど忘れていく。

こんなどうでもいいものに構っていられるほど、

人生はヒマじゃない。

 

そして、毎日の生活の中では、

自分が豆やイモを食べた後に、

プリッともらすまでは

そもそもこの世にオナラというものが

あることさえ忘れているのだ。

 

この作品はもともとラジオドラマ企画として書いた。

プ~と、ブリッとか、プパッとか、プピーとか、ス――ッとか、

いろんなオナラの音が聞けたら面白いな、ということで、

その音を聞かせるためにストーリーを作ったいう感じである。

 

結局、企画が実現することはなく、

長い間、ほったらかしにしていたのだが、

ある日、これをノベライズしてみたらどうだろうと思いつき、

主人公が子どもなので児童文学(っぽい)スタイルにした。

 

確か最初は原稿用紙60くらいの話だったのだが、

何度か書き直すうちにどんどん膨らみ、

200枚近い長編になった。

 

オナラを愛する子どもにとってはもちろん面白いが、

オナラのことなんてとっくの昔に忘れてしまった

おとなにも読んでほしい、

大切なメッセージの詰まった物語なのである。

 

 

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。

小学5年生の小松救太郎は、ぬきうちテストの最中にオナラをもらし、クラス中からいじめられる。

 

じつはそのオナラの真犯人は隣の席の水城ユリカ。

彼は憧れの女の子の失敗をかばっていたのだ。

しかし、ユリカはお礼を言うどころか、

よけいなおせっかいだと救太郎をきびしく責める。

 

その日、家に帰った救太郎は奇妙な白昼夢を見る。

そこに登場するのは、26世紀から来た、

オナラで音楽を奏でるプータローというキテレツな男。

この男の話 によると、

500年後の世界では人間はオナラをしない生き物に進化しており、

そのせいでストレスがたまり、心の病が蔓延しているという。

そして救太郎こそが、

失われたオナラを取り戻すための救世主であり、

ユリカとラブラブになることで人類がオナラを取り戻し、

不幸な歴史をやり直せると伝える。

 

救太郎は、潔癖症でオナラを軽蔑する母親のプレッシャーに

ユリカが苦しんでいること、

また、人類からオナラを奪おうとする

謎のヘビ魔女が彼女に取りついていることを知る。

 

ヘビ魔女との対決や、

秘密警察から逃走するプータローとの交信を通じて、

ついに自分の力で未来を変えることを決意する救太郎。

その方法はユリカのオナラをかばった日にタイムスリップして戻り、二人のよじれてしまった関係を修復するということだった。

 

はたして彼はユリカの気持ちを変え、オナラを失った未来の人類を救うことができるのだろうか?

 

読みだしたら止まらない面白さ。

オナラをこよなく愛するあなたのバイブルに。

そして人生の常備薬に。

 

 

※新刊「ピノキオボーイのダンス」

 7月30日(木)発売予定!

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、街中で年老いたダンサーと出会う。ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情もロボットテクノロジーにゆだねられた、機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、少年少女小説。長編SFファンタジー。

 


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茶トラのネコマタと金の林檎 ~だれの心の中にも金の林檎が埋まっている~

 

この作品はもともと20代の終わりの頃に上演した

「林檎探偵談」という戯曲のエピローグ部分を

膨らませてアレンジしたものだ。

 

もとネタは、実際に探偵稼業をしていた人が書いた

「事件簿」だった。

 

いろんな事件に携わり、おかしな人間と、

奇妙な体験をしたことを綴っていたが、

中でも面白かったのが、

山の中に財宝が埋蔵されているから掘ってくれという

あるばあさんの話。

 

そのばあさんの夢というか妄想に付き合った

探偵さんのエピソードをもとに、

3分程度のコントみたいなシーンを挿入してみたのだ。

 

それが実話なのか、面白おかしい作り話なのかは判然としないが、

認知症の義母の面倒を見ていると、

似たようなことに遭遇することもあるので、

まるっきりでっち上げだとは思えなくなる。

 

そうした「夢や妄想に付き合う力」は、

非現実的で、何の生産性もないけど、

人間に必要とされる能力の一つではないかな、

とさえ感じている。

 

どんな人間でも生きていれば、多かれ少なかれ、

いろいろな種類の夢・希望・願望が

自然とうじゃうじゃ湧き出してくる。

 

それらがすべて叶う人はひとりもいない。

それどころか大多数の人は、

残念ながら、ほとんど叶えられずに終わる。

 

そんな現実を知ってるのに、

大人は子どもや若者に

「夢を持たなアカン」などと

残酷なことを無責任にぬけぬけと言い放つ。

 

かなえられなかった夢は心の奥深くに蓄積され、

やがて埋もれて、いつしか「金の林檎」に変わっている。

 

日々の生活にいっぱいいっぱいだった人たちはみんな、

人生の終わりがけになると、

金の林檎がどこかに埋まっていることに気が付いて

一生懸命掘り返そうとするのだ。

 

書いてみて、ああ、これはそういう物語だったんだなと、

30年ぶりに再会した古い友だち、

私立探偵の健太と六郎に教えてもらった。

 

きっとあなたの心の中にも金の林檎が埋まっている。

それを死ぬまでに一度、掘り返してみるかどうかは、

もちろん、あなたの自由です。

 

おりべまこと 電子書籍 

6日連続ジュライモーニングキャンペーン

 

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★第2クール「茶トラのネコマタと金の林檎」

日本時間 7月23日(木)16:00~25日(土)15:59

 

 

20代半ばで独立起業し、6畳一間のアパートの自分の部屋で探偵事務所を開いた私立探偵・飛田健太(とびた・けんた)。

その健太のもとにホームページ経由で、開業以来、最高のギャラが発生する難事件の依頼が飛び込んだ。

山中に埋められた、時価数億円に上る金の林檎の捜索。

 

健太は相棒である便利屋の中年男・六郎を連れ、“なんちゃってホームズ”のいでたちで現場に飛ぶ。

そこに現れたのは茶トラのネコみたいなオレンジ色の髪をし、魔女のような真っ黒な服に身を包んだミステリアスな高齢女性。

健太はその依頼人に“茶トラのネコマタ”というあだ名をつける。

 

ネコマタの目撃談によれば、10月の第3日曜日の夕暮れ時、黒服・黒メガネの4人組の男たちがこの山にやってきて、どこかから盗み出してきた大量の金の林檎を埋めていったという。

しかし、明らかに彼女の話はおかしい。

これはかつて女優だったという女の空想か?幻想か?妄想か?

 

健太と六郎は、その話を信じたふりをして、山中の雑木林に入ってスコップを振るい、肉体労働に精を出すことになった。

はたしてこの難事件はどんな“解決”に至るのか?

それぞれ心に傷を負った若者、中年、年寄りが織りなす、コミカルでファンタジックな探偵小説。

短編。24,000字。

 

●アクセス 

https://www.amazon.co.jp/ から

コードナンバー「ASIN: B08473JL9F」、 

または著者名「おりべまこと」、

または書籍名「茶トラのネコマタと金の林檎」を入れてアクセス。

 

●Kindle無料アプリをインストールすれば、

今すぐスマホやタブレットで読める!

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●1ヶ月¥980でどんな本も読み放題の「Kindle unlimited」も

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※新刊「ピノキオボーイのダンス」 

7月30日(木)発売予定!

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、街中で年老いたダンサーと出会う。ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情もロボットテクノロジーにゆだねられた、機械仕掛けの世界で繰り広げられる長編SFファンタジー。大人も愉しい少年少女小説第4弾!

 


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おりべまこと 電子書籍  6日連続ジュライモーニングキャンペーン2

 

おりべまこと既刊3冊の小説を2日ずつ無料でGet

第2クール突入!

 

★第1クール「魚のいない水族館」

日本時間 7月21日(火)16:00 ~ 23日(木)15:59

 

★第2クール「茶トラのネコマタと金の林檎」

日本時間 7月23日(木)16:00~25日(土)15:59

 

★第3クール「オナラよ 永遠に」

日本時間 7月25日(土)16:00 ~ 27日(月)15:59

 

 

●アクセス 

https://www.amazon.co.jp/ から

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または著者名「おりべまこと」、

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●茶トラのネコマタと金の林檎 

~だれの心の中にも金の林檎が埋まっている~

 

以前のブログにも書いたが、

これはもともと20代の終わりの頃に上演した

「林檎探偵談」という戯曲のエピローグを膨らませたものだ。

 

ネタにしたのは、実際に探偵稼業をしていた人が書いた

「事件墓」だった。

 

山の中に財宝が埋蔵されているという

おばあさんの夢というか妄想に付き合った

エピソードが面白いなと思って、

それをもとにコントみたいなシーンを作った。

 

それが実話かどうかはわからないが、

認知症の義母の面倒を見ていると、

そうした「夢とか妄想に付き合う力」は

人間に必要な能力の一つだなと感じる。

 

夢・希望・願望――

人間生きていれば、多かれ少なかれ、

そうしたものが自然と湧いてくる。

 

そして、それらがすべて叶う人はひとりもいない。

それどころか大多数の人は、

ほとんどかなえられずに終わる。

 

なのに大人は子どもや若者に「夢を持て」と

無責任に残酷なことを言う。

 

かなえられなかった夢は心の奥深く蓄積され、

やがて埋もれて、いつしか「金の林檎」になる。

 

日々の生活にいっぱいいっぱいだった人たちはみんな、

人生の終わりがけになると、

それに気が付いて一生懸命掘り返そうとするのだ。

 

これはそういう物語だったのかと、

30年ぶりに再会した

愛すべき探偵の健太と六郎に教えてもらった。

 

きっとあなたの心の中にも金の林檎が埋まっている。

掘り返してみるかどうかは、あなた次第です。

 

 

20代半ばで独立起業し、

6畳一間のアパートの自分の部屋で探偵事務所を開いた

私立探偵・飛田健太(とびた・けんた)。

 

その健太のもとにホームページ経由で、

開業以来、最高のギャラが発生する難事件の依頼が飛び込んだ。

山中に埋められた、時価数億円に上る金の林檎の捜索。

 

健太は相棒である便利屋の中年男・六郎を連れ、

“なんちゃってホームズ”のいでたちで現場に飛ぶ。

そこに現れたのは茶トラのネコみたいなオレンジ色の髪をし、

魔女のような真っ黒な服に身を包んだミステリアスな高齢女性。

健太はその依頼人に“茶トラのネコマタ”というあだ名をつける。

 

ネコマタの目撃談によれば、10月の第3日曜日の夕暮れ時、

黒服・黒メガネの4人組の男たちがこの山にやってきて、

どこかから盗み出してきた大量の金の林檎を埋めていったという。

 

しかし、明らかに彼女の話はおかしい。

これはかつて女優だったという女の空想か? 幻想か? 妄想か?

 

健太と六郎は、その話を信じたふりをして、

山中の雑木林に入ってスコップを振るい、

肉体労働に精を出すことになった。

 

はたしてこの難事件はどんな“解決”に至るのか?

それぞれ心に傷を負った若者、中年、年寄りが織りなす、

コミカルでファンタジックな探偵小説。短編。

24,000字(原稿用紙60頁)。

 

※新刊「ピノキオボーイのダンス」

7月30日(木)発売予定!

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、年老いたダンサーと出会う。

ダンサーはロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人の癒しや愛情もロボットにゆだねられた、

機械仕掛けの世界で繰り広げられる長編SFファンタジー。

 


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魚のいない水族館 ~かなわなかった夢はいつかリベンジできる~

 

夏休みになると思い出す。

息子が小学校に入った頃なので、かれこれ17年前。

水族館のお泊りツアー、つまりナイトツアーが始まった。

へえ、こりゃ面白そうだ、ぜひ息子と参加しようと思ったが、

誰でもOKというわけではない。

 

人数制限があり、予約制なので応募して当たらないとだめだ。

これが何度応募しても落選。

僕はくじ運が悪いので、息子やカミさんの名前で出してみたが、

やっぱり当たらない。

 

確か4年間トライし続けたが、結局、当選することはなく、

水族館お泊りツアーの夢は、海の泡となって消えた。

 

ということを昨年の夏に思い出し、

ブログに上記のような文章を書き始めたところ、

ふと、この悔しい体験を、

ちがう形でリベンジしたいという思いが湧いた。

 

そこで水族館をモチーフにした物語を書き始めた。

それがこの「魚のいない水族館」である。

 

どうしてあの時(たぶん今も)、僕は、そして大勢の人は、

夜の水族館に行きたい、泊まりたいと思ったのか?

そのわけをいろいろイメージしていくと面白くなって、

10日くらいで5回に分けて書いてみた。

 

それが初めてのまともな短編小説になった。

 

悔しかったこと(と言っても大したことじゃないけど)から

こんな物語を編み出せるなんて人生面白い。

 

夢がかなわなくても心配ない。

そのままの形ではないかも知れないけど、リベンジはできる。

あなたにも、きっと後からいいことある。

 

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★第1クール「魚のいない水族館」

日本時間 7月21日(火)16:00 ~ 23日(木)15:59

実施中!

失業中の主人公が足を踏み入れた、街のはずれにある水族館には魚が一匹もいなかった。

彼のまえに現れた、魚のような顔をした館長は言う。「魚はみんな海に返しました」

彼がそのことをブログに書くと、なぜか水族館はその夏の大人気スポットになる。

そして季節が変わるころ、館長は彼に声をかける。

「もしよければ、ここで仕事をしませんか?」

夏から秋にかけて不思議な水族館で起きる出来事を描く

大人も愉しいファンタジックな少年少女小説。

 

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「人新世(アントロポス)」を生きる

 

イギリスの作家が書いた動物に関する本を読んでいて

「人新世(じんしんせい/ひとしんせい)」

という言葉に出逢った。

英語でAnthropocene(アントロポス)。

 

現在私たちは「人新世」と呼ばれる、

生命の歴史において、かつてなかったほどの

大規模な絶滅と転換の時代に生きている

 

と、その作家(およびサイエンスジャーナリスト)は言う。

 

地質時代の区分では、最終氷河期の終わる

およそ1万年前から現在までを「完新世」と呼ぶ。

この完新世において、地球のシステムに唯一最大の

影響を与えているのが人類。

そうした認識に基づき、この「人新世」という新しい年代が

発案されたという。

 

2008年には、これが地質学者らの賛同を得た。

この年代が始まった時期については諸説あるようだが、

やはり化石燃料を消費し始めた産業革命以降、

この200年のことと考えて間違いないだろう。

 

特に20世紀後半以降、ここ半世紀余りの繁栄による

大量消費はすごかった。

 

それが今年、コロナによって世界中の経済活動が減退。

それによって世界各都市の大気が浄化されたとか、

ベネツィアの運河にイルカがやってきたとか、

地球環境には良い影響が出ているとかいう話もあったが、

そう単純なものとは思えない。

 

コロナで人の行き来に支障が出たら

国際協調もままならないだろう。

 

今年の夏も九州で大規模な豪雨被害が出た。

被災する場所は、地盤の緩い、かつて(明治時代以前)は

人が住まなかった土地だという話も聞こえてくる。

 

そうしたところを宅地にしたり、工場を建てたり、街を作るなど、

人間の生活圏として開拓してきたわけだが、

その考え方自体が無理なんじゃないかという気がする。

 

もう「100年に一度」だとか「数十年に一度」だとかいう

言葉ではごまかせない。

温暖化が原因となって毎年豪雨被害、台風被害は起こると

思っていたほうがいい。

 

もう昔には戻れない。

かといって、目先の経済を無視しては

明日からの生活も立ちいかなくなる。

 

結局、防災にしてもコロナ対策にしても、

国に頼らず、マスコミなどの情報も鵜呑みにせず、

自己責任でやっていくしかないようだ。

 

そして「人新世」に生きているという、

地球視点、野生動物視点も持っていると、

これから先、何かの役に立つかも知れない。

 

少なくとも動物や植物に愛しみの心をもったほうが

幸福になれるのではないだろうか。

 

 

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西城秀樹さん ラストステージの記憶

 

ユーライア・ヒープの「July Morning」、
キング・クリムゾンの「Epitaph」。
この2回、自分の好きなロックのことについて

書こうと思ったのに、なぜか西城秀樹さんの話になっていた。

 

たまたまネット上で音源を見つけたからだが、
彼がこれらの歌を歌っていたのをまったく知らなかったので、
本当に驚いてしまった。

 

そして、それが人気歌手が流行りに乗って
片手間で歌ってみました、という類のものではなく、
本気で取り組んでいたを感じて心動かされた。

 

本人はもちろんだが、
これはスタッフやバックミュージシャンも含めて、である。
西城秀樹という天才を中心に、

日本の大衆音楽を大きく育てていこう、
レベルを高くしていこうという熱いうねりが
当時はあったのだと感じる。

 

★情熱の嵐

僕は小学生から中学生の初め頃まで、
昭和の歌謡曲の世界にハマっていた。


ちなみに熱狂的な秀樹ファンである、
ちびまる子ちゃんのお姉ちゃんと同じくらいの世代である。

 

西城さんについては「情熱の嵐」「激しい恋」

「薔薇の鎖」などの振り付けが好きで、

よくマネして遊んでいた。

 

「情熱の嵐」では上着を脱いで

頭の上で振り回すアクションがあったが、
あれをマネして学校の休憩時間中、
振り回していた体操着が花瓶に当たって壊れ、
先生に怒られた記憶がある。

 

ただし、それっきり。
その後、特にファンだったわけでもないし、
レコードなどもを買わず、ライブに行ったこともない。

 

★2018年5月 青山葬儀所

けれども今回発見した「July Morning」や「Epitaph」の音源が
大阪球場や後楽園球場のライブだったことを知り、
2年前の5月、

青山葬儀所での西城さんのお葬式に行ったことを思い出した。

 

これもその時まで知らなかったが、
西城さんは1974年夏、日本人としては初めて
球場でライブをやったミュージシャンだったという。
それを記念して祭壇は大阪球場を模したものだった。
そこには「一生青春」の文字も刻まれていた。

 

日本の音楽シーンが活性化した

1970代後半から80年代、90年代にかけて
球場でライブをやることは、

そのミュージシャンがビッグになった証であり、
一つのステータスでもあったが、

その流れを作ったのも西城さんだった。

 

西城さんはさらに大きなミュージシャンとして

成長しようとしていた矢先、
病に倒れ、人生の後半は病気との闘い、リハビリの日々になった。

 

そして2018年4月の終わり、運命の日は来てしまった。

自宅で倒れ、意識不明のまま、翌5月半ばに帰らぬ人となった。

 

西城さんがアイドル、スターとして活躍した時間は、
トータルで見るとけっして長くない。
けれども凡人の何倍も濃密な時間を生きたのだと思う。
まさに太く短い人生だった。

 

葬儀が行われたのは亡くたって9日後。
僕はレギュラーワークの一つとして
葬儀・供養関連の専門誌のライターをやっているので、
その現場を取材する幸運に恵まれた。

 

 

★華やかであたたかいお葬式
式場には入らなかったが、
テレビ中継のスタッフや芸能記者たちに混ざって、
青山葬儀所内の別室にあるモニター画面で
告別式の一部始終を目にし、
野口五郎さんや郷ひろみさんらの弔辞を聴いていた。

 

告別式が終わり、真っ青なベールがかけられた棺が
真っ青な空のもとに運び出される。


黒いリムジンに乗せられた後、
MCの徳光和夫さんが集まった人たちに
「ヒデキ、ありがとうと言って送ってください」と呼びかける。

 

ファンかスタッフかわからないが最初に一人の男性が声を上げた。
「ヒデキ、ありがとう」
すると堰を切ったようにみんなが「ありがとう」と
ヒデキコールを繰り返し、火葬場へ向かうリムジンを見送った。

 

テレビやネットで観た人も多かったと思うが、
あれは本当に一世を風靡したスターらしい華やかで、
そしてあたたかいお葬式だった。

 

最後を締めた徳光さんの人柄や、
野口さん・郷さんの、あの時代の叙事詩を語るかのような
弔辞も影響しているが、
何よりもファンの、ここに来なくてはいられなかったという
思いの渦みたいなものが青山葬儀所を包み込んでいた。
(確か地方から旦那さんと泊りがけで来たという人もいた)

 

いま思えば、亡くなって10日足らずで
あれだけの規模・内容の式が出来たこと自体が奇跡のようだ。

 

企画・運営した人たちにも、
大スターの最後を飾る花道を作らなくては、
という使命感にも似た思いがあったのだろう。

 

今はがたとえ有名人が亡くなっても、
まず近親者だけで密葬をし、
あとからファンなどのためにお別れ会を開く――
といったパターンが多く、

それさえもないことも珍しくなくなった。

 

西城さんのご家族も、
気を遣わないで済む密葬(家族葬)で済ませ、
後日にお別れ会――という選択肢だって当然考えただろう。

 

しかし喪主である奥さんは、彼を支え応援してくれたファンと
悲しみを分かち合うのが義務と思ったのかも知れない。

 

また、病気を負った姿しか見ていない息子さんたちに、
父がいかに偉大なスターであり、ミュージシャンであったかを
胸に焼き付けてほしいという思いもあったのかも知れない。

 

★死してなお輝き続ける
青山葬儀所から出ていく西城さんの棺をその場で見送り、
ありがとう、さようならとコールを送った1万人の人たち。
その胸にも深い満足感と、
それまでの活躍の記憶がより深く刻み込まれただろう。


やはりテレビやネットで得られる、
効率の良い「情報」だけでは補えないものが
リアルな場にはあるのだ。

 

もしかしたら、いかなる昭和のスターでも、この先、
あんな華やかで、あたたかいお葬式はできないのでは・・・
とさえ思う。

 

ロックの話とすっかり離れてしまったが、
西城秀樹の歌は素晴らしい。
「July Morning」も「Epitaph」も、

その他、いろいろなジャンルの音楽を
自分のものして歌える才能は稀有なものではないか。

 

あの時代の音楽と、
それを糧にして育った日本人を語るに欠かせない存在して、
死してなお、西城秀樹は輝き続けるのかも知れない。

 

 

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エピタフとキング・クリムゾンと西城秀樹

 

「Confusion will be my Epitaph(混乱こそわが墓碑銘)」

その昔、自分の書いた芝居に 
KingCrimson キング・クリムゾンの
「Epitaph エピタフ(墓碑銘)」の歌詞をパクって
台詞に入れたことがある。

 

予言者達の書いた壁が
ひび割れたところから崩れ落ち


殺戮の道具の上に
日の光は燦然と輝く

 

誰もが悪夢や夢想とともに
引き裂かれていく時


栄冠など何処にもない
静寂が叫び声さえ呑み尽くす

 

1969年、KingCrimsonデビューアルバム
「クリムゾン・キングの宮殿」A面3曲目。

 

半世紀以上が経った今でも、キング・クリムゾンは、
プログレッシヴロックの王として君臨する。

そして「エピタフ」はその深紅の血塗られた王の
代名詞ともいえる名曲だ。

 

作詞のピート・シンフィールドは、
英国のさまざまな文学者の影響を受けていた。
特に彼がリスペクトしていたのは、
劇作家ウィリアム・シェイクスピアだ。

 

初期の1stアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」と
2ndアルバム「ポセイドンのめざめ」の楽曲の歌詞には、
シェイクスピア特有の、
ちょっと時代がかった(でも現代的な)
韻の踏み方、言葉のリズム、演劇的な匂いが感じられる。

 

「エピタフ」の歌詞も「リチャード3世」
「マクベス」「ハムレット」などの、
血と死と幻想を想起させる詩になっている。

 

ちなみにシンフィールドは作詞だけで楽器をやらないのに
正規のオリジナルメンバーだった。
このバンドの誕生時における、
一種のコンセプトメーカーだったのだと思う。

 

彼は自分が書いた詞を、少年時代、聖歌隊に属していた
グレッグ・レイク(ヴォーカル&ベース)が歌うのに
至上の喜びを感じていたという。

確かに若き日のレイクの声は、美しく神秘的だった。

 

ロックミュージックに文学・哲学・思想といった、
それまで誰も思いつかなかった知的なマテリアルを持ち込み、
見事に融合させたのはビートルズ、
とりわけジョン・レノンだが、
クリムゾンはデビューアルバムで、
ビートルズが導いた新しいロックの地平を一気に切り開いたのだ。

 

そのプログレッシブロックの代表曲が、
なぜか日本の昭和歌謡と親和性が高いのはどういうわけか?

 

ザ・ピーナッツや、

ジャニーズ事務所初期のスター・フォーリーブスが
「エピタフ」をカバーしているのにはびっくりした。

 

そしてまたもや西城秀樹だ。

 

ピート・シンフィールドが綴った原詩のまま歌っている。
確かに「エピタフ」なのだが、
ちょっと違う曲に聞こえて、すごく新鮮だ。

クリムゾンを吸収し、完全に自分の歌にしてしまっている。

どんだけすごいのか、天才だったのか、ヒデキ?

 

バックの演奏もいい。
特にベースとドラムは、そこはかとなく
クリムゾンのオリジナルメンバー、
グレッグ・レイク(ヴォーカルと共にベースも兼任)と
マイケル・ジャイルズ(ドラム)を意識していている気がする。

 

雷鳴と驟雨の音は、最初、レコーディング時の演出の
SEかと思ったが、これは野外(球場)ライブで、
この時、ほんとに嵐がきていたらしい。

 

ヒデキのキセキ。
すごすぎる。
40年もたってこんな音源に出逢えるとは、
まさしく僕の頭は「Confusion will be my Epitaph」。

 

 

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7月の朝とユーライア・ヒープと西城秀樹

 

7月になると「7月の朝」を聴く。
ユーライア・ヒープの「July Morning」は
70年代ロック不動の名曲だ。

 

中学生1年生のある時期、僕にとって
ユーライア・ヒープは世界最高のロックバンドだった。

単純に他のバンドをあまり知らなかったからだが、
「ユーライア・ヒープを聴いたら、
ビートルズなんかたかったるくて聴いてられねぇよ」
とうそぶいていた。

 

どうしてそこまでユーライア・ヒープに
肩入れしたのかと言うと、
「7月の朝」がとんでもなく好きだったからだ。

 

1971年リリース、ヒープのサードアルバムにして
ロック史に燦然と輝く名盤「対自核(Look at Yourself)」の、
アナログレコードならA面3曲目。

 

隣に住んでた2年年上の先輩がロック好きで、
それまでディープ・パープルの「ハイウェイスター」などは
聴いていた(聴かされていた)が、
ハードロックってうるせえなぁという印象だった。

 

けれども「7月の朝」は全然違っていた。
何といっても哀調を帯びたメロディが美しい。
そして、それまで聴いたことがなかったドラマチックな曲構成。

前半のバラードから後半、
ギターとオルガンがうねりまくるクライマックスに
繋がっていくのだが、
その盛り上がり方がまた美しく、すべてが完璧だった。

音楽を聴いて鳥肌が立ったのは、たぶんこの時が初めてだった。

 

ユーライア・ヒープは、
もちろんメンバーチェンジをしているものの、
今まだ活動しているようだ。
そのブランドとしての生命力には拍手を送りたいが、
やはり頂点はこのサード・アルバムで、
過去の遺産で食っている感は否めない。

 

ネットの記事によっては
「レッド・ツェッペリンやディープ・パープルと並ぶ
イギリスのハードロックバンド・・・」なんて
紹介の仕方をしているところもあるが、
正直、かなり格下だと思う。
悪いけど、ツェッペリンと並べないでほしい。

 

それでも、僕が若かりし時期、
「世界最高のロックバンド」と信じたように
当時(1970年代)のヒープの、特に日本における名声は
相当なもので、
来日公演も果たし、熱狂的なファンも大勢いた。

その音楽性が歌謡ポップスとの親和性に富んでいて、

日本の音楽関係者もかなり影響を受けたようだ。

 

そのヒープの大名曲「7月の朝 July Morning」を、
かの昭和歌謡のアイドル・西城秀樹が
カバーしていたということを、
彼の死後(2018年5月)、知った。

 

昔はアイドルが「こういう歌も歌えるんだぜ」と
カッコつけてロックを歌っていると思って、
まともに聴こうとしなかったが、
改めて聴くとその歌唱力に圧倒される。

 

デビッド・バイロン(全盛期のヒープのヴォーカリスト)に劣らぬ
詩情と感情あふれる表現力。
日本語の訳詞も良い。
完全に自分のものにしている。これはすごい。

天国の秀樹さん、ごめんなさい。

 

西城秀樹は他にも、
リズム&ブルースからプログレまで歌いこなす
素晴らしい歌唱力を持っていた。
ヒデキ、カンゲキ!

 

その西城秀樹の歌手としての凄み、カッコよさ、
そして当時の熱狂的な人気ぶりを物語る
1980年・後楽園球場での「7月の朝」。

 

 

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認知症の人が東京都知事選挙に投票?

 

散歩中、義母はイヌを連れて歩いている人とよく立ち話をする、
かわいいわが子を褒められるので、

飼い主さんはみな上機嫌になる。
会話はごくまっとうなので、

誰も義母を認知症だとは思わないだろう。


だけど、いったん会話が終わって離れて10歩も歩くと、
もうそのイヌのことも飼い主のことも忘れている。

 

その散歩道の途中に東京都知事選の候補者の掲示板があり、
いつも立ち止まって誰がいいかとしきりに喋っていた。
この人の顔がいい、この人はいろいろやってくれそうだとか、
あれこれいっちょ前の評論をする。

 

「お義母さんは誰に投票しますか?」と聞いてみると、
「うん、わたしは〇〇さんだね」と明言。
たぶん横で知らない人が聴いてたら、
99パーセント、この人が認知症だとは

やっぱり気が付かないだろう。

 

家に帰って夜、テレビのニュースで
立候補者の話をふんふんと聴き入っている。
けど、コロナのこともオリンピックのことも
さっぱりわかっていない。

 

また「お義母さんは誰に投票しますか?」と聞いてみると、
「この人がいい。けど、この人も。この人もいいね」と、
今度は3人くらい指名する。
「いやいや、一人しか選べないんですよ」
「あら、そうなの。一人だけっていうのはねえ・・・
他の人が気の毒だしねぇ」といった調子。

いちおうカミさんとどうするか話したが、
投票権はあるものの、
やっぱりこれじゃ投票所には連れていけないし、
まともな一票にはならないので、
本日、デイサービスに行っている間に
二人で期日前投票に行った。

 

義母のように一見まともそうに見えても、
夢の中で生きていく人は今後も増加する。
政治に何とかしろとは言えないが、
これからそういう人たちを大勢抱えた社会になっていくよ、
ということは視野に入れておいてほしい。

 

 

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あなたの夏休みの自由課題は何ですか?

 

いろんな夏があったけど、
今年はどんな夏になるだろう?


想像して期待したほうがいい。
少しはわくわくしたほうがいい。
そして、子どもみたいに夏休みの目標を立てて
何年も先送りにしていた自由課題をやるといい。


どうせコロナでどこにも行けないし・・・
なんてボヤいてばかりいると、ろくなことが起こらない。


暑さでバテても、ちゃんと前を向いて、
心に刻めることをいくつかやろう。


受験生ではないが、この夏が勝負。
この夏の過ごし方が、

この先10年の人生を決めてしまうかもしれない。

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2020年の挑戦への挑戦 ♯02

 

2020年も半分過ぎた。
みんなが待ってたスターイヤーだったのに、
まさかウイルスがこれほど大流行して
今までの生活が変わってしまうなんて
ほとんどの人が考えていなかっただろう。


年の初めのオリンピックのお祭りくるくるムードが夢のようだ。

東京の感染者数は相変わらず減らないが、
もうみんな平気で電車に乗ったり、
街の中を歩いてて、3月・4月のような切迫感はまるでない。

 

もう慣れた。
このままテキトーにやり過ごすか、という心境なのだろうか?
かくいう僕がそうだ。
マスクは今やパンツみたいなものだから、
しかたなくつけているだけ。
手洗いだけはちゃんとやってるけどね。

 

カラオケ屋に勤めている若者Mくんは、
キャバ嬢を連れて歌いに来た40代のおっさんに
「手を消毒してください」と言ったら、
「うるせえ、このヤロー! おれはコロナなんて怖くねえんだ!」と怒鳴られたという。

 

こんな調子の人たちが大勢いるようだから、
やっぱり感染者はそうそう減らない。

 

けれどもその一方で、コロナが怖くて家から出られない、
という人も結構いるし、鬱になってしまった人もいる。
コロナの恐怖と経済的困窮のダブルパンチの鬱だ。

 

本当にひどい状況になってしまったが、
ここでもう一度、今年の初めに立ち返って
リセットしたらどうだろう?

 

僕はおみくじで大吉を引いて喜んでたし、
みんな「今年はこうしたい」と
何かしら年頭の誓いを立てたのではないだろうか。


それを“コロナのせいで”あきらめるのはよくない。

そのを目標の何パーセントでもいいから達成できるよう、
いや、達成なんかしなくてもいいから、
ちょっとでも近づけるようがんばって、
2020を自分にとっての良い年にしよう。

 

「もう半分」ではなく「まだ半分」。
このままコロナに振り回されてグダグダしてたら、
ネガ反転して蒸発してしまうよ。

 

ケムール人が闇の向こうからあなたが
グダグダになるのを狙っているんだから。
ブオッフォッフォ・・・
(ウルトラQ「2020年の挑戦」より)

 

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何事も思い立ったが吉日

 

2年前の今頃、ロンドンにいた。
17年ぶりのロンドン。
昔暮らしていた1980年代のロンドンとは

ずいぶん様変わりしていて、
正直、ちょっと心は離れた。

 

それでもあの時、行ってよかったなあと思う。
カミさんが割と強硬に主張したからだが、
義母を引き取った昨年や、コロナが蔓延した今年だったら
完全にアウトだった。

人生、本当に何が起こるかわからない。

 

「急いては事を仕損じる」とか「満を持して」とか言われるが、
基本的には「思い立ったが吉日」のほうが人生には多いと思う。

自分の中に湧き出る気持ちを大事にした方がいい。
「宇宙の法則」みたいな、

なんちゃってスピリチュアルではないが、
自分の気持ちが流れを、リズムを、勢いを生み出し、
何かを引き寄せるのだ。

 

旅行も、子育ても、結婚も、仕事のいくつかも、
もっとさかのぼれば、80年代のロンドン暮らしも、
劇団活動も、東京に出てきたのも、
ほとんどその時の勢い・幸運みたいなものだった。

望んで声を上げてアプローチしたら、願いはかなった。

 

もちろん、すべてうまくいったなんて言わない。
てか、うまくいかないことの方が多い。
手痛い失敗もあったけど、

あれはしかたなかったなと今では思える。

 

自分のやりたい、行きたい、逢いたいといった気持ちは

大事にすべきだ。
それで失敗しても、本当の意味での失敗ではない。
変な理屈をつけて押さえつけると、だいたいろくなことはない。

 

近年携わったプロジェクトのいくつかは

リーダーが慎重になるあまり、
他のメンバーの中にあった流れ・リズム・勢いが萎え、

うまくいかなかった。


リーダーはいくらカリスマ性があっても、
素晴らしいアイデア・プランを持っていても、
人に協力してもらう以上、
自分の流れだけじゃなく、

協力者らの内面の流れも読めなくては駄目だ。

 

いろいろ勉強したり、
あれこれ議論して練り上げるのもいいけど、
「満足できる自分」なんて永遠になれない。
「準備万端のスタート」なんて一生やってこない。

そして「満を持して」いると、

潮が満ちる前に人生が終わってしまう。


海がはるか遠くに見える干潟にいても、ここぞと思ったら
波打ち際まで思いきり走っていこう。

 

 

 

お待ちかね、おりべまこと電子書籍第6弾

神ってるナマケモノ 発売!


仕事が忙しくて発売が遅れましたが、なんとか6月に発売。
今回は動物エッセイ集。
動物好きなあなた、ぜひ読んでみてください。

 

可愛いくて、楽しくて、笑える彼ら。
奇妙で、不気味で、不思議な彼女ら。
美しくて、おぞましくて、くさくて、汚くて、とてつもなく怖くて危険なやつらも。
僕たちはこの星の上で137万種類を超える

動物たちといっしょに暮らしている。
イマジネーションを掻き立て、

人間の世界観の大きな領域をつくってきた

仲間たちについてのエピソードや、

あれこれ考えたことを編み上げた面白エッセイ集。

ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から36編を厳選・リライト。

 

内容

・ネコのふりかけ
・おしりを拭いてもらうイヌの幸せと人面犬の増殖について
・なぜ日本ではカエルはかわいいキャラなのか?
・ウーパールーパーな女子・男子

・アザラシの入江でヤギの乳を搾ってチーズを作る娘
・ロンドンのリスとイヌとネコ
・ピーターラビットの農的世界への回帰現象
・京龍伝説

・神ってるナマケモノ ほか

 

 

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姉ヶ崎の遠い海

 

3ヵ月ぶりのリアル取材。
「寺力本願」の取材で千葉県市原市姉崎へ。

人生未踏の地。


姉崎とは色っぽくい女と壮大な海原のイメージを抱かせる地名だ。

もろ肌脱いだ姉さんが岬の先端に立ち、
潮風に長い髪をなまびかせ、漁師の男たちに水平線を指し示す。
その指先には房総の海を行く巨大なクジラが潮を吹き・・・。

 

てな幻視を抱きつつ、内房線・姉ヶ崎の駅
(地名は姉崎だが駅名は姉ヶ崎)に降りたが、
もちろんそんなイメージを想起させる風景などカケラもない。

 

かつては確かにここには豊かな房総の海が広がっていた。
漁も盛んで、海苔の養殖、海水浴、潮干狩りなども行われていた。
時には沖合にクジラだって回遊していたかもしれない。

 

しかしその海は60年ほど前に消え去った。
高度経済成長時代の『所得倍増計画』を受けて
昭和35年度から『五井、姉崎、袖ヶ浦地区土地造成事業』が

スタート。

『京葉工業地帯造成計画』にもとづいて
石油精製・石油化学の諸企業がこの五井姉崎地区に誘致され、
姉崎の海は完全に埋め立てられた。


そして漁業に携わっていた人々の多くは漁業権を放棄した。

いまにして思えば、わずかなお金のために
かえがえのない、魂に等しいものを売り払ってしまった・・・
と言うと、感傷的に過ぎるだろうか。

 

農地・山林もそうした企業の社宅建設のため宅地や道路となり、
団地があちこちに建設されて、姉崎地区は大きく変貌。
「姉さんの岬」の伝統、暮らしは、はるかな過去のものになった。

 

 ただ、現代の僕たちからは「破壊」に見える

海の埋めたてや、山の切り崩しは、
当時の人たちにとっては新しい時代の訪れを告げる風景、
希望に胸高まる光景だったのだろう。
一概に批判はできない。

今やその工業地帯化・埋め立ての物語も過去のものとなり、
かつてここが海だったことを想像するのさえ不可能だ。

 

生活の場としての海、遊び場としての海。
これらの記憶は一部のお年寄りの記憶の中には

まだ残っているようだ。

 

今も盆踊りシーズンに歌われている

「姉﨑音頭」は昭和初期に作られたという。
その歌詞には当時の情景が描かれている。

 

「ハァ/磯の千鳥のヨ/鳴く音にあけてネヨイトネ/白帆うれしやうれしや姉ヶ崎/サァサヨイトコ姉ヶ崎」

 

遠浅の海には、米やまきを東京方面へ運ぶ

五大力船などの帆船が浮かび、
西には富士山、北には筑波山が望める

素晴らしい景色だったという。

 

バス停「別荘下」も、ここが東京からやってくるお金持ちの
別荘地でもあったことを忍ばせる。

 

「時折、船の霧笛が聞こえるんですよ」
取材先のお寺の住職はそう語った。


駅からは臨機工業地帯のコンビナートの煙突が見えた。
たしかに海は近い。
けれども僕には記憶の中にあるという
遠い遠い幻の姉崎の海のほうが心に焼き付いた。

 

 お待ちかね、おりべまこと電子書籍第6弾。

Amazon Kindle 電子書籍 

「神ってるナマケモノ」 今週より発売!

 

可愛いくて、楽しくて、笑えるやつら。
奇妙で、不気味で、不思議なやつら。
美しくて、おぞましくて、くさくて、汚くて、とてつもなく怖くて危険なやつらも。
僕たちはこの星の上で137万種類を超す動物たちといっしょに暮らしている。
イマジネーションを掻き立て、人間の世界観の大きな領域をつくってきた仲間たちについてのエピソードや、あれこれ考えたことを編み上げた、おりべまことの面白エッセイ集。
ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から36編を厳選・リライト。

 

内容

・ネコのふりかけ
・おしりを拭いてもらうイヌの幸せと人面犬の増殖について
・なぜ日本ではカエルはかわいいキャラなのか?
・ウーパールーパーな女子・男子
・ヌード犬・ファッション犬

・神ってるナマケモノ  ほか

 

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ああ、ここもやっぱりどしゃぶりだ

 

どしゃぶりの雨を見ていたら、ふとこの曲が頭に浮かんできた。
還暦になって、ああ、またここに戻ってきてしまった、
という気分になる。

 

作詞作曲は吉田拓郎。
落陽、春だったね、人間なんて、今はまだ人生を語らず・・・


やっぱり拓郎は良い曲、良い歌詞を書く。
やんちゃな言葉遣いの中に深みがある。

 

♪人の言葉が 右の耳から左の耳へと 通りすぎる
それほど 頭の中はからっぽになっちまってる
今日は何故か おだやかで知らん顔してる自分がみえる♪

 

拓郎はフォークのイメージだが、
「たどりついたらいつも雨ふり」は
日本のロックを代表する名曲になった。

調べてみたら、いろんな歌手がカバーしている。
なんと宝塚歌劇でも歌われているのにはびっくり。

 

だけど、やっぱりモップスのオリジナルがいい。
鈴木ヒロミツはずいぶん前に他界してしまったが、
この曲のヴォーカルは記憶にある声よりうんと若い。

歌詞はちょっと切なくてやるせないが、
シンプルなビートとロックのノリは元気が出るぞ。

 

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子ども時代の深呼吸

だれの心のなかにも「子ども」がいる。自分のなかにいる子どもにアクセスしてみれば、何が本当に大切なのか、何が必要なのか、幸せになるために何をすればいいのか、どう生きるのか。自分にとっての正解がきっとわかる。〈少年時代の思い出〉×〈子育て体験〉×〈内なる子どもの物語〉でモチモチこね上げた おりべまことの面白エッセイ集。「DAIHON屋のネタ帳」から40編を厳選・リライト。

もくじ
・大人のなかの子ども、子どもの中のおとな 
・ちびちびリンゴとでかでかスイカ  
・天才クラゲ切り:海を駆けるクラゲ 
・子ども時間の深呼吸   ほか

 

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近日発売! 神ってるナマケモノ 動物エッセイ

 

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1Q84の「ネズミを取り出すミケランジェロ」

 

ミケランジェロは大理石の塊の中にダビデを見出し、解放した。
そう伝えられている。


若い時分、なにか美術関係の本で読んだのだが、
そのときは「ふーん」と思っただけだった。
ま、おれ、彫刻やるわけじゃないし、といったところ。

 

しかし最近、この言葉こそ創作の真実を表現し、
人生でやるべき最も重要な事ではないかと思うようになった。

 

彫刻とか芸術作品に限らない。
人はそれぞれ人生をかけてやるべきことを持っている。
それが見つけられるかどうか。
そして見つけたものをわが手で形にして取り出せるかどうか。
それがすべて、と思う。

 

村上春樹の小説「1Q84」の中で
このミケランジェロの逸話と共通する
印象深いエピソードがある。

 

女主人公の青豆に対し、
麻布のお屋敷のマダムの用心棒を務めるタマルが電話で、
自分の子ども時代の仲間について語るシーンだ。

 

タマルは在日コリアンの男で
戦後、樺太から引き上げてきた両親と離れ、
北海道の山奥の孤児院で少年時代を過ごした。

 

そこでひとりの頭の弱い混血児と友だちになり、
彼の面倒を見ることになる。
というか、いじめる連中から彼を守る用心棒になる。

その混血児が「ネズミを取り出すミケランジェロ」だった。

 

以下、BOOK2・第17章「ネズミを取り出す」から引用。

 

木の塊を手に取ってじっと長いあいだ見ていると、
そこにどんなネズミがどんなかっこうで潜んでいるのか、
そいつには見えてくるんだよ。
それが見えてくるまでにはけっこう時間がかかった。
しかしいったんそれが見えたら、あとは彫刻刀をふるって
そのネズミを木の塊の中から取り出すだけだ。
そいつはつまり、木の塊に閉じ込められていた架空のネズミを
解放し続けていたんだ。

 

タマルは村上作品中、最もハードボイルドな登場人物だ。
彼はゲイなので、青豆(彼女もハードボイルドキャラ)とは
友情関係のようなものを感じているらしい。

 

彼は14歳のとき、ひとりで生きる決心をし、孤児院を脱走する。
ミケランジェロのその後は知らないと言いつつも、
記憶は離れないと語る。

 

そいつが脇目もふらずネズミを木の塊から

『取り出している』光景は、
俺の頭の中にまだとても鮮やかに残っていて、
それは俺にとって大事な風景のひとつになっている。
それは俺に何かを教えてくれる。あるいは、何かを教えようとしてくれる。
人が生きていくためにはそういうものが必要なんだ。
言葉ではうまく説明はつかないが意味を持つ風景。
俺たちはその何かにうまく説明をつけるために生きていると思われる節がある。
俺はそう考える。

 

タマルが語った話の意味を青豆は

「私たちの生きるための根拠」と言い表す。
本筋とは関係ない逸話だが、ひどく胸にしみる場面だ。

 

人はそれぞれ無意識の領域では自分がやるべきことを知っている。
タマルの友だちのように他にやるべきことを持たず、
(彼は普通の仕事や社会生活に必要なことがまともにできない、
世間的には「とろいやつ」だ)
最初からただそれしかできないという人間は、
ある意味幸福。ある意味天才なのだろう。

 

僕たち凡人は望むなら
何らかの努力をし、何らかのタイミングで
ダビデなりネズミなりを見つけ出し、取り出さなくてはならない。
もし、それができれば人生の成功と言えるのはずだ。
ただし、世間的成功とイコールではないかも知れないが。

 

おりべまこと

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茶トラのネコマタと金の林檎

 

20代半ばで独立起業し、6畳一間のアパートの自分の部屋で探偵事務所を開いた私立探偵・飛田健太(とびた・けんた)。

その健太のもとにホームページ経由で、開業以来、最高のギャラが発生する難事件の依頼が飛び込んだ。
山中に埋められた、時価数億円に上る金の林檎の捜索。

健太は相棒である便利屋の中年男・六郎を連れ、“なんちゃってホームズ”のいでたちで現場に飛ぶ。
そこに現れたのは茶トラのネコみたいなオレンジ色の髪をし、魔女のような真っ黒な服に身を包んだミステリアスな高齢女性。
健太はその依頼人に“茶トラのネコマタ”というあだ名をつける。

ネコマタの目撃談によれば、10月の第3日曜日の夕暮れ時、黒服・黒メガネの4人組の男たちがこの山にやってきて、どこかから盗み出してきた大量の金の林檎を埋めていったという。
しかし、明らかに彼女の話はおかしい。
これはかつて女優だったという女の空想か?幻想か?妄想か?

健太と六郎は、その話を信じたふりをして、山中の雑木林に入ってスコップを振るい、肉体労働に精を出すことになった。
はたしてこの難事件はどんな“解決”に至るのか?
それぞれ心に傷を負った若者、中年、年寄りが織りなす、コミカルでファンタジックな探偵小説。

 

●おりべまこと電子書籍

Amazon kidleより販売中
・子ども時間の深呼吸 ¥324 ASIN: B0881V8QW2
・ロンドンのハムカツ ¥326 ASIN: B086T349V1
・オナラよ永遠に   ¥593 ASIN: B085BZF8VZ
・茶トラのネコマタと金の林檎 ¥329 ASIN: B084HJW6PG
・魚のいない水族館 ¥328  ASIN: B08473JL9F

 

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夢の未来建築は、昔ながらの町屋?

 

「ビルの街にガオー!」と咆哮していたのは、鉄人28号だ。
2020の現在、世界各地に立ち並ぶ高層ビル群の風景は、
僕らが子どもの頃、燦然と輝いていた

「夢の未来」を象徴するものだった。

 

1960年代の日本の大人たちは
「アメリカみたゃーになろみゃあ(なぜか名古屋弁)」と言って、
ニューヨークの摩天楼を胸に描きながら、

経済産業活動に精力を傾けていた。

 

建築はとにかく目につきやすいし、誰にだって分かりやすい。
かつて宗教が力を持っていた時代には、
宗教者・為政者(王侯貴族)・資産家などが結託して
人々がひれ伏すような豪華な建築物――

大聖堂・大寺院・大神社などを建てた。

 

たとえば欧州各地にあるキリスト教の大聖堂。
その「地上の天国」に足を踏み入れるだけで
神を信じ、救済されて天国へ行くことを
人生の目的として生きていた人たちの目(脳)には
神が見えたはずだ。

 

施主たる聖職者たち(そのバックにいる為政者なども)は
神を見せるミッションがあった。
でなければ権威を保てない。

だから当時の建築家たちもまた、
そのミッションを受けて、
荘厳な大聖堂の建築に携わる必要があったのだ。


実は現代の建築にも基本的にはそれと同じものが求められている。
巨大な高層ビル、美しくデザインされた現代建築には
多かれ少なかれ、その持ち主や運営者や居住する人たちの

「社会的な力」が表現されていなくてはならない。

 

それは豊かさの象徴であり、それを見る人・訪れる人が
ひれ伏さないまでも、感心するものでなくてはならない。

人間は見た目に弱いから、

パッケージが良ければ中身も良いものと思い込む。
だから建築は重要だ。

 

でも、これまでの現代建築はその箱づくりに

力を注ぎ過ぎていたのはないか。

今朝のニュースでそんなことを語っていたのは、

建築家の隈研吾氏だ。


特に高層建築。
密閉空間である巨大な“塔”は、かつての「夢の未来」であり、
いま現在でも「豊かさの象徴」であることに変わりはない。


しかし、未来にはどうなのか?

 

それはややもするとストレスや病原菌が蔓延し、
人間を窒息させる空間になるのではないか。


一流建築家として、新国立競技場をはじめ、
数々の建築物に携わってきた隈氏ならではの見識である。

 

彼は今、昔ながらの「町屋」に興味があると語っていた。
外界と遮断された密閉空間でなく、
外界と地続きの、光と風の通る空間。

IT技術が発達した現在なら、密閉された箱の中のオフィスに
閉じ篭らなくても、
町屋のような開けた空間で仕事をするのも

可能なのではないか、と。

 

そういえば新国立競技場もそうだが、隈氏は木材を多用し、
日本の伝統的な建築法を大事にして仕事をしてきた人だ。

 

20世紀的思想の終焉、というところだろうか。


たしかにオンラインの情報を主軸に展開する
これからの社会では、
ビジネスも日常生活も、そうした舞台のほうがふさわしい。

 

すごく共感を覚えた。
町屋がスマート建築になったら面白い。

 

もうこれ以上の「夢の未来」は要らない。
進化は街の中では起こらない。
それは僕たちの脳内で起こる。

街の風景はこれから何十年たっても変わらず、
むしろ古いコンクリートの建造物が減って、
江戸から昭和初期に戻っていくのかも知れない。

読みだしたら止まらない面白さ。オナラをこよなく愛するあなたのバイブルに。
そして人生の常備薬に。

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オナラよ 永遠に おりべまこと

 

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。
小学5年生の小松救太郎は、ぬきうちテストの最中にオナラをもらし、クラス中からいじめられる。
じつはそのオナラの真犯人は隣の席の水城ユリカ。。彼は憧れの女の子の失敗をかばっていたのだ。
しかし、ユリカはお礼を言うどころか、よけいなおせっかいだと救太郎をきびしく攻める。
その日、家に帰った救太郎は奇妙な白昼夢を見る。
そこに登場するのは、26世紀から来た、オナラで音楽を奏でるプータローというキテレツな男。
この男の話 によると、500年後の世界では人間はオナラをしない生き物に進化しており、そのせいでストレスがたまり、心の病が蔓延しているという。
そして救太郎こそが、失われたオナラを取り戻すための救世主であり、ユリカとラブラブになることで人類がオナラを取り戻し、不幸な歴史をやり直せると伝える。
救太郎は、潔癖症でオナラを軽蔑するステージママである母親のプレッシャーにユリカが苦しんでいること、また、人類からオナラを奪おうとする謎のヘビ魔女が彼女に取りついていることを知る。
ヘビ魔女との対決や、秘密警察から逃走するプータローとの交信を通じて、ついに自分の力で未来を変えることを決意する救太郎。
その方法はユリカのオナラをかばった日にタイムスリップして戻り、二人のよじれてしまった関係を修復するということだった。
はたして彼はユリカの気持ちを変え、オナラを失った未来の人類を救うことができるのだろうか?

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「安全第一」と考えるなら巣穴に引きこもるしかない

頼まれ

「きょうから再開なんっすよ」
吉祥寺のカラオケ店に勤める若者Mくんはそう言って、
朝9時を回ると仕事に出かけた。

 

「カラオケ屋がそんなに早くからやるの?」
と聞くと、
「開店は11時からだけど、再開初日なんで掃除とか

いろいろ雑用があって、
店長から早出するよう頼まれたんすよ。

めんどくさいっすね」


言葉とは裏腹にけっこう張り切っているようだ。

正直、カラオケ屋は感染リスクが高い。
だいじょうぶだろうか・・・と心配しつつ。

 

東京アラートも解除され、

街はいつも通りのリズムを取り戻して動いている。
といっても感染者はたいして減ってない。

 

4カ月も続いたマスコミの情報洪水はすさまじく、
完全に洗脳されてしまい、怖くて巣穴の中の動物のように、
閉じ篭って出られなくなってしまった人もいるようだ。

 

目に映るもの、触れるものがすべて
新型コロナウイルスに汚染されているように見える人もいる。
自分と自分の親しい人・もの以外は、

バイキンに見えて近寄れない。
そんな自分の感じ方で人に危険を説き伏せる人もいる。

 

基礎疾患を持っていたり、体力に自信がない人は、
そんなふうになってしまうのもある程度やむを得ない。
「安全第一」と考えるなら、巣穴に引きこもるしかないのだ。
それでも生きていける社会なのだから。

 

そういう人と話をすると、悲しいかな、
もうこの先、リアルで会うことはないかもな、と思ってしまう。

 

今年、家族を介護施設などに入れた人からは、
もう生きている間に会えないかもしれない、という話を聞いた。

 

とりあえず第一波は終息し、
何となく元通りの平和が還ってきたような雰囲気になっているが、
こうしたコロナに対する人それぞれの温度差は、
今後の社会を分断していくのかもしれない。

 

誰かが意図的に流行らせたという「コロナ陰謀説」
――実はそんなに致死力のある病原体ではなく、
欧米で多くの患者が死んだというのは数字のごまかし――
が本当なのかかどうかは僕にはわからない。
その可能性はないとは言えない・・・とは思うけど。

 

しかし、たとえそれが真実だとして、
その真実が暴かれたとしても
世界が負った傷はもとに戻ることはないだろう。

 

新しい現実の中でどうやって人との間で理解し合えるよう
コミュニケーションしていけるか、
その方法――それもできるだけ面白い方法を
模索していくしかないんだろうね。

 

おりべまこと 電子書籍

魚のいない水族館

 

失業中の主人公が足を踏み入れた、街のはずれにある水族館には魚が一匹もいなかった。彼のまえに現れた、魚のような顔をした館長は言う。「魚はみんな海に返しました」
彼がそのことをブログに書くと、なぜか水族館はその夏の大人気スポットになる。
そして季節が変わるころ、館長は彼に声をかける。
「もしよければ、ここで仕事をしませんか?」
夏から秋にかけて不思議な水族館で起きる出来事を描くファンタジックな短編小説。

 

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神さまのカケラを拾い集めて生きる

 

小さい頃は神様がいて、不思議に夢をかなえてくれた。

というのはユーミンの「やさしさに包まれたなら」の
出だしの歌詞だが、
本当に子どもの頃は神様はいたと思う。

 

子どもの脳は100パーセント開かれているので、
いろいろ見えて、あれこれ触れるらしい。

 

だが、現実社会の枠組みの中で
脳の使える部分は制限される。
人間が一生のうちで使う“脳力”は全体の1割とか2割。
みんなに100パーセント“脳力開放”されてもらっては、
社会として何かと困ることが多いのだろう。

 

というわけで僕たちは神さまを見失う。

 

ただ、齢を取って認知症などになると。
それまで使ってた1割・2割がダメになり、
あんまり社会で役に立たなくなる。
すると、
それまで制限されていた残り8割だか9割だかの
脳のどこかの部分が開放される、こともあるらしい。

 

それでいわゆる「妄想」が見えるようになる。
それは小さい頃いた神様なのかも知れないし、
妖精とか妖怪とか小人とか、

そういうちょっと禍々しいものかも知れない。

 

うちの義母はそこまでひどくないが、
時折、別世界に入っているのではないかと思えることもある。

 

目に映るすべてのことはメッセージ――
なんだろうか?

 

僕も一緒に朝とか夕方とか、
光が淡い時間に林を歩くと
神さまのカケラぐらいは感じ取れる。
カケラを拾い集めて、夜なべしてつなぎ合わせて明日も生きる。

おりべまこと電子書籍
子ども時間の深呼吸

だれの心のなかにも「子ども」がいる。

自分のなかにいる子どもにアクセスしてみれば、何が本当に大切なのか、何が必要なのか、幸せになるために何をすればいいのか、どう生きるのか。
自分にとっての正解がきっとわかる。
〈少年時代の思い出〉×〈子育て体験〉×〈内なる子どもの物語〉でモチモチこね上げた おりべまことの面白エッセイ集。
「DAIHON屋のネタ帳」から40編を厳選・リライト。

 

もくじ
・大人のなかの子ども、子どもの中のおとな 
・ちびちびリンゴとでかでかスイカ  
・天才クラゲ切り:海を駆けるクラゲ 
・子ども時間の深呼吸  ほか

 

 

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AIを使うために必要な人間臭さ

ここ1カ月の間、DX(デジタル・トランスフォーメーション)
についての本を書いていた。
他の仕事と並行してやっていたのでしんどかったが、
ほぼほぼ完成に近づいて、
あとは最終リライトで誤字脱字のチェックと
言葉遣いの整理をするだけだ。


DXと言ってもいろいろあって、
ITツールを使って業務をデジタライズして
企業を変革するという意味では、
メーラ―やワードの使い方の幅を広げ、
深化させることだってDXである。


ネットバンキングでパスワードを盗み取られるのと、
ATMで下した現金を奪い盗られるのと、
どっちのリスクが高いか考えるのも
DXの重要な部分である。


書きながらあれこれ勉強しているうちに。
この1年くらいのわずかな間に、
AI(人工知能)の導入コストがぐっと下がり、
普及に拍車がかかっていることも知った。


AIというと、SF小説・映画・マンガなどの影響で、
つい人間にとって脅威的な存在に感じてしまうが、
AIも2種類あって、こういうのは「汎用型AI」、
最近、社会に普及してきたのは、「特化型AI」である。


代表的なのはAppleのSiriやAmazonのAlexaで、
もうすっかり家族の一員だったり、仕事のパ-トナーに定着。
Googleの検索エンジンの中でも、24時間265日、
地球の津々浦々まで、AIがフル稼働している。


従来のコンピュータープログラムでは、
人間が入力した通りにしか動かせなかったが、
AIには「自分で考える力」が備わっている。
それがビッグデータからの
「ディープラーニング(深層学習)」だ。
大量のデータがあれば、それを休みなく猛勉強して、
ビジネスに役立ついろんな分析結果が出せる。


小さな会社やお店でも、
まとまったデータさえあればAIを活用でき、
自社で学習させることによって独自のAIにし、
育成したそのシステムを販売するという会社も現れ始めている。


しかし、こうした技術――
特にAIのような高度なものに対しては
まだまだアレルギー反応を起こす人が多く、
ちゃん準備をせず、下手に導入すると、
使えないだけでなく、
会社や店がバラバラになってしまう危険が潜んでいる。


よくDXの事例として紹介されている老舗食堂などは
AIに毎日の客の入りを予測させることで、
売り上げ・利益面で大成功を納め、
飲食業界・小売業業界いから注目されている。


しかし、その裏では猛烈な従業員の反対があり、
老舗の看板を支えてきた板前職人が
辞めてしまう事態にまで発展したという。


「大切にしてきた伝統の文化を崩してまで
儲けを出す必要があるのか?」


経営者に対してその板前職人はそう主張したのだろう。
どっちがいい・悪いでなく、
効率化をめざして
今まで人力でやっていた業務をデジタライズしようとすると、
必ずこうした「人間VS機械」の衝突が起こる。


DXを進めたい経営者はそれを覚悟して
猛烈な反対意見を退け、自分の正義を通すための、
ゆるぎない信念と経営ビジョンを持っているのか?
それに共感し、支援する社員・授業員・協力者がいるのか?
ということを問われるだろう。


DXで最も重要なのは、そうした人間の、
すごく人間臭い部分なのだ。

 

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オナラよ 永遠(とわ)に

 

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。
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そして救太郎こそが、失われたオナラを取り戻すための救世主であり、ユリカとラブラブになることで人類がオナラを取り戻し、不幸な歴史をやり直せると伝える。
救太郎は、潔癖症でオナラを軽蔑するステージママである母親のプレッシャーにユリカが苦しんでいること、また、人類からオナラを奪おうとする謎のヘビ魔女が彼女に取りついていることを知る。
ヘビ魔女との対決や、秘密警察から逃走するプータローとの交信を通じて、ついに自分の力で未来を変えることを決意する救太郎。
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ウンコしてオシッコして、切れば血の出る連中とのくらし

 

新しいエッセイ集「神ってるナマケモノ」の編集を始めました。
今回のは動物エッセイです。


動物を観たり、動物について考えたりすると、
人間とは何者か見えてくる。
一緒に住んでいるこの地球がどういう星なのか見えてくる。

 

動物は可愛くて、面白くて、楽しくて、不思議で、不気味で、

気持ち悪くて、怖い。
でもこの形容詞はすべて人間にも当てはまります。
そうではありませんか?

 

生きててウンコやオシッコして、

切れば血の出る連中は汚らしいので、
みんな機械にしてしまえば、

クリーンで明るい世界になるでしょう。


でも、そういう世界になったら、人間は生きていけないでしょう。
きっとどこかの牢獄に入れられたような気持ちになって
発狂してしまうでしょう。
そんなことを感じてもらえる本になればいいと思います。

 

 

おりべまこと電子書籍
茶トラのネコマタと

金の林檎 

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めでたくいつもの学校・会社に逆戻り?

 

学校が始まったけど、
マスクだけでも暑いのに、子どもにフェイスシールド?
ソーシャルディスタンス?

 

テレビカメラがあるところだと、
みんなちゃんとやってますよ~
ルール守ってますよ~って感じで映ってたけど、
テレビが帰ったらどうなんだろ?

 

そもそも低学年の、遊びたい、
じゃれ合いたい盛りのおチビたちに
くっつくなというほうが無理でしょ。
どうせ何日も持たないよ。

 

こんな形で学校やるんなら、
授業はみんなオンラインでやって、
あとはみんなで公演に行って遊んでた方が、
子どもの成長にはよっぽどいいんじゃないの?

無理して学校やる必要ないと思う。

本当にこんなのが何日もつんだろ?

 

なによりも子どもにとって
マスクやフェイスシールドやソーシャルディスタンスに
いかほどの意味があるのか?

ちゃんと意味と効果を考えて無理強いしてるのか?
納得させてやっているのか?

 

こうしないとクレームが来るので、
形だけやってます、というふうに見える。

 

大人も同じ。
子どもにこんな無理させて、
おとなは超3密、感染リスク莫大の満員電車に乗っている。

 

現場で働く人はしかたないけど、
1日オフィスにいてパソコンやっている人は
在宅ワーク続けてていいんじゃないの?

営業回りだってオンラインでOKなんじゃないの?

出勤はせめて週に半分でいいんじゃないの?

 

せっかくコロナのおかげで働き方改革できたか?
と思ったのに、あっという間に逆戻り。
そしてまたあっという間に東京アラートだ。

おりべまこと電子書籍

子ども時間の深呼吸

だれの心のなかにも「子ども」がいる。

自分のなかにいる子どもにアクセスしてみれば、何が本当に大切なのか、何が必要なのか、幸せになるために何をすればいいのか、どう生きるのか。自分にとっての正解がきっとわかる。
少年時代の思い出〉×〈子育て体験〉×〈内なる子どもの物語〉でモチモチこね上げた おりべまことの面白エッセイ集。40編を厳選・リライト。

もくじ

・大人のなかの子ども、子どもの中のおとな 
・ちびちびリンゴとでかでかスイカ  
・天才クラゲ切り:海を駆けるクラゲ 
・子ども時間の深呼吸  ほか

 

●おりべまこと電子書籍

Amazon kidleより販売中
・子ども時間の深呼吸 ¥324 ASIN: B0881V8QW2
・ロンドンのハムカツ ¥326 ASIN: B086T349V1
・オナラよ永遠に   ¥593 ASIN: B085BZF8VZ
・茶トラのネコマタと金の林檎 ¥329 ASIN: B084HJW6PG
・魚のいない水族館 ¥328  ASIN: B08473JL9F

 

●アクセス
https://www.amazon.co.jp/  からコードナンバー、
または「おりべまこと」、または書籍名を入れてアクセス。

 

●スマホやタブレットで読める:Kindle無料アプリ

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●kindle unlimited 1ヶ月¥980で読み放題
https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&shoppingPortalEnabled=true

 


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COVID19と情報化社会のダークゾーン

 

6月になって日常が戻ってきた。
通勤電車も満員で、3密厳禁もどっかへ吹っ飛んだ。
このままもとの生活に戻るのだろうか?

 

でも、改めてこの新型コロナウイルスはわけがわからない。
というのはやっぱり情報・データとしての恐怖だけで、
身近に感染したという人(発症した人)がいないからだろう。

災禍をかぶった人には申し訳ないが、
それが僕の実感だ。

 

日本の災禍が小さかったというのもミステリーだ。
本当に生活習慣と日本人の持つまじめさのおかげ?
アマビエのおかげ?
それともやっぱり日本人は神の子なのか?

 

笑うなら笑っていい。
けど、現代科学はいったい世界の何割くらいの真実を
解明してるのだろう?

 

お笑いついでに、
僕はやっぱり新型コロナウイルスは「使徒」

なんじゃないかと思っている。
単なる病原菌ではなくて、

情報化社会のダークゾーンと結びついている。
これは「人類〇〇計画」のシナリオの一部

なのではないかと思えてしまう。

 

いつの間にか僕たちの頭の中に入り込み、
無意識の世界から人間を操ろうとしているのかも知れない。


これからコロナに対する不安感を利用して
悪だくみをするやつも現れるだろう。

すべてが妄想に過ぎないことを祈ってもいるけど。

 

いずれにしても安易に、いつもの決まり切った
あくせくした元の生活に戻らないほうがいい。

新型コロナの第2波、第3波はたしかにこわいが、
もっとこわいのは情報の津波に呑み込まれることだ。

自粛期間の生活感を少しは体に止めておき、
自分を見つめなおす習慣はを続けたほうがいい。

おりべまこと電子書籍

オナラよ 永遠(とわ)に

 

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。
小学5年生の小松救太郎は、ぬきうちテストの最中にオナラをもらし、クラス中からいじめられる。
じつはそのオナラの真犯人は隣の席の水城ユリカ。。彼は憧れの女の子の失敗をかばっていたのだ。
しかし、ユリカはお礼を言うどころか、よけいなおせっかいだと救太郎をきびしく攻める。
その日、家に帰った救太郎は奇妙な白昼夢を見る。
そこに登場するのは、26世紀から来た、オナラで音楽を奏でるプータローというキテレツな男。
この男の話 によると、500年後の世界では人間はオナラをしない生き物に進化しており、そのせいでストレスがたまり、心の病が蔓延しているという。
そして救太郎こそが、失われたオナラを取り戻すための救世主であり、ユリカとラブラブになることで人類がオナラを取り戻し、不幸な歴史をやり直せると伝える。
救太郎は、潔癖症でオナラを軽蔑するステージママである母親のプレッシャーにユリカが苦しんでいること、また、人類からオナラを奪おうとする謎のヘビ魔女が彼女に取りついていることを知る。
ヘビ魔女との対決や、秘密警察から逃走するプータローとの交信を通じて、ついに自分の力で未来を変えることを決意する救太郎。
その方法はユリカのオナラをかばった日にタイムスリップして戻り、二人のよじれてしまった関係を修復するということだった。
はたして彼はユリカの気持ちを変え、オナラを失った未来の人類を救うことができるのだろうか?

 

読みだしたら止まらない面白さ。
オナラをこよなく愛するあなたのバイブルに。
そして人生の常備薬に。

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人間1年生

 

自分の家系のことは知らないが、
少なくとも貴族やら武家やら商家やら、
由緒正しき家柄ではないことはわかる。

 

そうした現実的・歴史的なルーツとはべつに、
「前世が〇〇だった」という話を若い頃、よくした。
というか聞かされた。

この手の「なんちゃってスピリチュアル」は、
特に女の子が好きである。

 

実際、自分は篤姫の生まれ変わりとか、
ハプスブルグ家の皇女だったとか、
まじめに話す子と何人も会った。

正直もう顔も思い出せないが、
彼女らは今頃、おばさんになってどうしているんだろう?

よほどのセレブにでもなってない限り、
齢を取るとなおさら貴族の血が騒いで
現実とのギャップに苛まれるのではないかと心配だ。

 

それはさておき、前世がお姫様か召使いか、の前に、
そもそも人間だったのか? と考えてみる。

 

というのも、世の中にはすごい人たちがいっぱいいて、
こういう賢い人たち、器用に生きられる人たちは
もう何回も人間に生まれ変わっていて
経験を積んでいるんじゃないか、
この世の中を泳ぐ要領が最初からわかっているんじゃないかと
思えてしまう。

 

そもそもあらかじめ持っているスペックというか、
エンジンというか、CPUが違うのだ。

 

生来の不器用ぶり、知恵の回らなさを考えると、
僕はおそらく今回初めて人間になった1年生である。

 

では前世は何だったかと言えば、
運動神経も鈍いし、動物占いではコアラなので、
きっとコアラとか、ナマケモノとか、
その手のあまり精力的でも活動的でもない、
森の中でのんびり葉っぱを食べている動物だったのでは?
という気がする。

 

いずれにしても今回初めて人間になった1年生が
5年生や6年生にかなうわけがない。
還暦になると、いろいろ諦めもつき、
そんなにがんばらなくてもいいやと諦観する。

 

それでも幸運なことに、
ここまで楽しく面白く、好きなことをやって生きてこられた。

なので1年生の終わりへ向けて
「人間1年生をやってみて」というレポートを
書かなくていけない。
どうもそれが宿題になっているようだ。

 

というわけで
毎日引きこもって、何千字、何万字と書いている。
宿題出しても2年生になれるのかどうかわからないけど。

落第したら、またコアラやナマケモノに戻るのだろうか?
ま、それでもいいか。

 

おりべまこと電子書籍
茶トラのネコマタと金の林檎

 

20代半ばで独立起業し、6畳一間のアパートの自分の部屋で探偵事務所を開いた私立探偵・飛田健太(とびた・けんた)。
その健太のもとにホームページ経由で、開業以来、最高のギャラが発生する難事件の依頼が飛び込んだ。
山中に埋められた、時価数億円に上る金の林檎の捜索。

健太は相棒である便利屋の中年男・六郎を連れ、“なんちゃってホームズ”のいでたちで現場に飛ぶ。
そこに現れたのは茶トラのネコみたいなオレンジ色の髪をし、魔女のような真っ黒な服に身を包んだミステリアスな高齢女性。
健太はその依頼人に“茶トラのネコマタ”というあだ名をつける。

ネコマタの目撃談によれば、10月の第3日曜日の夕暮れ時、黒服・黒メガネの4人組の男たちがこの山にやってきて、どこかから盗み出してきた大量の金の林檎を埋めていったという。
しかし、明らかに彼女の話はおかしい。
これはかつて女優だったという女の空想か?幻想か?妄想か?

健太と六郎は、その話を信じたふりをして、山中の雑木林に入ってスコップを振るい、肉体労働に精を出すことになった。
はたしてこの難事件はどんな“解決”に至るのか?
それぞれ心に傷を負った若者、中年、年寄りが織りなす、コミカルでファンタジックな探偵小説。

 

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さらばマスク

 

マスクっ子もマスク少女もマスク外してた。
懐かしい日常の足音が聞こえる。
それにしてもかなりいい加減な自粛だったのにも関わらず、
どうして日本の災禍は小さかったのだろう?
アマビエにお祈りしたからか?
やはり日本人は神の子なのか?
不思議の国の日本人。
けどまぁ良いことだ。
第2波が来る前にひとときの自由を楽しみましょう。
ところで僕たちはいつマスク外せるの?


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ウィズコロナ、オンラインLOVEの恋人たち

コロナ自粛期間は終わったような終わらないような
微妙な状態になったが、恋人たちはどうしているのだろう?

すっかりそういう世界と関係ない、

寂しい大人になった僕でも気になる。

 

 いや、じつは何を隠そう、この数日、
気になって気になって頭から離れなくなって、
とうとうネット上のその手の恋愛相談を
あちこちかじり読みしてしまった。

 

Q. 感染拡大が続く新型コロナウイルスで外出自粛の要請が強化されている今、付き合っているパートナーとはどう接するべきですか? 今まで通りキスやセックスをしても大丈夫? 

 

A. 答えはノー。
ふたりがよくても、その先のリスクを想像して!
無キスのセックスでもダメ! 感染リスクはいたるところに。
同棲中でない限り、恋人と会うのは今は我慢!

 

・・・なんて書いてあるのを見て、
「ええっ?」とショックを受けた。

 

脳みそを8割がた性欲に支配されている若いカップルが、
キスもハグもセックスもNGの
状態に耐えられるのだろうか・・・。

僕が10代、20代、いや、30代だったとしても

無理なんじゃないかなぁ・・・
と、ありもしない仮定で考え込んでしまった。

 

試しに「オンラインキス」とかあるんだろうかと思って調べたら、これはない。

「オンラインセックス」はあるけど、これは風俗系みたいだ。

 

「オンラインデートを楽しもう」というのはある。
映画とか音楽とか食事で盛り上がって(?)
お互いセクシーな言葉をささやいて(?)

 

うーん・・・そりゃ1回、2回なら
オンラインも新鮮でいいかもしれないけど、
その後はバイバイ、おやすみ、では夢でまた会いましょうか・・・
こりゃ寂しい、というか、相当きつそうだ。

 

でも我慢・自粛を強いられる分、
「なんでも自由にしていいよ」より
盛り上がるのではないか。
手かせ足かせはめられたウィズコロナの恋愛は、
むしろドラマチックなのかもしれない。

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              オナラよ 永遠に   

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親バカ日和

 

息子の誕生日はほぼ9割の確率でピーカンになる。

今年も24年前と同じく朝から青空。
自転車で20分程度のところに住んでいるのだが、
コロナの影響もあって全然会ってない。
今年になってから会ったのは2回程度だ。

もうとっくに独立しているし、
僕も子離れしているつもりだけど、
気が付くと自分の子どものことについて何か書いている。
この先、孫府が出来たら孫のことを書くんだろう、たぶん。
曲がりなりにも親になってよかったと、
毎年この日になると思っている。

 

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だれの心のなかにも「子ども」がいる。
自分のなかにいる子どもにアクセスしてみれば、
何が本当に大切なのか、何が必要なのか、
幸せになるために何をすればいいのか、どう生きるのか。
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オンライン時間とオフライン時間と「子ども時間の深呼吸」 無料キャンペーン再び

 

あっという間に普及したオンライン〇〇。
僕も今週は新プロジェクトのミーティング・取材が続き、
ほぼ毎日オンライン上にいました。

で、今日は午前中オンライン。
午後はオフラインで京橋まで出向。
電車はまだすいてて、みんな一人おきに座れる。
そして帰宅後、夕方からまたオンライン。

「新しい日常」とはこういうことなのか?
これはこれで面白い。
いったいこれからどうなっていくのか?

ちょっとずつコロナ熱が冷め始めたところで、
「子ども時間の深呼吸」
16日(土)17:00~17日(日)まで
1日限りの無料キャンペーン。

このへんで深呼吸して
からだの細胞、脳みその細胞をを入れ替えましょう。

 

 

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だれの心のなかにも「子ども」がいる。
自分のなかにいる子どもにアクセスしてみれば、
何が本当に大切なのか、何が必要なのか、
幸せになるために何をすればいいのか、どう生きるのか。
自分にとっての正解がきっとわかる。
〈少年時代の思い出〉×〈子育て体験〉×〈内なる子どもの物語〉で
モチモチこね上げた おりべまことの面白エッセイ集。
自身のブログ「DAIHON屋のネタ帳」から

40編を厳選・リライト。

 

もくじ
・大人のなかの子ども、子どもの中のおとな
・ちびちびリンゴとでかでかスイカ  
・天才クラゲ切り:海を駆けるクラゲ 
・子ども時間の深呼吸 
・親子の絆をはぐくむ立ちション教育
・大人になるとわかる? サンタのプレゼント
・お年玉はムダづかいしよう! 
・星や月を見て何のトクになるのだ? というお話 
・ベビーカーを押す男 
・旅する本屋のおじさん
・あの世に行った父と話す 
・子どもの日とお年寄りの日のコラボ
・子どもはイヌ時代を経てネコ化する 
・世界で一つだけ、人生で一度だけの卒業
・星のおじいさまと孤独なエイリアン 
・子どもはどうしてロボットが好きなのか?
・少年小説のバイブル「スタンド・バイ・ミー(死体)」
・女目フィルターの少年像と少女版スタンドバイミーについて
・子どもの自殺防止は不登校体験者にまかせよう!
・夢と現実が交わる座談会
・でめきんをめぐる追憶
・ぐゎぐゎタオルと世界共通言語
・戦争の記憶と戦争文化体験
・子どもや動物にモテる妻とモテない夫のミステリーとハッピネス
・卒業式の詩と死
・ちょっと切なくて笑えるネバーエンディングな少女のバレエ物語 
・男が踊り出す日 
新聞少年絶滅?物語 
・続・新聞少年絶滅?物語:まかない付き・住み込みOKの光と闇
・二階のお兄ちゃん
・父親としての誕生日に「父親の誕生」を拾い上げる 
・忍法影分身と忍法影縫いに関する実験と考察 
・雪降る日は若き血潮がたぎる
雪と少女 
・大人の事情と自分の中の子どもの虐待
・働くシングルマザーと生活保護のシングルマザーの価値観 
・子どもの声と「人類の子供たち」 
・子どもと大人の狭間で人間は自分の一生を俯瞰する
・楽しい思いをさせてくれた子どもたちにありがとう 
・海から山への旅

 

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手洗い習慣と手抜き人生への道

 

新型コロナウィルスの感染者・死亡者は、
世界中を見渡して、なぜか男のほうが多いらしい。
その理由は衛生観念の性差のようだ。

 

要するに一般的にだが、女子の方がきれい好き。
だから手洗いもしっかりする。

一方、男はといえば、駅のトイレに入ればわかるが、
「おれは忙しいんだ」と言わんばかりに、
用を足した後もろくに手を洗わずに出ていく人が大半。

 

かくいう僕もせいぜいちょろっと

10秒に満たない時間で済ませていた。
だが、コロナの蔓延以来、

これでもかとよく手を洗うようになり、しっかり習慣にした。

アルコール消毒液がいまだに薬局で

品切れなのかどうかは知らないが、
流水だけでも指の1本1本、

手の甲も手首もしっかり洗えば大丈夫である。
むしろアルコールをシュッシュしてそのまま放っておくほうが
付着したウィルスが残存する率が高い。

 

ちなみに人間が使うエネルギーの2割以上は脳が使う。
なんでも習慣づけて脳を省エネモードで働くようにすれば、
ラクに、手抜きして生きられる。


ただし、習慣として定着させるには平均2カ月かかります。
手抜き人生もラクじゃない?
2カ月間努力して、あなたが習慣づけたいことは何ですか?

 

だれの心のなかにも「子ども」がいる。
自分のなかにいる子どもにアクセスしてみれば、
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幸せになるために何をすればいいのか、どう生きるのか。
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生きていく燃料としての記憶

 

コロナ騒ぎが起こった頃から、

なぜかまた10代の終わりから20代前半くらいの記憶が
日々の生活の合間によみがえるようになった。

 

具体的な一つ一つをシーンとして思い起こすのではなく、
そのころの光とか湿り気みたいなものを肌が感知したり、
匂いとか空気のようなものが鼻腔から肺に入ってくる。

「若者時間の深呼吸」なのか?

 

還暦になったせいだろうか?
そのころの仲間が一人、死んだせいだろうか?
(そういえば間もなく49日になる)
よくわからない。

 

村上春樹の「アフターダーク」という小説の中に
こんなセリフがある。

 

「人間ゆうのは、

記憶を燃料にして生きていくものやないのかいな。
その記憶が現実的に大事なものかどうかなんて、
生命の維持にとってはべつにどうでもいいことみたい。
ただの燃料やねん。
新聞の広告ちらしやろうが、哲学書やろうが、
エッチなグラビアやろうが、1万円札の束やろうが、
火にくべるときはみんなただの紙切れでしょ。
(中略)
それとおんなじなんや。大事な記憶も、

それほど大事やない記憶も、
ぜんぜん役に立たんような記憶もみんな分け隔てなくただの燃料」

 

主人公の娘に向かってこのセリフを言うのは、
ラブホテルの雑用係兼用心棒である

元・女子プロレスラーの手下の女だ。

 

何をしでかしたのかわらないが何者かに追われ、
日本中を逃げ回っていて、つかの間、

そのラブホに腰を落ち着けている。
そして彼女は続ける。

 

「もしそういう燃料がなかったとしたら、
もし記憶の引き出しみたいなものが自分の中になかったとしたら、
私はとうの昔にぽきんと折れてたと思う。
どっかしみったれたところで、

膝を抱えてのたれ死にしていたと思う。
大事なことやらしょうもないことやら、
いろんな記憶を時に応じてぼちぼちと引き出していけるから、
こんな悪夢みたいな生活を続けていても、
それなりに生き続けていけるんよ。
もうあかん、これ以上やれんと思っても、
何とかそこを乗り越えていけるんよ」

 

前半は話にコミカルな彩を添えるための端役として登場するが、
何を思ったのか、後半のいいところになって
作者は彼女の口からこんな貴重なセリフを言わせた。


どう解釈するかは「あなた次第です」だが、
僕はけっこう共感を覚え、その中身について考えたくなる。

 

あれも知らなきゃいけない、

これも憶えとかなきゃいけないという
情報が大量に渦巻く今日、
案外、あとあとになって僕たちが生きる燃料にするのは、
役に立たない、カネにならない、どうでもいい与太話や、
本当にささやかな喜びや感傷や、

夢のカスみたいなものなのもしれない。

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お笑いと幻想のひとときで免疫力UP

 

あなたへステイホームお見舞い。
電子書籍に載せる画像を探そうと、
むかし撮ったデータをいろいろ掘り起こした。
これらはアウトテイク。
15年も前なので息子もついでに。
免疫力、上がるかな?

 

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気がつけば世界の終わりにいた

 

何者かの意思によって、
僕たちは世界の端っこに追い立てられた。
もう誰もここから逃げられない。


そう思ったのは
昼間、メーカーのA氏にZOOMで取材して
ひと通りの話が終わった後のことだ。


前々から頭の奥にへばりついていた疑念が、つい声になった。


「ところでAさんは自分の周りでコロナにかかった人いる?」

答えはNO。僕もNO。


これだけ連日連夜、報道が続けられ、
感染者数・死亡者数が伝えられているのにも関わらず、
僕の周りでも、A氏の周りでも、誰もコロナにかかっていない。


もちろんかかっていても無症状なだけなのかも知れない。
そうしたキャリアはいっぱいいるだろう。
だから現在の自粛を解くべきだとか主張するつもりはない。


でも冷静に状況を振り返ると、
やっぱり不思議な気持ちにならざるを得ない。


「これって強制的に今までの社会をリセットして、
みんなデジタル化させようという

巨大IT企業の陰謀じゃないのかね?」


「そうそう。デジタル化で個人情報取り放題にして、
それをエサにAI・ロボットを劇的に進化させ、
パーフェクトな情報管理社会のベースを
作ろうとしているのかも」


「IT企業と黒幕のラスボスみたいなのが

手を組んでやっているんだろうな」


“奇しくも”――というほどのものでもなく、
A氏と僕が感じていることはあっけなく一致した。
もしやあなたも僕たちと同じことを感じているのではないか? 


中国・武漢や欧米各都市の惨状。
志村けんさんや岡江久美子さんの死。
医療崩壊寸前の都市部の状況。


それだけの材料がそろっているのに、
リアルでない。切迫感がない。


そもそもこれは史上最悪のウイルスと言えるのか?


ペストやコレラや天然痘はもっとすごかったのではないか?

 

世界全体の情報化が、このウイルスが人々の心に与える

恐怖や不安を何倍・何十倍にも膨らませているのではないか?


新型コロナウイルスとは、実体は2割に過ぎず、
あとの8割は「情報」なのではないか?


いずれにしても世界はもう
古い皮を脱ぎ捨てようと脱皮の最中だ。
第2次世界大戦後、75年続いてきた、
僕たちが慣れ親しんだこの世界はもう終わった。


もう誰もコロナ以前の世界がそのま戻ってくるとは
思ってないだろう。
表面的には自由で平和な日々が帰ってきたとしても、
その内実は大きく変わっている。
それが嫌な人は退場するしかない。


僕たちができるのは
社会的に生きるための個人情報は奪われても、
魂のデータは売り渡さないこと。それだけだ。


・・・なんて都市伝説的な妄想を書き連ねてみたけど、
信じるか信じないかはあなた次第です。


「新型コロナウイルスとはなんだったのか?」
その真実が解き明かされるのは、たぶん5年後くらい――
昭和100年のことになるだろう。

 

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明日のために今日はがまん

 

コロナ騒ぎで終始した4月も最後。
義父が亡くなって今日で1年。
花を飾って、お赤飯を焚いて、
近所の和菓子屋のおいしい大福をお供えしました。

1周忌なのにお祝いみたいだけど、

これらが大好物だったそうなので。

 

ちなみにカミさんは血を受け継いだのか赤飯好き。
でも妻だった義母はあんまりお好きではないようです。
同じ家族でも食べ物の好みはいろいろバラけていて面白い。

 

1年前の今日は平成最後の日もありました。
令和初のゴールデンウィークなんだよね、じつは。

ただ僕は幸いにもレギュラーワークにプラス、
書籍執筆の仕事、さらに自分の電子出版の制作もあって
5月は休めないほど忙しくなりました。

このご時世、僕を頼りにしてお仕事下さる方々に感謝です。

 

そして皆さん、ここが我慢のしどころ。
どうやらステイホームは延長されそうで、
あと1カ月も・・・とうんざりするのは僕も同じですが、
なんとかみんなで気持ちを抑えて
早いとこ、この状況を終わらせましょう。

 

政府や自治体に文句は言ってもいい。
けど逆らって三密など感染拡大に与する
行動を取っていいわけじゃない。

今ひとりひとりが我慢しないで動き出しちゃうと、
結局、社会がいつまでたっても動き出さなくなってしまいます。
平和で自由な日々を1日でも早く取り戻すために協力しましょう。

 

 

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ありふれた一日でもあなたには記念日

 

昨日の「サザエさん」の中でゴールデンウィークなので
家族で動物園にお出かけするというエピソードがあった。

 

夕食時にチラッとその場面を見て、
「ありゃ、サザエさんちはステイホームしてなくていいんだ」

と思ったのだが、
今日になり、そのエピソードの放送に対する非難が
ネット上にあふれたらしい。

 

まぁ、気持ちはわからないでもないけど、
サザエさん一家を妬んでどうする?

 

でも子どものいる家庭は面白くないんだろうな、やっぱり。
「どっかつれてって~!」と、
番組を見た子どもにダダこねられた人もいるのかも知れない。

 

ただ、どっかにお出かけするか、
派手なイベントがないと
家族の思い出が作れないと思い込んでいる人がいたら、
それは間違っている。

 

子どもにとっては意外と
近所の公園でお父さんと遊んだとか、
家の中でお母さんと笑ったとか、
そういうことが貴重な思い出になることが多い。

 

うちと同じアパートに住んでいるご一家は、
建物の前の駐車スペース

(ちょっとした庭みたいになっている)などで
楽しそうによく遊んでいる。

 

公園に行くと子どもと遊んでいるお父さんをよく見かける。
子どもよりもお父さんの方が楽しそうなくらいだ。

子育ての季節をすでに通り過ぎた僕にとっては
あの若いお父さんたちが羨ましくなってしまう。

 

いっそのことコロナが終わっても

会社に行くのは週半分程度で
あとは在宅ワークをやりながら
子どもと一緒に遊んでた方が
人生楽しく送れるんじゃないかと思う。
(実際そうなるかもしれないね)

 

幸福はなにげない日常の中に潜んでいる。
ステイホームのゴールデンウィーク、
そうしたことを発見する人がひとりでも増えればいいと思う。

 

 

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疫病の災禍からケロっとよみガエル

 

新型コロナウィルスの災禍が早く収まりますように、
と神頼みをしに、杉並大宮八幡宮にお参りしました。

 

なるべく人出が少ないうちにと思って
午前中に行ったのですが、参拝するのに
こんな長い行列が! と一瞬びっくり。

 

でもよく見るとソーシャルディスタンスということで、
間隔をあけて並んでいたので長く見えたのでした。

 

これだけ現金・物質主義の世の中になっても、

日本人は神仏の前では素直に、行儀よくなります。


お参りの後は例によって「しあわせ撫でがえる」
を撫でて、帰ってよく手を洗いました。

 

「しあわせ撫でがえる」というのはカエルに見立てた
大きな石ですが、その足元にはかわいいチビガエルも。


昔からカエルは薬にも使われ、
健康の縁起物。

 

アマビコなる妖怪も活躍しているようだし、
科学・医学と日本得意の

森羅万象八百万神的スピリチュアルの合わせ技で
疫病拡散を防ぎましょう。

 

でもコロナ流行にかこつけた
ヘンなカルト宗教や高額請求のスピビズ詐欺などには
気を付けてケロ。

 

 

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男が率いる世界は終わった?

 

気が付くと、政治家として新型コロナウィルスと

正面切って戦っているのは、
安倍総理でなく、小池都知事だ。

 

東京にいるからそう見えるだけかもしれないが、
安倍総理よりも小池都知事の存在感のほうが圧倒的に優っている。

 

対策も次々と打ち出しており、
多くの自治体は、すべてではないにせよ、
できるかぎり東京都の施策に倣おうとしているように見える。

 

オリンピックを諦め、緊急事態宣言を出した後は、
腹をくくり、政府に付き合うのをやめて独自に走り始めた。

 

いい悪い、好き嫌いは別にして、
話を聞くなら、小池都知事と話したほうが実になると、
たぶん多くの人が考え始めているようだ。

 

そして世界を見渡すと、
コロナウィルスに立ち向かい、
それなりの封じ込めに成功している国は
どこも女性がトップの国だ。

 

ドイツのメルケル首相、台湾の蔡英文総統、

ニュージーランドのアーダーン首相。
彼女らの今回の危機管理に対しては国際的に評価が高い。

 

デンマーク、ノルウェー、フィンランド、アイスランドといった
北欧の国も女性がトップ。
これらの国でも今のところ、

他の欧米諸国のような惨禍には陥っていない。

 

いったい何が違うのか?
女のほうがいざとなったら決断力があるということか?


どうもそんな気がする。

結局、安倍首相は経済のことが心配で、
こんなことやったら財界の親方にどういわれるかとか、
気にしてばっかりだから、

いつまでたっても明確な態度が取れず、
リーダーシップを発揮できない。

結局、日本のトップは「調整役」でしかないのだ。

 

子どもを産む性である女は「生命」を最優先する。
もちろん政治はいろんな正義や利権が絡み合い、
それらをマネージしていく、複雑な能力が必要とされるが、
今回の災禍の場合、
「命ファースト」で考えないと、女の場合、
脳にかかったストレスが解けないのだと思う。


だから女の声の方が届きやすい。
男の声には、いろんな正義やら利権やら面子やらが絡まって
聞こえてくるので、人々の耳に響かないのだ。

 

「オリンピック・ファースト」のロックが外れた時点で、
小池都知事は変われた。
各国のリーダーの活躍も意識しているだろう。


安倍首相はまだ、

自分の政権下でオリンピックができなかったことを
悔やんでいるようにも見える。


ちなみに僕は来年に延期されたオリンピックも

開催できる可能性は低いと思う。
選手の皆さんには気の毒だが、
大国のエゴに利用されてきたオリンピックの歴史は終わっていく。

 

それにしてもトランプ、プーチン、

習近平などの一連のボスたちの国と、
メルケルをはじめとする女性トップたちの国の

イメージが大きく違ってきた。


このコロナの災禍を境に、

旧世界と新世界に分かれるのかも知れない。

 

 

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最期のお別れもできない新型コロナによる死

 

日本で感染が拡大し、緊急事態宣言が出てから
海外のニュースが減った印象だが、
改めて3月から4月前半の記事を見てみると、
欧米の状況は悲惨だ。

 

イタリアでは一時期、コロナで亡くなった人たちの
葬儀が禁止されたらしいが、今はどうなっているのだろう?

 

ニューヨークは2日前の記事では
医療崩壊の後に葬儀崩壊が起こっている、とある。
驚くべき状況が生まれている。
これは2001年の9・11をしのぐ災禍と言えるかも知れない。

 

志村けんさんの最期についての報道を読んだ人はご存じだろうが、
コロナで亡くなった人の遺体は
「パウチ」と呼ばれる納体袋に密封され、
そのままできるだけ早く火葬しなくては

いけないことになっている。


一度パウチに入れたら絶対にあけられないので、
ほとんどの場合、遺族は最期のお別れもできない。

ちなみにこうした処置は、コロナで亡くなった人に対してだけでなく、
“それと疑わしき”人たちも同様だ。

いま、施設などで肺炎で亡くなる高齢者が急増している。
こうした人たちは、“それと疑わしき”人たちだが、
そこから接触感染する恐れがあるので、

パウチに入れざるを得ない。


医療者も葬儀業者もコロナ患者と同じように

接しなくてはならない。

ただ結局、検査をやる前に亡くなってしまうので、
コロナによる感染死亡者にはカウントされないだけだ。

 

だから日本は、東京は、死亡者はまだ少ないなんて
侮ってはいけない。


経済崩壊も、もちろん怖いけど、命あっての経済だ。

 

感染拡大して困るのは、
いや、困るどころか、
悲惨な思いをすることになるのは結局自分である。

 

動き回らない。
密集しない。
できるだけ家にいる。
人ごみを作らない。

上からの命令に従うんじゃなくて、
自分と大切な人を守るために。

 


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のびのび生きなおそう

 

ドラえもんで、のび太がタイムマシンに乗って
自分が生まれた日に行く、というエピソードがあった。

 

お母さんとお父さんが赤ちゃんの自分に
名前を「のび太」と付けようとしているのを見て、
「もっとカッコいい名前にしてくれ」というのだが、
両親の「のびのび育ってほしいんだ」という
心からの願いを耳にし、
「ぼくの将来にあれほど期待していたのか」と
しみじみ内省してしまうという話だ。

 

ドラえもんはとくに好きなわけじゃないので、
ほとんど読み返したことがないが。
たぶん最も印象に残っているエピソードだ。

 

新型コロナウィルスが起こした騒乱によって、
多くの人は仕事もプライベートも将来計画も
スケジュールがぐちゃぐちゃに崩壊した。

 

もちろん、いつかはもとに戻るし、
ある程度は戻ってもらわなくては困る。

だけど、100パーセント戻ることはないと思う。

 

いずれにしても僕たちは、
この30年あまりの間に構築してきた社会を、生活を
失う危険にさらされている。

これまで手にしてきたものを、
手にしようとしてきたものを、
いくつかは諦めなくてはならなくなる。

 

それに考えてみたら、
これは「スケジュール通りの人生」を
考え直すいい機会かもしれない。

 

僕も以前はそうだったけど、
スケジュール帳がぎっしり埋まってないと
不安でしかたなかった。
カレンダーがスカスカだとため息をついていた。
スケジュールが入ってないと、
自分は誰からも必要とされていないんじゃないかと
気分がダウンしたのだ。
でも、それは違う。

 

スケジュール通りの人生。
死ぬまでスケジュールをこなすだけの人生。
それは充実した人生なのか?
もっと自由にのびのび生きられないのか?

せっかく家にいるなら、
しっかり見つめなおしたい。

のびのび育とう。

のびのび生きなおそう。

 

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がんばりません 戦いません 

 

テレビのニュースキャスターなどが
「がんばりましょう」とか、
政治家が「戦いましょう」とか
「打ち勝ちましょう」とか言ってます。

 

危機感を持ってもらったり、
気を引き締めるために
そうした言葉で鼓舞するのでしょうが、
逆効果ではないでしょうか。

 

また、この感染症拡大防止対策を
戦争に例えるのもよくないと思います。

 

1週間かそこらで終わる話ならそれでもいいけど、
そうじゃないですよね。

 

攻めてくる相手に、竹槍振り回して立ち向かうわけじゃなく、
対抗手段としては家にいるしかないわけですよね。

 

1カ月か、それ以上も、

“がんばって”家にいろって言うのは無理。

 

せっかく家にいるなら、どうすればリラックスして楽しむか。
そしてインターネットを使ってできる仕事や勉強があるなら、
おとなしくそれをやってたほうがいい。

 

ジタバタしてもしかたない。
こんなところでがんばって戦って、
気力も体力も消耗して、
コロナに感染しなくても体調崩して
医療機関のお世話になるようなことになったら
そっちの方が迷惑です。

 

相手は人じゃない。
自分の精神力とか、そんなものでもない。
なにえウィルスです、感染症です。
いい意味であきらめたほうがいい。
本当は飯も食わずに暑くなるまで
ずっと冬眠出来たらいいんだけど。

 

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面白いことを発見する工夫

 

義母は週に3回、デイサービスに通っていますが、
さすがに今日からお休みにしました。
いちおう1カ月ということで。

 

スーパーやコンビニなどへ買い物に連れていくのも
やめて、もう毎日お散歩オンリーです。

 

以前はお店を見るのが好きだったのですが、
なんというか、認知症でわけのわからない分、
勘が働くのか、店に入りたいと言わなくなりました。

 

人間って不思議。

 

僕の言うことはきちんと従ってくれるので
助かっています。

 

また、おかげで今まで目を向けなかったものにも
目が行くようになりました。

 

いままでと違う暮らしになっても
面白いことを発見できるよう工夫しよう。

 

 

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ZOOM会議とデジタル/アナログの使い分けについて

 

昨日は息子とZOOM会議をやりました。
歩いても30分そこそこの距離に住んでいますが、
たぶん夏までちゃんとした形では会えなさそうだな、
ということで。

 

まさかこんなことになるとは思わなかったしね。
大事な人たちとは会える時に会っておかないと後悔します。
人生は思いのほか短く、僕たちの持ち時間はそう多くない。

 

さて、息子との会議は与太話ですが、
劇的なテレワークへの移行で、仕事にもZOOMが大モテ。
ネット上ではmさにZOOM BOOMです。

 

不覚にもそれに気づかず、
今まで使っていたヘッドセットが相当くたびれているなと思って
近所の量販店に買いに行ったら、完全に売り切れていました。

 

通販サイトを観たら、こちらも在庫切れ続出。
1000円とか2000円の安いのはほとんどありません。

辛うじて3000円台のがあったので購入。


たぶん、これからはこうした遠隔取材・
遠隔ミーティングが多くなりそうです。

 

たしかに1時間の取材のために半日、1日かけて、
あるいは泊りで出かけるのは非効率。
お互い自宅やオフィスにいるままでできるのは
超便利です。
データを生産するだけならね。

 

ただ、アナログ人間としてはやっぱり
そこから何か大事なものが
失われていく、損なわれていくような気がしてならないんだよね。

 

効率的なのは、会社の仕事をこなすという観点からは
いいことだけど、
はたして個人の成長にとってはどうなのか?

 

僕は仕事って自分を成長させ、自分の世界を広げて、
より豊かにしてくれるものだと思っています。

 

お金はいただくけど、
結局、会社やお客様のためじゃなく、
自分のためにやっているんだなと思います。

 

だから、これからは
会社やお客様のためにはデジタルでチャチャっと効率的に。
自分のためにはアナログでじっくりたっぷり、
手をかけて足を使って回り道して・・・
みたいな使い分けをしていくのかも知れません。


ところで緊急事態宣言の中継を見て
いろいろコメントが出ているけど、
基本的にはきちんと受け入れて
協力したほうがいいんじゃないかな。

 

結果的にどうなるか、やってみなきゃわからない。
それこそ効率がいいかどうかなんて
考えちゃいられない。
みんなで1か月がんばれば何とかなる――
と信じて行動したほうがいい。
そのほうが社会のためになり、結局、自分のためになる。

 


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緊急事態宣言前夜に神の子あらわる

 

「おれたちは神の子だ」

 

かつてロンドンの日本食レストランに勤めていた頃、

超右翼のシェフがいて、

日本人=神の子説を唱えつつ、天皇陛下を崇拝していました。
当時、身近にそんな人に会ったのは初めてだったんで、

びっくりしていました。

 

きょうはなぜかその彼の言葉が脳の奥底からよみがえってきた。

「日本人は神の子だ」

だからコロナにもやられない。
奇跡を信じている。

 

いよいよ日本も武漢やイタリアやニューヨークのような

事態に陥るのではないかと、世界の人たちが危惧しています。

そして、明日7日は、いよいよ東京や大阪や福岡に
緊急事態宣言が出されます。

 

しかし、それでも日本は大丈夫なんです。


政治家がどれだけピンボケなことをやってても、
国民がいくら危機感に乏しく、

いまだ夜の街を出歩いていても、
科学的・医学的根拠などゼロでも、
日本は大丈夫です。


このまま感染者も死者もちょこっとしか出ません。

あったかくなって、だんだん蒸し暑くなってきて、
なんとなく感染者が減っていって、
いつの間にか終息してもと通りになります。

だって日本人はみな神の子だから。

 

という楽観的、能天気、ハッピーエンドなシナリオを、
僕も頭のどこかに描いています。

 

とりあえず、しばらくは我慢。
明日を最後に義母のデイサービス通いも一時休止。

これからは毎日公園を散歩です。
散歩できるところに住んでいるだけでも
ありがたいと思っています。

 

そして、こうなったらもうあとは神頼み。
信ずれば免疫力もきっと上がる。

そう、日本人は神の子、
僕たちは神や仏に守られている、と信ずれば。


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働かなくても食っていくのが僕の生き方だココロ

 

半年くらい前だったと思いますが、
テレビで一般の人を対象に、
べーシックインカムについての
アンケート調査をしたところ、
否定的な意見が大半だった、と報じられていました。

 

そういうものがあると働かない人が増える
→日本の経済が悪くなるからダメと、
普通のまともな人たちは考えています、いう論調でした。

 

要は現・最高額紙幣のこの方が残したあの言葉が
いまだに多くの日本人を洗脳し続けているのだと思います。

 

・・・と書いていて、
確かあれはNHKのニュース番組じゃなかったか?
と記憶を掘り起こしました。

 

もしかしてべーシックインカムについての

議論が起こっているのに対し、政府が

 

「ほーらね、そんなものを導入しろなんて言ってるのは、
ごく一部の、労働を嫌がる怠け者たちだけですよ。
普通のまともな人たちは、当たり前のように反対なんです」

 

と暗にほのめかそうと、
有利な証拠を示すための報道ではなかったか、
つまり、ソフトな情報コントロールではなかったのか?
と勘ぐっています。

 

ただ、「働かざる者、食うべからず」の言葉に
大勢の日本人が縛られているのは事実です。
だけどそれはもう昔の話なんじゃないのか?

 

今回のコロナによる騒乱が起こるずっと前から、
貧富の差が拡大――というか、
お金が儲かる業界と、
そうでない業界との格差が広がっていました。

 

例えば福祉・介護の分野など、
生産性が高いか低いかと言われれば、
低いに決まっています。

 

でも社会的ニーズはすごく高い。
そこに従事する人たちは生産性が高いわけじゃないけど、
大勢必要、絶対必要、尊ぶべき大事な仕事なんです。

 

とっくにそういう社会にシフトしているのに、
いまだ富国強兵や高度経済成長時代の論理がまかり通り、
たくさんお金を儲ける人がえらいと、
大勢が思い込んでいるところに
根本的問題があると思います。

 

コロナによる騒乱は一つのきっかけです。
地球環境の激変による自然災害の脅威もあるし、
これからの社会は何が起こるかわからない。

 

何も起きないことを前提に経済が成長し、
世の中のスケジュールが組み立てらえれてきましたが、
もうそんなことは難しくなる。

 

「働かざる者、食うべからず」→ 
働かない、働けない、金儲けができないやつは死ね から
働けなくても(お金が儲かる仕事をしなくても)食えるよ へ。

 

ベーシックインカムが無理だというなら、
税金上げてもいいからすべての社会保障をタダにするとか、
検討すべき方策はあるのではないか?

 

給付金だかお肉券だかお魚券だか、
そんな一時的な処遇なんてほとんど意味ない。
ずっと続くものでなければ、
社会不安が消えることなんてあり得ません。

 

せっかく豊かな社会になって、
ひとりひとりの命が大事なんだ、と唱えるのなら、
国の舵を取る人たちは、あるいは、経済を牛耳る人たちは、
本気で検討すべきなのでないかな。

 

赤塚不二夫のマンガ「もーれつア太郎」に登場する
「ココロのボス」というタヌキのキャタラクターの、
「働かなくても食っていくのが僕の生き方だココロ!」
というセリフがよみがえった。

 

みんな、ココロのボスになって叫んでいいと思う。
生きていくのに必要なのは、お金じゃなくて、
自分の生き方、人の生き方を尊重する心だココロ。


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まむしの銀次、横須賀に死す

 

むかし一緒に芝居をやった友だちが亡くなった。
横須賀までお葬式に行ってきた。

 

京急・横浜中央駅では、
電車が到着するたびに
山口百恵の「横須賀ストーリー」が鳴り響く。


そして駅前通りのベンチには
演奏に疲れたジャズミュージシャンが休んでいる。

 

僕が書いて彼が出たのは、
黄泉の国から生き返った子どもが
自分の母親を求めて旅をする。
その母親の血を吸えばこの世に生まれ変るのだが・・・
というダークファンタジー系の芝居だった。

 

「まむしの銀次」という芸名だった。
やくざっぽい名前でがんばっていたが、
ずいぶんとやさしい男だった。

 

彼の役はストリッパーのヒモだった、ような記憶がある。
ずいぶん昔のことで、その台本も頭の中にしか残ってないので、
細かいところは忘れてしまった。

 

現実の世界でそのストリッパー(役)の彼女と結婚した。
おもろい夫婦だったのに、
なんでだか不幸なことがあった。

 

棺の中に愛用の藍色の作務衣と
麦わら帽子を入れたら、
元気だったころの姿がよみがえった。

最後は出棺を手伝い、霊柩車を見送った。

 

58歳。僕より若い。
みんな、ウサギのようにピョンピョン跳ねて
人生のゴールにたどり着いてしまう。
僕はカメのようにノロノロしている上に、
ときどき昼寝しているので、
まだまだゴールは遠そうだ。
またそのうち、ウサギの葬式に付き合うのかも知れない。


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リスクもマスクもなき高齢者

 

「便りがないのは元気な証拠」なので、
この半月ばかり連絡していなかったが、
ちょっと気になって実家の母に電話した。

 

5分くらい話したが、どうもコロナウィルスのことなど
よくわかってないようだ。

 

「東京は大変なことになっとるのかねー。
けど名古屋はだいじょうぶだでよ」

 

んなわけねーだろ!
これだけ毎日朝から晩までテレビでニュースやってるのに
見とらんのか!

 

じつは母は肺も心臓もよくない。
肺炎で入院したこともある。
感染したらたぶんイチコロだ。

 

認知症ではないけど、こっちも半分ぼけてる。
てか、もう浮世のことなど超越しているのか?

高齢者はリスクが高いというけど、
こうなるともう本人にとってはリスクもくそもない。

 

一緒に暮らしている義母も
コロナのことなんてわからない。
だからマスクもほとんどしたことない。

 

知らぬが仏。
ある意味、幸せなことだ。
80代・90代の何割かはウィルスごときで
動じない生き仏なのかもしれない。

 


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桜と雪のミラクルコラボレーション

 

満開の散りゆく薄紅の桜と純白の雪の協奏。
一生に一度、見られるかどうかの情景です。

 

「うわぁ、外が真っ白!」と
毎5分おきに子どもみたいに義母が騒ぐので
いっしょに外に出ました。

 

ちょうど降りやんだ昼過ぎの時刻だったので、
公園にはがまんできなくて雪遊びする親子や
桜と雪に見とれるカップルが何人も。

 

外出自粛の異常事態のつかの間の天国。

異常気象、地球環境の異変でもあるのでしょう、
やっぱり。

 

けど素敵なものは素敵だし、
美しいものは美しい。
せっかくなので心に焼き付けておきたいです。

 

来年からルーティン化しちゃったら困るけどね。

 

 

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28日(土)17:00から30日(日)16:59まで無料購入可能。

 

ひとりの少年が人類と好きな女の子を救うため、

オナラを武器に、
恐怖のウィルスをまき散らす正体不明の美女と対決する
ドラマチックな面白ストーリー。
この機会にぜひ。

 

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とりあえずロックダウンに備えて備蓄

 

オリンピックも延期になり、
小池知事がほのめかしたことで、
東京ロックダウンの臭いがプンプンしだしました。

これは少しは警戒して食糧など

備蓄しといたほうがいいかなと思って、
今日は業務スーパーに買い出しに行きました。

どのみち、米やオイルなどがそろそろ切れかかっていたし。

 

業務スーパーは生鮮食品はほとんど置いていません。
が、乾物や缶詰関係、調味料、レトルト、冷凍食品など、
日持ちする食品はオール激安。
なのでちょっと遠いのですがど、

普段でも月に1、2回来ています。

 

朝10時前に到着して覗いてみると、
そこはかとなく品ぞろえが災害時仕様。
2リットルのペットボトルの半ダースパックが入口付近に
ドカドカっと置いてあります。
一応、水の備蓄はあるのでスルーして中へ。

 

ちょっと嫌な予感がしたけど、
お米をはじめ、必要としたものは大体買えました。

でもやっぱり若干品薄気味。
今月の初め頃、来た時もそうだったけど。
なぜかスパゲティは今日も売り切れ状態。
非常時にスパゲティ?
乾麺だから?
ちょっと謎。
缶詰類・レトルト類もだいぶ棚が空いていました。

 

うろうろ見て回っていると、なんとなく心配になって
あれも買っとくか、こえも買っとくかと
カゴに放り込んでいたら、予算を千円以上オーバー。
やばいやばい、ここは現金オンリーでカードが使えないのです。
「ごめんね」とレジの人に謝りつつ、余分なものを返却。
帰るころ(10時半過ぎ)にはかなり混み出していました。
知事のほのめかしが効いたのか?
今日一日でかなり売り切れたかも知れない。

 

買った物を段ボール箱(商品の空き箱を自由に使える)に

詰め込んで、自転車の荷台に括り付けて、ゆっくり帰宅。

昨日は別のスーパーでたまたま入荷したての
トイレットペーパーに出喰わしたので入手。
ストックを作って、とりあえず生活必需品は当分の間オーケー。

 

というわけで、とりあえずはこれでひと安心なのだけど、
いろんなケースを想定しだすと、やっぱりまた不安になる。

家にいっぱいあるのに、
これでもかとトイレットペーパーなどをガメる人の気持ち、
また、いくらたくさんお金があっても心配だと
何千万円もタンス預金する高齢者の気持ちがわかるような

気がします。

 

ちなみに業務スーパーの乾物:

大豆、昆布、干し椎茸で煮物を作れば
しっかり栄養が取れて数日サバイブできます。
この豆、真空パックで売っている水煮の豆より
ずっとおいしくて経済的です。
煮るのに時間がかかるけど、圧力なべでやればそんなでももない。
在宅勤務する人は、仕事の合間に火加減を見れば、
意外と手間なくできますよ。

お試しください。

 

ひきこもって心が塞いでしまった時は、

おりべまこと(僕のペンネーム)の本をお楽しみ下さい。

 

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オリンピックは脱コロナファースト、そして一から見直し

 

東京オリンピック・パラリンピックの延期が
ほぼ決定的になった。
どうするか4週間協議するとか言っているが、
どうしてそんなに時間がかかるかといえば、
いろいろ政治・経済の事情があって
スケジュール調整しなくてはならないからだ。
そこにアスリートファーストは関係ない。

 

その一方でヨーロッパからはショッキングな映像が送られてくる。

 

棺が並ぶイタリアの病院。
病院の廊下では大勢の人が横たわっている。

感染を恐れて遺体が放置されているという。

 

スペインでは教会へ行きたい、
ミサに行きたい!と泣き叫ぶ女性。

こんな時こそ神様にお祈りしたいのに。


中世のペストの大流行について書かれた話を、
小説だったか研究書だったかで読んだことがあるが、
そのイメージと同じような光景を見てしまった。

 

そして、SNSで「自分は大丈夫と過信しないで」と、
病院のベッドで呼吸器をつけたまま
訴えかけるイギリスの女性。

 

彼女はまだ30代で、まったくの健康体だったのにも関わらず
重症化してしまったという。

 

周囲に感染したという話は聞かないし、
僕もこれまで楽観的に見ていたけど、
どうも嫌な予感がしてきた。

オリンピック延期決定を機に
どっと何かが大きく崩れそうな気がする。

平和な日常がまた遠くなる。
東京ロックアウトも現実になるかもしれない。

 

そもそも検査してないのに
日本は感染者数は少なく、
よく抑えられているとか喧伝されている。

 

ヨーロッパの映像を見たら
もはやオリンピックどころではないし、
アスリートファーストどころではない。
建前はとっくに崩れ去っている。

 

脱コロナファースト。


世界の人たちがこの精神的ショック・経済的ショックから
立ち直り、安心できるのにどくれくらい時間がかかるのか?

1年で取り戻せるのか?
それがかなわないまま、オリンピック開催はないと思う。

 

代表になるために頑張ってきたアスリートの人たちには
本当に本当に気の毒だけど、
延期するなら2年は置いたほうがいい。

 

そして、IOCもJOCも日本政府も東京都も、
オリンピックって何のためにあるのか、
一から考え直してほしい。

 

前から言ってるけど、気象の問題もあるし、
今までと同じスタイルでオリンピックを開くのは
もう無理ではないか。

 

ヒトラーのベルリン大会以来の悪弊。
政治とカネが絡みすぎる。
国力発揚の役割、経済成長のカンフル剤の役割は
とっくのむかしに終わっているのに。

 

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コロナにも怯えず“いま”だけで生きる、うちの高齢者

 

過去も未来もなく、今だけがある。
新型コロナウィルスの騒ぎもどこ吹く風。
感染・致死率のリスクの高い高齢者ですが、
きょうも3食平らげてネコのようにマイペース。


ただ義母はここのところ、デイサービスから帰ってくると
ちょっと疲れた顔を見せます。


最近は、新型コロナウィルスの影響で利用者が減っており、
それに加えて今日は3連休の真ん中ということもあって
極端に人数が少なかったため、
いつになく介護士さんたちに
いろいろ構ってもらったみたいです。


本来はありがたいことなのですが、
彼女の場合、それで気疲れしてしまうのです。


普段は、言い方はよくないけど、
介護する人たちにとって、とても楽で扱いやすい、
放っておいても大丈夫な利用者なのだと思います。


同じ利用者のなかでも歩行や運動が困難な人、
気を使わなくてはいけない人などに

手を取られてしまいますからね。


義母もその辺は心得ていて、
どうも自分は介護される側でなく、
あの施設の臨時スタッフの一人みたいに
思っていることもあるようです。

いちおう介護レベル3なんですが。


認知症になる前は、いろいろ人に気を使いすぎてた人なので
過去も未来もなくした今はネコ的に生きたい。
だからあまり構われると、
そのマイペースが崩されるような感じがするのでしょう。


新型コロナウィルスをめぐる情報ソースのなかには、
高齢者ばかりが重度化しやすいことに
何か意味を見出そうとしている考察もあるようです。


高齢化社会、100年ライフへの警鐘?
うーん、まだよくわからニャい。


高齢者や基礎疾患のある人は、
コロナに限らず、どんな病気でもリスクが高いと思いますが。


いずれにしても今回のパンデミックは、
近代社会の今後を左右する分岐点になる予感はしています。

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永遠の昭和 明日のための60's~70's

 

★14歳の脳の地図

子どもの脳からおとなの脳への移行が完了する。
それが14歳。
だから人は人生を14歳の感性で生き続ける、という話があります。

 

僕は1960(昭和35)年の生まれなので、
10代がそのまま1970年代です。
14歳だったのは、1974(昭和49)年で、
この頃はロックばかり聴き、音楽雑誌を読み耽っていました。

 

だから脳がそのころ見聞きしたもので構築されている。
今日もレッド・ツェッペリンのライブを

聴きながら仕事しています。
最近はYouTubeでいろいろな音源が出ていて楽しめます。

 

1960~70年代のカルチャーをリアル体験していることは、
下の世代から見ると、すいぶんうらやましいことらしく。
平成生まれ・サブカル好きの息子などは
時々「親父はいいなぁ」と呟きつつ、
かの時代の小説や映画やマンガに現をぬかしたりしています。

 

★不滅の昭和イメージ

べつにノスタルジーな話をしよう、
個人的な思い出を語ろうというのではありません。

 

元号が平成から令和に代わって間もなく1年。
その前の昭和の時代、昭和の感性は
人々の心から遠ざかっていくのだろうと思っていましたが、
どうもそんな気配が感じられません。


それどころか、これからますます昭和の価値、
60's~70'sの価値が見直されるのではないかという気がします。

 

ブームが去り、それは文化になる。

 

他国についてはよくわかりませんが、
少なくとも日本において、
いわゆる昭和レトロに対する追憶と憧憬は、
一つの歴史を作ってしまいました。

 

大きなエポックは2008年に公開された
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」――
この映画自体が、西岸良平のノスタルジーを追う漫画が原作――

でした。

 

しかし僕の印象ではその前の、
20世紀末ごろからすでにブームは始まっていました。

 

おそらく1995(平成7)年の
阪神淡路大震災とオウム真理教の地下鉄サリン事件、
そしてその後立て続けに起こった
神戸児童連続殺傷事件など一連の少年犯罪。
こうした社会を震撼させた事件の数々が、
人々の脳の奥に染み付き。
大きく影響しているのだと思います。

 

あのころから日本の社会全体が
不気味な色をした海を漂流しだした気がします。

 

★いいところをかき集めて

そこで多くの人たちの心のよりどころになったのが、
「イメージの中の昭和」でした。

 

「イメージの中の昭和」は、実際の昭和とは異なり、
戦前の20年間や最後の10年間ぐらいは範疇に入りません。

 

戦後の復興期からバブルが始まるまでの30年間――
だんだん豊かになってきたけど、まだそこかしこに
貧しさが残っていた時代を指します。

 

今から比べると、物質的・経済的な面でも、
社会制度的な面でも各段に貧しかった。

 

貧乏人はまだ多く、情報は少なく、人権意識は乏しく、
男尊女卑は激しく、障がい者はあからさまに差別され、
日常的に暴力や危険がはびこり、
古いしきたりで個人個人は可能性を縛られていた。

 

健康に関する面もひどく、新型コロナウィルスよりも
よほど恐ろしいコレラや赤痢などの感染症が数々あり、
公衆衛生もなっていなかった。

 

僕も子どものころに使っていた自宅のトイレ、学校のトイレ
(トイレと言うより便所と呼んだほうがふさわしい)、
駅や公園の便所などは、二度と使いたいと思いません。

 

社会は確実に良くなった。
少なくとも昭和に比べれば、安心で、安全で、便利で、快適に、
楽しく暮らせる社会になった・・・はずだった。

 

それなのに、どうして人々は昭和を愛おしむのか?
それもリアルタイムで体験している僕たちだけでなく、
映画やマンガや小説や音楽でしか知らない
平成の子どもたちまで。

 

もちろん、それはいいところのイメージのかけらを
かき集めているだけなんだけど。

 

★劇的な世界の変貌と僕たちの不安

新型コロナウィルスの蔓延によって、
世界は大きく変貌しようとしています。

 

少し以前からAI化・ロボット化社会への移行が
話題になっていましたが、
僕を含め、多くの人は
10年、20年かけて徐々に進むのだろうと
何となくイメージしていました。

そうでなければついていけない人々が大勢出るからです。

 

ところが、今回の新型コロナウィルスの世界的大流行。
これが大きなきっかけになって、
AI化・ロボット化は劇的に進捗する予感がします。

そうでなければ今後の経済活動がおぼつかないからです。

 

オフィスの仕事は在宅勤務、いわゆるテレワークが主体になる。
リアル店舗はAIの導入によって、

無人化・キャッシュレス化が進む。
飲食店の現場のサービスはロボットが主役になるかもしれない。

飲食や日用品以外――
ネットでは注文できない品物のリアル店舗は激減するでしょう。

 

ヨーロッパの社会から

キスやハグの習慣が消え去るとは思えないけど、
リアル空間におけるスキンシップ、

Face to Faceのコミュニケーションは、
かなりの割合でバーチャル空間におけるそれに

差し換えられるでしょう。
5年後、今ある街の風景は大きく変わっている可能性があります。

 

社会はますます安心で安全で便利で快適になるに違いありません。
けれどもそれと引き換えのように、
“かけがえのない何か大事なもの” が圧倒的に不足してゆく。

その不足のために、僕たちの中には日々、

小さな小さな、それこそウィルスのような微細な不安や恐怖、
ストレスが入り込んでくる。

 

拭っても拭っても、塵のような不安と恐怖とストレスが
毎日どんどん降り積もってくる。

それによって心を病む人、生きる自信を失う人も
ますます増えるかもしれません。

 

★昭和文化によるライフスタイルの補完

圧倒的に不足してゆく何か大事なもの、
僕たちのたましいを蝕むものの正体はいったい何なのか?

今のところ、僕にはよくわかりません。

 

ひとつ分かるのは、
イメージの中の昭和が、
そして、60's~70'sに生まれたカルチャーの数々が
圧倒的に不足してゆく何かを補ってくれるのではないか、
不安や恐怖やストレスを和らげたり、
治癒したりしてくれるのではないかということです。

 

AI化・ロボット化社会へ移行していく今後は、
昭和のあの時代に生まれ、育ったものが
人間の未来全体にどんな意味があるのか?
分析し、再発見し、解釈し、リメイクし、
新しいライフスタイルの中でどう生かしていくのか
考える時代になるなのでしょう。

 

昭和も、60's~70'sも一つの歴史になり、文化になった。
未来のために、あの時代、あの場所を心の地図として、
何度も見直すことになるのかも知れません。

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永遠のさくら

 

村上春樹の「1973年のピンボール」の中に
「ねえ、10年って永遠みたいだと思わない?」
というセリフがあった。

けっこうしびれたフレーズだ。


新しい生活を始めた4畳半の部屋で寝ころびながら
自分も永遠みたいな時間のなかを泳ぎながら

ページをめくっていた。

 

そうだ、子どもの頃、10年は永遠に等しかった。
10代もまた。
20代もたぶん。

10年が永遠でなくなったのはいつからだろう?

 

咲いてしまったら散らなくてはならない運命。
生きてる限り、無理なこととわかっていても、
桜の花にいつまでもつぼみのままでいてほしいと呟く。
つぼみのままなら永遠に希望を抱き続けられる。


だけど、永遠のつぼみには

きっとひどくがっかりして、
どうして咲かないのかと腹を立ててしまうだろう。


また咲くよ、くりかえし10年でも、50年でも、100年でも。
そう言って笑って散っていく桜に
ぼくはなりたい。

 

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たましいのふたりごと:女は自信まんまん?

 

「たましいのふたりごと」(2015年発刊)は、
芥川賞作家・川上未映子氏と歌人・穂村弘氏の対談集。


「お菓子」「夏休み」「昭和』「別れ」「永遠」
「コンビニ」「霊」「ブラジャー」など、
78のキーワードをもとに
文学・思想論的なところから、
日常の戯言・与太話的なところまで
めちゃくちゃ幅の広い、緩急自在なトークが展開します。

 

あまりに面白くて、あちこち付箋を貼っていったら、
ほぼ半分くらいのページにマーキングしてしまいました。

 

秀逸だったのが「初体験」というキーワードにおける
川上氏の、自分の子どもに対する性教育のエピソードと意見。

 

男の子を子育て中の彼女は
「男の子っておちんちんを発見する瞬間があるんです」
という。

彼の息子は、自分のを見て「ちんちん、ある」と言った後、
「かあか(お母さん)、ちんちん、ない」と言う。

こういうのが三つ子の魂的に、
女には人間にあって当たり前のものがない、
と刷り込まれていくと思うんです・・・と語る。

そして、それを根絶しようと
「わたしには、まんまんがある。
だが、おまえにはない。だから同じ」
と言ったのだそうです。

 

まんまんって・・・。
思わず読みながら声を出して笑ってしまったけど、
彼女はまじめで本気だ。
amazingな言葉のセンス。
ユーモラスでかわいくて憶えやすくて、
何よりフェアな感じがする。

 

女には人間にあって当たり前のものがない。
確かに僕たち男はそう刷り込まれているかも知れない。

 

それは長い人類の歴史の中で続いてきたものなので、
そうたやすく変えることはできないと思うが、
それに立ち向かっていこうという
川上氏の姿勢に感服させられました。

 

仕事や普段の生活に即座に役立つわけではないし、
川上未映子や穂村弘なんて知らない人
(僕もほとんど知りませんでした)が多いと思うけど、
たまにはこういう話に触れてみるのもいいのでは。
とても楽しくて読みやすい本です。

 

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ひとが人生の最期に後悔すること

 

「俺は子どもが3人もいたのに、
誰の入学式にも卒業式にも行かなかった。
お前が輝いて見えたよ」

 

昨日、子どもの卒業式のことを書いたら、
10年前に亡くなった同い年の友だちが、
そんなメールを送ってきたことを思い出しました。

 

ガンで入院、それもステージ4だったと聞いて、
ちょうど小学校を卒業して中学に上がる息子と
見舞いに行ったのです。

 

彼には息子がチビのころ、
何度も世話になったので、
おそらくもう会えないから顔を見せとけと言って、
いっしょに連れて行きました。

 

何を話したかよく覚えてないけど、
〇日前、小学校の卒業式だったんだ・・・
という話をしたと思います。

 

件のメールを送ってきたのは、その夜のことでした。
文面はちょっと冗談っぽく書いてありましたが、
本気で後悔していたのでしょう。

 

ひとが人生の最期に後悔することって、
ほとんどがこういうことなのかもしれません。

 

彼が特に悪い父親だったとは思わない。
しつけに厳しいところはあったけど、
子どもが好きないいやつでした。

3人の子どもの入学式にも卒業式にも出なかったのは、
もちろん仕事があったからです。

 

そして、もう一つは昭和世代的な
「男はこうあるもの・女はこうあるもの」という
役割意識を強く持っていたからだと思います。

 

要するに、男がそんな場に出るのは、
カッコ悪い、恥ずかしい、照れくさいといった
気持ちが働いたのでしょう。

 

でも逆だったらどうだっただろうか? と考えます。
子どもの入学式・卒業式に出るために
仕事をフイにしたとしたら?

 

もちろんその仕事の重要度・内容次第ですが、
その時は痛みを感じても、
あとからそんなに後悔はしなかったのではないか。

 

僕がそうでした。
息子の中学の卒業式と仕事が重なり、
やむを得ず仕事をやって、それで10万円稼ぎましたが、
後から何とか断る手段がなかったのかと後悔することしきり。
たかが10万円のために一生の不覚だった、と今でも思っています。

 

仕事をないがしろにして構わないと
言っているわけではありません。

 

ただ、たとえば明日までの命とわかっていたら、
どちらを選ぶだろうかということです。

 

仕事の失敗とか、お金の損失などは、
たとえその時に後悔しても、時間がたてば
そう大きな問題ではなかったと気づきます。

 

だけど、大事な人といっしょに過ごせなかったとか、
自分がずっとやりたいと思っていたことが

できずじまいだったとか、
絶対取り返せない後悔というものがあるのではないか。

 

10年たって僕が今、後悔しているのは、
彼のメールになんと返答してよいかわからず、
結局そのまま返信しなかったことです。

 

返信など、はなから期待していなかったと思いますが、
やっぱり何か書くべきだったなと悔やんでなりません。

 

ひとが人生の最期に後悔することって、
ほとんどがこういうことなのです。

 

まったくゼロというわけにはいかないだろうけど、
この先、できればあんまり増やさないように生きていきたい。

 

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卒業式の詩と死(リプライズ)

 

ブログの整理をしていて、
5年前、息子の高校の卒業式について書いた記事を読んだら、

すごくよかった。


僕の文章がよいのではなく、
谷川俊太郎氏の詩が素晴らしいのです。

 

今年は新型コロナウィルスの影響で、
日本中で卒業式をやる・やらない、生徒を呼ぶ・呼ばない、
保護者を呼ぶ・呼ばないで混乱しています。


それと併せて卒業式の是非も取りざたされています。

そもそも卒業式は必要なのか?
卒業式とは何か?
卒業式は大切なんて
単なる感情論だという意見もあるでしょう。

 

しかし、感情や情緒を無視して、
人間をそだてることを目標とする学校という場は成り立つのか?

 

僕は5年前、保護者として参列して
本当に良かったと思いました。
あの式は親にまで、

子育てを終える=子どもから離れて自立するという
心構えを与えてくれました。


以下、少しだけリライトしましたが、
その時の「卒業式の詩と死」という記事を再録します。

 


東京でも桜が開花し、卒業式シーズンももう終わり。
うちの息子も今月、高校を卒業した。卒業式に出て奇妙な感覚に襲われた。
 「これは子どもの葬式なのだな」と。

心の中で子どもは死ぬ。
卒業式とは親が子どもの死に立ち会う場だ。

 

息子の高校は、詩人の谷川俊太郎氏の卒業した学校だ。
ただし、ご本人は学校が嫌いで、

戦後の混乱期だったこともあり、
ろくに登校していなかったという。
今でいう不登校の生徒だったらしい。

 

その谷川氏がOBとして、1968年の卒業生の要請を受け、
「あなたに」という詩を創作して贈った。
以来、半世紀近く読み継がれてきており、
この日も式のラス前に演劇部の生徒が朗誦した。

 

長いので、最後のフレーズのみ引用してみる。
あなたに「火のイメージ」を贈り、
「水のイメージ」を贈り、最後に「人間のイメージ」を贈る、
という構成だ。
 
あなたに
生きつづける人間のイメージを贈る
人間は宇宙の虚無のただなかに生まれ
限りない謎にとりまかれ
人間は岩に自らの姿を刻み
遠い地平に憧れ
泣きながら美しいものを求め
人間はどんな小さなことにも驚き
すぐに退屈し
人間はつつましい絵を画き
雷のように歌い叫び
人間は一瞬であり
永遠であり
人間は生き
人間は心の底で愛しつづける
――あなたに
そのような人間のイメージを贈る
あなたに
火と水と人間の
矛盾にみちた未来のイメージを贈る
あなたに答は贈らない
あなたに ひとつの問いかけを贈る

 
けっしてうまい朗誦ではなかったが、
おめでたさなど吹き飛ばすような圧倒的な言葉の連なりに、
会場は神聖な空気に包まれた。


まさしく葬式にふさわしく。

親の心の中で、子ども時代の子どもは死んだ。


子どもはそんなことは知らない。彼らには前しか見えていない。
自分もそうだった。
中学も高校も卒業式のことなんてほとんど憶えていない。
ただ未来へ進む。

 

でも、大人は、親は、そうはいかない。
後ろを振り返って、思い出を愛つくしんで、
心おきなく泣いて、胸に刻みつけて、やっと前を向いて進める。

 

 

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「みみずくは黄昏に飛び立つ」は、書き手・聞き手のバイブル

 

ちょうど100年前に書かれた芥川龍之介の「地獄変」と同じく、
みみずくが作品世界の象徴のように登場する現代の傑作が、
村上春樹の「騎士団長殺し」です。

 

村上氏が「地獄変」を意識したわけではないでしょうが、
この物語も主人公は絵師(画家)で、
何やら現代版の地獄めぐりをイメージさせる物語になっています。

 

この本は芥川賞作家の川上未映子氏が
2015年から2017年にかけて行った
村上氏へのインタビューをまとめたものです。

時期が「騎士団長殺し」の執筆時期と前後していたので、
川上氏がかの作品に登場する「みみずく」と、
「ミネルヴァのふくろう」

(ローマ神話の女神が従える知恵の象徴)を
かけ合わせて考案したようです。

 

昨年末に文庫版が出ましたが、
これも文章書きやインタビュアーなら、
バイブルにしたくなるような傑作です。

 

べつに小説を書いたり、創作活動などやってなくても、
仕事やら、ネットでの活動やら、何らかの理由で、
人に読ませる/読んでもらう文章を書く人なら、
あるいはインタビューをしたり、

質の高いヒアリングをしたい人なら、
参考にできるところがいっぱい見つかると思います。

 

この本に限らず、村上氏はエッセイやインタビューで
しばしば自らの執筆作法について語っていますが、
これは彼個人にだけでなく、普遍的に通じる法則だなと思います。

 

ただし、あくまで時間をかけて、コツコツ書く――
ということを前提とした話なので、
「速く、手っ取り早く、効率的にうまい文章が書きたい」
という人はそれ用のマニュアルを使ってください。

 

誤解を恐れずに言えば、
村上春樹という作家が世の中にもたらした最大の功績は、
多くの人たちに
「誰でも、普通の人でも、物語を作り出すことはできる」
と思わせたことです。

 

かつて作家とか芸術家の多くは「狂気の天才」でした。

芥川の「地獄変」の主人公の絵師のように、
作品を生み出すためなら
家族や大切な人たちを犠牲にして構わない。
そんな邪悪で醜悪で狂気に侵された人間でなければいけない。
少なくとも世間の常識から逸脱した生き方をしなければだめだ。

長い間、人々そんなイメージを持っていました。

 

もちろん古今東西そんな作家や芸術家ばかりでなく、
まともな職業につき、社会活動を行い、

良き家庭人として生きる傍ら、

後世に残る名作を生みだした
作家や芸術家は大勢いました。

 

しかし、そうではない人たちのクレイジーな面、

強烈に個性的な面がクローズアップされ、

誇大広告的に流通していました。

人々がそうした非日常的なものを作家や芸術家に求めていた

という側面もあると思います。

 

そうしたイメージを覆し、
普通に生活しながら、

机に向かって手を動かじ続ければ誰でも書ける――
ということを村上氏は広く伝えたのです。

もちろん、そう伝えることができたのは、
同氏がこの40年間、リリースしてきた作品が、
ことごとく僕たちの心をつかむ優れたものだったからです。

 

川上氏は村上氏の全作品はもちろん、
これまでの様々なエッセイや書簡、
インタビュー、雑文などの類も読み込んで、
計4回、最後は村上氏の自宅にまで乗り込んで
インタビューに臨み、話を引き出しています。

 

ちょっと固い文学論的な対話から、
思わず声に出して笑えるジョークや軽口、
そして、すぽっと懐に入るような質問の投げかけなど、
よくぞここまで胸を開かせた・・・と感心することしきり。


時折見せる、川上氏の小学生の女の子のようなテンションや、
関西弁によるコミュニケーションも
うまく作用しています。

 

創作活動にしても、インタビューにしても、
本番の、その場でしか発生しないスパークを
いかに瞬間冷凍するかが勝負、
ということを改めて思い知らされました。

 

そのためにはアスリート同様、
日常のたゆまぬトレーニングが不可欠だということも。

まさしく奇跡のような対話の記録であり、
生き方のバイブルにもなり得ます。

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自分のブログから東日本大震災の刻印を見つける

 

2016年から継続的にブログを書き続け、

この4年間で1000本以上の記事を上げました。
そのうち3割くらいは読み物になるなと思って、
電子書籍にまとめようと、現在、リライト・編集中。

 

じつはそれ以前のブログも100本くらいあって、
その多くを2011年に書いていました。
9年前の東日本大震災の後からです。

 

ちょうどこの頃、以前、息子が通っていた小学校で
ボランティアの読み聞かせをやっていたので、
その記録として付けていた記事が多いのです。

 

4月22日が第1回目だったらしく、
そのとき2年生の子どもたち相手に読んだ
「ゆずちゃん」という本は、
阪神淡路大震災(1995年)で友達をなくした
子どもの物語でした。
東日本大震災から1か月余りあとのことだったので、
当時の図書館司書の方が選書したのです。

 

僕は自分の感想としてこう書いている。


正直、2年生、わずか7歳・8歳の子どもたちには
シリアスに過ぎるのではないかと思っていた。
それに朝の授業開始前の時間には重すぎるんじゃないか、
とも。
いったいどんな反応をするのか、さっぱり予想できず、
もしやトラウマを与えることにはならないか……
といった妄想も広がった。 

 

 しかし、小さな聞き手たちは逞しかった。
反応はじつにビビッド。
「どうしてこんなところで笑うの?」というところが幾つもあって戸惑ったところもあった。
多少は読み込んで練習してきたので、
落ち着きは失わなかったが、
大勢の前でパフォーマンスするには、けっこう気合がいる。
こちらも五感全体を開放して声を出す。
ストーリーが進むにつれ、
子どもたちの中にしっかりとこの本で描かれた
ドラマが吸収されていくのを肌で感じた。


阪神淡路大震災、東日本大震災をはじめ、
地震、強風、大雨など
幾多の自然災害に遭遇して、
日本社会はそれらの悲劇的体験を糧に
大きく成長したーー
と言えればいいのだが、
どうもそうはなっていないようです。

 

「社会的な成長」というと、経済成長の話になってしまう。
僕らの社会がこの先もっと豊かに成長するには、別の何がが必要なのだと思います。

 

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新型コロナよりも世界不況がこわい

 

「病は気から」。
新型コロナウィルスによる“被害”は
情報化社会が内に抱える疾患ではないのだろうか。

医学的なことはよくわからないが、
いまだに僕はこのウィルスが
そこまで恐ろしいものと思えない。

だけど、いろんな情報媒体から
「こわい、こわい」と刷り込まれ、
世界中の人たちが「新型コロナこわいシンドローム」
「感染したらどうしよう症候群」に
集団感染してしまった。

もちろん死者も出ているわけだから、
軽々しいことは言えないけど、
例年のインフルエンザだって
これくらいの被害はあるのではないか?

コロナの場合は、未知の部分が大きい故、
情報が実体を何倍にも増幅させて恐ろしいものに見せている。
そしてそれが全世界に伝搬されてしまった。

情報化、グローバル化、高齢化など、
以前の時代にはなかった要素がハイブリッドされた
社会ならではの内的疾患と言えるのかも知れない。

しかし、いずれにしてももう
この症候群を止めるのは無理だ。

こうなると恐ろしいのは、
ウィルス感染よりも、
それによって引き起こされる経済的ダメージ。

冗談じゃなく、すでに株価は大きく下落し、
各国のイベント自粛・移動制限などは
世界的大不況につながる可能性が高い。

すでに自粛にいるダメージは進んでいて、
このあとまだまだ続くと考えると、
元に戻すのが大変だ。

落ち込んだ経済状況は取り返せない。
資本主義社会の抜本的な変化も起きかねない。

もう普通の状態、日常の状態を取り戻すだけで精いっぱいで、
そのあとまたオリンピックなんて
非日常的な対応を求められる大イベントをやられても、
みんな気力も体力が持たないのではないのだろうか。

それにイタリアなどが現在あんな状態になっていたり、
この先、アメリカで広がって移動制限など出たりしたら、
とてもまともに開催などできないのではないか。

それよりも日常的なもの、
地域それぞれのイベント・お祭りを重視して
それらが一日でも早く実現していけるようにしたいというのが
僕の本音です。

僕もしばらくの間、新しい仕事はあまり期待できないので、
浮足立たず、
今ある仕事を粛々とこなすしかないと思っています。
電子書籍の出版も粛々と続けていきます。
ただいま第4弾を製作中。


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ぶっちゃけ早く五輪延期にしたほうがいいのでは?

 

家の近くの交通公園から子どもの声が消えた。
杉並区内の図書館も今日から月末まで休業になった。

 

行くところのない人たちが集まり、
避難所みたいになって人口密度が増えていた施設が、
次々と封鎖になっていきます。

 

花見はまぁ宴会中止でいいかも知れない。
いつも花を楽しまずに酔っぱらって騒いで
ゴミをまき散らす輩が多すぎるので。
今年は静かに楽しみましょう。
できれば来年以降も。

 

それにしても、なんだかじわじわと感染が拡大している感じ。
調査機関によっては感染者は全国的には減少しているという
データもあるが・・・。

 

オリンピックもぶっちゃけ危ない。
欧米の広がりも気になるし、
夏に収まっても、また次の冬になったら
強力に変異し、致死率が高くなった
ウィルスが蔓延する可能性だってある。
スパンを長くして様子を見ないとわからないのでは?


オリンピックに限らず、
国際的な大イベントは控えたほうがいいのでは?

 

何より国民の気持ちが華やかな開催の方向に向かうのか?
すでに期待していたインバウンドは見込めない。
延期できるなら1年延ばしたほうがいい。

政府は早めに決断しないと、どんどん傷が深くなる。
出口が見えないまま国民の忍耐力が持つのは、
せいぜい今月いっぱいだと思う。

 

また、日本だけが正常に戻っても、
他の国や地域が終息していなかったらやるべきではないと思う。
IOCもよくよく検討してほしい。

 


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僕たちは世界という方舟に乗船している

 

ヨーロッパ、アメリカでも感染拡大。
イタリアではミラノやヴェネチアのある州で
移動が制限されることになり、
州外へ出るために慌てて列車に飛び乗り、
“脱出”する人たちの映像が映し出されていました。

 

バチカンにおける日曜日の「正午の祈り」も
ビデオ中継になるということです。

 

それに対してアメリカのトランプ大統領は、
同じ集会内で感染者が出たにもかかわらず、
政治集会をやめるつもりはないと言い張っています。

 

そんな欧米――キリスト教世界の情景を見ていたら
頭の中に「方舟」という言葉が浮かび上がりました。

 

クルーズ船や屋形船のイメージが
連なってきたからかも知れません。

 

「宇宙船地球号」って言葉、
いま使うのは、ちょっと恥ずかしい。

 

けど、中国から端を発した新型コロナウィルスの感染が
世界中に広がってしまった現実を思うと、
僕たち今や世界中の人たちと一連托生なんだな、
それぞれテリトリーは違っていても、
同じ大きな船に乗船していることが強く印象づけられました。

 

平和が大事、命が大事、安全安心が大事、
経済が大事、国益が大事・・・もちろんみんな大事。

でも今いちばん大事なのは、
この方舟がどこへ行こうとしているのか? を知ること。

 

とりあえず10年後。
そして想像力の及ぶ限りで50年後、100年後。

そして、そのために自分は何をやるのか、
何が出来るのか、どんな準備をすればいいのか、
ということなんだと思います。

 

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人生をやり直す VS バカは死ななきゃ治らない

 

「人生をやり直す」というカッコいいフレーズがある。
それに対して
「バカは死ななきゃ治らない」=人生はやり直せない、
という身もふたもないフレーズもある。
さて、あなたはどっちでしょうか?

 

「オナラよ永遠に」の主人公・救太郎は、
タイムトラベラーとなって
失敗した日をもう一度やり直すチャンスをゲットする。

 

どうなるかわかっているんだから
やり直せそうなもんだけど、そうは問屋が卸さない。

彼だけじゃなく、人間はほとんどの場合、
肝心なところでは同じ過ちを繰り返すと思います。

 

「1回失敗したんだから今度はうまくやれるはずだ。
何としてもうまくやらなきゃ」
という意識が逆に作用してしまう。

 

仮に自分が得するようにうまくやったとしても、
「本当にこれでよかったのか?」と、
うまくやっちゃった自分が、
なんだか違う人間のように思えて、
本当の自分に反していると考えて、
これなら失敗したほうがよかった、
という思いにとらわれる。
そこでわざと失敗や自滅の道を選んでしまったりする。

 

だから本当にやり直すためには死ななきゃならない。
死んでたましいが入れ替わらなきゃ、やり直しはできない。

そんなことがあって、昔の人は
「バカは死ななきゃ治らない」
という言葉を生み出したのではないか?
と考えています。

 

人生に2回目はない。
だけど本でも映画でも、いろんな勉強でも、
1回こっきりじゃ表面的なことだけで、なんだかよくわからない。

 

人生もそれと同じで、2回目、3回目がないと
本当に大事なものって見つかりません。

結局、人生のことも世界のことも
なんだかよくわからないまんま終わるんだろうなと予想するけど、
僕たちにできるのは、この1回こっきりを
一生懸命、納得できるように生きることだけです。

今回生きたのデータを一式残しておけば、

2回目、3回はもっとうまくできるかも、と期待しつつ。

 

でも、2回目・3回目はたましいが入れ替わっちゃって、
全然ちがう人間になっていて、
いまの自分がどうだったなんて忘れちゃってるんだけどね。


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中野・哲学の庭において、 新たな人間世界の在り方について語り合う

 

新型コロナウィルスの流行(なのかな?)。
および、その防止策(になってるのかな?)
としての政府主導の国民生活の制限。
なんだか世間が異様なムードになってきたように感じます。

 

中野区を流れる妙正寺川のほとりにある「哲学の庭」では、

このウィルス騒動の末に訪れる

新たな人間世界の在り方について、

聖者・賢人が会議を開いています。

 

中心にあるのは真理の球体。
それを囲んでアブラハム、エクナトン、キリスト、釈迦、
老子が語り合う。

 

この哲学者たちの彫像群の作者は、ハンガリーから日本に帰化した彫刻家・和久奈南都留

(Wagner Nandor――ワグナー・ナンドール)さん。

 

この庭には他にもマハトマ・ガンジー、達磨大師、聖徳太子など、計11体の彫像ーー11人の思想・宗教の祖となった哲学者らが集っています。

 

すぐそばに川が流れていることもあって、神社やお寺とはまた一味違う、一種の異界とのエッジのような空間です。

 

日の光がさんさんと注いでいる時間はそうでもないけど、
荒天の日とか、夕暮れ時に来たら、もっと異様で、

世界の果てに来たような妄想にとらわれて、
ぞくぞくするかも知れません。

 

かのオタクの聖地・中野ブロードウェイから
徒歩でも来られる住宅街のさなかに
こんな異質な空間を出現させるとは、
中野区ってけっこうヘン。

 

そういえばこの区には

球体関節人形の「中野大好きナカノさん」という
不思議な地元マスコットもいます。

 

都心近くにもかかわらず
いや、だからというべきか、
かなり異様で魔的で未来的な地域・自治体です。


2020年は中野区の時代になる―ー
と僕はこの日、確信しました。

 


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現代の人間と社会の表と裏が コロナウィルスで炙り出される

 

いまや世界は新型コロナウィルスを中心に回っている。
けっして大げさな言い方ではないと思います。
医療問題はもとより、政治も経済も日常生活も、
あらゆることがコロナの影響を受けています。

 

もっと言ってしまうと、
現代の人間のありよう、社会のありようが
コロナウィルスによって炙り出されている気がします。

 

さらに日本はオリンピックを抱えていることもあり、
社会における問題の深刻度は他国と段違いに深い。

 

オリンピック前に終息させるためには
花見なんかも中止だ、
どうぜ今年は「桜を見る会」もやめたんだから、
花見なんかないなくたっていいんだ。

 

そんな安倍さんの声が聞こえてきそうです。

 

オリンピックの問題は、イコール、日本経済の問題でもあります。
せっかく56年前の夢よ、もう一度の東京五輪だったのに、
もし中止や延期になったら、
国の名誉や経済に対するダメージは計り知れない。

 

そんなわけで政府の指針はとにかく経済第一、
オリンピック第一。
3月は停滞やむなし、4月になって終息のめどが見えてきて、
大型連休になる頃に無事終息。
晴れて「日本は大丈夫」と世界に宣言して、
オリンピック・パラリンピックへGO!
という政府のシナリオを産業界も共有しているようです。

 

僕もそうなるといいなとは思いますが・・・
まず半月後にどうなているかですね。
それに日本では落ち着いても、
世界のほかの地域でどうなっているか。
いま、あまり感染が広がっていないアメリカなんかは
これから、ってことはないのだろうか?

 

考えてみたらペスト、天然痘、コレラ、赤痢など、
人間は数多くの恐るべき感染症を克服してきました。

それに比べれば新型コロナウィルスは重篤化率は低く、
感染率もそう高いわけでもなく、大して怖い病気じゃない。
かつて――といってもほんのちょっと昔の20世紀なら、
たぶんあまり気に留められなかった類の

病気なのではないかと思います。

 

それがここまで大きな騒ぎになるのは、
21世紀の100年ライフ時代ならでは、
と言ってもいいのかも知れない。

 

僕も最初はコロナウィルスに関する情報洪水にうんざりし、
さめた目で見ていました。
しかし不遜な言い方ですが、今はかなり興味津々です。

 

かつてヨーロッパの人口の半分にしたという
ペストがそうだったように、
コロナは社会について、人間について、
そしてもしかしたら未来について、
つまりこれからの世界がどうなるかについて
教えてくれるのかも知れない。
ここ1週間ほどの報道を見ていると、
そんな思いが沸き上がってきます。


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新型コロナウィルスはペルリの黒船か?

 

うるう年なので存在する2月29日。

本来は1日プレゼントされたような、
うれしいおまけの日なのですが、
新型コロナウィルスによる大混乱の日に。

 

どうやってごはん食べていけばいいのやら

今朝、義母を迎えに来たデイサービスのスタッフ30代男性。

ちょっとナイーブなイメージの、見ようによってはイケメンで、
けっこう義母のお気に入りです。

 

いつも出掛ける前にトイレに入るので、
しばし待つ間、新型コロナウィルスの感染について話しました。

「学校が突然休みになってしまったので、
もしやこっちも・・と思って焦りました」

 

そうですか、心配してくれてありがとう、

と心の中で感謝した次の瞬間、

「仕事が何週間もなくなっちゃったら、
どうやってごはん食べていけばいいのやら」

なんだよ、利用者じゃなくて自分のこと心配してんのかーー

と、べつに腹を立てたわけではありません。

 

そりゃそうだよね。

介護の現場は、彼のような非正規雇用のスタッフで回っています。
実働なしで給料が保証されるわけではありません。

 

国会議員の年間報酬1割を感染対策予算に

次々と中止になるイベントや、

アミューズメント施設、飲食店などのスタッフも同じ。
ちなみに僕もフリーランスなので、そのへんの事情は同じです。

 

多くの人にとっては感染の不安と同じくらい、
経済の不安、生活の不安を抱えて3月を迎えなくちゃいけない。


現にすでに倒産したり、

危機に瀕している会社もたくさんあるようです。

政府はそうした人たちに補填云々と言ってるけど、


「非常事態に際して国会議員の年間報酬
ひとりあたま1割を対策予算に回します」とか、

ドン!とそれくらいのことは言えんのかい。

 

安倍さんもこの大ピンチは、
すべての疑惑・不祥事を払しょく・挽回する
最終最大のチャンスなんだから、
命をかけて取り組んでほしい。

 

外敵襲来による強制的社会変革

2020年は変革の年とか前々とか言われていて、
ポスト・オリンピック、パラリンピックは
どうなるんだろうと論議されていましたが、
いきなりウィルスという外敵の襲来によって
強制的に社会の変革が迫られたような感じです。

まさしく幕末の浦賀。ペルリ提督の黒船襲来。

 

ついでに言うと、
タイミング悪く家のトイレットペーパーが切れそうになったので、
買いに行ってみたら、どこのスーパーやドラッグストアも

もぬけの殻。


ま、昨夜のニュースで覚悟はしていましたが・・・。
節約して使えば、あと1週間くらい何とか持つかな。

 

報道機関としては黙っているわけにいかないので
しかたないんだろうけど、
ああいう報道があると、
いくら「冷静に行動してください」と言っても無駄。

 

●正義は弱しの情報化社会

冷静な行動は正しいことだけど、

「こっちは紙がなくなっちゃったらと困るのよ。
いちいちきれいごとに付き合ってられまへん」
という声と行動に圧倒されている。


そんなわけで「正義は弱し」。

 

加えて言うと、例の誤報SNS、じつは誤報じゃなくて、
買い占めて転売して稼いでやろうという奴が仕掛けたのでは、
という話が出ています。

 

そりゃきっと本当だろうなと思ってしまう情報化社会。
そういう世界で僕たちは生きていかねばなりません。
ゴミ情報の濁流に流されず、清く正しく、愉快に面白く。

 


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新型コロナウィルスは「2020年の挑戦」?

 

とりあえずは笑いましょう。
笑って免疫力UPです。


武漢の話、クルーズ船の話が
もはや遠い昔ばなし。
1週間前はまだのんきに構えていたけど、
あれよあれよという間に大変なことになってしまいました。


かつての特撮ドラマ「ウルトラQ」屈指の傑作エピソード
「2020年の挑戦」とは、
人類に対する新型コロナウィルスの脅威のことだったのか。
55年前に作られたあのスリルとミステリーに溢れた物語が、
この現実のメタファーだったような気がしてなりません。


2020年の挑戦。
おまえたちはどう変わるんだ?
人間の社会は変革を求められているのかも知れません。


と、まあ大げさに書いてみましたが、
深刻ぶって考えていてもしかたありません。
感染・発症しなくても
仕事をなくしたり、
生活がめちゃくちゃになったりして、
追い詰められる人も続出しそうです。


でも、笑いましょう。
とりあえずは笑いましょう。
笑って免疫力を強化して、
2020年の挑戦をドン!と受けて闘いましょう。

 


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人間の魂の純粋性の回復について

 

義母は認知症になり、記憶を失い、通常の社会性も失っています。
知性も半分失ってしまった、と言ってもいいでしょう。


それは人間の魂の純粋性を回復する過程なのかも知れない、
と思う時があります。
だけど残念ながら、
純真な子どもに戻れるわけではない。

 

今日は一緒に井の頭公園へ。
池で白鳥のボートに乗りました。
僕にとってもチビの頃の息子と乗って以来なので、
たぶん20年ぶりくらい、

 

足漕ぎボートなので、一緒に漕いでと言っても、
「わたしなんかできないわよ」と、やろうとしない。

 

それで僕が一人で漕いで運転していると、
ものの10分もしないうちに
「お兄さん(僕のこと)、疲れちゃうから戻りましょう。
もう十分よ」と言い出します。

 

ボートから降りて「何か飲みましょう」と言うと、
「いいわよ。お金ないし・・・」

 

この一連の言動に義母の人生が集約されているように
思えてなりません。

人間の生まれ持った魂は、
この世で生きる何十年かのうちに、
お金のことやら、家族のことやら、競争のことやら、
いろんな目に遭って損なわれてしまう。

 

特に義母のように昭和を丸ごと生きた女性の大半は
男尊女卑の考え方も植え付けられているようで、
僕に対しては随分へりくだった態度を取ります。
逆にそれでちょっとイラついたり、
悲しくなったりもします。

 

だけど今さらどうにもなりません。
どんなことで心を痛めつけられ、
そこまで謙虚、というか半ば自虐的
になってしまったのかわかりませんが、
そういうやり方で一生懸命生き抜いてきたのだから。

 

義母の魂の純粋性は、
昭和歌謡を歌ったり、
こうやって公園などを歩いて
子どもや犬を見ることで回復されるのかなと思います。

そういう意味で子どもの存在は偉大です。
ワンちゃんも。
僕ができるのは、

少しでも多くそうした機会をつくることだけです。


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日本人は新型コロナウィルスに心を支配されてしまったのか?

 

本全国、新型コロナウィルスの脅威にさらされている?
どうもリアルにそう感じてなかったのですが、
今日はひどく心配な光景に出会ってしまいました。

 

以前住んでた永福町の駅前には

「大勝軒」という人気ラーメン屋があります。
ラーメンファンなら知らない人はいないと言うほどの名店で、
昼時や晩飯時になるといつも長蛇の列。

僕が住んでいた25年余りの間、
それが途絶えることはありませんでした。
そのへんのポッと出のラーメン屋なんぞ及びもつかない

王者の貫禄。
まさにキング・オブ・ラーメンです。

 

で、今朝10時ごろ、その近所を通ったらすでに大勢の人ーー
ゆうに50人は並んでいるので、
おや、今日はなんか大勝軒のキャンペーンでもあるんだろうか?
そういや3連休だし、相変わらずすごいなぁと思っていたら、
これがとんでもない勘ちがい。

 

大勝軒はまだ開店しない。
なんといっても朝の10時。
開店したのはその少し先にあるドラッグストア
「マツモトキヨシ」だった!

 

そうかと即座に納得し、自分の勘違いを恥じ、
やっぱり新型コロナウィルス対策かと思って
並んでいる人たちに声をかけてみました。

 

「マスクを買いに来たんですか?」
「・・・」

 

なにも言わない。
中年のおっさん、おばさん、高齢のじいさん、ばあさん、
計4人に声をかけてみたが、みんな黙ったまま、

魂が抜けたような、くら~~~い顔をして突っ立ている。

 

おれ何か失礼なことをしたのかな?
単に「マスクですか?」と聞いただけなんだけど・・・。


「なんだ、この野郎」と睨みつけることさえしない。
「なれなれしく聞いてくるんじゃねーよ、このボケ!」
と怒鳴り飛ばされたのなら、まだ安心できたんだけど・・・。

 

それ以上、聞きまわるのはやめて、
ちょっとカメラを引いて、その行列をロングで見てみました。


どの人もなんだか亡者のごとく夢うつつ、といった感じ。

自分は何でここに並んでいるのか、わかってないんじゃないか。
みんなが並んでいるから、一応自分も並んでおくか。
そうすりゃちょっとは安心だし。
どうもそんなことで並んでいるとしか思えない。

 

これだけ連日、テレビでネットで、
コロナ、コロナ、またコロナと言ってるので、
しゃーないのかなという気もするけど、
情報を活かすのでなく、
情報に脳を汚染されてしまっている。

これではウィルスに「どうぞわたしの体にお入りください」

と言ってるようなものです。

 

新型コロナウィルスに、

体より先に心を支配されてしまった人たち。
悪いけど、僕にはそう見えてしまいました。

 

昨日はよく食べてよく眠って体力を維持することが
防衛のために大切だと書いたけど、
その前に心の持ちようが大事なのでhないでしょうか?

 

病は気から。
「新型コロナウィルスめ、来るなら来てみろ、
このすっとこどっこい。
ガツンと一発くらわして、返り討ちにしてくれるわ」
ぐらいの心意気が必要だよね。

 

どうせ手洗いぐらいしか有効な防御策なんて
わからないんですから、
この際、精神論とか根性論で乗り切ったほうがいいです。

 

マスクをして暗い顔しているより
1日3回「コロナなんぞに負けへんでエ!」と叫ぶのが
実はいちばんの予防です。

 

さあ、あなたも1日3回、叫びましょう。


「コロナなんぞに負けへんでエ!」

 

叫ぶのが嫌なら、鏡を見て笑って自分に語り掛けましょう。
「ええ顔してるで、あんた。コロナなんぞに負けんといてね」
これで体にバリヤーが張れますよ。

 


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新型コロナウィルスに感染せずに 平々凡々と日常を送れる人こそラッキーマン

 

カミさんが手拭いを使ってマスクを作りました。
この人は僕と違って、マメで器用です。
「1枚300円で受注生産して儲けるか」と提案したけど、

即座に却下。

 

それにしてもすっかり新型コロナウィルスに支配されてしまった
2月の日本。
もうこうなると、イベントはおろか、
仕事に行っても、スーパーに買い物に行っても、
近所の図書館に行っても、
かかるときはかかってしまう。

 

情報を見ていると、
症状なくても感染しているかも知れなし、
もともとの引きこもりだったらいざしらず、
具合も悪くないのに
家の中で何週間もじっとしていられる人なんて
めったにいません。

 

政府の言うことなどもまったくあてにできないし、
感染するかしないかは、
こうなるともう運でしかないような気がします。

 

競馬もパチンコも宝くじもダメ。
ビジネスチャンスにも巡り合えず、ぜんぜん儲からなくても、
何事もなく平々凡々と日常を送れることが
幸運ということになるのか?

 

だけどピークはまだまだこれから先、4月、5月という話。
お花見は外だからいいのだろうか?

いずれにしても毎日しっかりごはんを食べて、
しっかり眠って健康状態を良好に保つことこそ
最大の防御。
そうするしか打つ手がありません。


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誕生の恐怖・思春期の恐怖・最期の恐怖

 

化け物は最初から化け物だとそんなに怖くないけど、
普通の人間だと思ってた人が化け物になってしまうと、
めちゃめちゃ怖い。

そんな恐怖を僕たちはすべからく体験しています。

 

とある子どもの本に、思春期の子どもたちにとって
体が変化することがどれだけ恐怖することか
書かれていました。

 

自分はどうなってしまうんだろう?
自分はどこへ行ってしまうんだろう?

 

僕にとってはもう遠い昔のことなので、
そんな感覚はほとんど残っていなかったのですが、
その文章によって忘れていたものが少しよみがえってきました。

 

最近はほとんどの学校できちんと性教育が行われていて、
子どもたちにも知識・情報があるわけですが、
やはり実際に自分の身に起こると、
理屈通りにはいかない。


自分もそうだけど、
周りの連中が変わっていくのも怖かった。

 

小さいころ仲が良くて、いつも子犬みたいに
じゃれあっていた幼馴染の女の子とも
まるで知らない者同士のようになってしまった。

男はまだそういう意識が希薄だけど、
女の子は劇的に変わるからなぁ。

 

ところで思春期の変化は人生の中で唯一、
記憶できる変化です。
実はそれ以前に母親の胎内から外界に出た、
つまり誕生というのも、人間の体の最初の変化。

なにぶん1回目だし、
たぶんとんでもない恐怖なんだと思います。


ほとんどの人はそんなの憶えちゃいないけど、
(しっかり憶えてたら生きちゃいられない)
潜在意識のどこかにそれは刻み込まれているんでしょう。

 

その2回の変化の恐怖を乗り越えて、
ここまでこの世で生きてきた僕たちにとって、
残された最終最大の恐怖が「死の恐怖」です。

 

でも何といっても3回目。
大人の心構えを持って準備していれば、
誕生の恐怖と思春期の恐怖に比べたら
そう大したことではないのかもしれない。

 

南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい・・・
そういうものにわたしはなりたい。
(宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」より)

 


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大人になるための終活、 未来と一体化するためのエンディング

 

「月刊仏事」の仕事がレギュラーワークになってから
早や4年経ちました。
エンディング業界の他のメディアからもお声が掛かり、
3月からそちらも始めることになりました。

 

いつも目の前のことをこなすのが
精一杯で、じつはこの業界のことを
よくわかっているわけではありません。

そこで改めてこの業界のいろんな記事や
会社のサイトに目を通しています。

 

そこで考えてしまうのが、

一般の人たちがこれだけ葬儀だの終活だの
エンディングだのといったことを抵抗なく
口にするようになったのは、なぜだろう?
ということ。

 

すごく前向きに解釈すれば、
自分の身が滅び、自分のj終っても人生が終わっても、
子どもたち――未来の世代がいるからOKだ、安心だ
と信じられるから。

未来との一体化ができるから。

 

つまり年齢が行くことによって
エゴから解放され、1ステージも2ステージも
人間として成長する人が増える。
未来との一体化した人たちでいっぱいになる。

高齢化社会とはそういう社会である―ー


業界の企業理念の項目に書かれている文章を読んでいると、
そうしたイメージを抱きます。

 

では現実はーー
もちろんそうなっていません。

企業理念などの文言は理想論だと言ってしまえば
それまでだけど、少しはそういう境地へ向かって
進んでいこう、成長していこうとするのが、
“いい齢をした大人”の姿ではないか。

 

せっかくの高齢化社会、
せっかうの人生100年時代、
死ぬための終活ではなくて、
大人になるための終活をする人が
増えればいいなと思います。

 


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認知症に学ぶ変化への対応と人間の根っこ

 

過去や実績にこだわらず、時代の変化に柔軟に対応する。

ビジネス本などでよく言われていることですが、
2020年を迎えて1か月。
これまで以上の大きな変化が訪れているような気がします。

そんなとき、認知症の義母のスタイルが参考になります。


なにせ次々といろんなことを忘れてしまうので、
瞬間瞬間を生きている。

「いつもそう言ってるでしょ」
なんてセリフは通用しない。
昨日のことも、1時間前のことも憶えてないんだから。

 

言い換えると、これはつねに自分が
フレッシュな状態でいるということです。
つまり、いつも新しい自分。

 

もちろん、それだとまともな社会生活は送れないわけだけど、
そういう人といっしょに暮していると、
「過去や実績にこだわらず、時代の変化に柔軟に対応する」
という言葉をしっかり自分の中に刻み込めます。

 

今朝もデイサービスに行く日なのに、
「あなたと一緒じゃないと出掛けない」とか言い出したので、
こりゃいかんなと思い、お迎えが来るちょっと前に、
「手紙を出すので一緒にポストまで行きましょう」と言って
外に連れ出しました。

(毎週火曜はカミさんが鍼灸治療の仕事で朝いないので、
送り出しは僕の仕事)

 

ほんの10分くらいですが、一回りして戻ってきたら
お迎えの車が到着。
そうしたら「出かけない」と言ってたことなど
ケロッと忘れて、バイバーイと出発してホッとしました。

 

駄々をこねる子どもをなだめて保育園に送るのと同じですが、
子どもと違うのは、やっぱり高齢者には「過去」があること。
いわば自分の人生の「根っこ」があることです。

 

認知症になろうが何だろうが、
その人間の根っこ、
この世の中に数十年生きて地に伸ばした根っこは
最期までけっして枯れません。

 

それはまた、誰でも自分以外の人間にはなれないということ。
世の中の役に立つ人間、求められる人間になろうという
向上心は大切ですが、
世間の情報、人の言うことにふりまわされて
根こそぎ倒れてしまわないよう
気をつけたほうがいいです。

 

こうしたことを義母から日々、学んでいます。
これからますます変わる2020年代。
なるべく頭の中を軽くして、流れに乗ることも大事ですが、
自分の根っこをつかんでおくことは、もっと大事だと思います。


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バレンタインギフトは歴女ねらいの戦国武将チョコ

 

2月の暦といえば節分、建国の日、バレンタインデー、
今年から天皇誕生日も加わりました。

子どもの頃、「この子は浩宮様より1カ月早く生まれたの」
なんて妙な紹介のされ方をしたことを思い出しました。
正確には1カ月と2日です。


そういえば幼馴染でよく遊んでいた女の子の誕生日が
ドンピシャ、2月23日でした。
「この子は浩宮様とおんなじ誕生日!」
だからなに? という感じだけど。

 

それはさておきバレンタインデー。
大河ドラマも2週遅れで始まりましたが、
久々の男が主人公戦国武将もの(「真田丸」以来?)。
だからということからか、
戦国武将チョコギフトがスーパーに並んでいました。

 

織田信長には森蘭丸、
明智光秀には細川ガラシャ、
真田幸村には猿飛佐助など、
それぞれの武将(のチョコセット)に、
スペシャルパートナー(???)として、
1個だけ特別なチョコ(お酒入りらしい)が
入っているなど、工夫がされています。

 

歴女の購買欲をそそる商品。
彼氏を武将に見立てて贈るのか?
それとも自分でコレクションするのか?
いずれにしてもちょっと面白いので、
僕にも誰かくれないかな。
カミさん・・・期待薄。

 


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あれこれ学んでも、自分が本当にやりたいわずかなことしかできない

 

いわゆるビジネス書、自己啓発書、仕事術の本など、ビジネス街の本屋で平月になっている類の本は、この10年くらいの間にかなり読みました。
たぶん100や200じゃ足りないくらい。
しかし、振り返ってみて役に立ったと思えるものは

あまりありません。
あなたはどうですか?

 

月刊仏事で「他紙社会の遺体保管術」という企画をやっているので、昨日はその取材。
遺体保管装置を開発・販売している会社へ行ってきました。

郊外にあるピカピカの新築ビル。
装置を開発しているので技術屋さんかと思ってたら、税理士さん。こんなビルを耐建てるぐらいだから、

そこそこ成功している人です。
それがなぜ遺体保管装置?

 

いろいろ話を聞いていて、なるごど、

そういうビジネス戦略かということはわかりましたが、

もちろん、税理士としての成功が、

そのままこちらの成功に結び付くわけではありません。

 

それにしても2時間の取材時間のうち、製品の話は30分少々。
90分近くは、ドラッガーをはじめ、なんとか経営学者とか、

かんとか経営コンサルタントの書いた本、

加えて空海とか、ちょっとマイナーな武将のナントカとか、坂本龍馬など幕末の志士とかの生き方とかライフスタイルの話。


70歳を過ぎてこれだけいっぱい勉強しているのはリッパ!
と言いたいところですが・・・。

あっちからこっちからいいとこ取りして言葉をパッチワークしても、人の心は動かせません。
なんかそれがよくわかった、という感じ。

 

しかし、売れ行き好調なのか、
他に売るもの(読むもの)がないのか、
相変わらすビジネス本の類はいっぱい出てる。

それだけじゃなくてネット上のナントカ成功セミナーの類も
減ってる気配はありません。

「俺は、わたしは、こえだけいろいろ学んでいる」という
一種の精神安定剤なのか?
自分の場合もそうだった気がします。

けど、いろんな知識を詰め込んで、
全部消化できればいいけど、
どれだけの人ができるんだろう?
僕にはとても無理だし、

結局、本当にやりたいわずかなことしか
やれない気がします。

 


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キャッシュレスの時代になっても「現金な世の中」

 

先日、取材で三田へ。
慶應義塾大学のあるこの界隈の和菓子屋さん。

福沢諭吉先生ゆかりのお店なのかと思ったら、
そういうわけではなくて、ただ単にお隣さんだから
・・ということらしいです。

 

確かにアイキャッチになる。
福沢先生もここの大福を食ったらしいから、
俺も食うと、1万円札とご縁が作れるかも・・・・
と、潜在意識の中で錯覚が起きるかもしれない。
そういう意味では、なかなか商売上手です。

 

でもそのサブリミナル効果もあとわずか。
1万円札として30年以上、お目にかかってきたこのお顔とも
もうすぐさよならですから。

 

5千円札は新渡戸稲造さんから樋口一葉さんに、
今度は津田梅子さんに変わるわけだけど、
いま、もう新渡戸さんのことの憶えている人は
少ないのではないだろうか。

 

「新渡戸稲蔵ってだれ?
むかしお札に載ってたらしいけど、
何した人だっけ?」

 

1万円札も渋沢栄一さんに変わり、
ますますキャッシュレス化が進んだら、
みんなもうこの人が誰だったのか
慶應以外の人たちは忘れてしまうでしょう。

「カネの切れ目が縁の切れ目」とはよく言ったもので、
自分にとって経済的な価値がなくなったものは、
人はどんどん忘れ去っていくようです。
キャッシュレスの時代になっても「現金な世の中」は変らない?

 


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還暦はおとなの成人式

 

誕生日のお祝いを下さった皆様、ありがとうございます。

先日、LutherさんというFBのお友達の誕生日の時、
お顔つきを見て、
60歳は「大人の成人式ですね」という言葉が出たのですが、
我ながら「なかなかいいな、これ」と思って、
自分にも使いました。
その割に結局、正装もせず、床屋へも行かずじまいです。

 

20歳から40年かけてもう一度、成人しましたということで、
電子本出版のために,あちこちの原稿をまとめたり、
リライトしたりしています。

そんなことをやっていると、
なんだか終活をやっているような錯覚に陥ります。
けど、無理に若ぶる必要もないので、
やっぱこれからは長い終活になるのかもしれません。
人生第3幕、始まり始まり~というところでしょうか。

 

どんどん面白いこと書いていきますので、
引き続きよろしく。ほな。

 


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人生最後の厄年が終わったら、人間はどうなるのか?

 

今年は僕にとって人生最後の厄年です。
ちょっとでも気になるのならクリアにしといたほうが
いいと思って、近所の大宮八幡宮へ厄払いに出かけました。

 

喪中だったので初詣は控えて今日(1月12日)にしたのですが、
成人の日の前ということもあり、
まだまだお宮は新春モード。
お祓いを受ける人たちもいっぱい来ていました。

 

「人生最後の厄年」とはどう解釈すればいいのか?
厄はもう終わりなので喜べばいいのか?
厄が終わった後の人生はどうなるのか?
人間としての務めはもう終わりで、
あとは仙人の領域に入るのか?
それともあとはもう死ぬだけです、ということなのか?
死は自然なもので、厄ではないのか?
人生100年時代のアフター厄年はどう生きればいいのか?
限りなく頭の中に???が渦巻きます。

 

これでは不惑の40はおろか、当惑・困惑の60。
せめて迷惑の60にならないようにしなくては・・・
と思いつつ、おみくじを引いたら「大吉」でした。
単純なので大喜び。


一緒に入っている縁起物は一粒万倍の籾でした。
一粒の種も蒔けば万倍の粒に。
一日一日を、一つ一つの言動を大切にして、
胸わくわくの60になろうと思います。

 


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何のために僕たちは豊かになろうとしているのか?

 

バブル経済の崩壊後、物質的な豊かさは手に入れたので、
次は精神的豊かさを勝ち取ろう、
といった掛け声がよく聞かれました。
では「精神的豊かさ」とは何なのか?
コマーシャルで流れるような、

もっと自分たちの衣食住の質を上げたり、

高尚な趣味を持つことなのか?
 
それらも含まれると思いますが、一番の本質は、弱者といわれる人たちの存在価値を認め、彼らといっしょに生き、暮らせる社会を実現することなのだと思います。
逆にいえば、それ以外に豊かになる意味、豊かな社会を作る意味などあるのでしょうか?


2017年7月に起こった相模原事件の裁判が始まりました。
その27日に僕はブログに
「僕たちの豊かさと貧しさと相模原事件」と題して、
上記のような文章を書いていたので、
改めて読み返してみました。
この時の気持ちと全く変わっていません。

 

ビジネスやテクノロジーは3年半もあれば
劇的に進化しますが、
人間にとって本質的なこと、
社会にとって最も大事なことは遅々として変わらない。

 

「生産性」とか「効率化」といったことが
声高に言われるけど、
何のために効率化し、
生産性を上げなくてはならないのか?

 

もっと豊かになるために?
でも、何のために豊かになるのか?

 

セレブになってぜいたくな暮らしをするためか?
人々に、社会に影響力を持つためか?
では、それは何のために、そうしたことをしたいのか?

エゴが、自己顕示欲が満たされればOKなのか?

 

その「何のために」が決定的に抜け落ちているから、
精神を病む人たちが増えているのではないか?
生きてて空しくなってしまうのでがないか?

 

ただ、そういう自分も病人や障がい者を
厄介者として感じることもあります。

認知症の義母の面倒を見なきゃいけないと思うと、
あ~ と思う時があるし、
正直、仕事のペースを乱され、集中力が上がらず、
イライラすることもある。

なので、あの容疑者の言い分の何割かは
聞けてしまう。

 

でもやっぱり彼のような考え方は
否定しなくてはならない。
そうでないと自分が成長しないし、社会が進化しない。

 

いろんな個性を持つ人間がいることを認め、
こうした貧しき心を克服していくのが、
これからの僕たちの生きていく上での
優先的な課題ではないかと思います。

 

それにしても、こうした障がい者に対する差別意識って
いわゆる世界基準で世界的に見たらどうなんだろう?
日本独特のことなんだろうか?

もしそうであれば、
日本は「いつまでたっても下流国」
と言わざるを得ません。

 

裁判では容疑者の量刑がどうこうというよりも、
こうした僕たちの意識、
日本人の社会の意識が少しでも動かされるほどの
何かが生まれるのか? ということに注目しています。

 


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義母のカエルコール

 

「帰ります」

「どこへ?」

「わたしの家。お母さんのいるところ。

あにき(亡くなった義父)もいるし」

 

夕方、久しぶりに義母の「カエルコール」が飛び出した。

帰るっていったって一人じゃなんか分からない。

たぶん、いったん表に出たら

迷子になって二度とここに帰ってこられません。

 

夕焼けを見て帰りたくなったのでしょうか。

小さい子は「黄昏泣き」というのをしますが、

おそらくあれと同じ情動が働くのでしょう。

 

ここが今、あなたの家なんですよ。

そもそも帰るところなんて、他にどこにもないんですよ。

 

そう言いたくなるけど、

これは認知症の義母にとって、

ひどく残酷なセリフとして響くでしょう。

 

お父さんも、お母さんも、きょうだいも、

そして長年連れ添ってきた伴侶も、

もうこの世界をあとにして、

向こうの世界に行ってしまった。

ひとりぼっちで取り残されて、

帰るところなんか、どこにもない。

それって・・・。

 

あくまで僕たちが一緒に住んでいる今の家は、

母にとって仮の宿でしかありません。

いつかは自分の本当の家に帰るのだ。

心の片隅で絶えず「カエルコール」が

鳴っているのかもしれません。

 

そんなふうに考えると、人間って、

いったん世の中に出てしまった後は、

自分の帰るべきところをずっと探して旅している――

結局それが人生なんだろうか・・・

という思いに囚われます。

 

そういえば同じ認知症だった知人のお母さんが、

入っていた東京郊外の施設から脱走し、

どうやってたどり着いたのか、

家族も誰も知らない北陸の山に入って

凍死しているのが発見された

――という話を聞いたことがあります。

 

その人はどこを目指していたのだろう?

どこへたどり着きたかったのだろう?

すべてはミステリー――とのことでした。

 

今日、「カエルコール」が出たのは、

お天気いいのに僕が仕事をしていて

昼間、放っておいたせいかも知れません。

せめて30分くらいでも散歩に外へ連れ出せば、

黄昏時に切なくなってしまうこともなかったかもな・・・

ごめん。

と、ちょっと後悔・反省。

 

晩ごはんを食べるころには

カエルといったことも忘れて

ケロケロっとしていましたが。

 


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人生再読計画2020

 

この2~3年、村上春樹の著作や、

スティーブン・キングの著作など、

以前読んだことのある本を再読しています。

 

そもそもあんまり頭脳明晰でないので、

1回読んだくらいではよく頭に入らない。

 

若い時分は体力と勢いに任せて随分乱読しましたが、

30年くらい経つとすっぽり抜け落ちてしまって、

「あれ、こんなシーンあったっけ?」と思うこともしばしばです。

 

そもそもあんまり頭脳明晰じゃないので、

1回読んだくらいでは表面をなぞるだけで、

ちゃんと頭に入らない。

 

それに若い頃読んだのと、

いま読むのとでは、だいぶ受け取る感じが違います。

そのあたりはやっぱり齢を取っただけ

咀嚼力はアップしていると感じます。

 

というわけで、もう一度、今年読み直し、

読み込んでみたいなと思うのを

とりあえず5冊に絞って挙げてみました。

 

★わたしを離さないで/カズオ・イシグロ

★嵐が丘/エミリー・ブロンテ

★百年の孤独/ガルシア・マルケス

★アンネの日記/アンネ・フランク

★グレート・ギャツビー/スコット・フィッツジェラルド

 

どれも結構なボリュームなんです。

最初は10冊挙げようと思ったけど、

あんまり欲張ると絶対挫折するので、

これくらいにしておこうかと思います。

 

咀嚼力はUPしていると思いますが、

体力落ちて目も悪くなっているし、

時間を取るのも難しいので、

1冊読むのに何日もかかってしまうのです。

 

でもきっと、いろいろ新しい体験・発見があると思います。

 


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2020初夢の記録:お寺の食堂でパンケーキをテレビ中継

 

大きなお寺の中に食堂がある。

僕はそこでギャルソンみたいな恰好で働いている。

新手の精進料理レストランかと思いきや、

そういうわけでもなくて、普通の社員食堂とか

学食みたいなところだ。

喫茶メニューも充実している。

 

そしてなぜかテレビカメラが入って

一生懸命中の様子を取材している。

たぶんNHKだ。

もしや生中継なのだろうか?

 

あちこち旅して歩いている貧乏旅行の

バックパッカーみたいな客がいて、

そいつがパンケーキを注文する。

アイスクリームや生クリームたっぷりの

ボリューミーなやつだ。

 

しかもそのパンケーキを何度もおかわりする。

よけいなお節介だと思いつつ、

「大丈夫ですか? 食べ過ぎじゃないですか?」

と進言すると、そいつは

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。いいから持ってきて」

などとのたまう。

 

そこで厨房に行ってオーダーを通す。

何人かシェフがいるのだけど、ヘッドシェフは

なぜかラグビー日本代表の

リーチ・マイケル主将に似ている。

 

彼は陽気に「OK、OK」と言って、

ドカッと山盛りのパンケーキを出す。

 

そこへテレビカメラがズズズっと寄ってくる。

どう終わったかは記憶にない。

とんころり。

 

――というのが今年の初夢でした。

 

夢なのでナンセンスな世界ですが、

あえて分析を試みると、

自分の過去から現在の仕事や人生が凝縮されて出てきたかのようです。

 

お寺は現在やっている情報誌の「寺力本願」の仕事。

 

飲食店は20代の大半、働いていました。

 

客も自分だとすると、バックパッカーで

ヨーロッパのあちこちを回っていた頃の姿。

 

NHK関係の仕事も長らくやっていました。

 

リーチ・マイケル似のヘッドシェフと

山盛りパンケーキは謎だなぁ。

 

いずれにしても面白い初夢でした。

あなたはどんな夢を見ましたか?

 

――というわけでお正月くらい顔出しします。

本年もどうぞよろしく。

 


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2020年からの旅

 

2020年から、再び世界を広げるための

新しい旅に出ます。

 

よ朝いちばんでやったのは

ライティング・メディテーション(書く瞑想)。

手を動かしてひたすらノートに脳の中に入っているものを

引っぱり出してきます。

ペンは地球色の青いボールペンです。

外に出てみれば雲一つない青空。

 

今年は喪中なので、毎年通う大宮八幡宮の初詣もスルーしました。

初詣をしないのは若干寂しいのですが、

「年のはじめだから~」という余計な力みが

入らなくていいような気がします。

 

なんか毎年、願いをかけて目標を挙げて

それで満足しちゃってる自分がいるような気がして。

 

代りに、と言ってはナンだけど、

義母を連れて朝の散歩に出ました。

子連れやワンちゃんもいっぱい出てきていて

穏かで平和な年明けです。

相変らず、義母は会う子ども、会うワンちゃんに

かわいい、かわいいと言いまくって、

親や飼い主をハッピーにしています。

 

初詣をしないのは若干寂しいのですが、

「年のはじめだから~」という余計な力みが

入らなくていいような気がします。

 

これまた代りに、と言ってはナンだけど、

実家の母に電話して5分ほど話しました。

明日91歳になる母は今や「神さん」です。

 

僕のラッキーカラーはオレンジだというので、

みかんを食べてのスタートです。

今年はあなたにマインドな旅先から

いろいろお便りします。

 



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死もそう悪いことではないと考えると、元気に生きられる

 

年末のお休みが始まって義妹夫婦が来たので、

昨日は義父の墓参りに行った。

 

亡くなって半年余りがあっという間に過ぎ去った。

まだ今年のことなのに随分昔に起こったことのように思える。

 

親しみ深い人たちがこの世を去っていくのを

何度も目の当たりにしていると、

死に対する恐怖がだんだん薄らいでいくような気がする。

 

地球の細胞の一つに還っていくのだとすれば、

死もそう悪いことではない。

オーガニックな現象だ。

そう考えると、少し気持ちが軽くなる。

 

余計な不安や心配に惑わされたり、

見栄や他人との比較に神経を遣っているのは

人生の無駄づかい。

 

自分のやりたいこと、やるべきことを

純粋にやって元気に生きましょう。

 


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わたしも「コンビニ人間」:自分の世界≒世界とつながる

●世界の一部になる

「コンビニで仕事をすることは、

私にとって世界の一部になること」

そんな主人公のセリフが印象的。

 

秀逸なタイトルの持つ、

面白おかしく、超現実的で、

ちょっと不穏な雰囲気そのままの物語だ。

 

そして読み終えた後、切ないような哀しいような、

地下へ降りる巨大なトンネルに一歩二歩、

足を踏み入れたまま、フリーズしてしまったような、

奇妙な気持ちになる物語である。

 

村田沙耶香の2016年芥川賞作品で、

読もうと思って頭の片隅にメモしておいたが、

あっという間に3年経過していた。

そこでやっと先日、大掃除の合間に読み始めた。

 

ここのところ目が悪くなり、

すっかり読書スピードが落ちてしまっているが、

これは面白くて、掃除は適当に済ませて、

ほぼ1日で読み切った。

文章のリズムが良く、読みやすい。

 

●就職・結婚・出産・子育てをスルー

コンビニに勤め続け、

就職も結婚もしていない30代半ばの女性が主人公。

彼女のキャラクター設定が最高だ。

僕も彼女と同じ部分を持っており、

おそらくあなたも持っている。

 

通常、社会の歯車の一つになる――

という言説は、

ネガティブな意味で使われることがほとんど。

 

主人公の表現は「世界の一部分になる」と、

やや異なるが、意味としては同じ。

でもその使い方はポジティブで、

世界の一部分になったことに喜びを感じている。

 

それほど彼女は、周りから浮き上がった

個性的な人間である。

その個性ゆえに生き辛く、

就職・結婚・出産・子育てなど、

この社会で生きる人間のミッションとされることを

スルーしてきてしまった。。

 

そんな彼女にとって

唯一、心の拠り所なのが、

18歳からアルバイトを始めた

コンビニエンスストアだったのだ。

 

コンビニの店員として働くことによって、

言い換えると、

コンビニというシステムの一部になることによって、

彼女は自分の存在が世の中から認められていると

実感できるのだ。

 

●個性的であること、歯車になること、どちらを選ぶか?

いわば、世界は大きなコンビニである。

僕もあなたも誰もかも、その歯車の一つとして、

誰かの生活をより便利に、

より豊かにする機械の部品として日夜働いている。

そう見立てることも可能だろう。

 

個性的であることが、

やたらと持てはやされる時代、

「歯車なんてやってられるかよ!」

と啖呵を切るのはカッコいいが、

いざ歯車をやめてしまったら、

果たして僕らはまともに生きていけるのだろうか?

 

世界の一部になる自分と、自分の世界まるごとの自分。

双方を両立させ、」スイッチングができるかどうかが、

幸福な人生の鍵になるのではないか。

そう思わせてくれる小説だ。

 

●2019コンビニ問題

そういえば、この30年ほどの間、

コンビニは休むことなく働き続けてきたが、

今年は本部の搾取醸造に対するフランチャイズ店=歯車たちの反乱、

慢性的な人員不足など、様々な問題が吹き出した。

 

あなたの近所のコンビニも、

もしかしたらお正月はお休みかもしれない。

 

そういえば僕が東京で暮らし始めた頃、

セブンイレブンは自宅から歩いて10分くらいの所にしかなかった上に、

営業時間も文字通り、午前7時から午後11時だった。

 

それでも深夜や早朝、CM通り「あいててよかった」と、

しみじみ思えた。

そんな時代に戻ってもぃい。

いや、戻らないか。

人間はいなくてもAI・ロボットが相手してくれるから。

 


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2020年の挑戦:ヴェジ中心食研究

 

来年は本格的に菜食料理の研究に取り組もうと思っている。

これまでも何度か自分の嗜好の変化を感じていたが、

食べ盛りの息子が一緒に暮らしていたこともあり、

食生活を大きく変化させるのには躊躇いがあった。

 

しかし、今年後半から同居者が義母になった。

義母はアルツハイマーの認知症で、

通常、治癒することはないと言われている。

 

しかし、うちに来てから少し良くなったのでは?

とも思える。

 

その一つに食生活の改善がある。

以前はスーパーやコンビニの惣菜や弁当が多かったようだが、

今は僕たちと一緒に家で作ったものを食べる。

自分で言うのもなんだが、割と栄養バランスもいいと思う。

 

研究者の本によると、

アルツハイマーには食の影響が大きいらしいく、

ごく大雑把にいうと、肉や穀類、糖分などを控えめにして、

野菜と魚中心の食がいいようだ。

 

さすがに治るとは思わないが、

自分たちの予防にもなるので、

まずはあんまりストイックにならず、

やるだけやってみようかと思う。

 

咲年、ロンドンへ行ったとき、

フリーマーケットの屋台で

ヴィーガン料理を食べたが、

これが滅法うまかったこと、

 

最近、典座のお坊さんに取材して、

精進料理の話を聞いたことなども

イメージの刺激になった。

 

同時に自分の中の菜食に対する

無用な思い込みなども発見した。

 

何でもデータに置き換えられ、

バーチャル体験できてしまう今日、

食だけはリアルでしか体験し得ない

最強・最後の砦である。

 

とりあえずはキノコや海藻、大豆を中心に、

自分なりのヴェジ中心食メニュー

(肉などを一切やめるというわけではない)を

開発・構築していきたいと思っている。

 


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「メリークリスマス!」は 時代遅れの宗教ハラスメントなのか?

 

クリスマスの挨拶と言えば

「メリークリスマス」に決まってる。

「メリークリスマス」と言わなきゃ

クリスマスの気分になれない。

 

そう思っていたが、

どうもこれは時代遅れの化石野郎的思考らしい。

 

そもそもなんでニューイヤーやバースデーの挨拶は

「ハッピー」が付くのに、

クリスマスだけ「メリー」なんだろうと思ってたけど、

これはアメリカと日本だけで、

他のキリスト教国ではあんまり使わないらしい。

 

そういえば、イギリスにいた時、

「メリークリスマス」なんて

あんまり聞かなかったような気がする。

 

Merryには陽気なとか、明るいとかいう意味があって、

「メリークリスマス」というと、大勢集まって

わーっと盛り上がり、どんちゃん騒ぎをする・・・・

そんなイメージなのだそうだ。

 

大昔、うちのおじいちゃんが

「なんで日本人が西洋の正月を祝わなきゃいかんのだ!」

と怒っていたが、

確かに本来はキリスト教の人たちのお祭り。

欧米の人たちにとっては大切な宗教行事だった。

 

が、いまや欧米先進諸国は

どんどん多宗教・多民族化している。

そこへ「メリークリスマス」の挨拶は、

キリスト教以外の人たちにとって

押し付けに聞こえるというのだ。

 

いわば「宗教ハラスメント」――

世界を制覇した欧米キリスト教のパワハラ

とも言える。

 

なので近年、アメリカなどでも

「メリークリスマス」を避けて、

代りに「ハッピーホリデー」と言うことが

多くなっていると言う。

 

もう一つ、インターネットの普及による

若者の宗教離れが顕著で、

大半の欧米の若者は、

もはや熱心なキリスト教信者でなくなっている。

 

つまり、みんな日本人のようにクリスマスを

聖なる宗教行事じゃなく、

もっと気軽な文化・習慣と見做しているのだ。

 

そんなわけで「メリークリスマス」の挨拶は

世界的には、どんどん時代遅れになっている。

 

もしかしたら、未だにみんなこぞって

「メリークリスマス!」と言っているのは日本くらい?

日本のクリスマスは、世界の進化から取り残された

ガラパゴスクリスマスなのだろうか?

 

というわけで、あなたもよいクリスマスを―ー

と言いたいところだけど、

この国ではイブを過ぎると、

ガラッと年末・お正月モードに変わっちゃって、

クリスマスのことなんてもう忘れちゃってますね。

 


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