小山田問題:才能と人間性

 

世の中は芸術的才能よりも

人間性を重視している。

人として正しく生きている上での

才能でなければ認められない。

そういう世界になった。

 

数年前、ハリウッドの女優が

映画プロデューサーのパワハラ・セクハラを

掘り起こして糾弾したあたりから、

世界が急速に人権や個人の尊厳といったものを

クローズアップするようになった。

 

この流れはもう止まらない。

そして、元に戻ることはない。

 

昔は真逆だった。

 

才能がすべてだ。人間性なんか関係ねーだろ。

 

誰だったか忘れたが、むかし芝居をやっていた頃、

僕もそう言われたことがある。

 

かれこれ40年近く前の話だが、

当時、それは真実の言葉だった。

 

作家も俳優もダンサーも画家も映画監督も、

そして音楽家も、

およそ芸術・娯楽の分野で仕事をしようとする者にとって

それは鉄の掟のようなものだった。

 

いや、でも人間性も大事なんじゃないでしょうか。

そんなことを言おうものなら嗤われ、馬鹿にされた。

 

「いい人」に何ができる?

世間の常識にとらわれた人間に

面白い表現、人を感動させる表現などできるわけがない。

そう言われたらグウの音も出なかった。

 

僕の実感は昭和時代のものだが、

これは割と最近まで、おそらく10年ちょっと前くらいまで

生きていた鉄則ではないかと思う。

 

小山田氏があんなひどい虐待・暴行を

さも自慢げに、笑い飛ばすように話したのも

1990年代半ばは、そうした芸術分野の

才能至上主義みたいな常識が

まだしっかり生きていたからだろう。

 

才能があり、人気もあり、

セールスを上げているミュージシャン。

ほとんど無敵である。

何を言っても、何をやっても許される。

あの記事の内容を読む限り、

そうした自信(今となっては驕り)

が見て取れる。

 

僕は今回読んで吐き気がしたけど、

当時はああした話を歓迎して受け止める風潮も

世の中にあったのだろうと想像する。

 

だから出版したし、

あの雑誌自体もそこそこ売れたらしい。

 

そういう観点からすると、

記事を企画し、リリースに関わった

ライター、インタビュアー、編集者、そして出版社にも

相当大きな責任がある。

(出版社は謝罪文を出した)

 

小山田氏に関して、全然彼の音楽を知らなかったので、

フリッパースギターとか、

コーネリアスとか、ちょっとずつ聴いてみた。

 

胸に響くというほどではないにせよ、

そこそこカッコいいし、才能を感じる。

 

さすが開幕式の音楽担当に選ばれるだけあって、

作曲能力も演奏表現も優れている。

実績も立派なものだ。

 

だけど、時代は変わった。

芸術を生み出すにはにはもちろん才能が必要だが、

それは人間性とセットでなければ、

社会に受け入れてもらえない。

 

それでこの先、本当に面白いものは生まれるのだろうか?

新しい芸術は生まれるのだろうか?

と、古い常識にとらわれた僕は

ちょっと疑問には思っている。


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呪われた五輪でなく、理念をないがしろにしてきたツケを払う五輪

 

 

これが最後の不祥事になればいいが・・・と、

関係者は今夜も祈りをささげる思いだろう。

僕もそうなるよう祈っているけど、

まだあっちこっちからいろいろ出てくる可能性が高い。

 

開会式の音楽担当を辞任した小山田圭吾氏の問題。

小山田氏個人の問題はとりあえず置いといて、

今日は組織委員会の人選についての話。

 

「呪われたオリンピック」などと言われるが、

本当にそうなのか?

 

呪いなんかじゃなくて、みんな起こるべくして

起こっているのではないか?

 

単にツケを払わされているだけではないのか。

 

そもそもなんで東京でオリンピックをやろうとしたのか?

その始まりがまちがっていたのではないか。

精神がなってなかったのではないか。

 

五輪憲章をきちんと読んでいる人は何人いたのか?

利権・ビジネスファーストで、

「復興五輪」なんて大看板もお飾りなのではなかったのか?

 

大元締めのIOCがブレまくってから、

そうなるのもやむを得ないか、という気がするが。

 

小山田炎上問題に関しては、

ITメディア経済の「スピン経済の歩き方」の記事が

素晴らしかった。

組織員会の致命的な欠陥について書いている。

 

これは今後の企業経営・ビジネスにとっても、

とても参考になる記事だと思う。

 

五輪スポンサーの中でトヨタ自動車は

いっさい五輪に関連付けたコマーシャルを放送することを辞めた。

けれどもトヨタは会場において移動用の車両を提供し、

スポンサーとしての務めを果たす。

 

別にトヨタの回し者ではないが、

今後は企業理念と矛盾しないアクションを取ろうと努める

こうした企業だけが

好感と共感を得ることができるのではないだろうか。

 


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まさかの東京五輪2021で、僕たちは歴史の生き証人になる

 

あっつ~!

超絶暑い真夏がやってきて、猛暑日続出するであろう今週、

いよいよ、1年遅れの東京2020が開幕!

(するんだよね、きっと)

 

開催地に決まった当初は僕も、

「なんでこんなくそ暑い時期にやるんじゃ。

熱中症で死人続出したらどうすんねん!」

と叫んでいたが、

もうそんな心配もどっかに吹っ飛んでしまった。

 

無観客になったことで皮肉にも熱中症の心配、

および、観客を誘導するボランティアスタッフの負担は減った。

 

それにしてもこんなめちゃくちゃな状態になるなんて、

2年前まで予想できた人は誰もいなかった。

 

いや、1年前、延期になった時だって誰も考えられなかった。

まさか。

 

そうだ、人生には3つの坂がある。

上り坂、下り坂、そして、まさか。

 

国力下り坂の日本が、

ドカンと上り坂への大転換をめざしたはずの東京2020が、

まさか、こんな開幕を迎えるとは。

 

まるで三谷幸喜のシチュエーションコメディを

連日見せられているような国家規模のドタバタ劇。

 

でも、僕たちは認めなくてはならない。

人生にも世の中にも「まさか」はあるのだと。

 

くそー、コロナさえなければ!

そう恨み節を唱える人は山ほどいるだろう。

でも、歴史に「ればたら」はない。

 

果たしてこのオリンピックはどこへ行くのだろうか?

スポーツ大好き日本人は

メジャーリーグの大谷選手の活躍に湧き返ったように、

日本がいくつか金メダルを取れば、

政府や東京都の失態も、IOCの暴挙も、

理想を謡った五輪憲章が

完全にメルトダウンしてしまったことも、

みんな忘れて大盛り上がりになるのだろうか?

 

まさか、まさか。

いや、そのまさかのハッピーエンドも起こるかも(笑)

 

しかし、考えようによっては

こんなオリンピックは空前絶後。

しかもそれが他国でなく、自国で行われる。

 

不謹慎を承知で言えば、

もはや競技だけでなく、

政治も社会のこともトータルに含めて、

こんな面白い大会はこれまでも、これからもない。

 

今回の東京五輪は、いつものお決まりの

選手の感動ストーリーだけでなく、

ドタバタ劇も、先の見えないサスペンスドラマも、

社会問題ドキュメンタリーも何でもありで、

見どころ満載の超エンターテインメントなのだ。

 

こうなったら徹底的に楽しむしかない。

泣きも、怒りも、笑いも、感動も、恐怖もある

まさかの東京2020。

 

この後のオリパラが、

そして世界がいったいどうなるのか

さっぱりわからないが、

「まさかの東京2020」が

一つのエポックメーキングになることは間違いない。

 

これから僕たちひとりひとりが歴史の生き証人になる。

 


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幻想漬け、妖怪漬けの夏

 

夏の訪れ。

夏の木陰。

夏の夕暮れ。

夏の夜。

田舎の夏。

故郷の夏。

 

音楽ではない。自然の音。

虫、鳥、かえる、せせらぎ、風鈴など。

YouTubeには短くて1時間、

長いのだと10時間以上の自然音のBGMにあふれている。

癒しのサウンドスケープ。

こんなにいろんな自然音にあふれた国は、

世界中探してもどこにもないかもしれない。

 

夏の音は僕たちの心に

見たことなんてないのに、

きっとどこかで体験したような気にさせる

夏の風景--幻想の風景をつくりあげる。

 

かつて幕末から明治にかけて日本にやってきた

欧米の知識人たちは、日本を「妖精の国」と呼んだ。

目をつぶればたちどころにその妖精の国に飛んでいける。

 

妖精というより妖怪か。

 

民俗学者・柳田国男と漫画家・水木しげるの功績によって、

妖怪は日本の文化の一つになった。

 

夏は幻想に浸りながら妖怪を楽しみたい。

 

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おとなも楽しい少年少女

 

ざしきわらしに勇気の歌を

ロボット介護士に支えられて余生を送っている寅平じいさんが、林の中を散歩していると、ざしきわらしに出逢う。

 

ざしきわらしは最強の妖怪“むりかべ”の脅威から人間を守るために闘うので、応援してほしいと寅平に頼む。

 

 


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気が付けばすぐそこにデジタルとSDGsの未来

 

まもなく世界は一気に違うステージに突入する。

本気の21世紀が始まると言ってもいいくらいだ。

 

昨日も書いたけど、

オリパラが終わってワクチンが一通り行きわたれば、

もうコロナもおしまいモードになると思われる。

 

その先はいくら変異株が現れようが、

政府も世の中ももう見て見ぬふり。

 

マスメディアでも今やっているような

コロナの感染報道はなくなって

天気予報レベルに落ち着くだろう。

 

それで復興というか、

新しい世界の構築--21世紀型というか。

SDGS型社会の実現へ向かうだろう。

もうすでに舞台裏ではその準備が着々と進んでいる。

 

3か月余りかかったが、

中小企業向けのDX本が完成(月末発刊予定)。

これからは本気でDXに取り組まないと、

多くの中小企業は潰れてしまうかもしれない。

 

この本は中小企業の経理を担当する

会計事務所のグループの名義で出す本だが、

最近、便利で安価な会計システムが

どんどん開発・販売されているせいで、

当の会計事務所が、

もうこれまでみたいに会社の経理を

請け負うだけでは食えなくなっている。

 

便利で安価なデジタル会計システムが

どんどん開発・販売されいるせいだ。

 

デジタルの強みはデータが蓄積できることで、

これからは過去データが活用できないと

ビジネスがうまく展開できなくなる。

 

もちろん、AI・ロボットの進化がその後押しをしていく。

そうして経済・産業の世界がどんどん機械化されていく一方で、

人権や個々の生き方を尊重する考え方がどんどん広がっていく。

 

パワハラ・セクハラの告発しかり。

LGBTの権利拡大しかり。

 

最近の漫才やコントは、

昔のように相手の容姿をいじったりすると

かえってウケないのだそうだ。

少なくとも若者からはそっぽを向かれる。

面白いと思う前に嫌な気分になるというのである。

人格破綻者の代表選手だった役者や芸人も

今や人格者であることが求められる。

 

これから30年くらいは死ぬ人が大勢いるので、

宗教やスピリチュアル的なものも見直されそうだ。

WHOでは「健康」の条件に、

フィジカル(肉体的)、メンタル(精神的)、

ソーシャル(社会的・人間関係)の3つを挙げてるが、

これにスピリチュアル(霊的?といえばいいのだろうか)を

加えることを検討している。

 

この世とあの世が妻がっているという宗教的な考え方が、

日常生活のレベルで認識されるようになるのかもしれない。

ただ世のため人のために働いて年取って死んでゆく、

ただそれだけではない

人間的価値の追求―-という時代になるのだろうか?

 

コロナだ、オリンピックだと騒いでいる間に

しっかり未来は近寄ってきている。

これからそんな未来ネタを衆くらいで

書いていこうと思ってます。

 

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エッセイ集:AI・ロボット
どうして僕は

ロボットじゃないんだろう?

AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる考察を読み物にした面白まじめエッセイ。

 

●もくじ:

・介護士・看護師は人間か、ロボットか?

・インターネットがつくるフォークロア

・こちとら機械だのロボットだのじゃねえ。人間でぃ!

・聖書から始まった「人間VS機械」

・子どもはどうしてロボットが好きなのか?

・どうして僕はロボットじゃないんだろう? ほか全33編

 


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あなたが「もう終わり」と言えばコロナは終わる

 

みんなが知りたい。

コロナ禍はいつ終わるのか。

 

1年前は多くの人が、

今ごろは終わっているだろうと漠然と思っていた。

現在のようなこんな状況を想像していた人は、

ほとんどいなかっただろう。

そしてワクチンさえできれば、

もう解決だと思ってもいただろう。

 

ところが、どうもそうではない。

そうならない。

僕はもしやこれはえんえんと、

まだ2年も3年も続くんじゃないの、と思う。

 

ただし、それはみんなの中に

「コロナ怖い」という意識があるから。

 

ニュースを見ると、

あれだけ悲惨な状況が伝えられていた

ニューヨークやロンドンの

アメリカ人やイギリス人は

「コロナなんてもう終わりだよ」と言って騒いでいる。

 

彼らはワクチンも打ったし、もうコロナなんて怖くない。

だから医療者が何と言おうと、

彼らにってはもうコロナは終わりなのだ。

 

そういう人が大半を占めるようになれば、

実際にはウイルスが跳梁跋扈していても

その社会でコロナ禍はジ・エンドなのである。

 

そんなアホな。

そう思うだろうか?

 

けど日本だってきっと何とか無事にオリパラが終わって

ワクチンが全国・全世代に一通り行きわたれば、

政府も「もう終わりにしましょう」と、

すべてをなし崩しにして

「これからは経済復興です」と言い出すだろう。

 

今回の首都圏の緊急事態宣言に対する

人々のリアクションを見たら、

もうそうせざるを得ないに違いない。

 

インフルエンザが地球上からなくならないのと同様に、

新型コロナもなくならない。

物理的にそれは存在し続け、

僕たちの命を脅かし続ける。

 

でも人日tの多くが

「しかたない。私たちはいつか死ぬのだから」

と思うようになり、

マスメディアもわざわざ取り上げなくなれば、

流行は終焉するのである。

 

要は僕たちがコロナの存在

を無視できるかどうか。

コロナを終わらせるのは、僕たちの心なのである。

 

厄介なのはコロナが終わってほしくないと思っている人が

わりと大勢いることだ。

 

そんなアホな。

そう思うだろうか?

 

オリパラはどうなる?

コロナはどうなる?

僕が思うに、その緊張感を生きる張り合いにしている人が

日本には結構いる。

 

コロナよりも時代が変わってしまうのが怖い。

そういう心理の人たちが

今年秋から来年あたり

どうなってしまうのか。

それもまた気がかりである。

 

命は保障されても、

生きがいは誰も保証してくれない。

 

というわけで今日は1回めのワクチン接種をやってきた。

来月初め、2回めをやったら、

一応、僕の中でコロナの時代は終わる予定である。

ただ、社会には付き合わなくてならないから

空気読みながらおとなしくはしていますが。

 


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ワイルドボーイ・オオタカきょうだい大成長

 

2021年も早や半分が過ぎようとしている。

人間はいまだコロナ禍に苦しめられているが、

野鳥天国・善福寺川では、

鳥たちの子育てがうまくいっている。

 

今年はオオタカも3羽のヒナが無事成長。

この3きょうだいがもう中高生レベルに達し、

超音波怪獣クラスの鳴き声を上げながら、

川沿いのヒマラヤ杉近辺を飛び回っている。

 

と思ったら、今日はすごいシーンに出くわした。

杉の下にある低い梅の木の枝に止まって

ごはんを食っているのだ。

ごはんになられたのは、どうやらムクドリさんらしい。

 

これまでオオタカがいることは知っていたが、

ほとんど姿を見たことはなかった。

杉の木のてっぺんあたりの木陰から

小さくかすかに見えたのが2~3度きり。

 

肉眼では無理だなと思っていたが、

きょうは10メートルもない距離でばっちり、

それも食事シーンが見られるとは。

 

ちなみにこの林の周辺は、

オオタカにストレスを与えないように、

という配慮でロープが張られ、

それ以上近くには寄れないようになっている。

カメラマンの人たちもそのへんはわきまえ、

きちんとそれを守っている。

おらがアイドルを見守るファンのようだ。

 

撮影したが、さすがにスマホのズームではこれが限界なので、

望遠レンズで撮影している人のモニターを

覗かせてもらった。

子どもとは言え、迫力満点。

目は鋭く美しく、猛禽の凛々しさを備えている。

 

ただ、まだガキンチョなので食べ方が下手。

くちばしできれいに羽根をむしるのはいいが、

いざつつき出すと

ときどき肉を地面に落っことす。

 

落っことしたのは地面に降りて

また熱心に、丁寧にくちばしと足を使って食べる。

他のきょうだいに盗られまいとしているそうだ。

 

このごはんは自分で取ったものでなく、

親から与えられたものを食べているらしい。

まだ狩りはできない

すねかじりの王子さまだ。

 

狩りはできないけど、

攻撃力は日に日に増しているらしい。

 

1ヵ月ちょっと前、杉の木のてっぺん近くにある巣に

数羽のカラスが波状攻撃をかけているところを見た。

 

どうやら生まれた頃の彼らを狙っていたらしく、

大丈夫だろうか? と心配していた。

しかし、カルガモ8きょうだいと同じく、

ここも夫婦で子育てをしていて、

しっかり守り抜いたようだ。

 

あれから1ヵ月あまり、

この中高生レベルの王子様たち

(王女様もいるかもしれない)は

今や大胆にも十数羽の群れに向かって

猛スピードで突っ込み、

カラスたちを蹴散らしているという目撃談まである。

 

たんに遊んでいるのか、

チビの時に襲われたことのお礼参りか、

「おれはタカだ」というアイデンティティの確認か、

いずれにしても体格的にそう違わないカラス軍団に

果敢にケンカを仕掛けるとは、

驚くべきワイルドボーイぶり、成長ぶりだ。

 

オオタカがここで暮らし始めて、

もう5年くらい経つと思うが、

さすがに人に慣れてきて、

人間は危害を加えないということを知ったようだ。

 

ごはんにされてしまうムクドリさんなどには気の毒だが、

動物園でもこんなシーンにはめったにお目に掛かれない。

ワイルドボーイ・オオタカのアイドル度は

ぐんぐんUPしている。

 

 

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いたちのいのち

猛禽はちょっと怖いイタチ(フェレット)もお話。


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杉並・善福寺川どうぶつキッズサマー

 

5月の半ばに生まれた子ガモは、

お父さん(かな?)も子育てに協力してくれたことで

8きょうだいが無事に中高生レベルまで育ち、

うるさいほど元気に泳ぎまくっている。

 

やっぱり2羽で守っていると、

かなり敵から襲われるリスクを回避できるようだ。

大きくなったので、親父はどっかに行っちゃったみたいだが。

まぁここまで育てばもう親父いなくて大丈夫だろう。

 

と思ってたら、水上でバタバタ大騒ぎ。

何やっているんだろう? と思って観察すると、

なんと飛び立つ練習をしているのだ。

 

飛行機と同じで水上を羽ばたきながら滑走し、

飛び上がろうとするが、まだうまくいかない。

思わず、がんばれ! と応援したくなる。

 

この間、目撃した愛の営みが結晶したのか、

いつの間にか新しい赤ちゃんも5匹登場。

こっちはシングルマザーのようだから

敵から守り切れるのか、ちょっと心配だ。

頭上にはカラスがカーカー飛び回っているし。

 

その川の向こう岸のスギ林では、

すごい甲高い鳴き声が響き渡る。

これはオオタカの子どもだ。

姿は見えないが、すごいすごい。

 

オオタカは善福寺川沿いのアイドルなんで、

きょうはカメラマンが押しかけ、

かなりエキサイト気味。

 

だけど、赤ちゃんガモは

このオオタカの子たちのごはんになるのだろうか?

 

けれども気をを付けるべきはやっぱりカラスだ。

カラスもいつの間にか子育て完了したのか、

やたらと増えている。

 

さらに子ガモの天敵・ヘビーなアオダイショウも

低木の上にニョロリ。

おとなのアオダイショウはその名の通り、

青緑色だが、こいつはほぼグレー。

体もまだ小さくてシマヘビ並なので、

アオダイ少年だと思われる。

 

きょうはアオサギ君までご訪問。

魚を取る瞬間は撮れなかった。

ワイルドに夏本番。

 

 

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おりべまことエッセイ集:動物

 

神ってるナマケモノ


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海はとても遠くにある

 

歌の中で、映画の中で、物語の中で、

海を目指す主人公は多い。

海は広い。限りない。

海は彼や彼女の内側にある可能性、

と同時に帰るべき場所のメタファーだ。

 

僕も演劇をやっていた頃、

海を目指す男の物語を書いたことがある。

けれども彼がたどり着いたのは仮想現実の海だった。

あの男は結局、仮想現実の海で溺れてしまい、

箱の中から外に出ていくことができなかった。

 

なんでそんな話を書いたのかよく思い出せないが、

海賊やら、人魚姫やら、詩人のランボーやら、

ギリシャ神話やら、

当時、自分が好きなものをぶち込みまくったので、

支離滅裂な話になってしまった。

 

それでも役者は楽しんで演じてくれたし、

数百人のお客さんも楽しんでくれた。(と思う)

 

だけど自分で納得がいかず、

そのうち何かの形でリベンジしようと思っていて、

あっという間に年月が経った。

 

人生は短い。

 

昨年出した「ピノキオボーイのダンス」という小説で、

少しそのリベンジの片鱗を入れた。

じつはこれも完成形にするまでに10年くらいかかった。

 

でもやっぱりまた海を目指す男(女でもいい)の話を

書きたいなぁと思い始めた。

僕がかつて描いたあの男は、

今度はどうやって仮想現実の海が広がる

箱舟から抜け出すのか?

 

そもそもどこかにリアルな海があるということを

信じられるのだろうか?

 

人生はますます短くなる。

実は海にたどり着くことより、

海を目指して歩くことに意味があるのだ。

 

歩き続けるためには海があると信じること。

自分を信じ続けること。

自分自身であり続けること。

 

テーマは美しい。

海は美しい。

だけど、とても遠い。

せめて街の雑音が消えて、

潮騒が耳に届くあたりまで行ければいいなぁと思う。

短い人生の中で。

 

 

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ピノキオボーイのダンス


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自己満足のために山に登る

 

その昔、僕がまだ若かった頃は「30過ぎは信じるな」とか、

29歳で雪山の中に埋もれて死ぬ

(そうすれば美しく死ねる)

とか言ってた人が結構あちこちにいた。

現実にも、ドラマの中でも。

 

そんな御伽噺をしていた人が高齢まで生き延び、

健康を気にして、さらに生き延びたいと願っている。

「あんなこと言ってたのは若い時分のたわごとですよ」

ちょっと照れた顔で、

あるいはちょっと怒った素振りで

そう言い訳するだろう。

そして、あんな言い分は自己満足にすぎないよ、

と、ちょっと歪んだ笑いを見せるだろう。

 

そして、夢から醒めたほとんどの人は、

30過ぎから新たな人生を歩み始める。

 

もう遠くは見ない。

足元だけを見て歩く。

けれどもだんだん、

どこまでも続くまっ平らな平地を

歩き続けることには耐えられなくなる。

 

30過ぎまで生きた人は、

自分が登りたい山を見つける。

がんばれば登れそうな山を懸命に探しだす。

 

私はここまで登って、こういう景色を見た。

人生の中でその自己満足を得るために。

 

中には思いがけず高いところまで登れてしまって

怖くなってしまう人もいる。

怖いからもう降りようと思っても

降りる勇気がない。

 

登る時よりも降りるときのほうが勇気がいる場合もある。

気が狂うほど怖くなることだてある。

 

高齢まで生き延びて、果たして何があるのか?

人は人間としてどこかに到達するのだろうか?

 

答を言ってしまうと、どこにも到達しない。

どこにもたどり着けない。

ただ、山に登り続け、どこかで行き倒れになる。

私は最期まで登り続けたという自己満足だけを残して。

 

その自己満足こそが生き延びてきた人の特権だと思う。

 

 

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魚のいない水族館

 


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認知症のおかあさんといっしょ

 

 

今日も認知症の義母は川沿いを散歩しながら、

通りすがりの人たちに愛想を振りまく。

子どもやイヌを見て可愛い、可愛いいと連呼する。

ネコはどっちかというと苦手なようである。

 

しかし、じつはイヌもちょっと苦手。

イヌは人間の言葉がわかるから、

きっと可愛がってくれるんだろうと思って

しっぽをフリフリ寄ってくる。

 

顔は笑っているが、

ちょっと大きいイヌだと内心ビビっているのがわかる。

しかたないので、僕が代わりに撫でたりしてあげる。

義母のそんなキャラも面白いと思う。

 

認知症の介護と言っても、

今のところはそれくらいで済んでいるが、

もちろん先のことはわからない。

 

2025年には5人に1人が認知症患者になるという。

わずか4年後のことだ、

本当にそうなるのか?

もちろん先のことはわからない。

 

でも、これからの社会が

認知症という現象と共存する社会になるのは、

ほぼ間違いないだろう。

 

認知症と認定されると、

どんなお金持ちでも

自分の財産を好きなようには使えなくなる。

 

記憶の中から、お金も社会的地位も、

家族も友だちもみんな消え去っていく。

 

それまで所有していた財力や権力に関わらず、

一気に社会の弱者に転落する。

 

その時に何かを愛することができるか、

そして、人から愛されることができるか、

それがその人の人生の価値になる。

 

あまり考えたくないが、

もし自分が認知症になったら・・・ということは

心のどこかにメモしておいたほうはいい気がする。

 


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1年前はみんなコロナが終われば すべてが元に戻ると思っていた

 

今日もリモート打ち合わせ2本。

打ち合わせ・取材はすっかり

在宅リモートが中心になった。

たぶん8割から9割。

 

現場の写真が必要とかいった

付加価値がない限り、

30分や1時間の打ち合わせ・取材には

わざわざ出向かない。

はっきり言って億劫だ。

以前ほぼ毎日、電車通勤していたのが

前世の記憶のように思える。

そういうマインドに変わってしまった。

 

1年前はみんなコロナが終われば

すべてが元に戻ると思っていたが、

そうはならないだろう。

変わるときはがガツンと変わる。

「今」は間もなく「過去」になる。

それでも時間は連続している。

1年後はどんなマインドになっているだろう?

 

デジタル化・ロボット化はどんどん進む。

この社会で安心して安全に暮らすことと引き換えに

僕たちは管理を受け入れなくてはならない。

 


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無敵の認知症:ワクチン接種のことなんてもう忘れた

 

昨日は義母の付き添いでワクチン接種へ。

会場のセシオン杉並というのは、

東高円寺や堀之内斎場の近所(環七沿い)にある

多目的ホール兼集会所兼杉並区役所の出張所。

 

テレビのニュースを見てて、

「きゃー、怖い怖い」とか、

「うわー、やだやだ」とか

子どもみたいに騒いでいたので

ちょっと心配していたが、

説明してもどうせ憶えてないので、

だまし討ち同然で連れて行ったが、

すんなり済ませた。

 

雰囲気的にスマホを見るのが憚られたので、

何経過観察待機の15分は退屈のきわみ。

本でも持ってくりゃよかったと後悔。

 

バスに乗って帰宅したら、

腕のばんそうこうを見て、

「どうしたの、これ?」とか言ってて

もう忘れていた。

 

さすがに散歩に連れ出すのはやめたけど、

特に具合が悪くなることもなく

今日もデーサービスへ行って

いつもと変わることなく帰って来た。

認知症以外はすこぶる健康で

コロナのこともさっぱりわかってない。

ある意味、心の平和を保っている。

 


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「美しい人」は今でも幸せに暮らしているのだろうか?

 

俳優・田村正和さんの訃報が報じられた。

特に熱心なファンではないが、

1990年代に作られた

彼が主演した二つのドラマは好きだった。

 

一つはフジテレビの「古畑任三郎」。

たぶん今でもファンの多い、

「刑事コロンボ」をオマージュとした推理ドラマ。

60分1話完結、

古畑が対決する犯人役を

当時の人気俳優らが演じて話題を呼んだ。

 

脚本家・三谷幸喜の名を

世間に知らしめた作品でもある。

 

田村正和はそれまでの2枚目俳優とは

ひと味違う、コミカルさを併せ持った

絶妙の味付けで、主役の古畑を演じて

ファンを増やした。

 

「美しい人」は1999年の最後に放送された

TBSの恋愛ドラマ。

 

田村正和演じる凄腕の整形外科医が、

DV夫から逃げてきて「顔を変えてほしい」

と言う女(常盤貴子)の頼みを聞く。

 

そして、彼女の顔を自分の

愛する亡き妻の顔にしてしまう。

 

しかし、彼女のDV夫は刑事(大沢たかお)で、

その正体を見破り、執拗に追跡を続け、対決を迫る。

 

最終回はこのすごい設定を上回る

衝撃的なラストで、

今も胸に食い込んで離れない。

 

脚本が野島伸司。

当時、彼の作品はエッジが立ちまくり、

それでいて高視聴率を稼ぎ出すという

離れ技をやってのけていた。

 

昨日。昼飯時に「徹子の部屋」を見ていたら

追悼特集で田村さんのインタビューを流していた。

1993年と2011年の2回出演したという。

 

その間18年。

確かに二人とも齢を取っているのはわかるが、

それだけ時間が経っていることが

なんだかとても不思議に感じられた。

 

昭和後半から平成前半にかけて活躍した人たちが

次々とこの世を去る一方、

テレビでもネットでもどんどんアーカイブ映像が増える。

 

そうすると、そのうち誰がまだ生きていて、

誰がもう亡くなってしまったのか、

だんだんわからなくなってきそうだ。

 

人々の脳の中で時が止まる。

メディアに出ていた人たちは、

アーカイブの中で永遠に生き続ける。

 

そして現実と虚構の境界線も薄れてくる。

 

ふと、「美しい人」で

田村正和が演じた彼と、

常盤貴子が演じた彼女は、

今どうしているのだろうかと考えた。

年老いても元気に仲良く一緒に、

しあわせに暮らしているのだろうか、と・・・。

 

田村正和さんのご冥福をお祈りします。

 

おりべまこと電子書籍

まじめでおもろい還暦エッセイ

 

昭和エッセイ集

昭和96年の思い出ピクニック

 

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ドイツ人女性が見るエヴァの女性キャラ造型、 および、男の一生モノ幻想と第18以降の使徒発掘について

 

●ドイツ人はエヴァを見てどう思うのか

エヴァンゲリオンシリーズは、

アクション満載のロボットアニメである一方、

宗教的なモチーフをちりばめながら展開される

壮大な哲学心理ドラマの側面がある。

 

そこにはネルフ(NERV:生命)、ゼーレ(SEELE:魂)、

ヴィレ(VILLE:意思)、ヴンダー(VENDER:奇跡)など、

やたらとドイツ語が使われている。

 

ドイツと言えば、デカルト、カント、ニーチェなど、

今後の人類共有のデータベースになり得る

多数の哲学者輩出国。

 

ドイツ人はエヴァを見てどう思うのかと聞かれ、

こなふうに答えた人がいた。

 

「キャラクター自体が哲学的モチーフとして

妙な力を放っていたので、

私や周囲のドイツ学生たち

(のうちオタク適性がある者たち)は

議論の深みにハマりながら萌えまくっておりました」

 

●ドイツ人が見た『エヴァンゲリオン』のヒロイン像

そう言うマライ・メントラインさんは、

日本語ペラペラ、ちょっと若い時分のメルケル首相?

みたいな雰囲気を漂わせるドイツ人のお姉さんである。

 

昔、NHKのドイツ語講座に出ていたらしく、

いまもテレビのコメンテーターとして時々見かける。

本業は翻訳・物書き・テレビプロデューサーも

やっているらしい。

 

彼女は旧TVシリーズ版以来のエヴァファンだというが、

先日読んだ彼女の考察コラム

「ドイツ人が見た『エヴァンゲリオン』のヒロイン像。

アスカがしんどい」(女子SPA!)

https://joshi-spa.jp/1075690 は、

これまで読んだエヴァ関係の言説の中で

最もインパクトがあった。

 

“エヴァに登場する女性キャラクター造型の

何が凄いかといえば、

男性のエゴの中に存在する女性像を、

あきれるほど的確に描き抜いているという点です。

ゆえに男性視点とは何か、というテーマが

逆照射で奥底まで浮き彫りにもなる。

このへんは好き嫌い分かれるところかもしれませんが、

筆者は大好きです。”

 

●ドイツ的に真面目で真摯な変態性

続いて「綾波レイと碇ゲンドウの変態性」という一文では、

 

“で、いま改めて振り返ってみるに、

その中でも綾波レイというメインヒロインの独自性と

インパクトは空前絶後で、

時代性を超えて今後もいろんな

考察のコアになるだろうと思います。

 

彼女は「自立性のある良妻賢母」の権化たる

碇ユイ(故人)の

再来となるべく製造された存在で、

女性性というものを濃縮して体現するいっぽう、

「男性を安心させる」要素を決定的に欠くのが

大きなポイントでしょう。

 

俗世感覚では男性からも女性からも扱いに困る存在であり、

しばしば現世的に理想化されながら語られる古代宗教の

「大地母神」なるものの核心って

実はこんな感じなのではないか? 

と思わせぬでもないあたりが素晴らしい。

 

また、亡き妻である碇ユイを復活させようとしながら

綾波レイをひたすら磨き上げ、

しかも大量に培養してしまう碇ゲンドウの

ある意味ドイツ的に真面目で真摯な変態性も素敵です。

まさに男性性と女性性の高次元での葛藤と融合。

 

綾波は神性と何かしら関係がありながら

クローン量産可能で、

個体ごとに多少の性格差があったりするらしいあたりも

生々しくまた切なくて良い。

 

疑似キリスト教的な小道具抜きに、

原始女神信仰的な何かを多角的にシミュレートできるのも

本作の大きな見どころといえるでしょう。”

 

この後もえんえんと続くのだが、

引用だらけになってしまうので、

全部読みたい人はリンクへどうぞ。

https://joshi-spa.jp/1075690

 

●男は女に対する幻想から一生卒業できない

女性だけあって、主人公のシンジではなく、

レイやアスカなどのヒロインたちに焦点を当てた論考は、

ひどく新鮮で刺激的だった。

 

確かに自分の中にも、現実の女性とか母親とは別に、

イメージとしての女というものがあり、

その幻想に支えられて生きているところがあるなと思う。

 

てか、そうした幻想があるから現実の女子の

しょーもない部分も許せたり、

可愛いと思えたりするのかも知れない。

 

女は人生のどこかで男に対する幻想から卒業するが、

男は女に対する幻想から一生卒業できない、たぶん。

 

ゲンドウはそうした男の弱くてしょーもない部分を

とことん突き詰めたキャラクターなんだろう。

最後まで見て、もう一度テレビ版を思い返すと、

彼のシンジに対する冷厳な態度に説得力が出てより面白い。

 

いろいろほじくり返すと

エヴァンゲリオンからは思ってもみなかった

第18以降の使徒が発掘できそうだ。

 

電子書籍(おりべまこと:小説・エッセイ)


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富山の薬草の霊獣クタベのお札

 

クタベは、江戸末期に立山に現れた霊獣。

薬種を採取していた者の前に現れ、

「我が似姿を家々に配布して張り出せば、

流行り病を退けるであろう」と言い残し

立ち去ったといわれる。

中国の「白澤」と類似している。

 

富山県高岡市の国宝・高岡山瑞龍寺のお札である。

 

連休中、義父の命日があったので、

神戸から来た義妹夫婦と墓参りに。

その帰り、昼食に立ち寄ったレストラン「藍屋」で

富山特集をやっていた。

 

富山は義父の故郷である。

ご供養の意味を込めて富山天丼を食べたら、

このお札がおまけについてきた。

 

奇しくも同日、義母のワクチン接種の予約が取れた。

 

変異種が蔓延し始め、

人の心も自律性を失っているように見える。

オリパラに向けての政治的な不気味な動きも感じる。

 

日本においてコロナとの闘いが、

いまどのあたりに来ているのか?

終わりが近づいているのか?

それともまだこれからが本番なのか?

 

クタベ様に守ってもらって、

慌てず騒がず淡々と日常を続けるだけである。

 


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大人になったちびまる子ちゃんと 還暦を超えて高齢化したサザエさんの「昭和の日」

 

今日は昭和の日である。

昭和生まれ祖たちの僕などは、いまだに

4月29日=天皇誕生日と、つい口走ってしまうのだが、

もちろん天皇誕生日は平成になってから12月23日に、

そして現在の2月23日に移行した。

 

昭和の日は2007(平成18)年から始まった。

じゃあその前の平成の17年間は何の日だったのか? 

と言えば、現在5月4日の「みどりの日」だった。

勝手に5日後にコンバートされてしまった

「みどりの日」っていったい・・・

という感じだが、要は大型連休を構成する一要素だから

名称は何でもいい、

というのが、国民の偽りない心情だろう。

 

祝日法によると、昭和の日は

「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、

国の将来に思いをいたす」と定められている。

 

一応ちゃんと意味はある。

 

二度の世界大戦。

連合軍(実質的には)アメリカにより占領時代もあった。

奇跡のような戦後復興と高度経済成長。

東京オリンピックも大阪万博もあった。

 

家電が普及し、生活が便利で快適なった。

テレビも普及し、みんなが娯楽と情報を得られるようになった。

マンガもアイドルも音楽も芸能ゴシップも、

楽しいことがいっぱい増えた。

 

その気になれば、確かに昭和は今を知り、

未来を考える素材・資産の宝庫だ。

 

いわば僕ら日本人のビッグデータの塊であり、

毎日ディープラーニングして、

いかに有効活用できるか、考える時代になっている。

それが未来をつくる仕事であり、

「国の将来に思いをいたす」ことでもある。

 

「いつまで続くのか?」という議論もあるようだが、

今の天皇陛下は昭和の真っただ中のお生まれということもあり、

おそらく令和の間は「昭和の日」はなくならない気がする。

 

それにしても、それまでの「みどりの日」を5月4日に移し、

4月29日は「昭和の日」にするという案が、

なんで生まれたのか?

 

施行が2007年からだから、

決まったのは2006年である。

2006年に、この改変にまつわることが何かあったのだろうか?

 

調べてみて思い当たったことがあった。

2006年はマンガ「ちびまる子ちゃん」の生誕20年、

「サザエさん」の生誕60年にあたる年だった。

 

成人を迎えたちびまる子ちゃん、

還暦を迎えたサザエさんが「昭和の日」を産んだ。

 

そんなわけない?

でも、あながちそうともいえない。

 

令和の日本は、大人になったちびまる子ちゃんたちと

還暦を超えて高齢化したサザエさんたちが

人口の大半を占め、動かしている。

ちびまる子ちゃんやサザエさんがまだまだ元気なうちは

「昭和の日」は終わらないだろう。

 

いずれにしても年に1日くらいは、

ノスタルジーに浸りたい人もいっぱいいると思うので、

年に1度のこの日くらいは思う存分、昭和を懐かしんで

「昔はよかった」だの、

「昔はああだった。こうだった」と

ゴタクを並べてもいいかもしれない。

 

ただし、そのノリで若い衆に説教なんぞすると

間違いなく馬鹿にされ、嫌われますよ。

 

エッセイ集「昭和96年の思い出ピクニック」/おりべまこと 

ASIN: B08WR79ZCR 

アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、新聞配達、家族、そして戦争――昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、僕たちは昭和の物語から離れられない。海を埋めたて、山を切り開き、明日へ向かって進んだ果てに見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を1960(昭和35)年生まれの著者が探検する面白まじめエッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から30篇を厳選・リライト。

 

もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

・さらばショーケン:カッコ悪いカッコよさを体現した1970年代のヒーロー

・さらば平成――みんなが昭和に帰りたがった30年

・永遠の昭和 明日のための1960年代・70年代   ほか

 

●アクセス

https://www.amazon.co.jp/ からASIN: B08WR79ZCR、「おりべまこと」、または書籍名「昭和96年」を入れてアクセス。

 

●スマホやタブレットで読める:Kindle無料アプリ

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●Kindle unlimited 1ヶ月¥980で読み放題

https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&shoppingPortalEnabled=true

 


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超高れい蔵庫 成仏す

 

先週、夏日が2,3日続いた時に冷蔵庫の中が少々匂った。

取り出してみると開けて3~4日経ったヨーグルト、

4~5日経った缶のホールトマトの残り、

ほったらかしておいた糠床などにカビが生えている。

まだ賞味期限前の豆腐もチーズ化している。

 

冷凍庫に入れておいた食品もイマイチフリーズしてないし、

アイスクリームは数時間入れておいたら柔らかくなっている。

 

どうやら冷蔵庫が命尽きつつあると判断した。

じつはとっくに寿命が来ていたのだが、

寒かったから気が付かなかったのだ。

 

この冷蔵庫をいつ購入したのか思い返してみた。

カミさんとは結婚する1年前から一緒に暮らし始めた。

その年からだから・・・と勘定すると、

なんと27年!

20世紀の遺物だったのだ。

 

その上に乗っかっていたオーブントースターは

カミさんが一人暮らしを始めたお祝いに

友だちからもらったものだというから、

さらにその上を行く30年以上!

 

だいぶ汚れてたけど、ちゃんと使えるので

結婚しても、子どもが生まれて成人しても

取り替えなかった。

 

さすがに冷蔵庫は健康にかかわるものなので、

ケチってなどおれず、夏になる前に

近所のコジマで新品を購入。

ついでにオーブントースターも買い替えた。

 

人生の半分近い年月、お世話になった冷蔵庫に

感謝の心を込めて手を合わせた。

「成仏してくれよ」と祈りつつ

土曜日に配送されてきた新品と引き換えに

お引き取り戴いた。

南無阿弥陀仏。

 

ピカピカのヤング冷蔵庫はよく冷える。

今までいかにちゃんと冷えてなかったかがよくわかった。

なんだか新生活スタート!の気分。

 

エッセイ集「昭和96年の思い出ピクニック」/おりべまこと 

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もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

・さらばショーケン:カッコ悪いカッコよさを体現した1970年代のヒーロー

・さらば平成――みんなが昭和に帰りたがった30年

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人生百年時代の浦島伝説

 

のろまなカメがマッハのスピードで空を飛ぶ、

という大きなギャップは、かつての少年たちの夢を育んだ。

 

ゴジラと人気を二分した大映映画の怪獣ガメラは、

ひっこめた手足の穴からジェット噴射を出して

クルクル回転しながら空を飛ぶという離れ技、

さらにそのまま敵の怪獣に体当たりするという

神風特攻隊みたいな荒技で子どもたちを驚愕させた。

 

一方、昨日ご紹介したウルトラQ「育てよカメ」の

大亀ガメロンはそんな技など使わず、

ウルトラマンみたいに、というかオバQみたいに

背中に少年をひょいっと乗せて空を飛ぶ。

 

この「育てよカメ」は早い話、浦島太郎のパクリなのだが、

なぜか竜宮城は雲の上にあり、そこには乙姫らしき女の子が

ごく普通のワンピースを着てブランコに乗っている。

 

いったいどういう発想であんなシーンが出てきたのだろう?

お前が夢みる竜宮城なんて、じつはこんなもんだよ

――というアイロニーなのか?

 

人生百年という超高齢社会において、

浦島太郎の物語は、日本人、いや、世界中の人たちにとって

さまざまな示唆に富み、考察をするに値する重要な物語だ。

 

物語のラストは浦島太郎が玉手箱をあけたら

もくもくと煙が出てじいさんになって終わるが、

それをどうとらえるのかで、意味は変わってくる。

 

そもそもこの物語が今の形になったのはまだ明治時代のことだ。

これは僕の憶測だが、何と言っても富国強兵の時代。

いじめられているカメを助けるという人徳ある若者が、

一度、遊び惚けて飲んだくれて、

女に腑抜けにされてしまったら、

一生を棒に振ることになる。

そんな“ありがたーい人生訓”を盛り込んで、

日本男児たる者、そんな堕落の道に落ちぬよう自己を戒めよ――

という訓示に繋げようとしたのかも知れない。

 

しかし自己を戒めてどんあないいことがあるのか?

それで幸福になるのか?

 

今の時代感覚から見ると、

カメを救うというちょっとした福祉をして感謝され、

飲んで食って楽しんで美人に愛されて一生過ごすなんて

こんなハッピーでサクセスフルな人生はない。

 

最後にじいさんになるのは人間、当たりまえの定めなのだから、

まさしく浦島太郎は人生の成功者と言えるではないか。

 

それにしても竜宮城にずっといればいいものを、

なんでまた浦島は故郷に帰りたいなんて思いに駆られたのか?

家族のことや村のことなど

放っておいて楽しみ続けることはできなかったのか?

 

玉手箱で太郎をじいさんにしてしまうのは、

裏切られた乙姫の復讐だったのか?

何もかも変わってしまった世界に絶望した

太郎に対する救済だったのか?

 

ところで浦島太郎がその後、どうなったのかは描かれていない。

明治から昭和にかけてはそれでおしまいだったかもしれないが、

人生百年時代のこれからは、じいさんになっても

ポジティブに生きていく浦島太郎の後日談が加わってもいい。

 

「昔はよかった」とか

「昔はこんなじゃなかった」なんてぼやくことなく、

浦島は荒野を目指して旅に出る。

 

まったく変わってしまった世界を

この目で見てやろうと世界の果てまで放浪する。

 

もしかしたらどこかの街で

人々に竜宮城の話をして喜ばれるかもしれない。

仙人や高僧だと持ち上げられて敬われるかもしれない。

また恋をして、

若い娘に惚れられてねんごろになることだってあり得る。

 

令和の世はそんなふうに浦島太郎の話を

つくり替えたってOKなのではがないだろうか。

 

それでは明日はこの続編で、

カメはなぜ浦島に助けられたのかと、

乙姫様が仕組んだ、女の陰謀のお話を一席。

 

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★子ども時間の深呼吸:子どもエッセイ集

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やよいの花とみどりの寿司と魚が苦手な寿司屋の娘

 

26年前。1995年の4月15日に結婚式を挙げた。

本日と同じく、大雨の翌日の

しゃっきり晴れ上がった日。

 

オウム真理教が「何かが起こる日」と予言したため、

東京は最初のコロナ緊急事態宣言発令日みたいになっていた。

 

というわけで、きょうは結婚記念日だった。

特別なことはしないが、一応、「ハレの日」だし、

部屋に花を飾って、寿司でも食おうということになった。

 

花は永福町の南口にある「YAYOI」という花屋に買いに行った。

引っ越してからも年に数回、

ちょっとアニバーサリーな時はここの花を買い求める。

値段が安くて質がいいし、長持ちする。

アレンジのセンスも悪くない。

 

いつもは乙女チック少女マンガの主人公が

そのまんま齢を取ったような女主人のやよいさん

(たぶん自分の名前を店名にしたのだと思う)と、

ネズミ番のやたら恰幅の良い去勢ネコ

(ネズミが花を食べに来るらしい)がいるのだが、

今日は旦那さんだった。

 

いや、実際はどうだかわからないので、

花やラップやリボンを選んだあと、

「僕はここでやよいさんと猫さんにしか

会ったことがないのですが、あの、旦那さんですよね?

」と聞こうとした。

 

ついでにあの女性は本当に「やよいさん」なのかどうかも

確認しようとしたのだが、

ラッピング作業に移った瞬間、立て続けに4人もお客さんが来た。

(実は僕はけっこう福の神体質で、

黙ってお客を呼び寄せることができる)

それで忙しくなったので、とうとう聞けずじまいだった。

 

 

寿司は久しぶりに美登利寿司を食べた。

昔、梅が丘で初めてカミさんと美登利寿司を食べた当時は、

今のように寿司チェーンなんてほとんどなかったこともあって、

その旨さと安さに衝撃を受けた。

 

その後、美登利寿司もチェーン化し、

梅が丘以外にもあちこちに店が出来たが、

遠かったり混んでたりで、あまり食べる機会がなかった。

 

それが昨年10月、七夕祭りで知られる

阿佐ヶ谷パール商店街の真ん中に

テイクアウト専門店ができたのである。

阿佐ヶ谷はチャリを飛ばせば家から15分。

永福町と変わらない距離だ。

 

昼すぎに予約しておいて、夕方取りに行く。

行列も混雑もなくすんなり受け取り、

ついでに店内のお寿司の時計が面白かったので

写真も撮らせてもらった。

 

にぎりの盛り込みと、カリフォルニアロールと、

いなりずしだったが、

義母はあんまり生魚が好きじゃないので、

いなりと玉子ばっかり食べていた。

安上がりな人である。

 

食後、YAYOIのことがあったせいか、

美登利寿司の美登利さんは、すし屋の奥さんだったのか、

娘さんだったのか、ちょっと気になった。

 

小学校の同級生に好美という女の子がいて、

彼女はすし屋の娘で、お父さんは

店の名前に「すし好(よし)」とつけていた。

 

そういえば彼女も寿司屋の娘のくせに魚が苦手で、

助六や玉子が好きだと言っていた。

 

どうでもいいことをいっぱい思い出して楽しかった。

 


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40年目の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」について

 

今年も4月になったので、村上春樹の

「4月のある晴れた朝に100パーセントの

女の子に出会うことについて」を読んだ。

 

別にルーティン化しているわけではないのだが、

つい決まりごとのようにページを開いてしまう。

クリスマスにクリスマスケーキを食べたり、

お正月にお餅を食べるのと同じである。

 

いまや老練な大作家になった村上春樹氏だが、

この短編の文章には、そのみずみずしい萌芽が詰まっている。

懐かしさよりも新鮮さ。

何度読んでも、そのたびにいろいろな感情が

湧き水のようになって体を巡る。

 

この物語はちょうど40年前、

1981年の4月という設定になっている。

 

1981年の4月、僕は練馬区の江古田駅近くの

4畳半に住んで、自分の劇団のための芝居を書いていた。

何もなくて、まったく自由で、毎日楽しかった。

ただ、100%の女の子はいなかった。

 

そこでふと考えたのが、今のカミさんは

僕にとって100%の女の子だろうか? ということである。

 

昔はそんなこと考えもしなかったけど、

今、振り返るとそうだったのかも・・・と思える。

そうだったことにしようとしているのかもしれない。

 

みんな「成功」というものに憧れているけど、

良い恋愛、良い結婚、好きな仕事をしていれば、

それで人生は成功、100%である。

それ以上のことはみんなオマケだ。

オマケをたくさんつけようと追いかけて、

本体を台無しにしたら0%になってしまう。

 

4月はまだ始まったばかりなので、

ほかにも感じるところを言語化できれば書こうと思う。

 


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週末の懐メロ㉓:同志/イエス

 

あまりにシンプルで、あまりに日常的な

「イエス」という言葉を新たな世界観で捉え、

芸術の次元まで昇華させたのは、

オノ・ヨーコの神業だった。

 

ジョン・レノンの魂を鷲掴みにした

あの有名なエピソードを、

ビートルズの曲が大好きだという

このバンドのメンバーが知らなかったわけがない。

 

彼らがどの程度、意識したかは知らないが、

「イエス」というたった3文字のバンド名と、

ヴォーカルのジョン・アンダーソンが紡ぎ出す

哲学的な世界観の音楽は、

オノ=レノンが目指したものと相通じている。

 

プラスティック・オノバンドに参加していた

ドラマーのアラン・ホワイトが途中から加入したのも

何かの縁かもしれない。

 

プログレッシブロックは狂

気や闇の世界を描く楽曲が多いが、

イエスが描き上げるのは光の世界--

あくまで肯定的な「イエス・ワールド」だ。

この世の森羅万象を自分の一部として受け入れる姿勢。

 

1972年リリースのアルバム「危機(Close Edge)」を

初めて聴いたのは中学3年のときだったが、

以来、イエスの音楽は、つねに僕の脳内にある

“もう一つの地球”の浄化装置として稼働し続けている。

 

オーケストラと共演した2001年のライブ。

「危機」の中の一曲、「同志(And You AND I)は

彼らの音楽性が最も優美に結実した佳曲。

 

歌詞は文学的な言葉遣いだが、

曲名通り「あなたとわたし」のラブソングとして、

おおらかな音の波に身をゆだねて楽しむことができる。

 

おりべまこと電子書籍

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

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ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、音楽エッセイ集。

ブログより33編を厳選・リライト。

もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について ほか

 

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なぜ桜とクローンは切なくて美しいのか?

 

エヴァの人気キャラ・綾波レイが

ファンを虜にした名ゼリフの数々は、

彼女がクローン人間であるという設定から生まれた。

 

その切なさと美しさは桜に通じる。

日本のあちこちで美しい桜並木となったソメイヨシノは

1本のオリジナルを次々とコピーして作られた

クローン木なのである。

 

ソメイヨシノは200年ほど前、

江戸の植木職人がエドヒガンとオオシマザクラを交配させ、

その交雑種のなかでとりわけ美しい花を咲かせる個体を、

接木などの手法で増やしたもの。

 

取木や接木で増やした場合、

それらの個体はすべて遺伝子的には全て同一、

すなわちクローンなのだそうだ。

 

ちなみにクローンという言葉の本来の意味も「挿し木」。

科学技術の意味合いで、この言葉(概念)が人々に

認知されるようになったのは、今から30年前、

1981年、イギリスでクローン羊が生まれてからだ。

 

当初は新聞で、また、科学系雑誌で話題となり、

SF小説のネタとして使われていたが、

あっという間に世間一般の間にも広がった。

 

神の領域に踏み込んだ人工生命――

すなわち、ロボットやフランケンシュタインの怪物と同じく、

おぞましさと悲しさのイメージをまとったクローンは、

自分は世界でオンリーワンの存在なのだという現代人の自意識を

強く揺さぶり、脅かす。

 

特に個性的でありたい、自分らしくありたいと願いながら、

“みんな”に合わせて付和雷同してしまう日本人にとって、

クローンという概念が紡ぎ出すイメージは

心に食い込んでくるのだろう。

 

だから日本人は桜が好き―ーというのはこじつけ過ぎだが、

日本人の心象風景をつくり替えた桜を見て、

いろいろSFっぽい妄想に駆られる。

 

だけど、同じ遺伝子の木でも、

川沿いの桜は水と光を求めて枝を水平に伸ばし、

川から離れた桜は空へ向かって高々と枝を広げる。

育った環境で違った姿かたちになっていくのだ。

 

あんまり個性やオリジナリティやらにこだわる必要は

何ではないかと思う。

普通に生きているだけで、誰でも十分個性的なのに。

 

今年は早く咲いたが、散るのも早いかも知れない。

来週は桜吹雪があちこちで舞っているだろう。

そんな切なさも日本人は愛してやまない。

 

おりべまこと電子書籍

どうして僕はロボットじゃないんだろう? ¥274

 社会のニーズに応え、生活に入り込み、世界を変革していくAI・ロボット。はたしてやつらは人間の敵か味方か? 上司か部下か? ライバルか友だちか? ただの機械に過ぎないのか、それとも人類の子どもなのか?

 2016年夏から2020年夏まで、AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる考察の面白まじめエッセイ集。ブログから33編を厳選・リライト。

 ●もくじ

・介護士・看護師は人間か、ロボットか?

・インターネットがつくるフォークロア

・こちとら機械だのロボットだのじゃねえ。人間でぃ!

・聖書から始まった「人間VS機械」

・子どもはどうしてロボットが好きなのか?

・きみはロボットじゃないよ

 ・ロボットみたいな人間、人間みたいなロボット ほか

 

 ●アクセス

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なぜ「もう死にたい」と思っても人はめしを食うのか?

 

「親が死んでも食休み」というが、

確かに僕は父が死んだときでも

別に食欲が落ちることなくパクパク食べていた。

母が死んでもたぶん同じだろう。

 

どんなに悲しんだり、落ち込んだり、

深刻に悩んだり、もう死にたいと思っていても、

人は腹が減ればめしを食う。

 

食っているとき、

人の「生きる」という意欲はモリモリ表に出る。

そしてガツガツしたエゴがむき出しになる。

何だかひどく罪深い気持ちになる。

 

悲しんだり、悩んだり、絶望したりしているつもりでも、

結局それはフリだけだ。

本当のおまえは他の生命を奪ってまで

意地汚く食って、

みっともなく生き延びたいだけなんだ、

と別の自分に嗤われているような気になる。

 

たまにそんなことを考えつつ、

明日も生きるぞ、さあ何を食おう?と考える。

 

わが家では最近、いろいろ混ぜて飯を炊く。

今使ってるのは熊本県産発芽玄米使用の十一雑穀米。

 

くまモンが付いているせいか、

義母はお菓子だと思ってて、

時々こっそり開けて中身を見て

がっかりしているようだ。

 

でも認知症には、お好きな銀シャリよりも

こちらのほうがいいそうなんですよ。

 

 おりべまこと電子書籍

ロンドンのハムカツ

ASIN: B086T349V1        ¥282

 「食」こそ、すべての文化のみなもと。

その大鍋には経済も産業も、科学も宗教も、日々の生活も深遠な思想・哲学も、

すべてがスープのように溶け込んでいる。

「食べる」を学び、遊び、モグモグ語る面白エッセイ集。ブログから33編を厳選・リライト。

 もくじ

・お米と田んぼとお母ちゃんのニッポン!

・お米を研ぐ理由と人間の味と匂いの話 

・永遠の現物支給 : 2018年3月15日

・フツーのおにぎりでも日本のコメなら800円!?

・ロンドンのハムカツ

 

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生まれて生きて繁殖して死んでいく僕ら

 

春の喜びは生きる喜びと結びついている。

花を見ながら、人間も地球の一部であることを

自覚させられるからかも知れない。

 

近年、テクノロジーの進化とともに、

農業に関心が寄せられていること、

若い人の就農が増えていることも、

これと関係しているのではないかという気がする。

 

昨年来のコロナ禍でめっきり減ってしまっているが、

農業関係の取材の仕事が

そろそろ復活するかも知れない。

 

今週はシン・エヴァにすっかり頭をやられてしまった。

ちょっとだけネタバレになるが、

あの世界観の中で、農業が出てくるのには

かなりびっくりした。

いきなり「この世界の片隅に」へ

ワープしたような感じだった。

でもそれは僕らの心象風景。

廃墟となった街も、希望の村も。

 

そしてネコも出てくる。

エヴァでネコに逢うとは思わなかった。

いい味出してるネコたちに思わず涙。

生まれて生きて繁殖して死んでいく僕ら。

そのすべてが喜びであり悲しみ。

 

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ピノキオボーイのダンス

             ¥456

21世紀からそう遠くない未来社会。

人間は労働力のみならず、エンターテインメントや精神面のケアなど、暮らしのあらゆる分野でロボットの力に頼って人生を送っている。12歳の少年の姿をしたレンタルロボットはダンサーとなって喝采を浴びるが、やがて戦場に送り出される。人間とロボットとの間で明滅する光と闇を描くSF長編ファンタジー小説。

 

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シン・エヴァンゲリオンと卒業式2021

 

「シン・エヴァ、庵野監督とエヴァファンの卒業式だった」

 

昨夜、息子から来たショートメッセージに心動かされた。

いいセリフじゃないか。

僕は碇ゲンドウと違って息子に甘いので、

わが子ながら「よく言った」と褒めてしまう。

 

「卒業」という日本語は美しい。

納得のいく終わりも迎えられた時に

本当の意味での卒業という言葉を使うことができる。

そして未来に行くことができる。

 

僕にはもう人生の卒業式しか残されていないが、

コロナで死んでも、地震でも死んでも、

いつでも「卒業」を迎えられるように生きたいと思う。

 

皆さんも「卒業」という言葉を大事にしてください。

そして、絶対に僕にシン・エヴァの情報を流さないでください。

AmzonPrimeで過去作のおさらいをしたら観に行きます。

 

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21世紀からそう遠くない未来社会。

人間は労働力のみならず、エンターテインメントや精神面のケアなど、暮らしのあらゆる分野でロボットの力に頼って人生を送っている。12歳の少年の姿をしたレンタルロボットはダンサーとなって喝采を浴びるが、やがて戦場に送り出される。人間とロボットとの間で明滅する光と闇を描くSF長編ファンタジー小説。

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3・11「生と死をみつめるシンポジウム」で グリーフサポートについて考える

月刊仏事の仕事で

武蔵小金井駅前の宮地楽器音楽ホールにて

「生と死をみつめるシンポジウム」を取材。

 

企画は先月も取材した葬儀社・小金井祭典の是枝嗣人社長。

認知症についても研究しており、

遺族が抱える死別・喪失による悲嘆(グリーフ)を

どうサポートしていくかをとても真摯に考えている。

まだ若く、会社も小さいが、

今後の葬儀業界をリードしていく人物だ。

 

基調講演はその是枝氏のグリーフサポートの先生に当たる

株式会社GSIの橋爪謙一郎社長。

アメリカで学んだグリーフサポートのノウハウを

日本人に合うようアレンジし、

グリーフという概念自体を普及させた開拓者である。

 

さらに小金井で子どものグリーフサポートの団体を運営する

代表、研究に携わる僧侶らを交えての

パネルディスカッションが行われた。

 

ゲストとしてバチカンの枢機卿も登場する予定だったが、

イタリアでコロナの変異株による感染者が急増しており、

入国がかなわなかったという。

また、当初の予定に反して緊急事態宣言が延長されたため、

規模を大幅に縮小して開催された。

 

このシンポジウムは夜に開かれたコンサート

「第8回バチカンより日本へ祈りのレクイエム」の前座である。

同コンサートは12日、渋谷のオーチャードホールでも開かれる。

 

大切な人を失くした時のグリーフとどう向き合うかは、

今後、多くの人にとっての重要なテーマ。

今回のシンポジウムは大変充実した内容で、

グリーフに興味のある人なら

是枝氏、橋爪氏の話やパネルディスカッションは

きっと良い参考になると思う。

 

後日、収録されたYouTube動画が

小金井祭典のホームページから配信される予定なので、

アップされたらまたお知らせします。

 

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昭和エッセイ集:

昭和96年の思い出ピクニック

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アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、新聞配達、家族、そして戦争――昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、僕たちは昭和の物語から離れられない。海を埋めたて、山を切り開き、明日へ向かって進んだ果てに

見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を1960(昭和35)年生まれの著者が探検する面白まじめエッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から30篇を厳選・リライト。

 

もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

 

・永遠の昭和 明日のための1960年代・70年代   ほか

 

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春だけど自分にいいこと何かやってる?

 

コブシの白い花が咲くと春のプロローグという感じがする。

今日は天気も良く暖かくなって、川沿いを散歩すると、

花、鳥、子ども群団、ワンコたちがわらわらと湧いていた。

これは義母が大好きな風景だ。

 

部屋の中にいても「今日は面白そうだ」ということが

感じ取れるらしく、午前と午後、2回、

長い散歩に連れ出さなくてはならなくなった。

おかげでマイペースが乱され、仕事はさっぱり捗らなかった。

 

しかし義母は、感じることが最も大切であり、

自分が「いいね」と感じたもの、好きなものが

自分の生きる基本だということを教えてくれる。

認知症の人はそういう点がとってもピュアである。

 

自分にとって自分らしい生き方はどんなものかは、

じつは誰もがとっくの昔に知っている。

 

けれども、いろんな人の価値観や

社会の要請、国の要請、会社の要請、

家族の要請などによって、

自分の大事でない「大事なもの」を

世のため、人のためだという大義のもとに

お仕着せられているのだ。

 

情報化社会で情報がいっぱいあるのはいいけど。

自分に不要な情報で脳をいっぱいにしてしまうと、

人は簡単におかしくなる。

 

緊急事態宣言がなかなか解除されないが、

ちょっと近所を散歩して、外の空気を吸って

一度、頭をカラにして

新しい季節を感じた方がいいと思う。

 

自分にとって本当に大事なものを大事にして生きたい。

 

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もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

・さらばショーケン:カッコ悪いカッコよさを体現した1970年代のヒーロー

・さらば平成――みんなが昭和に帰りたがった30年

・永遠の昭和 明日のための1960年代・70年代   ほか

 

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「わたしを離さないで」と「ノルウェイの森」: 恋愛から遠ざかり、恋愛小説に歩み寄る

 

先週、AmazonPrimeでドラマ「わたしを離さないで」を

一気観したことを書いた。

そのドラマの感触が何かによく似ているなぁ、

何なんだろうと思っていたが、

それが村上春樹の小説「ノルウェイの森」だと気づいた。

 

じつは3年ほど前に村上春樹の初期作品を立て続けに

再読したことがある。

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読み終え、

しばらくしてから「ノルウェイの森」も読んだ。

 

二つのストーリーは共通したところはないのだが、

全体を貫くトーンと言うか、悲しみの色合いみたいなものが

よく似ていると感じるのだ。

 

「ノルウェイの森」は1987年の発売当時、

大ベストセラーになったので、読んだ人も多いだろう。

そして多分、嫌いになった人も多いだろう。

村上春樹を嫌いな人は

たいてい「ノルウェイの森」の悪口を言う。

 

僕が最初に呼んだのは20代後半の頃だったが、

それまでの現実世界から少しズレた、

クールで、幻想的な味わいのある作品が好きだったので、

何とも言えない違和感を覚えた。

 

そして、あのグダグダした感傷的で鬱病的な恋愛の世界と、

濡れ場の描写の妙なリアル感がかなり気持ち悪くもあった。

 

当時、女性の友人らともあの小説について話したが、

一体何を話していたのか、さっぱり思い出せない。

 

たぶん僕も彼女らも、誰もまともなことは言えなかったのだろう。

売れてるし、恋愛がテーマだから読んどくか、

みたいなノリだったのだろうと思う。

 

僕もその頃は恋愛は本の中ではなく、現実の世界にあった。

 

しかし、それから30年経って再読した「ノルウェイの森」は

全然違う世界だった。

 

けっしてすごい傑作だとは思わない。

やっぱりグダグダしてて感傷的で鬱病的なのだが、

それがひどくリアルに自然に感じられ、

抵抗なく受け入れることができた。

 

そして舞台となっている1970年の空気も

ひどく肌になじんだ。

タイムマシン効果というやつだろうか?

 

大事なものを失うこと、

何か得体の知れない巨大なものに奪われること、

抗いようもなく損なわれること、

それでも癒し癒されながら生きようとすること―ー

そうしたものが描かれている気がする。

 

そう考えてみると、「わたしを離さないで」も

こういった要素を含んだドラマだった。

 

こんな劇的な悲恋を体験したことなどないし、

そもそも僕にとって恋愛は遠い世界になった。

 

もうあんな面倒くさいことにわが身を投じる

気力も体力もない。

 

ただ、恋愛について考えることはできる。

半分は性的衝動だが、あとの半分は何なのだろう?と。

10代の子どものように恋に恋しているのかもしれない。

 

今年はどこかで時間を作って

「ノルウェイの森」をもう一度読んでみようと思う。

 

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春の小川流さらさら仕事術

 

3月になったからか。急に仕事が忙しくなった。

首都圏以外で緊急事態宣言が解除され、

コロナ終息の視界が開けてきたのもあるのかも。

 

それと同時に割と時間の余裕があった2月の間は、

さっぱり進まなかった創作活動も

ひらめきを得て冬眠から醒めたように始動。

今月中に新しい短編を出す予定が出来た。

 

あちこち案件を同時進行させるためには、

タイムマージメントが必須。

僕の場合、そのポイントは

それぞれ早めに、

春の小川みたいな流れを作っておくということ。

 

どういうことかというと、

締め切りが早いAとBの仕事を

先にやらなくてはいけないと思うと、

どうしても他のC、D、Eなどの仕事を

後回しにせざるを得ない。

 

けれども丸ごと後回しにしてるとダメ。

丸ごと後回しにすると、Aが出来上がる頃には

他の締め切りが迫ってきて焦る状態になる。

 

そうならないようにするためには、

抱えている案件をとにかくすべて一斉に

“とりあえず始める”こと。

 

1行・2行でも何か大見出しや

リード文のような文章が書ければベストだが、

時間がないのだからそこまでやらなくても

ファイルを作ってタイトルをつけるだけでもいい。

クライアントの名前を書いておくだけでもいい。

 

これだけでも頭の中に泉が湧き出すところができて、

チョロチョロとした流れになっていく。

 

わずかでもそうした水脈が脳の地層の深部にできていると、

その後の作業が集中しやすくなり、

時間的にも早く進むし、質も良くなる。

科学的な根拠はないけど、そうしたイメージを持つことが大事。

 

パソコンやスマホ、エアコンなどの機械と一緒。

最初の起ち上げ時にはパワーと時間がかかる。

とりあえず起動させとけば、

スリープモードにしておいても、

戻ったときにストレス少なく楽に動かせる。

 

あと、大事なことは疲れて効率が落ちた時、

無理に頑張ろうとせず、さっさと休むか寝るかする。

「もう駄目だぁ~」と思っても、人間、日々ちゃんと生き返る。

そう信じること。思い込むこと。

 

自信や希望を持つというのは、べつに難しいことでなく、

そうした単純な当たり前のことを

地道に繰り返せるかどうかだと思う。

 

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週末の懐メロ⑲:マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン/クイーン

 

僕にとってクイーンの最高傑作アルバムは間違いなく

1973年リリースの「クイーンⅡ」である。

「マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン」は

その劇的な構成美のクライマックスを飾る

クイーン・オブ・クイーンズとでも呼びたくなる曲だ。

 

デビューアルバムは大半が前身のバンド・

スマイル時代にやっていた曲か、

それを焼き直したものだったので、

「Ⅱ」が本格的なクイーンのスタート、

そして、フレディ・マーキュリーの才能が

爆発した作品でもある。

 

このアルバムは光と闇の世界の対比を描いた

コンセプトアルバムになっており、

アナログ盤ではA面がホワイトサイド、

B面がブラックサイドになっている。

 

英国のダークファンタジーに素材を取ったブラックサイドでは、

悪鬼や妖精が跳梁跋扈する曲がメドレーでつながっている。

4曲目に登場する「マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン」は

その世界観を集約した最高の聞かせどころだ。

 

スリリングな曲展開とドラマチックな構成は、

当初、ツェッペリンのパクリだの、

イエスの物まねなどと、

イギリスの音楽評論家にけなされていたが、

日本のファン(評論家ではない)は、

この頃からすでにクイーンの音楽を高く評価していた。

 

おそらく今でも日本では、世界的なバンドになった後期よりも

この時代の“ブリティッシュ・クイーン”のほうが

人気が高いのでがないかと思う。

 

2018年の映画「ボヘミアン・ラプソディ」では開始早々、

フレディ・マーキュリーが

ブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンド

「スマイル」に出逢い、

脱退したヴォーカリストに替わってメンバーになる。

 

その後、バンド名を「クイーン」にして

ライブハウスに登場するのだが、

そこで「炎のロックンロール」を勝手に歌詞を替えて

歌ってしまうシーンが最高に面白かった。

 

そのシーン、その歌詞は、映画のテーマでもある

彼の生き方・不安定なアイデンティティの問題にも

関わっている。

 

映画自体は人間の掘り下げが非常に甘く、

むかし音楽雑誌で読んだクイーンのエピソードを

つぎはぎしただけのストーリーで

まったくの期待外れだった。

 

ただ、マーキュリーが抱えていた問題は伝わった。

 

イギリスという国でマイノリティとして生きる

自分とはいったい何者なのか?

 

このブラッククイーンにはマーキュリー自身が投影されている。

彼は自分が何者なのかを知るために、

英国の闇の女王・ブラッククイーンとなって

自分の心の中にある闇の部分を

洗いざらい表出しようとしたのだ。

 

楽曲の美しさ・カッコよさもさることながら、

そうした視点から聴いても面白いのではないかと思う。

 

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223実験未来都市「ウーブン・シティ」の日本情緒

 

昨日-ー2月23日、富士山を望む静岡県裾野市に

トヨタの実験未来都市「ウーブン・シティ」の建設が

いよいよ始まった。

2020年末に閉鎖したトヨタ自動車東日本の

東富士工場(静岡県裾野市)の跡地がその場所。

 

パナソニックと組んで

「脱・20世紀型自動車メーカー」を進める

トヨタの未来構想は壮大。

 

テクノロジーを駆使して、

地球環境と今後の人間の暮らしに配慮した

まちづくりは世界の注目を浴びるだろう。

 

一応、4年後の2025年に完成させ、

子育て世代や高齢者、「発明家」が実際に暮らしてみて、

問題点を吸い上げ、どんどんアップデートしていくという。

 

「20世紀脳」はこうした未来都市に憧れを抱く一方で、

AI・ロボットに管理されるシステムに怖れと嫌悪を感じていた。

 

僕も10年前だったら拒否反応のほうが強かったかも知れない。

けど、このニュースを見て思うのは、

これから先、高齢化したとき、

何年でもいいからこうしたウーブン・シティみたいな街に

住んでみたいということ。

やっぱ、ここまで来たら「未来を見て死にたい」

ということだろうか。

 

それにしてもこのウーブン・シティ、

霊峰・富士のお膝元というだけでなく、

わざわざ富士山のごろ合わせのである

223(ふ・じ・さん)の日に鍬入れをして縁起を担ぎ、

ちゃんと地鎮祭を行って神様に祈願する、といったところは、

いかにも日本らしくて思わす笑みが漏れる。

 

あんまりクール過ぎず、エッジを立たせず、

まぁるくほっこり、あったかさを感じる未来であることは

喜ばしい。

 

 

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どうして僕はロボットじゃないんだろう?

 

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再評価してほしいドラマ「わたしを離さないで」

 

昨日はAmazon Primeで5年前にTBSで放送されたドラマ

「わたしを離さないで」にはまり、

午後から深夜までかけて10話イッキ観してしまった。

 

原作はノーベル賞作家・カズオ・イシグロの同名小説。

ドラマは原作の文学性をきちんと踏まえつつ、

後半は独自のドラマチックな展開も作っていて

ものすごく高質なドラマに仕上がっている。

 

3人の男女の過酷な運命の果て、

綾瀬はるか演じる主人公が海から戻ってくる

ラストシーンは、最近観た映画やドラマの中でも

最も美しいラストだった。

 

水川あさみがタイトルの言葉を叫ぶシーンも

脳裏に貼りついたまま、引き剥がせない。

 

ストーリーの骨格となる

臓器移植とかクローン人間という題材は

平和な日常生活からはかけ離れたもの。

自分も含めて当事者にならなければ目を瞑りたいものだが、

この物語の本当のテーマは、そことは違ったところにある。

 

人間は自分の運命とどう向き合い、

どう生きていけばいいのか。

 

社会に自分の何かを提供し、貢献することと

自分の幸福を追求することとを

どう両立させればいいのか。

 

そのうえで愛や友情やどう育て、

人間同士の絆を作っていけばいいのか。

 

そうしたことを問いかけ、心の深部に響いてきて、

見終わった後もなかなか日常に戻れなくなるくらいの

インパクトがあった。

 

ただ、明るく描きようがない題材なだけに、

(美しいけれども)暗く重いトーンが敬遠されたのか、

放送当時の視聴率は相当ひどかったようである。

 

確かに仕事や家事や子育てで疲れて

1日終えた心身で観るには

ちょっとヘヴィすぎるのかもしれない。

 

けれども今はAmazon Primなどの

動画配信が充実しており、

ほぼ無料に近い低料金で楽しめる。

その意味ではとても恵まれた時代になっている。

 

視聴率だけがすべてではない。

放送当時の人気は芳しくなくても、

面白い作品、優れた内容の作品、

そしてそのとき限りでなく、

この先も永い生命力を持ち得るであろう作品を

自分が好きな時間・好きな場所で

くり返し何度でも楽しむことができるのは嬉しい限り。

 

これからは作り手も視聴率ありきでなく、

そうした意識を持って制作するべきだろう。

 

「わたしを離さないで」は

脚本・演出・俳優、どれも高いレベルにあって

原作への愛とリスペクト、

ドラマ作りに対するチャレンジ精神と誇りと良心を感じさせる。

ぜひ再評価されてほしいと願っている。

 

それにしても主演のひとり、三浦春馬は、

生命の価値を問いかける、

こんな素晴らしい作品で好演しながら、

どうしてあの若さで自殺などしてしまったのか。

今さらながら、とてもとても残念でならない。

 

「昭和96年の思い出ピクニック」

おりべまこと ASIN: B08WR79ZCR ¥318

アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、新聞配達、家族、そして戦争――昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、僕たちは昭和の物語から離れられない。

海を埋めたて、山を切り開き、明日へ向かって進んだ果てに見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を1960(昭和35)年生まれの著者が探検する面白まじめエッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から30篇を厳選・リライト。

 もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

・さらばショーケン:カッコ悪いカッコよさを体現した1970年代のヒーロー

・さらば平成――みんなが昭和に帰りたがった30年

・永遠の昭和 明日のための1960年代・70年代   ほか

 

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オリンピックの「選手ファースト」は選手自身がつくる

 

今までオリンピックの問題について

批判的なことを書く時は、

「選手の方には申しわけないけど・・」と言ってきた。

 

その気持ちは嘘ではないけど、

若い選手の人たちは次々に起こる

大人たちのゴタゴタをどう思っているのだろうか?

とても気になる。

 

森会長の件だけではない。

東京2020のオリンピックは開催が決まってから、

競技場やエンブレムの問題をはじめ、

各競技の連盟・協会のトラブル

(ボクシング、体操、柔道、テコンドーなど)が続出。

 

こういうことって、どこの国でも起こることなんだろうか?

日本は特別?

 

そのへんはよくわからないけど、

利権まみれ、大人の事情まみれの中で

選手が金メダルを追求する意味って何なのか?

 

「毎日勝つために必死でトレーニングしているのに、

そんなヒマねーよ」

と言われるだろうが、

この際、選手も監督とかコーチとか、

組織の人たちや、いろいろお世話してくれてる人たちに

任せていないで、

自分で自問自答してみてはどうだろう?

そして、いっそのこと自分が運営に関わってみてはどうだろう?

 

現銀実的じゃないかもしれないけど、

利権ファーストじゃなく、

選手ファーストのオリンピックにするには、

それくらいのことが必要なんじゃないかと思う。

 

今のままでは、なんだか選手たちが

利権ゲームの手ゴマにされているようにさえ思えてくる。

 

アスリートの人たちは

生まれた時からオリンピックがあり、

最初からオリンピックありきで考えるから、

その舞台が夢になり、目標になる。

才能がある人ほどそうなる。

 

だけど、それが自分の人生にどういう意味があるのかを

ちゃんと考えて取り組んでもいいと思う。

 

選手生命は短い。

競技を辞めた後は長いセカンドライフが待っている。

スポットを浴び、人々の記憶に残るのは

一握りのメダリストだけ。

それでもいいというなら、それでいい。

 

でも、自分の未来をつくるうえでも、

オリンピックの勝ち負けだけで

燃え尽きてしまってはいけないと思う。

 

どんな方法があるか、具体的には示せないけど、

選手ファーストは選手自身がつくるべきではないか。

 

 

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★9日(火)17:00~11日(木)16:59

どうして僕はロボットじゃないんだろう? (AI・ロボット エッセイ)

 

社会のニーズに応え、生活に入り込み、世界を変革していくAI・ロボット。はたしてやつらは人間の敵か味方か? 上司か部下か? ライバルか友だちか? ただの機械に過ぎないのか、それとも人類の子どもなのか?

2016年夏から2020年夏まで、AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる4年間の考察を読み物にした、おりべまことの面白まじめエッセイ集。ブログから33編を厳選・リライト。

 

●もくじ

・介護士・看護師は人間か、ロボットか?

・インターネットがつくるフォークロア

・こちとら機械だのロボットだのじゃねえ。人間でぃ!

・聖書から始まった「人間VS機械」

 

・子どもはどうしてロボットが好きなのか? ほか

 

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週末の懐メロ⑯:少女/五輪真弓

 

子どもの頃、僕が暮らしていた小さな家には縁側があって、

柿と柘榴と無花果の木が生えていた。

猫の額ほどの小さな庭だったが、

子どもの目にはずいぶんと広く見えた。

 

縁側では祖父や祖母といっしょに

みかんやお菓子などを食べていた記憶がある。

真冬に白い雪が積もっていたこともあった。

 

中学生の頃、出逢ったこの歌は

そんな情景を思い出させてくれる。

 

そして、いつもこの歌の主人公の少女は

いくつなのだろう? と考えてきた。

 

歌詞の1番の少女は9歳じゃないかと思う。

2番の少女は19歳だろうか。

 

9歳の少女は夢が崩れるのを見ても

縁側に座っているしかなかった。

けれど、19歳の少女は色あせた夢を捨てて

垣根の向こうへ旅立つことができた。

 

だけども最近、もしかしかしたらどちらも

本当は90歳のばあちゃんなのかもしれない

と考えるようになった。

 

叶えた夢も、叶えられなかった夢も、

いずれは手放さなくてはならない。

老いた時、人はそのことを知る。

 

そして9歳でも、19歳でも、90歳でも、

どの女にもその内側に少女がいるのだ。

 

人間は経験しなくても、勉強しなくても

生まれながらに生きる知恵と勇気を携えている。

その人ならではの知見もたくさんある。

 

五輪真弓はそんな普遍的な人間存在への思いを

美しい旋律に乗せた。

男の中にも少女がいることを伝えた。

一生の伴侶となる歌に出逢えたのは、

とても幸福なことだと思う。

 

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★7日(日)17:00~9日(火)16:59

ポップミュージックをこよなく愛した

僕らの時代の妄想力 (音楽エッセイ)

 

 

★11日(水)17:00~13日(木)16:59

神ってるナマケモノ (動物エッセイ)

 

★13日(木)17:00~15日(土)16:59

子ども時間の深呼吸 (子どもエッセイ)

 

★15日(土)17:00~17日(月)16:59

ロンドンのハムカツ (食べるエッセイ)

 

18日(火)新刊「昭和96年の思い出ピクニック」発売予定!

 


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お寺の詐欺事件とレ・ミゼラブルと宗教者の存在意義について

 

先日、金融詐欺で3000万円を騙し取られた

お坊さんの話を書いたが、

昨日はコロナで失業した男からお金を騙し取られたという

ニュースを見た。

ただし、こちらの金額は1万円である。

 

「コロナで働き先ない 43歳、寺から1万円詐欺容疑」

(朝日新聞デジタル)

https://www.asahi.com/articles/ASP255H22P25UTIL01T.html

 

住所不定無職の43歳の男が、コロナ禍で仕事を失ったうえ、

実家に帰る費用がないと嘘をつき、東京都足立区の寺の

住職の息子から現金1万円をだまし取ったとして、

詐欺容疑で逮捕されたという。

 

住職の息子は「交通費を貸してほしい」と相談されて

貸したが、1カ月が過ぎても返金がないので

警察に相談に行った。

 

警察は都内のほかの寺院に注意喚起し、

借金を頼まれたら警察に通報するよう要請していた。

 

そこへこの男が今月3日に中野区の寺で

借金を頼んだことがわかり、

現場で取り押さえられたという。

 

このニュースを見て、ぱっと頭に浮かんだのは

「レ・ミゼラブル」である。

 

貧しさ故、パンを盗んで牢屋に入れられた

主人公ジャン・バルジャン。

やっと出てきて路頭に迷った末に、

拾ってもらい慈悲を掛けてもらった教会から

恩を仇で返すかのように、高価な銀食器を盗み出した。

 

すぐに警察に捕まって「これはおたくの食器ですね」

と警官に尋ねられた神父様は、

「はい、さようです。しかし、これは私がこの人に譲ったもの。

これだけではない。この教会にある銀食器はすべてこの人に

譲ったのです。

さあ、これも持っていきなさい。これも、これも」と、

持ちきれないほどの銀食器を持たせる。

 

思い出しながら書いているので正確ではないが、

とにかくそんな神父様の慈悲の心に触れ、

こころ動かされたジャン・バルジャンは、

貧しさに負けていた自分を恥じて悔い改め、

まっとうな人間への道を歩み始める。

 

世界名作「レ・ミゼラブル」序盤の

最も感動的なシーンである。

 

で、思った。

どうしてこの足立区の住職の息子をはじめ、

金をだまし取られたという都内のお坊さんたちは、

宗教者でありながら、このレ・ミゼの神父様のような

広い心がないのだろうか? と。

 

そんなの作り話じゃんか、同じことできるわけないだろ!

と言われればそれまでだ。

しかしたとえば、この詐欺男に対して、

 

「それは大変ですね。

1万円ではその場しのぎにしかならないでしょう。

10万円持っていきなさい。いや、それでも足りない。

100万円あれば生活をやり直せるのでは?

わたしの貯金を取り崩しましょう。何ならもっと・・・」

 

とでも言えば、詐欺男も動揺して

「も、申し訳ありません、お坊様。

私は嘘をついておりました。どうかお許しください!」

 

と改心し、生まれ変わる

・・・という展開だってあり得たかもしれない。

半分冗談だけど、半分は本気です。

 

こんな悪事、こんな詐欺を放っちゃおけない、

という正義感で警察に訴えたのかも知れない。

 

だけど、世間一般と同じ論理、同じ善悪の基準でしか

人間に対せないのなら、

宗教者の存在意義って、どこにあるのだろう?

 

宗教者はやっぱりレ・ミゼの神父様のようであってほしい。

少なくともその片鱗くらい見せてほしい。

もちろん、超能力とか霊能力の類は要りません。

 

説教だけでなく、人の心を動かすような

立ち居振る舞いをしてほしい。

 

コロナ禍で困っている人が大勢いる今こそ

存在感を発揮するべきではないか。

 

この男だって最初は騙してやろうというつもりではなく、

本当に困っていたのではないか?

お寺なら何とかしてくれると思ったから来たのではないか?

それで最初は返すつもりだったけど、

なかなかうまくいかず、つい甘えてしまっただけではないのか?

同情し過ぎ、弁護し過ぎだろうか?

 

いずれにしても、

ああ、やっぱり人間には宗教というものが必要なんだ、

神様や仏様を敬わなきゃだめだと、

思い知らせてほしいのだけど、

現代では難しいことなんだろうね、たぶん。

 

 

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★7日(日)17:00~9日(火)16:59

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

(音楽エッセイ)

 

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18日(火)新刊:昭和エッセイ発売予定!

 

どうぞお楽しみに!

 


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リターンした支払調書・年賀状とゲットしたお年玉

 

1月も終わりに近づくと、

ぼちぼち確定申告のことが気になってくる。

 

経費のうち、とりあえず交通費を計算してみた。

打ち合わせなどは8割方リモートになり、

取材も半分以上がリモートなので、交通費は激減。

平均してひと月に3回程度しか

電車に乗ってないことが判明した。

あなたはどうでしょう?

 

移動時間は頭の切り替えになったり、遠足になったり、

割と集中して本を読めたりもするので、

一概に無駄な時間とは言えない。

 

だけど、コロナをきっかけに

あの通勤地獄はなくなったほうがいいと思う。

僕は人生からあの時間を削除するために

フリーランスになった。

 

ところでもう一つ気になっていたのが、

レギュラーワークをやっている会社から

まだ支払い調書(源泉徴収票)が届いていないことだ。

 

おかしいなと思って経理の人にメールしたら、

先週送ったとのこと。

在宅勤務をやってて出社してないので、確認していないが、

もし郵便事故だったら会社に返ってきている、という。

 

そう言えばこの会社、去年も旧住所に送ってきた。

去年の1月は引っ越して1年未満だったので、

配達してくれたが、今年は送り主に返ってしまうのだ。

 

調べてもらったら、

「申し訳ありません。旧住所の登録から更新されておらず、

届いていないのが確実になりました。

こちらの経理で登録しているご住所を更新させていただきます。

添付にて、支払調書のExcelデータをお送りいたします」

というお返事。

 

うーむ、あれだけ毎月、請求書に住所を書いていても、

そんなの見てないわけね。

 

そういえば今年は正月過ぎても五月雨式に

年賀状が来ていたけど、揃って

「前の樹所に出して戻ってきてました」。

うーむ、一昨年、ちゃんと住所変更のお知らせを

送ったはずだけど、そんなの見てないわけね。

 

と言っている自分も同じことやっていると思う、たぶん。

みんな忙しいからね、リアルでもバーチャルでも、

仕事でも遊びでも、ふだんからのやり取りがない人の

住所が変わったって、なかなか気が付かない。

くどいくらいに確かめたり、

アピールしたりしないと駄目なようだ。

 

でもいちばん最後に来た年賀状が、お年玉当たってた。

切手シートだけど、大入り袋みたいなデザインで、

はじっこに「LUCKY💛」なんて書いてある。

人間万事塞翁が馬。

ありがとちゃん、お友だち。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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冬の散歩道

 

「テレワークをやるようになったので」

「介護していた主人が亡くなったので」

理由はいろいろだけど、それまでの暮らしが変わって

最近、川沿いを散歩するようになったという人に何人か逢った。

聞くと、僕たちよりもずっと昔からこのあたりに

住んでいる人たちだ。

 

すぐ近くにあっても、タイミングが合わなければ

ともに生きることはない。

人生は長いようで短い。

何と巡り合うかは運しだい。

それをどう大事にするかは自分の意思しだい。

 

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宇宙を旅するお年頃

 

昨日の誕生日にはいろいろメッセージをいただきました。

どうもありがとうございます。

 

還暦を過ぎるとだんだん若返っていきます。

この1年で僕は1歳若返りました。

ただし、それは精神面や感受性のお話で、

肉体的な年齢とはだんだん乖離していきます。

 

老眼は年々ひどくなり、

疲れやすく集中力も長続きしません。

これからはこうした精神と肉体のギャップを

どうごまかして埋め合わせていくかが課題となりそうです。

 

心がけているのは脳内の清掃です。

心にも体にもいちばんよくないのは

ゴミ情報を貯め込んでしまうことだと思います。

 

頭の中に詰まったゴミ情報は、

そのままストレスに変質します。

それで内臓をやられたり、健康を損なってしまう人が

かなり多いのではないかと推察します。

ほかの人にとっては有効な情報でも

自分にとってはゴミであることもあります。

いや、たぶん、そっちのほうが多いでしょう。

 

自分は何者で、何がやりたいのか、この先どうなりたいのか、

そのためにどんな情報が必要で、どんな情報は不要なのか。

きちんと言語化できてなくてもいいですが、

そうしたことをある程度意識して

情報整理しながら生きて行かなくてはいけないと思います。

 

この情報化社会、ちょっと外を歩いたり、

ちょっとデバイスに向き合ったりすれば、

湯水のようなにいろんな情報が入りこんできます。

そのうち9割以上は自分にいらない情報なので、

あっという間に脳の中はゴミだらけ。

 

朝はクリーンでピカピカでも

夜になると汚染されて窒息しかけてます。

そもそも僕は脳のキャパシティが小さいので、

できるだけ日々、情報デトックスしていかなくてはなりません。

 

いろんなことを書いてはSNSやブログで発信し、

それだけでは飽き足らずに本まで出すのは、

そうした自分のためという意味合いがあるのだと思います。

 

でもいろいろ書いていると、

思ってもみなかった面白い発見に巡り合えます。

あなたもいいい歳になってきたなと思ったら、

機会を作って何らかのアプローチで

自分の脳内を覗いてみてください。

わりと広大な宇宙を旅できるかも知れません。

 

1月21日(木)17:00~24日(日)16:59

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ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

 

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●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌

●阿久悠の作詞入門

●余命9ヵ月のピアニスト

●ローリング・ストーンズと新選組の相似点について

ング・クリムゾンの伝説と21世紀版「風に語りて」

●プログレッシヴ・ロックスターの死①:ジョン・ウエットンの訃報、そしてロンドンの寿司

●プログレッシヴ・ロックスターの死②:キース・エマーソンの尊厳死(1周忌に捧ぐ) 

●勝手にビートルズ・ベストテン

●中学生時代の「エリナ・リグビー」の衝撃と和訳演奏

●純情ストーカー男と純心DV願望女の昭和歌謡

●人間は幸せに慣れると、幸せであることを忘れてしまう

●義弟のアナログレコードと帰ってきたカレン・カーペンター

●いちご畑で抱きしめて

●ダイヤモンドをつけたルーシーとの別れとジュリアンの心の修復作業

●抹消された20世紀パンクと想像力の中で生きる19世紀型スチームパンク

●悲しいことなんてぶっとばすロックンロールバンドのモンキービジネス

●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」とYESの3文字の秘密

●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」と「イマジン」の秘密

●いろいろな人が弾くから、心に響くロンドンのピアノ

●ストリートミュージックが商品になった街ロンドン

●アナログレコードとの再会

●見捨てられた恋人のようだったアナログレコードが、 なぜ絶滅の淵から回帰したのか?

●さすらいのレコード・コレクター:男のバカバカしくて痛快な生きザマ

●クリスマスにちょっとだけ世界と自分を変える

●森田童子の思い出:僕らの時代の子守唄

●自分をリライトする

●よみがえる死者・よみがえる歌:AIの音楽

●20世紀の愛と平和のロックなんて忘れてしまっていた

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コロナ対策はやっぱりあまびえ祈願しかない?

 

昨日は所用で吉祥寺へGone。

午前に行ったのですいていたが、

お昼ごろ、帰る頃にはけっこう人出があった。

平日でも午後は割と混んでいるようだ。

緊急事態宣言、どこ吹く風?

 

しかも商店街では

「緊急事態宣言発令中。外出を控えましょう」という

呼びかけの看板が出ている。

 

みんなに来てほしい商店街が

「外出を控えましょう」という矛盾したセリフを吐く。

こういう“よじれ”が現在の状況を表している気がする。

 

はっきり言って、人々のマインドは

コロナとの戦いに飽きている。

 

自暴自棄とまでは言わないが、

かなり厭戦ムード、諦めムードが濃い。

 

どうもコロナの感染拡大を

人為的に抑止できることはごく限られている。

ワクチン接種が始まれば少しは好転するかもしれないが、

あんまり楽観視もできない。

 

けど、若者や健康な人にとっては

それほど怖い病気でもなさそうだし、

この嵐が去るまで、ストレス最小限で

なんとかやり過ごせばいいんじゃね?

といったモードに入っているのではないか。

自然に終息するのをお祈りして待つしかない、

と考えている人が大半だと思う。

 

昨年、志村けんさんが

コロナで亡くなったショックも

もうほとんどの人は忘れているだろう。

 

なので飲食店や観光業を苦しめるような施策は

あんまり効果があるとは思えない。

締め付ければ締め付けるほど

反発とストレスが高まるばかりである。

 

日本人は基本的に共同体体質で、

自分の意見や権利を強硬に主張する人は少ない。

 

だからアナウンスの仕方を変えて、

抵抗なく生活習慣を変えて、

感染予防をがんばろう、という方向に

持っていけないだろうか。

 

テレワークは進めるべきだけど、

その他の施策は経済と天秤にかけて見直さないと、

2月になってもこのまま状況が変わらず、

ずるずる緊急事態宣言が長期化するという

最悪の事態になりそうな気がする。

 

僕も吉祥寺の駅のあまびえ祈願絵馬を書いて祈ってきた。

毎日コツコツ祈れば、何かいいアイデアが浮かぶかも?

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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理想を無視したオリンピックは「おしまいDEATH」

 

先日、「オリパラでコロナ終息のシナリオ」

という記事を書いたとき、

オリパラは「できるか、できないか」じゃなくて、

「やるか、やらないか」だと言った。

 

外国メディアが「できるの?」と騒ぎだすと、

外圧に弱い日本はたちまち浮足立つ。

だけどIOCがやめると言わない限り、

僕はやっぱりやると思っている。

 

しかし、それは従来の華やかなオリンピックとは

かけ離れた形で開かれることだろう。

 

今の状況から見て、到底

「人類がコロナに打ち勝った証としての祭典」になりそうにない。

観客も外国からの選手もよくて半分程度。

悪ければ無観客、選手も1~2割の参加。

 

日本では大問題になっているが、

他の国は関係者以外、オリンピックなんてどうでもいい、

それこそ「不要不急」の最たるコンテンツだろう。

 

それでもどんな形でも

「オリンピックをやった」という事実を遺すことが大事なのだ。

未来に生き残るためにIOCは多分そう考えている。

 

「そんなのオリンピックじゃない!」という声が聞こえる。

そうなのだ、オリンピックはすでに

オワコン(終わったコンテンツ)になっている。

 

一昨年に「オリンピックをオワコンにするのは・・・」

という記事を書いたけど、図らずもコロナが

オリンピックを殺してしまった。

 

この先、2016年迄のような大会はもう開かれないのではないか。

感染症の危険、気象状況・自然災害の危険。

 

そうした危険を無視して大金を投じて開催することに

どれくらいの経済的メリットがあるのか?

 

今までは十分回収できたかもしれないが、

これからはどうなのか? 大丈夫なのか?

 

開催都市にとってあまりにもリスクが高すぎる。

2024のパリ、2028のロスは、今の東京を観て

どう思っているのだろう?

 

近代オリンピックの父であるクーベルタン男爵は、

「オリンピックの理想は人間を作ること、

つまり参加までの過程が大事であり、

オリンピックに参加することは人と付き合うこと、

すなわち世界平和の意味を含んでいる」

と考えていた。

 

そして1902年のロンドン大会における英政府主催の晩餐会で

「人生にとって大切なことは成功することではなく努力すること」

という趣旨のスピーチを行い、

「参加することに意義がある」という

オリンピックの理想を表現する名句が生まれた。

 

ところが、そうした理想など忘れて

近代オリンピックは、あまりに政治とカネもうけにまみれ過ぎた。

コロナ禍に襲われた東京2020を機に、

クーベルタンの唱えた理想・原点に戻るべきではないか。

 

この夏、開かれるであろう東京大会は

無観客だろうが、日本選手ばかりの大会だろうが、

イベントとして、お祭りとしてつまらなかろうが、

そうした新しいオリンピックの姿を見せるべきではないかと思う。

もう時代は変わってしまっている。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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池袋でふくろう時代を振り返る

 

昔から「いけふくろう」というのが池袋にいる。

それが近年、キャラクター展開されて、

大々的に「ふくろうの街」としてPRしている模様。

交番も地域を巡るコミュニティバスもふくろうだらけだ。

ホーホー。

 

月曜日の話だが、ちょっと用があって約1年ぶりに池袋へ行った。

18歳で上京したころ、

通っていた演劇学校が西池袋にあったので、

ここは東京におけるわが故郷のような街である。

そして、この街でかつて僕はフクロウだった。

ホーホー。

 

今でこそ早起きで、夜は11時を回ると

眠気に耐えられない体質になってしまったが、

かつては夜行性のフクロウ族で、

夜の池袋を飛び回っていたのだ。

ホーホー。

 

しかしこの日行ったのは、もちろん昼間。

しかも緊急事態宣言発令中。

サンシャインに続く東口はそこそこ人出があったが、

西口は閑散としていた。

 

その閑散とした中で

駅前の「コロナ感染に注意しましょう」という

親切なアナウンスと、

駅前繁華街の「客引きに注意しましょう」という

丁寧なアナウンスが混じり合って、

なんともいえない空気を醸し出していた。

 

そんな空気の中でブラブラしていたら、

この駅前繁華街

(昔はロマンス通りという名だったが、今は?)で

生まれて初めて水商売のバイトをやったことを思い出した。

 

地下1階のパブで、午後6時から11時半まで

黒服と蝶タイのウェイターをやっていた。

 

カネマツさんというあんまり水っぽくないマネージャーと、

ナガミさんという思い切り水っぽいサブマネ、

そしてキツネとタヌキのコンビみたいな女の子らと

一緒に働いていた。

 

ボトルキープ期限切れのウィスキーを1本に集めて

新品として出したり、

ミネラルウォーターの瓶に水道水を入れて200円で売っていた。

レーズンバターなるつまみをこの店で初めて見た。

渇きものでどれも1,000円くらいとってたような気がする。

けっこうインチキビジネス。

 

生演奏をするバンドが入っていて、

サンタナの「哀愁のヨーロッパ」

「ブラックマジックウーマン」や

プロコルハルムの「蒼い影」が十八番だった。

 

「蒼い影」になると、真ん中のホールでカップルが

チークダンスをしていた。

ヤクザのおっさんもよくきて凄みをきかせていた。

僕が休みの日だったけど、一度、暴れたことがあったらしい。

 

その時代の池袋には

まだ戦後のヤミ市の残滓みたいなものがあったのかもしれない。

汚くて野蛮な部分もあったけど、奇妙なぬくもりもあった。

昭和の体温とでもいうのだろうか。

ホーホー。

 

そういえば3年前に演劇学校の同窓会をやって、

やっぱり故郷・池袋はいいなぁと思ったが、

さすがに昔のように夜通し飲むという気分にはならなかった。

 

もう夜の街を飛び回ることもないのだろうけど、

池袋のフクロウには何だか親近感を感じる。

 

ちなみに、ただの駄洒落で「いけふくろう」

なのだろうと思ってたけど、

この近辺の雑司ヶ谷の森には

野生のフクロウだかミミズクだかがいるらしい。

しかも今でも。

本当だったら探索して鳴き声だけでも聞きたいものだ。

ホーホー。

 

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もくじ

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●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

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2021年1月12日の謹賀新年と年賀状をめぐる随想

 

鏡開きも終わって、家の中からも世の中からも

正月ムードが消えた、と思っていたら、

3通も年賀状が届いた。

 

「前の住所に送ってしまったので返ってきた」

という人が今年は何人もいた。

今日来た3人も1人はそう言っている。

おそらく後のふたりも同じだろう。

 

一昨年の夏に引っ越したが、

横着して喪中ハガキと新住所のお知らせを兼ねて

送ったのがよくなかったか。

前年と少し遡ってチェックして、

知らせるべき人には知らせておいたはずだけど・・・。

 

齢を取ってくると、どこでも家族が亡くなったりして、

喪中で年賀状をお休みすることが増える。

そうすると、その年来なかった人には出さなくなる。

 

いや、自分にとって大事な人ならちゃんとチェックするが、

そうでなければ忘れてしまうのだ。

あるいは何年も会っておらず、仕事でも繋がりがなくなり、

心も通わない、それこそ形だけの付き合いの相手なら

「ま、もういいか」とスルーしてしまう。

 

こうして年々年賀状のやり取りが減っていき、

今ではいちばん多かった時期の半分以下になっている。

 

もともと年が明けてから仕事ですぐ会う人には出さなかったし、

最近はメールやSNSで「おめでとう」と

挨拶を交わす人も増えている。

虚礼廃止、形骸化した慣習をやめるべしと

自ら唱えることもあった。

必然的な結果なのだろう。

 

でも、だからこそ却って、いまだに年賀状をやり取りする人には

大事にせなあかんなという思いを抱く。

仕事関係はごくわずか。

家族・兄弟が少々。

あとは昔の演劇関係の仲間がいちばん多く、

一緒にバイトをやってた職場の友だち、

一緒に仕事をやった仲間たち。

そして小中の同級生。

中には何年どころか、何十年もあってない人もいる。

一度、途切れたけど、なぜかまたやり取りが復活した人もいる。

 

そして毎年やり取りしていた相手から来ないと、

ちょっと心配になる。

今年はそれが6人いた。

そのうち3人は今日来たのでひと安心だが、あとの3人は・・・。

なんかあったのか?

まさかコロナで死んだりしてないか?

 

昨年の年賀状のコマーシャルで

「あの人の人生に、わたし、まだいた」だったっけ? 

うろおぼえだけど、そんなコピーがあった。

 

かつてはめんどくさいので書きたくない、と思っていたけど、

今はわりかし大切に思える。

気づいたのはやり取りしている人のほとんどが、

損得勘定の欄外にいる人たちということだ。

結局はそういう関係がいつまでも残る。

 

そのうち日本郵便の回し者として、

「日本の年賀状文化を守れ!」と言い出し、

運動を起こすかもしれない。

 

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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オリパラが目標となってコロナ禍は終息へ向かうというシナリオ

 

首都圏には2度目の緊急事態宣言が出された。

1ヵ月で済めばいいが、暖かくなるまでは続くと

覚悟しておいた方がいいかもしれない。

 

しかし逆に言えば、この冬を乗り切れば、

明るい光が見えてくる可能性があるのではないか。

 

先が見えないと不安が増すばかりなので、

何となくこれからのシナリオを書いてみる。

 

何と言っても日本にはこの夏、

オリンピック・パラリンピックを開催するという大命題がある。

僕はもともと反対派だけど、コロナ終息のためには

オリパラは希望への一里塚になる。

どうせなら有効活用した方がよい。

 

巷では「できるか・できないか」みたいな議論をしているけど、

全然まとはずれだ。

オリパラは「できるか・できないか」じゃななく、

「やるか・やらないか」である。

 

その点ではもう結論は出ている。

IOCもJOCも「やる」と言っている以上、

政府にも東京都にも「やらない」という選択肢はない。

(いろいろ利権の問題もあるし、やらざるを得ない状況。

そのへんはまた別の機会に)

 

日本のコロナ死者がアメリカやイギリス並みに増えるような

状況になればわからないが、

そうでない限りは、国民が何と言おうと絶対やるだろう。

 

しかし、もちろん国民を黙らせたいから、

オリパラ実現のためにベストを尽くすに違いない。

してもらわなくては困る。

その切り札はやっぱりワクチンだ。

 

緊急事態宣言を継続して、春先には何とか

感染者数を落ち着かせ、ワクチン接種をスタートさせる。

 

ワクチン接種の際に重要なのは情報操作である。

人々の多くはこの1年にわたる情報洪水で

「コロナ脳」になってしまっているので、

そのコロナ脳の改善が、感染症対策と同じくらい重要だ。

 

「ワクチンがあるからもう大丈夫です」と、

不安を和ませる一方で、

「でも、ワクチンは重症化のリスクを軽減するもので、

感染を防げるわけではない。

だからこれまで通り、感染防止対策は個々で続けてくださいね」

といったイクスキューズも

十全にアナウンスしんくてはならないだろう。

その塩梅を誤ると、またもや混乱が生じてしまう。

 

ワクチンにはいろいろ問題がある。

副作用の心配もあるし、

次々と生まれてくるかも知れない変異種に対して

どこまで有効なのか、という疑問もある。

 

けれどもそんなことを言っていたらきりがない。

とにかくオリンピック前には、コロナ脳の人たちを減らし、

100%ではないにせよ、

社会を従来の状態に近づけていかなくてはならない。

 

コロナは「ただの風邪」とは言えないにせよ、

「インフルエンザ程度のもの」という

社会通念を醸造する必要があるのだ。

 

そのためにワクチンという最終兵器を

1日でも早く行きわたらせるだろう。

経済復興のためにも、そこは最善を尽くすはずだ。

 

苦しんでいる飲食業・観光業の皆さんも、

オリパラまであと半年の辛抱(十分長いけど)と心得て

なんとかがんばり続けましょう。

 

そして、今年の秋からはコロナと共存する時代になる。

 

人々のコロナに対する考え方・思い込み、

ひいて言えば社会通念が変われば、

厄介ではあっても、

コロナはそんなに怖い病気ではなくなるはず。

 

実態は大して変わらないとしても、

「国はちゃんとワクチンも提供してますよ」と

言える状況が作れれば、社会は前進する。

 

とまぁ、シナリオを書いてみましたが、

果たしてどうなるか?

いずれにしても飛沫感染に気を付け、まめな手洗いを

コツコツやりながら状況を注視していきましょう。

 

1月11日(月) 発売予定

AmazonKindle電子書籍・おりべまことエッセイ集

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勝手にビートルズ・ベストテン

●純情ストーカー男と純心DV願望女の昭和歌謡

いちご畑で抱きしめて

ダイヤモンドをつけたルーシーとの別れと心の修復作業

●冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える  ほか

 


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コロナ禍の冬をどう乗り切るか、自分自身で考えなくてはならない

 

ついこの間、東京の感染者数が

とうとう1000人を超えたと思ったら、

あっと言う間に2000人超。

そして2度目の首都圏緊急事態宣言。

 

これはイギリスで発見された変異型が侵入したせいなのか、

詳しいことは分からないが、

ちょっと今までとは違う空気を感じる。

倍々で増えていく可能性もある。

これから冬真っ盛り。

大騒ぎするのはよくないけど、楽観視もできなさそうだ。

 

政策を批判する声も大きいけど、

僕は日本はそれなりに頑張っていると思う。

拙いところ・何やってるんだと腹立たしいところも

多々あるけど、

命も経済も守りたい、という気持ちは伝わる。

 

医療がこれだけひっ迫してしまっているのも、

できる限り、多くの人を助けようとしている結果、

こうなっているのではないか。

 

僕たちは全員が平等に医療を受けられるのは

当たり前だと思っているけど、

世界基準はそうではないと思う。

 

アメリカをはじめ、インドでもブラジルでもヨーロッパ各国でも

日本と比較にならないほど死亡者が出ている。

 

これらの国でコロナ患者が日本のようにちゃんと

治療を受けられているかといえば、そうではない。

アメリカでは貧乏人は病院なんかに入院できない。

 

中国は抑え込んでうまくやっているように見える。

ただ、あれは中国政府が感染予防の大義名分で、

徹底した管理体制を強めているからではないか。

「管理されようが何だろうが、ないより命が大事」とするなら

中国みたいな道も取れるかもしれないが、

あなたはそれを日本の政府に望むのだろうか?

 

もちろん医局の問題とか、日本にも医療の闇の部分は大きい。

しかし、その点を差し引いても、

国民皆保険制度という建前がある限り、

日本の医療は、治してほしいと訴える人を放置はしないし、

できない。

 

外国の例だけでなく、

日本全国を襲った100年前のスペイン風邪だって、

多くの患者は放置されてそのまま。

助かる・助からないは、ほとんど運次第だった。

 

べつに政府や知事の弁護も味方もするつもりはないけど、

僕たちは豊かで恵まれているということを踏まえて、

モノを言ったり、行動した方がいいと思う。

 

政府や知事に批判・意見をぶつけるのは結構だけど、

ダダをこねているだけでは状況はまったく好転しない。

 

自然災害と同じなのだから、ある面、諦めも必要である。

この冬をどう乗り切るか、どうすれば心身の健康を保てるか、

自分自身で考えなくては。

 

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遅れたって全然オーケーの初詣

 

正月三が日が終わったので、

もうすいているだろうということで、

カミさんと義母と大宮八幡宮に初詣。

朝10時半ごろだったけど、思ったとおり空いていて、

巫女さんも3人の写真を撮ってくれた。

 

元旦と同じく、

自分と周囲を信じること、

成長し続けること、

いつでも笑うこと、

おまけとして「欲張らないこと」を祈願・宣誓した。

 

義母のためにカエルのお守りをプレゼント。

この神宮は「副神(?)」として

「幸せなでがえる」という大きな石があり、

カエルが神宮のカジュアルな側面の

キャラクターになっている。

 

若ガエル、生きカエル、よみガエル、

みちガエル、お金がカエル、お家にカエル、

自分にカエルと、カエルは縁起物なのです。

 

幸福おみくじを引いたらカミさんと義母は吉、

僕は大吉。

お宮さんもこんなご時世なので、

吉や大吉を増やしていると思うけど、

ここは素直に乗っかっちゃったほうが元気になる。

元気を出したい人は、ぜひこれから初詣へ。

節分までに済ませればオーケーですよ。

 

朝は人が少なく境内の空気もきれいなので、

午前中がおすすめです。

 

 

おりべまこと年越し無料キャンペーン

第2クールは2日夕方から4日夕方まで。

面白まじめなネタ帳エッセイ集4タイトル。

お正月後半のおつまみに!

 

1月2日(土)17:00~1月4日(月)16:59

●どうして僕はロボットじゃないんだろう?

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社気を劇的に変えるAI・ロボット・インターネット・DXにまつわる考察を面白まじめな読み物に。ブログから33編を収録。

 

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イマジネーションを掻き立てる、地球上の137万種類の動物たちについてのエピソードやあれこれ考えたこと。ブログから36編を収録。

 

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自分のなかにいる子どもにアクセスしてみれば、自分にとっての正解がわかる。〈少年時代の思い出〉×〈子育て体験〉×〈内なる子どもの物語〉。ブログから40編を収録。

 

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「食」こそ文化のみなもと。その大鍋には経済も産業も、科学も宗教も、日々の生活も深遠な思想・哲学も、すべてがスープのように溶け込んでいる。ブログから33編を収録。

  

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新刊予告 エッセイ集:音楽

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

 

1月9日(土)発売予定。お楽しみに!


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天晴新年2021+おりべまこと年越しキャンペーン

 

謹賀新年。

おめでた晴れの元旦の朝。

あまりに気持ちよくて朝から2回も散歩してしまった。

めでたいタカも、かわいいメジロも、

モズも、シジュカラも、

おいしそうにまるまる太ったカモたちも

木の上、水の上でにぎやかに歌っている。

下流の方角にお宮があるので、

そちらへ向かって今年は橋の上から初詣。

自分と周りの人たちを信じること。

自分なりの成長を一歩ずつでも続けること。

いつでも笑いを忘れないこと。

3つのことをお願い、というか誓いました。

コロナに心折れることなく、

楽しいお正月、良い1年を送りましょう。

 

 

 

おりべまこと電子書籍2020➡2021年越し

4日間連続無料キャンペーン。

第1クールは大みそか夕方から2日夕方まで。

おとなも楽しい少年少女小説6タイトル。

あなたの素敵な初夢のおともに!

 

12月31日(木)17:00~1月2日(土)16:59

 

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天国で「いたちのいのち」をもらったフェレットと、おとなになりかけの女の子との暮らしを描く長編童話。

表紙は動物マンガ・イラストの第一人者・麻乃真純が担当。

 

●ざしきわらしに勇気の歌を  ASIN: B08K9BRPY6

認知症の寅平老人が、人々を脅かす妖怪「むりかべ」に立ち向かうざしきわらしのために勇気の出る歌を歌うお話。

 

●ピノキオボーイのダンス  ASIN: B08F1ZFLQ6

廃棄された少年ロボットが、出逢った路上のダンサーからダンスを習い、やがてスターに。しかし、その先に待っていたものは・・・人間とロボットの未来を描くSF長編小説。

 

●オナラよ永遠に  ASIN: B085BZF8VZ

学校でオナラを漏らしてしまった女の子をかばった少年は、未来からやってきたオナラ男とともに、人々を洗脳する謎のウィルスと戦う。抱腹SFラブコメディ。

 

●茶トラのネコマタと金の林檎  ASIN: B084HJW6PG

老女の夢とも現とも知れぬ物語に振り回されて金の林檎を探索する私立探偵が見つけたのは・・・人間の心の不思議を描くミステリアスコメディ。

 

●魚のいない水族館  ASIN: B08473JL9F

失業した男が、町はずれにある魚のいない水族館で仕事を得ると、思ってもみなかった現実が展開する。ちょっとシュールな短編小説。

 

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茅の輪くぐりでさらば厄年

 

結局、自分はなんかモノ書くしかやりたいこともないし、

できることもないなぁと気づいた今年。

小説とエッセイの電子書籍を10冊出した。

これらから人生の基礎をつくった年だった。

 

と振り返ってみて、そういえば今年は厄年だったことを思い出した。

といってもコロナで世界全体が厄年みたいになったので、

何だかフクザツな気分である。

 

でもまぁ個人的には良い年だったので、

元旦に厄払いしてもらった大宮八幡宮の神様に

ありがとうを言わねばと、

大掃除の合間を縫って出かけて行った。

 

年末恒例、悪いことをお祓いする茅の輪くぐり。

よく憶えてないが、疫病退散の効力を高めるためか、

心なしか今年はいつもより立派な気がする。

 

今年から来年にかけては、

初詣よりもこっちのほうが大事かもしれません。

境内もすいてますよ。

 

来年の初詣は今度の厄年の人や、願掛け命の人や、

三が日にお参りしないと私は不幸になってしまいますぅ~

という方にお譲りして、僕はすいた頃にご挨拶に伺います。

 

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10タイトル

年越し無料キャンペーン

2020・12/31(木)17:00~

2021・1/4(月)16:59

 

・いたちのいのち 

・ざしきわらしに勇気の歌を 

・ピノキオボーイのダンス 

・オナラよ永遠に   

・茶トラのネコマタと金の林檎 

・魚のいない水族館 

・神ってるナマケモノ

子ども時間の深呼吸

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自由な気持ちで、丁寧に生きる

 

コロナ禍でいろいろ行動が制限されて、

子どもたちがかわいそうとかいう人がいるけど、

子どもはコロナなんて関係なく、毎日楽しく生きている。

子どもには過去の蓄積がない。

子どもは自由だ。

 

かわいそうなのは長年、慣れ親しんできた習慣が崩れて、

悲しみ、寂しがっている大人のほうだ。

 

生き方とか考え方を変えろということなんだろう、きっと。

これまでこうやってクリスマスは騒いでたのに。

こうやって年末とお正月を過ごしてきたのに。

と、のにのに・・・とこだわっていると

ストレスが溜まるばかり。

 

100年前――大正期のスペインかぜは

全世界で3年にわたって続いた。

幕末から明治のはじめにかけては20年余りの間に、

コレラやはしかなど、疫病が繰り返し大流行した。

 

そのたびに価値観が大きく揺らぎ、時代が変わった。

歴史を俯瞰してみると、戦後70年あまりが安泰過ぎたともいえる。

ワクチンなどに期待しすぎず、

ちょっと覚悟をしたほうがいいかもしれない。

 

いま、いちばん必要なのは、

過度にコロナに恐怖心を抱くのでなく、

かと言って「どうでもいいや」と自棄的になるのでなく、

丁寧に物ごとを考え、丁寧に生きるよう心がけること。

そして、子どものように自由な気持ちで

毎日を楽しむことだと思う。

 

 

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・いたちのいのち ¥520 ASIN: B08P8WSRVB

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いい夢見ようクリスマス

 

クリスマスもお正月もコロナの話で埋め尽くされそうだ。

疫病の流行はこれまでの歴史で何度かあったが、

人類は絶滅せずに何とか世界は続いてきた。

心配かもしれないけど、ちゃんと対策をして、

あとは陽気に過ごしましょう。

でも病院の厄介になるようなことになると困るので、

食い過ぎ・飲み過ぎにはくれぐれもご用心。

それからケガにも。

というわけで、メリークリスマス。

いい夢見てね。

 

 

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続・再読「嵐が丘」: 呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語

 

掴みどころのない、漠然とした抽象的な前半のドラマと比べて、

キャサリン2世を主軸とする後半の人間ドラマは

実に鮮明でリアリティがある。

 

エミリー・ブロンテはたぶん

前半はシェイクスピア劇などをなぞって書いていたが、

キャサリン2世が生まれてから感情移入情して

物語を書けるようになった。

そして最後まで書き上げた後で

前半をリライトしたのではないか。

愛すべき若きキャサリンは、執筆時、

まだ20代だったエミリーそのままではないかと思える。

 

キャサリン、

リントン・ヒースクリフ(ヒースクリフとイザベラの息子)、

ヘアトン・アーンショウ(ヒンドリーとフランシスの息子)

という3人の子ども世代のキャラクターが繰り広げる

人間ドラマはとても緻密で、その関係性は興味深い。

それぞれの心理がとても巧みに、丁寧に描かれている。

 

父ヒースクリフの手駒にされ、

キャサリン2世と結婚して死ぬ

リントン・ヒースクリフの卑劣で狡猾で、

情けないキャラクターは、

父親よりもはるかに悪役として面白い。

 

ヘアトンは子どもの頃にマインドコントロールされてしまって、

ヒースクリフの舎弟みたいな形で生活している。

けれども、リントンとの結婚によって嵐が丘に幽閉された

キャサリン2世と恋に落ち、

洗脳が解けて眠っていた知性がめざめる。

そして二人で力を合わせて暴君に立ち向かい、

結果的にヒースクリフを滅ぼすという下りは、

とてもドラマチックだ。

 

自分を虐げた嵐が丘(アーンショウ家)と

鶫の辻(リントン家)をわがものにし、

復讐を成し遂げたと思ったヒースクリフは、

最後に両家の血を引く子どもたちから

大どんでん返しを喰らい、滅ぼされるのだ。

 

これはキャサリン2世が、そしてヘアトン・アーンショウが、

先代がつくった過酷な運命を克服し、

自分たちの人生を切り開いていく物語なのである。

 

こうやってキャサリン2世を

「嵐が丘」の真の主人公として見ると、

前半のヒースクリフと母キャサリンの恋愛ドラマは、

彼女のトラウマであり、背負わされた宿命である事がわかる。

 

ヒースクリフと母キャサリンは、

リアルな登場人物というより、

一種のメタファー(暗喩)のような存在で、

この嵐が丘の荒々しい自然、

荒ぶる神のようなものを具現化しているのかも知れない。

 

また、鶫の辻(リントン家)を理性や日常、社会、

顕在意識の象徴とするなら、

嵐が丘(アーンショウ家)は感情や非日常、人間の本質、

潜在意識の象徴と言えるのかも知れない。

 

両者は普段はバランスを保っているが、そこへ人生にたびたび起こる災厄、

今でいえばコロナ禍などが入り込んでくると、

そのバランスは崩されてしまう。

ヒースクリフという人物は、それを表現した形なのではないかと思える。

 

また、訳者である鴻巣友季子さんもあとがきで書いているが、

母娘2代のキャサリンをひとつながりと捉えると、

キャサリン・アーンショウは、

エドガーと結婚してキャサリン・リントンとなり、

新しく生まれた娘のキャサリン・リントンは、

リントン・ヒースクリフとの結婚によって、

キャサリン・ヒースクリフとなるが、

最後にヘアトン・アーンショウと結ばれて、

キャサリン・アーンショウに戻る。

そうした女性の転身のダイナミズムも感じられて、

この物語を読み応えあるものにしている。

 

他にもナレーターのスタイルと構成の巧みさ、

ジョウゼフといった名脇役の面白さ、

ゴシックホラーっぽい要素など、読みどころは満載だ。

 

「呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語」という

僕の読み方が正しいのかどうかはわからない。

でも正しいとか、間違っているかはどうでもいい。

その人なりの読み方・楽しみ方ができるところが、

古典文学の奥深さ、世界名作の偉大さである。

 

再読してみてよかった。

新しい発見があり、

人生の課題が一つクリアされたような気分になった。

若い人もお齢の人も、

死ぬまでにぜひ一度は読んでみてください。

 

 

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再読「嵐が丘」:呪われた家族・愛情関係から解き放たれる少女の物語

 

何十年かぶりに「嵐が丘」を再読してみた。

1847年。19世紀半ばに発表された

エミリー・ブロンテ唯一の小説。

それが世界文学史上屈指の名作として読み継がれてきた。

 

世間一般の評価は稀代の恋愛小説、悲恋物語となっている。

しかし。

ぜんぜん違う。そんな話じゃない。

 

これは少女(キャサリン・リントン=キャサリン2世)が、

呪われた家族関係・歪んだ愛情関係の鎖から

みずからを解き放つ物語である。

そう感じた。

 

中学生の時にダイジェスト版を読んで、

20代の時に完全版(旧訳)を読んで、

ロンドンで暮らしていた時に英語版(これもダイジェスト)も

読んだ。

映画も芝居も観たし、

ケイト・ブッシュの歌は40年間愛聴している。

(日本では明石家さんまのTV番組

「恋のから騒ぎ」のテーマ曲として有名)

 

だけど、なんだかよくわからなかった。

どうしてこの話が名作として後世にまで残されているんだろう?

キャサリンとヒースクリフの大恋愛、大悲恋もの?

僕もその頭で読んでいたのだが、全然ピンと来ない。

 

よほど恋愛音痴なのだろうか?

女の心がわからないのだろうか?

そういうセンスはあまりないほうだと思うが、

それにしても・・・と、数十年間モヤモヤしていた。

 

しかし今回、「新世紀決定版」と称する

鴻巣友季子さんの新訳(新潮文庫)で読んでみて、

そのモヤモヤが霧散した。

 

主題を、一見主人公と思えるヒースクリフでなく、

彼と恋に落ちる

キャサリン・アーンショウ(母キャサリン)でもなく、

キャサリン・リントン(娘キャサリン=キャサリン2世)に

置くと、すごく面白い人間ドラマの傑作として読める。

 

この物語の本当の主人公は少女のキャサリン2世であり、

彼女が登場するまでの前半のヒースクリフと

母キャサリンとの恋愛などは

バックストーリーに過ぎない。

 

「嵐が丘」が恋愛小説として評価されたのは、

発表から100年余りの間、

女も男もまだ自由に恋愛が出来ない時代だったからだと思う。

 

だから女性は、

現実的にはエドガー・リントンのような理性的で、

それなりの社会的地位を持った男(だけどつまらない男)を

結婚相手に選びながら、

“愛しちゃいけないと分かっているのに”

ヒースクリフのような破天荒で悪魔的な男の魅力に

ひかれただろう。

 

とは言え、僕にはこのヒースクリフという男の

どこがそんなに魅力的なのか、さっぱりわからない。

 

魅力的な悪役というのは古今東西いろいろいて、

どうやら作者はシェイクスピアが好きらしく、

オセロとかリチャード3世をモデルに

この人物を造形したのだと推察する。

 

だけどぶっちゃけ、あんまりちゃんと描けていない。

ずいぶんと雑で散漫なキャラクターになっているのだ。

 

リバプールで拾われた孤児という設定だが、

そもそも生い立ちがわからないし、

なんで大金持ちになって嵐が丘へ戻ってくるのかもわからない。

 

戻ってきてから事業主として何か仕事をしている様子もない。

ロンドンへ行って博打で大儲けしたとか、

何か犯罪に手を染めたとか、

そういう類のことなのだろうか?

ミステリアスと言えば聞こえがいいが、

単なる作者の書き込み不足としか思えない。

 

この物語をヒースクリフの復讐譚とする解釈もあるようだ。

確かに子ども時代、

アーンショウ家の人々からいじめられたり

差別されたりはするが、

彼を拾ったオールド・アーンショウ(キャサリンの父親)は、

彼を実の子どもたちよりかわいがっており、

ヒースクリフ自身もそれを利用して狡猾に行動しているので、

同情するに値しない。

 

後半にいたってはほとんどDV男、

子どもを虐待する家庭内暴力の元締めとなっており、

その暴力や残忍さの裏にある奥深さなど

まったく感じられないのだ。

 

どうもこの作者のエミリーさんという人は、

文学者としては天才だったかもしれないが、

男とは一度も関係を持つことがなかったのではないか。

(彼女は嵐が丘を書き終えた後、30歳で死んでいる)

 

ヒースクリフは、19世紀のイギリスの片田舎に住む、

抑圧された若い女性の妄想の産物だという気がする。

 

キャサリンも単なる気性の激しいわかがまま女と言う感じ。

ヒースクリフと幼馴染で仲がいいというのはわかるが、

そんな大恋愛に発展するような要素が、

どう読んでも見当たらない。

 

彼女自身もまったく魅力的でないし、共感もできない。

むしろ僕は彼女の夫となり、家族の行く末に悩むエドガーに

同情と共感を感じる。

 

エドガーとイザベラの兄妹は、

ヒースクリフとキャサリンよりも

人物造型が具体的でよくできているし、

イザベラがヒースクリフに惚れてしまう

過程のほうがよくわかる。

彼女は結婚してDVの餌食になってしまうのだが。

 

今回読んで驚いたのは、

キャサリンが死ぬのと引き換えに

子ども(キャサリン2世)を産むところ。

いや、正確に言えば、知らぬ間に娘は“生まれていた”。

 

母キャサリンはお産ではなく、精神病のような形で死ぬのだが、

彼女がお腹に子どもを宿していたという描写は、

生きている間、かけらもない。

 

この作者は女なのに、どうすれば子どもを身ごもるのか、

産み落とすのか、知っていたのだろうか? 

という疑念さえ湧く。

 

べつにベッドシーンや官能的なシーンを描く

必要はないにしても、

ちょっとはそういうニュアンスを匂わせる言動がないと、

あまりに唐突だ。

現代のドラマなら「リアリティがなさすぎる」の一言で

アウトになる。

 

しかし、この物語の本番はここからだ。

母の命と引き換えに産まれたキャサリン2世のキャラクターは

親世代とは見違えるほど魅力的で愛らしい。

 

そして彼女はおそるべき暴君ヒースクリフに立ち向かう

凛々しいプリンセスとして描かれる。

世界名作「嵐が丘」の真価はこの後半にある。

 

長くなったので明日へ続く。

 

 

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戦時下のメリークリスマス

 

今年もSさんからクリスマスカードが届いた。

例年と変わらず素敵なクラフトアート。

 

外仕事も昨日のゲラチェックと打ち合わせで終了し、

年末年始モードに入ったが、

内職はまだたんまり残っている。

 

この年末年始は戦時下みたいなものになりそうだ。

(と言っても戦時下の経験はないけど)

GoToトラベルも忘年会も新年会もなし。

確か昨年は若者の「忘年会スルー」が話題になったが、

今年のコロナ禍をきっかけに、会社の忘年会とかは、

みんなが心から楽しめるものでない限り、

廃れていくと思う。

 

飲食業界、観光業界の人たちは、

もう忘年会・新年会需要に頼らないほうがいい。

そもそもが前時代的な習慣なので。

 

もしやるなら「昭和の忘年会」とか

コンセプチュアルなパーティーを企画した方が

若者受けするのではないかな。

サンタとトナカイコンビみたいな感じで、

「昭和おやじ」と「昭和おばさん」が余興に登場するとか。

お呼びがかかれば、おやじ役として参上しまっせ。

来年以降の話だけどね。

 

それにしても医療機関がヤバそうなので、

コロナはもちろん、へたに風邪ひとつひけない状況だ。

この間も書いたけど、実はそっちの急病やケガのほうが怖い。

 

おとなしくしているか、やっぱり盛り上がりたいかは

あなた次第だけど、そのへん十分考えて、ご注意ください。

 

僕は年末年始は日常と同じく粛々とやり過ごし、

コリコリまた小説やエッセイなどの書き物をする予定です。

 

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「2020年の挑戦」への挑戦が終わる

 

コロナ、コロナに明け暮れた2020年が終わろうとしている。

日本はの感染者数、重症者数、死亡者数、

どれをとってもアメリカやヨーロッパなどとは桁違いに低い。

にも拘わらず医療機関はひっ迫し、危機的状況にあるという。

これでは病気になっても怪我をしても

診てもらえない可能性がある。

コロナよりも急病や事故の方がよっぽど怖いともいえる。

 

なんでこんなことになってしまうのか?

日本なんて及びもつかないほど患者数が爆発している他の国では

医療はいったい今どうなっているのだろう?

ネットでちょこちょこ調べてみたが、

最近の状況はよくわからない。

 

春先はあちこちから医療崩壊、葬儀崩壊、

遺体をスケートリンクに収納とか、

冷凍トラックに積み込んでいるとか、

ショッキングなニュースがどんどん飛び込んできたが、

この冬はそういう話は聞かない。

 

一説によれば他国では医療崩壊を

とっくに超えてしまったという。

お金を出せば重症になっても治療を受けられるが、

貧乏人はもうほったらかしだという。

 

そんなアホな、と思いつつも、

あの数を見れば、それでも納得せざるを得なくなる。

諦めろ、神に祈れ、自分の幸運を信じろ、ということか。

 

それしてもいったいなんで他国の情報はないのか?

もう皆慣れっこになってニュースバリューがないから?

それとも「これ以上、悪いニュースで

人々を心配させてはいけない」

という報道側の良心的配慮? から?

 

片や、経済への影響が甚大で、

自殺者数の増加は、確実にコロナの影響による倒産・解雇が

原因になっているという指摘もある。

 

GOTOトラベル、GOTOイートの経済効果は絶大で、

観光業、飲食業の人たちの多くがおかげで一息つけたのも事実。

自殺者の増加が抑えられた面もあると思う。

 

何が良くて何が悪いのか、頭が混乱してくる。

いったいこのコロナ禍の真実はどこにあるのか?

渦中にいる限りはわからない。

たぶん過ぎて何年かしてから、やっと気づくことなのだろう。

 

2020年はこれまでの時代の終焉であり、始まりである――とは

以前からよく聞いていた。

価値観の変換――使い古され、手垢にまみれた言葉だが、

ようやくそれが現実になるときが来たようだ。

 

そういえば3年半前にブログで

「2020年の挑戦への挑戦」というエッセイを書いていた。

自分でいうのもなんだが、読み返してみると、なかなか面白い。

 

あの怪奇な「ウルトラQ」のドラマが放映された1965年、

日本の人口はまだ1億人に届かず、平均寿命も70歳だった。

あれから人も社会も激変した。

 

ケムール人ならぬ新型コロナウイルスの侵略に遭遇した人々は、

今、新しい価値観を持った人類と社会に

孵化している最中である。

 

来年、コロナは収まるかもしれないが、

その孵化活動はまだ数年間は続くだろう。

古い殻を破って外に出てきたとき、

世界はどうなっているだろう?

 

期待と不安を抱きつつ、日々、マスクして手を洗い、

劇場や映画館やお店などにもなるべく行かず、

密室っぽいところや混雑や賑やかな場所を避けて、

大人しくして過ごしている。

たぶんクリスマスも正月も。

 

この齢だからそれほど苦にならないけど、

10代、20代の頃だったら耐えられなかったかもしれない。

 

自分を見失わないよう、

がんばって凌いでくれ、若者たち。

 

 

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週末の懐メロ⑦:青春の影/財津和夫(チューリップ)

 

1974年リリースのチューリップ版

「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」。

リーダーだった財津さんのテーマ曲にもなっている。

 

何かとビートルズのパクリみたいに言われることが

多かったけど、

ビートルズへのリスペクトから愛される歌をつくり、

今に至るまで、人生の大半にわたって歌い継いできたことは

やっぱり素晴らしいことだと思う。

 

昔のチューリップの演奏もいいけど、この曲に関しては

白髪になり、老眼鏡(だよね、きっと)をかけて歌う

財津さんの姿がじつに味わい深く、歌詞の説得力も増している。

間奏のギターソロが妙に70年代っぽいところもご愛嬌。

しみじみする冬。熟成の境地。

 

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●あらすじ

カナコは10歳。小学4年生。

一人娘の子育てに悩まされながら、生活を支えるのに忙しい母親のマヨと二人暮らしをしている。

しかしもう一人、というか一匹、いっしょに暮らす同居者がいる。その名は「イタチ」。ペットのフェレットだ。学校でも家でも口をきかないカナコにとって、イタチは唯一、心を開いて話ができる親友であり家族だ。

 

国語の授業で、その大好きなイタチのことを作文に書いたら、

担任のあかり先生が目にとめ、

「すごくいいので、コンクールに出しましょう」と言ってきた。

そんなつもりじゃなかったのにと、内気なカナコは困惑し、

先生に激しく抵抗する。

 

しかし、母と先生と関わる中で、カナコはだんだん変わり始める。それをイタチは察知していた。彼女が3歳の時からずっと一緒に暮らしてきたイタチは、地球に生まれて間もないころから、自分がカナコに必要な存在だとわかっていた。

 

彼は天国にいた時の記憶を持っている。

天使だったイタチは、もともと人間として地球に生まれることを望んでいたのだが、生き物としての命を与え、地球に送る〈地球いきもの派遣センター〉の手続き上のミスによって

人間になるのを諦めた。

その代わりにフェレットとして

ワンサイクルの命をまっとうすることになったのだ。

 

子どもからちょっとおとなに変わっていくカナコと、

そのそばで天使の目を持ったまま生きるフェレットのイタチ。

それぞれの視点から代わる代わる、日常生活とその中で起こる事件の数々、そして、ふたりの別れまでのストーリーを描く。

 

なお、表紙イラストは

漫画家・イラストレーターの麻乃真純さんが制作。

「パートナー 進め!ソラ」「ほっと・ペットクリニック」「あしたはハッピードッグ」「母のバッカス」「いぬの先生」など、動物ものの作品を多数発表している。

 


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日本にも思い出ベンチ

 

一昨年(2018年)、ロンドンを旅したとき、

ケンジントン地区にあるホーランドパークで

メモリアルベンチを見て回り、記事を書いた。

 

これは故人や遺族の意志で、

故人の言葉や遺族の思いをベンチの背もたれに

刻んだり、プレートを付けたりして

公園に寄贈するというものだ。

 

いつから始まったかは知らないが、

僕がロンドンで暮らしていた35年ほど前にはすでにあった。

 

美しい公園に静かに佇み、

疲れた人を休ませてくれる

メモリアルベンチにはなぜか心に響くものがあった。

 

今まで何度も通り過ぎていたのに気が付かなかったが、

先日、近所の善福寺緑地で同様のものを発見した。

ちゃんとプレートも付けられている。

 

お墓の代わりに、なのかどうかは不明だが、

この世から去っても、ここにいて後の世代を、

べつに自分の家族でなくても、やさしく見守り、

ちょっとでも役に立つのは素敵なことだと思う。

 

 

予告「いたちのいのち」

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冬の散歩道

 

秋の落とし物を拾いながら、さざんか、さざんか咲いた道を行く。

たき火だ、たき火だ、落ち葉たき はできないけど、

ちょっとはあったかくなる。

まだまだ寒さは序の口だけど。

 

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●あらすじ

カナコは10歳。小学4年生。一人娘の子育てに悩まされながら、生活を支えるのに忙しい母親のマヨと二人暮らしをしている。しかしもう一人、というか一匹、いっしょに暮らす同居者がいる。その名は「イタチ」。ペットのフェレットだ。学校でも家でも口をきかないカナコにとって、イタチは唯一、心を開いて話ができる親友であり家族だ。

 

国語の授業で、その大好きなイタチのことを作文に書いたら、担任のあかり先生が目にとめ、「すごくいいので、コンクールに出しましょう」と言ってきた。そんなつもりじゃなかったのにと、内気なカナコは困惑し、先生に激しく抵抗する。

 

しかし、母と先生と関わる中で、カナコはだんだん変わり始める。それをイタチは察知していた。彼女が3歳の時からずっと一緒に暮らしてきたイタチは、地球に生まれて間もないころから、自分がカナコに必要な存在だとわかっていた。

 

彼は天国にいた時の記憶を持っている。天使だったイタチは、もともと人間として地球に生まれることを望んでいたのだが、生き物としての命を与え、地球に送る〈地球いきもの派遣センター〉の手続き上のミスによって人間になるのを諦め、その代わりにフェレットとしてワンサイクルの命をまっとうすることになったのだ。

 

子どもからちょっとおとなに変わっていくカナコと、そのそばで天使の目を持ったまま生きるフェレットのイタチ。それぞれの視点から代わる代わる、日常生活とその中で起こる事件の数々、そして、ふたりの別れまでのストーリーを描く。

 

なお、表紙イラストは漫画家・イラストレーターの麻乃真純が制作。「パートナー 進め!ソラ」「ほっと・ペットクリニック」「あしたはハッピードッグ」「母のバッカス」「いぬの先生」など、動物ものの作品を多数発表している。

 

目次

1.カナコ、イタチに起こされる

2.イタチ、マヨさんは起こさない

3.カナコ、朝からあかり先生に呼び出される

4.イタチ、カナコと出会ったときの話をする

5.カナコ、あかり先生に作文を読まれる

6.イタチ、自分がほんとうはどこから来たかを話す

7.カナコ、虹を超えてイタチの秘密を知る

8.イタチ、フェレットの習性について研究する

9.カナコ、あかり先生に長い宿題を出される

10.イタチ、全自動洗濯機の中でグルグル回る

11.カナコ、自分のことを作文に書く

12.イタチ、動物病院で天日干しの夢を見る

13.カナコ、雨ふりのことについて考える

14.イタチ、公園でカラスとネコに出会う

15.カナコ、イタチとはぐれたことをマヨに電話する

16.イタチ、あかり先生に拾われる

17.カナコ、帰ってきたイタチを抱きしめる

18.イタチ、どうして自分が帰ってこられたのか振り返る

21.カナコ、これから先のことで心配になる

22.イタチ、おフロ場の冒険に出かける

23.カナコ、イタチ救出作戦を実行する

24.イタチ、カナコといっしょに生きることをちかう

25.カナコ、あかり先生にラブレターを書く

26.イタチ、悪い病気にかかる

27.カナコ、イタチとお別れする

28.イタチ、空へ帰る

29.カナコ、イタチのいない暮らしをする

30.イタチ、〈いたちのいのち〉を抱きしめる

 


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12月のそこはかとなくファンタジー

 

夕刻のほんのわずかな時間、

光の魔法で川沿いの風景に神秘的な生命力が宿る。

吸い込まれそうな美しい陰影。

あと1ヵ月、今年は最後にいいことがありそうな気がする。

もちろんあなたにも。

 

●おりべまこと電子書籍新刊l

いたちのいのち 

ASIN: B08P8WSRVB ¥520

 

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●あらすじ

カナコは10歳。小学4年生。一人娘の子育てに悩まされながら、生活を支えるのに忙しい母親のマヨと二人暮らしをしている。しかしもう一人、というか一匹、いっしょに暮らす同居者がいる。その名は「イタチ」。ペットのフェレットだ。学校でも家でも口をきかないカナコにとって、イタチは唯一、心を開いて話ができる親友であり家族だ。

 

国語の授業で、その大好きなイタチのことを作文に書いたら、担任のあかり先生が目にとめ、「すごくいいので、コンクールに出しましょう」と言ってきた。そんなつもりじゃなかったのにと、内気なカナコは困惑し、先生に激しく抵抗する。

 

しかし、母と先生と関わる中で、カナコはだんだん変わり始める。それをイタチは察知していた。彼女が3歳の時からずっと一緒に暮らしてきたイタチは、地球に生まれて間もないころから、自分がカナコに必要な存在だとわかっていた。

 

彼は天国にいた時の記憶を持っている。天使だったイタチは、もともと人間として地球に生まれることを望んでいたのだが、生き物としての命を与え、地球に送る〈地球いきもの派遣センター〉の手続き上のミスによって人間になるのを諦め、その代わりにフェレットとしてワンサイクルの命をまっとうすることになったのだ。

 

子どもからちょっとおとなに変わっていくカナコと、そのそばで天使の目を持ったまま生きるフェレットのイタチ。それぞれの視点から代わる代わる、日常生活とその中で起こる事件の数々、そして、ふたりの別れまでのストーリーを描く。

 

なお、表紙イラストは漫画家・イラストレーターの麻乃真純が制作。「パートナー 進め!ソラ」「ほっと・ペットクリニック」「あしたはハッピードッグ」「母のバッカス」「いぬの先生」など、動物ものの作品を多数発表している。

 

目次

1.カナコ、イタチに起こされる

2.イタチ、マヨさんは起こさない

3.カナコ、朝からあかり先生に呼び出される

4.イタチ、カナコと出会ったときの話をする

5.カナコ、あかり先生に作文を読まれる

6.イタチ、自分がほんとうはどこから来たかを話す

7.カナコ、虹を超えてイタチの秘密を知る

8.イタチ、フェレットの習性について研究する

9.カナコ、あかり先生に長い宿題を出される

10.イタチ、全自動洗濯機の中でグルグル回る

11.カナコ、自分のことを作文に書く

12.イタチ、動物病院で天日干しの夢を見る

13.カナコ、雨ふりのことについて考える

14.イタチ、公園でカラスとネコに出会う

15.カナコ、イタチとはぐれたことをマヨに電話する

16.イタチ、あかり先生に拾われる

17.カナコ、帰ってきたイタチを抱きしめる

18.イタチ、どうして自分が帰ってこられたのか振り返る

21.カナコ、これから先のことで心配になる

22.イタチ、おフロ場の冒険に出かける

23.カナコ、イタチ救出作戦を実行する

24.イタチ、カナコといっしょに生きることをちかう

25.カナコ、あかり先生にラブレターを書く

26.イタチ、悪い病気にかかる

27.カナコ、イタチとお別れする

28.イタチ、空へ帰る

29.カナコ、イタチのいない暮らしをする

30.イタチ、〈いたちのいのち〉を抱きしめる

 


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飼い主にはペットを看取る使命がある

人間の場合は

「(子どもが)親より先に死んではいけません」と教えられるが、

動物の場合は

「親(飼い主)が子ども(ペット)より先に死んではいけません」となる。

動物を飼う以上、

飼い主は彼ら・彼女らの看取りをする使命がある。

 

そういう意識が浸透してきたのか、

ペットの葬儀供養関係事業は

この数年でかなり質が上がってきていると聞く。

 

エンディング産業展も毎年、

いろいろペット葬儀関連の業者がブースを出している。

こういうものは業界人だけでなく、

一般の人にもちゃんと見てもらっておいたほうがいいと思う。

 

今年の月刊仏事の取材では、ブース紹介も数を絞って、

わりときっちりコメントするという編集方針。

 

なので受け持ったな中で3つをペット関係にして、

グッドワークの「段ボール棺」、

フランスベッドの「ペット仏壇」、

ウーヴィーの「真珠葬」を取材した。

 

グッドワークは段ボールケースを作っている会社で、

昨年からこのペット用の段ボール棺を

Amazonで販売しているという。

簡易な棺だが、お花などを入れてあげて

そのまま火葬できるのはいいなと思った。

 (ただし、自治体によってはできないとこるもあるようなので、

お問い合わせください)

 

フランスベッドは最初、リストだけ見た時は

最近、CMなどで見かける介護用ベッドを

展示しているのかなと思ったら、

なんとペット仏壇がメイン展示だった。

 

担当に人に聞いたら「フランスペット」というシリーズを作って

ペット用のソファやベッドも開発・販売しているという。

高級なベッドメーカーのイメージがあるが、

なかなかダ洒落が効いている。

 

「仏壇」というのは便宜上の呼称で、

要は亡くなったペットをちゃんと供養するための

インテリア用品を、ということで開発したのだそうだ。

さすがに一流メーカーらしい、

シックで上品な趣のある家具になっている。

 

ウーヴィーの「真珠葬」については詳しい説明を要するので、

また後日。

 

 

★おりべまこと 電子書籍新刊★

動物ストーリー「いたちのいのち」

11月30日(月)、Amazon Kindleより発売予定

 

子どもからちょっとおとなに変わっていく小学4年生のカナコ。そして、天使の目を持ったまま生きるフェレット「イタチ」。

飼い主とペット、それぞれの視点から代わる代わる、日常生活とその中で起こる事件の数々、そして別れを描く長編小説。

「ほっとペット・クリニック」「いぬの先生」などの作品でおなじみ、日本の動物マンガの第一人者、麻乃真純さんが表紙イラストを制作。お楽しみに。

 


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終活界のヒロイン、エンディングから未来へ

 

エンディング産業展2020・最終日・最後の講演は、

終活カウンセラー協会の会長・武藤頼胡さんの講演だった。

 

10年以上前「終活」という言葉を

世の中に出したのは週刊誌だが、

それを世に広めたのは武藤さんだと思っている。

それくらい彼女の貢献度は大きい。

まさしく終活界のヒロインだ。

 

エンディング業界の仕事をしているので、

当然、彼女のことは知っており、

テレビでコメントしているのを見たり、

1年前の終活映画特集の記事には

頼んで寄稿もしてもらったりしていた。

が、実際にお会いして話を聞くのは初めてだった。

 

来場者はほとんど業界関係の人たちなので、

受講者も当然そうなのだが、そんなことは無視して

普段、一般向けに行っている内容をそのままやるという。

 

その内容を聴いてみて、

ここまで終活が普及した理由がわかった気がする。

内容はもちろんちゃんとしているが、

それ以上に彼女の語り口、キャラクターが

とても明るくて魅力的なのだ。

どんな人が、どんなイメージで語るかによって

伝わり方が全然違う。

彼女の口から出る「終活」という言葉には

辛気臭い響きはかけらもない。

 

他のいろいろな「〇活」と違って、

終活だけはすべての人に当てはまるものなので、

黙っていても広まったのだろうけど、

これほど短期間に普及したのは、

彼女のメッセンジャーとしての才能と

情熱・尽力のおかげではないだろうか。

 

さてセミナーの内容をちらっと話すと、

100歳双子のきんさん・ぎんさんが話題になった約25年前、

100歳の人は日本で約4,000人だった。

それが現在はその20倍の約8万人。

これが30年後の2050年、推定予測では

約7倍の54万人になると言われている。

 

どうもまだリアルに感じられないが、

僕も21世紀の後半まで人生が続くかもしれない。

で、たぶん多くの人は

「わー、まだまだたっぷり時間があるー」と喜ぶのでなく、

「えー、まだそんなにあるの~」と、

うんざりと不安・心配の入り混じった思いに駆られる

――というのが正直なところだろう。

 

そういう気持ちを抱かず、

明るく前向きに生きられる社会にしていくのは、

僕たち自身の責任であるように思う。

子どもや若者らに「未来を切り開け」というのはいいけど、

その前に自分たちの未来も切り開かんとね。

 

ついでに言うと、エンディング業界で働いている女性は

武藤さんだけでなく、明るい女性が多くてとても頼もしい。

エンディングから未来を拓く

――ってなんだか矛盾しているようだけど面白い。

 

 

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認知症と終活の時代がすぐそこに

 

エンディング産業展は、ブース展示のほかにセミナーがある。

今年はコロナ禍で7月から10月まで4分の1ほどの講座が

zoomを使ったウェビナーとして行なわれ、

リアル講座は昨日からの3日間で30あまり。

じつは取材のメインはこちらのほうである。

 

僕はそのうち4講座を担当しているが、

そのうちの一つが認知症専門医の講座だった。

こういう医療関係者の講座は初めてだと思う。

 

内容は、臨床医の見識に基づき、認知症患者の実態と

今後の見通しについて語るもの。

個人的に義母のこともあるので興味深く聞いた。

 

2025年、これからわずか5年後。

65歳以上の高齢者の5人に一人は(軽度を含めると)

認知症になるという。

 

その数だけでもショッキングだが、

一人暮らしの高齢者が増えると、誰にも気づかれず、

いつの間にか認知症になっていた、

というパターンも増えるという。

 

そうなると当然のことながらすべては手遅れで、

自分を客観的に見られない状態になっているので

終活もままならず、

施設に入る手続きも自分では取れない。

 

そういう人が増えると社会はどうなってしまうのか?

わずか5年先、10年先の話だが、

普通の人はあまりそんな気が回らない。

 

てか、そんなこと考えたくない。

今までそんなこと考えずに生きてきた。

見たくも聞きたくもなかった。

 

僕だって義母がいなかったら、ろくに考えなかっただろう。

しかし、そろそろ見ないふり・聞かないふりは

できなくなくなりそうだ。

 

僕たちの社会はそういう5人に一人の認知症の人たちの

面倒を見られるのだろうか?

 

この講座は終活のカテゴリーの一つとして開かれた。

これから終活関係の講座や展示はさらに増えるだろう。

認知症問題やその他の終末医療も含めて

終活関係のことがらは向こう10年、20年の

社会最大のテーマに育ちつつある。

 

 

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ばんめし時間と秋の夜長

 

認知症の義母には、人間がつくった時間は通用しない。

明るくなれば目を覚ますし、暗くなれば寝る。

子どもや動物と同じく、自然のまんまである。

認知症でんくても年寄りはみんなそうか。

 

秋の日はつるべ落とし。

そんなわけで11月に入ってしばらくしてから、

すっかり生活のリズムが変わってしまった。

 

デイサービスから帰ってくる時間はもう真っ暗である。

仕事があるからね~と言って、夕食を1時間以上も待たせると、

布団に潜り込んで、食べずに寝てしまう。

 

「ご飯食べるまで寝ないでね」と言っておいても

こっちが言ったことなど5分も経てば忘れてしまう。

タイミングを逃すともうアウトだ。

 

これをやると夜中にお腹が減って起き出したり、

まだ日が昇らない早朝から台所をウロウロしたり、

挙句の果てに着替えてひとりで出かけようとする。

 

そんなことが2度、3度あったので、

これはいかんと思って、カミさんともども

夕食の時間に気をつかうようになった。

 

とにかくデイサービスから帰ってきてから、

あるいはそれがない日は夕方の散歩から帰ってきてから、

30分で夕食にするようにした。

 

おかげでここのところ、夕食は午後6時前に食べ始める。

その分、夜の時間が伸びるので、

午後の仕事はそこそこで切り上げて、夜、仕事をする。

秋冬の間、こういう生活が続きそうだ。

 

 

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山に埋められた金の林檎を探す探偵コンビと謎の老婦人の物語。

 

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臨済宗青年僧の会主催「ジブリと禅の生き方問答」に参加

 

月刊仏事の新春特集記事として、

臨済宗青年僧の会が主催「ジブリと禅の生き方問答」をリモート取材。

2018年に出された「禅とジブリ」(鈴木敏夫/淡交社)をベースに

コロナ禍における生き方について

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと世田谷区・野沢にある

龍雲寺の細川晋輔住職との対談が行なわれた。

 

コロナ禍における生き方、

オンラインの功罪、宗教の必要性、

葬儀の在り方、新しい価値観の模索、

そして参加した僧侶らの質問に対する回答など、

盛りだくさんの2時間。

 

話の中で知ったのだが、今、若者の間では、洋画・邦画を問わず

映画を字幕付きで見るのがポピュラーになっているそうだ。

 

ドラマの流れの中で語られるセリフを字で見て、確かめて思考する。

そしてドラマの裏側にあるメッセージを探そうとする。

それだけ若者が自分に必要な言葉を求めているということか。

 

子どもの頃からのジブリファンという細川師は、

ジブリ映画を研究して、つい先日、

「禅の言葉とジブリ」(藤間書店)を出版した。

こちらはまだ読んでいないが、

今回の対談を機にぜひ読んでみようと思う。

 

 

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すべては道楽

 

歩くといろいろな人・もの・ことに出逢う。

いろいろな風景に出逢う。

がんばって走らずに道を楽しんで歩く。

 

生活するための仕事は「生業」

「僕のなりわいは‥‥」という言い方は割とカッコいい。

けど、もっとカッコイイのは「道楽」だ。

 

「道楽」とは、本来、仏教用語で

「仏道を歩むことを楽しむ」ことだという。

若僧は道楽できる高僧を目指す。

道を楽しむ。人生もまたそうであるといい。

 

生活するための仕事、やらなきゃいけない義務はしんどい。

仕事はすべからく道楽でありたい。

やんなきゃならないこともエンジョイできるように。

死ぬまで道楽息子でありたい。

 

 

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カフカの寓話②「小さな寓話」

 

「やれやれ」

と鼠がいった。

「この世は日ごとにちぢんでいく。

はじめは途方もなく広くて恐いほどだった。

一目散に走り続けていると、そのうち、かなたの右と左に壁が見えてきてホッとした。

ところがこの長い壁がみる間に合わさってきて、いまはもう最後の仕切りで、どんづまりの隅に罠が待ち構えている。走りこむしかないざまだ」

「方向を変えな」

と猫はいって、パクリと鼠に食いついた。

 

(カフカ寓話集:池内紀:編訳/新潮文庫より)

 

ちょうど100年前、1920年に書いた作品。

たったこれだけの文章の中にフランツ・カフカの世界観が収められている。

「変身」に通じる絶望と恐怖とユーモア。

 

そういえばコロナに見舞われた今年はネズミ年だった。

生きていてこの鼠のような気持ちを抱く時がある。

この世が縮みきる前に、生き方を変えていこう。

猫に食われないように。

 

 

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カフカの寓話「ロビンソン・クルーソー」

 

ロビンソン・クルーソーが島の中のもっとも高い一点、

より正確には、もっとも見晴らしのきく一点にとどまりつづけていたとしたら

ーー慰めから、恐怖から、無知から、憧れから、その理由はともかくも

――そのとき彼はいち早く、くたばっていただろう。

ロビンソン・クルーソーは沖合いを通りかかるかもしれない船や、

性能の悪い望遠鏡のことは考えず、島の調査にとりかかり、

また、それをたのしんだ。

そのため、いのちを永らえたし、理性的に当然の結果として、

その身を発見されたのである。

 

(カフカ寓話集:池内紀:編訳/新潮文庫より)

 

ある朝、目が覚めたら強大な虫になっていた・・・。

シュールな不条理小説「変身」でおなじみ、フランツ・カフカ。

そのカフカの寓話が面白い。

 

上記「ロビンソン・クルーソー」をどう解釈するかはあなた次第。

けれども、ここで示唆することが

十分に現代的なことは間違いない。

 

へんな自己啓発セミナーに通ったり、

その手の本を読んだりするより、

みんな、100年前の小説を読んだ方がいいかもね。

 

 

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永福図書館のお引越し

 

疲れると図書館に行くことが多い。

ほとんどリゾート感覚。

ずいぶん安上がりなリゾートだ。

 

本の森の中で呼吸するとリフレッシュして気分がよくなる。

圧倒的な知識の充満する世界。

身を浸していると、あー、俺は世の中のことも人間のことも

なーんも知らないな、という思いに駆られ、

もうちょっとがんばらんといかんなー、という気持ちになれる。

 

ネットで情報は取れるけど、本を読まないと知識は育てられない。

情報を知識にしていくには、そこに行き着くまでの文脈が必要だからだ。

いまは昔と違ってネットで注文すればすぐに本は届くし、

電子書籍もあるので、どこでも本は読める。

 

読みたい本がピンポイントで決まっている場合はネット上でもいいが、

図書館に行くと目的の本以外に、

予想だにしていなかった関連図書が手に取れる。

一つの山だけでなく、山脈が見えるのだ。

 

いろんな本が目に入るので、いろいろ寄り道・回り道が出来る。

思ってもみなかった発見があったり、

まったく違う種類の楽しみ見つけられる。

頭の中のマインドマップが広がる感じだ。

やっぱり図書館は楽しい。

 

田舎暮らしとか、リゾート地みたいなところに

住みたいなと思うことはあるけど、

図書館がないところで暮らしたら寂しくてしようがなくなるだろう。

なので、僕にとって図書館は楽しいというより、

生活の一部、人生の一部になっている。

 

永福図書館は長年、お世話になったところで

振り返ってみると、人生の半分近い年月、

ここに通っていた。

 

引っ越してからは高井戸図書館が最寄りになったけど、

このへんは割とよく自転車で通るので、

時間がある時は覗いていたのだ。

 

べつにクローズしちゃうわけではないので

感傷的になる必要はないのだけど、

なんだか感慨にふけってしまう。

 

中に入ってみると、美術関係の本とかはもう引っ越し先に

運び出されたようだ、棚が開いていた。

 

引っ越し先は井の頭通りからちょっと入った

もと永福体育館のあった場所。

現在地は2020年末で閉じられ、

新しい場所で2021年3月からオープンとのこと。

新しい森を楽しみにしている。

 

 

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ハリウッドストーリーがロックスターに勝った日

 

もしや、ロックスター的カリスマ力を持ったトランプ大統領が

再選されるのではないか?

 

そんな嫌な予感が外れてよかった。

とりあえず一安心。

 

しかし、まだ訴訟を起こす気でいるし、

任期だってあと2か月余り残っている。

いったい何をしでかすか、油断できない。

 

こんな怪物を相手にバイデン氏は勝利した。

まじめで誠実そうには見えるが、

カリスマ性という面でははるかにトランプに劣る。

 

大した政策もありそうになく、

キャラも立っておらず、なによりもう若くない。

(何といっても史上最高齢の大統領になる!)

 

そんなバイデン氏が勝てたのはなぜか?

 

多くの盟友と後輩たちが、そして亡き家族の思い出が

彼を支えていたからだ。

 

勝利が確定した時、ハリス副大統領候補は

「アメリカを“尊敬される国に”」と語った。

トランプ大統領の“偉大な国に”に対抗する言葉はこれかと、

ひどく感心した。

「アメリカを尊敬される国に」

次期大統領は、まるで彼女のようだ。

 

実際、そういう噂はもう常識レベル。

バイデンは傀儡、バイデンはハリスへのつなぎ、

バイデンの役目は選挙で終わりで、4年どころか、

2年後、80歳になったらハリスと交代するのではないかと

マスコミも報じている。

有権者もそれを承知で投票したのだろう。

バイデンでなく、民主党に。

 

けれども唯一、バイデン氏は人の心に訴えるものを持っている。

老齢ならではのストーリー。

詳しくはしらないが、エリートでありながら次々と家族を失い、

幸福とはほど遠いであろう人生を歩みながら、

ついにトップの座にたどり着いた。

 

トランプという、1体1で戦ったら絶対に勝てない大敵と

チームを組んで立ち向かい、勝利し、おそらくはその後を

若い世代に譲って去っていくであろう老兵のストーリーは、

まるでハリウッド映画のようだ。

 

ハリウッドがロックスターに打ち勝ったということか。

いずれにしても、まともな政治に戻りそうで良かった。

傀儡でもいい、次の時代への下準備のためにも、

バイデンさんには力の限り、がんばってほしい。

 

 

 

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週末の懐メロ:ドント・レット・ミー・ダウン/ザ・ビートルズ

 

「浄心ハイツにビートルズが来るんだって。行こか?」

と友だちに誘われたのは、中2か中3、1973年か74年のことだ。

 

浄心ハイツとは、名古屋市西区の浄心町にあった映画館である。

もちろん、そんなところにビートルズが来るわきゃない。

ビートルズの映画が来たのである。

 

45年も昔のことなので栄や名駅などの繁華街に出なくても、

映画が娯楽の王様だった時代の名残で、

うちの近くにもけっこう映画館がたくさんあった。

 

小学生の時は、浄心ハイツで、それぞれの休みになるたびに

「東宝チャンピオンまつり」

(ゴジラなどの怪獣映画にアニメなどを付け足した5~6本立て)を見ていた。

 

ちなみに黒川日劇で「ガメラ」や「大魔神」や「妖怪百物語」などの大映映画を、

志賀東映で「東映まんがまつり」を見ていた。

どこも現代の感覚では信じられないほどボロくて汚なかったけど、

あったかくて楽しいところだった。

 

その浄心ハイツでビートルズ映画の3本立て

「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」

「ヘルプ!」「レット・イット・ビー」をやったのだ。

 

時はビートルズが解散して3~4年経った頃だ。

僕はハードロックやプログレッシブロックに

のめり込んでいたので、

当時、ビートルズにはさして関心がなかった。

先輩たちにロックスピリット(?)を叩き込まれていたせいもあって、

「ビートルズなんて歌謡曲とおんなじ」とまで思っていた。

 

僕だけではなくて、1970年代は次々と新しい音楽が生まれていた時代だったので、

「ビートルズなんてもう時代遅れ」という風潮もあった。

 

けれども当時の中学生にとってビートルズ映画を見るというのは、

やはり一つのビッグイベントだった。

 

なんといってもインターネットはおろか、

ホームビデオさえない時代なので、

ミュージシャンの映像を見るということは、

めちゃくちゃ貴重で、しかもカッコいいことだったのだ。

 

というわけで友だち3人と見た3本立て。

他の2本はアイドル時代のもので、

「なんじゃ、このガキっぽい映画は?」という感想だったが、

ドキュメンタリーの「レット・イット・ビー」は一味も二味も違った。

なんというか、大人の音楽家の世界と言う感じがしてカッコよかった。

 

リアルタイムでビートルズを聴いていたファンは、

スタジオに当然のように4人といるオノ・ヨーコを

毛嫌いしていたようだが、

僕はそれまで全然知らなかったので、

「この女の人は一体何なんだろう?」と不思議でしょうがなかった。

 

なので映画「レット・イット・ビー」には4人と同時に

長い黒髪のオノ・ヨーコの神秘的なイメージが鮮烈に貼りついている。

 

この頃のビートルズはすでに崩壊状態で、

メンバー間の感情もあまりよくなったそうだ。

 

しかし、セッション音源を聴くと、

いざ楽器を持って音を奏でだすと彼らの心が一つになり、

まるでモスラが糸を吐き出すように音楽が紡ぎ出されてくる。

その様はさすがとしか言いようがない。

 

割とだらだらとスタジオ内のドキュメントが続いた後のクライマックスは、

アップルレコードビル屋上でのゲリラ演奏である。

この通称「ルーフトップライブ」は彼らのラストライブとなった。

 

その演奏曲の中でも一番好きだったのが、

「ドント・レット・ミー・ダウン」だ。

 

ジョン・レノンの書いた楽曲の中で5本の指に入る。

ノリもメロディも演奏スタイルもすごくユニークで、

いまだにこれに類する曲を聴いたことがない。

最高にカッコいい、まさしくレノン独自の世界。

 

ジョン・レノンは短い人生の間に、

ビートルズのメンバーやロックミュージシャンとしてだけでなく、

思想家、哲学者、社会運動家、家庭人、父親など、

実にさまざまな人間的な顔を見せた人だ。

 

それゆえ、伝説になっているのだが、

僕の中ではこのルーフトップライブで

「ドント・レット・ミー・ダウン」を歌う姿が

レノンの基本イメージになっている。

 

そういえば今年はレノンの没後40年だ。

 

 

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「生まれて初めての出逢い」がいっぱい

「認知症予防にウォーキングはいかがですか?」

と、散歩中に声を掛けられた。

毎週、杉並区内のあちこちの公園を歩いているという

高齢者さんのグループからだ。

 

ひとりで3~5キロ歩くらしいので、

年寄りとしてはなかなかのもんだ。

 

「うわっ、面白そう。やってみたい」などと

自分が認知症だとは夢にも思っていない義母は言う。

その場であれこれ事情を説明してなんかいられないので、

チラシだけ受け取ってそのまま別れた。

 

すみません、皆さん。

残念ながらもううちの義母は予防には遅いんです。

 

でも認知症も悪いことばかりじゃない。

何でもすぐに忘れちゃうから、

見慣れた風景でも、いつも初めて見た感じになっちゃう。

「うわー、生まれて初めて見た」が口癖になっている。

ある意味、これは幸福なことかも知れない。

 

今日もしっかり歩いて、

イヌに逢い、ネコに逢い、カモに逢い、

可愛い子どもたちにも、へんなおじさん・おばさんにも逢い、

いろんな面白い景色の、美しい夕焼け雲も見られたので良かった。

僕たちの散歩はいつまで、どこまで続くのだろう?

 

 

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変化球とボール球で仕事にリズムを、メリハリを 

 

「このキャラクターはなんて名前なの?」

「あ、アース君です」

「へー、これ鳥? 一見、恐竜みたいに見えるよね?」

「あー、そういわれれば」

「もしかして、杉並区だからなみすけを意識した?」

「かもしれません」

「この横っちょにいるティンカーベルみたいなやつは?」

「これはキラリといいます」

「ああ、そうか。もしやピーターパンも意識してるのかな。

そういや、なみすけもピーターパンもこの子もグリーンだね。

青色申告じゃなくて、みどり申告だな」

「そうですね~」

 

※註:なみすけとは杉並区のキャラクターで、背中に体温調節をする帆をつけている恐竜である。ナミーというかわいい妹と、ナミキおじさんというジャズミュージシャンをほうふつとさせるダンディな叔父さんがいる。気になる人は「なみすけ」や「杉並区」で検索してみてください。

 

今年から青色申告にしたので、

阿佐ヶ谷にある事務所まで相談に行った。

いろいろ書類を書いたり、PCに計算用ソフトを

インストールしてもらったりする間、上記のような会話になった。

こういう会話ができるのは、相手が若い女性だからである。

 

さすがに僕も相手がおっさんだったら、こんな会話はしない。

もちろん人によるが、おっさんは直球一本やりである。

年配の女性も対応率は悪い。

やっぱりこういう変化球やボール球を投げても、

バット振り回して楽しんで付き合ってくれるのは、

若い女性、ときどき若い男である。

 

ぐにゃぐにゃ曲がる変化球や、とんでもないボール球は

仕事にメリハリをつけ、人生をリズミカルにする効果がある。

仕事も人生も緩急をつけることが大切だ。

 

しかし齢を取るとともに、生産性を追求し、

真面目一本やり、直球のストライクしか受け付けなくなる。

リズムが悪いと楽しくないし、疲れてストレスがたまる。

 

今日一日、彼女は楽しく仕事ができるだろう。

あー、いいことをした。

 

――というのは僕の自己満足で、

帰った後、「なんだよ、あいつー」と、

さんざん悪口を言われているかも知れない。

けど、アース君とキラリちゃんに免じて許してケロ。

 

 

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11月のリライティング

9月から取り組んでいる観光業向けのビジネス書籍

「中小旅館・ホテルがコロナ禍を生き抜く方法(仮題)」。

予定通り、10月いっぱいで初稿の執筆完走。

とりあえず最後まで行くと、いろいろダメなところ、

不足なところが見えてくる。

 

これから11月の第2レース。

追加取材も含めて。この1ヵ月が勝負。

ブロードウェイの劇作家・ニール・サイモンの本に

「書いては書き直し」というのがあったけど。

もうそのまんまの日々。

ライティング・イズ・リライティング。

 

 

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幸せの歌と認知症の女

 

義母は歌が好きで、デイサービスに行ってもしょっちゅう

自発的に歌っているらしい。

 

スタッフの人から「コーラス部とかに入っていたんですか?」

と聞かれるが、娘であるカミさん曰く、

少なくとも自分が生まれてからは、

そんなことは一度もないし、

若い頃もそんなことをやってたなんて聞いてないという。

 

コーラス部どころか、家族でカラオケに行っても

一度も歌ったことがないという。

 

義父が関白亭主だったので、

目立つようなことをしてはいけないという

気持ちが働いて抑えていたのではないか、

というのがカミさんの意見である。

 

家でもフンフンいつも鼻歌みたいなのを歌ったり、

CDを聴きながら歌っているが、

そういえば、僕と散歩に行くと歌わない。

 

代わりに僕が歌うと笑う。

秋なので「もみじ」と「どんぐりころころ」を歌うとウケる。

 

べつに夫婦仲が悪ったわけではないけど、

義母が我慢することで家庭のバランスが

成り立っていた部分が多いのかなとは思う。

 

これは特別なケースではない。

現在の高齢者=戦前生まれの女たちの標準的な生き方だったのだろう。

昭和の時代は現代との比ではなく、

男尊女卑が蔓延していた。

 

いま、高齢の認知症患者に女性が多いのも、

そうした自分の欲望とか、望んだことを抑圧し続けた結果

なのかもしれない。

もちろん、因果関係はわからないけど。

 

認知症になって第2の人生を送る義母は、

第1の人生と同様、とても人を気遣う優しい人である。

 

けれども歌うことについては遠慮することはなくなったようだ。

それは幸せなことだと思う。

 

みんな自分は認知症になったらどうしようと

びくびくしているみたいだが、

認知症になって、部分的にかもしれないけど、

幸福を手にする場合もあるのではないか。

 

人に迷惑をかけちゃいけないと、

最後の最後まで自分を抑圧して、遠慮し続けて、

葬式で「よい人でした」と言ってもらって、おしまい。

それは幸せなんだろうか?

 

 

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脂ののったカルガモを狙う野生のブラックプリンセス

 

善福寺川で暮らしているカルガモさんたちは皆、

秋が深まるとともに脂がのってきた。

まさしく天高く、カモ肥ゆる秋である。

ガァガァ。

 

ジビエグルメの方によると、

マガモよりは味が落ちるものの、

なかなかの美味だそうである。

やはりネギと煮て鴨鍋だろうか。

寒い冬はごちそうである。

けど、このあたりでは取って食うわけにはいかない。

 

しかし、そのカモたちを毎日、

虎視眈々と狙っている肉食系女子がいる。

わが友クロネコちゃんである。

 

どこへ行ったのか探すと、最近は

たいてい川べりに降りて茂みの中に隠れたり、

ウロウロ歩き回ったりしている。

なんだか狩りの練習をしている

トラやライオンの子どもみたいである。

 

彼女はふだん、美しい尻尾をくねらせて

フェロモン発散しながら、

人間にゴロゴロすり寄って

おなかを見せてなで回してもらっている、

けっこうお色気満点のお姫様だ。

 

それなのに野性味に富んでいて、

この辺の人の情報によると、

小鳥やネズミなど捕まえて食べているという。

 

かと思うと狩りがうまくいかなかったのか、

ネコ使いのおばさんが他のネコたちに

餌をあげていたりすると、自分もちゃっかりもらいにくる。

 

人間は自分を愛してくれていることをちゃんと知っていて、

このあたりの野良猫のなかではいちばん堂々としている。

でもボスという感じではなく、あくまで気ままに生きているのだ。

なかなかしたたかで自由なブラックプリンセスななのである。

 

しかし、ヒナならともかく、自分と同じくらいの体格の

おとなのカモなんて狩れるのだろうか?

かなりリスキーではないかと思うが、

野生の声に突き上げられて、

いつか脂ののったカモを食う夢を見ている。

それこそが彼女のニャン生の目標なのだろう。

 

カルガモもクロネコもどちらも愛でる僕としては、

なかなか複雑な心境である。

 

 

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秋晴れの空に「コロナに打ち勝った証」を呟きたい

 

秋晴れと言う言葉は、涼しくなった空気の中で

感じられるおひさまの光のあったかさへの感謝の気持ちから

生まれた言葉なのだろう。

なので「夏晴れ」という言葉はない。

 

56年前の東京オリンピックは、

今日のような秋晴れの日々の中で開かれたのだと思うが、

理由はどうあれ、今年の酷暑の中のオリパラは

開かれなくてよかったと思う。

 

来年もいらない。

酷暑の中でやRなくてはいけない

利権と金儲け主義のオリンピックはいらない。

選手の方には気の毒だけど、やっぱり反対!

 

そもそも感染にびくびくしながら

観客が声も上げられない形で

やらなきゃいけないオリンピックが

「人類がコロナに打ち勝った証」なんて言えるのか。

 

「コロナに打ち勝った証」は、

ひとりひとりが、歩道橋の上から

美しい秋晴れの空と楽しい雲をみながら、

そっと呟けば、それでよい。

「ぼくたち勝っちゃったよ」って。

1年後、そうなっていることを切に願う。

 

 

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週末の懐メロ:5年間/デビッド・ボウイ

 

1972年。若きボウイの雄姿。

曲は代表作「ジギースターダスト」のオープニングナンバー。

地球滅亡5年前の歌だ。

 

あと5年で地球が滅ぶ、世界が終わるという時に

ロックスター「ジギースターダスト」が空から舞い降りる。

この頃、デビッド・ボウイはジギー・スターダストだった。

 

そんなSFな物語が当時は説得力を持って、

広く若者たちに受け入れられた。

みんな、どこかでこんな世界は終わると思っていた。

けれどもそれは押し寄せる機械文明や管理社会に

抗いたいという精神の表れだったのだろう。

 

いま、誰も「ジギースターダスト」の物語は受け入れない。

もう抗えないところまで来てしまったと諦めた。

それは賢明なことであり、憂うべきことでもあると思う。

 

 

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人は神秘なき世界では生きられない

 

缶コーヒーを買おうと思ったら「鬼滅の刃」。

スーパーマーケットへ行っても鬼滅の刃。

最近、どこへ行っても鬼滅の刃。

映画はもはや向かうところ敵なしの大ヒットを記録しているという。

 

2年前、息子からこの漫画の話を聞いたときは

「ふーん」という感じで流していた。

「ONE PIECE」より人気があるのはすごいなと思ったが、

まさかここまで売れるとは予想だにしなかった。

 

唯一、最初に聞いた時に感心したのは、

時代設定だった。

大正時代をもってきて、そこから世界観を構築するセンスは、

素晴らしいなと思った。

 

江戸時代じゃ鬼が物語に出てくるのは当たり前。

昭和の初めの方でもいいかなという気はするが、

ちょっと戦争の影が濃すぎる嫌いがある。

戦後の世界では無理がある。

 

明治の後半から大正は面白い。

とりわけ大正はデモクラシーの時代で、

大衆が自由な生き方があることに気づき、

それを模索し始めた時代だ。

 

そして何よりも科学と合理主義の現代世界と

伝統的な古い世界とがせめぎ合っていた。

 

鬼なんて非科学的で非合理で、神秘的な存在は

公的機関は認めない。

社会にそんなものはあり得ない。

 

だからこの世のいないはずの鬼を退治しようなんて

鬼滅隊は闇の存在である。

そして、そこにこそドラマがあるのだ。

光の中では安全に、安心して暮らせるけど、

そこにドラマは起こらない。

 

「鬼滅の刃」から100年後の現代世界に生きていて思うのは、

人は神秘なき世界では生きられないということ。

 

どんなに光に満ち溢れた、

科学と合理性と客観性が支配する世界になっても、

人は神秘的なものを求め、暗闇の奥を覗きたがるだろう。

人間らしく、感情を動かし、呼吸をするために。

 

 

 

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半沢歌舞伎の「ど~もぉ~、すみまぁせん、でぇしたぁ~」

 

通称「半沢歌舞伎」のドラマ「半沢直樹」で、

大和田氏(香川照之)の「おしまいDeath」が評判になったが、

僕がいちばん好きだったのは、伊佐山氏(市川猿之助)の

「ど~もぉ~、すみまぁせん、でぇしたぁ~」である。

(文字で表現すると、こんな感じ? 見た人はあの口調と顔を想像してください)

 

腹の底から湧き上がる悔しさを抑えつけ、

半沢を睨みつけながら唸るように謝罪する

あのセリフには、めちゃくちゃ笑って感心した。

 

失言したり、粗相して一般市民やマスコミに糾弾され、

やむなく謝らなくてはならなくなった政治家や企業のお偉いさんは、

まさしくこの通り。

 

紙に書いた謝罪文を、感情を殺して読み上げながら、

腹の底では伊佐山部長のようにこう唸っているに違いないと思う。

 

「ど~もぉ~、すみまぁせん、でぇしたぁ~」

 

子どもは「ごめんなさい」と謝る。

幼稚園や保育園でケンカになると、

たいてい、どっちか悪い方(あるいは双方)が

「ごめんなさい」と謝り、

謝られた方が「いいよ(許すよ)」と答える。

 

そうしないとことが収まらない。

そうしないとそこにいる大人が納得しない。

 

「ごめんなさい」と言われて

「いやだ」とか「許さない」とか言い出すと、

今度はそっちが叱られる。

 

というわけで、子どもは自然とその“型”を覚える。

 

とりあえず口だけ・形だけ謝っとけ。

そうすりゃなんとか許される。

それが生きる知恵となる。

 

大人になるとともに、家族や親しい間柄、

つまりプライベートなシーンでは

やっぱり「ごめんなさい」なのだが、

大人の社会人同士、ソーシャルシーンでは

「すみません」「申しわけない」になる。

 

「ごめんなさい」の後には言外に

「でも許してくれるでしょ」というセリフがついてるし、

「すみません」や「申しわけない」の後には、

「でも俺、本当は悪くなんかねえし」というセリフがついてる。

 

心から、魂からの謝罪というのはなかなか難しいが、

本気で「悪かった」という気持ちを相手に伝えたいなら、

少なくとも子どもやプライベート用の「ごめんなさい」の方が

まだしも「すみません」より伝わりやすいかも知れない。

 

自分で伊佐山部長風のセリフにしてみるとわかるが、

「ど~もぉ~、ごぉめんなさ~い」では、

なかなか悔しさの感情がにじみ出にくい。

 

あなたも仕事でミスったりして謝る時、

「すみません」や「申しわけありません」でなく、

「ごめんなさい」にしてみたら、

相手の心象は違ってくるかもしれない。

 

余談だけど、このコラム用の画像を探して

「ごめんなさい」や「すみません」のキーワードで検索したら

土下座のイラストや写真がごまんと出てきた。

しかもその多くのはサラリーマンの人たち。

 

ちょっとなまなましいかなと思ったので、

ネコちゃんの「ごめんニャさい」にしたけど、

こんなに土下座画像のニーズが大きいとは・・・

皆さん、ほんとうにお疲れさまです。

 

 

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どうして赤ちゃんはかわいいのか?

 

どうして赤ちゃんはかわいいのか?

 

そりゃ親の母性本能をくすぐって、守ってあげなきゃ、

育ててあげなきゃ、という気にさせるためだ。

 

と、動物学だか心理学だかの先生は、

クールにパシッと答えるだろう。

 

けど、それは唯一の正解なのだろうか?

 

それはあなたがたがSEXという罪深い行いをしたから、

神様がその贖罪のために天使を遣わしたのです。

天使も姿を見ることで、あなたはたは救われます。アーメン・

――と、昔の敬虔なキリスト教徒の人なら、

そう言うかも知れない。

 

僕はこれはべつにキリスト教徒ではないが、

あながち悪くない回答のように思える。

 

人は子どもに救われる。

 

高校演劇で「薔薇のベビィ」という芝居をやったことがある。

泥棒の三人組が捨て子の赤ん坊を拾い、育てることにする。

大の男たちが小さな赤ん坊に翻弄され、ドタバタを繰り広げるが、

最後に赤ん坊はバラの花に変わってしまう――という話。

なんとなくチャップリンの映画っぽいコメディだ。

 

泥棒だから犯罪者ではあるのだが、

殺人犯やレイプ犯のような凶悪な奴らではない。

それどころか揃ってマヌケで(だからコメディになるのだが)、

女にモテそうもなく、事実、話の中ではいっさい女の影はない。

(高校演劇用の台本なので、あまりセクシャルなことはできない)

 

赤ちゃんはバラに変わるには、

ドラマ的にいろいろ紆余曲折があったはずだが、

残念ながら、今となってはあらすじしか思い出せない。

 

勝手に想像してみると、

 

赤ん坊かわいさに高価なおもちゃを買ってやろうと

お金持ちに家に空き巣に入り、一人が警察につかまってしまう。

それをきっかけに改心して泥棒をやめ、真面目に働き出した。

そして捕まっていた一人が帰ってきて、

改めてこの子を育てようとした翌朝、赤ちゃんは――という感じ。

 

女の子育てはナチュラルで、

時に涙をともなう感動ストーリーだが、

男の子育ては基本的にコメディで笑いを誘う。

 

赤ちゃんを見て「かわいい」と思っても、

それを口に出して表現するのは、

(とくに昔の男にとっては)男の沽券に関わること

なので、「人として、男として見捨てておけない」と

正義の言葉を吐いて、

男は赤ん坊を拾いあげたのだ。

 

そういう意味では昔の男は大変だったし、気の毒だった。

けれども、女の人、お母さんには申し訳ないが、

物語の主人公として魅力的なのは、男、お父さんのほうだ。

 

それはやっぱり子どもが、

男にとって「救い」になるからだと思う。

 

性行為も経済活動も、もちろん悪いことだとは思わないけど、

やっぱりどこかで罪のにおいが漂う。

 

一つ一つは些細なものだが、

それらが積み重なると、自己をゆがめていく。

 

子ども――赤ちゃんのかわいさというのは、

それを矯正し、治癒してくれるものなのだと思う。

 

遺伝子工学が発達すると、

「子どもは欲しいけど、男(父親)はいらない」

という女の人が増えるかも。

 

実際、子どもを虐待する男が少なくないようなので、

そういう考えにたどり着くのもしかたないけど、

それはちょっと寂しいなぁという気がする。

 

 

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ネコのお遍路さんと笑劇の人生

 

ミニミニ四国八十八ヶ所巡りをする白装束のネコを見ていたら、

なぜか喜劇王チャップリンの名言を思い出した。

「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから眺めると喜劇である」

ほとんどの人生は、終わってみれば、

きっと笑い話にすぎないのだろう。

でも、笑い話にしてやろうと思って生きている人はいない。

みんななんとかいいものにしようと一生懸命やっている。

でもでも、ときどき、自分を分離させて、

悩んだり、しゃかりきになっている今の姿を

「ニャハハハ」と笑ってみるのもいいかもね。

 

 

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世界を分断する壁から人々を救うために

75歳の寅平は新しい人生の扉を開いた。

老いた少年と妖怪とロボット介護士の、

笑いと恐怖と不思議が交錯する物語。

 

ロボット介護士に支えられて余生を送っている寅平じいさんが、ある日、林の中を散歩していると不思議な子どもに出逢う。その子を追って木の穴に潜り込むと、奥には妖怪の国が広がっていた。

子どもの正体はざしきわらし。

ざしきわらしは最強の妖怪“むりかべ”の脅威から人間を守るために闘うので、応援してほしいと寅平に頼む。寅平はこれぞ自分のミッションと思い、闘うざしきわらしのために勇気の出る歌を歌う。

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女のダークサイド

 

しばらくの間、雨続きだったので、久しぶりに義母と川沿いを散歩する。

金木犀も彼岸花も終わり、秋が深まっていくのが感じられる。

依然として蚊が多いのには閉口するが、夕方になっても結構人通りがあり、

子どもや犬の散歩の人たちが大勢歩いていた。

 

認知症の人は子どもとおなじように無邪気に見える。

なので散歩に行くと、

「あら、こんにちは」

「(子どもと親やイヌと飼い主に向かって)かわいいですねぇ」

「また会いましょうね」

などとにこやかに声をかけるので、

たいていの人は胸を開いて笑顔で応じてくれる。

そしてよく顔を合わせる人でも、たぶん、

彼女が認知症だとは夢にも思っていない。

 

多くのイヌは「かわいい」という人間の言葉に

敏感に反応するので、

義母の後をクンクンついてきたする子もいる。

 

とてもとてもいい人に見えるのだろう。

でも本当は100%いい人というわけではない。

 

そうやって一見、社交性があるものの。

じつはそんなに開放的なキャラではないのだ。

 

にこやかにあいさつして通り過ぎた後に、

「あの人、おっかしいわよねぇ」とディスって、

ブラックに笑ったりもする。

 

でも、僕といるときは割と控えめらしいだ。

異性の前ではあまりそういう面は見せないのだ。

 

同性であるカミさんと二人の時はその傾向がかなり顕著だという。

なかなか女はいやらしくて狡猾だ。

 

いくつになろうが、認知症になろうが、

そうした女のダークサイドを失わない義母は

なかなか強かで面白い、魅力的な存在である。

 

しかし、彼女の「かわいい」にイヌはイチコロだが、

ネコには通用しない。

 

ネコは僕のものである。

ねこなきじじい・ねこなでじじいの僕とネコとの戯れを

義母はソーシャルディスタンスを取って、

じっと嫉妬深げな目で眺めるのみである。

 

 

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ストーブとライター代わりの電熱器

 

森田童子の「ぼくたちの失敗」の歌詞の中に

「ストーブ代わりの電熱器」というのが出てくる。

僕がこの曲から離れられないのは

この電熱器の思い出があるからかも知れない。

 

高校生の時、演劇部をやっていた。

部室は実習室(工業高校だった)が集まる校舎の

屋上に繋がる踊り場のような不思議な場所にあった。

 

トイレと隣りあった3畳間くらいの小さな部屋だった。

たぶん以前は物置に使っていたのだろうと思う。

 

歴代の上演台本や発表会のプログラムなど、

いろんな資料が壁の棚にゴタゴタぶち込まれ、

稽古の時に使うテーブルと椅子がガタガタ放り込まれた

闇鍋みたいな部屋だった。

その闇鍋の中にくだんの「電熱器」があったのだ。

 

コンセントを入れると

ぐるぐる蚊取り線香みたいに渦を巻いたコイルが、

みるみる発熱して赤くなった。

まさしく“赤く燃えていた”。

 

1970年代半ばの公立高校のクラブの部室には

エアコンはもちろんのこと、ストーブだってありゃしないので、

冬の間、僕たちはぶるぶる震えながら

その電熱器に手をかざし、ストーブ代わりにして暖まっていた。

 

セキュリティの厳しい現代では考えられないし、

当時もどうしてそんなことができたのか不思議だが、

2~3度、夏休みや冬休みの夜に

友だちとこっそり校舎に忍び込んで、

その部室の中で煙草を吸っていた。

 

電熱器をつけると、赤くなったコイルはライター代わりになる。

そんなことを2~3度やった。

ガキの分際で紫の煙をくゆらしながら

友だちや演劇部の仲間と一生懸命何かを話していた。

 

今となってはいったい何を話していたのか、さっぱり憶えてないが、

妙に楽しくてわくわくしていたことと、

電熱器の温もりだけは忘れられない。

 

ときどき、こういうちっぽけでくだらない、

本当にどうでもいい思い出が、

自分を温め、支えてくれているのではないかという気がする。

 

その高校時代――1976年の森田童子のライブ。

ラジオの公開録音だったらしい。

わずか20分余りだけど、ほとんど彼女のベスト7とも言える7曲を歌っている。

4曲目が「ぼくたちの失敗」。

ギター1本の弾き語りで聴けるのは、たぶんこれだけだと思う。

 

ドラマ「高校教師」の脚本家も彼女の歌が好きで、

テーマ曲だけでなく、セリフやナレーションの中で

歌詞や合間の語りを隠し味的に取り入れている。

 

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高校教師とぼくたちの失敗

 

ふとしたはずみから「高校教師」を全編観た。

1993年1月~3月のTBS金曜ドラマ。

真田広之と桜井幸子主演のオリジナル版全11話。

 

舞台の女子高は井の頭公園駅から歩いて〇分だ。

出てくる場所は、ほとんどわが京王井の頭線沿線で、

それも吉祥寺~下北沢間。

ヒロインの自宅は浜田山だというから、

うちのご近所さんやないか。

 

今までこのドラマをほとんど見たことがなかった。

当時は忙しくて夜の9時に家にいたことは

あまりなかったからだ。

 

1回だけちらっと見たが「これはアカン」と思って

ビデオ録画もしなかった。

 

その後、評判になったのは知ってたが、

「教師の生徒へのレイプ」と「近親相姦」が

キーワードになっていて、

怖いというか嫌悪感みたいなものが先に立って観られなかった。

(1回観て「これはアカン」と思ったのもそれが原因)

 

ただ正直なところ、心の中でずっと興味を抱いていた。

だけど結婚して、子どもが出来たりすると

こういう引きずり込まれそうな世界に

近づかないほうがいいと思ってた。

たかがテレビドラマなんだけどね。

 

で、27年の時を経てやっと観てみて、

世間の評価が正しいことを確認した。

 

あらを探し出したらきりがないが、

そんなものはどうでもいいと言えるほど、

物語として圧倒的な迫力がある。

脚本と俳優の賜物だ。

 

恥ずかしながら、桜井幸子(というか繭という少女)の

可愛さと明るさと美しさに完全にイカれてしまった。

そして、その裏側にある地獄と悲しみに震えてしまった。

 

「お母さんが死ぬ時に見せた、強い憎しみの目。

怖かった。とても怖くて・・・それはそのまま

わたしがしていることの怖さに変わって・・・」

 

すごいセリフを書く。想像するだけで恐怖。

それを絶妙のトーンで語れる桜井幸子のすごさ。

 

真田広之演じる教師・羽村の情けなさ、

ダメさ加減にも心底共感した。

やっぱりグレートな役者やなと改めて感心。

 

物語の中で羽村は繭を救うために行動するが、

男の立場から見ると、実は自分を救うために動いている。

 

婚約者に裏切られても

「何も見なかった、何も聞かなかった」ことにして、

自分の人生を鋳型にはめようとする男は、

少女の前でそれ以上、嘘がつけなくなる。

 

そしてついに人のため、カネのため、地位や名誉のために

がんじがらめになり、ねじ曲がってしまった自己を解放する。

 

ストーリー上、羽村に救われる繭は、

実は歪んだ人生の牢獄から彼を救い出す天使なのである。

 

ラストは(ドラマの中の)現実としては悲劇に向かうが、

僕には救われた魂同士のハッピーエンドに見える。

 

この時代はまだインターネットも携帯電話も普及していない。

それらが行きわたり、

ネット上で自由に意見を発信できるようになった今、

性暴力とその二次被害に対する制度や心遣いは

このドラマの時代より

いささかでもましになっている感じはする。

 

けれどもその一方でネットによる誹謗・中傷の恐怖は

拡大するばかり。

結局、何も変わっていないのだろうか?

 

「禁断の愛」というキャッチフレーズのもと、

センセーショナルな話題が先行していたが、

いろいろなメッセージが含まれており、

社会的な問題や人間存在の不条理について

考えさせられるドラマなのだ。

 

 

「高校教師」を観なかった理由はもう一つある。

それはテーマ曲に森田童子の「ぼくたちの失敗」が

使われていたからだ。

 

この曲がかなり好き、というか、

自分にとってとても特別な曲だったので、

このドラマのイメージにまみれるのに反感を感じたのである。

 

と言ってみたところでどうにもならないが、

バカげたこだわりにずっと囚われていた。

 

けれども2年前に歌い手が他界してからは、

そのこだわりも抜けた。

 

いざ観てみると、あまりに美しい旋律が醸し出す心象風景は、

物語にぴったり重なる。

 

いまは、このドラマのおかげで、

多くの人たちの心に深く刻まれる名曲になり、

永遠の命を持ち得たことをうれしく思う。

 

井の頭公園のあたりはドラマから27年経った今でも

ほとんど変わっていない。

それどころか、僕が東京で暮らし始めた42年前から

ほぼそのままだ。

歌詞の中の「春の木漏れ日」もここにある。

ゆっくりと流れる時間の中で季節が繰り返す。

 

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10月のひまわり

 

さすがにツクツクホウシの鳴き声が絶え、

午後5時に「夕焼け小焼け」が流れるようになったのに、

近所の畑では置き去りにされた夏が咲き続けている。

いささかくたびれて、寂しそうでもあるが、

ここまで生き残って、なんだか誇らしげにも見える。

 

 

おりべまこと電子書籍第9弾!

「ざしきわらしに勇気の歌を」

原稿用紙60枚の短編小説。Amazon Kindkeより発売!

 

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認知症の寅平じいさんが、

ある日、林の中を散歩していると不思議な子どもに出逢う。

その子を追って木の穴に潜り込むと、

奥には妖怪の国が広がっていた。

子どもの正体はざしきわらし。

ざしきわらしは最強の妖怪“むりかべ”の脅威から人間を守るために戦うので、応援してほしいと寅平に頼む。

寅平はこれぞ自分の使命と思い、戦うざしきわらしのために勇気の出る歌を歌う。

 

子どもからじいさん・ばあさんまで。

おとなも楽しい少年少女小説最新作です。

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満月の夜は社会のオキテから外れて

 

虫の声を聞きながら、金木犀の香りをかぎながら、

中秋の名月を見上げながら考えた。

 

自然は変化に富んでいるので、

むかしの人は平々凡々とした人生でも、

それなりに楽しくやっていたのだろう。

 

その中でも月に一度の満月の夜は

「プチ解放日」として少しだけ社会のオキテから外れて、

歌ったり踊ったり、酒をあおったり、

色恋に狂ったり、ちょっとあちらの世界を

覗きに行っていたのかもしれない。

帰ってこれなくなってしまう人も何人か。

明日はざしきわらしとお団子でも食おう。

 

 

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人はどうして立ち止まって川の流れを見つめるのか?

 

人はなぜか立ち止まって川の流れと雲の変化を見つめる。

 

 

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9月30日(水)Amazon Kindkeにて発売予定。

 


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温泉つかってワーケーション 旅と仕事がリンクする世界

 

年に何回か、温泉地にでも行って、

1週間くらい宿にこもって執筆に集中したいなと思う時がある。

 

これからはフリーランスはもとより、

サラリーマンでもそういう働き方は

どんどん実現するのではないだろうか。

 

一時期、「ノマド」という言葉が流行ったときは、

起業で成功したような、ある特別な人たちだけが実現できる、

憧れのワーク(&ライフ)スタイルという感じだった。

 

ところが今年、テレワークが一気にメジャーになり、

「ワーケーション」という言葉が浮上してきて、

そういう働き方も今後増えて、

普通になるのではないかという気がする。

 

いいじゃないですか。

テレワークでOKの仕事なら、

どこかの見知らぬ土地の旅人となって、

温泉につかったり、街をブラブラして息抜きしながら、

仕事に集中する時は集中する。

仕事と遊びのメリハリは自分でつける。

 

今月から観光業の本の製作に取り掛かっている。

 

地方のさびれた温泉施設を買い取って、

見事に再生させた実績を持つ実業家の方が、

コロナで大打撃を受けた観光業を活性化させるための

コンサル本を出版したいというので、

話を聞きながら執筆作業をしている。

「ワーケーション」の可能性は、そのコンテンツの一つだ。

 

観光業の借入金は、全産業の平均の倍額だという。

設備投資にお金が掛かるので仕方がないが、

温泉宿が個々の部屋に浴室を設けるなど、

コロナ対策として設備を改装できるところは限られている。

 

資金の乏しい旅館やホテルが

コロナダメージを克服するためには、

温泉や料理にプラスアルファの付加価値が重要だ。

 

ワーケーション需要への対応、

というか需要をつくり出すこともその付加価値の一つである。

 

ぼくの場合、実際は今、「温泉つかってワーケーション」は、

面倒のかかる家族がいるので夢に過ぎない。

が、働く人たちのためにも、観光業の人たちのためにも、

ワーケーションはどんどん広がるといいと思う。

 

それにしても「ワーク+バケーション=ワーケーション」って

ベタベタのひどい和製英語。

とディスりながらも「ノマド」よりわかりやすいし、

親しみが持てるし、可能性が感じられるから不思議。

和製英語のマジック、侮りがたし。

 

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