ワクチンに対する疑念とコロナのこれから

 

今朝、杉並区から義母宛てに

ワクチン3回目接種の案内が来た。

昨年と違って、日時もすべて指定済み。

どうしても都合悪くて来れなければ変更は可能ですよ、

ただ、もしかしたらだいぶ後回しになるかもねー―

というスタンス。

 

昨年みたいに、希望に応じて予約取って――

なんてやっていると、

受ける側も保健所側も混乱して大変なので、

まぁいいと思う。

高齢者は基本的に時間の自由がきくしね。

 

ただ、現在爆発しているオミクロンは、

海外の例を見る限り、ピークアウトも早そうなので、

今から打って(義母の指定日は来月前半)、

効果としてどうなのか?

 

政府もマスメディアも、ちょっと前まで

「感染拡大に歯止めをかけ、重症化を防ぐためのは

ブースター接種に掛かっている」といったニュアンスで

懸命にワクチン効果をPRしていたが、

あれよあれよという間に感染が広がって、

誰の目にも手遅れという事態が明らかになるとともに、

そのアナウンスもトーンダウンしてきた。

 

ブレイクスルー感染も多いようだし、

国民も1回目・2回目の時ほど、

ワクチンを信頼してないのではないかな?

 

僕は決してワクチン反対派ではないが、

高齢者の接種がすみ、3月・4月になって

オミクロンが沈静化したタイミングで

「今後の予防のために3回目どうぞ」と来ても、

あんまり受ける気にならない。

 

しかし気になるのはオミクロンの後のこと。

巷では「オミクロンでコロナ禍は終わる。

あとちょっとの辛抱だ」という声が多いが、

僕はそれよりも南アフリカの大統領が

「オミクロン株の発生は、

ワクチンの不平等がもう許されないことを示した」

と発言していたことのほうが印象的だ。

 

地球は一つ。

人類みんな一蓮托生。

先進国ばかり3回、4回、5回とワクチンを打っても、

殆ど打てないアフリカ諸国の状況を改善しない限り、

オミクロンの後も

次々と新しい変異株が生まれるのではないか。

 

すると永久にコロナ禍は終わらない、

とまでは言わないが、この先、5年も10年も

パンデミックは解かれない可能性もあるのではないか。

 

良くも悪くもこの半世紀で

それまでとは比べ物にならないほど、

世界の人々の関係は密になり、地球は小さくなった。

 

コロナ禍は分断・格差・差別を生んでいると言われるが、

最終的にはコロナがそれらを

大きく減退させるかもしれない。

 

新型コロナウィルスは、

国連のSDGsの理念「ひとりも置き去りにしない」を

無理やり実現し、人類を団結させ平等にするために

生まれたもの———

そんな妄想にとらわれたりもする。

 


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バースデーフラワー

 

ピンクとブルー。

誕生日にもらった花がどんどん開いていく。

冬来りなば春遠からじ。

If Winter comes, can Spring be far behind ?

 


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アホになる修行をせなあかん

 

誕生日メッセージをいただいた皆さん、

どうもありがとうございます。

 

昨日も書きましたが、還暦を超えると

あたりの見晴らしがよくなるので、

この際、終わりから人生考えてみても

いいのではないでしょうか。

 

折しも、第3次世界大戦になぞらえられるコロナ禍。

年末年始は全世界、オミクロン弾の大空襲。

戦後はおそらくいろんな価値観がぐちゃぐちゃになり、

過去の社会常識・人生モデルが瓦礫と化すでしょう。

 

そんな焼け野原を口笛吹いて明日へ向かって歩けるか?

自分の行く末と、

ホモサピエンスはこれからどこへ行くのか?

を想像しながら歩くのもまた楽し。

 

この間、横尾忠則さんの

「アホになる修行~横尾忠則言葉集~」(イーストプレス)

という本を読んだが、

「死を想う」という項目が一番面白かった。

 

現実を死の側からの視線で眺めたい。

いつもそう思っている。

死の側から見たこの現実を描きたいと。(引用)

 

その他、素敵な言葉がいっぱい並んでいる。

すぐに小賢しいことを考える僕は、

横尾さんにならって

アホになる修行をせなあかんな、と思った誕生日でした。

 

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週末の懐メロ66:リヴィング・イット・アップ/リッキー・リー・ジョーンズ

 

今日は誕生日。

還暦を過ぎると誕生日って、

そこはかとなく人生の終わりから逆算したりしてみる。

そこで死ぬ前に1曲だけ好きな歌を聴かせてやる、

と言われたら、何を選ぶだろうと考えてみた。

 

殆ど考えることなく、この曲のイントロが聞こえてきた。

1981年リリース。

リッキー・リー・ジョーンズの

セカンドアルバム「パイレーツ」のA面2曲目。

変幻自在の曲調。

マジックのように変転するリズムに乗せた歌声は、

軽やかな足取りで野道を行く少女のようであり、

裏街の酒場で飲んだくれるセクシーな女のようでもある。

 

♪おかしな片目を持ったエディは

 可愛い女の子がやってくると

 すぐにマンガのほうに視線をそらしてしまう

 彼はそれ以上何もしないで

 一日中玄関のポーチにすわっている

 何かを待っているようなふりをして・・・

 

そんな歌詞で始まるこの歌は、

まだ人生を始める前のイカれた子どもたちが

恋をしたり悪さをしたりしながら成長して

やがて離れ離れになっていく物語を

リリカルに、人生の変節を綴るかのように歌い語る。

 

人生をぜいたくに楽しむ。

おもしろおかしく暮らす。

「リヴィング・イット・アップ」はそんな意味だ。

 

リッキー・リー・ジョーンズの代表作と言われるのは、

1979年にリリースし、グラミー賞新人賞を獲得した

デビューアルバム「浪漫」だが、

彼女の類まれな、魔術としか思えない

独特のジャージーなヴォーカルを思う存分堪能できるのは、

このセカンドアルバムだ。

 

アナログレコードはずいぶん前に売ったりあげたりして、

今ても手元に残っているのは10枚ほどだが、

その中の1枚がこの「パイレーツ」である。

 

確かレコード屋でジャケ買いしたのだが、

ジャケットの写真は、ライナーノーツによれば、

1930年代のパリのナイトライフを撮っていた

ハンガリー出身のブラッサイという写真家のもの。

彼は画家のピカソや作家のヘンリー・ミラーと親交が厚く、

自ら画家としても活躍していたらしい。

この写真は1932年の「Lovers(恋人たち)」と

題された代表作である。

 

1981年。その頃はテレビもあまり見ないで、

演劇と本とレコードが生活のほとんどを占めていた。

一時期、毎晩、ひとりで酒を飲みながらアパートの部屋で

このレコードを聴きふけっていたことを思い出す。

特に幸福だったという思い出でもないし、

人生最高の歌なのかと問われてもイエスとは言い難い。

 

でも。

今日はカミさんのプレゼントのフランスワインを

飲みながら聴いているが、

やっぱり最後の晩餐にいちばん相応しいのは

この曲だなと思わずにいられない。

まだまだ面白おかしく暮らしたいしね。

 

さて、あなたは最後の晩餐曲に何を選びますか?

 

 

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もくじ

・酒・タバコ、やめて100まで生きたバカ:その2

・町会・商店会の世界ではアラ還でも「青年部」

・船上のワーキング

・カエル男のスキンケロ情報

・ナマケモノリズムで未来型脳を養生

・朝十時台のスーパーで年寄りの気持ちになる

・いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル

・「釣った魚にエサをやらない男」は、じつはその魚に依存して生きている

・とんかつ屋はいかにして声優に転身したか

・eパン刑事、その愛と死とスマホ

・少年アキラ:ガキどもはくじ引きに命を懸ける

・負けっぱなしでも強く、しぶとく、勝っているやつよりハッピーに生きている

・自分の中の文脈を探る冒険

・誕生日のコーヒーカップと悪魔と天使

・中高年はめざせ!中川屋嘉兵衛

・慣習的自己と本質的自己

・子どもの大学受験は「良い親検定」

・自伝を書いて脚色する

・哲学するネコと瞑想書き

・民泊は旅行者もホストも面白い、新しい旅スタイル

・芸術がわかる人と思われたい

・のりしろ時間

・孤独な老人は本当に可哀そうな存在か?

・ミケランジェロ的冒険:誰もが自分の中に人生でしたいこと・すべきことを持っている

・現実世界が「AKIRA」の近未来世界を追い越すとき

・中年期以降の同窓会幹事の心のゆらぎ

・お母さんは夕暮れの交差点で踊った

・ちょっとこわい、歪んでいく顔の話

・演劇仲間との同窓会

・生殖機能終了後の人生とは?

・唐組「吸血姫」観劇で思ったこと・考えたこと

・シェイプ・オブ・ウォーター:もし人魚姫が生き延びたら

・LGBTの話題

・患者のセリフは信じるな、医者のセリフも信じるな

・ヨルとネル:心のツボによく響く少年ドラマ

・電車で若者に座席を譲る

・「継続は力なり」を今頃やっと実感

・感動的でもなくイベント的でもない小さなこと

 


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87歳・真冬の大冒険

 

年末のテレビでは当然のように東京オリンピック2021の

振り返りをやっていて、

あの女子スケボーの「13歳、真夏の大冒険」

というアナウンスが毎日のように響いていた。

 

「冒険」という言葉は、大人にとってはポジティブな言葉だ。

冒険ができる大人はカッコいい。

したくてもできない大人がみんな冒険に憧れる。

 

もちろん小さな子どもにとってもワクワク感があって

エキサイティングに響くだろうが、

これが中高生あたりの子にとってはどうなのだろう?

 

金メダルを獲った当の彼女がどう思っているのかは知らないが、

僕が中高生だったら、「おい、子ども扱いすんなよ」と

うそぶいてしまうのではないだろうか。

 

さて、うちの義母は一昨日(1月15日)にお誕生日を迎え、

御年87歳になった。

昨年秋から体力増強著しく、

正月が終わった頃からますますヒートアップ。

デイサービスのない日は、食事と寝る時間以外、

「87歳・真冬の大冒険」にお出かけになる。

 

「家に帰るんだからひとりで大丈夫よ」というが、

認知症患者を一人で表に行かせられるわけがなく、

きょうは午前・午後2回ずつ、計4回も1時間以上の大冒険。

僕が3回、カミさんが1回付き添いして、

もうへとへとだ。

 

道行く人に誰彼かまわずご挨拶し、

手を振り、笑顔を振りまき、ご愛嬌を大サービス。

ちゃんと返してくれる人もいれば、

びっくりした顔をする人、無視する人、

リアクションはいろいろだが、

本人はこれまでのしがらみから解放されて、

ことのほか楽しそうだ。

 

はてさて、この大冒険はいつまで続くのか?

あなたの人生に金メダルあげるから、

もう少しお手柔らかにお願いしたい。

 


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本屋の息子と本の話をする

 

都内某メジャー書店で2021年、

ビジネス部門・思想書部門でよく売れたのは、

 

マイケル・サンデル教授の

「実力も運のうち 能力主義は正義か? 」

 

斎藤 幸平「人新世の資本論」

 

ルドガー・ブレグマン「希望の歴史」

 

プレジデント社の「独学大全」といったところらしい。

 

また、この数年間、着実な売上を示しているのが

ハンス・ロリングの「ファクトフルネス 

10の思い込みを乗り越え、

データを基に世界を正しく見る習慣」

 

一般ピープルが抱く

資本主義社会に対する不信と反感、

その将来性に対する疑念と不安、

自分でなんとかしなくては、みたいな心持ちが

反映されているのかもしれない。

 

日常の生活レベルではともかく、

社会・世界・人生といったマクロな視点では

ネット情報はあてにならない。

そこはやっぱりちゃんと本を読まないと、

ということになるのだろう。

 

そんな話を息子としていた。

 

正月、来なかった息子が昨日・一昨日と遊びに来た。

自転車で20分くらいのところに住んでいるが、

年に2~3回しか来ない。

 

何をするでもなく、メシ食ってフロ入って、

くっちゃべって帰っていくだけだが、

やっぱり会うと何となく落ち着いて、

やっと正月終わった感になった。

 

こやつが上記某書店に勤めていて、

いろいろ本屋の舞台裏の話を聞けて面白い。

とある宗教家の本がベストセラーになっていると思ったら、

信者の人がそれぞれ一人100冊買いに来ていた、とか。

 

書店もネットの進化で電子書籍なども出ているし、

加えてこの2年はコロナの影響でさぞ苦戦しているだろう、

もしや正月来なかったのは、会社が経営不振で

リストラされたのではと、一瞬、心配したのだが、

そういうことはまったくなく、

逆にネット通販が充実したことによって、

むしろ売り上げは伸びているという。

 

やはりそこは老舗ブランド大型店の強み。

日本の出版文化の一翼を担う書店

と言っても過言でないので、

顧客の厚みが違う。信頼感が違う。

一般には売れない専門書もたくさん扱っているし、

図書館並みのレファレンス力もある。

 

売れ筋本しか置かない(置けない)、

いわゆる町の本屋さんには

到底真似できない所業ができる。

本屋も両極化が進んでいるようだ。

町の本屋さんには個性で勝負してもらうしかない。

 

息子とそんな話をするのはなかなか楽しかった。

 

「ところで、おれ読んでないけど、

村上春樹の『ドライブ・マイ・カー』ってどんな話?」

と聞かれて思い出そうとしたが、

ぜんぜん思い出せなかった。

 

たしか5~6年ほど前の短編集に

入っていたので読んだはず。

同じビートルズの曲のタイトルの「イエスタディ」は

関西弁のやり取りが面白くて

ぼんやり覚えていたのだが・・・。

映画化されてゴールデングラブ賞を

受賞するほどの話だっけ?

という印象。

カンヌ映画祭では脚本賞を取ったというから、

原作とはまた別物と考えた方がいいのだろう。

それでも「原作:村上春樹」の名は燦然と世界に輝く。

また一つ勲章が付いた。

 

一昨年の短編集「一人称単数」は

あんまり面白くなかったし、

世間の評価も高くなかったけど、

雑誌は村上春樹特集をやると売上が跳ね上がるという。

今回の映画で再び株が上がることは間違いなし。

日本の文学界は、まだまだハルキ頼りのようだ。

 

というわけで息子はもちとイチゴをお土産に帰って行った。

 


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フォーエバーストロベリーとピンクレディアップル

 

雪道を散歩して帰ってきたら、

お隣さんがいたので、

昨日、岡山からいただいたイチゴを

おすそ分けに1パック、持っていった。

そしたら、なんと、リンゴをいただいた。

いちごとリンゴのトレード成立。

 

オーストラリア産の「ピンクレディ」という品種で、

日本では30農家くらいしか作っていないレアものらしい。

 

1個生で食べてみると、ちょっと固めで甘さが薄い。

煮崩れしにくいので、調理向け。

アップルパイやタルト用かな。

砂糖で煮るだけでもおいしいかも。

 


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2022ハッピーストロベリーフォーエバーイヤー

 

真っ白な雪の中、真っ赤なイチゴが来た~!

子どもの握りこぶしくらいあるような大粒の

朝摘み完熟イチゴがぎっしり詰まって、

なんと3箱、計6パック。

びっくり!

岡山の奥山いちご農園のいちごを

愛のあるAIプロデューサーの岡野さんが送ってくれた。

(さりげに韻を踏んでいる?)

試しに1個食べてみたらベリースイートで

ワンモアびっくり。

砂糖も練乳もクリームも何もいらない。

ラブリーストロベリーを満喫です。

 

年明けて東京に大雪警報が発令された6日夕方、

おもちも箱入りミカンもそろそろ底が見えてきて、

明日あたりには終わりかなと思っていた矢先、

お正月再来、ハッピーストロベリーフォーエバー。

イチゴでもう一度、2022の新年をお祝いします。

 


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初詣リベンジ編

 

元旦の巨混み状態を見て撤退したので、

本日4日はカミさんと二人で大宮八幡宮に

リベンジ初詣。

 

大宮八幡宮ではコロナ対策か、

本殿の周囲で写真撮影などで

人が溜まらないようにしている。

 

なので記念撮影は再び、かえる石さまの前で。

改めて、本年もよろしくお願いいたします。

 

おみくじ引いたら小吉で、

「万事成り行きのままに身をゆだねるとき」

「流れに自然に従えば、物事はひとりでに発展していく」

と書いてある。

 

「ハンザキを喰った」も、じつはこんなことがテーマです。

人生は川の流れのように。

 

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新春特別カエルトリップ:椎名町・金剛院

 

義母の「カエル病」に対処すべく、

お正月スペシャルサービスとして椎名町へ。

 

昭和10年、目白の豪邸にお生まれの超お嬢様だが、

わけあってその数年後、父が破産。

4歳だか5歳だかで椎名町の貧乏長屋に落ち着いた。

 

現在も高級住宅街として知られる目白と

池袋から西武線で一つ目のこの椎名町とは

目と鼻の先だが、

当時は現在よりもさらに住環境の格差が大きかったらしい。

 

義母の記憶の奥底にある「家」のイメージが

どちらのことかはわからないが、

口から出てくる言葉は「椎名町」なので、

貧乏長屋のほうが故郷と言えそうだ。

 

電車を乗り換え、「さあ椎名町だよ」と連れて来たのだが、

本人はべつに喜ぶだけでもなく、

「へー、そうなの」という感じ。

全然わかってない。

電車に乗って遠足を楽しんだという感じ。

まあ、シナリオ通りだが。

 

ここの駅前には「長崎神社」というお宮と

「金剛院」というお寺が隣同士、並んで立っている。

古くて小さなお宮に比べ、

お寺は近年、改築・整備をしたのでとてもきれいだ。

 

しかし、今日はまだお正月。

やはりコロナリベンジなのか、

長崎神社には初詣客が長蛇の列を作っているのに比べ、

金剛院は閑散状態。

 

本来はどっちにお参りしてもいいのだが、

いつの頃からか、大みそかはお寺で除夜の鐘を突き、

元旦から3が日は神社で初もうでというのが

日本人の間で習慣化してしまった。

 

義母を連れて行列に並ぶのはまっぴらなので、

今日はお寺のほうにお参り。

 

じつはこの金剛院、

「月刊仏事」の「寺力本願(じりきほんがん)」

という連載記事の1回目で取り上げた、

僕にとってもご縁のある天台宗のお寺である。

取材をしたのは3年前だ。

 

境内には弘法大師像とともに、

「マンガ地蔵(ウィズ・ドラえもん)」や

かわいい赤い帽子の「ひとことお願い地蔵」がある。

おしゃれなカフェも併設されていて、

明るく楽しいお寺なのだ。

 

以前も紹介したことがあるが、

ここにマンガ地蔵がいるのは、

近所にかの「トキワ荘ミュージアム」があるから。

確かおととし、TOKYO2020に合わせてオープンした

(コロナのせいで少し遅れたかも知れない)が、

まだ一度も行っていない。

(たしか要予約)

ぜひ今年は単独で足を運んでみたい。

 

それにしてもシナリオどおりではあるものの、

本日の椎名町訪問はやっぱり空振り。

今年も認知症のカエル病には悩まされそうだケロ。

 

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長編小説「ハンザキを喰った話」

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1月4日(火)16:59まで

 

近年は愛されキャラにも。人はなぜオオサンショウウオに魅かれるのか? その謎がこの物語で解ける?2022年のスタートは、不死身のハンザキのお話で寿ぎください。


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2022おりべ作品第1弾!「ハンザキを喰った話」 新春無料キャンペーン

 

新年あけましておめでとうございます。

今年も妄想力全開で仕事をやりまくり、

毎日楽しく生き抜きたいと思います。

元旦の初詣は「幸福がえる」のご神石にお参り。

カエルパワーを授かりました。

 

というわけで2022年は、昨年大みそかにUPした新作小説「ハンザキを喰った話」の無料キャンペーンからスタート。

奇怪でユーモラスで切ない不死身のハンザキのお話で

寿ぎください。

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気楽な神様に気軽にありがとう

 

義母を連れて、大宮八幡宮の茅の輪・笹の輪くぐりへ。

「今年も無事に生きてました。

ありがとうございました」とお礼。

 

たぶん大半の日本人がそうだと思うが、

僕はかなりいい加減に神様・仏様と付き合っている。

でもそれでいい。

宗教と言うのは、

あんまり熱心な信者になってはいけないと思う。

 

若い頃は願掛けばかりで功利的に付き合っていても、

日本の神様・仏様は許してくれるものだ。

それは自分勝手な人間ほど、

年を取るとともに神様・仏様のありがたさに気付くからだ。

 

日本の神様・仏様はちゃんとそれをお見通しである。

だから他の宗教みたいに厳格に教えを守らなくていい。

お気楽に拝んだり、お気軽にお願いしたりできたりする

日本の神様・仏様こそが

世界のスタンダード宗教になればいいと思う。

 

ところで初詣はともかく、神社やお寺に通うなんて、

なんか年寄り臭いと思っていたが、

年を取るとともに、

だんだん自然と足が向くようになってきた。

 

人間はやっぱり「年寄り」と呼ばれるようになるくらいまで

生きた方がいい。

「若い頃はああだった、こうだった」と

振り返るくらいまで生きないと、

人生をしっかり楽しんだことにならない。

 

「もう死にたい」と思ったことさえ、

笑い飛ばせるようにならないと、

人間をやった甲斐がない。

人生の醍醐味はアフター還暦からである。

 

それにしても神様にお礼を言ったはいいものの、

あと5日を残すのみで、仕事も終わってない、

掃除も片付けも終わってない。

本当に終わらせられるのか?

もう一度、ギリギリ大みそかにもう一度来ないとだめかも。

 


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神田沙也加さんの死について

 

神田沙也加さんの死にはショックを受けた。

彼女は親の七光りを利用するどころか、

芸能の世界で、その光が届かない領域を探し回り、

ミュージカルという分野に活路を見出した。

 

僕は2000年代の5,6年間ほど、

演劇情報のテレビ番組の仕事をやっていた。

その中で彼女の出演する舞台作品について、

何本か紹介したことがある。

 

ミュージカルの世界には

宮本亜門氏演出の舞台でデビューしたが、

その後はまるで修行するかの如く、

小さなマイナーな舞台に幾つも取り組んでいた。

 

周囲の風当たりは相当強かったと思う。

何と言っても、両親があれだけのビッグスターなので、

妬み・嫉みを一身に受けていた感がある。

 

批評やダメ出しなどではなく、

どう聞いても悪口・陰口としか思えないことも

いろいろ言われていた。

 

彼女はいつも「松田聖子の娘」という、

一生逃げられない運命と闘い、

自分とは何者なのか?を追求していたのだと思う。

 

「アナ雪」のアナ役は、その闘いの大きな成果だった。

神田沙也加があの大スターの娘ではない、

ひとりの独立したミュージカル女優であることを

世間に認めさせることができた。

彼女のアナは本当に魅力的だった。

 

自死ということになっているようだ。

あれだけ打ち込んでいたミュージカル。

その名作「マイ・フェアレディ」の主役をやっていた。

その後も数年先まで出演作が決まっていた。

紛れもないミュージカル界の星だったはず。

好きな仕事、誇りになる仕事を責任を持ってやっていた。

 

札幌のホテルの部屋で、突然、ぽっかり空いた

エアポケットに落ちてしまったのか?

少なくとも転落した時は、

まともな精神状態だったとは思えない。

 

彼女の中に何が起こり、

どうして自ら命を絶ったのかは、

遺書でも見つからない限り、わからない。

「お疲れ様でした」と言うにはあまりに若すぎた。

ご冥福をお祈りしますとしか言えない。

 


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飛行機の日と父の命日

 

明日、12月17日は「飛行機の日」である。

どっかの企業が商売を目的に決めたような、

割とどうでもいい記念日と違う。

人類が初めて空を飛んだ記念すべき日だ。

 

約120年前の1903年(明治36年)12月17日、

当時、自転車屋をやっていた

ライト兄弟(Wright Brothers)が

アメリカ・ノースカロライナ州で、

ライトフライヤー号(Wright Flyer)に乗って

史上初、動力飛行機の飛行に成功した。

 

現在の同州キティホークの南にある海に面した町で、

合計4回の飛行トライアルが行われ、

1回目の飛行時間は12秒で飛行距離は約36.5m。

最長時間を記録した4回目の飛行は59秒で

飛行距離は約259.6mだった。

 

「飛行機の日」とは全然関係ないが、

明日は父の命日である。

すでに13年。光陰矢の如し。

 

施設に入っている母に電話してそのことを伝えたら、

案の定、すっかり忘れていた。

ずいぶん頑張って看病していたのだが。

 

でも、忘れていいのである。

大切な人のことだから、

いつまでも憶えていなくてはいけないというものではない。

心を軽くして自由に生きていいのである。

頭の中は空を飛んでいるような母だが、

明るい声を聞く限り、父からのお迎えはまだのようだ。

 


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義母のカエル病と阿佐ヶ谷のクリスマス

 

ここのところ、またもや義母の「カエル病」が再発し、

「お母さんが呼んでいる」とか、

「ちょっと家に行ってきます」とか言っては

日に何度も家出を図る。

先週は一度、夜中に出ようとしたのでかなり焦った。

 

デイサービスで筋トレをしているせいか、

やたら元気で、いっしょに暮らし始めた頃は

100メートルも歩くとゼイゼイ言ってたのに、

今では2時間くらいは平気で歩く。

健康なのはいいが、

仕事をやりながら付き合うこっちは結構大変である。

 

今日も出かけたくてしょうがないので、

すぎまる(地域ミニバス)に乗って阿佐ヶ谷まで行った。

(じつは阿佐ヶ谷までも歩いて行けそうな体力がある)

 

今年はコロナ縛りからもある程度解放されて、

阿佐ヶ谷はクリスマスモードで楽しかった。

大道芸でパントマイムをやっているらしい。

なるほど。パントマイムなら飛沫も飛ばなくていい。

しかし、時間が合わなかったのと、1キロ近くある商店街の

どこでやっているかわからず、見られずじまい。

クリスマスまで日曜日に行けばやっているらしいので、

またチャンスがあれば。

 

阿佐ヶ谷は、あんまりテンションを上げず、

気軽にぶらぶらしながら

クリスマスムードを楽しみたい人には

おすすめです。

 

駅前にはなみすけとナミー

(恐竜をモチーフにした杉並区のマスコットキャラ)と

ジャズバンド(阿佐ヶ谷はジャズクラブの街として有名)の

イルミネーションもあってかわいい。

 


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東京メトロ永田町駅のトイレの美しさとカミさまのいる幸福

 

「今日こんなもの食べたよ」

とネットで発信する人はいっぱいいるのに、

「今日(おしりから)こんなもの出したよ」

と発信する人はあまりいない。

当たり前か。

でも「今日こんなトイレに入ったよ」ならいいだろう。

 

取材で永田町に行ったのだが、

東京メトロ永田町駅のトイレが

すごくきれいなのに感動した。

単純に新しいからだと思うが、

駅でこんなきれいなトイレに入ったのは初めてだ。

思わず清掃員の女性の方に「感動したっ!」

と言ってしまった。

 

最近、コロナで都内でもあまり出ていなかったのだが、

もしや東京メトロは全駅でトイレを

新設しているのだろうか?

それともこれは国政のお膝元の

永田町ならではの特別待遇なのだろうか?

 

いずれにしてもトイレがきれいなのはいいことだ。

おかげで仕事に対するテンションも上がった。

 

かつて昭和時代は鉄道駅のトイレと言えば、

くさい・汚い・危険の3Kトイレの代表格だった。

 

マンガ「おそ松くん」で

俳句を作る競争のエピソードがあって、

おそ松くんが「おトイレや 紙がないので 手でふいた」

という句を読んでいたが、笑いごとではない。

 

平成しか知らない若者には信じがたい話からもしれないが、

昭和の駅のトイレには紙がないのが普通だったのである。

 

出先でもよおして駅のトイレに飛び込んだら、

オーナイゴッド! ああ、カミさま~というわけ。

(表に自販機があって売ってたりもしていたが、

小銭がなければやっぱりアウトである)

 

これはとてつもない恐怖で、

いまだにトラウマとして抱えている人もいる。

 

平成になり、あの「カミさまのいない恐怖」

というストレスから解放され、

安心して駅のトイレに入れるだけでもありがたかった。

 

それはが令和になって、

東京メトロ永田町駅のように

美しいトイレに巡り会えるとは・・・。

カミ様に感謝しよう。

今日はウンの良い日だった。

 


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電子書籍「酒タバコ やめて100まで生きたバカ」 無料キャンぺーンあと1日!

11月28日(日)16:59まで。

 

「人生100年」と言われるようになったのは割とつい最近のこと。

あなたも僕も、そんな心の準備はできていなかった。

顔では笑って「うれしいです、ありがたいです」と言ってみても、内心「さあ、大変なことになった」と思っている。

カネが要る。

健康でなくてはならばい。

周りから邪魔者扱いされないよう気を遣う必要もある。

けれども、何よりも大事なのは。

面白く生きられるかどうか。

笑って死ねるかどうか。

あなたにとって面白い人生とは?

その答えはもちろん僕にはわからないけど、

ちょっとは参考になる話もあるかもしれない。

 

心の常備薬として、あなたのお部屋の片隅に

置いてほしいエッセイ集。

 

もくじ

・人生のすべては十代にある

・こわくて暗い夜ふたたび

・わたしの中の人間のクズ

・客観性という名の神様と自分の物語

・人生最後の全力疾走?

・母の卒業

・1976年の夏休みの星空と自己の存在証明について

・子どもの青春はこれからだけど、あんたの青春はもう終わり

・「赤い服の少女」に学ぶ人生タマタマ

・母の世界が縮小し深化する

・お正月のワクワクすごろく

・「この世界の片隅に」を見ると、世の中そうたやすく悪くはならないと思える

・この世界の片隅に居所を見つけられる未来のために

・酒タバコ やめて100まで生きたバカ

・公務員の仕事は障害者にまかせよう

・冠婚葬祭は人生のストーリーを形にするツール

・カルテット:おとなとこども、あるいはアリとキリギリスのハイブリッドライフスタイルと友だち家族の未来

・「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」ですべてが変わる

・アンパンマンと「ちっちゃいおじさん」のいるところ

・創造的な仕事をするなら眠らニャいと

・バカは死ななきゃ治らないけど、死ぬまでちょっとは成長できるかも

・きみも一生に一度は着ぐるみアクターに

・5月病は克服しない

・他人のメガネをかけ、靴を履いてみることについて

・最後の晩餐の演出

・映画「はじまりへの旅」の寓意とユーモア

・雨女に遇った 

・人を食った話

・人間には最初から子供から大人まで全部詰まっている 

・「2020年の挑戦」への挑戦

・夏のニュースで道行く人たちが「暑い」とコメントすることに関する考察

・おんな・おとこか、女性・男性か、あなたはどっちが好き?

・映画やテレビドラマの世界では高齢の犯罪者が増えている?

・長く生きるのはそれだけで価値がある――と誰もが思えるように

・おとなの事情を優先して、自分の中の子どもを虐待していませんか?

全35編収録

 


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電子書籍「酒タバコ やめて100まで生きたバカ」発売記念無料キャンペーン

 

本日11月25日(木)17:00よりスタート! 

28日(日)16:59まで実施中。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09MDX2J45

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もくじ

・人生のすべては十代にある

・こわくて暗い夜ふたたび

・わたしの中の人間のクズ

・客観性という名の神様と自分の物語

・人生最後の全力疾走?

・母の卒業

・1976年の夏休みの星空と自己の存在証明について

・子どもの青春はこれからだけど、

あんたの青春はもう終わり

・「赤い服の少女」に学ぶ人生タマタマ

・母の世界が縮小し深化する

・お正月のワクワクすごろく

・「この世界の片隅に」を見ると、

世の中そうたやすく悪くはならないと思える

・この世界の片隅に居所を見つけられる未来のために

・酒タバコ やめて100まで生きたバカ

・公務員の仕事は障害者にまかせよう

・冠婚葬祭は人生のストーリーを形にするツール

・カルテット:おとなとこども、あるいはアリとキリギリスのハイブリッドライフスタイルと友だち家族の未来

・「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」で

すべてが変わる

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・創造的な仕事をするなら眠らニャいと

・バカは死ななきゃ治らないけど、死ぬまでちょっとは成長できるかも

・きみも一生に一度は着ぐるみアクターに

・5月病は克服しない

・他人のメガネをかけ、靴を履いてみることについて

・最後の晩餐の演出

・映画「はじまりへの旅」の寓意とユーモア

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・人を食った話

・人間には最初から子供から大人まで全部詰まっている 

・「2020年の挑戦」への挑戦

・夏のニュースで道行く人たちが「暑い」とコメントすることに関する考察

・おんな・おとこか、女性・男性か、

あなたはどっちが好き?

・映画やテレビドラマの世界では

高齢の犯罪者が増えている?

・長く生きるのはそれだけで価値がある――と

誰もが思えるように

・おとなの事情を優先して、

自分の中の子どもを虐待していませんか?

 

                      全35編収録


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電子書籍:新刊本日発売! エッセイ集:生きる①「酒タバコ やめて100まで生きたバカ」

 

お待たせしました。発売しました。

明日から発売記念無料キャンペーン4日間実施です!

11月25日(木)17:00~11月28日(日)16:59

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「人生100年」と言われるようになったのは

割とつい最近のこと。

あなたも僕も、そんな心の準備はできていなかった。

顔では笑って「うれしいです、ありがたいです」と言ってみても、内心「さあ、大変なことになった」と思っている。

 

カネが要る。

健康でなくてはならばい。

周りから邪魔者扱いされないよう気を遣う必要もある。

けれども、何よりも大事なのは。

面白く生きられるかどうか。

笑って死ねるかどうか。

 

あなたにとって面白い人生とは?

その答えはもちろん僕にはわからないけど、

ちょっとは参考になる話もあるかもしれない。

心の常備薬として、

あなたのお部屋の片隅に置いてほしいエッセイ集。

 

表題作のほか、「人生タマタマ」「バカは死ななきゃ治らない」「公務員の仕事は障害者にまかせよう」「きみも一生に一度は着ぐるみアクターに」「人を喰った話」「2020年の挑戦への挑戦」など、当ブログ人気の記事がずらり。

 

★もくじ

・人生のすべては十代にある

・こわくて暗い夜ふたたび

・わたしの中の人間のクズ

・客観性という名の神様と自分の物語

・人生最後の全力疾走?

・母の卒業

・1976年の夏休みの星空と自己の存在証明について

・子どもの青春はこれからだけど、あんたの青春はもう終わり

・「赤い服の少女」に学ぶ人生タマタマ

・母の世界が縮小し深化する

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・他人のメガネをかけ、靴を履いてみることについて

・最後の晩餐の演出

・映画「はじまりへの旅」の寓意とユーモア

・雨女に遇った 

・人を食った話

・人間には最初から子供から大人まで全部詰まっている 

・「2020年の挑戦」への挑戦

・夏のニュースで道行く人たちが「暑い」とコメントすることに関する考察

・おんな・おとこか、女性・男性か、あなたはどっちが好き?

・映画やテレビドラマの世界では高齢の犯罪者が増えている?

・長く生きるのはそれだけで価値がある――と誰もが思えるように

・おとなの事情を優先して、自分の中の子どもを虐待していませんか?

 

                      全35編収録

 

読んでくださった方はぜひレビューお願いします。



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電子書籍新刊「酒タバコやめて100まで生きたバカ」 発行日延期のお知らせ

 

本日22日発行予定でしたが、最後の価格設定まで済ませて何度もUPしようとしてもこの2日間、

Kinndleの原因不明の不具合で、

エラーが出てUPできません。

そのため数日遅れそうです。

楽しみにされていた方、ごめんなさい。

発行でき次第お知らせします。

 

●内容のご紹介

 

「人生100年」と言われるようになったのは

割とつい最近のこと。

あなたも僕も、そんな心の準備はできていなかった。

顔では笑って「うれしいです、ありがたいです」

と言ってみても、

内心「さあ、大変なことになった」と思っている。

カネが要る。

健康でなくてはならばい。

周りから邪魔者扱いされないよう気を遣う必要もある。

 

けれども、何よりも大事なのは。

面白く生きられるかどうか。

笑って死ねるかどうか。

あなたにとって面白い人生とは?

その答えはもちろん僕にはわからないけど、

ちょっとは参考になる話もあるかもしれない。

心の常備薬として、

あなたのお部屋の片隅に置いてほしいエッセイ集。

 

●もくじ

・人生のすべては十代にある

・こわくて暗い夜ふたたび

・わたしの中の人間のクズ

・客観性という名の神様と自分の物語

・人生最後の全力疾走?

・母の卒業

・1976年の夏休みの星空と自己の存在証明について

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あんたの青春はもう終わり

・「赤い服の少女」に学ぶ人生タマタマ

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世の中そうたやすく悪くはならないと思える

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・バカは死ななきゃ治らないけど、

死ぬまでちょっとは成長できるかも

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・最後の晩餐の演出

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・雨女に遇った 

・人を食った話

・人間には最初から子供から大人まで全部詰まっている 

・「2020年の挑戦」への挑戦

・夏のニュースで道行く人たちが「暑い」とコメントすることに関する考察

・おんな・おとこか、女性・男性か、

あなたはどっちが好き?

・映画やテレビドラマの世界では

高齢の犯罪者が増えている?

・長く生きるのはそれだけで価値がある――

と誰もが思えるように

・おとなの事情を優先して、

自分の中の子どもを虐待していませんか?

 

全35篇収録


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ぼーっと生きている

 

空が美しい。

雲が流れていく。

そのままボーッと見ていればいいのに、

スマホなんてものを持ち歩いているので、

つい写真を撮ってしまう。

 

子どもの頃、ぼーっとするな、とよく怒られた。

死んでからぼーっとしろ、

死んだらいくらでもボーッとできるから、

と言われたこともある。

 

だけど死んだらぼーっとしていることなんてきない。

生きているからぼーっとできるんだ。

 

生きてるのか死んでるのかわからないぐらい

ぼーっとしてるのが本来の自分であったはずなのに。

アクティブな人間世界に生まれてきたのは

何かの間違いだったはずなのに、

大人になるとぼーっとするのが難しくなった。

 

ぼーっとしながら見る世界は結構美しくて、

見とれて、また輪をかけてぼーっとなる。

でも、そうしていると、

頭の中でいろんな思考が熟していく。

 

それで結局、夜になるとパソコンに向かって

チャカチャカ何か書いている。

ああ、せっかく今日はぼーっとできた良い日だったのに。

 


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美魔女の終活と年賀状じまい

 

美魔女から喪中のハガキが来た。

彼女は確か僕と同い年かちょっと下か、

ちょっと上。

早い話、アラカンである。

 

もと某地方局のアナウンサーで、

司会をやったり、

インタビュアーをやったりしていて、

むかし、あるイベントで5年ほど

いっしょに仕事をしたことがある。

 

最後に逢ったのはもう10年くらい前で、

その後はずっと年賀状のやり取りだけだった。

 

会った時からびっくりしていたが、

ほんとに若くて美人で、

時々、ブログものぞいていたが、

写真で見る限り、ほとんど変わっていない。

ずっとテレビやイベントなどで活躍しているようだ。

 

その彼女が、この夏、二世帯住宅で一緒に暮らしていた

義理のお父様が亡くなったため、

年賀の挨拶は控えるとのこと。

 

それはいいのだが続けて、

「私自身も今後の人生の在り方、終活に思いを巡らせ・・」

とあり、

「そこで、と言っては何ですが、

来年以降、年賀状でのあいさつは

ご遠慮させて頂くこととしました」

とある。

 

昨年、こうした終活➡「年賀状じまい」のについての

記事を書いたが、

彼女がこんなことを言い出すのは少々意外で、

もしや病気だろうか? とブログを見てみたが、

相変わらずの元気ぶり・美魔女ぶりで安心した。

 

それにしてもやっぱり還暦になると

「年賀状じまい」をする人が増えるようである。

親の死はそのきっかけになるようだ。

 

虚礼廃止と身辺整理ということなのだろうが、

オンライン上のつながりと

年賀状のつながりは違ったものに思える。

 

なので母や義母が亡くなっても、

僕には「年賀状じまい」の予定はない。

今のところは、だけど。

 

アラカン、それ以上のあなたはどうですか?

 

ところで最近、有名人の中でも亡くなる方が多く、

今日は瀬戸内寂聴さんと細木数子さんという

スピリチュアル界(?)の大御所が亡くなったのを知った。

 

しかし正直、このあたりの人になると、

不謹慎な言い方だが、

一体誰がまだ生きてて、誰が亡くなってしまったのか、

だんだんわからなくなってきた。

世界はどんどん変わっていく。

 


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小室眞子さんに自由に幸福になってほしい

 

眞子さんには自由になってほしい。

そして自分の幸福を追求してほしいと思う。

もちろん、小室氏にも。

 

一度ニュースを見たら、

次から次へとスマホにネットニュースが入ってくる。

眞子さんと小室氏の結婚の話。

 

ストーリーの詳細はよく知らないけど、

小室氏の母のかつての婚約者の男が、

彼を大学に行かせたいという親心を抱いた。

男は彼女の願いを聴いてお金を出した。

これは男として最高にカッコいい。

 

ところが、それを小室氏が眞子さんと婚約したとたん、

カネが入ると思ったのか、

「あのカネ返せ」と言い出した。

これは男として最低にカッコわるくて、情けねー。

 

元婚約者について、僕は昭和の人間なので

「おまえに男のプライドはないのか」と、

本当にあきれ返ったよ。

 

いずれにしても、それで大騒ぎになり、

騒げば騒ぐほどこじれていく。

説明不足だの、あとあとの対応が拙かったのはわかるが、

これ、どこをどう見ても

小室氏に非はないではないか。

 

彼はただ勉強して、自分が望む職業について

人生を切り拓きたかっただけである。

 

ところが彼を標的にバッシングが起こった。

バッシングしている人たちの真意が見える。

その人たちは、

他人が持っている地位とか権威とかにすり寄って、

いい暮らしがしたり、おいしい思いをしたい。

そんな人たちだ。

自分はそういう幸運に恵まれないのに、

この男は皇族の娘にすり寄ってうまくやりやがった。

 

羨ましい、妬ましい。憎たらしい。

 

あれこれ理屈を並べ立てて正論化しているが、

そういう醜い感情にへ理屈をつけて、

やれ日本人としてどうの、

皇族の在り方がどうのと懸命に

まっとうなことを言っているように見せかけている。

 

ただ羨ましいだけ。

妬ましいだけの話だ。

 

小室氏の真意は知らない。

そりゃ相手は皇族のお嬢さんだから

一般人の恋愛・結婚と違ったものになることぐらい

わかっていただろう。

メリットのある結婚だ。

眞子さんを利用しようという気持ちがゼロだったとは思わない。

 

けどね、打算も思惑も妥協も忖度も何もなく、

100%、この人が好きだという思いだけで

結婚する夫婦がどれだけいるというのか?

 

むしろ100%の恋愛なんてすぐに終わってしまって、

結婚生活なんて長続きしないのではないか。

 

利用ということでは、むしろ眞子さんのほうが

小室氏を利用したのではないかと思う。

あの家を出るために。

 

責められることではない。

女性には息苦しい家から脱出するために

結婚という手段、救いがあるのだ。

自分の自由と幸福を追求するために

たとえ100%の恋愛感情でなくても、

男を利用していい。

 

今の時代、皇族なんぞに生まれても

いいことなんてほとんどない。

 

選んで生まれついたわけでもないのに、

よけいなところからいっぱい干渉されて、

ささやかな自由も許されない。

自分の感情を出すことも許されない。

 

皇族の品位を守れ?

国民の尊敬と愛情がある?

そんなものより自分の自由と幸福を追求する方が大事だ。

 

特に平成生まれの若い子たちは

みんなそう思っているのではないか?

あんな環境に置かれて、

精神がおかしくならないほうが不思議なくらいである。

 

眞子さんは5、6年前のイギリス留学の記憶が

あったのだろう。

1年間だけでも息苦しい日本から出られてよかった。

だから外国に行くのは正解だ。

 

みんな、1年でも2年でも

出来るだけ若いうちに外国で暮らしてみたほうがいい。

どこの国でもあちこちおかしなところがある。

日本もかなりおかしい国であることが

外国で暮らすとよくわかるだろう。

皇族を続けるにせよ、辞めるにせよ、

そうした経験は必要だ。

 

眞子さんはやめることを選んだ。

彼女と妹の別れのハグを見て、

「リアルアナ雪」なんてコメントがあったが、

あの歌のように「ありのままに」生きてほしい。

 

小室氏が弁護士試験に落ちてしまって

厳しい暮らしになるとは思うが、

このまま日本にいて、

あの家の中で澱んでいるより全然マシである。

 

騒いでる日本のアホどもにアカンべーして、

早くニューヨークに飛んで、

二人で新しい生活をスタートしてほしいと思う。

そして、自分なりの幸福を追い求めてほしい。

 

ついでにいつか心安らぐときが来たら、

僕に回顧録を書かせてくれないかな。

 


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変わらなくてよかったね

 

11月の訪れ。

赤とんぼも飛ぶうららかな秋の日々。

 

コロナで自宅待機者が大勢死んでしまったことも、

自殺者・失業者があふれたことも

みんな、あっという間に忘れてしまった。

 

選挙での自民党大勝利のいちばんの要因は、

コロナが収まったことだろう。

もちろん、野党がダメダメなことも大きいけど。

 

十分とは言えないまでも、平和な日常が戻り、

2年前と同じような生活が送れるメドがつけば、

「ま、いいんじゃね? わざわざ変えて波風立てなくても」

という心境になるのは自然。

ある意味、日本人はとても賢くて優秀なのだ。

 

政治に限らず、企業だって

もう30年くらい前から、

変えよう、変えなくては、

変わるぞ、変わります、変わっちゃえ、へんし~ん!

と、掛け声だけはうんざりするほど聞くが、

一向に変わる気配はない。

 

そうこうしているうちに昭和の人たちは、

「僕たちがんばったから、

あとは任せたから

がんばってねー。

老人の面倒見てね。

地球環境のこともよろしくねー」

と言って、この世から去っていく。

 

いつかは変わる日が来るのだろうか?

いつの間にか変わってた、よかったねー、

大過なく変わって、と、そんなことを言える日が。

 


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ロンブー田村淳氏の会社itakotoの「私の心のこり展」

 

株式会社鎌倉新書の葬儀供養業界の業界誌・月刊仏事の

ライターとして毎月、記事を書いている。

ニュース欄も担当しているので、毎月、月末になると

プレスリリースを見てネタを探すのだが、

今朝アップされていたリリースが興味深かった。

 

ロンドンブーツ1号・2号の田村淳さんが

一昨年設立した会社「itakoto(イタコト)」が

「私の心のこり展」という展示会を開いたという

ニュースである。

 

この展示会は先週の週末、

10月23・24日に東京の渋谷にある

「渋谷シブテナスペース」

というところで開かれたもので、

イベント告知ではなく、事後情報である。

 

時節柄、大勢押し寄せて密にならないようにと

配慮をしたのか、

あまり大きな告知はしていなかったようだ。

にもかかわらず、500人ほどの人が来場したらしい。

 

展示会のコンセプトは

「心のこりに覆われる日」。

 

「この世から、心のこりをなくしたい」を理念とする

itakotoが、

人々に心のこりが生まれないよう意識してほしいと

企画した展示会で、

田村さんも初日にはあいさつに来たらしい。

 

このitakotoという会社は、

遺書動画サービスを事業としており

田村さんが一昨年設立したという。

 

展示会の内容や会社の概要はリンクを見てほしいが、

記事を読んで、改めて“いま”という時代を考えさせられた。

ひとりひとりが死生観をしっかり持っていないと、

この先は人生に美しさも面白さを見出せなくなると思う。

 

おりべまこと電子書籍「世界のEnding Watch」

ハロウィーン無料キャンペーン

10月27日(水)17:00~11月1日(月)16:59

 

ハロウィーンの原型となったメキシコの「死者の日」をはじめ、伝統的な風習から現代の各国のエンディング事情まで。鎌倉新書発行の葬儀・供養の業界誌「月刊仏事」の連載をまとめたエッセイ集。この本で世界のエンディングを旅してみてください。

ハロウィーンに読む本はこれ!

 

もくじ

・わたしを忘れないで(メキシコ)

・ラストドライブ最後の旅(ドイツ)

・メモリアルベンチ(イギリス)

・安楽死できる国は幸福か?(オランダ)

・葬式ストリップショーに禁止令(中国)

・地球環境にやさしいキノコの死装束(アメリカ)

ほか全23篇

 


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2022年へゆるゆる助走

 

先日、AI開発に関する本の執筆協力を

させていただいたところ、

12月に東京ビッグサイトで開かれる

「中小企業 新ものづくり・新サービス展」の

ご招待をいただいた。

 

ポストコロナの時代、

社会を変えていく産業・技術・ビジネス

を考える上で、とても面白そうな展示会だ。

 

また、今日は久しぶりに渋谷に降り立ち、

某有名大企業の新サービスについての取材をしてきた。

 

話していて感じたのは、

持続可能社会とか、SDG'sとか、循環社会とか、

きれいごとのお題目だよ、世の中カネだろカネ、

と思ってたいたことが、

すでに古い価値観になりつつあるなということ。

(とはいえ、カネがモノを言うことは変わらないんだけど)

 

べつに大企業だから、というわけではないけど、

ちゃんと突っ込んで話を聴くと、

体裁の良いコンセプト文だけでなく、

ちゃんと広くアンテナ張って、

中長期を見つめて企業活動やっているなと感心した。

 

いずれにしても、社会はいろんな技術を使って

本気でSDG'sに向かって舵を切り始めている。

そこんとこの新しい価値観をしっかり身に着けることが、

これからの時代をを生きていくポイントだなと思う。

 

今年も残りあと2カ月。

2022年へのゆるゆる助走し始める。

 


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秋晴れの焼きいもと安心のオナラとコロナ再来の不安

 

5月の連休以降、

姿を消していた公園の焼きいも屋の屋台が帰って来た。

 

イモ類に目のない義母は買う買う、食べたいと訴える。

1個買ってお昼のデザートに食べたら

プップーとオナラが出てしかたない。

 

さわやかな秋晴れの青空に

オナラが舞い上がっていく。

日曜日で良い天気。

暑さもコロナも過ぎ去った。

みんな気がゆるみっぱなし。

おしりの穴もゆるみっぱなし。

子どもも大人もプップ、プップ。

オナラの嵐が巻き起こる。

 

感染者激減から1ヵ月。

もう日本人はみんなコロナのことなんか忘れている。

ところが。

解放感に水を指すつもりはないけど、

イギリスやシンガポールをはじめ、

海外ではすでにコロナがぶり返している。

 

ワクチンを打っていてもかかる。

デルタプラス。

デルタ株の進化型。

死んだり重症化したりしないから大丈夫だとか言ってるけど、

本当か?

ワクチンを過信してないか?

医療体制はちゃんとと整えているんか?

 

解放感に水を差すつもりはないけど、

安心してオナラをかましていられる平和な日常は

いつまで続くのか?

年末や正月は大丈夫なのか?

 

コロナはすかしっぺのように

サイレントモードで潜伏しているのかもしれない。

わりと不気味に感じています。

プシューっ。ス~っ。

 

 

電子書籍・長編小説

オナラよ永遠に

 

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。

読みだしたら止まらない面白さ。

オナラをこよなく愛するあなたのバイブルに。そして人生の常備薬に。


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終わってゆく母との再会

 

昨日は名古屋に行って母と会ってきた。

コロナでずっと行けなかったので、

会うのは約2年ぶりである。

 

母は昨年(2020年)4月から施設に入って暮らしている。

月に一度くらい電話はしていたので、

それなりに元気なのはわかっていたが、

正直、実際どうなんだろう?

今の姿を見たらちょっとショックを受けるかも

・・・と、ちょっと怖った。

 

感染症対策として

家玄関のガラスドア越しの面談。

 

とても穏やかで優しい顔をしていた。

そして誤解を招く言い方かも知れないが、

半分、この世の人ではなかった。

もう終わっていく人の顔だ。

 

92歳。

今は元気な90代の人も多いが、

母はこのあたりがゴールのようだ。

 

認知症と診断はされてないが、

もういろんなことを忘れている。

辛うじて僕や妹の顔はわかるが、

うちのカミさんや息子(孫)などのことは

あやふやなイメージのようだ。

なのでうちの家族のここ10年くらいの写真を

ちょっとしたアルバムにして持っていったが、

見てもやっぱりあんまりわかっていないようだった。

 

「お父さんが死んでもう13年になるから

そろそろ迎えに来るかもね」といったら、

「そうだといいねー」と言っている。

だけど、もうお父さんの顔も忘れちゃったけどねーと

笑って言っている。

 

だんだん食べる量も減っているらしいが、

終わる身体にそんなにエネルギーは必要ないので、

ごく自然なことだと思う。

お土産のクッキー、食べきれるかなぁ。

 

半ば僕の願望が混じっているが、

人間、こんなふうに終わるのが理想だよねー

という終わり方なのかもしれない。

 

母にまだ仕事が残っているとしたら、

子どもである僕たちに、人間、おしまいはこんなものだよ、

と僕らに教えることなんだろうと思う。

 

穏やかなおしまいが訪れますように。

 


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感動!カネテっちゃんの「ほぼカキフライ」

 

名古屋の人間はみんなエビフリャーが大好物、

というレッテルを貼られてまって、

はや40年ぐりゃー経ったもんでよ、

今や、名古屋の裕福な子どもはエビフリャーを

くわえて生まれてくるとか、

名古屋の年寄りは最期の晩餐にエビフリャーを喰って死ぬ、

という都市伝説さえあるらしいわ。

 

そんだもんだで名古屋出身のおまえもそうなんだろうと

よく言われるけどよ、

おれはエビフリャーよりカキフリャーのほうが好きだがや。

フリャーを格付けすると、

1、カキ、2.イカ 3.エビ だでよ。

 

というわけで標準語に戻ると、

やっぱり好物はカキフライである。

 

僕の場合、カキが好きなわけでなく、

カキフライが好きなのだ。

生ガキやカキなべなどはこのまま一生、二度と喰えなくても

何の悔いもないが、カキフライはそうはいかない。

 

もしかしたら最後の晩餐として選ぶのは、

ソースをたっぷりかけてカラシをちょいちょいとつけた

アツアツのカキフライと白いほかほかごはんかも知れない。

ああ、またカキフライの季節がやって来た。

うれしい。

 

ところが、である。

家ではカキフライは食えない。

なぜかというと、

カミさんがカキフライがダメだからである。

 

しかもたちの悪いことに彼女は嫌いなわけではなく、

「好きだけど食えない」という立場なのだ。

 

聞くところによると、食べられた時期もあったようだが、

2,3度あたって、以降、僕と付き合い始めた頃には

まったくダメになっていた。

しかし、「おいしかった」:という記憶は持っている。

これは厄介だ。

 

こんな人間を前に、「おれは大好物だでよう」と言って、

ガツガツ見せびらかすようにカキフライを喰うなんて、

デリカシーのないことは僕にはできない。

てか、気が弱いので怖くてできない。

なので毎年、こっそり外食して素知らぬ顔をしていた。

 

しかし今年、確かお盆過ぎだったか、スーパーで

「ほぼ大粒カキフライ」という代物に出会い、

わが家のにポッとロウソク程度の灯りがともった。

 

この「ほぼ大粒カキフライ」なるものの正体は、

かまぼこというか練り物で、

おでこに豆絞りハチマキのおなじみキャラ、

かねてっちゃんのカネテツの製品である。

 

「ほぼカニ」とか「ほぼウナギ」とか、

あくなき挑戦を繰り返すカネテツが放った

ホームラン、とまでは言わないまでも、

タイムリークリーンヒットくらいの価値はある。

 

サミット(スーパー)の安売りで150円くらいのとき

(普段は198円で売っている)、買ってきて

喰ってみたら、「おお、これは・・・・」と

思わずうなった逸品だ。

 

ちゃんとカキフライのちょっと磯っぽい味と、

ふんにゃりした食感を見事に再現しているのには敬服した。

すばらしい技術力だ。

やるじゃねえか、カネテっちゃんよ。

 

さすがいに衣のサクサク感だけはイマイチだが、

まぁ、揚げてからちょっと時間のたった

カキフライと思えば問題ない。

 

トースターであっためて、

ソースやタルタルソースをかけて食べれば十分イケる。

 

何よりカキが食べられなかったカミさんが、

もどきとはいえ、

カキの風味を十分に楽しめる。

なので1パック4つ入りなので、彼女に2つあげて、

僕と義母で1個ずつ食べる。

 

アレルギーでカキなど貝類NGの人も

これなら大丈夫だと思う。

カネテツのあくなき「ほぼ」への挑戦と追求に

惜しみない拍手を送りたい。

 

あなたもぜひ200円なりの

カキフライもどきを賞味してみてください。

 

こうなると、次なる作品は、いよいよ

「ほぼエビフリャー」だろうか?

名古屋人に「うみゃー」と言わしたれ!

 

 

おいしい食のエッセイ集

ロンドンのハムカツ

もくじ

・想やストーリーでおいしくなる日本食

・肉じゃがは幻想のおふくろの味

・恐竜の唐揚げ

・スーパーマーケットをめぐる冒険旅行

・むかしのコロッケ、みらいのコッケ、まあるいコロッケ

・ドラもんがどら焼きの売り上げに及ぼした経済的効果 ほか

 


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長生きして何をするのか?  何のために長生きしたいのか? 北斎に学べ

 

葛飾北斎は、言わずと知れた「富嶽三十六景」を描いた

江戸の浮世絵師である。

そして海外の人にも最も良く知られた、

日本を代表する画家と言って過言ではない。

その北斎の話を面白く読んだ。

 

「江戸のジャーナリスト葛飾北斎/千野境子・著」

(国土社)は、10代の青少年に向けて、

北斎の人生を紹介する本だ。

図書館で何気に手に取ってページをめくってみたら、

北斎の絵は1枚も入っていない。

けれども文章はめっぽう面白いし、わかりやすい。

 

江戸社時代の平均寿命は現代に遠く及ばない。

50歳、もっと若くて30歳くらいという説もある。

しかし、みんながみんな若死にしたわけではない。

 

江戸社会の平均寿命が極端に短いのは、

子どもがたくさん死んだからである。

 

考えてみれば、医療が発達し、衛生環境が整ったのは、

この50年くらいの話。

僕らの親世代(昭和ひとケタ生まれ)までは

子どもの死亡率はとても高く、伝染病をはじめ、

ちょっとした患いでバタバタ死んだ。

貧乏な家庭では、飢饉でもあれば普通に間引きも

行われていた。

 

だから子ども時代を無事に生き延びた大人は、

けっこう長生きする人が大勢いたらしい。

 

北斎もその一人で、90歳で大往生を遂げた。

そして死の3ヵ月前まで絵筆を執り続けた。

まさに「生涯現役」を体現した芸術家である。

 

昔の芸術家だし、あの有名な「神奈川沖浪裏」のような

豪快な絵を描くのだから、

さぞや豪放磊落な生き方をした、というイメージがあった。

 

ところが実際は、ほとんど遊ばず、ろくに酒も飲まず、

人付き合いも必要最小限で、健康に気を遣って

ひたすら長生きを願って生きていたらしい。

 

それには大きな理由がある。

彼には絵があったからである。

大好きな絵を描くために長く生きたかった。

 

そして、70になっても80になっても。

頂点はまだ先だ、と自分の伸びしろを信じていた。

 

しかも北斎は死後にやっと認められた芸術家ではない。

人生の半ばで江戸の大人気絵師となり、

人気も栄光も獲得した成功者だった。

 

にもかかわらず、満足も慢心もせす、

自分はまだまだ成長できるのだという

強力な信念があったところがすごい。

 

遊びも贅沢な暮らしもうっちゃって、

ひたすら健康に気を付けていたのは、

少しでも長く、1枚でも多く絵を描きたかったから。

 

そんな「基本理念」に裏打ちされた北斎の人生は、

ユニークで人間臭くて感動的だ。

 

めちゃくちゃカネを稼いだはずなのに、

なぜか死ぬまで貧乏で、最期も長屋暮らしだったとか、

彼が甘やかしたせいで、

孫がとんでもない放蕩者になってしまったのが

汚点になったとか、

なんで?と思える生きざまをあれこれ紹介・考察し、

10代の青少年らに語り伝えているところが面白い。

 

そしてこれは人生100年時代を生きる高齢者が

読むべき本である。

特に戦後の日本人は「定年」「老後」という言葉に

支配されてきた。

今からでも遅くないので、できるだけ早くこの二つの言葉を

頭の中から削除した方がいい。

 

そして北斎にとっての絵にあたるものを見つけないと、

とてもじゃないけど生きていけない。

漫然とめしだけ喰って生きる100年は長すぎるし、

いずれ家族にも疎んじられるだろうし、

おそらくかなり辛い思いをする。

 

財産はおカネだけでは駄目だ。

生きるエネルギーになり得る心の財産がないと。

 

著者の千野さんもこの本を通し、

すべての世代へ向けてそうしたメッセージを

送りたいのだろう。

この方、生年は書かれていないが、経歴から察するに

若くても今、70代半ばである。

自分を鼓舞し、北斎の生き方に学びたいという思いが

ひしひしと伝ってくる。

とても読みやすく面白い本なので、

ぜひ読んでみてください。

 

ちなみに新しいパスポートの査証欄には

「富嶽三十六景」が、

2024年から発行される新千円札には「神奈川沖浪裏」が

刷り込まれるそうです。

まさしく日本の国民的アーティスト・葛飾北斎。

 


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同窓会延期と「いつまでもあると思うな 渋谷スクランブル交差点」

 

 

驚くべきことにコロナ感染者が急に激減した。

ちょっと不気味な感じがするが、

とりあえず素直に喜んで、この1か月あまりは

割と安心して外出できそうだ。

 

でも、この秋、予定していた

専門学校の同窓会は中止・延期にした。

いちおう幹事役みたいなことをやってて、

昨年企画していたが中止。今年もまた、である。

 

3年前にやった時は20人くらい集まって楽しかったのだが、

さすがにいまはまだそういうわけにはいかない。

週末にメルアドのわかるメンバーにはみんな連絡した。

 

人間、いつ死ぬかわからなくて、この仲間もすでに二人、

あの世に行ってしまったので、

このご時世でどうなっているのかわからない。

元気で暮らしていることを祈るばかりである。

 

いつまでもあると思うな、

親とカネと友だちと青春の思い出。

人生は束の間である。

 

全然関係ないけど。コロナでこの2年ほど、

新宿にも澁谷にもほとんど降り立っていない。

 

渋谷はコロナ禍にも関わらず、

再開発工事がやたら順調に進んでおり、

完成の暁には、車両はすべて地下を通ることになるようだ。

 

ということはかの名物、いまや国際的な観光名所でもある

澁谷スクランブル交差点は近々、

消滅するということになる。

 

見慣れた、当たり前の風景もあと5年かそこらで

消えてなくなってしまうのだろう。

 

いつまでもあると思うな、

親とカネと友だちと青春の思い出、

そして、僕らの渋谷スクランブル交差点。

 

「ありがとう、渋谷スクランブル交差点。

今日で君とはお別れだけど、愛した記憶は忘れない」

なんてセリフが今から聞こえてきそうだ。

 

あなたも今年のハロウィーンはオバケになって

渋谷スクランブル交差点へ出向いて

名残を惜しんでください。

 

なんてね。

こんなこと言って密になって騒ぐのを

煽ってはいかんのだろうけど。

 

ハロウィーンの原型・ディズニー映画の題材にもなったメキシコの「死者の日」などの先祖供養の風習、
人生最後の旅や最後の晩餐を提供する臨終ケア、
遺体をキノコの培養体やフリーズドライにして森や土に還すエコ葬、
安楽死の現実、コロナによる各国の死と葬送の記録など。
葬儀・供養の業界誌「月刊仏事」で連載した記事を一冊に収録したエッセイ集。

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週末の懐メロ50:エニウェア・イズ/エンヤ

 

1995年末のリリースのサードアルバム

「メモリー・オブ・トゥリーズ」の代表曲。

エンヤという稀有なミュージシャンの

代表曲とも言えるかもしれない。

 

このアルバムはちょうど息子が生まれた頃よく聴いていた。

中世を思わせるケルトの民族ドレスをまとった

エンヤのジャケットがとても神秘的で美しかった。

 

エンヤは1980年代の終わりごろから

アイルランドの歌姫として

世界のミュージックシーンで知られるようになった。

 

その登場は衝撃と言うよりも、

当時のワールドミュージックの潮流に乗って、

まるでひたひたと潮が満ちるように、

いつの間にかそこに存在していたという感じがする。

 

ワールドミュージックは

ごく大雑把に言えば、

現代文明が構築される以前の人間が

どう時間を捉え、どう人生を捉えていたかを

歌と音で伝えるツールである。

 

「エニウェア・イズ」は

人生の謎について問いかけ、答える歌だが、

ポップでありながら宇宙の律動のような響きを持っている。

 

いろいろな人の和訳を拾ってみると

最後のほうではこんな内容のことを歌っている。

 

 

何度やり直しても、どの道を選んでも

また新たな始まりが始まる。

ずっと答を探し求めてきたけど

終わりを見つけることはできない

今ここにあるこの道、

そして、向こうに広がるあの道

どっちを選んでもいい

今、わたしが選んだこの道も

あの頃のわたしが選んだあの道も

みんな始まりに過ぎないのかもしれないし

終わりはすぐそこなのかもしれない

 

 

人間ひとりの脳の中には

さまざまな次元の時間が流れている。

 

親子であっても、夫婦であっても

共有できるのは、そのほんの一部に過ぎない。

広い社会の中ではなおのこと。

 

若い頃は単一方向にしか流れていなかった時間が、

齢を取ってくると、放射状にあらゆる方向に伸び始める。

 

細かく切り刻まれた

現代社会における時間とは対照的な、

山上からな海へ向かって流れ続ける大河のような時。

 

個人の過去。

日本という国・地域の文化に包まれ過去。

ヒトという地球に生きる種族の過去。

 

個人の未来。

日本という文化の未来。

ヒトという種族の未来。

 

それらすべてを孕んで僕たちの現在(いま)がある。

 

始まりもなく終わりもない道をどう歩いてゆくのか。

きっとEnywhere、どこへでも歩いてゆける。

エンヤの歌を聴くと、いつもそんなことを考える。

 

音楽エッセイ集

ポップミュージックをこよなく愛した

僕らの時代の妄想力

4週連続無料キャンペーン

第4回:10月2日(土)17:00~3日(日)16:59

収録33編

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌

●阿久悠の作詞入門

●余命9ヵ月のピアニスト

●ローリング・ストーンズと新選組の相似点について

●キング・クリムゾンの伝説と21世紀版「風に語りて」

●プログレッシヴ・ロックスターの死①:ジョン・ウエットンの訃報、そしてロンドンの寿司

●プログレッシヴ・ロックスターの死②:キース・エマーソンの尊厳死(1周忌に捧ぐ) 

●勝手にビートルズ・ベストテン

●中学生時代の「エリナ・リグビー」の衝撃と和訳演奏

●純情ストーカー男と純心DV願望女の昭和歌謡

●人間は幸せに慣れると、幸せであることを忘れてしまう

●義弟のアナログレコードと帰ってきたカレン・カーペンター

●いちご畑で抱きしめて

●ダイヤモンドをつけたルーシーとの別れとジュリアンの心の修復作業

●抹消された20世紀パンクと想像力の中で生きる19世紀型スチームパンク

●悲しいことなんてぶっとばすロックンロールバンドのモンキービジネス

●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」とYESの3文字の秘密

●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」と「イマジン」の秘密

●いろいろな人が弾くから、心に響くロンドンのピアノ

●ストリートミュージックが商品になった街ロンドン

●アナログレコードとの再会

●見捨てられた恋人のようだったアナログレコードが、 なぜ絶滅の淵から回帰したのか?

●さすらいのレコード・コレクター:男のバカバカしくて痛快な生きザマ

●クリスマスにちょっとだけ世界と自分を変える

●森田童子の思い出:僕らの時代の子守唄

●自分をリライトする

●よみがえる死者・よみがえる歌:AIの音楽

●20世紀の愛と平和のロックなんて忘れてしまっていた

●だいじょうぶです、なすがままになさい

 


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凶悪・孤狼・凪待ち:白石和彌監督の映画が面白い

 

白石和彌監督の映画を立て続けに3本観た。

「凶悪」「孤狼の血」「凪待ち」

どれもめちゃ面白い。

面白いが、人間やってるのが怖くなるような映画だ。

 

いちばん凄いのは「凶悪」で、

実際にあった連続殺人事件を題材に作られた。

本当にこんなひどい奴らがいたのかと思わせる、

本当にひどい内容・ひどい事件である。

 

「孤狼の血」も凄まじい暴力描写があるヤクザ映画だが、

役所広司・松坂桃季といったスターが主演しているのと、

昭和ヤクザの世界を舞台にしている分、

現代の日常からやや離れたものとして見えるので、

少し安心して観ていられる。

 

「凶悪」の怖さはやっぱりリアルなドキュメンタリーっぽいところか。

狂気のような人殺しをした連中が

時間と場所によって、ごく自然にスイッチを切り替えて

普通の人間に戻ってしまう。

 

まったく平和な日常生活そのままに

飯を食ったり、子どもに対しては

やさしい父親になってしまう。

 

頭からケツまで冷血非道な人間かと思いきや、

妙にあったかかったり、

可愛いところ・愛すべきところがあったりもする。

 

仕事術や勉強術を伝授するような本の中で

よく「なんでも習慣化すれば身に着く」

といったことを説いているが、

あれとまったく同じで、

人間、慣れれば人殺しも死体遺棄も普通に出来てしまう。

それで心が揺らぐこともない。

 

そんなのは特殊な人間だろ、と思うかもしれないが、

僕らだってきっとそうなれる。

それもわりと簡単に。

 

人殺しとかするやつは、

頭からケツまで冷血非道な人間かと思いきや、

妙にあったかかったり、

可愛いところ・愛すべきところがあったりもするのだ。

 

だから誰の心の中にも、こいつらと同じ「凶悪」がある、

じつはいい人も悪い人も、ほとんど違いなどなくて、

光の部分と闇の部分が交互に現れるだけ。

 

たまたま人生のどこかのタイミングで、

闇の部分がぱーっと広がると、

アッと言う間に人間丸ごとそれに支配されてしまう。

 

「凶悪」でおそるべき殺人首謀者だった

リリー・フランキーが、

「凪待ち」では、おそるべき“いい人”になるが、

彼がそれを証明しているかのようだ。

 

しかし、リリー・フランキー、

改めてすごい俳優だなと思う。

見た目軽くて、全然すごそうでないところがすごい。

 

さらに言うと、これらの作品の登場人物の特徴は、

およそ論理とはかけ離れた、不可解な行動をとる。

 

不条理とかシュールといった文学的な表現も

なんだか似合わない、もっと地を這うような感覚のもの。

ひどく奇妙でありながら、やたらとリアリティがあるのだ。

「人間はどうしてこういう行動を取るのか」

も白石映画の面白さの一つになっている。

 

撮影現場でのひらめきや俳優のアドリブなどが

たくさん含まれていると思うが、

それ以前の脚本の段階で、

こうした人物造型とストーリーを構築できるのが

素晴らしいと思う。

 

それにしても、映画の中でのたうち回る

犯罪者・ヤクザ・労働者・ギャンブル中毒者・

カネの亡者・借金地獄の人たちを見ていると、

明日、自分もこういう世界に

巻き込まれているんじゃないかと感じて

心底身震いがしてくる。

 


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月光浴しながら僕は考えた

 

今宵、中秋の名月が満月ということで浮足立っていた。

そこで日の暮れたあと、

川沿いの散歩道に出かけたら、

同じように浮き足だってお月見に来た人たちが

けっこう大勢ゆらゆら歩いてた。

 

一回りするうちに月はどんどん高くのぼって、

帰ってきたら自分の部屋からばっちり見える。

 

窓から差し込む銀の月の光。

これは気持ちいい。

そのまま30分ほど月光浴をしていた。

 

今夜の月の光はいつもより強くて、

たっぷり月光エネルギーを吸い取れる。

オオカミ男になれそうな気分だ。

 

そうしているうちにビジネスアイデアが浮かぶ。

日焼けサロンというのはあるが、

月光浴サロンというのはない。

 

この月の光を集めて月光浴サロンを開いたら

儲かるのではないか。

 

かのクレオパトラは月光浴で美を保ったという。

実際、科学的にもデトックス効果があるようだ。

 

本当に美容効果を得ようと思ったら

日焼けと同様、裸になって肌に直に当てるのがいいようである。

これは家ではなかなかできないと思うの江、

ニーズが十分にある。

月光ならUVダメージの心配もない。

 

さらに言えば、パワーストーンとか、

スピリチュアルグッズのお清めなどにも

月の光は効果的らしい。

 

これはけっこうぼったくれそうだ。

どなたか商才ある方、いかがでしょう?

もうかりまっせ。

 

せっかくの美しい神秘的な月夜に

しょーもない話でごめんなさい。

 


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まだ若い敬老の日と人生100年時代の宿題

 

「敬老の日」はかなり“若い”祝日である。

調べてみたら、国民の祝日として制定されたのは、

1966年(昭和41年)。

 

小学生になった頃から祝日だったので、

少なくとも戦後間もなくからずっとだと思っていたが、

生まれてまだ55年しかたっていない。

 

その頃はまだ若者が多い社会だったので、

たんなる年寄りだとしても、

生きているだけで

「人生の大先輩」としての価値があった。

 

それから半世紀以上が過ぎ、

残念ながら今ではもうそうではない。

 

もちろん、それぞれの家族や地域において、

それなりの存在価値はある。

 

しかし、超高齢社会において、

たんなる年寄りには、

少なくとも55年前のような「希少価値」はない。

 

ただ生きているだけでは大事にされない。

敬ってもらうこと・愛されることは難しい。

 

それぞれ何か自分の価値を作り、

人に、社会に示すことが求められる。

これからはそんな時代になるのだと思う。

 

いまや連休を構成する1部としか

認識されない「敬老の日」は

5年後、60年という還暦を迎えて

なくなってしまうかもしれない。

 

幸か不幸か、

人生100年時代という概念が何となく定着した昨今、

還暦を超えたら、100まで生きるために

目標を立てて、自分の宿題をやるといいかもしれない。

 

僕の場合は、とりあえず、

 

7歳にも17歳にもなれる70歳になる。

8歳にも18歳にもなれる80歳になる。

9歳にも19歳にもなれる90歳になる。

 

そして、10歳にもなれる100歳になったら、

ゼロ歳にもどる、かな。

 


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ワクチンショック後日譚: 現場で役に立たないアタフタ医療者

 

カミさんがコロナワクチン接種に行って、

アナフィラキシーショックを起こし、

緊急搬送されて10日あまり経つ。

 

その後は何ともなくて、

翌々日くらいからは普通に生活してるが、

まだ毎晩、寝る前に抗アレルギー剤を飲まないと

ちょっと苦しくなることがあるようだ。

 

今朝、ワクチン2回接種の人が50パーセントを超えた

という報道を見て、たぶん今後、

日本も経済を動かすために

欧米同様、ワクチンパスポート導入

ということになるんだろうと思う。

 

そしたら躊躇している人も

接種に踏み切るかもしてない。

 

カミさんも迷ったあげく、

感染リスクを重視して接種したのだが、

やっぱ駄目だった。

 

それはしかたないんだけど、

問題は会場の医療体制である。

 

杉並区は「万全の体制を整えていますから、

安心して接種にお越しください」とアナウンスしている。

 

ところが、実際は彼女が15分の待機時間の間に

異常を起こしたのにも関わらず、

現場の医師も看護師もアタフタしてパニクって

まったく役に立たなかったらしい。

 

僕のところに電話がかかってきたときも

「大丈夫そうで。ご本人は帰れるとおっしゃてますが・・・」という感じ。

 

それでも心配なので慌てて外に出て

タクシーを捕まえたら(最初の電話から10~15分後)。

また電話が来て、こんどは「救急車呼びました」という。

 

会場に着いたら救急車の中にいたので、

いっしょに乗り込んで救急病院まで行った。

 

その時は会場の医師や看護師のことなど

意識になかったが、後から話を聞くと

だんだん腹が立ってきた(おそいけど)。

 

最初は「しばらく様子を見ましょう」

という話だったらしいが、

5分と経たないうちにヤバイ状態になったらしい。

 

やばいそうか、そうでないかなんて

医療者ならすぐわかりそうなものだが、

みんなボンクラだったようだ。

 

救急車まで呼ばなくちゃならないのなら、

いったい何のために医療者が現場に立ち会っているのか?

人数合わせで、ただそこにいればいいだけなら、

僕がバイトでやったって同じだ。

 

何か注射するなり、投薬するなりできなかったのか?

緊急事態に対するトレーニングが

ちゃんと出来ている人が配備されているのか?

 

全員でなくてもいいけど、

1人や2人はそういう指導ができる人がいなきゃダメだろ。

 

たまたまその時間、

その会場にいた医療者が全員無能だった、

とも考えられるが、そりゃ運が悪かったねで

片付けられてはたまったもんじゃない。

 

それにあの日、あの会場に居合わせて

ドタバタ劇を目撃した人は、どう思っただろう?

けっこうトラウマになって、

やっぱワクチン怖い、

2回目打てなくなったという人もいるのではないか?

 

これは杉並区に限ったことなのか?

他の地域・会場でも同じなのか?

 

国がワクチン接種を進めたいのはわかるし、

僕も健康に問題ない人はやったほうがいいとい思うけど、

この1件で、やっぱり全面的に信頼はできないなと

わかった。

 

うちのカミさんは別にみんながやっているから

自分も打とうと思ったわけではない。

 

ただ、自宅待機死など、

ひどいことも現実に起こっているわけなので、

感染リスク・重症化リスクを抑えたいと、

ワクチン効果ありそうだし・・・と考えるのは当然である。

その判断が裏目に出た。

 

彼女同様、健康リスクを抱えながら迷っている人は

一定数いると思う。

 

そこから接種に踏み切る人は、

行政の「安心・安全アナウンス」を鵜吞みにせずに

緊急対応のマニュアルはちゃんとあるのかとか。

もし、アナフィラキシーなど起こした場合に

どういう対応をするのか、

事前にしつこく質した方がいいと思う。

 

逆に考えれば、彼女は現場で即座に異常が出たから

よかったとも言える。

その場の15分ではOKでも、帰宅後、異常が出る人もいて、

実際に接種後、亡くなった人

(ワクチンとの因果関係は確実でないが)もいるようだ。

 

パーセンテージは低くても、

当事者・家族にとっては100パーセント。

ワクチンも感染も甘く見ないようにしてほしい。

 


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めでたき9・9 重陽の節句 まさか一生上り坂?

 

今日は9月9日。重陽の節句。

得体の知れないスピリチュアル占いとかやって

○月○日は運気が最高だの、

最低だのって騒いでるあなた、

じつは今日こそが日本人として公明正大に

最もめでたく、ラッキーでハッピーな日と言えるのだよ。

 

日本には5つの節句がある。

これは江戸時代に定められた式日(今でいう祝日)のこと。

 

1月7日 人日の節句(七草粥)

3月3日 上巳の節句(桃の節句/雛祭り)

5月5日 端午の節句

7月7日 七夕の節句

9月9日 重陽の節句

 

1,3,5.7.9と奇数ばっかり。

それもそのはず。

古来、日本では奇数は縁起の良い「陽数」、

偶数は縁起の悪い「陰数」と考えらえてきた。

 

その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりで、

めでたい反面、悪いことにも転じやすいと考え、

お祝いとともに厄祓いをしていたそうな。

 

中でも一番ビッグな陽数「9」が重なる9月9日は、

陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、

不老長寿や繁栄を願う行事をしてきた。

 

それにしても他のお節句は、

七草がゆだの、ひな祭りだの、こいのぼりだの、

ずいぶん賑やかなのに比べて、

この9月9日のジミ~なこと。

 

そもそも「重陽の節句」なんて知らなくて、

めでたいどころか、

「9と9のダブル。苦しい苦しいで最悪~」

なんて思っている日本人が大半なのではないだろうか。

 

べつに派手なお祝いなどしなくていいので、

部屋に花でも飾るなりして、

心静かに感謝とお祈りをすれば、

いいことあるかもよ。

 

それにしてもおめでたいお節句なら、

めでたい、めでたい、ワハハハ・・・と

何も考えずに笑っていればいいのに、

「悪いことにも転じやすいと考え、

お祝いとともに厄祓い」

という日本人は、どんだけ心配性の民族なんだ~。

 

てっぺんまで上ったけど、

ついつい「この先、おれは下るだけ」

と不安になってしまうんですな、ご苦労様です。

 

そうすると、いつまでたってもうだつの上がらない

ぼくのような人間も

「おれは一生、死ぬまで上り坂」と自慢できてしまって、

案外ハッピーなのも知れない。

 

要は気の持ちようだって、

身もふたもない結論にたどり着いちゃうな~。

 


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まぼろしの家へカエル病

 

「どうもお世話になりました。

わたしは家に帰ります」。

 

夕方、デイサービスから帰ってきて、

さて一服、あともう少しだから

仕事の残りをやるかと思ったてたら、

いきなり義母の「カエル病」が発症した。

 

やれやれゲロゲロと思うが、あまり抵抗せず、

「そうですか。ではお気をつけて。

そこまでお見送りしますケロ」と言って、

いっしょに表に出る。

 

しかし、外に出てもどう帰っていいかわらない。

彼女の帰る家は「まぼろしの家」なので当然だ。

 

ぼくに道を訊くので、じゃあそこまで行きましょうと。

クルマの通らない、いつもの散歩コースである

川沿いの遊歩道まで連れて行く。

 

すると「ここからならだいたいわかります。

もう遅いのでお帰りなさい」と言われてしまった。

 

「はい、それでは」と言って別れたフリをしたら、

いつもの散歩コースをスタスタと歩き出す。

体力は後期高齢者と思えないほど満点だ。

 

僕は探偵のように離れてずっと尾行する。

 

やがて住宅街に入って行き、

迷子になって焦っているのが背中からわかる。

 

クルマも来るので、そのへんで

たまたま会ったフリをして声をかけると、

やっと改心してネコやイヌやカルガモらに

声をかけながら家に帰る。

 

でも義母にとって、こっちは「仮の住まい」でしかない。

子どもの頃の家族(と言っても、とっくにみんな亡くなっている)

がいる「まぼろしの家」こそ、

いつか帰っていく本当の家なのだ。

 

9月になって急に涼しくなり、

日が暮れるのも速くなったせいか、

「カエル病」の発症頻度が高くなった。

認知症には困ったケロ。

 


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続・ワクチンショック

 

昨日はカミさんがワクチンのショックで

救急搬送されて焦ったが、

点滴打って薬を飲んで寝て、

結局、大ごとにはならなかった。

今日は微熱と腕の痛みだけだそうである。

どうもお騒がせしました。

 

ワクチンに対しても、感染してどうなるかも、

本当にひとりひとり反応が違うようだ。

 

僕も自分が平気だから、

ひとりだったらナメてかかっていただろうけど、

こういう敏感な人がそばにいると

慎重にならざるを得ない。

 

彼女は子どもの頃、体が弱く、

何度も死にかけたようなので、

健康や薬のことに関しては

かなり自分自身と対話できるようだ。

(子どもの頃、医者から出された薬を

「これはやばい」と感じて捨てたこともあるらしい)

それでもコロナワクチンに関しては見誤った。

 

それほど「ワクチン打て打て」という声は大きいし、

ネットなどでも「僕も打った、私も打った」と聞くと、

打たないと不安になるようだ。

 

でも確率は相当低いとはいえ、

亡くなる人もいる。

自分がそれに当たらないという保障はない。

 

情報はいっぱいあるけど、

最終的に決めるのは自分だし、

取るべき行動は、打つか・打たないの二つに一つ。

 

この先まだ長そうなコロナの世界では、

こんな局面がまだ何度か来るのかも知れない。

 


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秋風とともにワクチンショック

 

きょうはカミさんが午前中、

初めてワクチン接種に行ったのだけど、

昼過ぎ、そこから電話が来て、

すぐに迎えに来いと言われた。

 

通りに出てタクシーを捕まえて乗り込んだら、

また電話が鳴って、救急車を呼んだという。

 

会場に着いて荷物を渡され、

いっしょに救急車に乗った。

呼吸困難の症状が出ていた。

 

病院では気が気でなかったが、

点滴を打ってなんとか回復し、

家に戻って来た。

 

彼女はもともと喘息身持ちなので、

ワクチンを受けようかどうか悩んでいて

やっと決断したが、

やっぱりだめだった。

もうワクチンは打てない。

 

べつにワクチン反対派でなくて、

打ちたくても打てない人も結構いる。

 

巷ではコロナ=第3次世界大戦説もあると聞く。

両大戦とも4、5年続いた。

コロナの終息にもそれくらいかかるんではないかという話。

ちょっと「戦時下」を感じた。

 

それにしても5年は長い。

あと3年半もある。

もうちょっとおまけしてくれ。

 


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どうして人は地球滅亡・人類滅亡の物語を創り続けるのか?

 

コロナで人類が滅亡すると思っている人は

ほとんどいないが、この先のことはわからない。

変異を繰り返して、

おそるべき大量殺戮ウイルスにならないとも限らない。

 

でも、そうしたら世界中の人々は

現在のように分断された状況ではなく、

心を一つにして「人類の敵」に立ち向かっていくだろう。

 

そんなことを考え出したのは、

そう言えばここ最近、

地球滅亡・人類滅亡系の映画を観ていないなぁと

ふと思ったからである。

 

最後に観たのは「アルマゲドン」だったか。

ということは、

21世紀になってからほとんど観ていないのか?

 

小説やマンガはどうか?

「寄生獣」などは人類滅亡系のカテゴリーに

 

入らなくはない。

 

「エヴァンゲリオン」は?

20世紀の旧作(旧劇場版)はそのニュアンスが強かった。

しかし、新劇場版になると、心の問題にすり替わった。

 

「地球滅亡・人類滅亡は、あなた自身の心の問題です」

というわけだ。

 

キリスト教瀬世界では「ノアの箱舟」など、

地球滅亡・人類滅亡は

大昔から語り継がれてきた一大テーマである。

そこから救世主・英雄の物語が展開した。

 

20世紀後半以降、それが現代科学の発展、

核兵器の開発などと結びついて、

SF分野で地球滅亡・人類滅亡の物語が

量産されるようになった。

 

また、僕らの世代の日本人は

「ノストラダムスの大予言」に当たってしまったので、

「地球滅亡・人類滅亡」に脳のコア部分が侵食されている。

 

僕はこの20年余り、さすがに食傷して、

あんまりその手の物語を楽しめなくなっていたが、

相変わらず滅亡映画は創られ続け、

どれもそこそこヒットしているようである。

 

観客がいなければ映画なんて作らないので、

やはり安定した需要があると考えられる。

 

そして、なんでそんなに需要があるのか?と考えると、

答は割と簡単で、先進国社会はおしなべて、

この先、人口が減っていくからである。

 

先進諸国の人口はピークアウトしている。

ピークアウトしているからこそ先進国であり、

豊かな経済・豊かな生活を実現していると言ってもいい。

 

ということは極論すると、

いずれは日本なら日本人がいなくなり、

人類が地球からいなくなるということだ。

 

もちろんそれは遠い遠い未来の話で、

僕たちや、僕たちの子どもや孫の時代に

起こることではない。

けれどもどれほど先かはわからないけど、

確実にそれはやってくる。

 

現代の人間と同じ新人類が地球に出てきたのが、

およそ20万年前だというから、

それくらいのスパンで人類は消滅するとも考えられる。

あるいは、もう人類とは呼べない、

ちがう生き物になっているのかもしれない。

 

ぼくたちの脳はもうそのことをどこかで感知している。

じつは得体の知れない不安のもとはそれである。

 

僕も含めてみんな、漠然とした将来への不安を抱え、

なんとか拭い去ろうと躍起になっているが、

はっきりいって無理である。

 

いずれ人類は滅亡する。

ぼくたちはその途上にいる。

 

人が地球滅亡・人類滅亡の物語を創り続けるのは、

一時的にでもその不安を払しょくし、

心の安定を取り戻すため。

いわば、一種の宗教的行為なのである。

 

そこには女神が、英雄が、救世主がいる。

そしてあなたの隣に愛する人が、大切な人がいる。

地球滅亡・人類滅亡の物語はそう教え、人々を導く。

安心できるためには、

やっぱり「愛」と「信じること」が必要なのだ。

 

と、ここでアルマゲドン愛のテーマ、

エアロスミスの「I Don't Want To Miss A Thing」が

ドラマチックに流れる。

ああ、また映画が観たくなった。

 

というわけで、もしコロナがおそるべき変異を遂げたら、

マスクしろ・しなくていい、

ワクチン打つべし・いや、あれは毒だ、支配層の陰謀だと

しょーもない喧嘩をすることなく、

人類は愛の心で一丸となてるのではないか?

 

もちろん、そんなことは望んでないけど、

たとえコロナが今のレベルでも、

かかったら重症化して死んでしまう可能性は誰にでもある。

 

べつに地球が滅亡しなくても、人瑠が滅亡しなくても、

あなたが死んだら、

あなたの地球も世界もそれで終わってしまう。

だから気を付けてね。

そして、死なないでね。

あなたの地球、あなたの世界を守るために。

 

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他者に不寛容だから幸福度低い?ニッポン

1月21日のルイ16世とマリー・アントワネット

アムステルダムのナシゴレンとコロッケとアンネ・フランク

孤独担当相の誕生

ヒトラーの人間力

 「GACHI」という言葉を外国人に説明すると

 未来のことは子どもに学ぶ

 人新世(アントロポセン)を生きる ほか

 


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コロナ・デルタモードでビキニのおねえちゃんはもはやノスタルジー

 

昨日、テレビで3、4年前の日本のビーチ

(たぶん湘南あたり)の映像が出てきた。

ビキニの女の子が笑顔でインタビューに答えている。

 

そのVを見ていたコメンテーターの芸人が思わず漏らした。

「なんだか懐かしい風景や」

 

その感覚は正しいと思った。

3年前の夏、僕は頭の手術をやって入院し、

海もプールも自粛していたが、

その頃のことが本当に昔のことに思えてしまう。

 

個人的な生活の変化もあるが、

もちろんそこにはコロナが大きく介在している。

 

コロナ前とコロナ後の世界は完全に分断されそうな気配だ。

 

仕事でも調べものでネット記事をあちこち検索するが、

2019年以前の記事はちょっと注意して読む。

 

古い記事に価値がないわけではないが、

そのビジネス自体が陳腐化していたり、

プロジェクトが終了したりしているケースが

けっこう見受けられるからだ。

 

企業サイトでもニュースやブログが

2020年以降、更新されていないのを発見すると、

この会社は本当にちゃんと稼働しているのか、

ちょっと心配になる。

 

もし更新をサボっているだけだったら、

不信感を抱かれないために

ちゃんとアップデートした方がいい。

 

それにしても、今振り返れば昨年はまだよかった。

日本は被害が大したことなかったので、

自分も含めて、コロナをなめていた。

 

政府もよけいな金や労力をかけなくても

国民に我慢させときゃ、いずれ嵐は過ぎ去ると

思っていたのだろう。

 

 

それでオリンピックもできちゃって、

もしかしたら奇跡が起きて感染が減退するかと

わずかに期待したが、残念ながら、

オリンピックの神様は日本に金メダルをくれなかった。

 

ワクチン打ってオリパラやって、

この夏でコロナ一件落着となっていた

シナリオは見事に崩れてしまっている。

 

メディアに煽られている部分はあるかも知れないが、

今回のコロナ・デルタモードはまじヤバイ気がする。

 

もしかしたら今までのは前座に過ぎず、

日本のコロナ禍はこれからが本番なのかもしれない。

 

ワクチン打ってても安心できない。

とりあえず年末までは自粛を続けるしかなさそうだ。

これが単なる思い過ごしでありますように。

 

ついでに言うと、

最近「ポストコロナのビジネス云々」という広告が

よく目に入る。

 

その人たちの中でコロナ禍を予測できた人も、

ここまで(さらに来年以降まで)トンネルが続くと

予測できた人は一人もいない。

話は2、3割聞いておけばいいと思う。

 


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夢みたび。TOKY02040開催決定! (という夢を見た)

 

不運にまみれてたのに、

こんな厳しい条件のもと、みんなよくがんばった。

 

今週はテレビもネットも、

日本のメダリストおめでとう! 

勇気をどうもありがとう!

 

ボランティアの皆さんのおもてなし 

すばらしい 海外も絶賛!

 

という声があふれている。

 

それを僕たちはエアコンのきいた

涼しい部屋の中で見聞きして胸を熱くしてる。

これでめでたしめでたしでいいのか?

 

なんで開会式で「イマジン」を歌うのか?

なんで閉会式で「愛の賛歌」を歌うのか?

なんで広島・長崎への黙禱がないのか?

 

不可解なこといっぱいの東京オリンピックで

やっぱり最大のミステリーは

「なんで真夏の東京でオリンピックなのか?」

と、最初から言っていたことに戻ってしまう。

 

あまり大きくは報道されなかったようだが、

テニスでもアーチェリーでも競歩でもマラソンでも

熱中症になる選手が続出。

(競歩とマラソンは会場を札幌に移しても変わらなかった)

ボランティアも50人以上が熱中症で倒れたそうである。

 

これでもし観客を入れていたら・・・

と思うと空恐ろしくなる。

死人だって出ていた可能性が高い。

皮肉だけどむしろコロナに感謝すべきだった

のかもしれない。

 

招致の段階で日本側は「東京は温暖な気候」だから

「選手にとっても最適な環境」という文言を入れていた。

 

それは1964年と同じく、10月に開催されたときの話だ。

当時と違って開催日程が真夏なのはわかっていたこと。

IOCだって東京の真夏が競技するのに適した環境かどうか

わかっていたこと。

 

ミステリーでも何でもない。

 

最初から選手ファースト無視、

理念も無視した大会だったのは明らか。

ということは忘れないほうがいいと思う。

 

でも、こんなに素晴らしい日本人主催のオリンピックが

コロナのせいで無観客になり、

海外の人も来られなくて本当に残念。

と思っている人は少なくないだろう。

 

そこでちょっとおめでたい情報を得た。

パリ、ロス、ブリスベン、2036はイスタンブールが有力。

 

ならばその後の2040、また東京でどうですか?

せっかく作ったこの素晴らしい施設、

上手にメンテすれば

19年後なら十分再利用できるんじゃないですか?

 

ぼくたちだってまたおもてなしを受けたいし、

今度こそたっぷりおいしい日本食食べて、観光もしたいよ。

競合なしで決めちゃってもいいからさ。

 

と、IOCのお偉方が去り際に持ち掛けたとか。

 

ええー! 夢みたび。TOKY02040

ぜひぜひとも! とJOCも都も政府も色めきたったとか。

 

ーーというのはもちろん真夏の夜の夢です。

真夏の東京オリンピック、ノーモア。

 

 

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思いもかけない夏の小さな旅へどうぞ。

 


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日本だから発信できる、大事なメッセージが抜け落ちていた東京オリンピック

 

開催中は選手の活躍にエキサイトした。

感動ストーリーもたくさん生まれた。

日本のメダルラッシュも喜ばしいことだ。

 

でもやっぱり終わってみて、

オリンピックの開催意義を考えざるを得なかった。

 

最後まで理念が抜け落ちたままだった

東京オリンピック。

その印象は変わらない。

 

それを象徴するかのように

閉会式は締まりのないものだった。

 

選手が解放的になり、リラックスするのはいい。

競技をやり遂げた喜びを表すのはいい。

 

けれども平和の祭典・多様性の象徴であるはずの

オリンピックが日本で行なわれているのに、

それも日程に8月6日を含んでいるのに、

閉会式翌日(=きょう)は8月9日なのに、

どうして広島・長崎への黙禱が行われないのか?

 

橋本会長・バッハ会長のスピーチの時に

それはできたはずである。

 

それがあれば閉会式も全然違った印象になったのだろうに。

東京で、日本で開催した意義も、価値も、

後世に与える印象も違っていただろうに。

 

これもまた政治・思想に

オリンピックを利用するのはまかりならん、

ということに当てはまるのだろうか?

 

黙禱はお祭りにふさわしくないからか?

そうとは思えない。

 

1994年のリレハンメル(ノルウェー)冬季大会の開会式では

サラエボに向けて黙祷が行われた。

 

サラエボオリンピック(冬季大会)は、

その10年前の1984年に行われた。

旧ユーゴスラビア(現ボスニアヘルツェゴビナ)の首都である。

 

しかしオリンピック開催後、東西冷戦構造の瓦解に伴って、

ユーゴスラビアという国家自体が崩壊。

いくつもの国に分断され、

サラエボは内戦と民族間の対立と大量虐殺の舞台となってしまった。

 

僕はもちろんテレビで観ていただけだが、

あの黙禱にシーンは

27年経った今でも鮮明に覚えている。

それくらいオリンピックという場はメッセージの発信力が強い。

 

もちろん、サラエボはかつての開催地であるなど、

事情や背景は異なっているが、

それにしてもやっぱり、なぜやらないのか? 

という疑念はぬぐえない。

 

当然、裏では議論もあったようだが、

結局、IOCは首を縦に振らなかった。

 

パンデミックという厳しい条件の下で、

半ば無理やり開催したのだから、

単なる祭典ではない、スポーツだけではない、

オリンピックの独特意義を謳ってよかった。

謳うべきだった。

 

それが、人類がコロナウイルスを克服した証云々にも

繋がるんじゃないの?

菅首相も、小池都知事も

もっとがんばれなかったのか?

・・・といっても、もう遅いけど。

 

パフォーマンスの一部に出演した大竹しのぶさんも

そのことを残念がっていた。

..

宮澤賢治の詩を子どもたちに語って聞かせるという、

ちょっと意味不明のお芝居。

 

正直「なんでこんなシーン入れるの?」と思ったが、

あれは黙祷をしない・できないことの代償だったのか?

しかし、あれではメッセージにはならない。

せっかく東京で、日本で開かれたのに。

せっかく大きなチャンスだったのに。

 

選手の活躍や喜びに水を差すつもりはないけど、

今回のオリンピックは、

かなり残念な気持ちでいっぱいだ、

 


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オリンピックはコロナ無限トンネルの一瞬のオアシスなのか?

 

昨日はワクチン2回目接種の日だった。

ちょうど出かける時間が、

五輪の女子スケボーパーク決勝と当たってしまっていた。

 

最後のスカイ選手と岡本選手の滑りまで

見ずには出て行けなくなった。

 

岡本転倒。残念!

メダルは獲れなかったけど、

技術は上の3人より上だというのは

素人が見ても分かる。

 

平均点ではなく、最高点で競うので

とにかくみんなガンガンチャレンジする。

3回目はいちかばちかの賭けで転倒続出。

 

でも一発逆転を狙って

思い切りチャレンジできるというのは素晴らしい。

 

それにスケボーは遊びの延長みたいな感じでやっているから

国籍問わず、遊び仲間同士でほめあったり、

慰め合ったりしているのが

見ていてとても気持ちよかった。

 

元来、スポーツはこういうものだった。

それが発展すると

国力争いの代理戦争みたいになってしまう。

そして自分を含めて、それを楽しむ人々が大勢いる

…と思うと、ちょっと複雑で矛盾した気分。

 

日本はスケボーめっちゃ強いじゃんか、

金メダルめちゃいっぱい取れるじゃんか、

ときがついたお偉いさんたちが

オリンピックのために強化選手養成

――みたいなことにならなきゃいいけど、と思う。

 

でも今回作ったスケボー会場は

選手の活躍のおかげで

終わった後、取り壊される予定だったのが

残されることになったとか。

それはめでたい。

 

というわけで遅刻しそうになって。

灼熱の太陽の中、慌ててチャリを飛ばし接種会場へ。

 

ぎりぎりセーフで、

特にドラマもトラブルもなく、

平凡にワクチン2回目接種完了。

こっちはドラマなんてないほうがいい。

 

それにしてもコロナワクチンより、

オリンピックを優先していた自分がいた。

理念を無視した、利権優先のオリンピックに

ブーイングを飛ばしていたが、

実際に開かれると、やっぱオリンピック面白いな~、

自分の国や文化をアピールしたり、

人権をアピールしたりするために、

世界のためには、やっぱりこういうイベントが

必要なんじゃないかな~

と思ってしまう。

 

多くの日本人は多かれ少なかれ、

僕と同じ気持ちなのではないだろうか?

 

でも、いまはまだ夢の中ということなのだろうか。

終わった後、感染拡大・医療崩壊の現実を突きつけられ、

再びコロナ無限トンネルが始まるかもしれないと思うと、

けっこう怖い。

 


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小山田問題:才能と人間性

 

世の中は芸術的才能よりも

人間性を重視している。

人として正しく生きている上での

才能でなければ認められない。

そういう世界になった。

 

数年前、ハリウッドの女優が

映画プロデューサーのパワハラ・セクハラを

掘り起こして糾弾したあたりから、

世界が急速に人権や個人の尊厳といったものを

クローズアップするようになった。

 

この流れはもう止まらない。

そして、元に戻ることはない。

 

昔は真逆だった。

 

才能がすべてだ。人間性なんか関係ねーだろ。

 

誰だったか忘れたが、むかし芝居をやっていた頃、

僕もそう言われたことがある。

 

かれこれ40年近く前の話だが、

当時、それは真実の言葉だった。

 

作家も俳優もダンサーも画家も映画監督も、

そして音楽家も、

およそ芸術・娯楽の分野で仕事をしようとする者にとって

それは鉄の掟のようなものだった。

 

いや、でも人間性も大事なんじゃないでしょうか。

そんなことを言おうものなら嗤われ、馬鹿にされた。

 

「いい人」に何ができる?

世間の常識にとらわれた人間に

面白い表現、人を感動させる表現などできるわけがない。

そう言われたらグウの音も出なかった。

 

僕の実感は昭和時代のものだが、

これは割と最近まで、おそらく10年ちょっと前くらいまで

生きていた鉄則ではないかと思う。

 

小山田氏があんなひどい虐待・暴行を

さも自慢げに、笑い飛ばすように話したのも

1990年代半ばは、そうした芸術分野の

才能至上主義みたいな常識が

まだしっかり生きていたからだろう。

 

才能があり、人気もあり、

セールスを上げているミュージシャン。

ほとんど無敵である。

何を言っても、何をやっても許される。

あの記事の内容を読む限り、

そうした自信(今となっては驕り)

が見て取れる。

 

僕は今回読んで吐き気がしたけど、

当時はああした話を歓迎して受け止める風潮も

世の中にあったのだろうと想像する。

 

だから出版したし、

あの雑誌自体もそこそこ売れたらしい。

 

そういう観点からすると、

記事を企画し、リリースに関わった

ライター、インタビュアー、編集者、そして出版社にも

相当大きな責任がある。

(出版社は謝罪文を出した)

 

小山田氏に関して、全然彼の音楽を知らなかったので、

フリッパースギターとか、

コーネリアスとか、ちょっとずつ聴いてみた。

 

胸に響くというほどではないにせよ、

そこそこカッコいいし、才能を感じる。

 

さすが開幕式の音楽担当に選ばれるだけあって、

作曲能力も演奏表現も優れている。

実績も立派なものだ。

 

だけど、時代は変わった。

芸術を生み出すにはにはもちろん才能が必要だが、

それは人間性とセットでなければ、

社会に受け入れてもらえない。

 

それでこの先、本当に面白いものは生まれるのだろうか?

新しい芸術は生まれるのだろうか?

と、古い常識にとらわれた僕は

ちょっと疑問には思っている。


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呪われた五輪でなく、理念をないがしろにしてきたツケを払う五輪

 

 

これが最後の不祥事になればいいが・・・と、

関係者は今夜も祈りをささげる思いだろう。

僕もそうなるよう祈っているけど、

まだあっちこっちからいろいろ出てくる可能性が高い。

 

開会式の音楽担当を辞任した小山田圭吾氏の問題。

小山田氏個人の問題はとりあえず置いといて、

今日は組織委員会の人選についての話。

 

「呪われたオリンピック」などと言われるが、

本当にそうなのか?

 

呪いなんかじゃなくて、みんな起こるべくして

起こっているのではないか?

 

単にツケを払わされているだけではないのか。

 

そもそもなんで東京でオリンピックをやろうとしたのか?

その始まりがまちがっていたのではないか。

精神がなってなかったのではないか。

 

五輪憲章をきちんと読んでいる人は何人いたのか?

利権・ビジネスファーストで、

「復興五輪」なんて大看板もお飾りなのではなかったのか?

 

大元締めのIOCがブレまくってから、

そうなるのもやむを得ないか、という気がするが。

 

小山田炎上問題に関しては、

ITメディア経済の「スピン経済の歩き方」の記事が

素晴らしかった。

組織員会の致命的な欠陥について書いている。

 

これは今後の企業経営・ビジネスにとっても、

とても参考になる記事だと思う。

 

五輪スポンサーの中でトヨタ自動車は

いっさい五輪に関連付けたコマーシャルを放送することを辞めた。

けれどもトヨタは会場において移動用の車両を提供し、

スポンサーとしての務めを果たす。

 

別にトヨタの回し者ではないが、

今後は企業理念と矛盾しないアクションを取ろうと努める

こうした企業だけが

好感と共感を得ることができるのではないだろうか。

 


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まさかの東京五輪2021で、僕たちは歴史の生き証人になる

 

あっつ~!

超絶暑い真夏がやってきて、猛暑日続出するであろう今週、

いよいよ、1年遅れの東京2020が開幕!

(するんだよね、きっと)

 

開催地に決まった当初は僕も、

「なんでこんなくそ暑い時期にやるんじゃ。

熱中症で死人続出したらどうすんねん!」

と叫んでいたが、

もうそんな心配もどっかに吹っ飛んでしまった。

 

無観客になったことで皮肉にも熱中症の心配、

および、観客を誘導するボランティアスタッフの負担は減った。

 

それにしてもこんなめちゃくちゃな状態になるなんて、

2年前まで予想できた人は誰もいなかった。

 

いや、1年前、延期になった時だって誰も考えられなかった。

まさか。

 

そうだ、人生には3つの坂がある。

上り坂、下り坂、そして、まさか。

 

国力下り坂の日本が、

ドカンと上り坂への大転換をめざしたはずの東京2020が、

まさか、こんな開幕を迎えるとは。

 

まるで三谷幸喜のシチュエーションコメディを

連日見せられているような国家規模のドタバタ劇。

 

でも、僕たちは認めなくてはならない。

人生にも世の中にも「まさか」はあるのだと。

 

くそー、コロナさえなければ!

そう恨み節を唱える人は山ほどいるだろう。

でも、歴史に「ればたら」はない。

 

果たしてこのオリンピックはどこへ行くのだろうか?

スポーツ大好き日本人は

メジャーリーグの大谷選手の活躍に湧き返ったように、

日本がいくつか金メダルを取れば、

政府や東京都の失態も、IOCの暴挙も、

理想を謡った五輪憲章が

完全にメルトダウンしてしまったことも、

みんな忘れて大盛り上がりになるのだろうか?

 

まさか、まさか。

いや、そのまさかのハッピーエンドも起こるかも(笑)

 

しかし、考えようによっては

こんなオリンピックは空前絶後。

しかもそれが他国でなく、自国で行われる。

 

不謹慎を承知で言えば、

もはや競技だけでなく、

政治も社会のこともトータルに含めて、

こんな面白い大会はこれまでも、これからもない。

 

今回の東京五輪は、いつものお決まりの

選手の感動ストーリーだけでなく、

ドタバタ劇も、先の見えないサスペンスドラマも、

社会問題ドキュメンタリーも何でもありで、

見どころ満載の超エンターテインメントなのだ。

 

こうなったら徹底的に楽しむしかない。

泣きも、怒りも、笑いも、感動も、恐怖もある

まさかの東京2020。

 

この後のオリパラが、

そして世界がいったいどうなるのか

さっぱりわからないが、

「まさかの東京2020」が

一つのエポックメーキングになることは間違いない。

 

これから僕たちひとりひとりが歴史の生き証人になる。

 


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幻想漬け、妖怪漬けの夏

 

夏の訪れ。

夏の木陰。

夏の夕暮れ。

夏の夜。

田舎の夏。

故郷の夏。

 

音楽ではない。自然の音。

虫、鳥、かえる、せせらぎ、風鈴など。

YouTubeには短くて1時間、

長いのだと10時間以上の自然音のBGMにあふれている。

癒しのサウンドスケープ。

こんなにいろんな自然音にあふれた国は、

世界中探してもどこにもないかもしれない。

 

夏の音は僕たちの心に

見たことなんてないのに、

きっとどこかで体験したような気にさせる

夏の風景--幻想の風景をつくりあげる。

 

かつて幕末から明治にかけて日本にやってきた

欧米の知識人たちは、日本を「妖精の国」と呼んだ。

目をつぶればたちどころにその妖精の国に飛んでいける。

 

妖精というより妖怪か。

 

民俗学者・柳田国男と漫画家・水木しげるの功績によって、

妖怪は日本の文化の一つになった。

 

夏は幻想に浸りながら妖怪を楽しみたい。

 

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おとなも楽しい少年少女

 

ざしきわらしに勇気の歌を

ロボット介護士に支えられて余生を送っている寅平じいさんが、林の中を散歩していると、ざしきわらしに出逢う。

 

ざしきわらしは最強の妖怪“むりかべ”の脅威から人間を守るために闘うので、応援してほしいと寅平に頼む。

 

 


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気が付けばすぐそこにデジタルとSDGsの未来

 

まもなく世界は一気に違うステージに突入する。

本気の21世紀が始まると言ってもいいくらいだ。

 

昨日も書いたけど、

オリパラが終わってワクチンが一通り行きわたれば、

もうコロナもおしまいモードになると思われる。

 

その先はいくら変異株が現れようが、

政府も世の中ももう見て見ぬふり。

 

マスメディアでも今やっているような

コロナの感染報道はなくなって

天気予報レベルに落ち着くだろう。

 

それで復興というか、

新しい世界の構築--21世紀型というか。

SDGS型社会の実現へ向かうだろう。

もうすでに舞台裏ではその準備が着々と進んでいる。

 

3か月余りかかったが、

中小企業向けのDX本が完成(月末発刊予定)。

これからは本気でDXに取り組まないと、

多くの中小企業は潰れてしまうかもしれない。

 

この本は中小企業の経理を担当する

会計事務所のグループの名義で出す本だが、

最近、便利で安価な会計システムが

どんどん開発・販売されているせいで、

当の会計事務所が、

もうこれまでみたいに会社の経理を

請け負うだけでは食えなくなっている。

 

便利で安価なデジタル会計システムが

どんどん開発・販売されいるせいだ。

 

デジタルの強みはデータが蓄積できることで、

これからは過去データが活用できないと

ビジネスがうまく展開できなくなる。

 

もちろん、AI・ロボットの進化がその後押しをしていく。

そうして経済・産業の世界がどんどん機械化されていく一方で、

人権や個々の生き方を尊重する考え方がどんどん広がっていく。

 

パワハラ・セクハラの告発しかり。

LGBTの権利拡大しかり。

 

最近の漫才やコントは、

昔のように相手の容姿をいじったりすると

かえってウケないのだそうだ。

少なくとも若者からはそっぽを向かれる。

面白いと思う前に嫌な気分になるというのである。

人格破綻者の代表選手だった役者や芸人も

今や人格者であることが求められる。

 

これから30年くらいは死ぬ人が大勢いるので、

宗教やスピリチュアル的なものも見直されそうだ。

WHOでは「健康」の条件に、

フィジカル(肉体的)、メンタル(精神的)、

ソーシャル(社会的・人間関係)の3つを挙げてるが、

これにスピリチュアル(霊的?といえばいいのだろうか)を

加えることを検討している。

 

この世とあの世が妻がっているという宗教的な考え方が、

日常生活のレベルで認識されるようになるのかもしれない。

ただ世のため人のために働いて年取って死んでゆく、

ただそれだけではない

人間的価値の追求―-という時代になるのだろうか?

 

コロナだ、オリンピックだと騒いでいる間に

しっかり未来は近寄ってきている。

これからそんな未来ネタを衆くらいで

書いていこうと思ってます。

 

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エッセイ集:AI・ロボット
どうして僕は

ロボットじゃないんだろう?

AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる考察を読み物にした面白まじめエッセイ。

 

●もくじ:

・介護士・看護師は人間か、ロボットか?

・インターネットがつくるフォークロア

・こちとら機械だのロボットだのじゃねえ。人間でぃ!

・聖書から始まった「人間VS機械」

・子どもはどうしてロボットが好きなのか?

・どうして僕はロボットじゃないんだろう? ほか全33編

 


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あなたが「もう終わり」と言えばコロナは終わる

 

みんなが知りたい。

コロナ禍はいつ終わるのか。

 

1年前は多くの人が、

今ごろは終わっているだろうと漠然と思っていた。

現在のようなこんな状況を想像していた人は、

ほとんどいなかっただろう。

そしてワクチンさえできれば、

もう解決だと思ってもいただろう。

 

ところが、どうもそうではない。

そうならない。

僕はもしやこれはえんえんと、

まだ2年も3年も続くんじゃないの、と思う。

 

ただし、それはみんなの中に

「コロナ怖い」という意識があるから。

 

ニュースを見ると、

あれだけ悲惨な状況が伝えられていた

ニューヨークやロンドンの

アメリカ人やイギリス人は

「コロナなんてもう終わりだよ」と言って騒いでいる。

 

彼らはワクチンも打ったし、もうコロナなんて怖くない。

だから医療者が何と言おうと、

彼らにってはもうコロナは終わりなのだ。

 

そういう人が大半を占めるようになれば、

実際にはウイルスが跳梁跋扈していても

その社会でコロナ禍はジ・エンドなのである。

 

そんなアホな。

そう思うだろうか?

 

けど日本だってきっと何とか無事にオリパラが終わって

ワクチンが全国・全世代に一通り行きわたれば、

政府も「もう終わりにしましょう」と、

すべてをなし崩しにして

「これからは経済復興です」と言い出すだろう。

 

今回の首都圏の緊急事態宣言に対する

人々のリアクションを見たら、

もうそうせざるを得ないに違いない。

 

インフルエンザが地球上からなくならないのと同様に、

新型コロナもなくならない。

物理的にそれは存在し続け、

僕たちの命を脅かし続ける。

 

でも人日tの多くが

「しかたない。私たちはいつか死ぬのだから」

と思うようになり、

マスメディアもわざわざ取り上げなくなれば、

流行は終焉するのである。

 

要は僕たちがコロナの存在

を無視できるかどうか。

コロナを終わらせるのは、僕たちの心なのである。

 

厄介なのはコロナが終わってほしくないと思っている人が

わりと大勢いることだ。

 

そんなアホな。

そう思うだろうか?

 

オリパラはどうなる?

コロナはどうなる?

僕が思うに、その緊張感を生きる張り合いにしている人が

日本には結構いる。

 

コロナよりも時代が変わってしまうのが怖い。

そういう心理の人たちが

今年秋から来年あたり

どうなってしまうのか。

それもまた気がかりである。

 

命は保障されても、

生きがいは誰も保証してくれない。

 

というわけで今日は1回めのワクチン接種をやってきた。

来月初め、2回めをやったら、

一応、僕の中でコロナの時代は終わる予定である。

ただ、社会には付き合わなくてならないから

空気読みながらおとなしくはしていますが。

 


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ワイルドボーイ・オオタカきょうだい大成長

 

2021年も早や半分が過ぎようとしている。

人間はいまだコロナ禍に苦しめられているが、

野鳥天国・善福寺川では、

鳥たちの子育てがうまくいっている。

 

今年はオオタカも3羽のヒナが無事成長。

この3きょうだいがもう中高生レベルに達し、

超音波怪獣クラスの鳴き声を上げながら、

川沿いのヒマラヤ杉近辺を飛び回っている。

 

と思ったら、今日はすごいシーンに出くわした。

杉の下にある低い梅の木の枝に止まって

ごはんを食っているのだ。

ごはんになられたのは、どうやらムクドリさんらしい。

 

これまでオオタカがいることは知っていたが、

ほとんど姿を見たことはなかった。

杉の木のてっぺんあたりの木陰から

小さくかすかに見えたのが2~3度きり。

 

肉眼では無理だなと思っていたが、

きょうは10メートルもない距離でばっちり、

それも食事シーンが見られるとは。

 

ちなみにこの林の周辺は、

オオタカにストレスを与えないように、

という配慮でロープが張られ、

それ以上近くには寄れないようになっている。

カメラマンの人たちもそのへんはわきまえ、

きちんとそれを守っている。

おらがアイドルを見守るファンのようだ。

 

撮影したが、さすがにスマホのズームではこれが限界なので、

望遠レンズで撮影している人のモニターを

覗かせてもらった。

子どもとは言え、迫力満点。

目は鋭く美しく、猛禽の凛々しさを備えている。

 

ただ、まだガキンチョなので食べ方が下手。

くちばしできれいに羽根をむしるのはいいが、

いざつつき出すと

ときどき肉を地面に落っことす。

 

落っことしたのは地面に降りて

また熱心に、丁寧にくちばしと足を使って食べる。

他のきょうだいに盗られまいとしているそうだ。

 

このごはんは自分で取ったものでなく、

親から与えられたものを食べているらしい。

まだ狩りはできない

すねかじりの王子さまだ。

 

狩りはできないけど、

攻撃力は日に日に増しているらしい。

 

1ヵ月ちょっと前、杉の木のてっぺん近くにある巣に

数羽のカラスが波状攻撃をかけているところを見た。

 

どうやら生まれた頃の彼らを狙っていたらしく、

大丈夫だろうか? と心配していた。

しかし、カルガモ8きょうだいと同じく、

ここも夫婦で子育てをしていて、

しっかり守り抜いたようだ。

 

あれから1ヵ月あまり、

この中高生レベルの王子様たち

(王女様もいるかもしれない)は

今や大胆にも十数羽の群れに向かって

猛スピードで突っ込み、

カラスたちを蹴散らしているという目撃談まである。

 

たんに遊んでいるのか、

チビの時に襲われたことのお礼参りか、

「おれはタカだ」というアイデンティティの確認か、

いずれにしても体格的にそう違わないカラス軍団に

果敢にケンカを仕掛けるとは、

驚くべきワイルドボーイぶり、成長ぶりだ。

 

オオタカがここで暮らし始めて、

もう5年くらい経つと思うが、

さすがに人に慣れてきて、

人間は危害を加えないということを知ったようだ。

 

ごはんにされてしまうムクドリさんなどには気の毒だが、

動物園でもこんなシーンにはめったにお目に掛かれない。

ワイルドボーイ・オオタカのアイドル度は

ぐんぐんUPしている。

 

 

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いたちのいのち

猛禽はちょっと怖いイタチ(フェレット)もお話。


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杉並・善福寺川どうぶつキッズサマー

 

5月の半ばに生まれた子ガモは、

お父さん(かな?)も子育てに協力してくれたことで

8きょうだいが無事に中高生レベルまで育ち、

うるさいほど元気に泳ぎまくっている。

 

やっぱり2羽で守っていると、

かなり敵から襲われるリスクを回避できるようだ。

大きくなったので、親父はどっかに行っちゃったみたいだが。

まぁここまで育てばもう親父いなくて大丈夫だろう。

 

と思ってたら、水上でバタバタ大騒ぎ。

何やっているんだろう? と思って観察すると、

なんと飛び立つ練習をしているのだ。

 

飛行機と同じで水上を羽ばたきながら滑走し、

飛び上がろうとするが、まだうまくいかない。

思わず、がんばれ! と応援したくなる。

 

この間、目撃した愛の営みが結晶したのか、

いつの間にか新しい赤ちゃんも5匹登場。

こっちはシングルマザーのようだから

敵から守り切れるのか、ちょっと心配だ。

頭上にはカラスがカーカー飛び回っているし。

 

その川の向こう岸のスギ林では、

すごい甲高い鳴き声が響き渡る。

これはオオタカの子どもだ。

姿は見えないが、すごいすごい。

 

オオタカは善福寺川沿いのアイドルなんで、

きょうはカメラマンが押しかけ、

かなりエキサイト気味。

 

だけど、赤ちゃんガモは

このオオタカの子たちのごはんになるのだろうか?

 

けれども気をを付けるべきはやっぱりカラスだ。

カラスもいつの間にか子育て完了したのか、

やたらと増えている。

 

さらに子ガモの天敵・ヘビーなアオダイショウも

低木の上にニョロリ。

おとなのアオダイショウはその名の通り、

青緑色だが、こいつはほぼグレー。

体もまだ小さくてシマヘビ並なので、

アオダイ少年だと思われる。

 

きょうはアオサギ君までご訪問。

魚を取る瞬間は撮れなかった。

ワイルドに夏本番。

 

 

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おりべまことエッセイ集:動物

 

神ってるナマケモノ


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海はとても遠くにある

 

歌の中で、映画の中で、物語の中で、

海を目指す主人公は多い。

海は広い。限りない。

海は彼や彼女の内側にある可能性、

と同時に帰るべき場所のメタファーだ。

 

僕も演劇をやっていた頃、

海を目指す男の物語を書いたことがある。

けれども彼がたどり着いたのは仮想現実の海だった。

あの男は結局、仮想現実の海で溺れてしまい、

箱の中から外に出ていくことができなかった。

 

なんでそんな話を書いたのかよく思い出せないが、

海賊やら、人魚姫やら、詩人のランボーやら、

ギリシャ神話やら、

当時、自分が好きなものをぶち込みまくったので、

支離滅裂な話になってしまった。

 

それでも役者は楽しんで演じてくれたし、

数百人のお客さんも楽しんでくれた。(と思う)

 

だけど自分で納得がいかず、

そのうち何かの形でリベンジしようと思っていて、

あっという間に年月が経った。

 

人生は短い。

 

昨年出した「ピノキオボーイのダンス」という小説で、

少しそのリベンジの片鱗を入れた。

じつはこれも完成形にするまでに10年くらいかかった。

 

でもやっぱりまた海を目指す男(女でもいい)の話を

書きたいなぁと思い始めた。

僕がかつて描いたあの男は、

今度はどうやって仮想現実の海が広がる

箱舟から抜け出すのか?

 

そもそもどこかにリアルな海があるということを

信じられるのだろうか?

 

人生はますます短くなる。

実は海にたどり着くことより、

海を目指して歩くことに意味があるのだ。

 

歩き続けるためには海があると信じること。

自分を信じ続けること。

自分自身であり続けること。

 

テーマは美しい。

海は美しい。

だけど、とても遠い。

せめて街の雑音が消えて、

潮騒が耳に届くあたりまで行ければいいなぁと思う。

短い人生の中で。

 

 

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ピノキオボーイのダンス


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自己満足のために山に登る

 

その昔、僕がまだ若かった頃は「30過ぎは信じるな」とか、

29歳で雪山の中に埋もれて死ぬ

(そうすれば美しく死ねる)

とか言ってた人が結構あちこちにいた。

現実にも、ドラマの中でも。

 

そんな御伽噺をしていた人が高齢まで生き延び、

健康を気にして、さらに生き延びたいと願っている。

「あんなこと言ってたのは若い時分のたわごとですよ」

ちょっと照れた顔で、

あるいはちょっと怒った素振りで

そう言い訳するだろう。

そして、あんな言い分は自己満足にすぎないよ、

と、ちょっと歪んだ笑いを見せるだろう。

 

そして、夢から醒めたほとんどの人は、

30過ぎから新たな人生を歩み始める。

 

もう遠くは見ない。

足元だけを見て歩く。

けれどもだんだん、

どこまでも続くまっ平らな平地を

歩き続けることには耐えられなくなる。

 

30過ぎまで生きた人は、

自分が登りたい山を見つける。

がんばれば登れそうな山を懸命に探しだす。

 

私はここまで登って、こういう景色を見た。

人生の中でその自己満足を得るために。

 

中には思いがけず高いところまで登れてしまって

怖くなってしまう人もいる。

怖いからもう降りようと思っても

降りる勇気がない。

 

登る時よりも降りるときのほうが勇気がいる場合もある。

気が狂うほど怖くなることだてある。

 

高齢まで生き延びて、果たして何があるのか?

人は人間としてどこかに到達するのだろうか?

 

答を言ってしまうと、どこにも到達しない。

どこにもたどり着けない。

ただ、山に登り続け、どこかで行き倒れになる。

私は最期まで登り続けたという自己満足だけを残して。

 

その自己満足こそが生き延びてきた人の特権だと思う。

 

 

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魚のいない水族館

 


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認知症のおかあさんといっしょ

 

 

今日も認知症の義母は川沿いを散歩しながら、

通りすがりの人たちに愛想を振りまく。

子どもやイヌを見て可愛い、可愛いいと連呼する。

ネコはどっちかというと苦手なようである。

 

しかし、じつはイヌもちょっと苦手。

イヌは人間の言葉がわかるから、

きっと可愛がってくれるんだろうと思って

しっぽをフリフリ寄ってくる。

 

顔は笑っているが、

ちょっと大きいイヌだと内心ビビっているのがわかる。

しかたないので、僕が代わりに撫でたりしてあげる。

義母のそんなキャラも面白いと思う。

 

認知症の介護と言っても、

今のところはそれくらいで済んでいるが、

もちろん先のことはわからない。

 

2025年には5人に1人が認知症患者になるという。

わずか4年後のことだ、

本当にそうなるのか?

もちろん先のことはわからない。

 

でも、これからの社会が

認知症という現象と共存する社会になるのは、

ほぼ間違いないだろう。

 

認知症と認定されると、

どんなお金持ちでも

自分の財産を好きなようには使えなくなる。

 

記憶の中から、お金も社会的地位も、

家族も友だちもみんな消え去っていく。

 

それまで所有していた財力や権力に関わらず、

一気に社会の弱者に転落する。

 

その時に何かを愛することができるか、

そして、人から愛されることができるか、

それがその人の人生の価値になる。

 

あまり考えたくないが、

もし自分が認知症になったら・・・ということは

心のどこかにメモしておいたほうはいい気がする。

 


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1年前はみんなコロナが終われば すべてが元に戻ると思っていた

 

今日もリモート打ち合わせ2本。

打ち合わせ・取材はすっかり

在宅リモートが中心になった。

たぶん8割から9割。

 

現場の写真が必要とかいった

付加価値がない限り、

30分や1時間の打ち合わせ・取材には

わざわざ出向かない。

はっきり言って億劫だ。

以前ほぼ毎日、電車通勤していたのが

前世の記憶のように思える。

そういうマインドに変わってしまった。

 

1年前はみんなコロナが終われば

すべてが元に戻ると思っていたが、

そうはならないだろう。

変わるときはがガツンと変わる。

「今」は間もなく「過去」になる。

それでも時間は連続している。

1年後はどんなマインドになっているだろう?

 

デジタル化・ロボット化はどんどん進む。

この社会で安心して安全に暮らすことと引き換えに

僕たちは管理を受け入れなくてはならない。

 


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無敵の認知症:ワクチン接種のことなんてもう忘れた

 

昨日は義母の付き添いでワクチン接種へ。

会場のセシオン杉並というのは、

東高円寺や堀之内斎場の近所(環七沿い)にある

多目的ホール兼集会所兼杉並区役所の出張所。

 

テレビのニュースを見てて、

「きゃー、怖い怖い」とか、

「うわー、やだやだ」とか

子どもみたいに騒いでいたので

ちょっと心配していたが、

説明してもどうせ憶えてないので、

だまし討ち同然で連れて行ったが、

すんなり済ませた。

 

雰囲気的にスマホを見るのが憚られたので、

何経過観察待機の15分は退屈のきわみ。

本でも持ってくりゃよかったと後悔。

 

バスに乗って帰宅したら、

腕のばんそうこうを見て、

「どうしたの、これ?」とか言ってて

もう忘れていた。

 

さすがに散歩に連れ出すのはやめたけど、

特に具合が悪くなることもなく

今日もデーサービスへ行って

いつもと変わることなく帰って来た。

認知症以外はすこぶる健康で

コロナのこともさっぱりわかってない。

ある意味、心の平和を保っている。

 


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「美しい人」は今でも幸せに暮らしているのだろうか?

 

俳優・田村正和さんの訃報が報じられた。

特に熱心なファンではないが、

1990年代に作られた

彼が主演した二つのドラマは好きだった。

 

一つはフジテレビの「古畑任三郎」。

たぶん今でもファンの多い、

「刑事コロンボ」をオマージュとした推理ドラマ。

60分1話完結、

古畑が対決する犯人役を

当時の人気俳優らが演じて話題を呼んだ。

 

脚本家・三谷幸喜の名を

世間に知らしめた作品でもある。

 

田村正和はそれまでの2枚目俳優とは

ひと味違う、コミカルさを併せ持った

絶妙の味付けで、主役の古畑を演じて

ファンを増やした。

 

「美しい人」は1999年の最後に放送された

TBSの恋愛ドラマ。

 

田村正和演じる凄腕の整形外科医が、

DV夫から逃げてきて「顔を変えてほしい」

と言う女(常盤貴子)の頼みを聞く。

 

そして、彼女の顔を自分の

愛する亡き妻の顔にしてしまう。

 

しかし、彼女のDV夫は刑事(大沢たかお)で、

その正体を見破り、執拗に追跡を続け、対決を迫る。

 

最終回はこのすごい設定を上回る

衝撃的なラストで、

今も胸に食い込んで離れない。

 

脚本が野島伸司。

当時、彼の作品はエッジが立ちまくり、

それでいて高視聴率を稼ぎ出すという

離れ技をやってのけていた。

 

昨日。昼飯時に「徹子の部屋」を見ていたら

追悼特集で田村さんのインタビューを流していた。

1993年と2011年の2回出演したという。

 

その間18年。

確かに二人とも齢を取っているのはわかるが、

それだけ時間が経っていることが

なんだかとても不思議に感じられた。

 

昭和後半から平成前半にかけて活躍した人たちが

次々とこの世を去る一方、

テレビでもネットでもどんどんアーカイブ映像が増える。

 

そうすると、そのうち誰がまだ生きていて、

誰がもう亡くなってしまったのか、

だんだんわからなくなってきそうだ。

 

人々の脳の中で時が止まる。

メディアに出ていた人たちは、

アーカイブの中で永遠に生き続ける。

 

そして現実と虚構の境界線も薄れてくる。

 

ふと、「美しい人」で

田村正和が演じた彼と、

常盤貴子が演じた彼女は、

今どうしているのだろうかと考えた。

年老いても元気に仲良く一緒に、

しあわせに暮らしているのだろうか、と・・・。

 

田村正和さんのご冥福をお祈りします。

 

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ドイツ人女性が見るエヴァの女性キャラ造型、 および、男の一生モノ幻想と第18以降の使徒発掘について

 

●ドイツ人はエヴァを見てどう思うのか

エヴァンゲリオンシリーズは、

アクション満載のロボットアニメである一方、

宗教的なモチーフをちりばめながら展開される

壮大な哲学心理ドラマの側面がある。

 

そこにはネルフ(NERV:生命)、ゼーレ(SEELE:魂)、

ヴィレ(VILLE:意思)、ヴンダー(VENDER:奇跡)など、

やたらとドイツ語が使われている。

 

ドイツと言えば、デカルト、カント、ニーチェなど、

今後の人類共有のデータベースになり得る

多数の哲学者輩出国。

 

ドイツ人はエヴァを見てどう思うのかと聞かれ、

こなふうに答えた人がいた。

 

「キャラクター自体が哲学的モチーフとして

妙な力を放っていたので、

私や周囲のドイツ学生たち

(のうちオタク適性がある者たち)は

議論の深みにハマりながら萌えまくっておりました」

 

●ドイツ人が見た『エヴァンゲリオン』のヒロイン像

そう言うマライ・メントラインさんは、

日本語ペラペラ、ちょっと若い時分のメルケル首相?

みたいな雰囲気を漂わせるドイツ人のお姉さんである。

 

昔、NHKのドイツ語講座に出ていたらしく、

いまもテレビのコメンテーターとして時々見かける。

本業は翻訳・物書き・テレビプロデューサーも

やっているらしい。

 

彼女は旧TVシリーズ版以来のエヴァファンだというが、

先日読んだ彼女の考察コラム

「ドイツ人が見た『エヴァンゲリオン』のヒロイン像。

アスカがしんどい」(女子SPA!)

https://joshi-spa.jp/1075690 は、

これまで読んだエヴァ関係の言説の中で

最もインパクトがあった。

 

“エヴァに登場する女性キャラクター造型の

何が凄いかといえば、

男性のエゴの中に存在する女性像を、

あきれるほど的確に描き抜いているという点です。

ゆえに男性視点とは何か、というテーマが

逆照射で奥底まで浮き彫りにもなる。

このへんは好き嫌い分かれるところかもしれませんが、

筆者は大好きです。”

 

●ドイツ的に真面目で真摯な変態性

続いて「綾波レイと碇ゲンドウの変態性」という一文では、

 

“で、いま改めて振り返ってみるに、

その中でも綾波レイというメインヒロインの独自性と

インパクトは空前絶後で、

時代性を超えて今後もいろんな

考察のコアになるだろうと思います。

 

彼女は「自立性のある良妻賢母」の権化たる

碇ユイ(故人)の

再来となるべく製造された存在で、

女性性というものを濃縮して体現するいっぽう、

「男性を安心させる」要素を決定的に欠くのが

大きなポイントでしょう。

 

俗世感覚では男性からも女性からも扱いに困る存在であり、

しばしば現世的に理想化されながら語られる古代宗教の

「大地母神」なるものの核心って

実はこんな感じなのではないか? 

と思わせぬでもないあたりが素晴らしい。

 

また、亡き妻である碇ユイを復活させようとしながら

綾波レイをひたすら磨き上げ、

しかも大量に培養してしまう碇ゲンドウの

ある意味ドイツ的に真面目で真摯な変態性も素敵です。

まさに男性性と女性性の高次元での葛藤と融合。

 

綾波は神性と何かしら関係がありながら

クローン量産可能で、

個体ごとに多少の性格差があったりするらしいあたりも

生々しくまた切なくて良い。

 

疑似キリスト教的な小道具抜きに、

原始女神信仰的な何かを多角的にシミュレートできるのも

本作の大きな見どころといえるでしょう。”

 

この後もえんえんと続くのだが、

引用だらけになってしまうので、

全部読みたい人はリンクへどうぞ。

https://joshi-spa.jp/1075690

 

●男は女に対する幻想から一生卒業できない

女性だけあって、主人公のシンジではなく、

レイやアスカなどのヒロインたちに焦点を当てた論考は、

ひどく新鮮で刺激的だった。

 

確かに自分の中にも、現実の女性とか母親とは別に、

イメージとしての女というものがあり、

その幻想に支えられて生きているところがあるなと思う。

 

てか、そうした幻想があるから現実の女子の

しょーもない部分も許せたり、

可愛いと思えたりするのかも知れない。

 

女は人生のどこかで男に対する幻想から卒業するが、

男は女に対する幻想から一生卒業できない、たぶん。

 

ゲンドウはそうした男の弱くてしょーもない部分を

とことん突き詰めたキャラクターなんだろう。

最後まで見て、もう一度テレビ版を思い返すと、

彼のシンジに対する冷厳な態度に説得力が出てより面白い。

 

いろいろほじくり返すと

エヴァンゲリオンからは思ってもみなかった

第18以降の使徒が発掘できそうだ。

 

電子書籍(おりべまこと:小説・エッセイ)


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富山の薬草の霊獣クタベのお札

 

クタベは、江戸末期に立山に現れた霊獣。

薬種を採取していた者の前に現れ、

「我が似姿を家々に配布して張り出せば、

流行り病を退けるであろう」と言い残し

立ち去ったといわれる。

中国の「白澤」と類似している。

 

富山県高岡市の国宝・高岡山瑞龍寺のお札である。

 

連休中、義父の命日があったので、

神戸から来た義妹夫婦と墓参りに。

その帰り、昼食に立ち寄ったレストラン「藍屋」で

富山特集をやっていた。

 

富山は義父の故郷である。

ご供養の意味を込めて富山天丼を食べたら、

このお札がおまけについてきた。

 

奇しくも同日、義母のワクチン接種の予約が取れた。

 

変異種が蔓延し始め、

人の心も自律性を失っているように見える。

オリパラに向けての政治的な不気味な動きも感じる。

 

日本においてコロナとの闘いが、

いまどのあたりに来ているのか?

終わりが近づいているのか?

それともまだこれからが本番なのか?

 

クタベ様に守ってもらって、

慌てず騒がず淡々と日常を続けるだけである。

 


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大人になったちびまる子ちゃんと 還暦を超えて高齢化したサザエさんの「昭和の日」

 

今日は昭和の日である。

昭和生まれ祖たちの僕などは、いまだに

4月29日=天皇誕生日と、つい口走ってしまうのだが、

もちろん天皇誕生日は平成になってから12月23日に、

そして現在の2月23日に移行した。

 

昭和の日は2007(平成18)年から始まった。

じゃあその前の平成の17年間は何の日だったのか? 

と言えば、現在5月4日の「みどりの日」だった。

勝手に5日後にコンバートされてしまった

「みどりの日」っていったい・・・

という感じだが、要は大型連休を構成する一要素だから

名称は何でもいい、

というのが、国民の偽りない心情だろう。

 

祝日法によると、昭和の日は

「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、

国の将来に思いをいたす」と定められている。

 

一応ちゃんと意味はある。

 

二度の世界大戦。

連合軍(実質的には)アメリカにより占領時代もあった。

奇跡のような戦後復興と高度経済成長。

東京オリンピックも大阪万博もあった。

 

家電が普及し、生活が便利で快適なった。

テレビも普及し、みんなが娯楽と情報を得られるようになった。

マンガもアイドルも音楽も芸能ゴシップも、

楽しいことがいっぱい増えた。

 

その気になれば、確かに昭和は今を知り、

未来を考える素材・資産の宝庫だ。

 

いわば僕ら日本人のビッグデータの塊であり、

毎日ディープラーニングして、

いかに有効活用できるか、考える時代になっている。

それが未来をつくる仕事であり、

「国の将来に思いをいたす」ことでもある。

 

「いつまで続くのか?」という議論もあるようだが、

今の天皇陛下は昭和の真っただ中のお生まれということもあり、

おそらく令和の間は「昭和の日」はなくならない気がする。

 

それにしても、それまでの「みどりの日」を5月4日に移し、

4月29日は「昭和の日」にするという案が、

なんで生まれたのか?

 

施行が2007年からだから、

決まったのは2006年である。

2006年に、この改変にまつわることが何かあったのだろうか?

 

調べてみて思い当たったことがあった。

2006年はマンガ「ちびまる子ちゃん」の生誕20年、

「サザエさん」の生誕60年にあたる年だった。

 

成人を迎えたちびまる子ちゃん、

還暦を迎えたサザエさんが「昭和の日」を産んだ。

 

そんなわけない?

でも、あながちそうともいえない。

 

令和の日本は、大人になったちびまる子ちゃんたちと

還暦を超えて高齢化したサザエさんたちが

人口の大半を占め、動かしている。

ちびまる子ちゃんやサザエさんがまだまだ元気なうちは

「昭和の日」は終わらないだろう。

 

いずれにしても年に1日くらいは、

ノスタルジーに浸りたい人もいっぱいいると思うので、

年に1度のこの日くらいは思う存分、昭和を懐かしんで

「昔はよかった」だの、

「昔はああだった。こうだった」と

ゴタクを並べてもいいかもしれない。

 

ただし、そのノリで若い衆に説教なんぞすると

間違いなく馬鹿にされ、嫌われますよ。

 

エッセイ集「昭和96年の思い出ピクニック」/おりべまこと 

ASIN: B08WR79ZCR 

アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、新聞配達、家族、そして戦争――昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、僕たちは昭和の物語から離れられない。海を埋めたて、山を切り開き、明日へ向かって進んだ果てに見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を1960(昭和35)年生まれの著者が探検する面白まじめエッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から30篇を厳選・リライト。

 

もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

・さらばショーケン:カッコ悪いカッコよさを体現した1970年代のヒーロー

・さらば平成――みんなが昭和に帰りたがった30年

・永遠の昭和 明日のための1960年代・70年代   ほか

 

●アクセス

https://www.amazon.co.jp/ からASIN: B08WR79ZCR、「おりべまこと」、または書籍名「昭和96年」を入れてアクセス。

 

●スマホやタブレットで読める:Kindle無料アプリ

https://www.amazon.co.jp/gp/digital/fiona/kcp-landing-page

 

●Kindle unlimited 1ヶ月¥980で読み放題

https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&shoppingPortalEnabled=true

 


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超高れい蔵庫 成仏す

 

先週、夏日が2,3日続いた時に冷蔵庫の中が少々匂った。

取り出してみると開けて3~4日経ったヨーグルト、

4~5日経った缶のホールトマトの残り、

ほったらかしておいた糠床などにカビが生えている。

まだ賞味期限前の豆腐もチーズ化している。

 

冷凍庫に入れておいた食品もイマイチフリーズしてないし、

アイスクリームは数時間入れておいたら柔らかくなっている。

 

どうやら冷蔵庫が命尽きつつあると判断した。

じつはとっくに寿命が来ていたのだが、

寒かったから気が付かなかったのだ。

 

この冷蔵庫をいつ購入したのか思い返してみた。

カミさんとは結婚する1年前から一緒に暮らし始めた。

その年からだから・・・と勘定すると、

なんと27年!

20世紀の遺物だったのだ。

 

その上に乗っかっていたオーブントースターは

カミさんが一人暮らしを始めたお祝いに

友だちからもらったものだというから、

さらにその上を行く30年以上!

 

だいぶ汚れてたけど、ちゃんと使えるので

結婚しても、子どもが生まれて成人しても

取り替えなかった。

 

さすがに冷蔵庫は健康にかかわるものなので、

ケチってなどおれず、夏になる前に

近所のコジマで新品を購入。

ついでにオーブントースターも買い替えた。

 

人生の半分近い年月、お世話になった冷蔵庫に

感謝の心を込めて手を合わせた。

「成仏してくれよ」と祈りつつ

土曜日に配送されてきた新品と引き換えに

お引き取り戴いた。

南無阿弥陀仏。

 

ピカピカのヤング冷蔵庫はよく冷える。

今までいかにちゃんと冷えてなかったかがよくわかった。

なんだか新生活スタート!の気分。

 

エッセイ集「昭和96年の思い出ピクニック」/おりべまこと 

ASIN: B08WR79ZCR 

アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、新聞配達、家族、そして戦争――昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、僕たちは昭和の物語から離れられない。海を埋めたて、山を切り開き、明日へ向かって進んだ果てに見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を1960(昭和35)年生まれの著者が探検する面白まじめエッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から30篇を厳選・リライト。

 

もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

・さらばショーケン:カッコ悪いカッコよさを体現した1970年代のヒーロー

・さらば平成――みんなが昭和に帰りたがった30年

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人生百年時代の浦島伝説

 

のろまなカメがマッハのスピードで空を飛ぶ、

という大きなギャップは、かつての少年たちの夢を育んだ。

 

ゴジラと人気を二分した大映映画の怪獣ガメラは、

ひっこめた手足の穴からジェット噴射を出して

クルクル回転しながら空を飛ぶという離れ技、

さらにそのまま敵の怪獣に体当たりするという

神風特攻隊みたいな荒技で子どもたちを驚愕させた。

 

一方、昨日ご紹介したウルトラQ「育てよカメ」の

大亀ガメロンはそんな技など使わず、

ウルトラマンみたいに、というかオバQみたいに

背中に少年をひょいっと乗せて空を飛ぶ。

 

この「育てよカメ」は早い話、浦島太郎のパクリなのだが、

なぜか竜宮城は雲の上にあり、そこには乙姫らしき女の子が

ごく普通のワンピースを着てブランコに乗っている。

 

いったいどういう発想であんなシーンが出てきたのだろう?

お前が夢みる竜宮城なんて、じつはこんなもんだよ

――というアイロニーなのか?

 

人生百年という超高齢社会において、

浦島太郎の物語は、日本人、いや、世界中の人たちにとって

さまざまな示唆に富み、考察をするに値する重要な物語だ。

 

物語のラストは浦島太郎が玉手箱をあけたら

もくもくと煙が出てじいさんになって終わるが、

それをどうとらえるのかで、意味は変わってくる。

 

そもそもこの物語が今の形になったのはまだ明治時代のことだ。

これは僕の憶測だが、何と言っても富国強兵の時代。

いじめられているカメを助けるという人徳ある若者が、

一度、遊び惚けて飲んだくれて、

女に腑抜けにされてしまったら、

一生を棒に振ることになる。

そんな“ありがたーい人生訓”を盛り込んで、

日本男児たる者、そんな堕落の道に落ちぬよう自己を戒めよ――

という訓示に繋げようとしたのかも知れない。

 

しかし自己を戒めてどんあないいことがあるのか?

それで幸福になるのか?

 

今の時代感覚から見ると、

カメを救うというちょっとした福祉をして感謝され、

飲んで食って楽しんで美人に愛されて一生過ごすなんて

こんなハッピーでサクセスフルな人生はない。

 

最後にじいさんになるのは人間、当たりまえの定めなのだから、

まさしく浦島太郎は人生の成功者と言えるではないか。

 

それにしても竜宮城にずっといればいいものを、

なんでまた浦島は故郷に帰りたいなんて思いに駆られたのか?

家族のことや村のことなど

放っておいて楽しみ続けることはできなかったのか?

 

玉手箱で太郎をじいさんにしてしまうのは、

裏切られた乙姫の復讐だったのか?

何もかも変わってしまった世界に絶望した

太郎に対する救済だったのか?

 

ところで浦島太郎がその後、どうなったのかは描かれていない。

明治から昭和にかけてはそれでおしまいだったかもしれないが、

人生百年時代のこれからは、じいさんになっても

ポジティブに生きていく浦島太郎の後日談が加わってもいい。

 

「昔はよかった」とか

「昔はこんなじゃなかった」なんてぼやくことなく、

浦島は荒野を目指して旅に出る。

 

まったく変わってしまった世界を

この目で見てやろうと世界の果てまで放浪する。

 

もしかしたらどこかの街で

人々に竜宮城の話をして喜ばれるかもしれない。

仙人や高僧だと持ち上げられて敬われるかもしれない。

また恋をして、

若い娘に惚れられてねんごろになることだってあり得る。

 

令和の世はそんなふうに浦島太郎の話を

つくり替えたってOKなのではがないだろうか。

 

それでは明日はこの続編で、

カメはなぜ浦島に助けられたのかと、

乙姫様が仕組んだ、女の陰謀のお話を一席。

 

おりべまこと電子書籍 AmaonKindleで発売中!

★子ども時間の深呼吸:子どもエッセイ集

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やよいの花とみどりの寿司と魚が苦手な寿司屋の娘

 

26年前。1995年の4月15日に結婚式を挙げた。

本日と同じく、大雨の翌日の

しゃっきり晴れ上がった日。

 

オウム真理教が「何かが起こる日」と予言したため、

東京は最初のコロナ緊急事態宣言発令日みたいになっていた。

 

というわけで、きょうは結婚記念日だった。

特別なことはしないが、一応、「ハレの日」だし、

部屋に花を飾って、寿司でも食おうということになった。

 

花は永福町の南口にある「YAYOI」という花屋に買いに行った。

引っ越してからも年に数回、

ちょっとアニバーサリーな時はここの花を買い求める。

値段が安くて質がいいし、長持ちする。

アレンジのセンスも悪くない。

 

いつもは乙女チック少女マンガの主人公が

そのまんま齢を取ったような女主人のやよいさん

(たぶん自分の名前を店名にしたのだと思う)と、

ネズミ番のやたら恰幅の良い去勢ネコ

(ネズミが花を食べに来るらしい)がいるのだが、

今日は旦那さんだった。

 

いや、実際はどうだかわからないので、

花やラップやリボンを選んだあと、

「僕はここでやよいさんと猫さんにしか

会ったことがないのですが、あの、旦那さんですよね?

」と聞こうとした。

 

ついでにあの女性は本当に「やよいさん」なのかどうかも

確認しようとしたのだが、

ラッピング作業に移った瞬間、立て続けに4人もお客さんが来た。

(実は僕はけっこう福の神体質で、

黙ってお客を呼び寄せることができる)

それで忙しくなったので、とうとう聞けずじまいだった。

 

 

寿司は久しぶりに美登利寿司を食べた。

昔、梅が丘で初めてカミさんと美登利寿司を食べた当時は、

今のように寿司チェーンなんてほとんどなかったこともあって、

その旨さと安さに衝撃を受けた。

 

その後、美登利寿司もチェーン化し、

梅が丘以外にもあちこちに店が出来たが、

遠かったり混んでたりで、あまり食べる機会がなかった。

 

それが昨年10月、七夕祭りで知られる

阿佐ヶ谷パール商店街の真ん中に

テイクアウト専門店ができたのである。

阿佐ヶ谷はチャリを飛ばせば家から15分。

永福町と変わらない距離だ。

 

昼すぎに予約しておいて、夕方取りに行く。

行列も混雑もなくすんなり受け取り、

ついでに店内のお寿司の時計が面白かったので

写真も撮らせてもらった。

 

にぎりの盛り込みと、カリフォルニアロールと、

いなりずしだったが、

義母はあんまり生魚が好きじゃないので、

いなりと玉子ばっかり食べていた。

安上がりな人である。

 

食後、YAYOIのことがあったせいか、

美登利寿司の美登利さんは、すし屋の奥さんだったのか、

娘さんだったのか、ちょっと気になった。

 

小学校の同級生に好美という女の子がいて、

彼女はすし屋の娘で、お父さんは

店の名前に「すし好(よし)」とつけていた。

 

そういえば彼女も寿司屋の娘のくせに魚が苦手で、

助六や玉子が好きだと言っていた。

 

どうでもいいことをいっぱい思い出して楽しかった。

 


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40年目の「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」について

 

今年も4月になったので、村上春樹の

「4月のある晴れた朝に100パーセントの

女の子に出会うことについて」を読んだ。

 

別にルーティン化しているわけではないのだが、

つい決まりごとのようにページを開いてしまう。

クリスマスにクリスマスケーキを食べたり、

お正月にお餅を食べるのと同じである。

 

いまや老練な大作家になった村上春樹氏だが、

この短編の文章には、そのみずみずしい萌芽が詰まっている。

懐かしさよりも新鮮さ。

何度読んでも、そのたびにいろいろな感情が

湧き水のようになって体を巡る。

 

この物語はちょうど40年前、

1981年の4月という設定になっている。

 

1981年の4月、僕は練馬区の江古田駅近くの

4畳半に住んで、自分の劇団のための芝居を書いていた。

何もなくて、まったく自由で、毎日楽しかった。

ただ、100%の女の子はいなかった。

 

そこでふと考えたのが、今のカミさんは

僕にとって100%の女の子だろうか? ということである。

 

昔はそんなこと考えもしなかったけど、

今、振り返るとそうだったのかも・・・と思える。

そうだったことにしようとしているのかもしれない。

 

みんな「成功」というものに憧れているけど、

良い恋愛、良い結婚、好きな仕事をしていれば、

それで人生は成功、100%である。

それ以上のことはみんなオマケだ。

オマケをたくさんつけようと追いかけて、

本体を台無しにしたら0%になってしまう。

 

4月はまだ始まったばかりなので、

ほかにも感じるところを言語化できれば書こうと思う。

 


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週末の懐メロ㉓:同志/イエス

 

あまりにシンプルで、あまりに日常的な

「イエス」という言葉を新たな世界観で捉え、

芸術の次元まで昇華させたのは、

オノ・ヨーコの神業だった。

 

ジョン・レノンの魂を鷲掴みにした

あの有名なエピソードを、

ビートルズの曲が大好きだという

このバンドのメンバーが知らなかったわけがない。

 

彼らがどの程度、意識したかは知らないが、

「イエス」というたった3文字のバンド名と、

ヴォーカルのジョン・アンダーソンが紡ぎ出す

哲学的な世界観の音楽は、

オノ=レノンが目指したものと相通じている。

 

プラスティック・オノバンドに参加していた

ドラマーのアラン・ホワイトが途中から加入したのも

何かの縁かもしれない。

 

プログレッシブロックは狂

気や闇の世界を描く楽曲が多いが、

イエスが描き上げるのは光の世界--

あくまで肯定的な「イエス・ワールド」だ。

この世の森羅万象を自分の一部として受け入れる姿勢。

 

1972年リリースのアルバム「危機(Close Edge)」を

初めて聴いたのは中学3年のときだったが、

以来、イエスの音楽は、つねに僕の脳内にある

“もう一つの地球”の浄化装置として稼働し続けている。

 

オーケストラと共演した2001年のライブ。

「危機」の中の一曲、「同志(And You AND I)は

彼らの音楽性が最も優美に結実した佳曲。

 

歌詞は文学的な言葉遣いだが、

曲名通り「あなたとわたし」のラブソングとして、

おおらかな音の波に身をゆだねて楽しむことができる。

 

おりべまこと電子書籍

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

ASIN: B08SKGH8BV ¥311

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、音楽エッセイ集。

ブログより33編を厳選・リライト。

もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について ほか

 

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なぜ桜とクローンは切なくて美しいのか?

 

エヴァの人気キャラ・綾波レイが

ファンを虜にした名ゼリフの数々は、

彼女がクローン人間であるという設定から生まれた。

 

その切なさと美しさは桜に通じる。

日本のあちこちで美しい桜並木となったソメイヨシノは

1本のオリジナルを次々とコピーして作られた

クローン木なのである。

 

ソメイヨシノは200年ほど前、

江戸の植木職人がエドヒガンとオオシマザクラを交配させ、

その交雑種のなかでとりわけ美しい花を咲かせる個体を、

接木などの手法で増やしたもの。

 

取木や接木で増やした場合、

それらの個体はすべて遺伝子的には全て同一、

すなわちクローンなのだそうだ。

 

ちなみにクローンという言葉の本来の意味も「挿し木」。

科学技術の意味合いで、この言葉(概念)が人々に

認知されるようになったのは、今から30年前、

1981年、イギリスでクローン羊が生まれてからだ。

 

当初は新聞で、また、科学系雑誌で話題となり、

SF小説のネタとして使われていたが、

あっという間に世間一般の間にも広がった。

 

神の領域に踏み込んだ人工生命――

すなわち、ロボットやフランケンシュタインの怪物と同じく、

おぞましさと悲しさのイメージをまとったクローンは、

自分は世界でオンリーワンの存在なのだという現代人の自意識を

強く揺さぶり、脅かす。

 

特に個性的でありたい、自分らしくありたいと願いながら、

“みんな”に合わせて付和雷同してしまう日本人にとって、

クローンという概念が紡ぎ出すイメージは

心に食い込んでくるのだろう。

 

だから日本人は桜が好き―ーというのはこじつけ過ぎだが、

日本人の心象風景をつくり替えた桜を見て、

いろいろSFっぽい妄想に駆られる。

 

だけど、同じ遺伝子の木でも、

川沿いの桜は水と光を求めて枝を水平に伸ばし、

川から離れた桜は空へ向かって高々と枝を広げる。

育った環境で違った姿かたちになっていくのだ。

 

あんまり個性やオリジナリティやらにこだわる必要は

何ではないかと思う。

普通に生きているだけで、誰でも十分個性的なのに。

 

今年は早く咲いたが、散るのも早いかも知れない。

来週は桜吹雪があちこちで舞っているだろう。

そんな切なさも日本人は愛してやまない。

 

おりべまこと電子書籍

どうして僕はロボットじゃないんだろう? ¥274

 社会のニーズに応え、生活に入り込み、世界を変革していくAI・ロボット。はたしてやつらは人間の敵か味方か? 上司か部下か? ライバルか友だちか? ただの機械に過ぎないのか、それとも人類の子どもなのか?

 2016年夏から2020年夏まで、AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる考察の面白まじめエッセイ集。ブログから33編を厳選・リライト。

 ●もくじ

・介護士・看護師は人間か、ロボットか?

・インターネットがつくるフォークロア

・こちとら機械だのロボットだのじゃねえ。人間でぃ!

・聖書から始まった「人間VS機械」

・子どもはどうしてロボットが好きなのか?

・きみはロボットじゃないよ

 ・ロボットみたいな人間、人間みたいなロボット ほか

 

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なぜ「もう死にたい」と思っても人はめしを食うのか?

 

「親が死んでも食休み」というが、

確かに僕は父が死んだときでも

別に食欲が落ちることなくパクパク食べていた。

母が死んでもたぶん同じだろう。

 

どんなに悲しんだり、落ち込んだり、

深刻に悩んだり、もう死にたいと思っていても、

人は腹が減ればめしを食う。

 

食っているとき、

人の「生きる」という意欲はモリモリ表に出る。

そしてガツガツしたエゴがむき出しになる。

何だかひどく罪深い気持ちになる。

 

悲しんだり、悩んだり、絶望したりしているつもりでも、

結局それはフリだけだ。

本当のおまえは他の生命を奪ってまで

意地汚く食って、

みっともなく生き延びたいだけなんだ、

と別の自分に嗤われているような気になる。

 

たまにそんなことを考えつつ、

明日も生きるぞ、さあ何を食おう?と考える。

 

わが家では最近、いろいろ混ぜて飯を炊く。

今使ってるのは熊本県産発芽玄米使用の十一雑穀米。

 

くまモンが付いているせいか、

義母はお菓子だと思ってて、

時々こっそり開けて中身を見て

がっかりしているようだ。

 

でも認知症には、お好きな銀シャリよりも

こちらのほうがいいそうなんですよ。

 

 おりべまこと電子書籍

ロンドンのハムカツ

ASIN: B086T349V1        ¥282

 「食」こそ、すべての文化のみなもと。

その大鍋には経済も産業も、科学も宗教も、日々の生活も深遠な思想・哲学も、

すべてがスープのように溶け込んでいる。

「食べる」を学び、遊び、モグモグ語る面白エッセイ集。ブログから33編を厳選・リライト。

 もくじ

・お米と田んぼとお母ちゃんのニッポン!

・お米を研ぐ理由と人間の味と匂いの話 

・永遠の現物支給 : 2018年3月15日

・フツーのおにぎりでも日本のコメなら800円!?

・ロンドンのハムカツ

 

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生まれて生きて繁殖して死んでいく僕ら

 

春の喜びは生きる喜びと結びついている。

花を見ながら、人間も地球の一部であることを

自覚させられるからかも知れない。

 

近年、テクノロジーの進化とともに、

農業に関心が寄せられていること、

若い人の就農が増えていることも、

これと関係しているのではないかという気がする。

 

昨年来のコロナ禍でめっきり減ってしまっているが、

農業関係の取材の仕事が

そろそろ復活するかも知れない。

 

今週はシン・エヴァにすっかり頭をやられてしまった。

ちょっとだけネタバレになるが、

あの世界観の中で、農業が出てくるのには

かなりびっくりした。

いきなり「この世界の片隅に」へ

ワープしたような感じだった。

でもそれは僕らの心象風景。

廃墟となった街も、希望の村も。

 

そしてネコも出てくる。

エヴァでネコに逢うとは思わなかった。

いい味出してるネコたちに思わず涙。

生まれて生きて繁殖して死んでいく僕ら。

そのすべてが喜びであり悲しみ。

 

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人間は労働力のみならず、エンターテインメントや精神面のケアなど、暮らしのあらゆる分野でロボットの力に頼って人生を送っている。12歳の少年の姿をしたレンタルロボットはダンサーとなって喝采を浴びるが、やがて戦場に送り出される。人間とロボットとの間で明滅する光と闇を描くSF長編ファンタジー小説。

 

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シン・エヴァンゲリオンと卒業式2021

 

「シン・エヴァ、庵野監督とエヴァファンの卒業式だった」

 

昨夜、息子から来たショートメッセージに心動かされた。

いいセリフじゃないか。

僕は碇ゲンドウと違って息子に甘いので、

わが子ながら「よく言った」と褒めてしまう。

 

「卒業」という日本語は美しい。

納得のいく終わりも迎えられた時に

本当の意味での卒業という言葉を使うことができる。

そして未来に行くことができる。

 

僕にはもう人生の卒業式しか残されていないが、

コロナで死んでも、地震でも死んでも、

いつでも「卒業」を迎えられるように生きたいと思う。

 

皆さんも「卒業」という言葉を大事にしてください。

そして、絶対に僕にシン・エヴァの情報を流さないでください。

AmzonPrimeで過去作のおさらいをしたら観に行きます。

 

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3・11「生と死をみつめるシンポジウム」で グリーフサポートについて考える

月刊仏事の仕事で

武蔵小金井駅前の宮地楽器音楽ホールにて

「生と死をみつめるシンポジウム」を取材。

 

企画は先月も取材した葬儀社・小金井祭典の是枝嗣人社長。

認知症についても研究しており、

遺族が抱える死別・喪失による悲嘆(グリーフ)を

どうサポートしていくかをとても真摯に考えている。

まだ若く、会社も小さいが、

今後の葬儀業界をリードしていく人物だ。

 

基調講演はその是枝氏のグリーフサポートの先生に当たる

株式会社GSIの橋爪謙一郎社長。

アメリカで学んだグリーフサポートのノウハウを

日本人に合うようアレンジし、

グリーフという概念自体を普及させた開拓者である。

 

さらに小金井で子どものグリーフサポートの団体を運営する

代表、研究に携わる僧侶らを交えての

パネルディスカッションが行われた。

 

ゲストとしてバチカンの枢機卿も登場する予定だったが、

イタリアでコロナの変異株による感染者が急増しており、

入国がかなわなかったという。

また、当初の予定に反して緊急事態宣言が延長されたため、

規模を大幅に縮小して開催された。

 

このシンポジウムは夜に開かれたコンサート

「第8回バチカンより日本へ祈りのレクイエム」の前座である。

同コンサートは12日、渋谷のオーチャードホールでも開かれる。

 

大切な人を失くした時のグリーフとどう向き合うかは、

今後、多くの人にとっての重要なテーマ。

今回のシンポジウムは大変充実した内容で、

グリーフに興味のある人なら

是枝氏、橋爪氏の話やパネルディスカッションは

きっと良い参考になると思う。

 

後日、収録されたYouTube動画が

小金井祭典のホームページから配信される予定なので、

アップされたらまたお知らせします。

 

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もくじ

・西城秀樹さんのお葬式:青春の同窓会

・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

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・死者との対話:父の昭和物語

 

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春だけど自分にいいこと何かやってる?

 

コブシの白い花が咲くと春のプロローグという感じがする。

今日は天気も良く暖かくなって、川沿いを散歩すると、

花、鳥、子ども群団、ワンコたちがわらわらと湧いていた。

これは義母が大好きな風景だ。

 

部屋の中にいても「今日は面白そうだ」ということが

感じ取れるらしく、午前と午後、2回、

長い散歩に連れ出さなくてはならなくなった。

おかげでマイペースが乱され、仕事はさっぱり捗らなかった。

 

しかし義母は、感じることが最も大切であり、

自分が「いいね」と感じたもの、好きなものが

自分の生きる基本だということを教えてくれる。

認知症の人はそういう点がとってもピュアである。

 

自分にとって自分らしい生き方はどんなものかは、

じつは誰もがとっくの昔に知っている。

 

けれども、いろんな人の価値観や

社会の要請、国の要請、会社の要請、

家族の要請などによって、

自分の大事でない「大事なもの」を

世のため、人のためだという大義のもとに

お仕着せられているのだ。

 

情報化社会で情報がいっぱいあるのはいいけど。

自分に不要な情報で脳をいっぱいにしてしまうと、

人は簡単におかしくなる。

 

緊急事態宣言がなかなか解除されないが、

ちょっと近所を散歩して、外の空気を吸って

一度、頭をカラにして

新しい季節を感じた方がいいと思う。

 

自分にとって本当に大事なものを大事にして生きたい。

 

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・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

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「わたしを離さないで」と「ノルウェイの森」: 恋愛から遠ざかり、恋愛小説に歩み寄る

 

先週、AmazonPrimeでドラマ「わたしを離さないで」を

一気観したことを書いた。

そのドラマの感触が何かによく似ているなぁ、

何なんだろうと思っていたが、

それが村上春樹の小説「ノルウェイの森」だと気づいた。

 

じつは3年ほど前に村上春樹の初期作品を立て続けに

再読したことがある。

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読み終え、

しばらくしてから「ノルウェイの森」も読んだ。

 

二つのストーリーは共通したところはないのだが、

全体を貫くトーンと言うか、悲しみの色合いみたいなものが

よく似ていると感じるのだ。

 

「ノルウェイの森」は1987年の発売当時、

大ベストセラーになったので、読んだ人も多いだろう。

そして多分、嫌いになった人も多いだろう。

村上春樹を嫌いな人は

たいてい「ノルウェイの森」の悪口を言う。

 

僕が最初に呼んだのは20代後半の頃だったが、

それまでの現実世界から少しズレた、

クールで、幻想的な味わいのある作品が好きだったので、

何とも言えない違和感を覚えた。

 

そして、あのグダグダした感傷的で鬱病的な恋愛の世界と、

濡れ場の描写の妙なリアル感がかなり気持ち悪くもあった。

 

当時、女性の友人らともあの小説について話したが、

一体何を話していたのか、さっぱり思い出せない。

 

たぶん僕も彼女らも、誰もまともなことは言えなかったのだろう。

売れてるし、恋愛がテーマだから読んどくか、

みたいなノリだったのだろうと思う。

 

僕もその頃は恋愛は本の中ではなく、現実の世界にあった。

 

しかし、それから30年経って再読した「ノルウェイの森」は

全然違う世界だった。

 

けっしてすごい傑作だとは思わない。

やっぱりグダグダしてて感傷的で鬱病的なのだが、

それがひどくリアルに自然に感じられ、

抵抗なく受け入れることができた。

 

そして舞台となっている1970年の空気も

ひどく肌になじんだ。

タイムマシン効果というやつだろうか?

 

大事なものを失うこと、

何か得体の知れない巨大なものに奪われること、

抗いようもなく損なわれること、

それでも癒し癒されながら生きようとすること―ー

そうしたものが描かれている気がする。

 

そう考えてみると、「わたしを離さないで」も

こういった要素を含んだドラマだった。

 

こんな劇的な悲恋を体験したことなどないし、

そもそも僕にとって恋愛は遠い世界になった。

 

もうあんな面倒くさいことにわが身を投じる

気力も体力もない。

 

ただ、恋愛について考えることはできる。

半分は性的衝動だが、あとの半分は何なのだろう?と。

10代の子どものように恋に恋しているのかもしれない。

 

今年はどこかで時間を作って

「ノルウェイの森」をもう一度読んでみようと思う。

 

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春の小川流さらさら仕事術

 

3月になったからか。急に仕事が忙しくなった。

首都圏以外で緊急事態宣言が解除され、

コロナ終息の視界が開けてきたのもあるのかも。

 

それと同時に割と時間の余裕があった2月の間は、

さっぱり進まなかった創作活動も

ひらめきを得て冬眠から醒めたように始動。

今月中に新しい短編を出す予定が出来た。

 

あちこち案件を同時進行させるためには、

タイムマージメントが必須。

僕の場合、そのポイントは

それぞれ早めに、

春の小川みたいな流れを作っておくということ。

 

どういうことかというと、

締め切りが早いAとBの仕事を

先にやらなくてはいけないと思うと、

どうしても他のC、D、Eなどの仕事を

後回しにせざるを得ない。

 

けれども丸ごと後回しにしてるとダメ。

丸ごと後回しにすると、Aが出来上がる頃には

他の締め切りが迫ってきて焦る状態になる。

 

そうならないようにするためには、

抱えている案件をとにかくすべて一斉に

“とりあえず始める”こと。

 

1行・2行でも何か大見出しや

リード文のような文章が書ければベストだが、

時間がないのだからそこまでやらなくても

ファイルを作ってタイトルをつけるだけでもいい。

クライアントの名前を書いておくだけでもいい。

 

これだけでも頭の中に泉が湧き出すところができて、

チョロチョロとした流れになっていく。

 

わずかでもそうした水脈が脳の地層の深部にできていると、

その後の作業が集中しやすくなり、

時間的にも早く進むし、質も良くなる。

科学的な根拠はないけど、そうしたイメージを持つことが大事。

 

パソコンやスマホ、エアコンなどの機械と一緒。

最初の起ち上げ時にはパワーと時間がかかる。

とりあえず起動させとけば、

スリープモードにしておいても、

戻ったときにストレス少なく楽に動かせる。

 

あと、大事なことは疲れて効率が落ちた時、

無理に頑張ろうとせず、さっさと休むか寝るかする。

「もう駄目だぁ~」と思っても、人間、日々ちゃんと生き返る。

そう信じること。思い込むこと。

 

自信や希望を持つというのは、べつに難しいことでなく、

そうした単純な当たり前のことを

地道に繰り返せるかどうかだと思う。

 

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週末の懐メロ⑲:マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン/クイーン

 

僕にとってクイーンの最高傑作アルバムは間違いなく

1973年リリースの「クイーンⅡ」である。

「マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン」は

その劇的な構成美のクライマックスを飾る

クイーン・オブ・クイーンズとでも呼びたくなる曲だ。

 

デビューアルバムは大半が前身のバンド・

スマイル時代にやっていた曲か、

それを焼き直したものだったので、

「Ⅱ」が本格的なクイーンのスタート、

そして、フレディ・マーキュリーの才能が

爆発した作品でもある。

 

このアルバムは光と闇の世界の対比を描いた

コンセプトアルバムになっており、

アナログ盤ではA面がホワイトサイド、

B面がブラックサイドになっている。

 

英国のダークファンタジーに素材を取ったブラックサイドでは、

悪鬼や妖精が跳梁跋扈する曲がメドレーでつながっている。

4曲目に登場する「マーチ・オブ・ザ・ブラッククイーン」は

その世界観を集約した最高の聞かせどころだ。

 

スリリングな曲展開とドラマチックな構成は、

当初、ツェッペリンのパクリだの、

イエスの物まねなどと、

イギリスの音楽評論家にけなされていたが、

日本のファン(評論家ではない)は、

この頃からすでにクイーンの音楽を高く評価していた。

 

おそらく今でも日本では、世界的なバンドになった後期よりも

この時代の“ブリティッシュ・クイーン”のほうが

人気が高いのでがないかと思う。

 

2018年の映画「ボヘミアン・ラプソディ」では開始早々、

フレディ・マーキュリーが

ブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンド

「スマイル」に出逢い、

脱退したヴォーカリストに替わってメンバーになる。

 

その後、バンド名を「クイーン」にして

ライブハウスに登場するのだが、

そこで「炎のロックンロール」を勝手に歌詞を替えて

歌ってしまうシーンが最高に面白かった。

 

そのシーン、その歌詞は、映画のテーマでもある

彼の生き方・不安定なアイデンティティの問題にも

関わっている。

 

映画自体は人間の掘り下げが非常に甘く、

むかし音楽雑誌で読んだクイーンのエピソードを

つぎはぎしただけのストーリーで

まったくの期待外れだった。

 

ただ、マーキュリーが抱えていた問題は伝わった。

 

イギリスという国でマイノリティとして生きる

自分とはいったい何者なのか?

 

このブラッククイーンにはマーキュリー自身が投影されている。

彼は自分が何者なのかを知るために、

英国の闇の女王・ブラッククイーンとなって

自分の心の中にある闇の部分を

洗いざらい表出しようとしたのだ。

 

楽曲の美しさ・カッコよさもさることながら、

そうした視点から聴いても面白いのではないかと思う。

 

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223実験未来都市「ウーブン・シティ」の日本情緒

 

昨日-ー2月23日、富士山を望む静岡県裾野市に

トヨタの実験未来都市「ウーブン・シティ」の建設が

いよいよ始まった。

2020年末に閉鎖したトヨタ自動車東日本の

東富士工場(静岡県裾野市)の跡地がその場所。

 

パナソニックと組んで

「脱・20世紀型自動車メーカー」を進める

トヨタの未来構想は壮大。

 

テクノロジーを駆使して、

地球環境と今後の人間の暮らしに配慮した

まちづくりは世界の注目を浴びるだろう。

 

一応、4年後の2025年に完成させ、

子育て世代や高齢者、「発明家」が実際に暮らしてみて、

問題点を吸い上げ、どんどんアップデートしていくという。

 

「20世紀脳」はこうした未来都市に憧れを抱く一方で、

AI・ロボットに管理されるシステムに怖れと嫌悪を感じていた。

 

僕も10年前だったら拒否反応のほうが強かったかも知れない。

けど、このニュースを見て思うのは、

これから先、高齢化したとき、

何年でもいいからこうしたウーブン・シティみたいな街に

住んでみたいということ。

やっぱ、ここまで来たら「未来を見て死にたい」

ということだろうか。

 

それにしてもこのウーブン・シティ、

霊峰・富士のお膝元というだけでなく、

わざわざ富士山のごろ合わせのである

223(ふ・じ・さん)の日に鍬入れをして縁起を担ぎ、

ちゃんと地鎮祭を行って神様に祈願する、といったところは、

いかにも日本らしくて思わす笑みが漏れる。

 

あんまりクール過ぎず、エッジを立たせず、

まぁるくほっこり、あったかさを感じる未来であることは

喜ばしい。

 

 

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再評価してほしいドラマ「わたしを離さないで」

 

昨日はAmazon Primeで5年前にTBSで放送されたドラマ

「わたしを離さないで」にはまり、

午後から深夜までかけて10話イッキ観してしまった。

 

原作はノーベル賞作家・カズオ・イシグロの同名小説。

ドラマは原作の文学性をきちんと踏まえつつ、

後半は独自のドラマチックな展開も作っていて

ものすごく高質なドラマに仕上がっている。

 

3人の男女の過酷な運命の果て、

綾瀬はるか演じる主人公が海から戻ってくる

ラストシーンは、最近観た映画やドラマの中でも

最も美しいラストだった。

 

水川あさみがタイトルの言葉を叫ぶシーンも

脳裏に貼りついたまま、引き剥がせない。

 

ストーリーの骨格となる

臓器移植とかクローン人間という題材は

平和な日常生活からはかけ離れたもの。

自分も含めて当事者にならなければ目を瞑りたいものだが、

この物語の本当のテーマは、そことは違ったところにある。

 

人間は自分の運命とどう向き合い、

どう生きていけばいいのか。

 

社会に自分の何かを提供し、貢献することと

自分の幸福を追求することとを

どう両立させればいいのか。

 

そのうえで愛や友情やどう育て、

人間同士の絆を作っていけばいいのか。

 

そうしたことを問いかけ、心の深部に響いてきて、

見終わった後もなかなか日常に戻れなくなるくらいの

インパクトがあった。

 

ただ、明るく描きようがない題材なだけに、

(美しいけれども)暗く重いトーンが敬遠されたのか、

放送当時の視聴率は相当ひどかったようである。

 

確かに仕事や家事や子育てで疲れて

1日終えた心身で観るには

ちょっとヘヴィすぎるのかもしれない。

 

けれども今はAmazon Primなどの

動画配信が充実しており、

ほぼ無料に近い低料金で楽しめる。

その意味ではとても恵まれた時代になっている。

 

視聴率だけがすべてではない。

放送当時の人気は芳しくなくても、

面白い作品、優れた内容の作品、

そしてそのとき限りでなく、

この先も永い生命力を持ち得るであろう作品を

自分が好きな時間・好きな場所で

くり返し何度でも楽しむことができるのは嬉しい限り。

 

これからは作り手も視聴率ありきでなく、

そうした意識を持って制作するべきだろう。

 

「わたしを離さないで」は

脚本・演出・俳優、どれも高いレベルにあって

原作への愛とリスペクト、

ドラマ作りに対するチャレンジ精神と誇りと良心を感じさせる。

ぜひ再評価されてほしいと願っている。

 

それにしても主演のひとり、三浦春馬は、

生命の価値を問いかける、

こんな素晴らしい作品で好演しながら、

どうしてあの若さで自殺などしてしまったのか。

今さらながら、とてもとても残念でならない。

 

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 もくじ

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・ちびまる子ちゃんとサザエさんはいつまで続くのか?

・昭和オカルト大百科

・新聞少年絶滅?物語

・死者との対話:父の昭和物語

・社会全体の児童虐待と「晴れた空」

・東京ブラックホールⅡ:「老いた東京」は美しいか?

・さらばショーケン:カッコ悪いカッコよさを体現した1970年代のヒーロー

・さらば平成――みんなが昭和に帰りたがった30年

・永遠の昭和 明日のための1960年代・70年代   ほか

 

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オリンピックの「選手ファースト」は選手自身がつくる

 

今までオリンピックの問題について

批判的なことを書く時は、

「選手の方には申しわけないけど・・」と言ってきた。

 

その気持ちは嘘ではないけど、

若い選手の人たちは次々に起こる

大人たちのゴタゴタをどう思っているのだろうか?

とても気になる。

 

森会長の件だけではない。

東京2020のオリンピックは開催が決まってから、

競技場やエンブレムの問題をはじめ、

各競技の連盟・協会のトラブル

(ボクシング、体操、柔道、テコンドーなど)が続出。

 

こういうことって、どこの国でも起こることなんだろうか?

日本は特別?

 

そのへんはよくわからないけど、

利権まみれ、大人の事情まみれの中で

選手が金メダルを追求する意味って何なのか?

 

「毎日勝つために必死でトレーニングしているのに、

そんなヒマねーよ」

と言われるだろうが、

この際、選手も監督とかコーチとか、

組織の人たちや、いろいろお世話してくれてる人たちに

任せていないで、

自分で自問自答してみてはどうだろう?

そして、いっそのこと自分が運営に関わってみてはどうだろう?

 

現銀実的じゃないかもしれないけど、

利権ファーストじゃなく、

選手ファーストのオリンピックにするには、

それくらいのことが必要なんじゃないかと思う。

 

今のままでは、なんだか選手たちが

利権ゲームの手ゴマにされているようにさえ思えてくる。

 

アスリートの人たちは

生まれた時からオリンピックがあり、

最初からオリンピックありきで考えるから、

その舞台が夢になり、目標になる。

才能がある人ほどそうなる。

 

だけど、それが自分の人生にどういう意味があるのかを

ちゃんと考えて取り組んでもいいと思う。

 

選手生命は短い。

競技を辞めた後は長いセカンドライフが待っている。

スポットを浴び、人々の記憶に残るのは

一握りのメダリストだけ。

それでもいいというなら、それでいい。

 

でも、自分の未来をつくるうえでも、

オリンピックの勝ち負けだけで

燃え尽きてしまってはいけないと思う。

 

どんな方法があるか、具体的には示せないけど、

選手ファーストは選手自身がつくるべきではないか。

 

 

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★9日(火)17:00~11日(木)16:59

どうして僕はロボットじゃないんだろう? (AI・ロボット エッセイ)

 

社会のニーズに応え、生活に入り込み、世界を変革していくAI・ロボット。はたしてやつらは人間の敵か味方か? 上司か部下か? ライバルか友だちか? ただの機械に過ぎないのか、それとも人類の子どもなのか?

2016年夏から2020年夏まで、AI・ロボット・インターネット・DXにまつわる4年間の考察を読み物にした、おりべまことの面白まじめエッセイ集。ブログから33編を厳選・リライト。

 

●もくじ

・介護士・看護師は人間か、ロボットか?

・インターネットがつくるフォークロア

・こちとら機械だのロボットだのじゃねえ。人間でぃ!

・聖書から始まった「人間VS機械」

 

・子どもはどうしてロボットが好きなのか? ほか

 

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週末の懐メロ⑯:少女/五輪真弓

 

子どもの頃、僕が暮らしていた小さな家には縁側があって、

柿と柘榴と無花果の木が生えていた。

猫の額ほどの小さな庭だったが、

子どもの目にはずいぶんと広く見えた。

 

縁側では祖父や祖母といっしょに

みかんやお菓子などを食べていた記憶がある。

真冬に白い雪が積もっていたこともあった。

 

中学生の頃、出逢ったこの歌は

そんな情景を思い出させてくれる。

 

そして、いつもこの歌の主人公の少女は

いくつなのだろう? と考えてきた。

 

歌詞の1番の少女は9歳じゃないかと思う。

2番の少女は19歳だろうか。

 

9歳の少女は夢が崩れるのを見ても

縁側に座っているしかなかった。

けれど、19歳の少女は色あせた夢を捨てて

垣根の向こうへ旅立つことができた。

 

だけども最近、もしかしかしたらどちらも

本当は90歳のばあちゃんなのかもしれない

と考えるようになった。

 

叶えた夢も、叶えられなかった夢も、

いずれは手放さなくてはならない。

老いた時、人はそのことを知る。

 

そして9歳でも、19歳でも、90歳でも、

どの女にもその内側に少女がいるのだ。

 

人間は経験しなくても、勉強しなくても

生まれながらに生きる知恵と勇気を携えている。

その人ならではの知見もたくさんある。

 

五輪真弓はそんな普遍的な人間存在への思いを

美しい旋律に乗せた。

男の中にも少女がいることを伝えた。

一生の伴侶となる歌に出逢えたのは、

とても幸福なことだと思う。

 

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★7日(日)17:00~9日(火)16:59

ポップミュージックをこよなく愛した

僕らの時代の妄想力 (音楽エッセイ)

 

 

★11日(水)17:00~13日(木)16:59

神ってるナマケモノ (動物エッセイ)

 

★13日(木)17:00~15日(土)16:59

子ども時間の深呼吸 (子どもエッセイ)

 

★15日(土)17:00~17日(月)16:59

ロンドンのハムカツ (食べるエッセイ)

 

18日(火)新刊「昭和96年の思い出ピクニック」発売予定!

 


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お寺の詐欺事件とレ・ミゼラブルと宗教者の存在意義について

 

先日、金融詐欺で3000万円を騙し取られた

お坊さんの話を書いたが、

昨日はコロナで失業した男からお金を騙し取られたという

ニュースを見た。

ただし、こちらの金額は1万円である。

 

「コロナで働き先ない 43歳、寺から1万円詐欺容疑」

(朝日新聞デジタル)

https://www.asahi.com/articles/ASP255H22P25UTIL01T.html

 

住所不定無職の43歳の男が、コロナ禍で仕事を失ったうえ、

実家に帰る費用がないと嘘をつき、東京都足立区の寺の

住職の息子から現金1万円をだまし取ったとして、

詐欺容疑で逮捕されたという。

 

住職の息子は「交通費を貸してほしい」と相談されて

貸したが、1カ月が過ぎても返金がないので

警察に相談に行った。

 

警察は都内のほかの寺院に注意喚起し、

借金を頼まれたら警察に通報するよう要請していた。

 

そこへこの男が今月3日に中野区の寺で

借金を頼んだことがわかり、

現場で取り押さえられたという。

 

このニュースを見て、ぱっと頭に浮かんだのは

「レ・ミゼラブル」である。

 

貧しさ故、パンを盗んで牢屋に入れられた

主人公ジャン・バルジャン。

やっと出てきて路頭に迷った末に、

拾ってもらい慈悲を掛けてもらった教会から

恩を仇で返すかのように、高価な銀食器を盗み出した。

 

すぐに警察に捕まって「これはおたくの食器ですね」

と警官に尋ねられた神父様は、

「はい、さようです。しかし、これは私がこの人に譲ったもの。

これだけではない。この教会にある銀食器はすべてこの人に

譲ったのです。

さあ、これも持っていきなさい。これも、これも」と、

持ちきれないほどの銀食器を持たせる。

 

思い出しながら書いているので正確ではないが、

とにかくそんな神父様の慈悲の心に触れ、

こころ動かされたジャン・バルジャンは、

貧しさに負けていた自分を恥じて悔い改め、

まっとうな人間への道を歩み始める。

 

世界名作「レ・ミゼラブル」序盤の

最も感動的なシーンである。

 

で、思った。

どうしてこの足立区の住職の息子をはじめ、

金をだまし取られたという都内のお坊さんたちは、

宗教者でありながら、このレ・ミゼの神父様のような

広い心がないのだろうか? と。

 

そんなの作り話じゃんか、同じことできるわけないだろ!

と言われればそれまでだ。

しかしたとえば、この詐欺男に対して、

 

「それは大変ですね。

1万円ではその場しのぎにしかならないでしょう。

10万円持っていきなさい。いや、それでも足りない。

100万円あれば生活をやり直せるのでは?

わたしの貯金を取り崩しましょう。何ならもっと・・・」

 

とでも言えば、詐欺男も動揺して

「も、申し訳ありません、お坊様。

私は嘘をついておりました。どうかお許しください!」

 

と改心し、生まれ変わる

・・・という展開だってあり得たかもしれない。

半分冗談だけど、半分は本気です。

 

こんな悪事、こんな詐欺を放っちゃおけない、

という正義感で警察に訴えたのかも知れない。

 

だけど、世間一般と同じ論理、同じ善悪の基準でしか

人間に対せないのなら、

宗教者の存在意義って、どこにあるのだろう?

 

宗教者はやっぱりレ・ミゼの神父様のようであってほしい。

少なくともその片鱗くらい見せてほしい。

もちろん、超能力とか霊能力の類は要りません。

 

説教だけでなく、人の心を動かすような

立ち居振る舞いをしてほしい。

 

コロナ禍で困っている人が大勢いる今こそ

存在感を発揮するべきではないか。

 

この男だって最初は騙してやろうというつもりではなく、

本当に困っていたのではないか?

お寺なら何とかしてくれると思ったから来たのではないか?

それで最初は返すつもりだったけど、

なかなかうまくいかず、つい甘えてしまっただけではないのか?

同情し過ぎ、弁護し過ぎだろうか?

 

いずれにしても、

ああ、やっぱり人間には宗教というものが必要なんだ、

神様や仏様を敬わなきゃだめだと、

思い知らせてほしいのだけど、

現代では難しいことなんだろうね、たぶん。

 

 

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おりべまことエッセイ集5タイトルを

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★7日(日)17:00~9日(火)16:59

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

(音楽エッセイ)

 

★9日(火)17:00~11日(火)16:59

どうして僕はロボットじゃないんだろう?

(AI・ロボットエッセイ)

 

★11日(水)17:00~13日(木)16:59

神ってるナマケモノ (動物エッセイ)

 

★13日(木)17:00~15日(土)16:59

子ども時間の深呼吸 (子どもエッセイ)

 

★15日(土)17:00~17日(月)16:59

ロンドンのハムカツ (食べるエッセイ)

 

18日(火)新刊:昭和エッセイ発売予定!

 

どうぞお楽しみに!

 


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リターンした支払調書・年賀状とゲットしたお年玉

 

1月も終わりに近づくと、

ぼちぼち確定申告のことが気になってくる。

 

経費のうち、とりあえず交通費を計算してみた。

打ち合わせなどは8割方リモートになり、

取材も半分以上がリモートなので、交通費は激減。

平均してひと月に3回程度しか

電車に乗ってないことが判明した。

あなたはどうでしょう?

 

移動時間は頭の切り替えになったり、遠足になったり、

割と集中して本を読めたりもするので、

一概に無駄な時間とは言えない。

 

だけど、コロナをきっかけに

あの通勤地獄はなくなったほうがいいと思う。

僕は人生からあの時間を削除するために

フリーランスになった。

 

ところでもう一つ気になっていたのが、

レギュラーワークをやっている会社から

まだ支払い調書(源泉徴収票)が届いていないことだ。

 

おかしいなと思って経理の人にメールしたら、

先週送ったとのこと。

在宅勤務をやってて出社してないので、確認していないが、

もし郵便事故だったら会社に返ってきている、という。

 

そう言えばこの会社、去年も旧住所に送ってきた。

去年の1月は引っ越して1年未満だったので、

配達してくれたが、今年は送り主に返ってしまうのだ。

 

調べてもらったら、

「申し訳ありません。旧住所の登録から更新されておらず、

届いていないのが確実になりました。

こちらの経理で登録しているご住所を更新させていただきます。

添付にて、支払調書のExcelデータをお送りいたします」

というお返事。

 

うーむ、あれだけ毎月、請求書に住所を書いていても、

そんなの見てないわけね。

 

そういえば今年は正月過ぎても五月雨式に

年賀状が来ていたけど、揃って

「前の樹所に出して戻ってきてました」。

うーむ、一昨年、ちゃんと住所変更のお知らせを

送ったはずだけど、そんなの見てないわけね。

 

と言っている自分も同じことやっていると思う、たぶん。

みんな忙しいからね、リアルでもバーチャルでも、

仕事でも遊びでも、ふだんからのやり取りがない人の

住所が変わったって、なかなか気が付かない。

くどいくらいに確かめたり、

アピールしたりしないと駄目なようだ。

 

でもいちばん最後に来た年賀状が、お年玉当たってた。

切手シートだけど、大入り袋みたいなデザインで、

はじっこに「LUCKY💛」なんて書いてある。

人間万事塞翁が馬。

ありがとちゃん、お友だち。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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冬の散歩道

 

「テレワークをやるようになったので」

「介護していた主人が亡くなったので」

理由はいろいろだけど、それまでの暮らしが変わって

最近、川沿いを散歩するようになったという人に何人か逢った。

聞くと、僕たちよりもずっと昔からこのあたりに

住んでいる人たちだ。

 

すぐ近くにあっても、タイミングが合わなければ

ともに生きることはない。

人生は長いようで短い。

何と巡り合うかは運しだい。

それをどう大事にするかは自分の意思しだい。

 

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●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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宇宙を旅するお年頃

 

昨日の誕生日にはいろいろメッセージをいただきました。

どうもありがとうございます。

 

還暦を過ぎるとだんだん若返っていきます。

この1年で僕は1歳若返りました。

ただし、それは精神面や感受性のお話で、

肉体的な年齢とはだんだん乖離していきます。

 

老眼は年々ひどくなり、

疲れやすく集中力も長続きしません。

これからはこうした精神と肉体のギャップを

どうごまかして埋め合わせていくかが課題となりそうです。

 

心がけているのは脳内の清掃です。

心にも体にもいちばんよくないのは

ゴミ情報を貯め込んでしまうことだと思います。

 

頭の中に詰まったゴミ情報は、

そのままストレスに変質します。

それで内臓をやられたり、健康を損なってしまう人が

かなり多いのではないかと推察します。

ほかの人にとっては有効な情報でも

自分にとってはゴミであることもあります。

いや、たぶん、そっちのほうが多いでしょう。

 

自分は何者で、何がやりたいのか、この先どうなりたいのか、

そのためにどんな情報が必要で、どんな情報は不要なのか。

きちんと言語化できてなくてもいいですが、

そうしたことをある程度意識して

情報整理しながら生きて行かなくてはいけないと思います。

 

この情報化社会、ちょっと外を歩いたり、

ちょっとデバイスに向き合ったりすれば、

湯水のようなにいろんな情報が入りこんできます。

そのうち9割以上は自分にいらない情報なので、

あっという間に脳の中はゴミだらけ。

 

朝はクリーンでピカピカでも

夜になると汚染されて窒息しかけてます。

そもそも僕は脳のキャパシティが小さいので、

できるだけ日々、情報デトックスしていかなくてはなりません。

 

いろんなことを書いてはSNSやブログで発信し、

それだけでは飽き足らずに本まで出すのは、

そうした自分のためという意味合いがあるのだと思います。

 

でもいろいろ書いていると、

思ってもみなかった面白い発見に巡り合えます。

あなたもいいい歳になってきたなと思ったら、

機会を作って何らかのアプローチで

自分の脳内を覗いてみてください。

わりと広大な宇宙を旅できるかも知れません。

 

1月21日(木)17:00~24日(日)16:59

3日間限定無料キャンペーン実施中

 

ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力

 

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌

●阿久悠の作詞入門

●余命9ヵ月のピアニスト

●ローリング・ストーンズと新選組の相似点について

ング・クリムゾンの伝説と21世紀版「風に語りて」

●プログレッシヴ・ロックスターの死①:ジョン・ウエットンの訃報、そしてロンドンの寿司

●プログレッシヴ・ロックスターの死②:キース・エマーソンの尊厳死(1周忌に捧ぐ) 

●勝手にビートルズ・ベストテン

●中学生時代の「エリナ・リグビー」の衝撃と和訳演奏

●純情ストーカー男と純心DV願望女の昭和歌謡

●人間は幸せに慣れると、幸せであることを忘れてしまう

●義弟のアナログレコードと帰ってきたカレン・カーペンター

●いちご畑で抱きしめて

●ダイヤモンドをつけたルーシーとの別れとジュリアンの心の修復作業

●抹消された20世紀パンクと想像力の中で生きる19世紀型スチームパンク

●悲しいことなんてぶっとばすロックンロールバンドのモンキービジネス

●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」とYESの3文字の秘密

●オノ・ヨーコさん「NHKファミリー・ヒストリー」と「イマジン」の秘密

●いろいろな人が弾くから、心に響くロンドンのピアノ

●ストリートミュージックが商品になった街ロンドン

●アナログレコードとの再会

●見捨てられた恋人のようだったアナログレコードが、 なぜ絶滅の淵から回帰したのか?

●さすらいのレコード・コレクター:男のバカバカしくて痛快な生きザマ

●クリスマスにちょっとだけ世界と自分を変える

●森田童子の思い出:僕らの時代の子守唄

●自分をリライトする

●よみがえる死者・よみがえる歌:AIの音楽

●20世紀の愛と平和のロックなんて忘れてしまっていた

●だいじょうぶです、なすがままになさい

 

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コロナ対策はやっぱりあまびえ祈願しかない?

 

昨日は所用で吉祥寺へGone。

午前に行ったのですいていたが、

お昼ごろ、帰る頃にはけっこう人出があった。

平日でも午後は割と混んでいるようだ。

緊急事態宣言、どこ吹く風?

 

しかも商店街では

「緊急事態宣言発令中。外出を控えましょう」という

呼びかけの看板が出ている。

 

みんなに来てほしい商店街が

「外出を控えましょう」という矛盾したセリフを吐く。

こういう“よじれ”が現在の状況を表している気がする。

 

はっきり言って、人々のマインドは

コロナとの戦いに飽きている。

 

自暴自棄とまでは言わないが、

かなり厭戦ムード、諦めムードが濃い。

 

どうもコロナの感染拡大を

人為的に抑止できることはごく限られている。

ワクチン接種が始まれば少しは好転するかもしれないが、

あんまり楽観視もできない。

 

けど、若者や健康な人にとっては

それほど怖い病気でもなさそうだし、

この嵐が去るまで、ストレス最小限で

なんとかやり過ごせばいいんじゃね?

といったモードに入っているのではないか。

自然に終息するのをお祈りして待つしかない、

と考えている人が大半だと思う。

 

昨年、志村けんさんが

コロナで亡くなったショックも

もうほとんどの人は忘れているだろう。

 

なので飲食店や観光業を苦しめるような施策は

あんまり効果があるとは思えない。

締め付ければ締め付けるほど

反発とストレスが高まるばかりである。

 

日本人は基本的に共同体体質で、

自分の意見や権利を強硬に主張する人は少ない。

 

だからアナウンスの仕方を変えて、

抵抗なく生活習慣を変えて、

感染予防をがんばろう、という方向に

持っていけないだろうか。

 

テレワークは進めるべきだけど、

その他の施策は経済と天秤にかけて見直さないと、

2月になってもこのまま状況が変わらず、

ずるずる緊急事態宣言が長期化するという

最悪の事態になりそうな気がする。

 

僕も吉祥寺の駅のあまびえ祈願絵馬を書いて祈ってきた。

毎日コツコツ祈れば、何かいいアイデアが浮かぶかも?

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

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理想を無視したオリンピックは「おしまいDEATH」

 

先日、「オリパラでコロナ終息のシナリオ」

という記事を書いたとき、

オリパラは「できるか、できないか」じゃなくて、

「やるか、やらないか」だと言った。

 

外国メディアが「できるの?」と騒ぎだすと、

外圧に弱い日本はたちまち浮足立つ。

だけどIOCがやめると言わない限り、

僕はやっぱりやると思っている。

 

しかし、それは従来の華やかなオリンピックとは

かけ離れた形で開かれることだろう。

 

今の状況から見て、到底

「人類がコロナに打ち勝った証としての祭典」になりそうにない。

観客も外国からの選手もよくて半分程度。

悪ければ無観客、選手も1~2割の参加。

 

日本では大問題になっているが、

他の国は関係者以外、オリンピックなんてどうでもいい、

それこそ「不要不急」の最たるコンテンツだろう。

 

それでもどんな形でも

「オリンピックをやった」という事実を遺すことが大事なのだ。

未来に生き残るためにIOCは多分そう考えている。

 

「そんなのオリンピックじゃない!」という声が聞こえる。

そうなのだ、オリンピックはすでに

オワコン(終わったコンテンツ)になっている。

 

一昨年に「オリンピックをオワコンにするのは・・・」

という記事を書いたけど、図らずもコロナが

オリンピックを殺してしまった。

 

この先、2016年迄のような大会はもう開かれないのではないか。

感染症の危険、気象状況・自然災害の危険。

 

そうした危険を無視して大金を投じて開催することに

どれくらいの経済的メリットがあるのか?

 

今までは十分回収できたかもしれないが、

これからはどうなのか? 大丈夫なのか?

 

開催都市にとってあまりにもリスクが高すぎる。

2024のパリ、2028のロスは、今の東京を観て

どう思っているのだろう?

 

近代オリンピックの父であるクーベルタン男爵は、

「オリンピックの理想は人間を作ること、

つまり参加までの過程が大事であり、

オリンピックに参加することは人と付き合うこと、

すなわち世界平和の意味を含んでいる」

と考えていた。

 

そして1902年のロンドン大会における英政府主催の晩餐会で

「人生にとって大切なことは成功することではなく努力すること」

という趣旨のスピーチを行い、

「参加することに意義がある」という

オリンピックの理想を表現する名句が生まれた。

 

ところが、そうした理想など忘れて

近代オリンピックは、あまりに政治とカネもうけにまみれ過ぎた。

コロナ禍に襲われた東京2020を機に、

クーベルタンの唱えた理想・原点に戻るべきではないか。

 

この夏、開かれるであろう東京大会は

無観客だろうが、日本選手ばかりの大会だろうが、

イベントとして、お祭りとしてつまらなかろうが、

そうした新しいオリンピックの姿を見せるべきではないかと思う。

もう時代は変わってしまっている。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。

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池袋でふくろう時代を振り返る

 

昔から「いけふくろう」というのが池袋にいる。

それが近年、キャラクター展開されて、

大々的に「ふくろうの街」としてPRしている模様。

交番も地域を巡るコミュニティバスもふくろうだらけだ。

ホーホー。

 

月曜日の話だが、ちょっと用があって約1年ぶりに池袋へ行った。

18歳で上京したころ、

通っていた演劇学校が西池袋にあったので、

ここは東京におけるわが故郷のような街である。

そして、この街でかつて僕はフクロウだった。

ホーホー。

 

今でこそ早起きで、夜は11時を回ると

眠気に耐えられない体質になってしまったが、

かつては夜行性のフクロウ族で、

夜の池袋を飛び回っていたのだ。

ホーホー。

 

しかしこの日行ったのは、もちろん昼間。

しかも緊急事態宣言発令中。

サンシャインに続く東口はそこそこ人出があったが、

西口は閑散としていた。

 

その閑散とした中で

駅前の「コロナ感染に注意しましょう」という

親切なアナウンスと、

駅前繁華街の「客引きに注意しましょう」という

丁寧なアナウンスが混じり合って、

なんともいえない空気を醸し出していた。

 

そんな空気の中でブラブラしていたら、

この駅前繁華街

(昔はロマンス通りという名だったが、今は?)で

生まれて初めて水商売のバイトをやったことを思い出した。

 

地下1階のパブで、午後6時から11時半まで

黒服と蝶タイのウェイターをやっていた。

 

カネマツさんというあんまり水っぽくないマネージャーと、

ナガミさんという思い切り水っぽいサブマネ、

そしてキツネとタヌキのコンビみたいな女の子らと

一緒に働いていた。

 

ボトルキープ期限切れのウィスキーを1本に集めて

新品として出したり、

ミネラルウォーターの瓶に水道水を入れて200円で売っていた。

レーズンバターなるつまみをこの店で初めて見た。

渇きものでどれも1,000円くらいとってたような気がする。

けっこうインチキビジネス。

 

生演奏をするバンドが入っていて、

サンタナの「哀愁のヨーロッパ」

「ブラックマジックウーマン」や

プロコルハルムの「蒼い影」が十八番だった。

 

「蒼い影」になると、真ん中のホールでカップルが

チークダンスをしていた。

ヤクザのおっさんもよくきて凄みをきかせていた。

僕が休みの日だったけど、一度、暴れたことがあったらしい。

 

その時代の池袋には

まだ戦後のヤミ市の残滓みたいなものがあったのかもしれない。

汚くて野蛮な部分もあったけど、奇妙なぬくもりもあった。

昭和の体温とでもいうのだろうか。

ホーホー。

 

そういえば3年前に演劇学校の同窓会をやって、

やっぱり故郷・池袋はいいなぁと思ったが、

さすがに昔のように夜通し飲むという気分にはならなかった。

 

もう夜の街を飛び回ることもないのだろうけど、

池袋のフクロウには何だか親近感を感じる。

 

ちなみに、ただの駄洒落で「いけふくろう」

なのだろうと思ってたけど、

この近辺の雑司ヶ谷の森には

野生のフクロウだかミミズクだかがいるらしい。

しかも今でも。

本当だったら探索して鳴き声だけでも聞きたいものだ。

ホーホー。

 

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「ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力」

 

ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.僕たちのイマジネーションは 音楽からどれだけの影響を受け、どんな変態を遂げたのか。心の財産となったあの時代の夢と歌を考察する、おりべまことの音楽エッセイ集。ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より33編を厳選・リライト。

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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2021年1月12日の謹賀新年と年賀状をめぐる随想

 

鏡開きも終わって、家の中からも世の中からも

正月ムードが消えた、と思っていたら、

3通も年賀状が届いた。

 

「前の住所に送ってしまったので返ってきた」

という人が今年は何人もいた。

今日来た3人も1人はそう言っている。

おそらく後のふたりも同じだろう。

 

一昨年の夏に引っ越したが、

横着して喪中ハガキと新住所のお知らせを兼ねて

送ったのがよくなかったか。

前年と少し遡ってチェックして、

知らせるべき人には知らせておいたはずだけど・・・。

 

齢を取ってくると、どこでも家族が亡くなったりして、

喪中で年賀状をお休みすることが増える。

そうすると、その年来なかった人には出さなくなる。

 

いや、自分にとって大事な人ならちゃんとチェックするが、

そうでなければ忘れてしまうのだ。

あるいは何年も会っておらず、仕事でも繋がりがなくなり、

心も通わない、それこそ形だけの付き合いの相手なら

「ま、もういいか」とスルーしてしまう。

 

こうして年々年賀状のやり取りが減っていき、

今ではいちばん多かった時期の半分以下になっている。

 

もともと年が明けてから仕事ですぐ会う人には出さなかったし、

最近はメールやSNSで「おめでとう」と

挨拶を交わす人も増えている。

虚礼廃止、形骸化した慣習をやめるべしと

自ら唱えることもあった。

必然的な結果なのだろう。

 

でも、だからこそ却って、いまだに年賀状をやり取りする人には

大事にせなあかんなという思いを抱く。

仕事関係はごくわずか。

家族・兄弟が少々。

あとは昔の演劇関係の仲間がいちばん多く、

一緒にバイトをやってた職場の友だち、

一緒に仕事をやった仲間たち。

そして小中の同級生。

中には何年どころか、何十年もあってない人もいる。

一度、途切れたけど、なぜかまたやり取りが復活した人もいる。

 

そして毎年やり取りしていた相手から来ないと、

ちょっと心配になる。

今年はそれが6人いた。

そのうち3人は今日来たのでひと安心だが、あとの3人は・・・。

なんかあったのか?

まさかコロナで死んだりしてないか?

 

昨年の年賀状のコマーシャルで

「あの人の人生に、わたし、まだいた」だったっけ? 

うろおぼえだけど、そんなコピーがあった。

 

かつてはめんどくさいので書きたくない、と思っていたけど、

今はわりかし大切に思える。

気づいたのはやり取りしている人のほとんどが、

損得勘定の欄外にいる人たちということだ。

結局はそういう関係がいつまでも残る。

 

そのうち日本郵便の回し者として、

「日本の年賀状文化を守れ!」と言い出し、

運動を起こすかもしれない。

 

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もくじ

●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

●アーティストたちの前に扉が開いていた

●21世紀のビートルズ伝説

●藤圭子と宇多田ヒカルの歌う力の遺伝子について

●ヘイ・ジュード:ジョンとポールの別れの歌  ほか

 


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オリパラが目標となってコロナ禍は終息へ向かうというシナリオ

 

首都圏には2度目の緊急事態宣言が出された。

1ヵ月で済めばいいが、暖かくなるまでは続くと

覚悟しておいた方がいいかもしれない。

 

しかし逆に言えば、この冬を乗り切れば、

明るい光が見えてくる可能性があるのではないか。

 

先が見えないと不安が増すばかりなので、

何となくこれからのシナリオを書いてみる。

 

何と言っても日本にはこの夏、

オリンピック・パラリンピックを開催するという大命題がある。

僕はもともと反対派だけど、コロナ終息のためには

オリパラは希望への一里塚になる。

どうせなら有効活用した方がよい。

 

巷では「できるか・できないか」みたいな議論をしているけど、

全然まとはずれだ。

オリパラは「できるか・できないか」じゃななく、

「やるか・やらないか」である。

 

その点ではもう結論は出ている。

IOCもJOCも「やる」と言っている以上、

政府にも東京都にも「やらない」という選択肢はない。

(いろいろ利権の問題もあるし、やらざるを得ない状況。

そのへんはまた別の機会に)

 

日本のコロナ死者がアメリカやイギリス並みに増えるような

状況になればわからないが、

そうでない限りは、国民が何と言おうと絶対やるだろう。

 

しかし、もちろん国民を黙らせたいから、

オリパラ実現のためにベストを尽くすに違いない。

してもらわなくては困る。

その切り札はやっぱりワクチンだ。

 

緊急事態宣言を継続して、春先には何とか

感染者数を落ち着かせ、ワクチン接種をスタートさせる。

 

ワクチン接種の際に重要なのは情報操作である。

人々の多くはこの1年にわたる情報洪水で

「コロナ脳」になってしまっているので、

そのコロナ脳の改善が、感染症対策と同じくらい重要だ。

 

「ワクチンがあるからもう大丈夫です」と、

不安を和ませる一方で、

「でも、ワクチンは重症化のリスクを軽減するもので、

感染を防げるわけではない。

だからこれまで通り、感染防止対策は個々で続けてくださいね」

といったイクスキューズも

十全にアナウンスしんくてはならないだろう。

その塩梅を誤ると、またもや混乱が生じてしまう。

 

ワクチンにはいろいろ問題がある。

副作用の心配もあるし、

次々と生まれてくるかも知れない変異種に対して

どこまで有効なのか、という疑問もある。

 

けれどもそんなことを言っていたらきりがない。

とにかくオリンピック前には、コロナ脳の人たちを減らし、

100%ではないにせよ、

社会を従来の状態に近づけていかなくてはならない。

 

コロナは「ただの風邪」とは言えないにせよ、

「インフルエンザ程度のもの」という

社会通念を醸造する必要があるのだ。

 

そのためにワクチンという最終兵器を

1日でも早く行きわたらせるだろう。

経済復興のためにも、そこは最善を尽くすはずだ。

 

苦しんでいる飲食業・観光業の皆さんも、

オリパラまであと半年の辛抱(十分長いけど)と心得て

なんとかがんばり続けましょう。

 

そして、今年の秋からはコロナと共存する時代になる。

 

人々のコロナに対する考え方・思い込み、

ひいて言えば社会通念が変われば、

厄介ではあっても、

コロナはそんなに怖い病気ではなくなるはず。

 

実態は大して変わらないとしても、

「国はちゃんとワクチンも提供してますよ」と

言える状況が作れれば、社会は前進する。

 

とまぁ、シナリオを書いてみましたが、

果たしてどうなるか?

いずれにしても飛沫感染に気を付け、まめな手洗いを

コツコツやりながら状況を注視していきましょう。

 

1月11日(月) 発売予定

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勝手にビートルズ・ベストテン

●純情ストーカー男と純心DV願望女の昭和歌謡

いちご畑で抱きしめて

ダイヤモンドをつけたルーシーとの別れと心の修復作業

●冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える  ほか

 


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コロナ禍の冬をどう乗り切るか、自分自身で考えなくてはならない

 

ついこの間、東京の感染者数が

とうとう1000人を超えたと思ったら、

あっと言う間に2000人超。

そして2度目の首都圏緊急事態宣言。

 

これはイギリスで発見された変異型が侵入したせいなのか、

詳しいことは分からないが、

ちょっと今までとは違う空気を感じる。

倍々で増えていく可能性もある。

これから冬真っ盛り。

大騒ぎするのはよくないけど、楽観視もできなさそうだ。

 

政策を批判する声も大きいけど、

僕は日本はそれなりに頑張っていると思う。

拙いところ・何やってるんだと腹立たしいところも

多々あるけど、

命も経済も守りたい、という気持ちは伝わる。

 

医療がこれだけひっ迫してしまっているのも、

できる限り、多くの人を助けようとしている結果、

こうなっているのではないか。

 

僕たちは全員が平等に医療を受けられるのは

当たり前だと思っているけど、

世界基準はそうではないと思う。

 

アメリカをはじめ、インドでもブラジルでもヨーロッパ各国でも

日本と比較にならないほど死亡者が出ている。

 

これらの国でコロナ患者が日本のようにちゃんと

治療を受けられているかといえば、そうではない。

アメリカでは貧乏人は病院なんかに入院できない。

 

中国は抑え込んでうまくやっているように見える。

ただ、あれは中国政府が感染予防の大義名分で、

徹底した管理体制を強めているからではないか。

「管理されようが何だろうが、ないより命が大事」とするなら

中国みたいな道も取れるかもしれないが、

あなたはそれを日本の政府に望むのだろうか?

 

もちろん医局の問題とか、日本にも医療の闇の部分は大きい。

しかし、その点を差し引いても、

国民皆保険制度という建前がある限り、

日本の医療は、治してほしいと訴える人を放置はしないし、

できない。

 

外国の例だけでなく、

日本全国を襲った100年前のスペイン風邪だって、

多くの患者は放置されてそのまま。

助かる・助からないは、ほとんど運次第だった。

 

べつに政府や知事の弁護も味方もするつもりはないけど、

僕たちは豊かで恵まれているということを踏まえて、

モノを言ったり、行動した方がいいと思う。

 

政府や知事に批判・意見をぶつけるのは結構だけど、

ダダをこねているだけでは状況はまったく好転しない。

 

自然災害と同じなのだから、ある面、諦めも必要である。

この冬をどう乗り切るか、どうすれば心身の健康を保てるか、

自分自身で考えなくては。

 

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ビートルズをきっかけにロックが劇的に進化し、ポップミュージックが世界を覆った時代.

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●八王子・冨士森公園のスローバラード駐車場で、ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力について考える

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遅れたって全然オーケーの初詣

 

正月三が日が終わったので、

もうすいているだろうということで、

カミさんと義母と大宮八幡宮に初詣。

朝10時半ごろだったけど、思ったとおり空いていて、

巫女さんも3人の写真を撮ってくれた。

 

元旦と同じく、

自分と周囲を信じること、

成長し続けること、

いつでも笑うこと、

おまけとして「欲張らないこと」を祈願・宣誓した。

 

義母のためにカエルのお守りをプレゼント。

この神宮は「副神(?)」として

「幸せなでがえる」という大きな石があり、

カエルが神宮のカジュアルな側面の

キャラクターになっている。

 

若ガエル、生きカエル、よみガエル、

みちガエル、お金がカエル、お家にカエル、

自分にカエルと、カエルは縁起物なのです。

 

幸福おみくじを引いたらカミさんと義母は吉、

僕は大吉。

お宮さんもこんなご時世なので、

吉や大吉を増やしていると思うけど、

ここは素直に乗っかっちゃったほうが元気になる。

元気を出したい人は、ぜひこれから初詣へ。

節分までに済ませればオーケーですよ。

 

朝は人が少なく境内の空気もきれいなので、

午前中がおすすめです。