新刊予告:エッセイ集:エンディング2「死ぬまでジタバタ しようぜ」

 

エンディングライターとして雑誌・ウェブサイト

(葬儀・供養業界の専門誌)で2016年から記事を書いている。その取材の過程で拾った諸々のエピソード、

記事の中には出さなかった情報・感想などを

中心に綴ってきた、

人生のエンディングにまつわるエッセイを1冊にまとめた。(2020年以降のものは続刊に収録予定)

 

出来れば遠ざけたいもの、

ずっと知らないフリをしていたい「死」は、

すべての人がいつかは関わらなくてはならない事象。

どうせいつかは向き合わなくてはならないものなら、

少しずつでいいから心を慣らしておいた方がいいのでは――

ということでお役に立てるなら何よりです。

 

また、子どもや若者で、

じつはとっても死に興味があるという人。

あなたは別に異常でも何でもなく、

「死があるからこそ生が輝く」という

人生の本質を知る人です。

そんな人にとってもお役に立てる本・

心の糧にしていただきたい本です。

 

もくじ

・死ぬまでジタバタしようぜ:「老い」を楽しんだ蜷川幸雄さん

・エンディング時代の遺産相続を考える

・エンディングを意識して人生の台本を書く

・「老害人」の話と人生最後で最大の仕事

・高齢者ドライバーは、免許返すとおトクやでぇ~

・人形が幸せになれる国ニッポン

・茨城・葬式の撒き銭のルーツを探る

・映画やテレビドラマの世界では高齢犯罪者が増えている?

・マタギの里の大往生

ほか全39編

 


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「てるてる男とふれふれ女」キャンペーン終了

 

無料キャンペーンは本日16:59で終了しました。

ご購入ありがとうございました。

面白かったらAmazon Kindleのサイトにレビューをお寄せください。

 

今後もおりべまことの作品をよろしくお願いいたします。

 

いつでもカエル21タイトル

 

★おとなも楽しい少年少女小説

 

●てるてる男とふれふれ女 ¥300

http://www.amazon.com/dp/B0B2W7M47L

 

●ちち、ちぢむ ¥500

http://www.amazon.com/dp/B09WNC76JP

 

●ハンザキを喰った話 ¥500

http://www.amazon.com/dp/B09PGDSQMP

 

●ざしきわらしに勇気の歌を ¥300

http://www.amazon.com/dp/B08K9BRPY6

 

●いたちのいのち ¥500

http://www.amazon.co.jp/dp/B08P8WSRVB

 

●ピノキオボーイのダンス ¥500

https://www.amazon.co.jp/dp/B08F1ZFLQ6

 

●オナラよ永遠に ¥500

http://www.amazon.co.jp/dp/B085BZF8VZ

 

●茶トラのネコマタと金の林檎 ¥300

http://www.amazon.com/dp/B084HJW6PG

 

●魚のいない水族館 ¥300

http://www.amazon.co.jp/dp/B08473JL9F

 

 

★人生のおやつに還暦エッセイ集

 

●銀河連邦と交信中なう ¥300

http://www.amazon.co.jp/dp/B09Z6YH6GH

 

●あなたもごはんでできている ¥300

http://www.amazon.co.jp/dp/B09TNVMWPW

 

●いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル ¥300

https://amazon.co.jp/dp/B09QQ823C9

 

●酒タバコやめて100まで生きたバカ ¥300

http://www.amazon.com/dp/B09MDX2J45

 

●世界のEnding Watch ¥300

http://www.amazon.com/dp/B09HQT42JR

 

●1日3分の地球人 ¥300

http://www.amazon.co.jp/dp/B09DF7VHPZ

 

●昭和96年の思い出ピクニック ¥300

http://www.amazon.co.jp/dp/B08WR79ZCR

 

●ポップミュージックをこよなく愛した僕らの時代の妄想力 ¥300

https://www.amazon.co.jp/dp/B08SKGH8BV

 

●どうして僕はロボットじゃないんだろう? ¥300

https://www.amazon.co.jp/dp/B08GPBNXSF

 

●神ってるナマケモノ ¥300

http://www.amazon.co.jp/dp/B08BJRT873

 

●子ども時間の深呼吸 ¥300

https://www.amazon.com/dp/B0881V8QW2

 

●ロンドンのハムカツ ¥300

http://www.amazon.com/dp/B086T349V1

 

★新刊予告:7月上旬発売予定

次回の新刊は、エッセイ集:エンディング

「死ぬまでジタバタしようぜ」(仮題)

どうぞお楽しみに!

 


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人生は長くて短い

 

 

てるてる男とふれふれ女

梅雨入り記念無料キャンペーン実施中

6月12日(日)16:59まで。

晴れ男と雨女が恋をした。

恋と結婚と幸福と人生の行く末を描く、

 

おかしくてセンチメンタルな短編小説。

 

http://www.amazon.com/dp/B0B2W7M47L

 

「てるてる男とふれふれ女」では、

天気と人の運命について書いてみた。

人生は長くて短い。

還暦を超えて、やっとそうした言葉を実感できるようになった。

そして昨日、ちょっとそれにリンクするような出来事があった。

 

本を出したい、ということで代筆の依頼を受け、

2回ほど取材も行っていたが、

昨日、その人のご家族の重病が発覚。

今後の取材の予定がいったんキャンセルされた。

おそらくこのまま継続するのは難しく、

この案件自体がキャンセルになるか、

長期凍結ということになるだろう。

 

人生にはいろいろなタイミングというものがある。

運・不運の波は定期的にやってくるが、

それはなかなか予知できない。

(占いに頼る人が多いのも頷ける)

 

災害や疫病、金融恐慌だってある。

それを完璧に免れるのは不可能だ。

 

人生設計とか、あれこれ長期計画を立てるのもいいが、

今やりたいこと、できることを先延ばしにしていると、

天気が荒れて実現困難になるかも知れない。

一度時機を逃すと、

そのチャンスは永遠にめぐってこないかもしれない。

 

漠然とした不安に煽られて、お金をため込んで、

結局、節約生活だけが生きがいになって

人生終わってしまう人もいるという。

 

やりたいことがある人、

ずっと心にため込んでいる人は、

我慢と解放のタイミングをちゃんと考えた方がいいと思う。

 

 


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てるてる男とふれふれ女  無料キャンペーン継続中

 

いつも天気のことを気にして生きてきた二人だが、

その時だけは違った。

若くて健康だったので直観が働いたのだ。

もしかしたら傷つくことになるかもしれないなんて露とも考えず、まっすぐに思いをぶつけ合った。

大きな街の中心にニョキニョキと立つ高いビル。その谷間にある丸い広場の片隅。

夕闇が辺りを包んでいた。

「好きだ」と男は言った。

「あたしも」と女は言った。

とても純粋な恋だった。

問題はただ一つ。

男は晴れ男で、女は雨女であること。

星のめぐりが最高な運命のデートの日は晴れるのか、

どしゃ降りになるのか。

はたまた間を取ってくもりになるのか。

女は耐えきれない思いを抱いて、男に長い手紙を書いた。

 

恋と結婚と幸福と人生の行く末を描く、

おかしくてセンチメンタルな短編小説。

おとなも楽しい少年少女小説第9弾!

6月12日(日)16:59まで無料キャンペーン

 


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てるてる男とふれふれ女 2022梅雨入り無料キャンペーン

 

 

♪6月6日に雨ざあざあ降ってきて

カエルかな?カエルじゃないよ、アヒルだよ~、ガァ。

 

というわけで、昨日から関東甲信地方は梅雨入り。

というわけで、

 

梅雨入り記念無料キャンペーン5日間実施!

6月7日(火)17:00~12日(日)16:59

おはなし

 

いつも天気のことを気にして生きてきた二人だが、

その時だけは違った。

若くて健康だったので直観が働いたのだ。

もしかしたら傷つくことになるかもしれないなんて

露とも考えず、まっすぐに思いをぶつけ合った。

大きな街の中心にニョキニョキと立つ高いビル。

その谷間にある丸い広場の片隅。

夕闇が辺りを包んでいた。

「好きだ」と男は言った。

「あたしも」と女は言った。

とても純粋な恋だった。

問題はただ一つ。

男は晴れ男で、女は雨女であること。

星のめぐりが最高な運命のデートの日は晴れるのか、

どしゃ降りになるのか。

はたまた間を取ってくもりになるのか。

女は耐えきれない思いを抱いて、男に長い手紙を書いた。

 

恋と結婚と幸福と人生の行く末を描く、おかしくてセンチメンタルな短編小説。

 


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END展と「RE-END 死から問うテクノロジーと社会」

 

 

スマホ頭の骸骨に「かごめかごめ」をされている、

花束を持った子ども。

その子を鳥や動物たちが見つめている。

 

漫画家・五十嵐大介が描いた

奇怪でありながらユーモラスなイラストの表紙は、

現在の僕たちの姿であるように思える。

 

「死から問うテクノロジーと社会」という

ものものしいサブタイトルがついているが、

中身はとてもポップでバラエティ豊かな内容で、

けっして難解な研究書の類ではない。

 

今月8日まで二子玉川で開かれているEND展は、

昨年11月に六本木のアートスペースで行われた、

このサブタイトルと同名の展覧会をベースに、

少しアレンジを加えたものだ。

 

キュレーターの塚田有那さんの話によると、

私たちが今見ている世界・社会とはどういうものなのか、

誰にもいつか必ず訪れる「死」から

問いかけていくことはできないか?

という発想から展示のアイデアが生まれたという。

END展とこの本の内容は密接にリンクしており、

フクロウみたいな不思議な鳥のポスターも、

この本の冒頭に入っている五十嵐大介・作の

「遠野物語より」を転用している。

 

「遠野物語」は民俗学者・柳田国男の作品で、

民俗学、さらに広く言えば文化人類学を

日本に根付かせた名著だが、

これを現代風の漫画にアレンジして

トップにに持ってきたことが

この本の性格(=END展の性格)を表している。

 

塚田さんは責任編集者でもあり、

まえがきの最後にこう書いている。

 

本書では、民俗学や人類学、

情報社会学や人工知能研究まで、

さまざまな識者の方々に寄稿や対談、

インタビューにご協力いただき、死をテーマに

それぞれの視点から論じていただいた。

テクノロジーがいやでも絡み合う現代において、

いま一度、生と死という永遠の連鎖に思考を委ねるとき、

これからの社会を見据える

新たな視座が見つかれば幸いである。

 

冒頭だけでなく、章の合間合間に

短編マンガが入っていることも特徴で、

これもEND展で活かされている。

その一つ、「うめ」というユニットによる

「ようこそ!わたしの葬儀へ!」は、

8頁ほどの話だが、某世界的IT企業のCEO

(GAFAのカリスマ経営者みたいなイメージ)の

葬儀を描いたものだが、

現代的・近未来的な死と葬儀の

エッセンスを詰め込んだ傑作で、

 

「死後、個人データを合成してバーチャル上に

復活できるとしたらしたいですか?」とか、

 

「もし死者とVR上で会えるとしたら会いたいですか?」

とか、

 

「過去の偉人の知性や人格をAIで復活させて

国を統治できるとしたら賛成ですか?」とか、

 

けっこうラディカルな質問に対する

回答データも盛り込まれている。

(この本の制作集団 HITE-Mediaの

独自に行ったアンケート調査にもとづくもの)

 

このまま何となく齢を取って、

漫然とくたばるのは嫌だと思っている人、

また、未来はどうなるのだろう、

子どもたちはどんな社会を生きるのだろうと

考えている人は、

「END展」を観たり、

「RE-END」を読むことは

自分の思考や行動を変える

大きなきっかけになるかもしれない。

 

電子書籍「世界のEnding Watch」

人間はいつの時代も死がもたらす恐怖や悲しみ・寂しさを様々なやり方で克服しようとしてきた。

世界中にある葬儀供養の文化・風習はその集積だ。しかし近年、先進国ではそれが急激に変化している。世界の死の昔と今を俯瞰しながら楽しむエッセイ集。


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井上ひさしと笑いについて

 

図書館でふと井上ひさしさんと目が合ったので、

久しぶりに読んでみた。

 

最も大作家らしくない大作家・井上ひさし。

中高生の頃に最もよく読んだ作家である。

小説も戯曲も面白かった。

「青葉繁れる」「モッキンポット師の後始末」などで笑い、

「四十一番の少年」で泣いた。

 

高校演劇で「11匹のねこ」をやったが、

ラストは本当に衝撃的で、

1970代後半の演劇をやっていた高校生らに

甚大なトラウマを残した。

 

僕がやったのは、出世した仲間たちにうとまれ、

最期まで変わらずノラネコであり続ける

のんだくれのネコの役だった。

 

あの人生観はその後、45年ほど生きてみて

現実のものとして味わっている。

 

この「ふかいことをおもしろく」は、

NHKがやった「100年インタビュー」を

本にしたものだが、薄いし字も大きいのですぐに読める。

けれども中身は濃厚だ。

 

ひどく心に刺さったのが、15番目の章の「笑いとは何か」。

三谷幸喜が台頭する前、

井上ひさしは喜劇作家の第一人者だった。

 

以下、一部抜粋。

 

苦しみや悲しみ、恐怖や不安というのは、

人間がそもそも生まれ持っているものです。

人間は、生まれてから死へ向かって進んでいきます。

それが生きるということです。

途中に別れがあり、ささやかな喜びもありますが、

結局は病気で死ぬか、

長生きしても結局は老衰で死んでいくことが決まっています。

この「生きていく」そのものの中に、

苦しみや悲しみなどがぜんぶ詰まっているのですが、

「笑い」は入っていないのです。

なぜなら、笑いとは、人間が作るしかないものだからです。

それは、一人ではできません。

そして、人と関わってお互いに共有しないと

意味がないものでもあります。

 

久しぶりに笑いについて考えさせられた。

 

世の中も全体に笑いは低調なように感じる。

正直、いま、テレビやインターネットで

笑いを売り物にしているものは

本当に笑えて、面白くて、感心できるものはごく少ない。

なんだかとても底が浅いのだ。

浅瀬でチャプチャプ

お笑いごっこをやっているような印象がある。

 

むしろいっしょにいるカミさんや義母のほうが

笑わせてくれる。

 

僕もできるだけ自分が書くものは、

どこかでちょっとは笑えるように、

と思って工夫しているつもりだが、

どうもここのところ、あんまりうまくいってない。

また井上さんの小説や芝居を読もうと思う。

 


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新刊本日発売「てるてる男とふれふれ女」

 

いつも天気のことを気にして生きてきた二人だが、

その時だけは違った。

若くて健康だったので直観が働いたのだ。

もしかしたら傷つくことになるかもしれないなんて

露とも考えず、まっすぐに思いをぶつけ合った。

大きな街の中心にニョキニョキと立つ高いビル。

その谷間にある丸い広場の片隅。

夕闇が辺りを包んでいた。

「好きだ」と男は言った。

「あたしも」と女は言った。

とても純粋な恋だった。

問題はただ一つ。

男は晴れ男で、女は雨女であること。

星のめぐりが最高な運命のデートの日は晴れるのか、

どしゃ降りになるのか。

はたまた間を取ってくもりになるのか。

女は耐えきれない思いを抱いて、男に長い手紙を書いた。

恋と結婚と幸福と人生の行く末を描く、

おかしくてセンチメンタルな短編小説。

 


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安西水丸「青の時代」のシュールな詩情

 

僕にとって安西水丸といえば、

1980年代の村上春樹のエッセイ集

「村上朝日堂」などのイラストでなじみがある。

 

いわゆるヘタウマっぽい、とてもシンプルで

ちょっとトボけた味のある絵で好きだった。

2014年に亡くなったのを聞いた時は、

もうあの絵が見られないことにけっこうがっかりした。

 

じつは安西水丸氏はイラストだけでなく、

小説やエッセイストを書いたり、

デザイナーであり、絵本作家でもあった才人である。

 

これは彼が30代の時に

1970年代の伝説の漫画雑誌『ガロ』で発表したマンガ。

というか、絵物語とかアートに近い。

 

舞台はおもに彼が少年時代を過ごした

千葉県房総半島の海辺の町。

 

時代はもちろん昭和なのだが、

どこか時間を超越した異郷のような風景が、

独特のシンプルな線の絵で描かれており、

どこか寺山修司の世界と共通するシュールさがある。

 

奇妙な顔をした、

おそらく作者自身をモチーフにした少年と、

それを取り巻くエロチックで、

陰と哀しみをたたえた女たち。

怖ろしいほどの引力を持った詩情あふれる世界。

 

改めて安西水丸の才能に圧倒され、

何度も読み返してしまう。

 

最後に収録されている「二十面相の墓」は

作家・嵐山光三郎の小説を漫画化したもの。

 

発行はCrevisという会社で、

1980年に青林堂から出された同タイトルの復刻版である。

 

娘である安西カオリ氏が序文を、

嵐山光三郎氏が解説。

同作に関する水丸氏の1994年の

インタビューも収録されている。

 


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おとなも楽しい少年少女小説新刊 「てるてる男とふれふれ女」

 

晴れ男と雨女がちょっと不安定な恋をした。

だいじょうぶ、人生に完璧はあり得ない。

結婚するかどうかを決める運命のデートの日は

曇でオッケーという男。

そして女は男に長い手紙を書いた。

お天気を左右する二人の運命の軌跡を描く短編小説。

6月1日発売予定。

 


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なぜ宝くじに当たるとほとんどの人が破産するのか?

 

先週に引き続き、司法書士の方の本を書くので取材。

その中の項目の一つに

「なぜ宝くじに当たるとほとんどの人が破産するのか?

わたしが絶対破産しない方法を教えます」

というのがあった。

 

彼は宝くじを取り扱うみずほ銀行の仕事もしている。

どういう必要性があるのか、よくわからないが、

みずほ銀行は高額当選者のその後を調べているらしい。

 

「宝くじに当たる」というのは、

もちろん1万円、10万円レベルでなく、億単位の話である。

 

そりゃ前提がレアケース過ぎますよと笑ったが、

話はなかなか面白かったし、感心した。

 

内容はもちろん出版してからしか話せないが、

宝くじで大金が当たった人が取る行動の特徴が

二つあるらしい。

 

人にそのことを話す。

仕事を辞める。

 

黙ってりゃいいのに人に話しちゃうのは、

SNSで「いいね!」が欲しいといった

承認欲求にもとづくものだという。

 

そんなことでしか承認欲求を満たせないのか?

と思うが、どうやら人間心理はそうなっているらしい。

 

万一、僕は当たっても続けると思うが、

ほとんどの人が仕事を辞めてしまうという。

要するに、仕事をカネを稼ぐ手段としか考えていない、

ということだろう。

カネさえあれば働かない。

遊んで暮らしたいというわけだ。

 

なんだかずいぶんと心が貧しい気がする。

承認欲求ってそんなことで得るもの?

あなたのやってる仕事ってその程度のもの?と思う。

何だかこれではお金の従僕である。

でもそれが平均的日本人の本質なんだろう。

 

阿武町の間違い振り込み事件の彼は、

とうとう逮捕されてしまった。

ぼくに言わせれば彼は被害者に近い。

 

とんでもないボンクラミスを犯した町の職員らは

まともな謝罪もなければ、何の責任も取らないようだ。

 

お金で簡単に人生が狂わされること、

 

公務員・議員・官僚・政治家などの

おいしいポジションにつけば、

無責任にのうのうと暮らせること、

 

そして、やっぱりマスコミは

貧乏人の嫉妬心を煽り立てる報道をしちゃうこと。

まぁ、世間の方々が求めているのだからしゃーないよ、

ということだろうか。

そして、そこから透かして見えるのは、

日本人の心の貧しさとムラ社会の現実。

 

そうしたものをこの騒ぎでは、

またもやまざまざ見せつけられた。

 

思わぬ大金が転がり込む幸運(=不運)に出逢ったら、

ぜひかの司法書士の本を手に取ってください。

完成・発行は8月くらいかな?

 


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川崎ビジネス

 

司法書士の方の本の代筆をすることになり、

取材で川崎へ行く。

 

川崎と言えば、川崎球場。

大洋ホエールズの本拠地である。

「巨人の星」の左門豊作もいた。

と言っても、なんやそれ?と首をかしげる人も多いだろう。

 

昔あったプロ野球チームだ。

缶詰めでおなじみのマルハ(現・マルハニチロ)が

親会社で、ユニフォームの肩のところには

マルの中に「は」の字の入ったロゴが燦然と輝いていた。

 

川崎球場には、スタンドで麻雀やってる観客がいるとか、

流しそうめんをやっている人がいたという

レジェンドがある。

球場で流しそうめんやりながら野球見物というのは、

何やら昭和の高度成長時代を象徴するような絵柄である。

 

川崎にはそういう猥雑というか、

大衆的な活気が似合う街だった。

工業地帯、労働者、酔っぱらい、ギャンブル、風俗、

生活破綻者・・・

 

そういえば川崎という街の名前を初めて知ったのは、

中学生くらいの頃、当時の人気アイドルが、

デビュー前、川崎の風俗店で働いていたという

スクープがすっぱ抜かれ、

大スキャンダルになったことからだ。

どういう顛末になったかは忘れてしまったが。

 

そんなわけで、川崎には

いまだにそういう昭和のイメージがまとわりついている。

東京と横浜の狭間の街、というのも損なポジションだ。

 

そして、かの大洋ホエールズも昭和が終わらないうちに

本拠地を横浜に移し、

横浜ベイスターズ➡横浜DeNAベイスターズ

になってしまった。

 

ついでにサッカーのヴェルディ川崎も、

いつの間にか東京ヴェルディになっていた。

 

アクセスの良さにも関わらず、

東京・横浜においしいとこどりされている川崎だが、

わがクライアントの司法書士氏は

「だから私はここで事務所を開いて成功できたんです」

という。

 

東京や横浜はおいしい場所なので競争が激しすぎる。

よほど優秀でなければ成功するのは難しい。

はざまにある川崎は、いわばビジネスの穴場。

何と言っても東京や横浜に比べて家賃が安い!

 

というわけで氏は20年以上にわたってこの地に根を張り、

ビジネスを展開してきた。

おかげで僕にも仕事が回って来た。

今までほとんど縁のなかった街だが、

これから大事に思おう。

 

昭和ダーティのイメージをまとった川崎だが

今はきれいに洗練され、治安もよく、

大都市にあっては全国屈指の犯罪率の低さを誇るという。

ヴェルディは東京に行っちゃったけど、

フロンターレ川崎がいる。

 

でも、それじゃなんだかつまんないけどなぁと、

昭和人としては思ったりもするが。

 


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「昭和96年の思い出ピクニック」のレビュー

 

毎日のように身近な芸能人や文化人の訃報を聞く。

今日はダチョウ倶楽部の上島竜兵さん。

ひとりひとりこの世を去っていくたびに、

昭和という時代がどんどん遠ざかっていくようだ。

 

政治家や企業家などの偉い人たちより、

芸能人や文化人の死にそうした感情を抱くのは、

やはり彼ら・彼女らが僕たちの暮らしの一部であり、

人生の夢や楽しさを与えてくれたからだ。

 

ブログでときどき昭和についてのエッセイを書いているが、

それを電子書籍としてまとめた第1集

「昭和96年の思い出ピクニック」(昨年発売)

http://www.amazon.co.jp/dp/B08WR79ZCR

の紹介文にはこんなことを書いた。

 

アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、

新聞配達、家族、そして戦争――

昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、

僕たちは昭和の物語から離れられない。

 

海を埋めたて、山を切り開き、

明日へ向かって進んだ果てに

見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を

1960(昭和35)年生まれの著者が探検する

面白まじめエッセイ集。

 

この本にはこんなありがたいレビューをいただいている。

 

この本に出会えたのは電子書籍という世界だから。

これが仮に紙媒体で出版されていたら、

私は、おそらくそのコーナーにすら

近づくことはなかったと思う。

別に嫌だからとかではなく、

純粋に出会えるきっかけがないから。

内容はこの時代を生きた人の生の声。

熱さ寒さだけでなく匂いまで伝わってきそうな生きた声。

素敵だ。

電子書籍=副業か恋愛のような

偏った冊数の分布がある中で、

こんな電子書籍でしか表現できない本があるというのも、

kindleの魅力なんだなーと再認識した1冊である。

 

身に余る光栄。

これからも僕の書ける限りの昭和のお話を

後世に伝えていきたいと思っています。

 


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おりべまこと電子書籍「銀河連邦と交信中なう」 GW6日間無料キャンペーン

 

5月1日(日)17:00~6日(金)16:59

読み応えたっぷり。

人生の携帯食にぴったり。

宇宙へ旅する時のおやつにもばっちり。

黄金連休のおともに。、ぜひスマホにインストール!

 

http://www.amazon.com/dp/B09Z6YH6GH

 

高度情報社会では「自分はフツーだ」と思っている

ヘンな人が激増中。

 

現代ピープルは、星の海のごとく情報渦巻く世界に

左半分だけ突っ込んで、

右半分は自分の好きな世界にはまりこんで、

まるでどこか別の惑星と交信しているかのように

ふるまっている。

 

みんな地球人だけど、

みんなどこかの星のストレンジャーでもある。

 

だけどこれでいいのだ。

みんな楽しくヘンになればよい。

 

自転車事故を起こして

頭の手術をした体験からよみがえっても、

けっきょく自分はもとのまま。

バカは死ななきゃ治らないとリアライズして、

ふたたび元気に生き始めた、

おりべまことの面白還暦エッセイ。

 

「酒タバコやめて100まで生きたバカ」

「いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル」に続く、

「生きる」をテーマにしたエッセイ集の第3弾です。

ブログ「台本屋のネタ帳」から38篇を厳選・リライト。

 

もくじ

●「人間を大事にしています」ってどういうこと?

●悟りを開いてお寺で婚活

●クリスマスにちょっとだけ世界と自分を変える

●いい人のサービス残業問題

●慢性硬膜下血腫で頭の手術の顛末記

●自分という人間のスト―リーに気付いた一年

●百年ライフの条件と自分ストーリー

●1/fのゆらぎの初夢

●山羊座のボヤキとイベント増殖に対する懸念

●僕たちは罪を背負わされている

●わが心の誕生日会

●酒・タバコ、やめて100まで生きたバカ・パート3

●「どろろ」アニメリメイク版:人間のおぞましさ・美しさ・面白さに迫る

●「悠々自適の幸福な未来」が待ってるはずだった

●ライターという職業の面白さ

●銀河の死なない子供たちへ:人生は無限ではないという幸福

●銀河連邦と交信中なう。

●今夜はホームアローンでわくわく?

●落書きペンは地球色

●女の天才に奉仕する仕事

●たっぷり眠るとたらふく夢を見る

●絵描きのセンス

●ビッグデータ分析と夢を共有する時代

●取材はイベントにしたい

●「実践!五〇歳からのライフシフト術」で人生の午後に備える

●ビジネスのための本気の企業理念

●子どもの卒業・親の卒業

●あたりまえに豊かで幸福だけど

●電車内スマホゲームはなぜカッコ悪いか

●みずから幸福になることを放棄している日本人

●イチローの国民栄誉賞辞退に心の中で拍手喝采

●世界自閉症啓発デー&発達障害啓発週間と人権意識の未来

●結婚記念日と「四月のある晴れた朝に百パーセントの女の子に出会うことについて」

●夜中に情報ウンコの排出

●これからは手ぶらで旅をしたいんだけど

●最期まで希望を見たい

●引っ越しと地球の意志

●ガクアジサイの咲(えみ)

 


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新刊発売!銀河連邦と交信中なう

 

おりべまこと電子書籍

AmazonKindleより本日発売。

GW6日間無料キャンペーン実施します。

5月1日(日)17:00~6日(金)16:59

あなたのスマホでぜひお読みください。

http://www.amazon.com/dp/B09Z6YH6GH

 

高度情報社会では「自分はフツーだ」と思っている

ヘンな人が激増中。

現代ピープルは、星の海のごとく情報渦巻く世界に

左半分だけ突っ込んで、

右半分は自分の好きな世界にはまりこんで、

まるでどこか別の惑星と交信しているかのように

ふるまっている。

 

みんな地球人だけど、

みんなどこかの星のストレンジャーでもある。

だけどこれでいいのだ。

みんな楽しくヘンになればよい。

 

自転車事故を起こして頭の手術をした体験から

よみがえっても、けっきょく自分はもとのまま。

バカは死ななきゃ治らないとリアライズして、

ふたたび元気に生き始めた、

おりべまことの面白還暦エッセイ。

 

「酒タバコやめて100まで生きたバカ」

「いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル」に続く、「生きる」をテーマにしたエッセイ集の第3弾です。

ブログ「台本屋のネタ帳」から38篇を厳選・リライト。

読み応えたっぷり。

人生の携帯食にぴったり。

宇宙へ旅する時のおやつにもばっちり。

 

もくじ

●「人間を大事にしています」ってどういうこと?

●悟りを開いてお寺で婚活

●クリスマスにちょっとだけ世界と自分を変える

●いい人のサービス残業問題

●慢性硬膜下血腫で頭の手術の顛末記

●自分という人間のスト―リーに気付いた一年

●百年ライフの条件と自分ストーリー

●1/fのゆらぎの初夢

●山羊座のボヤキとイベント増殖に対する懸念

●僕たちは罪を背負わされている

●わが心の誕生日会

●酒・タバコ、やめて100まで生きたバカ・パート3

●「どろろ」アニメリメイク版:人間のおぞましさ・美しさ・面白さに迫る

●「悠々自適の幸福な未来」が待ってるはずだった

●ライターという職業の面白さ

●銀河の死なない子供たちへ:人生は無限ではないという幸福

●銀河連邦と交信中なう。

●今夜はホームアローンでわくわく?

●落書きペンは地球色

●女の天才に奉仕する仕事

●たっぷり眠るとたらふく夢を見る

●絵描きのセンス

●ビッグデータ分析と夢を共有する時代

●取材はイベントにしたい

●「実践!五〇歳からのライフシフト術」で人生の午後に備える

●ビジネスのための本気の企業理念

●子どもの卒業・親の卒業

●あたりまえに豊かで幸福だけど

●電車内スマホゲームはなぜカッコ悪いか

●みずから幸福になることを放棄している日本人

●イチローの国民栄誉賞辞退に心の中で拍手喝采

●世界自閉症啓発デー&発達障害啓発週間と人権意識の未来

●結婚記念日と「四月のある晴れた朝に百パーセントの女の子に出会うことについて」

●夜中に情報ウンコの排出

●これからは手ぶらで旅をしたいんだけど

●最期まで希望を見たい

●引っ越しと地球の意志

●ガクアジサイの咲(えみ)

 


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新刊予告「銀河連邦と交信中なう」

 

 

おりべまこと電子書籍新刊予告

「銀河連邦と交信中なう」。

「酒タバコやめて100まで生きたバカ」

「いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル」に続く、

エッセイ集:生きる第3弾。

AmazonKindle電子書籍4月30日(土)発売予定。

みんな楽しくヘンな人になろう!

 

★「人間を大事にしています」ってどういうこと?

★いい人のサービス残業問題

★慢性硬膜下血腫で頭の手術の顛末記

★酒・タバコ、やめて100まで生きたバカ・パート3

★銀河連邦と交信中なう。

★電車内スマホゲームはなぜカッコ悪いか

★みずから幸福になることを放棄している日本人

★夜中に情報ウンコの排出

★引っ越しと地球の意志 ほか

 

ブログ「DAIHON屋のネタ帳」より人気のエッセイ

全38編を厳選・リライト収録。

 


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ヤバいムーミン

 

 

時々、図書館で子どもの本のコーナーを

ブラブラするのだが、

トーベ・ヤンソンのムーミン全集全9巻の新版が

3年前に講談社から出されていたのを発見し、

1冊ずつ読んでいる。

装丁も新しく、表紙のイラストもなかなかお洒落な本だ。

 

日本でムーミンというと、

そうしても1969年と72年、

東京ムービー➡虫プロで制作され、

フジテレビで放送されていたアニメのイメージが強く、

「ねえムーミンこっちむいて」という主題歌が

頭にこびりついていて腹立たしかった。

 

僕はあの可愛しい丸っこいカバみたいな

ムーミンが出てくるメルヘンアニメが大嫌いで、

妹が見ているとよくディスっていた憶えがる。

 

その後、おとなになって「ムーミンやばい」という話を

あちこちで聞いて、そのうち読もうと思っていて、

62になった今年、初めてまともに読んでみた。

 

これは面白い!

トーベ・ヤンソン天才!

今まで無視しててごめんなさい

と思ってしまった。

 

もちろん、カテゴリーわけすれば、

メルヘン、ファンタジーの部類に間違いないが、

めちゃくちゃ詩的で深読みできる寓話になっている。

心理学的な要素や、ある意味、オカルトというか、

スプリチュアルな要素も入っていて、

僕たちの人生や僕たちを取り巻く世界について

いろいろ考えられる、かなり質の高い文学だ。

 

ちなみにトーベ・ヤンソンは

日本のアニメになったムーミンを見て激怒したらしい。

さもありなん。

僕が子どもの頃のフジテレビは

「母と子のフジテレビ」がキャッチフレーズだったし、

放送枠は「カルピス親子劇場」だったので、

ああなるのもやむを得なかったか。

 

今の日本のアニメなら、

もっとヤンソンの原作をリスペクトした、

エッジが立った「やばいムーミン」をやてくれそうだが、

そんな企画はないのかな。

 

ムーミンのことはちょくちょく書いていこうと思います。

また、9巻全部読み終えたら、

何年か前に飯能に出来たムーミンのテーマパークにも

行って見ようかなと思ってます。

 


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4月のある雨の朝に100パーセントの川岸から 小舟を漕ぎ出すことについて

 

今年はまだ「4月のある晴れた朝に

100パーセントの女の子に出会うことについて」を

まだ読んでいなかったので、昨日読んだ。

 

悲しい話ではあるのだけど、

これは平和でお天気の良い世界のお話だ。

 

ロシア・ウクライナ戦争があったこと、

そして雨が多かったこと

(4月に台風接近なんて生れて初めて聞いた)で、

どうもあまり読む気分にならなかった。

 

いつもこの短い物語からさまざまな寓意を感じとるのだが、

今年はなぜか「4月の雨の朝」のことを

書いてみたいと思った。

 

七日七晩降り続ける雨。

野山の景色が白く煙り、川の水が溢れる中、

彼と彼女は筏のような小さな舟を浮かべて

草花が萌え始めた川岸から漕ぎ出していく。

 

二人はおそらく100パーセントの世界から

旅立とうとしているのかもしれない。

勇気ある旅立ちなのか、愚かな逃亡なのか。

そして、いずれ二人はバラバラになるのかもしれない。

先のことは何もわからない。

 

そんなイメージの断片だけが思い浮かんだ。

ひらひらと舞い降りてきた桜の花びらのような

僕にとっての贈り物かも知れない。

 

村上春樹がまだ若い頃に書いた

この短編は「贈り物」の物語である。

 

人は皆、生まれながらに自分だけの特別な贈り物を

もらっているのだが、

ほとんどの人は気が付かないか、

それは本物の贈り物ではないのでは・・・と疑いを抱く。

 

そうして別の何か、

自分にとってはさほど大切でもないものばかり

探しているうちに年月が流れ、

もともと手にしていた贈り物を失ってしまうのだ。

 

人生はそれを取り戻すためのストーリー。

自分にとっての「成功」は

他人が吹聴する成功とは違う。

これはそんなことを教えてくれる寓話なのだと思う。

 


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青と黄色はこの春のトレンドカラー?

 

最近、広告でブルーとイエローの二色のデザインを

チラホラ見かける。

内容はべつにウクライナにも戦争にも関係ない。

 

たまたま青と黄色が好きなんだよ、

デザイン、カラーリングとしていいんだよ、

というだけのことかもしれないし、

もしかしたらちゃんとその事業者に

なるほど!と思えるような理由や深い思想が

あるのかもしれないが。

 

このネット時代、パッと見ただけで、

内容を読もうかどうか判断されてしまう。

だからいかに人目を引くかが大事だというのはわかる。

ただ、あまり良い気持ちはしない。

 

グローバル、社会貢献、SDGs・・・

これらにちょっとでも関わる内容なら、

いくらでもウクライナ問題とこじつけられる。

 

もちろん突っ込めば、

「いや、私たちは世界平和を祈りながら

日々、活動を行っています」

ぐらいの切り返しは用意していると思うが、

どうもモヤモヤする。

 

詐欺とか犯罪ではないし、

広告・集客のためならそんなこと気にしてちゃダメでしょ、

と言わるかもしれないが、

やっぱり引っかかるな。

そんなことで引っかかっている僕がおかしいのだろうか?

 

そういえば、レオ・レオ―二の絵本に

「あおくんときいろちゃん」というのがあった。

 

レオーニはオランダ生まれのユダヤ人で、

子ども時代にイタリアに移住後、

ファシストの迫害を受けてアメリカへ亡命したという

20世紀の絵本作家。

 

「あおくんときいろちゃん」は

抽象的な表現で人間の愛情を描いた、

子どもの大好きな本だ。

ぜひ一度読んでみてください。

https://leolionni.jp/


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おりべまこと還暦おもしろエッセイ第11弾 予告

 

今月の刊行予定はエッセイ集:生きる③。

仮題は「今日もまた銀河の果てとの交信」。

今回も面白く生きるヒントになる(かも知れない)まじめな話、おバカな話、ミックスアップして満載します。

 

①②もよろしく。

各¥300でAmazonKindleより発売中。

 

「酒タバコやめて100まで生きたバカ」http://amazon.com/dp/B09MDX2J45

「いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル」https://amazon.co.jp/dp/B09QQ823C9

 


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リンゼイ・ケンプのダンスの記憶

 

道化師の画像を見ていて、

リンゼイ・ケンプのことを思い出した。

 

ケンプは英国のダンサーであり、パントマイマーである。

俳優として映画に出演したことも何度かあったが、

基本的は舞台が命の人で、

自分のカンパニーを持ち、ダンス、パントマイム、

演劇を融合させたような舞台を作っていた。

 

音楽好きな人にはデビッド・ボウイやケイト・ブッシュの

ダンス、パントマイムの先生として

その名を聞いたことがあるだろう。

 

「ジギースターダスト」時代のボウイ、

デビューした頃のブッシュのライブパフォーマンスには

ケンプの影響が強く表れている。

 

僕も1985~87年、ロンドンに在住していた期間、

何度かケンプの公演を見に行った。

「フラワーズ」という舞台が特に印象に残っている。

 

彼のステージは、高貴なクラシックアートと

サーカスやバーレスクのような、

下卑た猥雑な「見世物」のエッセンス、

さらに1970~80年代のポップカルチャーなどが

絶妙にブレンドされた、

神と人間の間を行き来するような、魅惑的な世界だった。

 

日本のカルチャーにも造詣が深く、

能や歌舞伎の要素も取り入れていた。

今世紀になってからも何度か来日公演を行い、

若い頃と変わらない元気さを見せていた。

いったいいつまで踊り続けるのだろうと思っていた。

 

そんな彼が2018年に亡くなっていたことを知ったのは

昨年のことだ。

ネット上でケイト・ブッシュの追悼コメントを読んだ。

80歳。直前まで次回のステージの準備をしていたようだ。

踊りながら倒れたのかもしれない。

「死ぬときも前のめりで死ね」という

セリフを思いだしたが、

生涯ダンサーとしては理想的な最期だったのかもしれない。

 

拙作「ピノキオボーイのダンス」(Kindle電子書籍)

に登場する老ダンサーは、ケンプをイメージして書いた。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08F1ZFLQ6

 

彼は廃棄物となったロボット少年を救い、

彼に踊ることを教える。

老ダンサーの魂は、ロボットダンサーの体を借りて

未来を生きる。

 

彼のパフォーマンスの映像・音声データが豊富にあれば、

何十年か先、そんなことが実現するかもしれない。

僕たちはそういう時代を生き始めている。

 


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100年生きるホモサピエンスの世界はこれから

 

「サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ:著/柴田 裕之:訳)」

「ライフシフト(リンダ・グラットン + アンドリュー・スコット:著 / 池村千秋:訳)」

 

2016年に出されたこの2冊の本で

僕たちの生き方は大きく変わった。

前者は人間がどこから来て、

どうして今こうなっているのかを解き明かし、

後者は人間がこれからどう生きるのかを示唆した。

 

大げさな話ではない。

この2016年以前と2017年以後では世界は、

社会は、人生はすっかり変わってしまった。

 

僕たちは猿から進化した唯一の人類ではなく、

共同幻想の能力によって協力することで

他の人類を駆逐して繫栄した

サピエンスという一種族である。

 

そのサピエンスはこの先の世代は

100年の寿命があると言われた。

僕たちは人生100年時代の幕開けに遭遇してしまった。

60歳は定年でもなく、人生の終盤でもなく、

新たなスタートになった。

 

今までそう言ってた人も少しはいたが、

それがすべての人に当てはまるようになった。

社会もそれを望んでいる。

 

概念を変えること。

今まで続いてきた固定観念を変えるというのは

すごいことだ。

 

これから先の人間・人生にまつわるすべての物事は、

「サピエンス全史」と「ライフシフト」を基準に

回るだろう。

多くの研究者・思想家は

ハラリとグラットン/スコットのフォロワーになり、

こうしている間にもじわじわと世界を変えていく。

 

ダイジェストで何となく読んだつもりになっている人は、

未だ遅くないので、

できればちゃんと読んだ方がいいですよ。

 


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週末の懐メロ77:ネバーエンディングストーリー/リマール

 

1984年リリース。

転調に次ぐ転調がカッコよくて気持ちよく、

まさしくネバーエンディングに楽しめる。

 

最近は同じ曲をえんえん1時間繰り返す

「1H」がいろいろ上がっていて、

僕も時々ライティング時のBGMとして聴いてるが、

この曲はその中でも断トツに好きだ。

 

流して聴いても邪魔にならないし、

テンション上げるために、

思い切り耳を傾けて聴き込むこともできる、

無理なくツーウェイができる楽曲は他にあまりない。

 

歌い手のリマールは80年代前半、

特に女子に人気があった

イギリスの「カジャグーグー」という

ポップロックバンドのヴォーカリストだった。

 

余談だが、このバンドのベーシストだった

ニック・ベッグスは、

僕が勤めていたロンドンの日本食レストランの

常連客だった。

いつもガールフレンドと一緒にきて、

天ぶらや焼き鳥を食べてた。

とてもフレンドリーで、いかにもアイドルといった

可愛い顔が記憶に残っているが、

最近はプログレバンドで結構活躍しているようだ。

 

話を戻して、この曲は日本でもかなり人気があり、

これまでトヨタのコマーシャルやドラマの挿入歌

(前者は坂本美雨、後者はeガールズがカバー)

としても使われた。

最近ではマクドナルドのコマーシャルでも

耳にした気がする。

 

が、何といってもリマールのオリジナル版が最高である。

彼の声の持つ「揺らぎ」が、この美しくも凛々しい曲調に

ベストマッチしているのだ。

 

これはもともと同年公開されたファンタジー映画

「ネバーエンディングストーリー」のテーマ曲だった。

 

原作は「モモ」で知られる

ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデ。

この頃、高い文学性、深淵な哲学性、鋭い現代文明批評を

併せ持ったエンデの作品は世界的に脚光を浴び、

この作品は日本では

「はてしない物語」という題名で出版され、

よく読まれていた。

エンデ作品は「ハリーポッター」以前の

ファンタジー文学では

トップクラスの知名度を持っていたと思う。

 

さて、その「はてしない物語」――

ネバーエンディングストーリーの内容は、というと、

 

イジメにあった少年が古本屋に逃げ込み、

偶然見つけた本のページをめくっていくと

その物語の中に入り込んでいくというストーリー。

 

この本の中の物語は、産業社会が発展する中で

しだいに荒廃していく人々の内面世界を描いており、

「はてしない物語」とは人生のこと。

人生の主人公は、物語の英雄ではなく、

これを読んでいる君自身なのだよーー

簡単に解説すると、そんなメッセージが含まれている。

 

この曲で繰り返される転調は、

現実世界と異世界(内面世界)を行ったり来たりする

少年の心の動きを表現しているといえるかもしれない。

 

しかし、テーマ曲の素晴らしさに比べて

映画はイマイチだった。

ビジュアルは当時の技術のベストを尽くしていたと思うが、

脚本がただストーリーをなぞっただけの代物で、

出てくる人物やクリーチャーのキャラや

小道具に頼っていて、

原作の本質的な部分が表現されていなかった。

原作者のエンデも出来栄えにはかなり不満があったらしい。

 

ハリウッドのファンタジー映画は

2000年代に入ってから、

「ハリーポッター」や「ロード・オブ・リング」などで

ビジュアルはもちろんのこと、

脚本の面でも格段の進歩を見せた。

「ネバーエンディングストーリー」が作られらた頃は

まだ子どもだまし的な部分が否めず、

エンデ人気にのっかった、

早すぎる映画化だったのかもしれない。

 

ファンタジー映画に対する理解が進み、技術も成熟した今、

もう一度、この作品をリメイクしてみてはどうか。

もちろん、テーマ曲はこのままで。

 

ついでに1時間版もご紹介。

 


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おとなも楽しい少年少女小説

 

「ちち、ちぢむ」の無料キャンペーン終了しました。

ご購入してくださった皆さま、

どうもありがとうございます。

さらに面白い新作

「6千6百万年前の夢を見て死ね」も始動。

おりべまことの「おとなも楽しい少年少女小説」を

これからもよろしくお願いいたします。

 


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「ちち、ちぢむ」Goto新発売無料キャンペーン

 

新発売&新年度スタート記念無料キャンペーン

3月31日(木)17:00~4月3日(日)16:59

 

ケントの11歳の誕生日、

プレゼントを持ってくるはずだったお父さんは、

身長9センチの「ちっちゃいおじさん」になって現れた。

どうしてお父さんは小さくちぢんでしまったのか?

いや、じつはお父さんだけではない。

今、社会の役に立たなくなった男たちが、

ある日突然、カエルサイズにちぢんでしまう

怪現象が多発している。

 

将来、生物学者をめざすケントは、これは南米に生息するアベコベガエルーーオタマジャクシの時よりもからだが小さくなってしまうカエルーーと同じく、アポトーシス(細胞の死)による変異が起こっていると解析。

「ちぢむ男=ちっちゃいおじさん」は、

やりたい放題のホモサピエンスを

これ以上のさばらせたくないという

地球の意志によって生まれているのではないかと推理する。

 

謎を解き、もとの姿に戻るために

「怪物マンション」に潜入したお父さんを、

知恵と勇気とやさしさで応援するケント。

アベコベ親子の奮闘を描く奇々怪々でユーモラスな物語。

おとなも楽しい少年少女小説第8弾!

 

もくじ

1.さらば、ちっちゃいお城

2.アベコベガエル

3.親子の事情

4.お父さんの身の上話とちぢんだ男たち

5.ちぢんだ男たちの秘密

6.なぞの科学者

7.怪物マンション〈ガウディ〉

8.どんぶり風呂

9.死体のころがる部屋

10. ウダ博士の研究秘話

11.赤と白のキノコ

12.ぼくのミッション

13.おまわりさん攻略法

14.ちち、のびる

15.ふたたび怪物マンションへ

16.313号室のあとしまつ

17.あきといっしょに

 

読みごたえたっぷりの中編4万字。

ぜひ読んでみてください。

レビューもよろしくお願いします。

 


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「ちち、ちぢむ」新発売&新年度スタート記念無料キャンペーン

 

新発売&新年度スタート記念4日間無料キャンペーン

3月31日(木)17:00~4月3日(日)16:59

 

ケントの11歳の誕生日、

プレゼントを持ってくるはずだったお父さんは、

身長9センチの「ちっちゃいおじさん」になって現れた。

どうしてお父さんは小さくちぢんでしまったのか?

いや、じつはお父さんだけではない。

今、社会の役に立たなくなった男たちが、

ある日突然、

カエルサイズにちぢんでしまう怪現象が多発している。

将来、生物学者をめざすケントは、

これは南米に生息するアベコベガエルーーオタマジャクシの時よりもからだが小さくなってしまうカエルーーと同じくアポトーシス(細胞の死)による変異が起こっていると解析。

「ちぢむ男=ちっちゃいおじさん」は、

やりたい放題のホモサピエンスを

これ以上のさばらせたくないという

地球の意志によって生まれているのではないかと推理する。

謎を解き、もとの姿に戻るために

「怪物マンション」に潜入したお父さんを、

知恵と勇気とやさしさで応援するケント。

アベコベ親子の奮闘を描く奇々怪々でユーモラスな物語。

おとなも楽しい少年少女小説第8弾!

 

もくじ

1.さらば、ちっちゃいお城

2.アベコベガエル

3.親子の事情

4.お父さんの身の上話とちぢんだ男たち

5.ちぢんだ男たちの秘密

6.なぞの科学者

7.怪物マンション〈ガウディ〉

8.どんぶり風呂

9.死体のころがる部屋

10. ウダ博士の研究秘話

11.赤と白のキノコ

12.ぼくのミッション

13.おまわりさん攻略法

14.ちち、のびる

15.ふたたび怪物マンションへ

16.313号室のあとしまつ

17.あきといっしょに

 

読みごたえたっぷりの中編4万字。

Please Enjoy!

 


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お昼ごはんは何ですか?

本日のうちのランチは、

アボカ丼の韓国のりまぶし、

一晩置いて味の滲みた自家製昆布煮豆、

梅干し、もやしと豆苗と油揚げの味噌汁、

デザートにチビあんドーナツでした。

間もなくこれらが間もなくぼくの一部になります。

 

 

★春のお彼岸スペシャル

食べるエッセイ集 3日間限定W無料キャンペーン

本日3月21日(月・祝)16:59まで!

 

●ロンドンのハムカツ

http://amazon.com/dp/B086T349V1

・お米と田んぼとお母ちゃんのニッポン!

・フツーのおにぎりでも日本のコメなら800円!?

・インヴァネスのベーコンエッグ

・フランス革命とマカロン大統領と「パンがなければお菓子を食べろ」発言の真相 ・ハムカツの呪い

・肉じゃがは幻想のおふくろの味

・恐竜の唐揚げ

 ・ドラもんがどら焼きの売り上げに及ぼした経済的効果について ほか

 

●あなたもごはんでできている

http://amazon.co.jp/dp/B09TNVMWPW

・ブタめし大好き 最後の将軍・徳川慶喜

・高杉晋作が愛した妻と鯛の押ずしと潮汁

・篤姫のお貝煮と「御殿女中」

 ・徳川家康提唱「日本人の基本食は麦飯と味噌」

・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った

・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃

 ・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか? ほか

 

ご賞味の上、甘口、辛口、旨口、苦口、

いろいろご感想お待ちしております。

 


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食べるエッセイ集お彼岸キャンペーン継続中

 

今晩のごはんは何ですか?

うちは厚揚げとキャベツとキノコと大豆ミートの炒め物。

ホウレンソウの胡麻和え。インゲンとカニカマのマヨネーズ和え。温奴・柚子胡椒添え。ワカメとねぎの味噌汁。雑穀ごはん。

デザートにギリシャヨーグルト・クッキー添えでした。

 

★春のお彼岸スペシャル

食べるエッセイ集 3日間限定W無料キャンペーン

3月21日(月・祝)16:59までやってます!

 

●ロンドンのハムカツ

http://amazon.com/dp/B086T349V1

・お米と田んぼとお母ちゃんのニッポン!

・フツーのおにぎりでも日本のコメなら800円!?

・インヴァネスのベーコンエッグ

・フランス革命とマカロン大統領と「パンがなければお菓子を食べろ」発言の真相 ・ハムカツの呪い

・肉じゃがは幻想のおふくろの味

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・ドラもんがどら焼きの売り上げに及ぼした経済的効果について ほか

 

●あなたもごはんでできている

http://amazon.co.jp/dp/B09TNVMWPW

・ブタめし大好き 最後の将軍・徳川慶喜

・高杉晋作が愛した妻と鯛の押ずしと潮汁

・篤姫のお貝煮と「御殿女中」

 

・徳川家康提唱「日本人の基本食は麦飯と味噌」

・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った

・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃

 

・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか? ほか

 

ご賞味の上、甘口、辛口、旨口、苦口、

いろいろご感想お待ちしております。

 


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電子書籍 春のお彼岸 無料キャンペーン

 

春のお彼岸スペシャル

食べるエッセイ集 3日間限定W無料キャンペーン

本日3月19日(土)17:00~21日(月・祝)16:59

 

●ロンドンのハムカツ

http://www.amazon.com/dp/B086T349V1

・お米と田んぼとお母ちゃんのニッポン!

・フツーのおにぎりでも日本のコメなら800円!?

・インヴァネスのベーコンエッグ

・フランス革命とマカロン大統領と「パンがなければお菓子を食べろ」発言の真相 ・ハムカツの呪い

・肉じゃがは幻想のおふくろの味

・恐竜の唐揚げ

・ドラもんがどら焼きの売り上げに及ぼした経済的効果について ほか

●あなたもごはんでできている

http://www.amazon.co.jp/dp/B09TNVMWPW

・誰が死んでも食休み

・原宿・穏田のお米マイスター

・食べ物を扱うのは神聖な仕事なんだ

・にいがたラーメンVSタレカツ丼

・長野・伊那谷で昆虫を食べる

・武田信玄の陣中食ほうとうは清少納言が愛した「はうたう」

・坂本龍馬の最後の晩餐は本当に軍鶏鍋だったのか? ほか

 

ぜひともご賞味あれ。

甘口、辛口、旨口、苦口、

いろいろご感想お待ちしております。

 


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新作小説「ちち、ちぢむ」+お彼岸Wキャンペーン告知

 

おとなも楽しい少年少女小説の新作「ちち、ちぢむ」。

ただいま執筆中。今月末発売予定。

大好きなお父さんが

「ちっちゃいおいじさん」になってしまう、

笑って泣けて、深淵なお話です。

 

その前にまたキャンぺーンを予定。

食べるエッセイ

「ロンドンのハムカツ」

「あなたもごはんでできている」の

お彼岸ダブルキャンペーン!

3月19日(土)17:00~21日(月)16:59を予定。

どうぞお楽しみに~。

 


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世界最高峰の音楽と文学と侵略戦争

 

2月の終わりごろからやたらとブログのアクセスが

増えている。

そして、その半数以上は、昨年1月30日に上げた

「週末の懐メロ15:キエフの大門」だ。

 

アクセスが増えるのは嬉しいが、

「キエフ」のキーワードから来ていることは明らかなので、

なんだか複雑な心境だ。

 

もちろん中身はロシアもウクライナも全然関係なくて、

1970年代のプログレッシブロックバンド、

エマーソン・レイク&パーマーの

超絶パフォーマンスを紹介するもの。

 

「キエフの大門」とは彼らの名盤「組曲・展覧会の絵」の

クライマックスを飾る荘厳な楽曲だ。

 

原曲はロシアの音楽家・ムソルグスキーの交響曲。

クラシックにさして興味のない人でも、

どこかで耳にしたことがあるはずだ。

 

ムソルグスキーは友人の描いた10枚の絵に

インスピレーションを受けてこの組曲を書いたという。

 

ロシアはムソルグスキーやチャイコフスキーをはじめ、

多数の世界的音楽家を輩出している。

 

音楽だけではない。

文学も、バレエも、演劇も、映画も。

演劇(特に戦後の新劇)を勉強した人にとって

「スタニスラフスキーシステム」はなじみ深く、

ブロードウェイの俳優もこのメソッドを習っていた。

チェーホフの戯曲も日本では人気が高い。

 

映画を勉強した人は、世界で初めて

モンタージュ手法を開発した

エイゼンシュタイン監督の

「戦艦ポチョムキン」について習ったはずだ。

 

優れた芸術を輩出する国が、

世界平和に貢献しているわけではないのは、

すでに20世紀に

ナチスドイツのアドルフ・ヒトラーが

証明してしまっているが、

それなら芸術は何のためにあるのか?

 

ウラジミール・プーチンは

チャイコフスキーのピアノ交響曲第一番を

こよなく愛し(そう言えば、北京五輪における

ROCの選手の表彰では国家の代わりにこの曲が流れた)、

一番の愛読書はトルストイの「戦争と平和」だという。

 

世界最高峰の音楽を愛し、

世界最高峰の文学を読み込む大統領がどうして?

 

政治と関係ないよと言われればそれまでだ。

わかっているけど、やっぱり問わざるを得ない。

 


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あなたもごはんでできている」 無料キャンペーン 本日限り

おりべまことエッセイ集:食べる②
あなたもごはんでできている
無料キャンペーン実施中:3月6日(日)16:59まで

今日も元気だ、ごはんがうまい!

と言える生活ができていることに感謝。

今日も明日も世界が平和で、

みんなが楽しくごはんを食べられますように。

 

もくじ

・誰が死んでも食休み

・原宿・穏田のお米マイスター

・「鳥のように自由に」と八十歳になって語れるか?

・食べ物を扱うのは神聖な仕事なんだ

・新潟のビジネスホテルで魚沼コシヒカリを食べて幸福について考える

・にいがたラーメンVSタレカツ丼

・名古屋コーチンをめぐる冒険:ふしぎ・まったり小牧編

・楽しさ・学び・癒し満載の八王子・磯沼牧場

・東京唯一のブランド和牛・秋川牛と、むかしみらいTOKYO

・カフカのワイン

・長野・伊那谷で昆虫を食べる

・豊橋ウズラはキャラ弁の名優

・茨城県の納豆―カレーーアニメ―あんこう―ライブの螺旋現象

・歴人めし

・武田信玄の陣中食ほうとうは清少納言が愛した「はうたう」

・坂本龍馬の最後の晩餐は本当に軍鶏鍋だったのか?

・うなぎ屋のロイヤルカスタマー平賀源内・一行千両の大発明

・ブタめし大好き 最後の将軍・徳川慶喜

・高杉晋作が愛した妻と鯛の押ずしと潮汁

・篤姫のお貝煮と「御殿女中」

・徳川家康提唱「日本人の基本食は麦飯と味噌」

・山内一豊の生食禁止令から生まれた?「カツオのたたき」

・スイーツ大好き織田信長の「信長巻き」

・日本のトマト革命

・群馬・横川のひもかわうどん

・アザラシの入江でヤギの乳を搾ってチーズを作る娘について

・サンマの未来はどうなるのか?

・葬儀屋さんの黒にんにく

・ヴェジ中心食研究への挑戦

・人類を進歩させたのは「やばい食べ物」

・とりあえずロックダウンに備えて備蓄

・杉並グルメ テイクアウトOK店取材

・夏みかんのお菓子「夏柑糖」

・富士山と富む水の「ベリーの森」

・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った

・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃

・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?

・日本のごはんがおいしいシンプルな理由

 

●立ち読みコーナー

食べ物を扱うのは神聖な仕事なんだ

 

「東京しゃも」の記事がUPされたので、先日、浅野養鶏場の浅野さんに報告したら丁寧なメールの返信が返ってきました。

「自分のする話は難しいといつも言われるが、見事にまとめてくれました」と喜んでいただいたので、こちらも嬉しくなりました。」

開発技術者や、江戸時代からしゃも料理を扱ってきた人形町の名店とともに東京しゃも開発プロジェクトに携わったエピソードはめっぽう面白い。

しかしそれ以上に、戦後の混乱期・食糧難の時代から身を起こし、半世紀以上にわたって養鶏業を営んできた浅野さんの、食べ物に対する信念・哲学が魅力的なのだ。

また、昨日はある料理人の書いた本を読んで、けっこう心に染み入るものがあった。

料理の話というよりも、自分の半生記みたいになっているエッセイで、さらっと口ごたえがいい割に、何というか、隠し味が効いていて面白いし、深味があるのです。

料理の味やお店のコンセプト・ムードと、その人の人間性がどうかなんて、まるで関係ないように思えるけど、じつは深いところでつながっている。

総じて一流の料理人・生産者は、自分ならではの哲学を持っていると思う。

哲学という言い方が難しければ、「生きる」ことについて感じること・考えることを何らかの形で表現を試みる――とでもいえばいいだろうか。

それが生産物・料理・お店全体の在り方に反映される。

優れた技術に、その人ならではの魂が宿ることによって、人の心を打つ「食」が生まれる。

浅野さんの「食べ物を扱うのは神聖な仕事なんだ」という言葉が耳に残る。

 

機械的に、早く、安く、美味しく、安全な食べ物がたくさん出回るようになった世の中だからこそ、時々はそうした生産者や料理人や作る人たちの人間性だとか、哲学だとかに目を向けて行こうと思う。


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「あなたもごはんでできている」 無料キャンペーン スタート!

おりべまことエッセイ集:食べる②
あなたもごはんでできている
無料期間:3月3日(木)17:00~6日(日)16:59
ブログから「食べる」をテーマにしたエッセイ38編を収録。農業もの、歴史ものも揃えてカラフルなメニューにしました。
どんな夢も、どんな未来も、めしを食わなきゃ始まらない。「明日もがんばるぞ。さあ、今日は何を食おう?」  そうして食っためしが、あなたの血となり肉となり、心になる。読めば食欲がわき、元気が出る面白エッセイ。この機会にぜひ召し上がれ。

★もくじ

・誰が死んでも食休み

・原宿・穏田のお米マイスター

・「鳥のように自由に」と八十歳になって語れるか?

・食べ物を扱うのは神聖な仕事なんだ

・新潟のビジネスホテルで魚沼コシヒカリを食べて幸福について考える

・にいがたラーメンVSタレカツ丼

・名古屋コーチンをめぐる冒険:ふしぎ・まったり小牧編

・楽しさ・学び・癒し満載の八王子・磯沼牧場

・東京唯一のブランド和牛・秋川牛と、むかしみらいTOKYO

・カフカのワイン

・長野・伊那谷で昆虫を食べる

・豊橋ウズラはキャラ弁の名優

・茨城県の納豆―カレーーアニメ―あんこう―ライブの螺旋現象

・歴人めし

・武田信玄の陣中食ほうとうは清少納言が愛した「はうたう」

・坂本龍馬の最後の晩餐は本当に軍鶏鍋だったのか?

・うなぎ屋のロイヤルカスタマー平賀源内・一行千両の大発明

・ブタめし大好き 最後の将軍・徳川慶喜

・高杉晋作が愛した妻と鯛の押ずしと潮汁

・篤姫のお貝煮と「御殿女中」

・徳川家康提唱「日本人の基本食は麦飯と味噌」

・山内一豊の生食禁止令から生まれた?「カツオのたたき」

・スイーツ大好き織田信長の「信長巻き」

・日本のトマト革命

・群馬・横川のひもかわうどん

・アザラシの入江でヤギの乳を搾ってチーズを作る娘について

・サンマの未来はどうなるのか?

・葬儀屋さんの黒にんにく

・ヴェジ中心食研究への挑戦

・人類を進歩させたのは「やばい食べ物」

・とりあえずロックダウンに備えて備蓄

・杉並グルメ テイクアウトOK店取材

・夏みかんのお菓子「夏柑糖」

・富士山と富む水の「ベリーの森」

・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った

・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃

・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?

・日本のごはんがおいしいシンプルな理由

 

●立ち読みコーナー

武田信玄の陣中食ほうとうは清少納言が愛した「はうたう」

 

腹が減っては戦が出来ぬ。

戦国時代、デリバリーやコンビニもない戦場で、どうやって兵にめしを食わせるかは指揮を執る側にとって、士気を高めるための最重要課題だった。

「早い、うまい、あったかい。みんなが腹いっぱいになれる陣中食はないかー!?」

どの武将もそうした問いかけを何度となく繰り返したことだろう。

「戦国最強の武将」と恐れられた武田信玄も事情は同じ。強い軍隊にするためには、兵が満足できるものを食わせなくてはならない。

そこである家臣がこう進言する。

「殿、平安の昔から“ほうとう”なるものがございます」

ほうとうのルーツは、奈良時代に中国から入ってきた「はくたく」。

小麦をこねて長く伸ばしたものをさくさく切って煮た食べ物で、平安時代には貴族の宴会料理になった。

清少納言は『枕草子』の中で「はうたうまいらせむ」と書いており、これは「ほうとうをプレゼントいたします」ということだ。

信玄の本拠地・甲斐の国(山梨県)は山に囲まれており、あまり米づくりに適した土地とは言えない。そこで人々は畑で大豆やそば、小麦などを作り、それらを材料にした「粉食」を食べていた。ほうとうは地元の材料を使った、この粉食のひとつである。

運びやすく、保存しやすく、とにかく鍋にぶちこんで、ぐつぐつ煮れば一丁あがり。陣中食としては願ったりかなったりの食べ物だ。信玄も勇んでほうとうに軍配を上げた。

上流階級のごちそうだったほうとうが、戦国時代では武田軍の陣中食として重宝され、江戸時代には甲斐の名物に。そして今では、山梨の郷土食として愛されるようになった。

最も武将らしい武将として、さまざまな伝説を残す信玄だが、このほうとうが山梨の郷土食として根付いたことが、じつはいちばん誇らしい功績なのかもしれない。

 


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「あなたもごはんでできている」 発売記念無料キャンペーン予告

 

3月3日(木)17:00~6日(日)16:59

http://www.amazon.co.jp/dp/B09TNVMWPW

 

コロナ減らない、ロシア・ウクライナ戦争で、

春になったのに憂鬱な気分。

それでも腹は減る。めしは食う。

「エッセイ集:食べる」の第2集。

どんな夢も、どんな未来も、めしを食わなきゃ始まらない。食うことは明日へ向かって生きること。

賞味期限100年超の面白エッセイ。

 

もくじ

・誰が死んでも食休み

・原宿・穏田のお米マイスター

・食べ物を扱うのは神聖な仕事なんだ

・にいがたラーメンVSタレカツ丼

・長野・伊那谷で昆虫を食べる

・武田信玄の陣中食ほうとうは清少納言が愛した「はうたう」

・坂本龍馬の最後の晩餐は本当に軍鶏鍋だったのか?

・ブタめし大好き 最後の将軍・徳川慶喜

・高杉晋作が愛した妻と鯛の押ずしと潮汁

・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った

・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃

・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?

・日本のごはんがおいしいシンプルな理由

ほか全38編。

ちゃんとメシ食って人生がんばりましょう!

 


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新刊「あなたもごはんでできている」本日発売!

 

「エッセイ集:食べる」の第2集。

自身のブログ「台本屋のネタ帳」から

「食べる」をテーマにしたエッセイ38篇を抜粋。

農業の現場を取材した仕事をネタにしたもの、

テレビ番組「歴人めし」の台本をリライトしたものも

収録しました。

 

どんな夢も、どんな未来も、めしを食わなきゃ始まらない。食うことは明日へ向かって生きること。

どんなに悲しんだり、落ち込んだり、深刻に悩んだり、

もう死にたいと思っていても、

人は腹が減ればめしを食います。

 

食っているとき、人の「生きる」という意欲は

モリモリ表に出ます。

「明日もがんばるぞ。さあ、今日は何を食おう?」 

そうして食っためしが、あなたの、私の、

血となるり肉となり、心になっていく。

読めば食欲がわき、元気が出る面白エッセイ。

どうぞご賞味ください。

http://www.amazon.co.jp/dp/B09TNVMWPW

もくじ

・誰が死んでも食休み

・原宿・穏田のお米マイスター

・「鳥のように自由に」と八十歳になって語れるか?

・食べ物を扱うのは神聖な仕事なんだ

・新潟のビジネスホテルで魚沼コシヒカリを食べて幸福について考える

・にいがたラーメンVSタレカツ丼

・名古屋コーチンをめぐる冒険:ふしぎ・まったり小牧編

・楽しさ・学び・癒し満載の八王子・磯沼牧場

・東京唯一のブランド和牛・秋川牛と、むかしみらいTOKYO

・カフカのワイン

・長野・伊那谷で昆虫を食べる

・豊橋ウズラはキャラ弁の名優

・茨城県の納豆―カレーーアニメ―あんこう―ライブの螺旋現象

・歴人めし

・武田信玄の陣中食ほうとうは清少納言が愛した「はうたう」

・坂本龍馬の最後の晩餐は本当に軍鶏鍋だったのか?

・うなぎ屋のロイヤルカスタマー平賀源内・一行千両の大発明

・ブタめし大好き 最後の将軍・徳川慶喜

・高杉晋作が愛した妻と鯛の押ずしと潮汁

・篤姫のお貝煮と「御殿女中」

・徳川家康提唱「日本人の基本食は麦飯と味噌」

・山内一豊の生食禁止令から生まれた?「カツオのたたき」

・スイーツ大好き織田信長の「信長巻き」

・日本のトマト革命

・群馬・横川のひもかわうどん

・アザラシの入江でヤギの乳を搾ってチーズを作る娘について

・サンマの未来はどうなるのか?

・葬儀屋さんの黒にんにく

・ヴェジ中心食研究への挑戦

・人類を進歩させたのは「やばい食べ物」

・とりあえずロックダウンに備えて備蓄

・杉並グルメ テイクアウトOK店取材

・夏みかんのお菓子「夏柑糖」

・富士山と富む水の「ベリーの森」

・オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った

・「みんなが作ってる カエルのから揚げレシピ」の衝撃

・なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?

・日本のごはんがおいしいシンプルな理由

 


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新刊予告「あなたもごはんでできている」

 

おりべまこと電子書籍新刊は、「ロンドンのハムカツ」に続く「食べる」をテーマにしたエッセイ集第2弾。

「歴人めしシリーズ」「農業シリーズ」など、ブログで人気の記事をリライト・編集してお届けします。

2月28日(月)発売予定! 

お楽しみに。

 

収録予定

・坂本龍馬の最後のばんめしは本当に軍鶏鍋だったのか?

・豚肉大好き、最後の将軍

高杉晋作の好物と愛妻物語

スイーツ大好き織田信長の「信長巻き」

日本のトマト革命

日本のごはんが世界一おいしいシンプルな理由

茨城県の納豆・カレー・アニメ・アンコウ・ライブの螺旋現象

なぜ日本にカエル食が定着しなかったのか?

オバマのタカハシさんちの娘は人魚の肉を喰った

なぜ人はもう死にたいと思ってもめしを食うのか?

 

ほか、全36編収録予定。

 


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義母の復活と 認知症になった蛭子能収さんの本のこと

 

義母のワクチン反応熱は下がり、

すっかりよくなった。

ただ、しばらく家にいて歩いていなかったせいか、

散歩に出ると、すぐに疲れたといい、息切れして

30分ぐらいが限界。

先々週まであれほどガシガシ歩き回っていたのが

嘘みたいだ。

 

1日にトータルすると3時間もお供をさせられていたので、

仕事は六に出来ないし、内心辟易していたが、

こうなってしまうと逆にちょっと心配になる。

本当に年寄りはちょっと表に出ないと

すぐ弱くなってしまうのだ。

 

「寝たきり老人は作られる」というが、その通り。

おじいちゃん、おばあちゃんに

元気で健康であってほしいなら、

大事に安全にして上げ膳・下げ膳してたら

絶対だめだと思う。

 

足のほうは少しトレーニングすればまた元に戻るだろうが、

認知症になった頭のほうは戻らない。

でも残りの人生を楽しく生きられればいいと思う。

 

そう言えば漫画家・タレントの

蛭子能収(えびす・よしかず)さんも認知症だ。

それでいながら昨年8月、

「おぼえていても、いなくても」(毎日新聞出版)

というエッセイ集を出した。

蛭子さんらしい、トボけててイカすタイトルだ。

 

新聞や雑誌に連載していたものをまとめた本で、

マンガもいっぱい載ってて楽しめる。

 

特に第1章はめっちゃ面白い。

協定の話とか、昔やったバイトの話とか、

エロ雑誌とギャンブル雑誌と

間違えて原稿を送っちゃた話とか、

読んでて思わず笑ってしまった。

 

天然おとぼけキャラクターまる出しで、

漫画と同じくヘタウマ文章になっている。

 

ところが第2章はなんとなくテイストが違う。

わざと文体を変えているとかではなく、

最初は気付かないが、読み進めていくと

なんか違うな・・・といったレベルなのだ。

 

文章自体はこっちのほうがうまくて、

ちゃんとまとまっている感がある。

けれども行間から彼のキャラがにじみ出てこなくて、

イマイチ面白くない。

蛭子さんのようで、蛭子さんではないのだ。

 

文章って不思議なものだ。

うまけりゃいいってわけじゃない。

 

推察するに、第2章では認知症が進んで、

なかなか書けなくなったため、

口述筆記でゴーストライターが

以前のテイストに似せて書いているか、

あるいは、断片的なメモっぽいものを

なじみの編集者などがうまいこと

文章にまとめているのかもしれない。

 

あまり突っ込むつもりはないし、

周囲のスタッフのフォローを

ディスるつもりはない。

 

「認知症になっても楽しく生きてる蛭子さん」は、

世の中の人に勇気と元気と安らぎを与えている。

今後のことはちょっと心配だけど、

できるところまでがんばってほしい。

いまや蛭子さんは認知症の人たちの星なのだから。

 


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私立探偵・健太のこと

「茶トラのネコマタと金の林檎」は私立探偵が

高齢女性から山の中に埋蔵された

金の林檎の捜索を頼まれる、という話だ。

 

この物語の主人公である探偵の健太は、

親に虐待され、棄てられた子どもで、

施設で育ったのち、

高校を出てから紆余曲折を経て

探偵事務所を開いたという経歴を持つ。

 

事務所といっても、自分のホームページを開き、

6畳一間のアパートで、

パソコンと携帯電話を使って仕事しているだけ。

それでも立派な独立事業者だ。

 

本筋とは関係ないのだが、

この健太が、自分の育った施設の所長に呼ばれ、

社会で独立して活躍する成功者として、

施設の子どもたちに講演してくれと頼まれる。

彼は最初拒むが、

しぶしぶその依頼を引き受けるというエピソードがある。

 

自分でもなんでそんな設定、

そんなシーンを書いたのかわからないが、

手前みそながら、そんな健太のことが結構好きで、

友だちのように思っている。

 

多分これを書いていた前後に、

こうした施設をめぐる悪いニュースを聞いたのだろう。

実際には健太のようなやつには逢ったことがないのだけど、

そこにいる不運だった子どもたちに

がんばってほしいという思いがあったのかもしれない。

 

世の中、「成功」の定義はいろいろだ。

オリンピック選手や芸能人やお金を儲けた実業家だけが

成功者ではない。

自分では成功したとか、偉くなったとか思っていなくても、

他人は、あの人イイな、えらいなと

思っていることだってある。

 

それに人生に成功したか、失敗したかなんて

最期まで行ってみないとわからない。

どんな境遇で生きることになったって、

自分を抑え込まず、自信を持って生きよう。

 


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アホになる修行をせなあかん

 

誕生日メッセージをいただいた皆さん、

どうもありがとうございます。

 

昨日も書きましたが、還暦を超えると

あたりの見晴らしがよくなるので、

この際、終わりから人生考えてみても

いいのではないでしょうか。

 

折しも、第3次世界大戦になぞらえられるコロナ禍。

年末年始は全世界、オミクロン弾の大空襲。

戦後はおそらくいろんな価値観がぐちゃぐちゃになり、

過去の社会常識・人生モデルが瓦礫と化すでしょう。

 

そんな焼け野原を口笛吹いて明日へ向かって歩けるか?

自分の行く末と、

ホモサピエンスはこれからどこへ行くのか?

を想像しながら歩くのもまた楽し。

 

この間、横尾忠則さんの

「アホになる修行~横尾忠則言葉集~」(イーストプレス)

という本を読んだが、

「死を想う」という項目が一番面白かった。

 

現実を死の側からの視線で眺めたい。

いつもそう思っている。

死の側から見たこの現実を描きたいと。(引用)

 

その他、素敵な言葉がいっぱい並んでいる。

すぐに小賢しいことを考える僕は、

横尾さんにならって

アホになる修行をせなあかんな、と思った誕生日でした。

 

面白まじめなネタ帳エッセイ集

「いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル」も

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1月20日(木)17:00から23日(日)16:59まで

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「定年」という言葉に支配されてきたこれまでの

人生モデルをぶっ潰す。

中高年が人生後半をエンジョイし、充実した生き方をするためには、型にはまっていちゃダメ。

人目ばっかり気にしていちゃダメ。過去の常識にばっかり囚われていちゃダメダメダメ。

いつもちょっとクレイジーでいること――

ヘンなところ、おかしなところ、

頭のどこかに自分だけの秘密の花園を

持っていることが大切。

 

中高年だけでなく、

若い人たちも将来の生き方の参考にできる、

おりべまことの面白還暦エッセイ。

ブログ「台本屋のネタ帳」から38篇を

厳選・リライトしました。

読み応えたっぷり。人生の常備薬にぴったり。

ちょっとおなかすいた時のおやつにもばっちり。

 

もくじ

・酒・タバコ、やめて100まで生きたバカ:その2

・町会・商店会の世界ではアラ還でも「青年部」

・船上のワーキング

・カエル男のスキンケロ情報

・ナマケモノリズムで未来型脳を養生

・朝十時台のスーパーで年寄りの気持ちになる

・いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル

・「釣った魚にエサをやらない男」は、じつはその魚に依存して生きている

・とんかつ屋はいかにして声優に転身したか

・eパン刑事、その愛と死とスマホ

・少年アキラ:ガキどもはくじ引きに命を懸ける

・負けっぱなしでも強く、しぶとく、勝っているやつよりハッピーに生きている

・自分の中の文脈を探る冒険

・誕生日のコーヒーカップと悪魔と天使

・中高年はめざせ!中川屋嘉兵衛

・慣習的自己と本質的自己

・子どもの大学受験は「良い親検定」

・自伝を書いて脚色する

・哲学するネコと瞑想書き

・民泊は旅行者もホストも面白い、新しい旅スタイル

・芸術がわかる人と思われたい

・のりしろ時間

・孤独な老人は本当に可哀そうな存在か?

・ミケランジェロ的冒険:誰もが自分の中に人生でしたいこと・すべきことを持っている

・現実世界が「AKIRA」の近未来世界を追い越すとき

・中年期以降の同窓会幹事の心のゆらぎ

・お母さんは夕暮れの交差点で踊った

・ちょっとこわい、歪んでいく顔の話

・演劇仲間との同窓会

・生殖機能終了後の人生とは?

・唐組「吸血姫」観劇で思ったこと・考えたこと

・シェイプ・オブ・ウォーター:もし人魚姫が生き延びたら

・LGBTの話題

・患者のセリフは信じるな、医者のセリフも信じるな

・ヨルとネル:心のツボによく響く少年ドラマ

・電車で若者に座席を譲る

・「継続は力なり」を今頃やっと実感

・感動的でもなくイベント的でもない小さなこと

 


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面白還暦エッセイ集「いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル」

 

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「定年」という言葉に支配されてきたこれまでの

人生モデルをぶっ潰す。

中高年が人生後半をエンジョイし、充実した生き方をするためには、型にはまっていちゃダメ。

人目ばっかり気にしていちゃダメ。過去の常識にばっかり囚われていちゃダメダメダメ。

いつもちょっとクレイジーでいること――

ヘンなところ、おかしなところ、

頭のどこかに自分だけの秘密の花園を

持っていることが大切。

 

中高年だけでなく、

若い人たちも将来の生き方の参考にできる、

おりべまことの面白還暦エッセイ。

ブログ「台本屋のネタ帳」から38篇を

厳選・リライトしました。

読み応えたっぷり。人生の常備薬にぴったり。

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もくじ

・酒・タバコ、やめて100まで生きたバカ:その2

・町会・商店会の世界ではアラ還でも「青年部」

・船上のワーキング

・カエル男のスキンケロ情報

・ナマケモノリズムで未来型脳を養生

・朝十時台のスーパーで年寄りの気持ちになる

・いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル

・「釣った魚にエサをやらない男」は、じつはその魚に依存して生きている

・とんかつ屋はいかにして声優に転身したか

・eパン刑事、その愛と死とスマホ

・少年アキラ:ガキどもはくじ引きに命を懸ける

・負けっぱなしでも強く、しぶとく、勝っているやつよりハッピーに生きている

・自分の中の文脈を探る冒険

・誕生日のコーヒーカップと悪魔と天使

・中高年はめざせ!中川屋嘉兵衛

・慣習的自己と本質的自己

・子どもの大学受験は「良い親検定」

・自伝を書いて脚色する

・哲学するネコと瞑想書き

・民泊は旅行者もホストも面白い、新しい旅スタイル

・芸術がわかる人と思われたい

・のりしろ時間

・孤独な老人は本当に可哀そうな存在か?

・ミケランジェロ的冒険:誰もが自分の中に人生でしたいこと・すべきことを持っている

・現実世界が「AKIRA」の近未来世界を追い越すとき

・中年期以降の同窓会幹事の心のゆらぎ

・お母さんは夕暮れの交差点で踊った

・ちょっとこわい、歪んでいく顔の話

・演劇仲間との同窓会

・生殖機能終了後の人生とは?

・唐組「吸血姫」観劇で思ったこと・考えたこと

・シェイプ・オブ・ウォーター:もし人魚姫が生き延びたら

・LGBTの話題

・患者のセリフは信じるな、医者のセリフも信じるな

・ヨルとネル:心のツボによく響く少年ドラマ

・電車で若者に座席を譲る

・「継続は力なり」を今頃やっと実感

・感動的でもなくイベント的でもない小さなこと

 


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子ども時間+ロボットキャンペーン ラストラン

 

おりべまこと電子書籍 新表紙エッセイ集2タイトル

無料キャンペーンを1月16日(日)16:59まで開催

 

★子ども時間の深呼吸

心の中の子ども時間が自分を自分らしくする

https://amazon.com/dp/B0881V8QW2

表題作ほか、「天才クラゲ切り:海を駆けるクラゲ」

「親子の絆をはぐくむ立ちション教育」

「お年玉はムダづかいしよう!」

「卒業式の詩と死」など、ブログで人気の40篇を収録

 

★どうして僕はロボットじゃないんだろう?

21世紀、ますます機械が賢く元気のなる時代。

さて、人間はどう生きればいいのか考えてみた

https://www.amazon.co.jp/dp/B08GPBNXSF

表題作ほか、「介護士・看護師は人間か、ロボットか?」

「聖書から始まった人間VS機械」

「子どもはどうしてロボットが好きなのか?」

「ロボットみたいな人間、人間みたいなロボット」

など、ブログで人気の33篇を収録

 

立ち読みコーナー

どうして僕はロボットじゃないんだろう?

 何の脈絡もなしに、あるセリフだけが、葉っぱが一枚、ひらひらと風に乗って頭の中の郵便受けに届けられるときがある。

 「どうして僕はロボットじゃないんだろう?」というものその一つ。

 その一つのセリフから、それを発した人物、そこに関連しているストーリー、その背後にある世界観を探っていく――ということを時々やる。

 こういうセリフを言う以上、人物はもちろん人間だ。

 まだ若い。子どもかもしれない。

 自分は人間なのに、人間であることに一種の罪悪感を抱いている。

 まるでロボットなり機械であったほうがよかったのに、と言わんばかりだ。

 その時代の人間は、ロボットほど生産能力・情報解析能力が高くないことを嘆いているのかも知れない。

 いまや産業界の労働力のメインはAIであり、ロボットだ。

 あるいは地球環境の観点から言っても、環境を破壊したりしない、地球の味方であるロボットの方が好ましい。

 人間はその点でもロボットにかなわない。

 セリフを少し変えてみる。

「どうして君はロボットでなく、人間なんだろう?(自分でよく考えなさい)」

 脳の奥深くか、地球の奥底か、宇宙の果てか、から聞こえてくる問いかけは、実はすぐ身の回りにあるコンピューターから少しずつ発せられているように感じる。

 コンピューターに意思があるなどと言うと、ばかばかしいと嗤われるだろうが、やはりコンピューターは人間の純粋な道具だった、いわば知能がなかった機械類とは違っているのではないか。

 この四半世紀余りの間に社会にゆっくりと澱のように何かが溜まってきている。それはじわじわと僕たち人間の存在にプレッシャーをかけ続けている。

 そして、スマホの普及もあってそれはこの数年で加速している。

 その正体は、コンピューター類の発する無言のメッセージなのではないかという気がする。

 これから先、AI・ロボットが日常生活の中で完全に主力となれば、その目に見えないメッセージ=プレッシャーは著しく人々の精神を圧迫することになるのかも知れない。

 


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2022年の挑戦①:子ども時間+ロボットキャンペーン

 

おりべまこと電子書籍: 

新しい表紙になったエッセイ集2タイトルの

無料キャンペーンを

1月13日(木)17:00~16日(日)16:59 

4日間限定開催!

読みごたえたっぷり。

寒い冬の夜に読書であったまろう。

 

★子ども時間の深呼吸

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表題作ほか、「天才クラゲ切り:海を駆けるクラゲ」

「親子の絆をはぐくむ立ちション教育」

「お年玉はムダづかいしよう!」

「卒業式の詩と死」など、ブログで人気の40篇を収録

 

★どうして僕はロボットじゃないんだろう?

https://www.amazon.co.jp/dp/B08GPBNXSF

表題作ほか、「介護士・看護師は人間か、ロボットか?」

「聖書から始まった人間VS機械」

「子どもはどうしてロボットが好きなのか?」

「ロボットみたいな人間、人間みたいなロボット」

など、ブログで人気の33篇を収録

立ち読みコーナー

「ちびちびリンゴとでかでかスイカ」

(子ども時間の深呼吸・収録)

 

「わーい、ぼくのいっぱい!」と、まだ幼児だった息子が大喜びしていたことがある。

十六等分の大きさで出していた(八つ切りを半分にする)リンゴををさらに小さく三十二等分のちびちびにして盛り付けてあげたのだ。小さい子は単純なので、全体の分量は変わらなくても数が増えると大喜び・大はしゃぎする。 

「数」と人間の心理との関係は面白いもので、女性や小さい子は一つ一つは小さくても、いっぱいあった方が嬉しいという場合が多い。

これと反対なのが男性や少し大きくなった子ども。ドカン! デカっ! というやつに丸ごとかぶりつくのに至上の喜びを抱く。たとえばスイカ丸ごと食べたいという子ども(特に男の子)は少なくない。少年が抱く夢の一つといってもいいくらいだ。

「ぼくのいっぱい!」と言っていた息子も保育園に通うようになってから、夏になるたびにこの「スイカ丸ごと」と言い出した。うるさいので無視していたが、夢というのは諦めることなく、くり返し唱えていると、神様が根負けしていつかは叶えてくれるものだ。

彼が小学校四年生の夏休み、その時が来た。

知り合いから続けざまに丸のままのスイカを二個もらったのである。

僕は夏休みの思い出にもなるし、かねてからの夢を叶えてやろうと一個は息子にそのままあげたのだ。

目の前でズバッと半分に切る。もちろん大喜びで歓喜の声を上げる。そしてスプーン片手に、半球形になったスイカに勇ましく立ち向かった。ところが――。 

途中、まだ三合目あたりであえなくギブアップ。結局、残りは友だちが来た時にいっしょに食べていた。以降、その年はもう「スイカが食べたい」とは二度と言わなかった。いま考えるとよく腹をこわさなかったものだ。

あの夏、彼は人生の真理を一つ学んだのかも知れない。そして僕も自分の教訓とした。子どもの夢は百パーセント叶えて満腹にしてしまってはいけない、と。 

 


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新表紙のエッセイ集「子ども」「AI・ロボット」無料キャンペーン

 

おりべまこと電子書籍 2022新年無料キャンペーン第2弾!

新しい表紙になったエッセイ集2タイトル

「子ども時間の深呼吸」

「どうして僕はロボットじゃないんだろう?」

明日1月13日(木)17:00~16日(日)16:59 4日間限定

このチャンスをお見逃しなく!

 

★子ども時間の深呼吸

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心のなかの「子ども」にアクセスしてみれば、

何が本当に大切なのか、何が必要なのか、

幸せになるために何をすればいいのか、どう生きるのか。

自分にとっての正解がきっとわかる。

子育てに悩む人と自分らしく生きたい人のためのエッセイ集。

 

表題作ほか、「天才クラゲ切り:海を駆けるクラゲ」

「親子の絆をはぐくむ立ちション教育」

「お年玉はムダづかいしよう!」

「子どもはイヌ時代を経てネコ化する」

「子どもの自殺防止は不登校体験者にまかせよう!」

「卒業式の詩と死」

「ちょっと切なくて笑えるネバーエンディングな少女のバレエ物語」

「忍法影分身と忍法影縫いに関する実験と考察」

「働くシングルマザーと生活保護のシングルマザーの価値観

など、ブログで人気の40篇を収録

 

★どうして僕はロボットじゃないんだろう?

https://www.amazon.co.jp/dp/B08GPBNXSF

社会のニーズに応え、生活に入り込み、

世界を変革していくAI・ロボット。

はたしてやつらは人間の敵か味方か? 

上司か部下か? ライバルか友だちか?

ただの機械に過ぎないのか、それとも人類の子どもなのか?

AI・ロボット大好きな人と

AI・ロボットが怖い人のためのエッセイ集。

 

表題作ほか、「介護士・看護師は人間か、ロボットか?」

「聖書から始まった人間VS機械」

「子どもはどうしてロボットが好きなのか?」

「ロボットみたいな人間、人間みたいなロボット」

「AIライター・ロボットライター」

「外国人労働者とロボットと徒弟制度」

「人間とロボットの未来は、トイレ掃除がカギを握っている」

など、ブログで人気の33篇を収録

 

ぜひ読んでみてください。

 


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本屋の息子と本の話をする

 

都内某メジャー書店で2021年、

ビジネス部門・思想書部門でよく売れたのは、

 

マイケル・サンデル教授の

「実力も運のうち 能力主義は正義か? 」

 

斎藤 幸平「人新世の資本論」

 

ルドガー・ブレグマン「希望の歴史」

 

プレジデント社の「独学大全」といったところらしい。

 

また、この数年間、着実な売上を示しているのが

ハンス・ロリングの「ファクトフルネス 

10の思い込みを乗り越え、

データを基に世界を正しく見る習慣」

 

一般ピープルが抱く

資本主義社会に対する不信と反感、

その将来性に対する疑念と不安、

自分でなんとかしなくては、みたいな心持ちが

反映されているのかもしれない。

 

日常の生活レベルではともかく、

社会・世界・人生といったマクロな視点では

ネット情報はあてにならない。

そこはやっぱりちゃんと本を読まないと、

ということになるのだろう。

 

そんな話を息子としていた。

 

正月、来なかった息子が昨日・一昨日と遊びに来た。

自転車で20分くらいのところに住んでいるが、

年に2~3回しか来ない。

 

何をするでもなく、メシ食ってフロ入って、

くっちゃべって帰っていくだけだが、

やっぱり会うと何となく落ち着いて、

やっと正月終わった感になった。

 

こやつが上記某書店に勤めていて、

いろいろ本屋の舞台裏の話を聞けて面白い。

とある宗教家の本がベストセラーになっていると思ったら、

信者の人がそれぞれ一人100冊買いに来ていた、とか。

 

書店もネットの進化で電子書籍なども出ているし、

加えてこの2年はコロナの影響でさぞ苦戦しているだろう、

もしや正月来なかったのは、会社が経営不振で

リストラされたのではと、一瞬、心配したのだが、

そういうことはまったくなく、

逆にネット通販が充実したことによって、

むしろ売り上げは伸びているという。

 

やはりそこは老舗ブランド大型店の強み。

日本の出版文化の一翼を担う書店

と言っても過言でないので、

顧客の厚みが違う。信頼感が違う。

一般には売れない専門書もたくさん扱っているし、

図書館並みのレファレンス力もある。

 

売れ筋本しか置かない(置けない)、

いわゆる町の本屋さんには

到底真似できない所業ができる。

本屋も両極化が進んでいるようだ。

町の本屋さんには個性で勝負してもらうしかない。

 

息子とそんな話をするのはなかなか楽しかった。

 

「ところで、おれ読んでないけど、

村上春樹の『ドライブ・マイ・カー』ってどんな話?」

と聞かれて思い出そうとしたが、

ぜんぜん思い出せなかった。

 

たしか5~6年ほど前の短編集に

入っていたので読んだはず。

同じビートルズの曲のタイトルの「イエスタディ」は

関西弁のやり取りが面白くて

ぼんやり覚えていたのだが・・・。

映画化されてゴールデングラブ賞を

受賞するほどの話だっけ?

という印象。

カンヌ映画祭では脚本賞を取ったというから、

原作とはまた別物と考えた方がいいのだろう。

それでも「原作:村上春樹」の名は燦然と世界に輝く。

また一つ勲章が付いた。

 

一昨年の短編集「一人称単数」は

あんまり面白くなかったし、

世間の評価も高くなかったけど、

雑誌は村上春樹特集をやると売上が跳ね上がるという。

今回の映画で再び株が上がることは間違いなし。

日本の文学界は、まだまだハルキ頼りのようだ。

 

というわけで息子はもちとイチゴをお土産に帰って行った。

 


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初詣リベンジ編

 

元旦の巨混み状態を見て撤退したので、

本日4日はカミさんと二人で大宮八幡宮に

リベンジ初詣。

 

大宮八幡宮ではコロナ対策か、

本殿の周囲で写真撮影などで

人が溜まらないようにしている。

 

なので記念撮影は再び、かえる石さまの前で。

改めて、本年もよろしくお願いいたします。

 

おみくじ引いたら小吉で、

「万事成り行きのままに身をゆだねるとき」

「流れに自然に従えば、物事はひとりでに発展していく」

と書いてある。

 

「ハンザキを喰った」も、じつはこんなことがテーマです。

人生は川の流れのように。

 

本日4日(月)16:59まで新春無料キャンぺーン続行中。

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2022おりべ作品第1弾!「ハンザキを喰った話」 新春無料キャンペーン

 

新年あけましておめでとうございます。

今年も妄想力全開で仕事をやりまくり、

毎日楽しく生き抜きたいと思います。

元旦の初詣は「幸福がえる」のご神石にお参り。

カエルパワーを授かりました。

 

というわけで2022年は、昨年大みそかにUPした新作小説「ハンザキを喰った話」の無料キャンペーンからスタート。

奇怪でユーモラスで切ない不死身のハンザキのお話で

寿ぎください。

キャンペーン期間:4日間限定

1月1日(土)17:00~1月4日(火)16:59

http://www.amazon.com/dp/B09PGDSQMP

 


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2021最後の日に出版・新春キャンペーン実施「ハンザキを喰った話」

 

おりべまこと長編小説「ハンザキを喰った話」

2021年の最後を飾って本日大みそかに

Amazon kindleより発売!

 

そして発売記念新春無料キャンペーン実施!

2022年1月1日(土)17:00~1月4日(火)16:59

 

2022年のスタートは、

不死身のハンザキのお話で寿ぎください。

http://www.amazon.com/dp/B09PGDSQMP

 

あらすじ

舞台は2000年。20世紀と21世紀の狭間のミレニアムの年。

文福社という小さな出版社の雇われライター・神部良平は、

自費出版の「自分史」の本を書いている。

これは自分の人生を本にしたいという人から話を聞いて、

それを一編の物語のように仕上げる、

いわば代筆業、ゴーストライターだ。

 

今回のクライアントは自称・発明家の堀田史郎という

100歳の老人。

その昔、彼は折りたたみ式の「ちゃぶ台」を発明して

大きな富を得たが、

無二の親友の裏切りに逢い、

その財産をすべて失ったという経歴の持ち主だ。

 

そんな彼が1950(昭和25)年、

人生の半ばで自殺の名所を巡る旅に出て、

出雲大社に向かう途中、島根県のとある山村で歓待を受ける。

そこで当時まだ特別天然記念物に指定されていなかった

ハンザキ(オオサンショウウオ)を食べたという。

そしてその食体験によって

自分は不死身になったというのだ。

 

彼の話を書き綴る神部は、

そんな話は老人の妄想に違いないと疑惑を抱きつつも、

なぜか半分は信じたい気になって、

みずから堀田老人がハンザキを喰ったという村に赴く。

清流が流れるその美しい村では

半世紀前の因習・しきたりは途絶え、

もちろん堀田老人が歓待を受けた時のように

「ハレの日」のお祝いとして

ハンザキを食べていたという記憶さえ失われていた。

しかし、そこで神部は思いがけない体験をする。

それは半分人間、

半分ハンザキ(オオサンショウウオ)という怪物との

遭遇だった。

こうして堀田老人の語る夢のような話は、

神部の内面でみるみる真実に変貌する。

 

最大の両棲類として古代から地球上で生き続ける

オオサンショウウオの不思議な生命力に

人生を左右されることになった

明治・大正の発明家と、昭和・平成のライターの

怪奇な運命の物語が、

夢と現実のバランスが崩れた世界で紡がれてゆく。

 

もくじ

1.ハンザキになった男

2.カエルのから揚げ

3.友情に裏切られた男

4.発明家・堀田史郎のこの世の一生

5.ハンザキの村

6.ハンザキに関する調査

7.夢ヶ淵での遭遇

8.お寺の住職の夜伽話

9.最後の取材

10.もう一つの仕事

11.満月の夜

12.富士見川での別れ

13.仕事の後始末

14.ハンザキになった男の末裔

15. ハンザキ再来

 


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「ハンザキを喰った話」:オオサンショウウオに変態した100歳の発明家をめぐる幻想譚

 

最初は5000字程度のちょっとした民話というか

おとぎ話風の短い物語にする予定だったのだが、

やっているうちに膨らんで5万字超の長編小説に。

 

夏に1週間程度で書いて出そうと思ってたのが、

年末ぎりぎりまでかかってしまった。

やっと最後のチェックが済んでUP。

大みそかに発行できるかな?

 

あらすじ

 

舞台は2000年。20世紀と21世紀の狭間のミレニアムの年。

文福社という小さな出版社の雇われライター・神部良平は、

自費出版の「自分史」の本を書いている。

これは自分の人生を本にしたいという人から話を聞いて、

それを一編の物語のように仕上げる、

いわば代筆業、ゴーストライターだ。

 

今回のクライアントは自称・発明家の堀田史郎という

100歳の老人。

その昔、彼は折りたたみ式の「ちゃぶ台」を発明して

大きな富を得たが、

無二の親友の裏切りに逢い、

その財産をすべて失ったという経歴の持ち主だ。

 

そんな彼が1950(昭和25)年、

人生の半ばで自殺の名所を巡る旅に出て、

出雲大社に向かう途中、島根県のとある山村で歓待を受ける。

そこで当時まだ特別天然記念物に指定されていなかった

ハンザキ(オオサンショウウオ)を食べたという。

そしてその食体験によって

自分は不死身になったというのだ。

 

彼の話を書き綴る神部は、

そんな話は老人の妄想に違いないと疑惑を抱きつつも、

なぜか半分は信じたい気になって、

みずから堀田老人がハンザキを喰ったという村に赴く。

清流が流れるその美しい村では

半世紀前の因習・しきたりは途絶え、

もちろん堀田老人が歓待を受けた時のように

「ハレの日」のお祝いとして

ハンザキを食べていたという記憶さえ失われていた。

しかし、そこで神部は思いがけない体験をする。

それは半分人間、半分ハンザキ(オオサンショウウオ)という怪物との遭遇だった。

こうして堀田老人の語る夢のような話は、

神部の内面でみるみる真実に変貌する。

 

最大の両棲類として古代から地球上で生き続ける

オオサンショウウオの不思議な生命力に

人生を左右されることになった

明治・大正の発明家と、昭和・平成のライターの

怪奇な運命の物語が、

夢と現実のバランスが崩れた世界で紡がれてゆく。

 


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金の林檎を贈って2021のクリスマスの思い出を

 

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12月26日(日)16:59まで。

 


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母の葬式について

 

6月24日にお通夜、25日にお葬式をしました。

僕は長男なので喪主をしました。

 

14年前の父の時に続いて2回目ですが、

父の時は、僕が名古屋に到着した時は

母や妹がすでに段取りを決めていたので、

そこに乗ってやっていただけでした。

それと比べて今回はいろいろ意見を出しました。

 

ちょうど仕事がひと段落し、

入っていた予定がキャンセルされていたので、

巡り合わせがいいというか、

そんなところまで息子に配慮して

出立してくれたのかなぁと思います。

 

さらにタイミングについて言うと、

コロナが落ち着いてからだったので、

みんな気兼ねなく集まれたことも幸いでした。

たとえば去年の今ごろだったら、

とてもこうはいかなかったと思います。

 

名古屋には「ティア(TEAR)」という

割と新参者の葬儀社があり、その本社と葬儀場が、

実家から歩いて10~15分程度の場所にあります。

 

ここは業界で先駆けて明朗会計を打ち出し、

業績を伸ばしてきた会社で、

名古屋をはじめ、愛知県内では40以上の会館を運営。

近年は東京など、他の地域にも進出しています。

 

父の時は病院で亡くなったので、

そこに常駐している(?)葬儀社に頼んでしまいましたが、

今回はここでやろうと、予め妹と話して決めていました。

(特に事前相談などはしていませんでしたが)

 

家族葬で参列は10人。

うちが3人、上の妹の家3人、下の妹の家4人。

母のきょうだいはすでにほとんど亡くなっており、

末の弟さんが一人だけ残っていますが、

ご高齢のこともあって呼びませんでした。

 

また、特に親しくしていた友人や

近所の人もいなかったので呼びませんでした。

 

母はすでに社会的な存在力はないし、

僕も妹夫婦も自営業ということもあり、

いわゆる世間体や面倒な利害関係などは

全然考える必要はありませんでした。

 

うちのカミさんは義母の世話があるので、

名古屋まで来るのは無理だろうと当初、思っていました。

義母は認知症なので、

たとえ1日でも一人でほっとくわけにはいきません。

 

日程を伝えてすぐにケアマネさんに頼んで、

どこか泊まれるところはないか探してもらいましたが、

認知症患者を受け入れてくれるところは

急には見つかりません。

 

そこで普段通っているデイサービスに無理やり頼み込んで、

朝1時間早く、

夕方1時間遅く預かってもらうことにしました。

それでぎりぎり葬式の時間に間に合うことができました。

終了後はそのままタクシーと新幹線で

とんぼ返りになりましたが、

それでも本人は最後のお別れが出来てよかった、

と言っています。

 

近年、特にコロナ禍になってから東京などでは、

火葬場でお別れするケースも増えています。

3年前の義父の時もそうでした。

 

ただ義父は「お寺はいらない。葬式も特にしなくていい」

と明瞭に書き残していたので、

送る遺族もそれに従うことに心は痛みませんでした。

 

 

母は何も希望を遺してなかったので、

やはり遺族しては心情的に、

普通に葬式をやるべきだろうと思いました。

 

最近はお葬式不要論も唱えられており、

僕も自分自身の時はいらないと思っていますが、

やはり親の世代は別です。

 

いずれにしても何らかの形で

お別れの場は作った方がいいと思います。

 

もちろん、かなり非日常的な値段のお金がかかるし、

経済的にどうしても無理という人もいるでしょう。

また、悪感情しか持ってないが、

自分の肉親なので義務で葬らなくてはならない人、

身元引受人としてしなくてならない

という人もいるでしょう。

 

そうした人はのぞいて、

故人に少しでも愛情を抱いている人、

お世話になったと思える人は

お葬式、またはそれに準じるお別れは

きちんとした方がいいと思います。

 

やはり亡くなってすぐ、そうした場を設けないと

自分が後から寂しくなるし、

心に何らかの罪悪感が残ると思うのです。

 

葬式については予算オーバーでしたが、

大変満足出来ました。

費用のことについてはまた後日書きますが、

低価格を打ち出している葬儀社の

「○○円~」という表示には注意が必要です。

 

この提示された金額はベーシックプランの額なので、

そこに何が含まれているのかが問題です。

あれもオプション、これもオプションとなると、

安いと思っていた価格が2倍、3倍、4倍と

際限なく膨れ上がります。

 

うちの場合は全員身内だし、引き出物なども省いて

できるだけ簡素にしましたが、

それでも当初の予算の1・5倍くらいにはなりました。

 

両親のささやかな遺産があったので、

施設の入居費も含め、すべてそれで賄えたので

そこまでケチる必要はありません。

 

費用のことはひとます置いといて、

ひとことで言ってしまうと、

お葬式は、現場を仕切る担当者(葬祭ディレクター)が

どういう人かで決まります。

 

母のお葬式を担当してくれた方は

たいへんいい人でした。

説明も丁寧で、ビジネスっぽさを感じさせません。

過剰に感情を入れることもありませんでした。

(母が幸福な亡くなり方をしたので、

僕らが冷静だったこともあるかもしれません)

 

いずれにしてもいい人かどうか、

いい人と感じられるかどうかがすべてです。

 

技術や知識はあるに越したことはありませんが、

それよりも人柄の比重が大きいでしょう。

正直、相性もあるので、運・不運もあります。

なんとなく合わない人に当たったら、

うまく合わせるようにするしかありません。

 

そんなわけで身内だけで仏式の通夜と葬式をやり、

火葬場へ行って収骨をして戻ってきてから

初七日法要をやって、精進落としの料理を食べて

散会しました。

 

担当してくれた人には

「あなたがやってくれてよかった。ありがとう」と

素直にお礼を言いました。

 

プロなんだから当たり前だと思われるかもしれませんが、
あんまりプロっぽいと却って嫌な感じがするのが、
葬儀屋さんの難しいところ。
だから人として率直に感謝を伝えました。

葬式は本当に遺族の心の問題なので、

何が正解で、何が不正解かはありません。

お金をかければいいわけでも、

何が何でも安く済ませばいいというわけでもありません。

 

また、最近は時代が変わって

いろいろ新しいやり方も提案されていますが、

葬式はその地域ごとに、長年続いてきた

風習・文化に基づくものなので、

この10年やそこらの東京のトレンドで

変わったこと・新しいスタイルでやるのは、

結構難しいのではないかと感じます。

 

本当は普段からいろんなところに相談しに回って

「葬儀屋の文脈」みたいなものに親しんでおいたほうが

いいんだろうと思いますが、

なかなかそうはいかないのが現実ですね。

 

いずれにしても母の旅立ちは

無事、安心して見送れてよかったと思っています。

 


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93歳・母の老衰死について

 

6月23日に母が亡くなりました。

たくさんのお悔やみの言葉をいただき、

ありがとうございます。

 

今後、皆さんも高齢の親御さんなど、

親族の最期に立ち会う機会があるかと思います。

エンディングライターの仕事もやっているので、

3回ほどにわたって母の死の過程や、

自分が喪主を務めた葬式のことなどについて書きます。

もちろん、まったく同じケースなど

あるはずはありませんが、

何かの参考になれば幸いです。

 

母の死因は老衰。

93歳と5ヵ月でした。

 

名古屋の実家で妹の家族と一緒に暮らしていました。

6年ほど前からだいぶ老いてきたなと思っていましたが、

90歳を迎えた頃から衰えが顕著になり、

自宅で面倒を見るのが困難になってきました。

 

結局、2020年の2月に肺の機能が

一時的に落ちて入院したのをきっかけに、

同年3月末から特養老人ホームに入居して、

そこで2年3ヵ月暮らしていました。

 

僕はコロナでなかなか面会に行けず、

電話で話すばかりでしたが、

いつも「元気だよ、大丈夫だよ」と言っていました。

 

施設へは昨年10月にやっと行けたのですが、

一目会って見て

「ああ、この人はもうそんなに長くこの世にいない」

とわかりました。

ちょっと大げさに表現すると、

この世の煩悩が抜けた、半分観音様にみたいに見えました。

 

その後、何回か面会に行きましたが、

6月9日に息子(彼女の孫)といっしょに、

カミさんの手紙とプレゼントの花を持って行ったのが

最後になりました。

 

死の前日の午後、実家の妹から

「血圧が下がっている」と連絡がありました。

夕方、直接施設に電話したところ、

どうなるかわからないという話だったので、

とりあえず仕事を済ませ、

翌日朝から向かったのですが、

途中で妹から「亡くなった」とメールが来ました。

 

後から聞いたところ、前日から眠ったままの状態になり、

朝、職員が見た時は呼吸が極端に弱くなっており、

9時過ぎぐらいには止まってしまったようです。

その後、医師が来て10時過ぎくらいに

死亡を確認したとのことでした。

 

冬場に肺の機能が落ちること以外、

特に目立った内蔵疾患などはなく、

自然に衰弱していったことなのだろうと思います。

 

認知症というよりボケが入っていて、

今年になってから時おり意識が飛ぶことがあったようで、

一度、施設の職員から

「病院に行ってCTなどで検査してもらいますか?」

と聞かれたことがありましたが、

苦痛・ストレスを与えるだけだと思い、

妹も僕も断固断りました。

延命措置も最初から断っていました。

 

ちなみに高齢社会を反映して

「死因:老衰」は最近増えているようで、

90歳を超えた人で特定の病気がわからない人には

老衰という診断を下すようです。

 

ネットである医師の記事を見ると、

老衰の定義というのはかなりあいまいで、

言ってみれば「非科学的な死因」らしいです。

 

それもあって高度成長期以降、

いわゆる「病院死」が多かった時代は、

ずっと老衰という死因は減り続けていたようです。

それがこの10年ほどでまた増えて来たようです。

 

ただ、遺族の中には「老衰」という診断を下すと

怒り出す人もいるようです。

なぜかは僕にはわかりませんが、

ちゃんとした科学的な死因(病名)がつかないと困る人

(お金がらみ?)もいるのでしょうか。

 

今年になってからすごく食が細くなってきて、

最期の数日はぜんぜん食べなかったようです。

母は僕の知らない若い頃は別にして、

ずっと太めのおばさんだったのですが、

亡くなった時はほぼ半分以下にスリムに、

小さくなっていて、顔も細長くなっており、

まるで別人のようでした。

 

と書くと、とても痛々しい印象を受けるかと思いますが、

人間、自然に死ぬときは

こういうものではないかと思います。

人生おしまいにするのだから、

もうエネルギーを補給する必要もない。

だから食べずに、小さく小さく縮んでいく。

比喩でなく、本当に肉体的にも子どもに還っていくのです。

 

ボケていましたが、電話の時も面会の時も

「おまえの声はすぐわかる」と言って、

僕の声や顔はクリアに認知していたようです。

そして、息子に対しては最後の最期まで

「元気だよ。大丈夫だよ」としか言いませんでした。

亡くなった今も僕はそのセリフを鵜呑みにしています。

 

本人ではないのでもちろん本当にところはわかりませんが、

特に苦しい思いをすることなく、

自然に安らかに旅立ちました。

 

おかしな言い方に聴こえると思いますが、

そんな亡くなり方をしてくれて嬉しい。

正直、自分の中では悲しさよりも

嬉しい、良かったという思いが勝っていました。

ありがとう。

あちらで先だって亡くなった父(夫)と逢うこと、

そして幸福であることを祈っています。

 


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週末の懐メロ88:恋はみずいろ/ヴィッキー・レアンドロス

 

1967年リリース。

誰もがおなじみ、

ポール・モーリア楽団のインストゥルメンタルで有名。

僕はてっきりポール・モーリアの曲だと思っていたのだが、

じつはカバー曲。

 

オリジナルはアンドレ・ポップという、

映画音楽を手掛けていたフランスの作曲家が作った歌。

発表されるや、あっという間に大人気となり、

1960年代から70年代にかけて、

めっちゃ大勢の歌手が競うようにこの曲を歌っている。

日本では森山良子、由紀さおり、あべ静江など。

(僕はつい最近まで、

この曲にちゃんと歌詞があることすら知らなかった)

 

そして最初に歌ったのは、

このヴィッキー・レアンドロスで、

この人のことも初めて知った。

ギリシャ出身でフランス語、英語、ドイツ語などの

マルチリンガル。

 

まだティーンエイジャーだった1967年、

ウィーンで開催された

「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」で、

ルクセンブルク代表として出場しフランス語で歌った。

 

もともとアップテンポの曲で、

このコンテストではメダルを逃す4位だったが、

その後、僕たちがよく知る

メロディアスな曲にアレンジされた

英語バージョンが登場し、

のちのロングセラーヒットに繋がった。

 

このビデオはドイツ語バージョンで、

美しいエーゲ海と故郷ギリシャの島をバックに

ヴィッキー・レアンドロスが

海風に髪をなびかせて歌っている姿が夏にぴったり。

 


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母、亡くなる

 

今朝、母が亡くなったので名古屋に来ている。

93歳。老衰。まさに眠るように終わった。

2週間前、息子と面会に行ったのが最後だった。

さようなら👋

 


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新刊予告:エッセイ集:エンディング2「死ぬまでジタバタ しようぜ」

 

エンディングライターとして雑誌・ウェブサイト

(葬儀・供養業界の専門誌)で2016年から記事を書いている。その取材の過程で拾った諸々のエピソード、

記事の中には出さなかった情報・感想などを

中心に綴ってきた、

人生のエンディングにまつわるエッセイを1冊にまとめた。(2020年以降のものは続刊に収録予定)

 

出来れば遠ざけたいもの、

ずっと知らないフリをしていたい「死」は、

すべての人がいつかは関わらなくてはならない事象。

どうせいつかは向き合わなくてはならないものなら、

少しずつでいいから心を慣らしておいた方がいいのでは――

ということでお役に立てるなら何よりです。

 

また、子どもや若者で、

じつはとっても死に興味があるという人。

あなたは別に異常でも何でもなく、

「死があるからこそ生が輝く」という

人生の本質を知る人です。

そんな人にとってもお役に立てる本・

心の糧にしていただきたい本です。

 

もくじ

・死ぬまでジタバタしようぜ:「老い」を楽しんだ蜷川幸雄さん

・エンディング時代の遺産相続を考える

・エンディングを意識して人生の台本を書く

・「老害人」の話と人生最後で最大の仕事

・高齢者ドライバーは、免許返すとおトクやでぇ~

・人形が幸せになれる国ニッポン

・茨城・葬式の撒き銭のルーツを探る

・映画やテレビドラマの世界では高齢犯罪者が増えている?

・マタギの里の大往生

ほか全39編

 


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夏至ケロ、運よ開ケロ

 

きょうは夏至。

いちばん日の長い日。

それに加えて、いろいろ縁起の良いことが重なってて、

スピリチュアル的にはめちゃくちゃな幸運日で、

この日に何もやらないのはおバカさん。

――くらいの素晴らしい開運日なんだって。

 

ということを日が暮れた、ついさっき知った。

あっちゃー!

今日はカミさんも義母もいないので、

ひとり悠々夏バテの先取りをして、

1日中、本を読みながら転がってた。

 

今年もぼちぼち半分終わり。

頭からっぽにしてキャパシティ作って

後半戦の運を呼び込みましたってことで。

 

名古屋名物・青柳ういろうの

「かえるまんじゅう」の空き箱で

開運ガエル作りました。

 

あなたの運が開ケロ。

世界に平和と笑顔がよみガエル。ますように。

 

 

おとなも楽しい少年少女小説

 

てるてる男とふれふれ女

 

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「南の島でのんびり」なんてFIREしなくてもすぐできる

 

1~2年ほど前からビジネスパーソンが

「FIRE」という言葉をよく口にするようになった。

「うぉぉぉぉ」と炎のように燃えて

仕事をすることなのかと思ったら、

ぜんぜん違っていて、

FIREとは「Financially Independence, Retire Early」の略。

若いうちに経済的に自立し、仕事を辞めることだという。

 

ネットや雑誌では、投資でもうけて

30代くらいでリタイアし、

「南の島でのんびり暮らしてます」

といった人が紹介されているそうな。

 

それなら僕はもう20代でそんな経験は済ませた。

1987年、ヨーロッパをバックパックで旅行していて、

エーゲ海に浮かぶギリシャのロードス島という島で

10日くらいのんびり過ごしていた。

 

気を入れていた仕事が

クライアントの事情でキャンセルになり、

いきなり蒸し暑くなったせいもあって

疲れがどっと出たので、

ここ2日ほど、

ネットもほとんど見ずにゴロゴロしていたら、

ふと、そのことを思い出したのだ。

 

いかにもエーゲ海風の白い家(民宿)に泊って、

そこにオランダ人の女の子やカナダ人の男も

出入りしていた。

 

持ち主のギリシャ人のご夫婦といっしょに食事をして

日本のことやイギリスのこと

(その頃はロンドンで暮らしていた)を聞いてきた。

 

「日本人は何を食べるんだ?」

「魚介類をよく食べるので、

この島と似てるかも知れません」

「イギリスのめしとギリシャのめしはどっちがうまい?」

「うーん。イギリスのほうがうまいものもあるし、

ギリシャのほうがうまいものもありますね」

とかなんとか。

 

そんなわけで美しい海を見ながら、

さらにネコと戯れながら

(ギリシャの島にはどこもやたらネコが多い)、

旅の疲れを癒したのだが、

あの10日ほどが自分の人生の中でどんな意義があったのか、

今もってわからない。

まあ単なる「休み」だったのだろう。

 

でも、今思うとちょと長すぎた。

なんで10日もいたのだろう?

海は確かに美しかったが、それも3日も見てれば飽きる。

特にこれといった思い出もなく、

ただただ、何もすることがなくて

退屈だったという印象が強い。

 

最近言っている「FIREして南の島でのんびり」というのは、

もちろん僕のビンボー旅行の体験などとは

ニュアンスが違っていて、

億り人(資産1億円)の特権みたいなものだ。

 

でも、僕が言いたいのは

「南の島でのんびり」したいだけなら、

今の日本人なら、その気になればいつでもできるってこと。

 

知らないから憧れる人も多いのだろうけど、

そんなのちょっと本気で働いてお金を貯めれば、

あるいは、投資をする元手があるのなら

それを使ってすぐできる。

 

先に体験しておいて「ああ、こういうものなのか」と

わかったうえで、それでも

「永遠ののんびり」を手に入れたいというなら

がんばってFIREをめざしたら?と思う。

 

それにまたいつ何時、コロナが復活したり、

他の伝染病が起こらないとも限らない。

本気で南の島に憧れているのなら

FIREしてどーのこーのなんて言ってないで、

行けるときに行って、若いときに体験しておいた方が

おトクなのではないかと思う。

 

「おいしいものは楽しみに取っておいて、

後からゆっくりいただこう」なんて思っていると、

いただく機会を失っちゃうかもしれないよ。

人生は短いですよ。

 

 

おりべまことエッセイ集:世界

1日3分の地球人

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週末の懐メロ87:東風/YMO(イエローマジック・オーケストラ)

 

1979年リリース。

「テクノポリス」「ライディーン」と並ぶYMOの代表曲。

ファーストアルバムに収められており、

ライブでも中盤のハイライトやエンディングを飾っていた。

 

1979年と80年、2回のワールドツアーの演奏の数々は、

今でもオールドファン、そして新しいファンをうならせる

彼らのベストパフォーマンスだ。

 

YMOの正式メンバーは、

リーダーでベーシストの細野晴臣。

 

当時まだ、ほとんど無名のスタジオミューシャン、

ここから「世界のサカモト」に昇華した

キーボードの坂本龍一、

 

サディスティックミカバンドのドラマーで、

英国でのライブ、レコーディングも経験していた

高橋幸宏の3人。

高橋はリードヴォーカルも担当するほか、

衣裳デザインなど、

アートディレクター的な役割も担っていた。

 

この3人にサポートメンバーとして、

ギターに渡辺香津美、のちに大村憲司。

シーナ&ロケットの鮎川誠も入ったことがある。

 

キーボードとヴォーカルに矢野顕子。

このツアーの中盤には必ず彼女の歌う

「在広東少年」を演奏し、大人気だった。

 

さらにシンセサイザープログラマーの

松武秀樹。

 

まさに当時の最強の布陣で取り組んだ

このツアーの音源はたくさんあるが、

同じ曲でも一度として同じ演奏はなく、

バラエティ豊かな即興性を楽しめる。

「東風」はこのバージョンが、

最も疾走感・アグレッシブさを感じる。

 

YMOは1970年代に後の日本のポップス、

ニューミュージックの原型を創り上げた

「はっぴえんど」「ティン・パン・アレー」という

2大バンドの中心メンバーとして活躍した細野晴臣が創設。

 

細野は「エキゾチカ」と称されるジャンルの音楽

――西洋人が解釈する東洋の音楽――に影響を受けて、

これをシンセサイザーなどの電子楽器を駆使し

てやってみたらどうか?

という野心的な試みを抱いて

YMOのコンセプトを練り上げた。

 

ただし、たんなる実験で終わることなく、

インターナショナルな商業的成功を目指し、

坂本・高橋と共に独自のサウンドを追求した。

 

細野としては1970年代を通して、

日本のポップミュージックが

英米に劣らないレベルまでスキルアップしたことを確信し、

世界に打って出ようという強い意思があったのだろう。

 

彼の目論見は功を奏し、

YMOは日本のバンドとして

最も大きな世界的成功を収めた。

 

国内では社会現象を巻き起こし、

僕もこの頃、長髪をやめてテクノカットにしたり、

シャツのボタンを喉もとまできっちり締めたりしていた。

 

彼らの登場は新たに「テクノポップ」という、

それまでにない音楽ジャンルを産んだ。

近代ポピュラー音楽史のエポックメイキングになり、

当時はもちろんだが、

YMOはむしろ近年のほうが評価が上がっている感がする。

 

いま聴いても抜群に新鮮でキレのある演奏

(特に細野ベースと高橋ドラムの凄さ!)から、

あの時代の空気と共に、

若々しかったメンバーらの熱いエネルギーが伝わってくる。

 

 

エッセイ集:音楽

ポップミュージックを

こよなく愛した

僕らの時代の妄想力

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烏山寺町のネコ寺

 

世田谷区の千歳烏山に近い烏山寺町でお寺の取材。

この地域には大正末期の関東大震災のとき、

浅草や築地あたりで被災した26ヵ寺が

こぞって引っ越してきて集まっている。

東京西部でこれだけのお寺が集まっているところは、

ここだけ。

 

寺町ができる前はもちろん一面の農地で、

このあたりから1キロほど先の千歳烏山駅まで

ズドーンと見渡せたそうだ。

 

訪れたのはその中の一つ、

首都高速からすぐのところにある乗満寺。

 

このお寺の境内には20歳になるネコがいて、

めっちゃ人なつっこい。

スマホを向けたら嬉しがってニャーニャー寄ってくる。

近すぎてちゃんと撮れないだけどにゃあ。

 

奥さん(坊守さん)がネコ好きらしく、

この長老ネコの「みいちゃん♂」を筆頭に

5匹のネコが暮らしており、

時々、というか、けっこう頻繁に

ノラネコも何匹か遊びに来て、

勝手にめしを分捕っていくらしい。

 

月に1回「ねこ茶房」をやっていて、

住職の話とセットでお寺のネコと遊べる日を設けている。

 

普段の日でも、運が良ければ

境内でウロウロしているみいちゃんに出逢えるかもニャー。

 

 

 

動物をめぐる面白エッセイ集

神ってるナマケモノ

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少子高齢化の先にある死亡者激増・労働人口激減社会

 

エンディングライターとしての仕事で、

昨日・今日とパシフィコ横浜で開かれた

「フューネラル・ビジネスフェア」を取材した。

葬儀・供養・終活。

エンディングに関わるビジネスの領域は年々広がっている。

 

統計によれば現在、年間140万人が死亡する。

ピークは2040年で、死亡者は167万人に上る予測。

あと18年だが、自分もこのあたりか?

 

少子高齢化社会の先には

「死亡者激増・労働人口激減社会」が待っている。

2065年には、日本の労働人口は現在の6割程度になるという。

 

こうした社会の到来に備えて政府では、

いろいろなデジタルデータを集めて、

人生を一気通貫する、

いわゆる「ゆりかごから墓場まで」の

支援プランを構築中とのこと。

 

よく言えば手厚いサポート。

悪く言えば強固な管理体制。

あまり愉快な話題ではないが、

これもまた「持続可能な社会」の

必然的要素なのだろう。

 

僕たちは短期的には個を主張するが、

長い目で見れば、やはり広大な社会の、

長大な人類史の一細胞として生きている。

 

 

エッセイ集:エンディング①

世界のENding Watch

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世界の伝統的な葬儀・供養の風習、

現代の終活・エンディング事情を知る

エッセイ集。

 


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「てるてる男とふれふれ女」キャンペーン終了

 

無料キャンペーンは本日16:59で終了しました。

ご購入ありがとうございました。

面白かったらAmazon Kindleのサイトにレビューをお寄せください。

 

今後もおりべまことの作品をよろしくお願いいたします。

 

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●茶トラのネコマタと金の林檎 ¥300

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●あなたもごはんでできている ¥300

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●いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル ¥300

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●ロンドンのハムカツ ¥300

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★新刊予告:7月上旬発売予定

次回の新刊は、エッセイ集:エンディング

「死ぬまでジタバタしようぜ」(仮題)

どうぞお楽しみに!

 


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「てるてる男とふれふれ女」無料キャンペーン 明日限り

 

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明日6月12日(日)16:59まで!

 

いつも天気のことを気にして生きてきた二人だが、

その時だけは違った。

若くて健康だったので直観が働いたのだ。

もしかしたら傷つくことになるかもしれないなんて露とも考えず、まっすぐに思いをぶつけ合った。

大きな街の中心にニョキニョキと立つ高いビル。その谷間にある丸い広場の片隅。

夕闇が辺りを包んでいた。

「好きだ」と男は言った。

「あたしも」と女は言った。

とても純粋な恋だった。

問題はただ一つ。

男は晴れ男で、女は雨女であること。

星のめぐりが最高な運命のデートの日は晴れるのか、どしゃ降りになるのか。

はたまた間を取ってくもりになるのか。

女は耐えきれない思いを抱いて、男に長い手紙を書いた。

 

恋と結婚と幸福と人生の行く末を描く、

おかしくてセンチメンタルな短編小説。

 

ご購入ありがとうございます。

面白かったらレビューをお願いします。

 


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週末の懐メロ86:リトル・グリーン/ジョニ・ミッチェル

 

1971年リリース。

米国ローリングストーン誌が2020年に選出した

「史上最高のアルバム500枚」で

堂々第3位に選出された名盤『Blue』の収録曲。

 

アメリカでは並みいるスターアーティストを差し置き、

ジョニ・ミッチェルの評価は断トツに高いようだ。

女性アーティストの中では、

アレサ・フランクリンと並んでトップと言っていいだろう。

 

確かに優れたシンガーソングライターだが、

最盛期ともいえる70年代、

彼女はここまで人気があっただろうか?

 

少なくとも僕の印象は割と地味で玄人好み、

日本人の女性フォーク歌手にちょっと影響を与えた人、

ぐらいだった。

 

どうして近年、すでに現役とは言えないミッチェルが

これほどまでに評価されるようになったのか?

その秘密を解くカギが、

この「リトル・グリーン」という曲の中に潜んでいる。

 

歌詞は大まかにこんな感じ。

 

かに座に生まれた女の子

この子に似合う名前を選んだ

グリーンと呼ぶわ 冬の寒さに負けないように

グリーンと呼ぶわ 彼女を産んだ子どもたちもね

リトル・グリーン、ジプシーの踊り子になって

 

子どもを持った子どもの偽り

家に嘘をつくのはもう嫌なの

あなたは書類にファミリーネームでサインする

悲しいの、ごめんなさい、でも恥ずかしいとは思わないで

リトル・グリーン、ハッピー・エンドになって

 

「リトル・グリーン」は実体験に基づく歌である。

ここでいう「グリーン」は、

ミッチェルが実の娘に付けた名前であり、

その親になった女と男を「青二才」と揶揄する呼び名でもある。

 

歌詞の中の「彼女を産んだ子どもたち」とは

母親である自分自身、そして恋人だった実の父親のこと。

 

この歌を歌う6年前の1965年、

まだカナダの無名の貧乏アーティストだったミッチェルは、

トロントの慈善病院で女の子を産んだ。

 

避妊の知識も乏しかった時代の、

望まない妊娠・出産。

当時、カナダでは中絶は法で禁じられていた一方、

未婚の女性が母親になることは罪を背負うことだった。

 

父親である前の恋人も、

新しく現れ結婚を申し込んだ男も、

赤ん坊に対してはひどく臆病で責任を逃れようとした。

 

まだ子どもだった若い彼らにとって、

赤ん坊を抱え込むことは、

アーティストになる希望の道が閉ざされることと

イコールに思えたのだろう。

 

結局、ミッチェルは生後6か月の娘を養子に出し、

アメリカにわたる。

「リトル・グリーン」を書くのは、その1年後の1966年のこと。

そして、その頃からシンガーソングライターとしての

天才を開花させる。

 

1968年のデビューアルバム発表後、

彼女は目を見張る勢いで、

世界のポピュラーミュージックの

メインステージに駆け上がる。

 

そして長い年月が流れたあと、運命は劇的な変転を迎える。

1997年、53歳になっていたミッチェルは、

当時32歳、すでに1児の母になっていた娘と再会する。

1971年、アルバム「BLUE」に

「リトル・グリーン」を収めて26年後、

養子に出して32年後のことだ。

 

親子は心から再会を喜び合った。

しかしその後、マスメディアの報道の嵐によって、

歌の通りに「ハッピーエンド」とはいかない事態と

なっていったようだ。

 

人の感情は大海に浮かぶ小舟のように、

ちょっとした波に簡単に揺らぎ、時には転覆してしまう。

 

いずれにしても、このストーリーを知る前と知った後では

「BLUE」の、そして「リトル・グリーン」の印象は

大きく変わってくる。

 

近年、ジョニ・ミッチェルの評価が高まっているのは、

楽曲そのものだけでなく、

こうした彼女の人生にまつわる劇的なドキュメンタリーが

大きく作用しているような気がしてならない。

 

「女性と子どもを大切にする」という

社会意識を深めるためにも、

ジョニ・ミッチェルをもっと評価しようという声が

強まっているのだ。

 

音楽ビジネスの世界に発言力のある女性が増えたことも

その一因だろう。

自由で開放的で先進的に見える映画や音楽の世界も、

つい最近まで男性権力者による支配が横行し、

パワハラ、セクハラの温床であったことが暴露された。

 

すでに60年近くに及ぶミッチェルの音楽キャリアと

優れた楽曲群は、

女性と子どもの未来に光を投げかけるものとして、

これからも評価はますます高まるものと考えられる。

 

 

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人生は長くて短い

 

 

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「てるてる男とふれふれ女」では、

天気と人の運命について書いてみた。

人生は長くて短い。

還暦を超えて、やっとそうした言葉を実感できるようになった。

そして昨日、ちょっとそれにリンクするような出来事があった。

 

本を出したい、ということで代筆の依頼を受け、

2回ほど取材も行っていたが、

昨日、その人のご家族の重病が発覚。

今後の取材の予定がいったんキャンセルされた。

おそらくこのまま継続するのは難しく、

この案件自体がキャンセルになるか、

長期凍結ということになるだろう。

 

人生にはいろいろなタイミングというものがある。

運・不運の波は定期的にやってくるが、

それはなかなか予知できない。

(占いに頼る人が多いのも頷ける)

 

災害や疫病、金融恐慌だってある。

それを完璧に免れるのは不可能だ。

 

人生設計とか、あれこれ長期計画を立てるのもいいが、

今やりたいこと、できることを先延ばしにしていると、

天気が荒れて実現困難になるかも知れない。

一度時機を逃すと、

そのチャンスは永遠にめぐってこないかもしれない。

 

漠然とした不安に煽られて、お金をため込んで、

結局、節約生活だけが生きがいになって

人生終わってしまう人もいるという。

 

やりたいことがある人、

ずっと心にため込んでいる人は、

我慢と解放のタイミングをちゃんと考えた方がいいと思う。

 

 


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てるてる男とふれふれ女  無料キャンペーン継続中

 

いつも天気のことを気にして生きてきた二人だが、

その時だけは違った。

若くて健康だったので直観が働いたのだ。

もしかしたら傷つくことになるかもしれないなんて露とも考えず、まっすぐに思いをぶつけ合った。

大きな街の中心にニョキニョキと立つ高いビル。その谷間にある丸い広場の片隅。

夕闇が辺りを包んでいた。

「好きだ」と男は言った。

「あたしも」と女は言った。

とても純粋な恋だった。

問題はただ一つ。

男は晴れ男で、女は雨女であること。

星のめぐりが最高な運命のデートの日は晴れるのか、

どしゃ降りになるのか。

はたまた間を取ってくもりになるのか。

女は耐えきれない思いを抱いて、男に長い手紙を書いた。

 

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おとなも楽しい少年少女小説第9弾!

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若者だらけのEND展

 

「お、おれがいちばん年上じゃん!」

END展、先日行ったのは関係者向けの内覧会だったので、

昨日、一般公開の様子を探りに行ってみた(本日で終了)。

 

油断してたら事前予約の枠がいっぱいになってしまってて、

「当日券あるかも」とサイトに書いてあったのを信じて

ヒヤヒヤしながら行ったら、入れてもらえてホッ。

僕と同様、「事前予約が取れなかったので」という人も

けっこう大勢、受付に集まっていた。

 

主催者は「50代~60代はがメインの対象」と言っていたが、

入ってみたら、僕より若い人ばっか。

見た目、20代の人が一番多かったような気がする。

 

若くてカッコいい女の子ばっか見てたからだろ、

と突っ込まれたら「はい、そうです」

と言わざるを得ないが。

 

たまたまだったのかもしれないけれども、

マジで多かったのは20代・30代。

10代のおぼしき子も少なからずいたと思う。

僕はほとんど最年長の部類だった。

 

しかし、よく考えれば当然かもしれない。

おそらくリアルにENDに近い高齢者とか、

その一歩手前の人たちの多くは、

死がどうのこうのなんて

考えたくないし、向き合いたくない。

 

若ければ、それはまだ遠い先にある、

一種のファンタジーとして受け止められる。

 

実は「死」というコンテンツは、

年寄りのものでなく、若者のものではないか。

 

生とは?愛とは?自由とは?人間とは・・・

 

子どもからおとなになる頃、そういったことを考えながら、

いろいろな芸術・文化に触れて

自分ならではの世界観を作っていくのは、ごく自然なこと。

 

むしろ最近のように、社会に要請に応じて、

若い頃から仕事一辺倒、金儲けオンリー、

生産活動ばっかりみたいな人生のほうがおかしいと思う。

 

10代や20代が死について、

そしてそれと同時に「どう生きるかということ」に

考えをめぐらすのは全然おかしくない。

 

オーバー還暦もまた、

そうした10代・20代の心情に還っていくといいと思う。

 

展示の最後に

「死ぬまでにやりたいことは?」

「印象的な死のエピソードは?」

という問いがあって、ボードに自分の回答を書いた紙を

貼り付けられるコーナーがあるのだが、

あふれんばかりの回答でボードが真っ白になっていた。

 

それぞれ10個ずつくらい読んでみたが、

ジョークっぽいのからシリアスなのまで

いろいろあって面白かった。

とても全部読み切れなかったので、

ぜひ主催者さんにサイトに上げてほしい。

 

 

電子書籍

「てるてる男とふれふれ女」

梅雨入り記念無料キャンペーン

6月12日(日)16:59まで実施中

晴れ男と雨女が恋をした。

恋と結婚と幸福と人生の行く末を描く、

 

おかしくてセンチメンタルな短編小説。

 


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てるてる男とふれふれ女 2022梅雨入り無料キャンペーン

 

 

♪6月6日に雨ざあざあ降ってきて

カエルかな?カエルじゃないよ、アヒルだよ~、ガァ。

 

というわけで、昨日から関東甲信地方は梅雨入り。

というわけで、

 

梅雨入り記念無料キャンペーン5日間実施!

6月7日(火)17:00~12日(日)16:59

おはなし

 

いつも天気のことを気にして生きてきた二人だが、

その時だけは違った。

若くて健康だったので直観が働いたのだ。

もしかしたら傷つくことになるかもしれないなんて

露とも考えず、まっすぐに思いをぶつけ合った。

大きな街の中心にニョキニョキと立つ高いビル。

その谷間にある丸い広場の片隅。

夕闇が辺りを包んでいた。

「好きだ」と男は言った。

「あたしも」と女は言った。

とても純粋な恋だった。

問題はただ一つ。

男は晴れ男で、女は雨女であること。

星のめぐりが最高な運命のデートの日は晴れるのか、

どしゃ降りになるのか。

はたまた間を取ってくもりになるのか。

女は耐えきれない思いを抱いて、男に長い手紙を書いた。

 

恋と結婚と幸福と人生の行く末を描く、おかしくてセンチメンタルな短編小説。

 


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ゴールデンカムイ:明治時代は文化のゴールドラッシュ

 

今さらと言われそうだが、ここのところ、

「ゴールデンカムイ」にはまって

毎晩、Amazonでアニメを一気見している。

ちょっと前に連載が完結したところだが、

マンガはまだ読んでない。

 

「鬼滅の刃」は大正、こちらは明治。

さすがジャンプの目の付けどころは鋭い。

幕末、明治、大正、昭和。

現代にいたるまでの日本の150年ほどの時間は、

現代ではありえないリアルなドラマにあふれている。

ここに埋まっている資産を掘り起こすのは、

いわば文化のゴールドラッシュ。

 

日露戦争終結後の明治終盤、

1900年代後半の北海道を舞台にした

「ゴールデンカムイ」。

その面白さの要素はたくさんあって、

とんでもなくバラエティ豊かで充実した内容。

そして現代風の味付けもおいしい。

 

もうすでにいろいろな人が、

いろいろなところでこの作品を語っているが、

僕にとって最もインパクティブなのは、

明治という時代とそこで生きる

兵士・軍人が実にリアルに、

そして面白く描かれているところである。

 

さすが青年誌に連載されたマンガだけに

ここに出てくる兵士たちは、

べつにサイコナントカの超能力を使ったり、

必殺のカントカビームなどを発射するわけではない。

それぞれ現実的な範囲内で、

超人的な戦闘能力を発揮する。

 

こんなこと人間ができるのかと思う部分もしばしばで、

「マンガだから」と言ってしまえばそれまでだが、

僕はそれだけではないと思う。

これは現代とは異なる次元、

つまり過酷な自然、

まだ科学や医学や各種のテクノロジーが発展途上の環境、

さらに、戦場という命のやり取りをする極限状況、

といった中で生き、活動しているので、

脳のリミッターがはずれ、

それぞれが持っている潜在能力が発動するのだろう。

みんな天才戦闘家になるわけだ。

 

明治の男たちの強さ・凄まじさ、

それと裏腹な優しさ・愉快さについては、

昭和時代からいろいろな伝説があり、

中にはかなり誇張されているものもあると思うが、

基本的に僕はそうした伝説を信じている。

信じた方が面白い。

 

同時にこのマンガを読んで感じるのは、

おそらく命のやり取りをしなくては生きている

実感が得られない人間、

つまり戦争という状況がなくては生きられない人間

(たぶん、ほとんど男)が

必ず社会に存在するのだろうなということ。

 

特に幕末から明治、大正、昭和初期は、

そうした男たちにとっては生きやすい時代、

居場所のある時代だったのだと思う。

 

やっかいだが平和な現代でも

そういう男たちは一定数はいる。

遺伝子のなせるわざなのか、

いつの時代でも数パーセントはいるのだ。

今回のロシア・ウクライナ戦争でも、

日本から数十人が兵士に志願したという。

彼らは戦争という極限環境を求めていて、

自衛隊の演習などでは満足できないのだろう。

 

このマンガの作者の野田サトル氏の曽祖父は、

日露戦争の兵士だったと言うが、

そうした日本人の血のなかの遺伝子とか、

霊魂といったものも、100年以上の時を超えて、

現代人に何か刺激を与え、

行動を起こさせようとしているのかもしれない。

そんなことを考えると、

単純に戦争=悪とはいえなくなる。

自分だってこういうマンガを読んで楽しんでいるわけだし。

 

本当に面白い「ゴールデンカムイ」。

実写映画化も決まったようで、

興味はあるが、心配でもある。

 

最近はこういうダイナミックな物語は、

マンガやアニメのほうが感情移入できるし、

想像力を広げて楽しめる。

 

よほど自分が好きな俳優が出ているならいいが、

そうでないと実写にはがっかりさせられるケースが多い。

実写映画・ドラマよりもマンガ・アニメ。

それもまた時代のせいだろうか。

 


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END展と「RE-END 死から問うテクノロジーと社会」

 

 

スマホ頭の骸骨に「かごめかごめ」をされている、

花束を持った子ども。

その子を鳥や動物たちが見つめている。

 

漫画家・五十嵐大介が描いた

奇怪でありながらユーモラスなイラストの表紙は、

現在の僕たちの姿であるように思える。

 

「死から問うテクノロジーと社会」という

ものものしいサブタイトルがついているが、

中身はとてもポップでバラエティ豊かな内容で、

けっして難解な研究書の類ではない。

 

今月8日まで二子玉川で開かれているEND展は、

昨年11月に六本木のアートスペースで行われた、

このサブタイトルと同名の展覧会をベースに、

少しアレンジを加えたものだ。

 

キュレーターの塚田有那さんの話によると、

私たちが今見ている世界・社会とはどういうものなのか、

誰にもいつか必ず訪れる「死」から

問いかけていくことはできないか?

という発想から展示のアイデアが生まれたという。

END展とこの本の内容は密接にリンクしており、

フクロウみたいな不思議な鳥のポスターも、

この本の冒頭に入っている五十嵐大介・作の

「遠野物語より」を転用している。

 

「遠野物語」は民俗学者・柳田国男の作品で、

民俗学、さらに広く言えば文化人類学を

日本に根付かせた名著だが、

これを現代風の漫画にアレンジして

トップにに持ってきたことが

この本の性格(=END展の性格)を表している。

 

塚田さんは責任編集者でもあり、

まえがきの最後にこう書いている。

 

本書では、民俗学や人類学、

情報社会学や人工知能研究まで、

さまざまな識者の方々に寄稿や対談、

インタビューにご協力いただき、死をテーマに

それぞれの視点から論じていただいた。

テクノロジーがいやでも絡み合う現代において、

いま一度、生と死という永遠の連鎖に思考を委ねるとき、

これからの社会を見据える

新たな視座が見つかれば幸いである。

 

冒頭だけでなく、章の合間合間に

短編マンガが入っていることも特徴で、

これもEND展で活かされている。

その一つ、「うめ」というユニットによる

「ようこそ!わたしの葬儀へ!」は、

8頁ほどの話だが、某世界的IT企業のCEO

(GAFAのカリスマ経営者みたいなイメージ)の

葬儀を描いたものだが、

現代的・近未来的な死と葬儀の

エッセンスを詰め込んだ傑作で、

 

「死後、個人データを合成してバーチャル上に

復活できるとしたらしたいですか?」とか、

 

「もし死者とVR上で会えるとしたら会いたいですか?」

とか、

 

「過去の偉人の知性や人格をAIで復活させて

国を統治できるとしたら賛成ですか?」とか、

 

けっこうラディカルな質問に対する

回答データも盛り込まれている。

(この本の制作集団 HITE-Mediaの

独自に行ったアンケート調査にもとづくもの)

 

このまま何となく齢を取って、

漫然とくたばるのは嫌だと思っている人、

また、未来はどうなるのだろう、

子どもたちはどんな社会を生きるのだろうと

考えている人は、

「END展」を観たり、

「RE-END」を読むことは

自分の思考や行動を変える

大きなきっかけになるかもしれない。

 

電子書籍「世界のEnding Watch」

人間はいつの時代も死がもたらす恐怖や悲しみ・寂しさを様々なやり方で克服しようとしてきた。

世界中にある葬儀供養の文化・風習はその集積だ。しかし近年、先進国ではそれが急激に変化している。世界の死の昔と今を俯瞰しながら楽しむエッセイ集。


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週末の懐メロ85:ラジオスターの悲劇/バグルス

 

1979年の世界的大ヒット曲。

「Video Killed Radio Star」

(ビデオがラジオスターを殺っちまった)

というリフレインが耳に残り、

邦題も一度聞いたら忘れられない秀逸さ。

 

ビデオという新しいメディアが世の中に現れ、

ラジオスターの仕事がなくなってしまったという、

ちょっとシニカルな内容だが、とてもポップで楽しい曲だ。

 

トレバー・ホーンとジェフ・ダウンズのバグルスは、

それまでのプログレと、

新興のニューウェーブの間を行くような

とてもユニークなバンドだった。

 

今ではYouTubeなどで、かつて幻のライブとか、

伝説のコンサートとか言われた映像も

見放題・聴き放題になっているが、

従来、音楽は基本的には音だけ。

ヒットソングはいつもラジオから生まれていたのだ。

 

そうした環境が激変したのがこの頃から。

ホームビデオが一般に普及し始めたのはもう少し後だが、

アーティスト(とレコード会社)は

ミュージックビデオを頻繁に作るようになり、

それがテレビでバンバン流れるようになった。

音楽の「聴く」と「観る」の比重はほぼ半々になった。

 

「ラジオスターの悲劇」も皮肉にも、というか、

なかば戦略的にビデオ化された。

いかにもミュージックビデオ初期の映像でござるという

チープさが目立つが、それが今となっては

却って味になっていて、とても楽しめる。

レトロでコミカルなSF仕立てになっていて、

曲の内容と雰囲気をうまくビジュアル化していると思う。

 

バグルスの活動期間は短かったが、

この曲が入っている1980年発売のアルバム

「The Age of Plastic」

(邦題はこの曲と同じ「ラジオスターの悲劇」)は

プログレポップな曲がいっぱい入っていて、

現代よりもなんだか未来っぽくて面白い。

 

日本ではYMOに代表されるように、

1980年代の始まりは、

明るてちょっとオモチャっぽい未来と

ダークな世紀末がいっしょにやって来たような時代だった。

「21世紀」という言葉にも

まだワクワクするような熱い思いが感じられた。

 

でもラジオがビデオに殺されてしまうようなことは

なかった。

ラジオスターも生き残り、また僕たちに語りかけ、

素敵な音楽を届けてくれる。

 


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井上ひさしと笑いについて

 

図書館でふと井上ひさしさんと目が合ったので、

久しぶりに読んでみた。

 

最も大作家らしくない大作家・井上ひさし。

中高生の頃に最もよく読んだ作家である。

小説も戯曲も面白かった。

「青葉繁れる」「モッキンポット師の後始末」などで笑い、

「四十一番の少年」で泣いた。

 

高校演劇で「11匹のねこ」をやったが、

ラストは本当に衝撃的で、

1970代後半の演劇をやっていた高校生らに

甚大なトラウマを残した。

 

僕がやったのは、出世した仲間たちにうとまれ、

最期まで変わらずノラネコであり続ける

のんだくれのネコの役だった。

 

あの人生観はその後、45年ほど生きてみて

現実のものとして味わっている。

 

この「ふかいことをおもしろく」は、

NHKがやった「100年インタビュー」を

本にしたものだが、薄いし字も大きいのですぐに読める。

けれども中身は濃厚だ。

 

ひどく心に刺さったのが、15番目の章の「笑いとは何か」。

三谷幸喜が台頭する前、

井上ひさしは喜劇作家の第一人者だった。

 

以下、一部抜粋。

 

苦しみや悲しみ、恐怖や不安というのは、

人間がそもそも生まれ持っているものです。

人間は、生まれてから死へ向かって進んでいきます。

それが生きるということです。

途中に別れがあり、ささやかな喜びもありますが、

結局は病気で死ぬか、

長生きしても結局は老衰で死んでいくことが決まっています。

この「生きていく」そのものの中に、

苦しみや悲しみなどがぜんぶ詰まっているのですが、

「笑い」は入っていないのです。

なぜなら、笑いとは、人間が作るしかないものだからです。

それは、一人ではできません。

そして、人と関わってお互いに共有しないと

意味がないものでもあります。

 

久しぶりに笑いについて考えさせられた。

 

世の中も全体に笑いは低調なように感じる。

正直、いま、テレビやインターネットで

笑いを売り物にしているものは

本当に笑えて、面白くて、感心できるものはごく少ない。

なんだかとても底が浅いのだ。

浅瀬でチャプチャプ

お笑いごっこをやっているような印象がある。

 

むしろいっしょにいるカミさんや義母のほうが

笑わせてくれる。

 

僕もできるだけ自分が書くものは、

どこかでちょっとは笑えるように、

と思って工夫しているつもりだが、

どうもここのところ、あんまりうまくいってない。

また井上さんの小説や芝居を読もうと思う。

 


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新刊本日発売「てるてる男とふれふれ女」

 

いつも天気のことを気にして生きてきた二人だが、

その時だけは違った。

若くて健康だったので直観が働いたのだ。

もしかしたら傷つくことになるかもしれないなんて

露とも考えず、まっすぐに思いをぶつけ合った。

大きな街の中心にニョキニョキと立つ高いビル。

その谷間にある丸い広場の片隅。

夕闇が辺りを包んでいた。

「好きだ」と男は言った。

「あたしも」と女は言った。

とても純粋な恋だった。

問題はただ一つ。

男は晴れ男で、女は雨女であること。

星のめぐりが最高な運命のデートの日は晴れるのか、

どしゃ降りになるのか。

はたまた間を取ってくもりになるのか。

女は耐えきれない思いを抱いて、男に長い手紙を書いた。

恋と結婚と幸福と人生の行く末を描く、

おかしくてセンチメンタルな短編小説。

 


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安西水丸「青の時代」のシュールな詩情

 

僕にとって安西水丸といえば、

1980年代の村上春樹のエッセイ集

「村上朝日堂」などのイラストでなじみがある。

 

いわゆるヘタウマっぽい、とてもシンプルで

ちょっとトボけた味のある絵で好きだった。

2014年に亡くなったのを聞いた時は、

もうあの絵が見られないことにけっこうがっかりした。

 

じつは安西水丸氏はイラストだけでなく、

小説やエッセイストを書いたり、

デザイナーであり、絵本作家でもあった才人である。

 

これは彼が30代の時に

1970年代の伝説の漫画雑誌『ガロ』で発表したマンガ。

というか、絵物語とかアートに近い。

 

舞台はおもに彼が少年時代を過ごした

千葉県房総半島の海辺の町。

 

時代はもちろん昭和なのだが、

どこか時間を超越した異郷のような風景が、

独特のシンプルな線の絵で描かれており、

どこか寺山修司の世界と共通するシュールさがある。

 

奇妙な顔をした、

おそらく作者自身をモチーフにした少年と、

それを取り巻くエロチックで、

陰と哀しみをたたえた女たち。

怖ろしいほどの引力を持った詩情あふれる世界。

 

改めて安西水丸の才能に圧倒され、

何度も読み返してしまう。

 

最後に収録されている「二十面相の墓」は

作家・嵐山光三郎の小説を漫画化したもの。

 

発行はCrevisという会社で、

1980年に青林堂から出された同タイトルの復刻版である。

 

娘である安西カオリ氏が序文を、

嵐山光三郎氏が解説。

同作に関する水丸氏の1994年の

インタビューも収録されている。

 


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おとなも楽しい少年少女小説新刊 「てるてる男とふれふれ女」

 

晴れ男と雨女がちょっと不安定な恋をした。

だいじょうぶ、人生に完璧はあり得ない。

結婚するかどうかを決める運命のデートの日は

曇でオッケーという男。

そして女は男に長い手紙を書いた。

お天気を左右する二人の運命の軌跡を描く短編小説。

6月1日発売予定。

 


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週末の懐メロ84:さよならレイニーステーション/上田知華+KARYOBIN

 

1980年リリース。

昭和の時代、列車は人生の旅路を表すモチーフであり、

駅はそれぞれのドラマが交錯する舞台だった。

だから駅を題材に別れや旅立ちを描いた歌が

たくさんあった。

この曲もその一つで、いわば「なごり雪」の雨バージョン。

 

けれども素晴らしく新鮮だった。

 

フォークでも歌謡曲でもない、

クラシックを基調としたポップス。

いや、ポップスの姿をしたクラシック。

 

こんなユニークな音楽を創っていたのは、

昔も今も、そして世界中を見渡しても、

上田知華+KARYOBIN(カリョービン)だけだ。

 

グループの中心・上田知華は、東京音楽大学在学中に、

みずからのピアノとヴォーカルに

弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、チェロ、ビオラ)を

組み合わせた

ピアノクインテットを結成し、1978年デビュー。

 

KARYOBIN(カリョービン)は「迦陵頻伽」。

仏典における上半身が人で下半身が鳥、

美しい声で歌うとされる想像上の生物。

西洋のセイレーンや人魚に似ている。

 

4年間に通算6枚のアルバムをリリースし、

クラシックの技術・表現力を基盤にした、

数多の優れた楽曲(すべて上田のオリジナル)

を生み出した。

 

特に当時の人気イラストレーター・山口はるみが

ジャケットデザインを担当した

3~5枚目のアルバムの充実度は抜群で、

「パープルモンスーン」や「秋色化粧」は

コマーシャルソングとして使われ、ヒットした。

 

「さよならレイニーステーション」は、

3枚目のアルバムのラストナンバーで、

ライブのラスト、アンコールとしても

よく演奏されたようだ。

 

数秒で涙腺が緩むようなイントロのストリングス。

美しく品格があり、

それでいて親しみやすいメロディライン。

のびやかで繊細な歌唱、

胸の奥深くに余韻を残す五重奏の劇的なエンディング。

このグループの魅力を凝縮した代表曲である。

 

KARYOBINでの活動と作曲力が高く評価された上田知華は、

この頃から松田聖子らアイドル歌手に

数多くの楽曲を提供していた。

 

この曲も当時のアイドル・倉田まり子が歌っていたが、

表現力と音楽の品格の面で

オリジナルははるかに上回っている。

 

上田はグループ解散後、

ソロアーティスト・作曲家として活動。

テレビドラマの主題歌になった今井美樹の

「PIECE OF MY WISH」がミリオンセラーになった。

 

ひとり暮らしを始めた頃、

プログレやテクノやニューウェーブを聴く一方で、

清涼な湧き水のような潤いを与えてくれた

KARYOBINのレコードは、

不安定な心を癒し、

人生の一時期を支えてくれた。

 

あれから40年あまりの月日が流れた。

 

知らなかったが、コロナ前の2018年、

KARYOBIN40周年の復刻盤CDBOXが発売され、

記念のコンサートも開かれたという。

 

しかしその後、上田知華さんは病に倒れた。

ちょうど1ヵ月前の4月27日、訃報が公にされ、

半年前、昨年(2021年)の9月に

亡くなっていたことが伝えられた。

 

音楽人生をやり遂げたのだろうか。

才能をすべて出しきっての終わりだったのだろうか。

そう信じたい。

 

たくさんの美しい曲をありがとう。

心からご冥福をお祈りします。

 

さよならレイニーステーション

きみを忘れはしない。

 


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ポップにアートに生と死を考える「END展」

 

話題にするには気が重い。

出来れば避けて通りたい。

先送りしてしまいたい。

けれども誰ひとり逃れることのできない「死」。

 

そのドーンと暗いテーマと、

芸術的・学術的かつポップなノリで

向き合ってみようという「END展」。

 

今日は会場である二子玉川ライズのスタジオまで

メディア向けの内覧会に行ってきた。

 

率直な感想は、めっちゃ面白い!

 

エンタメでありながらアート。

気軽でありながら、深淵。

老若男女問わず、すべての世代が親しめる

偉大な日本のマンガ文化を活かし、

見る者の思考とイメージを刺激する、斬新な企画だ。

 

会場は「魂のゆくえ」「終わりの選び方」

「死者とわたし」「老いること生きること」

といったパートにわかれ、

それぞれ天才バカボン、怪獣の子供、コジコジ、

ゴールデンカムイ、トーマの心臓、リバーズエッジ、

AKIRA、寄生獣など、

名作マンガの名場面・名ゼリフなどが各テーマを表現する。

 

その他、

「あなたはもう一度、自分に生まれ変わりたいですか?」

「あなたはご遺体を食べられますか?」など、

刺激的な問いかけに思わず引き込まれてしまう。

 

ただ見て回るだけでなく、積極的に自分で入り込み、

人生を考える、参加・体験型の展示会である。

 

事前予約制なのでどういった人たちが

来場予定なのか聞いてみたら、

シニア層だけでなく、まだ死から遠いはずの

10代・20代も多いという。

 

日本人の死・老後に対する概念、

人生全体のイメージが大きく変わろうとしている。

 

予約は必要だが無料。

自分の人生を見つめ直したいという人にも、

単位に野次馬精神旺盛な人にも超おすすめ。

 

6月8日(水)まで開催中。

 


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インタビューの音声起こしはいつもしっちゃかめっちゃか

 

仕事でインタビューの音声起こしをよくする。

 

短い記事だと、取材時の印象・記憶をメインにして、

録音は適当にざっと聞き飛ばして書いてしまえるのだが、

ある程度のボリュームがあるとそういうわけにもいかず、

まず基本的に話している内容を

そのままタイプして文字に、文章にしていく。

 

特に本を作る時は必須作業になる。

時間が掛かり、骨が折れる、かなりしんどい作業である。

 

最近は自動音声起こしのアプリ・ソフトが出回っていて、

ざっとした内容を自動で文字にしてくれるのだが、

それですごく楽になるかというと、

正直、そうでもない。

かえって自分で手作業でやったほうが

捗る場合が往々にある。

 

もちろん、一つにはそのアプリ・ソフトの性能がある。

有料のものは精度が高く、無料は低い。

でも有料だって完璧ではないので、

結局、五十歩百歩だったりする。

 

たぶん、みんながアナウンサーみたいな喋り方で

ゆっくりめに話してくれれば、

かなり精度の高い起こし文になるんだろうが、

そんなふうに話せ、と相手に要求できるわけがない。

 

何と言っても話しているのは人間なので、

声の大きさも高さも違うし、

喋り方のクセも千差万別。

言い間違いも起こる。

やたらと倒置法を多用する人もいる。

感情が乗ってくれば早口にもなるし、

活舌の良しあしだってある。

 

結果、自動音声起こし機が打ち出す文章は

かなりしっちゃかめっちゃかになる。

 

読んでも、ここは何て言ってるんだろう?

本当にこんなこと言ってたっけ?

ということだらけで、

結局、自分で聴き直して書き直さないとわからない。

 

また、僕のやるインタビューの音声起こしは、

かなり相手の内面に入っていくことを必要とされるので、

ちゃんと録音を聴き直しながら手入力することで

言外の意図・感情が読み取れ、

どんな狙いで彼・彼女がこういうことを話しているのか、

発見できることもあって面白い。

 

ただ、淡々とした会議の議事録とか報告会みたいなものなら

自動音声起こしは機は効力を発揮すると思う。

あとは分量の問題。

この分野の機械化は結構難しい。

 


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メタバースで永遠に生きる

 

コロナ禍の今では考えられないほど、

華やかで感動的だった西城秀樹さんの葬儀から4年が経つ。

 

僕は特別な思いなどなく、

たまたま仕事で青山葬儀所へ出向いたのだが、

全国から集まった1万人を超える

ファンの思念みたいなものが

広い葬儀場に渦巻いていて、本当に圧倒された。

 

葬儀も最初から最後まで素晴らしいものだった。

ご家族の協力と関係者の努力の賜物だろう。

 

最近、好きだったミュージシャンの訃報を知り、

数日、気分がすぐれなかった。

もちろん友人・知人でもなく、

ただ昔、よくレコードを聴いていただけなのだが、

けっこうな喪失感に襲われた。

 

あの時、わざわざ地方から電車に乗って、

自分のダンナまで付き合わせて

集まって来た人たちの気持ちがよくわかる。

 

ちょっと前に「ヴィーズ・プリズマ」という

メタバースのお墓の開発を行っている会社を取材したが、

数年前からインターネット上では

亡くなったスター、アイドル、ミュージシャンなどを偲ぶ

コミュニュティをよく見かけるようになった。

 

西城さんについてのコミュニュティも複数あるようで、

生前の映像を見たり、音源を聴いたりして

ファンになったいう人も珍しくない。

 

メタバースに何らかの墓碑があって

想いを共有する人たちが

いつでもそこにアクセスできるのであれば、

亡きスターは永遠に生きることになるのだろう。

もうそういう時代になっている。

 


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「世界カメの日」に考える  なぜ浦島太郎はリスクを負ってカメを助けたのか?

 

「浦島太郎」のお話の始まりは、

太郎が浜辺でカメが子どもたちに

いじめられているのを助けるところから始まる。

 

勝手に解釈すると、イジメてたわけではなくて

捕まえて殺して食おうとしていたのだと思う。

昔はウミガメを捕まえて食うことなんて

海辺の村では日常茶飯事で、

この子どもたちも親たちから

「今夜のめしはカメ鍋にするから捕まえてこい」と

指図されたのだろう。

ひと家庭では食べきれないので、

村でパーティでもやる予定だったのかも知れない。

 

このカメは産卵するため浜辺に上がってきたところを

狙われたのだ。

これでは逃げようがない。

海辺の村人にとっては年に数少ない、

栄養満点のごちそうにありつく

絶好のチャンスだったのに違いない。

 

それを邪魔した浦島太郎は、子どもらのみならず、

ほとんど村全体を敵に回したと言っていいだろう。

そもそも彼はこの村の人間ではないのではないかと思える。

 

カメを助けるから動物愛護の精神に富んだ

いい人に思えるが、それは現代人の感覚で、

こんなことをしたら、子どもたちが親に言いつけて、

あとから村じゅうの人間から

袋叩きに逢うことは目に見えている。

 

結果的に彼はカメに竜宮城に連れて行ってもらい、

乙姫様と結婚して夢のような暮らしを送るので、

これだけの危険を冒したかいがあったということになる。

まさしくハイリスク・ハイリターン。

投資は大成功だ。

 

助けられるカメは、

現在では竜宮の使者ということになっているが、

一説では乙姫様が化けていたというものもある。

 

産卵しに上がってきたわけだからメス。

辻褄があっている。

ちなみにオスのウミガメが陸上に上がってくることは

ほとんどないようだ。

 

よく考えると、浦島太郎と乙姫様は

かなりミステリアスなキャラクターである。

夫婦だったのか?

愛人関係だったのか?

どうしてあっさり別れたのか?

玉手箱を持たせたのは乙姫の復讐だったのか?

太郎はじいさんになってどこへ行ったのか?

海が舞台ということもあり、

この物語には想像力を刺激される。

 

もしかしたら浦島太郎は

ちょっと過剰な動物愛護の精神を持った

現代のアメリカ人がタイムスリップしてきた

お話なのかもしれない。

 

今日、5月23日は「世界カメの日」。

カメに対する知識と敬意を高め、

カメの生存と繁栄のための

人類の行動を促すことを目的として、

2000年に米国カメ保護会によって制定された

記念日とのこと。

 

人新世(アントロポセン)という新たな地質学的時代、

カレンダーにはいつの間にか、

いろいろな動物の記念日が増えている。

「ナマケモノの日」とか

「ヤマアラシの日」なんてのもある。

 

急激に地球環境を変化さえてきた人類が、

単に保護するだけでなく、動物の声を聞き、

そこから新たな生き方を学ぼうとしているようにも思える。

 


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キラキラネームが踊る未来

 

昨夜、テレビのニュースを見ていたら

子どものキラキラネームについての話題をやっていた。

 

当て字にもほどがある。

個性的というより奇妙奇天烈。

マンガじゃないんだから。

宝塚じゃないんだから。

暴走族じゃないんだから。

なんて読めばいいのか、全然わからない。

今どきの若い親はアホやないか。

あんな名前を付けられた子供がかわいそう。etc・・・

 

非難ごうごうとまでは言わないけど、

上の世代からはネガティブに

とらえられがちなキラキラネーム。

 

でも親たちの話を聞くと、

そう悪くもない、アホでもない、

それなりに子どものことをあれこれ慮って

一見奇天烈な名前を考え出しているようだ。

 

いちばん感心したのは

「将来、セイが変わっても自分に違和感を持たないように」

という意見。

僕は最初、「姓」と勘違いしていて、

「ふーん、親が離婚して今の姓が変わっても

良い響きになるように、ということか」と思った。

じつは自分の息子にも、カミさんの姓になったとしても、

読んでも書いても問題ないように、ということは考えた。

 

しかし、僕は間違っていた。

そんなことは軽い問題だ。

そのお母さんの意図はもっとシリアスな、

その子の人生すべてに関わること。

 

彼女が言ったのは「姓」ではなく「性」。

つまりジェンダーの問題。

男の子として生まれてきたが女性になるかも。

女の子として生まれてきたが男性になるかも。

もし、その子が自分の意思でそう生きると決めたら——

ということまで想定して名前を付けたという。

 

目からウロコがペロッと落ちた。

子どもの名前を考えることは、

この先の時代、その子たちがいおとなになる社会の環境に

思いを巡らせること。

いまどきの若い親は、

劇的に変貌するかもしれない未来を見つめて、

これまでの常識や慣習にとらわれることなく、

思考のネットワークを広げているのだ。

 

当のキラキラネームの子どもたちも、

「お父さんやお母さんが一生懸命に

考えてつけてくれた名前だから好き」

と屈託ない。

 

なんていい子たち、なんてよい親子なんだ!

今までキラキラネームを

ちょっと馬鹿にしていたことを猛烈に反省した。

そして、上の世代は過去のことに拘泥していてはいけない

と改めて思い知らされた。

未来はどうなっていくのか、ちょっとまた楽しみになった。

 


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週末の懐メロ83:チャイルド・イン・タイム/ディープ・パープル

 

1970年リリース。

アルバム「ディープ・パープル・イン・ロック」の挿入歌。

今年発売50周年を迎えた名盤

「ライブ・イン・ジャパン」(1972年)においても

ハイライトナンバーだった。

 

ディープ・パープルは僕にとって、

ほぼ初めてのロック体験だった。

もちろん、その前にもビートルズの曲などは

聴いていたのだが、

当時のロック小僧たちの感覚では

ビートルズはロックではなく、ポップスの範疇であり、

女・子供が聴くものとされていた。

 

酒やタバコをやらないのは男じゃない。

それと同じでロックを聴かなきゃ男じゃない。

1970年代前半、まだ昭和40年代の

日本の地方都市の中学生の間では、

そんなめちゃくちゃな理屈がまかり取っていた。

 

そんなわけで僕は先輩の家で

神聖なる教示を受けるかのように

ディープ・パープルのレコードを何枚も聴かされた。

 

正直、最初は「なんじゃこのうるさい音楽は!」と思った。

しかし、まさしく酒やタバコと同じで

何度か聴くうちに大好きになった。

見事な洗脳である。

 

1枚目のアルバム「ハッシュ」から

ギターのリッチー・ブラックモアが抜けて

トミー・ボーリンに替わった

11枚目の「カム・テイスト・ザ・バンド」まで全部聴いた。

 

それほど好きだったディープ・パープル、

そして日本のロックファンの間でも

圧倒的な人気を誇ったディープ・パープルだが、

20歳を超える頃にはもうあまり聴かなくなり、

その後も最近までほとんど聴いてなかった。

 

同じ60~70年代のハードロック(ヘヴィメタ)でも、

レッド・ツェッペリンが若い世代にも聴き継がれて、

ますます名声を高めているのとは対照的に、

ここ10年ほどの間に、

ディープ・パープルの影は

ずいぶん薄くなったように感じる。

 

ロック史に残る大名盤、ライブアルバムの金字塔

とまで言われてきた「ライブ・イン・ジャパン」さえ、

その地位を落としつつあるのではないだろうか。

 

「ハイウェイスター」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」

「ブラックナイト」などは、相変わらず名曲として

若いロッカーたちに演奏されているのだろうが、

今聴いて面白いかと言えば、そうでもない。

 

ただ、「チャイルド・イン・タイム」は別格だ。

第2期-ディープ・パープル黄金時代とされる

5人による演奏。

 

この時期のパープルナンバーの多くは、

ジョン・ロードのキーボードと

リッチー・ブラックモアのギターのせめぎ合いが

メインの聴きどころだが、

この曲では、イアン・ギランのヴォーカルのすごさが

際立っている。

 

ディープ・パープルの歌は

あまり中身のない歌詞が多く、

それが飽きられたり、

後年の評価がイマイチな要因になっているが、

この曲だけはやたら文学的だ。

 

♪愛しい子よ いつかお前にも見えてくるはずだ

何がよくて何が悪いのかの境界線が

見ろ 盲人の男が世界に向けて発砲する

銃弾が飛び交い 犠牲者が続出する

 

まるで現在のロシア・ウクライナ戦争を重ね合わせても

何ら違和感のない内容だ。

 

ここで歌われる「スイート・チャイルド」は、

兵士として戦場に立つ少年・若者を表している。

時代的に背景にベトナム戦争や

東西冷戦構造があったからだろう。

 

この時代のロックは、表立った反戦歌でなくても、

こうした戦争に抗う精神、世界の危機を憂える気持ち、

怒りや悲しみがモチーフになっているものが少なくない。

 

イアン・ギランもバンドを抜け、ソロになってからも

ずっとこの歌を大事に歌ってきた。

おそらく彼にとってはシンガーとして

最も誇りに出来る曲の一つだったのだろう。

 

終わったと思っていた冷戦・核戦争の危機は、

ただちょっとお休みしていただけで

ふたたびその姿を露わにした。

時代は巡るということか。

ディープ・パープルの黄金時代は懐かしいけど、

もうあの時代に戻りたいとは思わない。

 


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なぜ宝くじに当たるとほとんどの人が破産するのか?

 

先週に引き続き、司法書士の方の本を書くので取材。

その中の項目の一つに

「なぜ宝くじに当たるとほとんどの人が破産するのか?

わたしが絶対破産しない方法を教えます」

というのがあった。

 

彼は宝くじを取り扱うみずほ銀行の仕事もしている。

どういう必要性があるのか、よくわからないが、

みずほ銀行は高額当選者のその後を調べているらしい。

 

「宝くじに当たる」というのは、

もちろん1万円、10万円レベルでなく、億単位の話である。

 

そりゃ前提がレアケース過ぎますよと笑ったが、

話はなかなか面白かったし、感心した。

 

内容はもちろん出版してからしか話せないが、

宝くじで大金が当たった人が取る行動の特徴が

二つあるらしい。

 

人にそのことを話す。

仕事を辞める。

 

黙ってりゃいいのに人に話しちゃうのは、

SNSで「いいね!」が欲しいといった

承認欲求にもとづくものだという。

 

そんなことでしか承認欲求を満たせないのか?

と思うが、どうやら人間心理はそうなっているらしい。

 

万一、僕は当たっても続けると思うが、

ほとんどの人が仕事を辞めてしまうという。

要するに、仕事をカネを稼ぐ手段としか考えていない、

ということだろう。

カネさえあれば働かない。

遊んで暮らしたいというわけだ。

 

なんだかずいぶんと心が貧しい気がする。

承認欲求ってそんなことで得るもの?

あなたのやってる仕事ってその程度のもの?と思う。

何だかこれではお金の従僕である。

でもそれが平均的日本人の本質なんだろう。

 

阿武町の間違い振り込み事件の彼は、

とうとう逮捕されてしまった。

ぼくに言わせれば彼は被害者に近い。

 

とんでもないボンクラミスを犯した町の職員らは

まともな謝罪もなければ、何の責任も取らないようだ。

 

お金で簡単に人生が狂わされること、

 

公務員・議員・官僚・政治家などの

おいしいポジションにつけば、

無責任にのうのうと暮らせること、

 

そして、やっぱりマスコミは

貧乏人の嫉妬心を煽り立てる報道をしちゃうこと。

まぁ、世間の方々が求めているのだからしゃーないよ、

ということだろうか。

そして、そこから透かして見えるのは、

日本人の心の貧しさとムラ社会の現実。

 

そうしたものをこの騒ぎでは、

またもやまざまざ見せつけられた。

 

思わぬ大金が転がり込む幸運(=不運)に出逢ったら、

ぜひかの司法書士の本を手に取ってください。

完成・発行は8月くらいかな?

 


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もし僕が24歳の時、4630万円振り込まれたら?

 

「バカだな。すぐに4630万返しときゃ

こんな大騒動にならなかったのに」

最初そう思ってしまった今の自分。

もちろん、山口県阿武町の間違い振り込み事件のこと。

 

でも、待てよ。

24歳の時、こんなことがあったら、

おれは今みたいに考えたかな?

と思ってしまった。

 

昨日まで限りなくゼロに近かった自分の銀行口座に

ある日突然、4630万円入っている。

びっくりして足が宙に浮く。

 

24の時はバイトしながら演劇やってたので

46万円3千円稼ぐのに3ヵ月以上かかっていた。

それが一晩で4630万円!

 

絶対何かの間違いだろうということはわかる。

だけど、人間のこの方面のメンタルって

そんなに強くてクールだろうか?

ましてや、人生経験の少ない24歳の青年である。

 

足はふわふわ宙に浮き、

頭はキーンとしびれている。

4630万円はそれくらいインパクトがあり、

若者を一種のトランス状態にしてしまう。

 

そんなところへ役所の人間がやってきて

「間違えたから返しなさい」と言われて

素直に「はい、わかりました」と言えるだろうか?

 

いったん口座に記載された4630万という数字が消え、

もとの限りなくゼロに近い数字に戻ることを

そうやすやすと受け入れられるだろうか?

 

おまえどうだよ?と自分に向かって訊いてみたが、

はなはだ怪しい。

 

振り込まれた若者が役所の人間に対して

抵抗感を示したというが、

なんだかちょっとわかる気がする。

 

僕も24だったら、彼と似た言動をとるかもしれない。

いったん自分のものになったカネを返金するには、

尋常でないほど、

怒りと悲しみと痛みと寂しさが伴うと思う。

なにか世のなかの不条理なるものに

打ちのめされたような気持ちになるはずだ。

 

彼は今、めちゃくちゃバッシングされて、

子どもの時の卒業文集までさらされ、

「カネの亡者」にされてしまっている。

さらに実名も公開されてしまった。

 

もちろんすぐにカネを返さなかったのは悪いのだが、

なんだか気の毒な気がしてきた。

そもそもこれは間違って振り込んだ町の役所の責任。

あまりにもおそまつすぎる。

 

どういう事情があったのか、

どういう人が担当者だったのか知らないが、

公金を扱う役所が、4630万円もの大金を振り込むのに

上司や町長クラスがろくにチェックもしてなかったのか?

こんなのも「ヒューマンエラー」で済まされるのか?

 

こんな怠慢で、緊張感のない仕事をやっているのなら、

公務員の数を半分に削ってAIにしてしまったほうが

いいんじゃないかと思ってしまった。

 

それにしてもこんなつまらないことで

人生をズタズタにされてしまうのは

余りにもひどい。

 

さっさとカネ返して、とっとと忘れて

そんな田舎町なんか捨てて、東京で出直せ。

でなければ逆に自叙伝でも書いて(俺が代筆する)、

自分を売り込め、と彼には言いたい。

 


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END展~死から問うあなたの人生の物語~

 

大資本である東急もエンディング領域で

事業を行うようになった。

その事業を担う東急ラヴィエールが

グループ内で進めている活動のいくつかを記事にしたが、

4月から新しく外に向けても発信を始めると言っていた。

 

5月27日(金)から6月8日(水)、

二子玉川で開くEND展は、

おそらくその第1弾。

渋谷など、東急線の駅内で

ポスターを見かけた人もいるかもしれない。

 

東急ラヴィエールからは内覧会の招待状をいただいたので、

また取材するが、マンガという表現を活かした

なかなか面白そうな企画です。

 

入場には予約が必要だが無料なので、

ご興味のある方は二子玉散歩ついでに覗いてみては?

 

以下、リリース要約。

 

人生100年時代。

世界に類を見ない超高齢社会を迎えている日本では、

多様な生き方を選ぶ人が増える中で、

「老後の生活」のイメージは徐々に刷新され、

洗練の兆しを見せている。

 

この展覧会は超高齢社会において、

東急ラヴィエールと、アート&サイエンスを軸に

分野横断的なプロジェクトを遂行する

Whole Universが連携し、

普段あまり考えることのない

死について思いを巡らせる機会を創出することを

目的にしている。

 

展覧会場では、死や人生に関するさまざまな問いを軸に、

テーマと関連する「名作マンガの1シーン」を

セットで紹介するほか、

自分の大切な人へ「最後に伝えたい言葉」を

参加者から事前に募集し、

展示する作品《Type Trance/Last Words(10分遺言)》、

テクノロジーが進展する時代の新たな死のありようを描いた

短編マンガ作品などを展示する。

 


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僕たちはすでにセンチメンタルなサイボーグである

 

現代を生きる人間、

少なくとも都市環境の中、現代文明の中で生きる人間は、

脳だけは生身のままだが、体のその他の部分も、

住環境も「技術=テクノロジー」に頼っている。

当然、あなたも僕も例外ではない。

 

これは世界的なロボット工学者の石黒浩教授の思想である。

 

石黒教授によれば

「人間とは、動物と技術を合わせたものである」。

 

住んでいる家やビルはもちろん技術の賜物であり、

都市部において、人間の手がまったく入っていない

純粋な自然を見つけることは、ほぼ不可能だ。

 

体だって工場で作られた服を着て、

メガネをかけて、常にスマホをいじっている。

内部に人工臓器を入れている人も珍しくない。

人間の活動はすでにその大半が

技術によって支えられている。

(「ロボットと人間」/岩波新書より)

 

「人間とは何か」を追求するために

さまざまなロボット・アンドロイドを開発し、

実証実験・演劇・パフォーマンスを通して

世に問い続ける石黒教授の考え方には、

非常に多くの共感と納得感を覚える。

 

彼のロボット研究(=人間研究)の世界には

未来の人間・社会の在り方が

かなり濃厚なイメージで潜在している。

 

人間は未来において、より進化するために、

価値観の多様性を広げ、

その身体機能や脳の機能を拡張する。

 

それを実現するために必要とされる、さらなる技術。

社会生活においても、

個人の生活においても、

AI・ロボットの協力はますます求められ、

僕たちはそれと共存していくことを余儀なくされる。

 

「純粋な人間でありたい」という

センチメンタルな感情のかけらが疼くかもしれない。

そんなものはとっくの昔に失っていることは

わかっているのだけど。

 

AI・ロボットは思いもかけなかった時空に

人間を連れて行ってくれるだろう。

その頃、まだしつこく生きていたら、

そして感傷的になるのを堪えることができたら、

僕もいっしょに連れて行ってくれるだろうか?

 

おりべまことのロボット小説・エッセイ集


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ときにはダンゴより花

 

 

5月は花の季節。バラが特に美しい。

もうすぐ息子の誕生日ということもあり、

部屋に花を飾った。

 

毎日当たり前のことを繰り返して生活していると、

何かが少しずつ損なわれていっているような、

擦り切れていっているような、

漠然とした不安を抱くことがある。

それが日常であること・平和であることの恐ろしさ。

 

今日も無事に暮らせました。ありがとうと、

いちいち神さまか何かに感謝するような

殊勝な気持ちは持ちあわせていないが、

花があるとそれができる。

 

花があると心が膨らみ、想像力が刺激される。

そして損なわれたものが自然と修復されていくような、

とても救われた気持ちになる。

 

そんなの錯覚であり、妄想なんだろうと思う。

それでもいいのだ、心の栄養になれば。

特別な日でなくても

時には一日食べなくても花を飾るといい。

新しい季節を始めるために。

 


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週末の懐メロ82:ベティ・デイビスの瞳/キム・カーンズ

 

1981年。

今から41年前のちょうど今頃から2ヵ月余りの間、

全米チャートのトップを走り続けた大ヒット曲。

1981年のグラミー賞最優秀楽曲賞も受賞した。

 

キム・カーンズ独特の強烈なハスキーヴォイスと、

高く鳴り響くシンセサイザー、そして打ち込みのビート。

絶妙なブレンドが生み出すマジックが酩酊感を醸し出す。

 

そしてビジュアルも印象的だった。

 

スラリとした長身に白いブラウス、黒いスーツの上下、

ロングブーツといういでたちで、

艶やかなブロンドの長髪をなびかせた

当時36歳のキム・カーンズは、

ベルばらのオスカルのようで、めっちゃカッコよかった。

 

それから40年後。

昨年、2021年のパフォーマンス。

キム・カーンズ、齢76。

さすがに容貌は衰え、身長も縮んだかのように見える。

ところが。

 

ヒット当時はもちろん、

いろいろな時代のライブと聴き比べてみたところ、

76歳で歌うこの「ベティ・デイビスの瞳」が最高なのだ。

 

なんでだろうと思って何度も聴いてみると、

往年の歌唱の力強さが少々薄れ、

時々わずかに声がかすれたり、

音程が不安定になるところがある。

それが却って気持ち良い「ゆらぎ」となって、

よりセクシーに響いてくるのだ。

 

すべて完璧ならいいというものじゃない。

音楽って、人間って面白い。

 

じいさん、おっさん、あんちゃん。

あらゆる年代の男たちをバックに従えて

不滅のハスキーヴォイスを聴かせるカーンズの

カッコいいばあさんっぷりには、

感動とリスペクトを覚えずにはいられない。

 

もう一つこの曲について発見があった。

なんとこの大ヒット曲はカヴァー曲だった。

 

オリジナルは1975年に、

ジャッキー・デシャノンという

ソングライターが歌ったもの。

 

聴いてみたら、ちょっとノスタルジックなジャズ調の曲。

何も知らないで聴いたら、よほど注意しないと

同じ曲だとは思えない。

それほどカーンズバージョンのアレンジは

斬新でエッジが立っていた。

 

女は男を弄び、惑わせ、悦ばせる

女は早熟で熟知している

頬を染めるプロに欠かせないもの

それはグレタ・ガルボのため息

そして、ベティ・デイビスの瞳

 

ベティ・デイビスは1930年代に活躍した

ハリウッド映画の名女優。

だからデシャノンの原曲はレトロジャズっぽい。

 

往年の女優をモチーフにした歌なのに、

なんでこんな斬新な曲が生まれたのか、

不思議に思っていたが、その謎が解けた。

 

自分の個性・センス・才能を信じて疑わなかった

カーンズの大勝利。

 

興味のある方はぜひデシャノンの原曲と

聴き比べてみてください。

 


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川崎ビジネス

 

司法書士の方の本の代筆をすることになり、

取材で川崎へ行く。

 

川崎と言えば、川崎球場。

大洋ホエールズの本拠地である。

「巨人の星」の左門豊作もいた。

と言っても、なんやそれ?と首をかしげる人も多いだろう。

 

昔あったプロ野球チームだ。

缶詰めでおなじみのマルハ(現・マルハニチロ)が

親会社で、ユニフォームの肩のところには

マルの中に「は」の字の入ったロゴが燦然と輝いていた。

 

川崎球場には、スタンドで麻雀やってる観客がいるとか、

流しそうめんをやっている人がいたという

レジェンドがある。

球場で流しそうめんやりながら野球見物というのは、

何やら昭和の高度成長時代を象徴するような絵柄である。

 

川崎にはそういう猥雑というか、

大衆的な活気が似合う街だった。

工業地帯、労働者、酔っぱらい、ギャンブル、風俗、

生活破綻者・・・

 

そういえば川崎という街の名前を初めて知ったのは、

中学生くらいの頃、当時の人気アイドルが、

デビュー前、川崎の風俗店で働いていたという

スクープがすっぱ抜かれ、

大スキャンダルになったことからだ。

どういう顛末になったかは忘れてしまったが。

 

そんなわけで、川崎には

いまだにそういう昭和のイメージがまとわりついている。

東京と横浜の狭間の街、というのも損なポジションだ。

 

そして、かの大洋ホエールズも昭和が終わらないうちに

本拠地を横浜に移し、

横浜ベイスターズ➡横浜DeNAベイスターズ

になってしまった。

 

ついでにサッカーのヴェルディ川崎も、

いつの間にか東京ヴェルディになっていた。

 

アクセスの良さにも関わらず、

東京・横浜においしいとこどりされている川崎だが、

わがクライアントの司法書士氏は

「だから私はここで事務所を開いて成功できたんです」

という。

 

東京や横浜はおいしい場所なので競争が激しすぎる。

よほど優秀でなければ成功するのは難しい。

はざまにある川崎は、いわばビジネスの穴場。

何と言っても東京や横浜に比べて家賃が安い!

 

というわけで氏は20年以上にわたってこの地に根を張り、

ビジネスを展開してきた。

おかげで僕にも仕事が回って来た。

今までほとんど縁のなかった街だが、

これから大事に思おう。

 

昭和ダーティのイメージをまとった川崎だが

今はきれいに洗練され、治安もよく、

大都市にあっては全国屈指の犯罪率の低さを誇るという。

ヴェルディは東京に行っちゃったけど、

フロンターレ川崎がいる。

 

でも、それじゃなんだかつまんないけどなぁと、

昭和人としては思ったりもするが。

 


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「昭和96年の思い出ピクニック」のレビュー

 

毎日のように身近な芸能人や文化人の訃報を聞く。

今日はダチョウ倶楽部の上島竜兵さん。

ひとりひとりこの世を去っていくたびに、

昭和という時代がどんどん遠ざかっていくようだ。

 

政治家や企業家などの偉い人たちより、

芸能人や文化人の死にそうした感情を抱くのは、

やはり彼ら・彼女らが僕たちの暮らしの一部であり、

人生の夢や楽しさを与えてくれたからだ。

 

ブログでときどき昭和についてのエッセイを書いているが、

それを電子書籍としてまとめた第1集

「昭和96年の思い出ピクニック」(昨年発売)

http://www.amazon.co.jp/dp/B08WR79ZCR

の紹介文にはこんなことを書いた。

 

アイドル、マンガ、オカルト、オリンピック、

新聞配達、家族、そして戦争――

昭和には愛すべきもの、憎むべきもののすべてがあった。

2021年=令和3年=昭和96年になった今でも、

僕たちは昭和の物語から離れられない。

 

海を埋めたて、山を切り開き、

明日へ向かって進んだ果てに

見つけたものは何だったのか?

みんなが愛して憎んで生きた時代を

1960(昭和35)年生まれの著者が探検する

面白まじめエッセイ集。

 

この本にはこんなありがたいレビューをいただいている。

 

この本に出会えたのは電子書籍という世界だから。

これが仮に紙媒体で出版されていたら、

私は、おそらくそのコーナーにすら

近づくことはなかったと思う。

別に嫌だからとかではなく、

純粋に出会えるきっかけがないから。

内容はこの時代を生きた人の生の声。

熱さ寒さだけでなく匂いまで伝わってきそうな生きた声。

素敵だ。

電子書籍=副業か恋愛のような

偏った冊数の分布がある中で、

こんな電子書籍でしか表現できない本があるというのも、

kindleの魅力なんだなーと再認識した1冊である。

 

身に余る光栄。

これからも僕の書ける限りの昭和のお話を

後世に伝えていきたいと思っています。

 


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死後手続きのDXと遺骨ジュエリー

 

葬儀供養メディアの仕事をしているので、

毎月、いくつもそっち方面の取材をしている。

今日は葬儀社のDXに取り組む会社と

遺骨ジュエリーを作っている会社。

 

葬儀社のDXに取り組む会社は、

行政と協定を結んで手続のデジタル化推進に関わっている。

具体的には配偶者や親が亡くなったときの

煩雑な手続きをインターネット経由で簡素化するのだ。

 

これはつい先日、全国紙のコラムに取り上げられ、

大きな反響を呼んでいるようだ。

 

言い方は悪いけど腐っても鯛。

大新聞やテレビの力はまだまだ絶大なので、

この行政手続きのデジタル化には、社会的関心も集まり、

医療機関なども巻き込んでこれから加速度的に進むと思う。

 

遺骨ジュエリーは、お墓や仏壇と別の形の供養として、

ここ10年くらいで徐々に浸透してきた。

 

最近はお墓を作らない人も多く、

散骨が増えている。

ただ、海洋葬にしても樹木葬にしても、

その時はそれでよくても、

あとからお参りする「もの」がないので、

心を寄せる場所が何もないという現実にぶつかってしまう。

その時にほんの少しご遺骨を残しておいて、

小さな箱に入れておいたり、

こうしたジュエリーにして

身に着けて偲ぶという方法がある。

 

遺骨の一部を樹脂で固めて

ジュエリーの一部に組み込むタイプ、

また、遺骨そのものを加工して

ダイヤモンドにするタイプがある。

 

特に子どもをなくした親御さんとか、

若くして配偶者を失くした人にとって

「いつもいっしょにいたい」という思いを叶えるもの、

今後を生きていくための心の支えとして役立つと思う。

 

 

葬儀供養に興味のある方へ:

おりべまこと

エッセイ集:エンディング

電子書籍 Amazon Kindleより発売中


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20世紀の絶対悪ナチスを利用する21世紀の悪魔の影

 

ロシア戦勝記念日。

プーチンが拠り所にするのは、ナチスに対する聖戦。

ウクライナに巣食うネオナチのせん滅。

 

「ナチス」という言葉には

恐るべき悪のエネルギー、

死と虐殺のイメージがまとわりついている。

実際に1930~40年代のナチスドイツによって、

ヨーロッパ各地で人類史上最悪の

ジェノサイド、人権蹂躙が行われたのは事実なので、

そんなのイメージだけだ、とは言わない。

 

けれども「ナチス」「ファシスト」と言って指を指せば、

その人・組織・団体は悪い奴らだから潰していい、

と単純に人に暗示をかけてしまうのは問題だと思う。

 

思えば僕たちはこの77年間

「ナチス絶対悪の世界」で生きてきた。

かつての同盟国だった日本ですら(日本だから?)、

僕が子ども・若僧だった戦後20年~40年くらいの頃、

つまり昭和40~昭和60年

(1960年代後半~80年代前半)あたり、

現実と離れた世界でなら抵抗感がないためか、

子ども向けのSFマンガやアニメには

「世界征服」「地球支配」「人類滅亡」

などのワードとともに、ヒトラーやナチスを模した

悪のキャラクターや組織が多数登場した。

 

ビッグX、宇宙少年ソラン、ジャイアントロボ、

新造人間キャシャーン、仮面ライダー、

マジンガーZ、宇宙戦艦ヤマト・・・

 

そういえば、仮面の忍者赤影は時代劇なのに、

トンデモ科学力を駆使する卍(まんじ)党という

悪の忍者軍団が出てきた(だから面白かったのだけど)。

あれもナチスのイメージが反映されていた。

 

ついでに「キン肉マン」とか「リングにかけろ!」とか、

少年ジャンプのバトル系マンガでも。

 

いまは史実に基づく映画・ドキュメンタリーを除いて、

フィクションの分野では絶対にメディアに出せないが、

ハーケンクロイツやナチス的敬礼も

頻繁に目にした気がする。

 

裏返して言えば、悪役としてとてもカッコよく、

知的で格も高いので、子供・若者の気を引いたのだ。

 

誰もあまり言わないけど、

ナチスの軍服のデザインはめっちゃ優れていると思う。

だから当時のドイツの若者が大勢ナチスに入りたがった。

 

それほど強力なナチスの悪のパワーだが、

かの組織自体は77年前に滅んでいる。

ネオナチという、その残党も確かにいて、

ヤバイ連中なのだろうが、

そんなに大きな力を持ち得ているとは思えない。

 

「ナチス」「ファシスト」はわかりやすい記号だ。

その絶対悪の記号を隠れみのにして、

この77年でナチスを凌駕する得体の知れない悪魔が

この世界の裏側で育っているのではないかと恐れている。

 

ヒトラーやナチスを悪魔、大罪人として裁いて

正義は勝った、世界は平和になった・・・

と話が収まっていた時代はとうの昔に過ぎ去っている。

 

国籍問わず、「ナチス」「ファシスト」といった

20世紀の悪に対する言葉・イメージを巧みに操り、

20世紀人のトラウマを刺激しようとする連中にこそ、

僕たちは注意しなければいけないのではないだろうか。

 

世界や歴史に関してのお話にも、

おりべまことのエッセイで軽く出逢ってみてください


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母の日・父の日に感謝のプレゼントなんかいらない

 

週末は息子が遊びに来た。

正月以来である。

もうすぐ誕生日なので、一足早くお祝いをした。

 

「おまえ、日曜は母の日だけど、

かあちゃんに花ぐらい持ってこないの?」

と冗談めかして言ったら、テヘヘと笑っている。

 

今年で26になるが、

親にとって子どもはいつまでたっても子どもである。

いつものごとく本とか映画とか音楽とかネットとか、

しょーもない話ばかりしてたのだが、

なんとなく2日いっしょにいたら

カミさんともどもリフレッシュして元気になった。

 

不思議なもので、義母もなんだかご機嫌麗しくなって、

お散歩も楽しげだった。

若い奴はなかなか目に見えない力を持っているものだ。

 

母の日・父の日になるといつでも、

世の中の空気にそこはかとない気持ち悪さを感じる。

親が子どもを育てるのは当たり前である。

子どもが「育ててくれてありがとう」などと言って、

わざわざ感謝のプレゼントを贈る必要なんかあるのか、

と思う。

 

子どもに親への感謝を強制しているんじゃないの?

そんなことする権利が親にあるの?

むしろ成人して独立して、心配させるでもなく

元気にやっている子どもがいたら、

親はその子に感謝すべきじゃないか。

 

近年は、親の子に対する虐待、

子の年老いた親に対する復讐みたいな虐待、

そして、愛しすぎて子離れできない親とか、

おとなになった親子の問題が原因で、

メンタルに深刻な影響を与えるケースが増えている。

 

いっそのこと、母の日・父の日なんかやめてしまって、

自分の親子関係を考え、見直す日にしたらどうか。

その上で子どもが心から母・父に感謝したい、

何かプレゼントしたいと自発的に思えるなら贈ればいい。

 

世のなかの風潮に流されて、

なんとなく習慣化・形骸化している母の日・父の日に

「やらされている感」がある若い人は、

自分の今後の人生のためにも、

ぜひ一度考えてみてください。

 

子どもや家族のことを書いたエッセイ集。

息子がチビの時のことや、父親の戦争体験などの話も収録。

●子ども時間の深呼吸

https://www.amazon.com/dp/B0881V8QW2

●昭和96年の思い出ピクニック

 http://www.amazon.co.jp/dp/B08WR79ZCR

 


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週末の懐メロ81:ヒート・オブ・ザ・モーメント/エイジア

 

1982年リリース。

キング・クリムゾン、ロキシー・ミュージック、

ユーライア・ヒープ、U.K.、そしてエイジア。

1970年代から80年代にかけて、

イギリスのプログレッシブ・ロックバンドを渡り歩いた

ベーシスト/ヴォーカリスト/ソングライターの

ジョン・ウェットンがこの世を去ってもう5年が経つ。

 

イエスのスティーブ・ハウ(ギター)、

ELPのカール・パーマー(ドラムス)、

バグルスのジェフ・ダウンズ(キーボード)らと組んだ

最強のバンド、エイジアは

ウェットンのそうそうたるキャリアの頂点だった。

 

「放浪者」「堕落天使」「夜を支配する人」などで

落ち着いたヴォーカルを聴かせながら、

ぶっといベースをブンブン唸らせるウェットン。

彼が大活躍した1973年から74年の

第3期クリムゾンは今でも大好きである。

 

しかも、脊髄をひん曲げるほどの

強烈にダークでアヴァンギャルドな音楽をやりながら、

映画俳優のような生粋の二枚目。

 

半世紀を経て第3期クリムゾンが

ますます神格化されているのは、

メンバーの才能、楽曲の素晴らしさはもちろんだが、

若きジョン・ウェットンと

デビッド・クロス(バイオリン/キーボード)が

アイドルバンド並みのイケメンだったことも

一因ではないかと思う。

 

70年代後半のU.K.ではエディ・ジョブソンや

ビル・ブラッフォードなどと組んで

「クリムゾン再来を目指した」などと言われていたが、

2枚目のアルバムでは、

もうエイジアと共通するポップ指向が見て取れた。

 

おそらく彼はクリムゾンを超えるほどの

サウンドを作るのは不可能だと感じ、

プログレを卒業しようとしていたのだと思う。

 

エイジアは結成時、スーパーバンドの呼び声が高く、

70年代のプログレ四天王を超越する音楽が

期待されていたが、

そのあまりにポップな楽曲群に

プログレファンは大きく裏切られた。

 

1980年代、プログレの黄金時代はとっくに終焉し、

ウェットン等は新たな境地を目指していた。

 

彼らの新たなチャレンジは見事、功を奏し、

この「ヒート・オブ・ザ・モーメント」がトップを飾る

デビューアルバム『詠時感〜時へのロマン』は、

全米ビルボード・チャートで第1位を9週間獲得。

年間アルバム・チャートでもNo.1に輝いた

大ヒット作であり、

1980年代を代表するロックナンバーになった。

 

しかし、売れたせいでエイジアへの風当たりは

より強くなった。

その後、節操なくメンバーチェンジを繰り返したため、

ヒット狙いの寄せ集め産業バンドとも揶揄された。

 

なんと創始者であり、リーダーであるはずのウェットンも

一時期離脱してしまっていたくらいだ。

 

それでもエイジアのサウンドのカッコよさは

誰もが認めるところだろう。

僕もこの曲を聴くと、がんがんテンションが上がり、

エネルギーが湧いてくる。

 

映像はウェットンが復帰した代わりに

スティーブ・ハウが抜けた

1985年あたりのものだと思われる。

 

ハウがいなけりゃエイジアじゃないという声もあるが、

僕にとってはウェットンさえいればエイジアだ。

 

それに僕の知る限り、

メンバーがみんな楽しく生き生きしている

このライブ映像は、この曲のベストパフォーマンス。

疾走するギターとキーボードをぶっとく支える

ウェットンのベースランニングが何よりも素晴らしい。

 

改めて、ぼくの人生を変えた

プログレッシブロック最高のスター、

ジョン・ウェットンの冥福を祈りたい。

 


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自分の未来、世界の未来、子どもの未来を大切にして生きよう

 

時間は未来から現在、そして過去へ流れる。

 

そんなわけないだろうと思うが、

自分の最終形をイメージし、そう考えて生きる方が

これからは良いのではないかと思う。

 

人間の不幸の最大の原因は

「比べてしまうこと」である。

 

他者と比べておれは・・・とやると、

自分のことを客観的に見られるというメリットはあるものの、

自分を見失ってしまうデメリットはその何倍も大きい。

 

それよりもさらに悪いのは、

過去の自分とくらべてしまうことだ。

 

とくに若い頃、いろいろ活躍して

周りにチヤホヤされた中高年は、これをやりがちである。

 

昔の輝いていた自分のイメージが忘れられなくて、

「むかしはよかった」

「もうトシだ」と呟いていると、

その自分の吐く言葉で、

どんどん脳細胞が破壊されていく。

そして、いつの間にか脳が大きなダメージを受けている。

そうなると人生に希望は残らない。

 

その点はうちの義母には見習うべき点がある。

なにせ過去の記憶をすっかり失ってしまっているので、

「昔の自分は・・・」なんて比べようがない。

 

いつでもどこでも“今”が新鮮であり、

“今”が最高で生きている。

認知症も悪いことばかりではない。

 

時間は未来から現在、そして過去へ流れる。

 

そう考えるのはごまかしでもなんでもなく、

たとえ病気になっても、

たとえ頭や体が動かなくなったと感じても、

人生を良き方向に向かわせるための貴重な思考法である。

 

あなたの最終形は何だろうか?

最後の夢、究極の人生の目的は何だろうか?

それを考えるのは、何歳からでも遅くはない。

それを設定できれば、

“今”は過去の結果、過去のなれの果てではなく、

未来へ向かうための一行程、

成長の一段階に変わる。

 

そして、その夢、その目的に不要な情報は

切り捨てていい。

人生は短いのだ。

僕たちは世の中の総ての情報を知ることはできない。

重要でないものには目を瞑っていい。

自分の未来を大切にして生きよう。

そして、世界の未来、子どもの未来を大切にして生きよう。

 

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どうなる?イギリスで「となりのトトロ」舞台化

 

これはびっくり!

イギリスのロイヤルシェイクスピアカンパニー(RSC)が、

「となりのトトロ」を舞台化する。

 

トトロの世界って日本人独自の感性によるもの、

と思っていた。

英国人のセンスでどうやって表現できるのか?

と最初はかなり訝ったけど、

よくよく考えてみれば、

ファンタジーにかけてはしっかりした伝統を持つ国。

けっこう面白いものになるかも。

しかも映画じゃなくて、舞台というところが期待大。

 

以下、プレスリリース要約。

 

宮﨑駿監督のアニメーション映画「となりのトトロ」が、

イギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー

(RSC)によって初めて舞台化。

2022年10月からロンドンのバービカン劇場で上演される。

映画で音楽を手掛けた作曲家の久石譲が舞台化を提案し、

宮﨑駿監督がこれを快諾したことで始まったプロジェクト。

久石譲がエグゼクティブ・プロデューサーを務める。

 

久石譲は舞台化にあたり

「この作品に本当の意味で普遍性があるなら

――僕はあると思っていますが――

まったく違うカルチャーで育った人たちが

違う言語でやっても、

きっと世界中の人に伝わるはずです」とコメント。

 

また、題字も手掛けたスタジオジブリの

鈴木敏夫プロデューサーは

「果たしてどうやってトトロと出会えるのか。

とても楽しみにしています」

と期待を寄せているという。

 

演出のフェリム・マクダーモットは

「美しい音楽とともに舞台にします。

パペット、役者とともに、命を吹き込みます」

と意気込みを語っている。

 

世界的な作曲家・久石譲のもと、

世界最高峰の演劇カンパニーRSCが

「となりのトトロ」をどう表現するのか、

世界中が期待している。

 

どうやら全体的にオペラみたいな感じの舞台で、

ダンスやパントマイムやパペットの動き、

ポエムリーディングのようなセリフなどを交えて

表現していくのではないかと思う。

 

オリジナルの映画とは違う、

イギリスファンタジーっぽい味の作品になるのだろうか?

いずれにしても、これ見るだけの目的で

またロンドンに行く価値あるかも。

 

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下北沢のロボットとコミュニケーション

 

今日はカミさんと下北沢の街をぶらつきに行く。

お天気もいいしすごく賑わっていた。

まともに歩くのは約2年ぶりだ。

 

下北沢は過去の「若者の街」の記憶を残しつつ、

未来へ向かって生まれ変わりつつある。

駅前には映画「ブレードランナー」のアジ

アン飲食街をイメージした

「ミカン(未完)」というストリートが出来ていたり、

以前の小田急線の線路後に、他の街では見られない

おしゃれな施設が出来ていたり。

 

京王井の頭線の駅(券売機の横)にはロボット駅員のレイちゃんもいる。

「戻ってきました」と書いてあるので、

どこか他の駅に出向していて帰って来たらしい。

果敢に会話を試みたが、リアクションはイマイチ。

「もっと勉強してね」と言ったら

「ありがとうございます」だって。

ロボットがいたらどんどんコミュニケーションしよう。

ロボットと共存する社会はもう目の前に来ている。

 

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本気で生まれ変わりたい人のための「白葬」

 

「人は何度でも生まれ変われる」 

「生まれ変わったつもりでがんばる」

「一度死んで生まれ変われ」

 

映画、ドラマ、文学など、フィクションの分野でも、

ビジネスなどリアルな分野でも、よく耳にするセリフだ。

 

美しい。

カッコいい。

ドラマティックだ。

 

でも、言葉だけなら誰でも、いくらでも言える。

実際に一度死んで生まれ変われる人なんていない。

そんなことできるはずがない。

 

これまではそうだった。

 

ところがそれが実現できるようになった。

横浜の地下鉄・三ッ沢下町駅のすぐそばにある

「逃げBar WhiteOut」がその実現の場だ。

 

何から何まで真白な空間。

小さなスペースだが、何だか無限に広がるような

不思議な感触のある空間だ。

 

ここのオーナーであり、体験作家の雨宮優氏は

今年2月からこの「逃げBar WhiteOut」で

「白葬(はくそう)」をプロデュースしている。

 

真白な空間で自分自身の葬儀を挙げることができる。

本気で「生まれ変わりたい」という人のための

舞台装置を整えたのだ。

 

演劇をやっていた僕の目から見ると、

とても演劇的な空間だ。

そうなのだ。

演劇の中であれば、人は何度も死ねるし、

何度でも生まれ変われる。

 

現代ではべつに演劇などやっていなくても、

一般の人が現実の常識から離れて、

仮想現実、バーチャル空間に

容易にアクセスできるよう、脳を進化させている。

特に若い世代は、その進化が著しい。

 

むかしの自分は死んだ。

ここで白葬を開いて新しい自分に生まれ変わる。

葬式は一生に一度きりでなくてもよい。

何度やってもよい時代になったのだ。

 

発案者の雨宮氏は白葬のリリースのなかで語っている。

 

“人生は1度きり。そうなのだと思う。

けれど、例えば1度きりの人生を

1つの小説だとしたときに、

それは複数の章によって構成されている。 

そして章が変われば場面や時代、

キャラの設定だって変わっていることもある。

1つの人 生に対して1人の自分でいる縛りはないはずだ。”

 

ひとことで言えば生前葬だが、

従来のものとは全く違うことは一目瞭然。

 

こんなものを世に出した

雨宮氏の発想・オリジナリティには静かな感動を覚える。

 

彼自身は大変もの静かな青年だが、

「白葬」のほかにも、「Ozone合同会社」として

斬新でエキサイティングな活動をいろいろ行っている。

 

月刊仏事の取材で訪れ、これから記事を書くが、

葬儀やエンディングの概念を変えてしまうような

彼の活動には、個人的に大いに注目している。

 

 

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もくじ

●「人間を大事にしています」ってどういうこと?

●悟りを開いてお寺で婚活

●クリスマスにちょっとだけ世界と自分を変える

●いい人のサービス残業問題

●慢性硬膜下血腫で頭の手術の顛末記

●自分という人間のスト―リーに気付いた一年

●百年ライフの条件と自分ストーリー

●1/fのゆらぎの初夢

●山羊座のボヤキとイベント増殖に対する懸念

●僕たちは罪を背負わされている

●わが心の誕生日会

●酒・タバコ、やめて100まで生きたバカ・パート3

●「どろろ」アニメリメイク版:人間のおぞましさ・美しさ・面白さに迫る

●「悠々自適の幸福な未来」が待ってるはずだった

●ライターという職業の面白さ

●銀河の死なない子供たちへ:人生は無限ではないという幸福

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●絵描きのセンス

●ビッグデータ分析と夢を共有する時代

●取材はイベントにしたい

●「実践!五〇歳からのライフシフト術」で人生の午後に備える

●ビジネスのための本気の企業理念

●子どもの卒業・親の卒業

●あたりまえに豊かで幸福だけど

●電車内スマホゲームはなぜカッコ悪いか

●みずから幸福になることを放棄している日本人

●イチローの国民栄誉賞辞退に心の中で拍手喝采

●世界自閉症啓発デー&発達障害啓発週間と人権意識の未来

●結婚記念日と「四月のある晴れた朝に百パーセントの女の子に出会うことについて」

●夜中に情報ウンコの排出

●これからは手ぶらで旅をしたいんだけど

●最期まで希望を見たい

●引っ越しと地球の意志

●ガクアジサイの咲(えみ)

 


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もくじ

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●百年ライフの条件と自分ストーリー

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●僕たちは罪を背負わされている

●わが心の誕生日会

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週末の懐メロ80:私は風/カルメン・マキ&OZ

 

1975年リリース。

昭和の天才詩人・寺山修司のシュールな歌謡曲を

歌ってデビューしたカルメン・マキが、

ジャニス・ジョプリンのレコードに出逢って

ロック歌手に転向。

春日博文らのバンド・OZ(オズ)の演奏を

バックに絶唱する日本のハードロックの金字塔。

 

 

1969(昭和44)年、17歳のカルメン・マキの

「時には母のない子のように」は

子ども心にトラウマを残すような歌だった。

 

僕はまだ10歳にもなっていなかったが、

テレビから流れてくる、

長い髪をしたエキゾチックな若い女

(子どもだったのでずいぶん大人に見えた)の雰囲気、

そして他の歌謡曲にもフォークソングにもない、

その異様な歌詞に胸がざわめいたことを

今でも覚えている。

 

作詞が詩人・劇作家の寺山修司、

そして、カルメン・マキが彼の主宰する

演劇実験室「天井桟敷」の一員だったことを知るのは

後に高校生になってからのこと。

その頃、すでに彼女は当時の日本で随一の

ロック歌手に変貌していた。

 

当時はまだ、ジャニス・ジョプリンを除いて、

こんな激しいシャウトができる女性ヴォーカルは、

アメリカにもイギリスにもいなかったように思う。

 

「私は風」は70年代ロックの総ての要素を盛り込んだ

ドラマティックな展開を見せる大曲で、

OZの代名詞、ジャパニーズ70'Sの代表曲でもある。

 

そしてよく聴き込んでみると、

この歌の主人公の女は、

「時には母のない子のように」で

海を見ていた少女であるかのように思える。

 

少女は大人になり、愛した男と別れて

新しい旅に出ていく——-

そんなストーリーが流れている。

 

それもまた「私は風」が他のOZのレパートリーと

一線を画す特別な曲になっているように感じる。

聴けば聴くほどすごい歌と演奏だ。

 

 


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新刊予告「銀河連邦と交信中なう」

 

 

おりべまこと電子書籍新刊予告

「銀河連邦と交信中なう」。

「酒タバコやめて100まで生きたバカ」

「いつもちょっとクレイジーでいるためのスキル」に続く、

エッセイ集:生きる第3弾。

AmazonKindle電子書籍4月30日(土)発売予定。

みんな楽しくヘンな人になろう!

 

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★夜中に情報ウンコの排出

★引っ越しと地球の意志 ほか

 

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ヤバいムーミン