温泉つかってワーケーション 旅と仕事がリンクする世界

 

年に何回か、温泉地にでも行って、

1週間くらい宿にこもって執筆に集中したいなと思う時がある。

 

これからはフリーランスはもとより、

サラリーマンでもそういう働き方は

どんどん実現するのではないだろうか。

 

一時期、「ノマド」という言葉が流行ったときは、

起業で成功したような、ある特別な人たちだけが実現できる、

憧れのワーク(&ライフ)スタイルという感じだった。

 

ところが今年、テレワークが一気にメジャーになり、

「ワーケーション」という言葉が浮上してきて、

そういう働き方も今後増えて、

普通になるのではないかという気がする。

 

いいじゃないですか。

テレワークでOKの仕事なら、

どこかの見知らぬ土地の旅人となって、

温泉につかったり、街をブラブラして息抜きしながら、

仕事に集中する時は集中する。

仕事と遊びのメリハリは自分でつける。

 

今月から観光業の本の製作に取り掛かっている。

 

地方のさびれた温泉施設を買い取って、

見事に再生させた実績を持つ実業家の方が、

コロナで大打撃を受けた観光業を活性化させるための

コンサル本を出版したいというので、

話を聞きながら執筆作業をしている。

「ワーケーション」の可能性は、そのコンテンツの一つだ。

 

観光業の借入金は、全産業の平均の倍額だという。

設備投資にお金が掛かるので仕方がないが、

温泉宿が個々の部屋に浴室を設けるなど、

コロナ対策として設備を改装できるところは限られている。

 

資金の乏しい旅館やホテルが

コロナダメージを克服するためには、

温泉や料理にプラスアルファの付加価値が重要だ。

 

ワーケーション需要への対応、

というか需要をつくり出すこともその付加価値の一つである。

 

ぼくの場合、実際は今、「温泉つかってワーケーション」は、

面倒のかかる家族がいるので夢に過ぎない。

が、働く人たちのためにも、観光業の人たちのためにも、

ワーケーションはどんどん広がるといいと思う。

 

それにしても「ワーク+バケーション=ワーケーション」って

ベタベタのひどい和製英語。

とディスりながらも「ノマド」よりわかりやすいし、

親しみが持てるし、可能性が感じられるから不思議。

和製英語のマジック、侮りがたし。

 

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「ざしきわらしに勇気の歌を」

ロボット介護士に支えられて余生を送っている寅平じいさんが、ある日、林の中を散歩していると不思議な子どもに出逢う。

その子を追って木の穴に潜り込むと、奥には妖怪の国が広がっていた。

子どもの正体はざしきわらし。

ざしきわらしは最強の妖怪“むりかべ”の脅威から人間を守るために闘うので、応援してほしいと寅平に頼む。寅平はこれぞ自分のミッションと思い、闘うざしきわらしのために勇気の出る歌を歌う。

おとなも楽しい少年少女小説最新作。

9月30日(水)Amazon Kindkeにて発売予定。

 

 


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ノーハンコ、ノー書面、ノーFAXの改革に効く 「中小企業のDXは会計事務所に頼め!」

 

河野太郎行政改革大臣、平井卓也デジタル大臣も推奨?

いよいよ日本もノーハンコ、ノー書面、ノーFAXの時代へ。

みんなこぞってやらなくっちゃ!

 

中小企業、零細企業、個人事業者の

DX(デジタルトランスフォーメーション)のことなら、

「中小企業のDXは会計事務所に頼め!」(金融ブックス)。

キホンと導入事例から知る働き方改革。

 

解説図やかわいいイラスト、

そしてわかりやすい文章が好評で、

執筆者の一人である私が手前味噌ながら、

こってりみそ漬けアナウンス。

 

先の時代へ進みたい会社の皆さんは、ぜひ読んで、

政府や自治体とともに業務改革に励みましょう。

 


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観光業の本とコロナ報道自粛の影

 

今度は観光業の本を書くことになり、打ち合わせで日本橋へ。

うちの近所以外、久々に都心方面に外出した。

 

観光業はコロナのダメージが大きい。

星野リゾートなどの取り組みなどが注目されているが、

中小の旅館やホテルがあの真似をしようと思っても無理がある。

 

ということで、それをどう克服するか?

あれこれ指南します、という内容。

 

「オリンピックはコロナが終息しなくても開催する」と

IOCが宣言したそうで、

もしかしたらその恩恵が・・・と期待する向きもあるようだ。

 

けど、当初目論んだようにインバウンドがあるとは思えない。

また、美しい景色と温泉とうまい食事があれば

人がわんさか来てくれるわけではない。

 

今までの考え方を変え、発送を飛ばし、

いかに付加価値をつけられるかが大きなポイント。

 

そういえば少し前に「コスプレができる宿」として

ウケてる旅館をテレビのニュースで見た。

地域に掛け合ってコスプレイヤーに撮影スポットを提供。

宿を着替えなどができる、

コスプレ撮影ツアーの基地として利用してもらう。

SNSで広告したら人気爆発したというわけだ。

 

こういう今までの観光の概念・常識を覆す観光業が

日本中にあふれたら面白い。

 

ところで安倍総理が辞任を発表したあたりから

急に新型コロナウイルスの影が薄くなった。

つまりニュースの量が減った。

マスコミでもネットでも次期総理は誰かという話や、

台風の話題などが優先で、

コロナの話は二の次と言う感じだ。

 

とりあえずマスクと手洗いとソーシャルディスタンスの習慣が

定着したし、みんなもうコロナの話は飽きてるみたいだし、

とりあえずいいか、という感じだろうか。

やっぱりコロナは8割がた「情報災害」なのだと改めて実感。

もちろん秋冬は警戒必要だけどね。

 

オリンピックを無理にでもやるということになれば、

コロナなんてないふりして、

「報道自粛」という事態も起きるだろうなと思う。

経済産業にとってはそっちのほうがいいんだろうけど。

実際どうなるかはまだ誰にもわからない。

 

 

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世界一幸福な国ブータンの輪廻転生

 

インド・中国という2つの大国に囲まれた南アジアの小国、

ヒマラヤ山中にあるブータンは

「世界一幸せな国」として世界中に知られている。

九州と同じくらいの面積の国土、高知県と同じくらいの人口。

小さくとも日本と同様、明確な四季のある美しい国らしい。

 

この国を有名にしたのは何と言っても

「世界一幸せな国」というキャッチフレーズだろう。

これは「国民総幸福量」というGDP(国民総生産)とは

まったく異なる新しい国づくりの指針から生まれた言葉でもある。

 

ブータンは1960年代まで鎖国政策をとっていたが、

1971年に国連に加盟。

その際に第4代国王が『我々の国の方針は、

国や国民の為に経済的独立、繁栄、幸福を実現し

国をまとめることと語り、GWH(国民幸福量)を取り入れた。

 

このGWHは2年ごとに、

4つの柱(持続可能な社会経済開発/環境保護/伝統文化の振興/優れた統治力)、

9つの指標(心理的幸福/時間の使い方とバランス/文化の多様性/地域の活力/環境の多様性/良い統治/健康/教育/生活水準)にしたがって約1万人を対象にした聴き取り調査が行われる。

 

その詳細はさておき、「医療や教育が無償で平等に提供されている」という福祉の手厚さと、国教であるチベット仏教に対する厚い信仰心がブータン人の幸福感の理由の基本となっているようだ。

 

チベット仏教は人々の死生観にも大きな影響を与えている。

ブータンでは輪廻転生が信じられており、

死んでもまた別の何かに生まれ変わると考えられている。

つまり現世における生や死は、

輪廻転生という悠久の時間の中で起きる小さな一コマ、

ごく自然な一つの現象と捉えられているのだ。

 

ちなみにこれだけ世界中がコロナに振り回されている時に、

コロナによる死者は今のところゼロ。

 

そんな奇跡の国ブータンの幸福も、

じわじわとインターネットによるさまざまな情報の流入で

徐々に侵されつつある・・・

 

というところまで書いてから歩きに出ると、

道にコロコロこの夏の命を終えたセミたちの死骸が転がっている。

足元のセミを見て、

なぜか自分は今度生まれ変わったらセミになリそうな気がした。

 

長年土の中で幼少時代を過ごして

やっと表で出た~と思ったら、

せいぜい数週間生きて終わて、アリの餌になる。

 

なんだか哀れにも思えるけど、

それは人間視点だから。

セミはセミでそれは幸福なセミ生なのかもしれない。

 

 

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「中小企業のDXは会計事務所に頼め!」 紀伊国屋書店 新宿本店と八重洲ブックセンターで大反響!

 

僕がライティングを担当した

「中小企業のDXは会計事務所に頼め!」

~キホンと導入事例から知る働き方改革~ 

(編著:中小企業DX推進研究会/発行:金融ブックス)

 

が、昨日から全国の書店で発売になりました。

 

紀伊国屋書店 新宿本店 週間ベストセラー第4位、

八重洲ブックセンター 総合ベストセラー第3位

 

となっています。

 

中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)について

多数の事例を交えてやさしく説いた入門書として大好評。

ヒューマンタッチのDXを提唱しているのも特徴です。

 

企業でも個人でもDXへのニーズがある方、

とりあえず二ーズはなくても興味のある方、

とても読みやすく面白いので、機会があれば

ぜひ手に取ってみてください。

 


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ロボットとの対話は、より純粋なコミュニケーション?

 

いずれロボットと対話してみたいと思っている。

 

大阪大学・石黒浩教授が主催する

「JST ERATO 石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクト」の

シンポジウムが8月6日にオンラインで開催された。

 

人間と親しく対話することができる自律型ロボット。

その実現は着々と進んでいる。

 

大人になった綾波レイを思わせる顔のERICAが

対話している様子を見ていると、

面接、インタビー、カウンセリングなどで

ロボットが活躍する時代がすぐそこに来ているようだ。

 

人間が相手から嘘やごまかしを言えても、

ロボットには言えるだろうか?

 

もしかしたらロボットの目に見つめらたほうが

純粋に自分の内面をさらけ出せるかもしれない。

 

さて、あなたはロボットと対話したいと思うだろうか?

 

 

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リモートでOK DXして経済回そう

 

今日は一昨日行った「ベリーの森」の

加工商品(イチゴやブルーベリーのジャムやお菓子)の

企画担当をしているKさん(女性)を取材。

彼女は岩手にいるのでリモート取材である。

 

リモートにすっかり慣れてしまって、

昨年までわざわざ地方(今回の場合なら岩手)まで

出向いていたのが、まるで夢のようだ。

 

もちろん、岩手まで行って1時間だけ取材して、

あとは「これも取材なんで」という名目で、

あちこち見て回ったり、地元の食を楽しんだり、

温泉に入ったりできればそれに超したことはない。

実際、それも取材の一環だと思うのだが、

そんな優雅な出張は、もうめったに望めそうにない。

 

そういえば約1年前に引っ越した時に

イエ電もやめてしまった。

電話もだいたい3日に一度くらいしか使わない。

 

もう携帯以前、メール以前の世界に戻れないように

リモート以前の世界には戻れない。

 

とくに仕事関係は過去の習慣とはさっさと手を切ったほうが

これからの経済を回すにはいいんじゃないかと思う。

 

DXどんどん進めませんか?

 

高いシステムを入れれば、業績は上がる」は“勘違い”! ITの力でビジネスを良くするDX(デジタルトランスフォーメーシ ョン)。ニュースでは大企業やIT企業の事例ばかりが注目され、 中小企業では「高い・難しい・関係ない」と敬遠されがちです。 しかし、人口減少による労働力不足や、新型コロナ禍によるテレ ワーク推進…。課題山積みの中小企業にこそDXは待ったなし。 本書はこうした中小企業に向け、1 人から、無料からでも始めら れる実践手法を紹介する内容です。

 

■特⾧ ①DXの基本知識と進め方のコツを解説

②Zoom 会議や、勤怠管理のジョブカン、電子契約クラウドサイン など、話題のツールを事例に沿って紹介

③中小企業の規模やコスト感に合う手法にフォーカス 

 


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小さな会社の最強の味方「中小企業のDXは会計事務所に頼め!」

 

コロナの時代、DX(デジタルトランスフォーメーション)をすすめて

新しい事業展開をしたい中小企業は必読!

ちなみに僕はこの本のライターです。

 

■本書の内容

「高いシステムを入れれば、業績は上がる」は“勘違い”!

ITの力でビジネスを良くするDX(デジタルトランスフォーメーシ

ョン)。ニュースでは大企業やIT企業の事例ばかりが注目され、

中小企業では「高い・難しい・関係ない」と敬遠されがちです。

しかし、人口減少による労働力不足や、新型コロナ禍によるテレ

ワーク推進…。課題山積みの中小企業にこそDXは待ったなし。

本書は、こうした中小企業に向け、1 人から、無料からでも始めら

れる実践手法を紹介する内容です。

 

■特長

①DXの基本知識と進め方のコツを解説

②Zoom 会議や、勤怠管理のジョブカン、電子契約クラウドサイン

など、話題のツールを事例に沿って紹介

③中小企業の規模やコスト感に合う手法にフォーカス

ʬ著者ʭ中小企業DX推進研究会:中小企業の課題解決と経営革新に役立つDXの推進のための、会計事務所を中心とする研究会。顧問先企業の課題を深く知るパートナーとして、システムやサービスありきではなく、企業の実態に合う適切なITツールの提案・構築により課題を解決し、DX推進をサポートすることを強みとしています。

運営:セブンセンスマーケティング株式会社。 

 

8月17日の発売に先がけてAmazonでも購入可!

 


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富士山と富む水の「ベリーの森」

 

仕事で小田原市の「ベリーの森」へ行く。

「ベリーの森」はイチゴ狩りとブルーベリー狩りが

できる観光農園。

今日は残念ながら霞んでいたが、

天気の良い日は富士山も見える。

 

いわゆる「ちかさと(千葉・埼玉・神奈川・東京)」で

イチゴ狩りをできるところはほとんどなく、

東京や横浜から来る親子連れなどに大人気。

なかなか予約が取れないほどだ。

 

収穫物のおいしさはもちろんだが、

ここは若いスタッフの明るさ・接客の良さも魅力になっており、

若いお母さんと小さな子どもも安心して楽しめる。

 

今回の仕事は、この農園を経営する会社の

コンセプトツール。

 

モデル親子を招いての写真撮影に合わせ、

経営者と農場長にインタビュー取材をした。

 

経営者は観光業も農業も初めての挑戦で成功し、

いま注目を浴びている。

 

観光農園はすでに社会に浸透した身近なものだが、

その「付加価値力」が半端ない。

 

コンサルタント業も行っており、

コロナ禍で苦境に陥っている観光業を救いたいと語った。

これからの展開が楽しみになる事業体だ。

 

ちなみに「ベリーの森」のある地域は、

二宮尊徳(若い人は知らない?)の生誕地。

最寄り駅は、小田急線の「富水(とみず)」。

 

その名の通り、知育に流れる酒匂川の伏流水が豊富で、

ものすごくよい水に恵まれている。

イチゴもブルーベリーも、その富んだ水で育つから

めっちゃおいしい。

 


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“本当に”中小企業に役立つDXの進め方とツールが分かる本 『中小企業のDXは会計事務所に頼め!』発売

 

おりべまこと電子書籍に引き続き、今回はリアル書籍のご案内。

先月すでにAmazonで先行発売された中小企業のためのDX本がいよいよ全国の書店に登場する。

 

企業の予算・業務フロー・事例を知る会計事務所が書いた“本当に”中小企業に役立つDXの進め方とツールが分かる本『中小企業のDXは会計事務所に頼め!』が 2020 年 8 月 17日、金融ブックス株式会社(所在地:東京都千代田区)より発売することになりました。 

 

■本書の内容

「高いシステムを入れれば、業績は上がる」は“勘違い”!

ITの力でビジネスを良くするDX(デジタルトランスフォーメーシ

ョン)。ニュースでは大企業やIT企業の事例ばかりが注目され、

中小企業では「高い・難しい・関係ない」と敬遠されがちです。

しかし、人口減少による労働力不足や、新型コロナ禍によるテレ

ワーク推進…。課題山積みの中小企業にこそDXは待ったなし。

本書は、こうした中小企業に向け、1 人から、無料からでも始めら

れる実践手法を紹介する内容です。

 

■特⾧

①DXの基本知識と進め方のコツを解説

②Zoom 会議や、勤怠管理のジョブカン、電子契約クラウドサイン

など、話題のツールを事例に沿って紹介

③中小企業の規模やコスト感に合う手法にフォーカス

 

【目次】

1 章 中小企業こそDXを始めよう

2 章 成功するDXの進め方のポイント

3 章 課題から探すDX導入事例

4 章 一歩上をいくDX 

 

会計事務所のITチームへの取材をもとに、

バラエティ豊かな事例を紹介する第3章を、

ITコンサルタントも務める杉本恭子氏が、

そのガイダンスとなる1・2・4章を福嶋誠一郎が執筆。

楽しいイラストも満載で、読みやすいことこの上なし!

ぜひご活用ください。

 


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人生何度目かの宮沢賢治との再会

 

まるで星が巡るかのように、

人生のあちこちで出会う宮澤賢治さん。

 

中学生の時に「お別れ会」かなんかの催しで

「宮澤賢治伝」という劇(というかドリフみたいなふざけたコント)をやったのが、最初のご縁だったと思う。

 

演劇やっている人、歌手や俳優さん、

アートをかじっている人たち。

こういう人たちは宮澤賢治を好きな人が多く、

彼の詩や童話を演じたり、朗読したり、

モチーフにした絵などを描きたがっていて、

仕事や趣味で宮澤作品とはよく親しんだ。

 

童話と言っても宮澤賢治の場合、

子どもよりも大人のファンの方が多いと思う。

 

「ノックノック、トントン」の「雪わたり」や

「クラムポンはわらったよ」の「やまなし」は、

言葉のリズムが面白く、

チビだったうちの息子も読んでやると喜んでいたが、

ほかの詩や童話にはあまり食いつかなかった。

 

僕自身もじつはとくに熱心なファンというわけでなく、

あんまりちゃんと作品を読んでいるわけではない。

 

なのだが今回、仕事でその宮澤賢治さんと

またもやお付き合いすることになった。

そして今度はちゃんと勉強する必要がある。

 

で、初めてになるのだが「農民芸術概論綱要」という

文章に触れてみた。その序の部分。

 

おれたちはみな農民である ずゐぶん忙がしく仕事もつらい

もっと明るく生き生きと生活をする道を見付けたい

われらの古い師父たちの中にはさういふ人も応々あった

近代科学の実証と求道者たちの実験とわれらの直観の

一致に於て論じたい

世界がぜんたい幸福にならないうちは

個人の幸福はあり得ない

自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する

この方向は古い聖者の踏みまた教へた道ではないか

新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある

正しく強く生きるとは銀河系を

自らの中に意識してこれに応じて行くことである

われらは世界のまことの幸福を索ねよう 

求道すでに道である

 

ちょっと宗教者とか求道者といった方向の文章だが、

いまの自分、そしてこれからの人間の生き方を考える上で

大事なことを書いていると思う。

1世紀前に生きた詩人・作家の思想が真価を発揮するのは、

じつはこれから先の時代なのかも知れない。

 

若い時分にはわからなかった宮沢賢治のスピリチュアルワールド。

もちろん、今でも手が届くかどうか怪しいけど。

 

 

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新刊「ピノキオボーイのダンス」7月31日(金)発売

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、街中で年老いたダンサーと出会う。ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情もロボットテクノロジーにゆだねられた、機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、少年少女小説。長編SFファンタジー。


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「ワーケーション」に積極的になれる人・会社が日本の未来を救う

 

ワーク+バケーション。

働きながら休暇を取る?

休暇を取りながら働く?

 

「ワーケーション」とは、先日の菅官房長官の会見で

初めて聞いた言葉だ。

 

「Go To トラベルキャンペーン」で混乱が起こり、

政府の威信にダメージをきたしたため、

それを少しでも修復しようと、

目先の変わる造語をひねり出してきたのかと思ったけど、

調べてみると、べつに昨日・今日つくられた言葉ではないようだ。

 

アメリカなど海外の一部の国で普及している過ごし方らしく、

旅費や交通費などはワーカー負担で、

オフィスを離れてリゾート地などに行き、

リモート会議への参加や報告書提出などを

こなしながら休暇を取るという形だとのこと。

 

日本でも現在、和歌山県や長野県などでは専用サイトがあり、

働き方の一つとしてワーケーションのプランを提案している。

 

例えば長野県が提案するプランには、

一定時間は開設されたワークセンターで仕事をしたり、

ビデオ会議などに出席したりし、

それ以外の時間で森林セラピーを受けたり、

魚釣りや温泉を楽しむという行程がある。

 

地方を中心に自治体が具体的なプランを打ち出している。

 

長野だったかどうかは憶えてないが、

そういえば何年か前、ライター求人のサイトに

体験レポートを書きませんか? 

という募集記事があったような。

 

ちょっと興味があったが、

説明会に出なきゃいけなくて、その日程が合わないので

行かなかったけど、これのことだったのかなぁ。

 

それにしてもこのワーケーション、

やっぱりというか、案の定というか、

ネット上の反応は芳しいものではなく、

「そんなの、もはや休暇とは言えない」

「普及するはずがない」

「そんなの金持ちの発想」という意見が

大半を占めているようだ。

 

まぁ確かにこんなゆとりのある働き方をできる

企業・人は今の日本ではそう多くないと思うが、

僕は、これについてはちょっと政府の意見に賛同したくなる。

 

日本のワーカーたち、

中高年は「仕事とはこういうもんだ」と、

頭がコチコチに固まっちゃってるからもう無理だろうが、

若い人たちはまだ頭が柔らかいうちに

積極的にこうした考え方を取り入れて

実践してみたほうがいい。

 

そして、こういう会社がどんどん増えるのが望ましい。

これからの日本の会社は授業員に、従来通りの、

経済成長期の伝統的な働き方をしていたら伸びていかない。

 

働く人の感情・精神は会社にとって大事な資本だ。

過重労働をはじめ、パワハラやセクハラや職場いじめなどで

社員のメンタルをつぶしているような会社に

未来などあるはずがない。

 

働く人自身も「感情は自分の資本である」という

自覚をもって、嫌な仕事・嫌な職場に

我慢すべきでない。

 

「ワーケーション」も、できるはずない、不可能だ

と言っている人や会社は絶対できない。

 

てか、そういう会社は、そもそもやる気がないんだよね。

仕事は会社の中でやるもんだと

経営層の頭が凝り固まってるからできるはずがないんだ。

 

「やってみるか」とやってみれば、意外とラクに、

うまくできちゃうんじゃないか。

 

僕はワーケーションを積極的に考えられる会社、

取り組める会社が良い仕事をし、

これからの日本を支えられると思う。

個人もまた然り。

 

自粛期間が過ぎたら、あっという間に、

せっかくやっていたテレワークを

やめちゃう会社だらけって現状には、

なんだか暗澹とした気分にさせられる。

 

政府批判もいいけど、何でもかんでもはなから否定してないで、

どんな働き方ができるだろうと少しは想像してみたら?

 

 

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※新刊「ピノキオボーイのダンス」 

7月31日(金)発売予定!

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、街中で年老いたダンサーと出会う。ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情もロボットテクノロジーにゆだねられた、機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、少年少女小説。長編SFファンタジー。

 


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フリー写真素材とWindows10「フォト」を使った絵づくり

 

電子書籍を作っていると、表紙や扉の他にも、

章と章の合間に挿絵代わりのイメージ写真を入れたくなります。

 

最近はフリー素材も種類が豊富で、良い写真が増えています。

それをイメージに合うように、Windows10の「フォト」で加工していると、

ハマってしまって気が付いたら半日経ってたりしています。

 

「フォト」はいろんな操作が簡単にできて、

トリミングやフィルターや調整で、

オリジナルと全然イメージの違う写真にできたりします。

 

とても楽しいので、機会があれば、

あなたもぜひ自分の文章にマッチする絵を作ってみてください。

 

★以下、おすすめフリー素材サイト

 

 

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おカネがかからない、きょうからでも始められる目からウロコのDXを紹介 「中小企業のDXは会計事務所に頼め!」発売

 

5月から6月にかけて執筆作業に携わったDX本がついに完成。

今日からAmzonに登場しました。

 

おカネがかからない、

きょうからでも始められる目からウロコのDX! 

 

今まで「DX」と聞いただけで、

この2文字を見ただけで、導入準備も、運用していくにも、

金銭的にも、時間的にもたいへんだぁ~と思ってた

デジタルトランスフォーメーション。

見て見ぬふりをしていた会社も多いと思います。

 

だけど、それが「たいへんだからやらない」という

おかしな先入観、

「たいへんだからやれない」という

ただの言い訳だったことがよくわかります。

 

10人、20人くらいまでの中小企業なら

この本に載っているITツールだけで十分いけます。

要は「どれだけ使いこなせるか」

「何のために使うのか」の問題です。

 

ここに紹介されているものなら明日、

いや、今日からでも始められる。

情報やノウハウはインプットしているだけじゃ駄目。

どんどんアウトプットしていかないと。

 

そういう観点から、実践し始める人・会社のために

最適の入門書です。

 

コロナ禍もまだまだ続きそうだし、

DXでIT化できる作業はどんどんIT化して、

人間らしく、魂こめて、いい仕事しましょう。

 

 

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西城秀樹さん ラストステージの記憶

 

ユーライア・ヒープの「July Morning」、
キング・クリムゾンの「Epitaph」。
この2回、自分の好きなロックのことについて

書こうと思ったのに、なぜか西城秀樹さんの話になっていた。

 

たまたまネット上で音源を見つけたからだが、
彼がこれらの歌を歌っていたのをまったく知らなかったので、
本当に驚いてしまった。

 

そして、それが人気歌手が流行りに乗って
片手間で歌ってみました、という類のものではなく、
本気で取り組んでいたを感じて心動かされた。

 

本人はもちろんだが、
これはスタッフやバックミュージシャンも含めて、である。
西城秀樹という天才を中心に、

日本の大衆音楽を大きく育てていこう、
レベルを高くしていこうという熱いうねりが
当時はあったのだと感じる。

 

★情熱の嵐

僕は小学生から中学生の初め頃まで、
昭和の歌謡曲の世界にハマっていた。


ちなみに熱狂的な秀樹ファンである、
ちびまる子ちゃんのお姉ちゃんと同じくらいの世代である。

 

西城さんについては「情熱の嵐」「激しい恋」

「薔薇の鎖」などの振り付けが好きで、

よくマネして遊んでいた。

 

「情熱の嵐」では上着を脱いで

頭の上で振り回すアクションがあったが、
あれをマネして学校の休憩時間中、
振り回していた体操着が花瓶に当たって壊れ、
先生に怒られた記憶がある。

 

ただし、それっきり。
その後、特にファンだったわけでもないし、
レコードなどもを買わず、ライブに行ったこともない。

 

★2018年5月 青山葬儀所

けれども今回発見した「July Morning」や「Epitaph」の音源が
大阪球場や後楽園球場のライブだったことを知り、
2年前の5月、

青山葬儀所での西城さんのお葬式に行ったことを思い出した。

 

これもその時まで知らなかったが、
西城さんは1974年夏、日本人としては初めて
球場でライブをやったミュージシャンだったという。
それを記念して祭壇は大阪球場を模したものだった。
そこには「一生青春」の文字も刻まれていた。

 

日本の音楽シーンが活性化した

1970代後半から80年代、90年代にかけて
球場でライブをやることは、

そのミュージシャンがビッグになった証であり、
一つのステータスでもあったが、

その流れを作ったのも西城さんだった。

 

西城さんはさらに大きなミュージシャンとして

成長しようとしていた矢先、
病に倒れ、人生の後半は病気との闘い、リハビリの日々になった。

 

そして2018年4月の終わり、運命の日は来てしまった。

自宅で倒れ、意識不明のまま、翌5月半ばに帰らぬ人となった。

 

西城さんがアイドル、スターとして活躍した時間は、
トータルで見るとけっして長くない。
けれども凡人の何倍も濃密な時間を生きたのだと思う。
まさに太く短い人生だった。

 

葬儀が行われたのは亡くたって9日後。
僕はレギュラーワークの一つとして
葬儀・供養関連の専門誌のライターをやっているので、
その現場を取材する幸運に恵まれた。

 

 

★華やかであたたかいお葬式
式場には入らなかったが、
テレビ中継のスタッフや芸能記者たちに混ざって、
青山葬儀所内の別室にあるモニター画面で
告別式の一部始終を目にし、
野口五郎さんや郷ひろみさんらの弔辞を聴いていた。

 

告別式が終わり、真っ青なベールがかけられた棺が
真っ青な空のもとに運び出される。


黒いリムジンに乗せられた後、
MCの徳光和夫さんが集まった人たちに
「ヒデキ、ありがとうと言って送ってください」と呼びかける。

 

ファンかスタッフかわからないが最初に一人の男性が声を上げた。
「ヒデキ、ありがとう」
すると堰を切ったようにみんなが「ありがとう」と
ヒデキコールを繰り返し、火葬場へ向かうリムジンを見送った。

 

テレビやネットで観た人も多かったと思うが、
あれは本当に一世を風靡したスターらしい華やかで、
そしてあたたかいお葬式だった。

 

最後を締めた徳光さんの人柄や、
野口さん・郷さんの、あの時代の叙事詩を語るかのような
弔辞も影響しているが、
何よりもファンの、ここに来なくてはいられなかったという
思いの渦みたいなものが青山葬儀所を包み込んでいた。
(確か地方から旦那さんと泊りがけで来たという人もいた)

 

いま思えば、亡くなって10日足らずで
あれだけの規模・内容の式が出来たこと自体が奇跡のようだ。

 

企画・運営した人たちにも、
大スターの最後を飾る花道を作らなくては、
という使命感にも似た思いがあったのだろう。

 

今はがたとえ有名人が亡くなっても、
まず近親者だけで密葬をし、
あとからファンなどのためにお別れ会を開く――
といったパターンが多く、

それさえもないことも珍しくなくなった。

 

西城さんのご家族も、
気を遣わないで済む密葬(家族葬)で済ませ、
後日にお別れ会――という選択肢だって当然考えただろう。

 

しかし喪主である奥さんは、彼を支え応援してくれたファンと
悲しみを分かち合うのが義務と思ったのかも知れない。

 

また、病気を負った姿しか見ていない息子さんたちに、
父がいかに偉大なスターであり、ミュージシャンであったかを
胸に焼き付けてほしいという思いもあったのかも知れない。

 

★死してなお輝き続ける
青山葬儀所から出ていく西城さんの棺をその場で見送り、
ありがとう、さようならとコールを送った1万人の人たち。
その胸にも深い満足感と、
それまでの活躍の記憶がより深く刻み込まれただろう。


やはりテレビやネットで得られる、
効率の良い「情報」だけでは補えないものが
リアルな場にはあるのだ。

 

もしかしたら、いかなる昭和のスターでも、この先、
あんな華やかで、あたたかいお葬式はできないのでは・・・
とさえ思う。

 

ロックの話とすっかり離れてしまったが、
西城秀樹の歌は素晴らしい。
「July Morning」も「Epitaph」も、

その他、いろいろなジャンルの音楽を
自分のものして歌える才能は稀有なものではないか。

 

あの時代の音楽と、
それを糧にして育った日本人を語るに欠かせない存在して、
死してなお、西城秀樹は輝き続けるのかも知れない。

 

 

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人形町での白昼夢

 

午後から久しぶりにリアル打ち合わせの「ダブルヘッダー」。
どちらも割と近所だったので、
人形町~京橋という、いわゆる日本橋エリアを歩く。

 

人形町駅周辺は、江戸時代、
歌舞伎小屋の中村座、市村座とともに、
薩摩浄瑠璃(薩摩座)や人形芝居(結城座)が行われていた地域。


そうした人形遣いが多く住んでいたことから、
人形町と呼ばれるようになったという。

 

日本に限らず、世界中どこでも、
生身の人間では伝えられない世界・物語を人形が担ってきた。
そういう意味では

人形遣いは魔法使いに相通じるものを持っている。


200年前、このあたりで人形遣いたちは
芝居の舞台でも日常でも、毎日、人形たちと向き合い、
語り合っていたのだろう。

 

特に夜、ろうそくの明かりのもとで向き合っていると、
人形と人形遣いとの魂が入れ替わることが、たびたび起きた。

 

人形の見る世界は、人間の見る世界と違っている。
物事の真実、本質が見えるのは、実は人形のほうかも知れない。

最近すっかりご無沙汰になっているが人形劇を見たくなった。

おりべまこと 電子書籍

神ってるナマケモノ

 

可愛いくて、楽しくて、笑える彼ら。

奇妙で、不気味で、不思議な彼女ら。
美しくて、おぞましくて、くさくて、汚くて、とてつもなく怖くて危険なやつらも。
僕たちはこの星の上で137万種類を超す動物たちといっしょに暮らしている。
イマジネーションを掻き立て、人間の世界観の大きな領域をつくってきた仲間たちについてのエピソードや、あれこれ考えたことを編み上げた、おりべまことの面白エッセイ集。「DAIHON屋のネタ帳」から36編を厳選・リライト。

内容

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・おしりを拭いてもらうイヌの幸せと人面犬の増殖について
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姉ヶ崎の遠い海

 

3ヵ月ぶりのリアル取材。
「寺力本願」の取材で千葉県市原市姉崎へ。

人生未踏の地。


姉崎とは色っぽくい女と壮大な海原のイメージを抱かせる地名だ。

もろ肌脱いだ姉さんが岬の先端に立ち、
潮風に長い髪をなまびかせ、漁師の男たちに水平線を指し示す。
その指先には房総の海を行く巨大なクジラが潮を吹き・・・。

 

てな幻視を抱きつつ、内房線・姉ヶ崎の駅
(地名は姉崎だが駅名は姉ヶ崎)に降りたが、
もちろんそんなイメージを想起させる風景などカケラもない。

 

かつては確かにここには豊かな房総の海が広がっていた。
漁も盛んで、海苔の養殖、海水浴、潮干狩りなども行われていた。
時には沖合にクジラだって回遊していたかもしれない。

 

しかしその海は60年ほど前に消え去った。
高度経済成長時代の『所得倍増計画』を受けて
昭和35年度から『五井、姉崎、袖ヶ浦地区土地造成事業』が

スタート。

『京葉工業地帯造成計画』にもとづいて
石油精製・石油化学の諸企業がこの五井姉崎地区に誘致され、
姉崎の海は完全に埋め立てられた。


そして漁業に携わっていた人々の多くは漁業権を放棄した。

いまにして思えば、わずかなお金のために
かえがえのない、魂に等しいものを売り払ってしまった・・・
と言うと、感傷的に過ぎるだろうか。

 

農地・山林もそうした企業の社宅建設のため宅地や道路となり、
団地があちこちに建設されて、姉崎地区は大きく変貌。
「姉さんの岬」の伝統、暮らしは、はるかな過去のものになった。

 

 ただ、現代の僕たちからは「破壊」に見える

海の埋めたてや、山の切り崩しは、
当時の人たちにとっては新しい時代の訪れを告げる風景、
希望に胸高まる光景だったのだろう。
一概に批判はできない。

今やその工業地帯化・埋め立ての物語も過去のものとなり、
かつてここが海だったことを想像するのさえ不可能だ。

 

生活の場としての海、遊び場としての海。
これらの記憶は一部のお年寄りの記憶の中には

まだ残っているようだ。

 

今も盆踊りシーズンに歌われている

「姉﨑音頭」は昭和初期に作られたという。
その歌詞には当時の情景が描かれている。

 

「ハァ/磯の千鳥のヨ/鳴く音にあけてネヨイトネ/白帆うれしやうれしや姉ヶ崎/サァサヨイトコ姉ヶ崎」

 

遠浅の海には、米やまきを東京方面へ運ぶ

五大力船などの帆船が浮かび、
西には富士山、北には筑波山が望める

素晴らしい景色だったという。

 

バス停「別荘下」も、ここが東京からやってくるお金持ちの
別荘地でもあったことを忍ばせる。

 

「時折、船の霧笛が聞こえるんですよ」
取材先のお寺の住職はそう語った。


駅からは臨機工業地帯のコンビナートの煙突が見えた。
たしかに海は近い。
けれども僕には記憶の中にあるという
遠い遠い幻の姉崎の海のほうが心に焼き付いた。

 

 お待ちかね、おりべまこと電子書籍第6弾。

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ブログ「DAIHON屋のネタ帳」から36編を厳選・リライト。

 

内容

・ネコのふりかけ
・おしりを拭いてもらうイヌの幸せと人面犬の増殖について
・なぜ日本ではカエルはかわいいキャラなのか?
・ウーパールーパーな女子・男子
・ヌード犬・ファッション犬

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「アホな人間よりも優秀な機械ですよ」とは書かない

 

AIなど高度な技術に手を出す前に、
自社に合ったITツールの運用の仕方を見直しましょう。

 

そんな趣旨で、中小企業向けの
DX(デジタルトランスフォーメーション)の本を書いていたが、初稿からあちこち直しが入り、完成が近づいてきた。

 

コンサルタントの事例とノウハウを紹介するのがメインだが、
本であるからにはストーリーが必要ということで、
僕がその部分を担当した。

 

そのストーリーというのは、一言でいえば、
機械にできる「労働」「作業」はみんな機械にまかせて、
生産性を上げて余裕を作って、
「もっと人間らしい仕事をしましょうよ」ということになる。

 

もうちょっと言えば、
今まで「時間かけて、魂込めてやらなくちゃいかんぞ」
と思っていたところも、べつにタマシイなんぞいらんよ、
IT使って早く、ラクに、手を抜いてできたほうがいいよねーー
というわけ。

 

会議や打ち合わせなど、
その場でリアルに相手と向かい合わなければ、
ちゃんとした話し合いにならない――と言ってた人も、
コロナ禍で「大半はリモートでもOKだな」と考え直した。

セミナーもミーティングも、
リアルでなくては成り立たないというほどのものは
そう多くはないことを実感したはずだ。

 

さて、それはいいとして、
じゃあ「もっと人間らしい仕事って何?」と問われると、
クリエイティブな仕事とか、
そんな返事が返ってくるんだろうけど、
具体的なことはさっぱりわからない。

 

もちろん、僕にもわからない。
だってそれはそれぞれの業種・業態・会社によって
さまざまだから。
自分たちで考えてください、としか言いようがない。

 

考えてみたら、こういうことって、
工業化大量生産時代のフォーディズム、
要するにベルトコンベアの分担作業の頃から
ずっと言われ続けていたことだ。

 

機械を入れれば生産性が上がり、
良いものができ、会社が儲かる。
お客さまは幸せになり、働く人も幸せになる。
みんな幸せになって人間らしい暮らしが送れる。

 

場所が工場か、オフィスか。
仕事が製造・組み立てか、デスクワークか、の違いだけである。

 

と書いてみて、かれこれ30年以上前、
名古屋にある某有名家電メーカーの工場で
3カ月ほどのアルバイトで、

チャップリンしていたことを思い出した。


ちょっとコンベアのスピードが上がると
ついていけなくて、あちこち配置を代えられたことを憶えている。

 

映画「モダンタイムス」が制作されたのは1936年。
もうかれこれ80年以上前になる。
「人間らしい働き方」というのは、
そのころからの普遍的テーマなのだ。

 

20世紀の人たちからしてみれば、
21世紀の僕たちは、工場労働などの多くはロボットにやらせて、
みんなでコンピュータやスマホをいじくり、
いろんな情報を取り込んで、加工して・・・
なんてことをやってて、
実に人間らしい働き方をしているなぁ、と見えるのかも知れない。

 

よく言われているように、機械は人から仕事を奪う。
2015年に野村総研がリリースした
「日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に」
という研究報告が社会に与えた衝撃は大きく、
「いずれその日が来る」と
僕たちの潜在意識にインプットされてしまった。

 

これも時代の変化と言ってしまえばそれまでだが、
より安く、より良い製品・サービスを提供するために、
職場により進化したIT技術を導入するのは当然だろう。
そうなれば、会社が抱えきれなくなる人は続出するだろう。
これまで貢献して来ましたと言っても、もう通用しないのだ。

 

「そうした落ちこぼれる人に、
新たな活躍の場を作れないかと考えるのもDXです」
ストーリーはそんな願いを込めて、
ちょっとエモーショナルに結んでみた。

 

現実面ではともかく、本の中で
「アホな人間よりも優秀な機械ですよ」とは書かない、書けない。
僕に限らず、おそらく誰もが。
2020年の今の時点では。

 

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オナラよ 永遠に

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。

小学5年生の小松救太郎は、ぬきうちテストの最中にオナラをもらし、クラス中からいじめられる。
じつはそのオナラの真犯人は隣の席の水城ユリカ。。彼は憧れの女の子の失敗をかばっていたのだ。しかし、ユリカはお礼を言うどころか、よけいなおせっかいだと救太郎をきびしく攻める。
その日、家に帰った救太郎は奇妙な白昼夢を見る。そこに登場するのは、26世紀から来た、オナラで音楽を奏でるプータローというキテレツな男。
この男の話 によると、500年後の世界では人間はオナラをしない生き物に進化しており、そのせいでストレスがたまり、心の病が蔓延しているという。そして救太郎こそが、失われたオナラを取り戻すための救世主であり、ユリカとラブラブになることで人類がオナラを取り戻し、不幸な歴史をやり直せると伝える。
救太郎は、潔癖症でオナラを軽蔑するステージママである母親のプレッシャーにユリカが苦しんでいること、また、人類からオナラを奪おうとする謎のヘビ魔女が彼女に取りついていることを知る。
ヘビ魔女との対決や、秘密警察から逃走するプータローとの交信を通じて、ついに自分の力で未来を変えることを決意する救太郎。
その方法はユリカのオナラをかばった日にタイムスリップして戻り、二人のよじれてしまった関係を修復するということだった。
はたして彼はユリカの気持ちを変え、オナラを失った未来の人類を救うことができるのだろうか?

読みだしたら止まらない面白さ。
オナラをこよなく愛するあなたのバイブルに。

 

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近日発売 神ってるナマケモノ:動物エッセイ集

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AIを使うために必要な人間臭さ

ここ1カ月の間、DX(デジタル・トランスフォーメーション)
についての本を書いていた。
他の仕事と並行してやっていたのでしんどかったが、
ほぼほぼ完成に近づいて、
あとは最終リライトで誤字脱字のチェックと
言葉遣いの整理をするだけだ。


DXと言ってもいろいろあって、
ITツールを使って業務をデジタライズして
企業を変革するという意味では、
メーラ―やワードの使い方の幅を広げ、
深化させることだってDXである。


ネットバンキングでパスワードを盗み取られるのと、
ATMで下した現金を奪い盗られるのと、
どっちのリスクが高いか考えるのも
DXの重要な部分である。


書きながらあれこれ勉強しているうちに。
この1年くらいのわずかな間に、
AI(人工知能)の導入コストがぐっと下がり、
普及に拍車がかかっていることも知った。


AIというと、SF小説・映画・マンガなどの影響で、
つい人間にとって脅威的な存在に感じてしまうが、
AIも2種類あって、こういうのは「汎用型AI」、
最近、社会に普及してきたのは、「特化型AI」である。


代表的なのはAppleのSiriやAmazonのAlexaで、
もうすっかり家族の一員だったり、仕事のパ-トナーに定着。
Googleの検索エンジンの中でも、24時間265日、
地球の津々浦々まで、AIがフル稼働している。


従来のコンピュータープログラムでは、
人間が入力した通りにしか動かせなかったが、
AIには「自分で考える力」が備わっている。
それがビッグデータからの
「ディープラーニング(深層学習)」だ。
大量のデータがあれば、それを休みなく猛勉強して、
ビジネスに役立ついろんな分析結果が出せる。


小さな会社やお店でも、
まとまったデータさえあればAIを活用でき、
自社で学習させることによって独自のAIにし、
育成したそのシステムを販売するという会社も現れ始めている。


しかし、こうした技術――
特にAIのような高度なものに対しては
まだまだアレルギー反応を起こす人が多く、
ちゃん準備をせず、下手に導入すると、
使えないだけでなく、
会社や店がバラバラになってしまう危険が潜んでいる。


よくDXの事例として紹介されている老舗食堂などは
AIに毎日の客の入りを予測させることで、
売り上げ・利益面で大成功を納め、
飲食業界・小売業業界いから注目されている。


しかし、その裏では猛烈な従業員の反対があり、
老舗の看板を支えてきた板前職人が
辞めてしまう事態にまで発展したという。


「大切にしてきた伝統の文化を崩してまで
儲けを出す必要があるのか?」


経営者に対してその板前職人はそう主張したのだろう。
どっちがいい・悪いでなく、
効率化をめざして
今まで人力でやっていた業務をデジタライズしようとすると、
必ずこうした「人間VS機械」の衝突が起こる。


DXを進めたい経営者はそれを覚悟して
猛烈な反対意見を退け、自分の正義を通すための、
ゆるぎない信念と経営ビジョンを持っているのか?
それに共感し、支援する社員・授業員・協力者がいるのか?
ということを問われるだろう。


DXで最も重要なのは、そうした人間の、
すごく人間臭い部分なのだ。

 

おりべまこと電子書籍

オナラよ 永遠(とわ)に

 

オナラをテーマに展開する、愛と笑いとメッセージを載せたSF+ファンタジーテイストの少年少女小説。
小学5年生の小松救太郎は、ぬきうちテストの最中にオナラをもらし、クラス中からいじめられる。
じつはそのオナラの真犯人は隣の席の水城ユリカ。。彼は憧れの女の子の失敗をかばっていたのだ。
しかし、ユリカはお礼を言うどころか、よけいなおせっかいだと救太郎をきびしく攻める。
その日、家に帰った救太郎は奇妙な白昼夢を見る。
そこに登場するのは、26世紀から来た、オナラで音楽を奏でるプータローというキテレツな男。
この男の話 によると、500年後の世界では人間はオナラをしない生き物に進化しており、そのせいでストレスがたまり、心の病が蔓延しているという。
そして救太郎こそが、失われたオナラを取り戻すための救世主であり、ユリカとラブラブになることで人類がオナラを取り戻し、不幸な歴史をやり直せると伝える。
救太郎は、潔癖症でオナラを軽蔑するステージママである母親のプレッシャーにユリカが苦しんでいること、また、人類からオナラを奪おうとする謎のヘビ魔女が彼女に取りついていることを知る。
ヘビ魔女との対決や、秘密警察から逃走するプータローとの交信を通じて、ついに自分の力で未来を変えることを決意する救太郎。
その方法はユリカのオナラをかばった日にタイムスリップして戻り、二人のよじれてしまった関係を修復するということだった。
はたして彼はユリカの気持ちを変え、オナラを失った未来の人類を救うことができるのだろうか?

 

読みだしたら止まらない面白さ。
オナラをこよなく愛するあなたのバイブルに。
そして人生の常備薬に。

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在宅ワークにカエルの合唱

 

そろそろカエルの季節です。
うちのそばには川がありますが、さすがにカエルは鳴いてない。
田んぼがないとだめなのです。

 

そこでYouTubeを探したら、
いっぱいアップされていました。
懐かし・癒しのサウンドスケープ。
やっぱり日本人の故郷は田んぼだね、
ごはんはお米だよね、という感じ。

 

というわけで最近、仕事のBGMはカエルの合唱。
中でもこれはいろんな種類のカエルが混じっていて楽しい。
カエルのダイバーシティというところでしょうか。
ほどよくうるさくて、なかなか脳にいいのでおすすめです。

あなたも在宅ワークに使ってケロ。

 

 

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ロンドンのハムカツ 

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「食」こそ、すべての文化のみなもと。その大鍋には経済も産業も、科学も宗教も、日々の生活も深遠な思想・哲学も、すべてがスープのように溶け込んでいる。

「食べる」を学び、遊び、モグモグ語るおりべまことの面白エッセイ集。自身のブログ「DAIHON屋のネタ帳」から33編を厳選・リライト。

 

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2020DXでZoomは空前絶後の大ブレイク  そして東尋坊は夢の彼方

 

3月を最後にリアル取材をやっていない。
4月から取材はぜんぶ自宅でZoomを使ってやっています。
昨日も福井のお寺の住職さんと1時間半くらい話してました。

 

僕がはじめてZoomを使ったのは昨年の11月。
最初はSkypeで、という話だったので、用意していたら
いきなりZoomで、とURLが送られてきて、Zoomってなに?
こんだけでつながるの? ちゃんと話できるの? 
と思ったものですが、
やってみて簡単なのにびっくり。

 

ちなみにこのZoom、
僕が初体験した頃の昨年12月末時点で
1日あたりの会議参加者は約1千万人、

それが今年3月には2億人を突破、
そして4月が終わらないうちに3億人を超えるという
驚異的ペースで急増しているそうな。

コロナさまさまと言っちゃ語弊があるけど、

とにかくすごい勢いです。

 

東尋坊(断崖絶壁:自殺の名所)の入口あたりに
人生相談の出張所を出さなきゃ・・・
なんて笑い話をしていた坊さんに、
「ぜひ福井に来てくださいよ」と誘われました。

 

しかし、もはや「あご・あし・まくら」を頂いて、
大迫力の東尋坊見物をして越前ガニを賞味するなんて、
昔は当たり前だった2~3日の出張取材は、
贅沢中の贅沢、夢のまた夢に思えてきました。


ま、仕事があるだけよしとしてますが。

 

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Google大躍進、FB誕生:デジタルファンタジア2004

 

アナログ人間の僕がDX(デジタルトランスフォーメーション)の本を書くことになった。

 

漠然とAIとかクラウドコンピューティングみたいな
先進的なIT技術のことだと思ってたけど、
昔からあるメーラーやエクセルやワード、
SEOやらネットバンキングも含めてぜんぶDX。


要はITによる業務効率化にもとづく
経営改善策全般の考え方をDXというらしい。

 

世界で最初にこの概念を提唱したのは、
スウェーデン・ウメオ大学のエリック・ストルターマン教授。
その論文の主旨は
「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」

というもので、情報技術と現実が徐々に融合して結びついていく変化が起こるとしている。


いま聞くと当たり前のことを言っているように聞こえるが、
この概念が出されたのは2004年。今から16年前のことだ。

 

そこで2004年にコンピュータ、インターネット関連で

どんなことが起こっていたのか調べてみた。

 

パソコンはマイクロソフトがすでにウィンドウズXPを出して、
一般に普及していたが、
まだ仕事で使うものとの認識が強かった。

 

インターネット検索はまだデータ数が少なかったが、
この年、グーグルが株式を公開。大躍進を始め、
あっという間に検索エンジンの代名詞になった。

 

いまや誰もがお世話になっている通販サイトのアマゾンも
創設10周年を迎え、もこの頃から躍進が始まっている。

 

若きマイケルザッカーバーグがフェイスブックを生み出し、
SNSが世界中に広がることになった。

 

今をときめくYou Tubeはまだ市場に登場していない。

 

スマートフォンも使われておらず、
まだ世界中の人たちがガラケーを使って電話していた。

 

ただ、水面下でAppleが着々と
iphoneリリースの準備を進めており、、
のちのiPhone / iPadとなるデバイス向けの特許や
マルチタッチスクリーンの特許を申請している。

 

いささかこじつけっぽいが、2004年は現在に至る
本格的デジタルワールドへの流れが湧きだした年だ。

 

今やグーグルマップを見れば、
家にいながら世界旅行だってできる時代。
蓄積されたデータ量は計り知れない。

この16年で世界はインターネットで網羅され、
デジタルデバイスの中で
あらゆる事象が見聞き・体験できるようになった。

21世紀になる頃、ファンタジーだったことは
すでにほとんど実現している。

これからはその深化が始まる。

 

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キャバクラもオンラインで

 

DX(デジタルトランスフォーメーション)の本を

書くことになり、
その打ち合わせ(ブレインストーミング)の中で出てきたのが、
オンラインキャバクラ。

 

新型コロナウイルスの影響で営業できなくなり、
従業員の給料を稼ぎ出したいということで生まれたのか。
ズムキャバ、いいアイデアではないか。

僕も一人暮らしだったらハマっちゃうかもしれない。


ただ、ずらっと並んだメニュー=

キャバ嬢のおねえちゃんたちの顔を見てたら、
これはメイクなのか、画像処理なのか、

素顔とのギャップはいったいどんだけあるんだろうとか、
そんなことばっか気になった。

 

いずれにしてもこれから「オンライン〇〇」というのは、
一つの文化カテゴリーを形成しそうだ。

飲食店もお厳冬だけじゃなく、「ZOOMおつまみ」とか
「オンライン飲み会用セット」とかをやったら
けっこう売れるのでは?

だれの心のなかにも「子ども」がいる。
自分のなかにいる子どもにアクセスしてみれば、
何が本当に大切なのか、何が必要なのか、
幸せになるために何をすればいいのか、どう生きるのか。
自分にとっての正解がきっとわかる。
〈少年時代の思い出〉×〈子育て体験〉×〈内なる子どもの物語〉で
モチモチこね上げた おりべまことの面白エッセイ集。
自身のブログ「DAIHON屋のネタ帳」から40編を厳選・リライト。

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気がつけば世界の終わりにいた

 

何者かの意思によって、
僕たちは世界の端っこに追い立てられた。
もう誰もここから逃げられない。


そう思ったのは
昼間、メーカーのA氏にZOOMで取材して
ひと通りの話が終わった後のことだ。


前々から頭の奥にへばりついていた疑念が、つい声になった。


「ところでAさんは自分の周りでコロナにかかった人いる?」

答えはNO。僕もNO。


これだけ連日連夜、報道が続けられ、
感染者数・死亡者数が伝えられているのにも関わらず、
僕の周りでも、A氏の周りでも、誰もコロナにかかっていない。


もちろんかかっていても無症状なだけなのかも知れない。
そうしたキャリアはいっぱいいるだろう。
だから現在の自粛を解くべきだとか主張するつもりはない。


でも冷静に状況を振り返ると、
やっぱり不思議な気持ちにならざるを得ない。


「これって強制的に今までの社会をリセットして、
みんなデジタル化させようという

巨大IT企業の陰謀じゃないのかね?」


「そうそう。デジタル化で個人情報取り放題にして、
それをエサにAI・ロボットを劇的に進化させ、
パーフェクトな情報管理社会のベースを
作ろうとしているのかも」


「IT企業と黒幕のラスボスみたいなのが

手を組んでやっているんだろうな」


“奇しくも”――というほどのものでもなく、
A氏と僕が感じていることはあっけなく一致した。
もしやあなたも僕たちと同じことを感じているのではないか? 


中国・武漢や欧米各都市の惨状。
志村けんさんや岡江久美子さんの死。
医療崩壊寸前の都市部の状況。


それだけの材料がそろっているのに、
リアルでない。切迫感がない。


そもそもこれは史上最悪のウイルスと言えるのか?


ペストやコレラや天然痘はもっとすごかったのではないか?

 

世界全体の情報化が、このウイルスが人々の心に与える

恐怖や不安を何倍・何十倍にも膨らませているのではないか?


新型コロナウイルスとは、実体は2割に過ぎず、
あとの8割は「情報」なのではないか?


いずれにしても世界はもう
古い皮を脱ぎ捨てようと脱皮の最中だ。
第2次世界大戦後、75年続いてきた、
僕たちが慣れ親しんだこの世界はもう終わった。


もう誰もコロナ以前の世界がそのま戻ってくるとは
思ってないだろう。
表面的には自由で平和な日々が帰ってきたとしても、
その内実は大きく変わっている。
それが嫌な人は退場するしかない。


僕たちができるのは
社会的に生きるための個人情報は奪われても、
魂のデータは売り渡さないこと。それだけだ。


・・・なんて都市伝説的な妄想を書き連ねてみたけど、
信じるか信じないかはあなた次第です。


「新型コロナウイルスとはなんだったのか?」
その真実が解き明かされるのは、たぶん5年後くらい――
昭和100年のことになるだろう。

 

5月もやっぱりおりべまことの電子書籍

 

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基本デジタル、時々リッチにアナログのワークスタイル

 

月に2回、月刊仏事のネタ打ち合わせとゲラ稿チェックのために鎌倉新書に出向く。

 

今回はどうする? Zoomでやる? とも話したが、
「ナマでお顔が見たいです」との要望にお応えし、
ガラガラの京王井の頭線と東京メトロ銀座線を乗り継いで
銀座の隣の京橋へ。

 

昨年10月に引っ越してますます洒落てきた同社のロビーは
ミニミニ図書館みたいになってて、知性と安らぎの空間演出がなされている。

 

ここのところZoomを使っての取材、

座談会、打ち合わせをやっていた。

スカイプでリモートをやっていたの時は
話が込み入ると面倒さ・不自由さ・

歯がゆさみたいなものを感じたが、Zoomはじつにスムーズ。

 

理由を考えてみると、
相手の顔が見えるのが大きいことに気づいた。
「目は口ほどにものをいう」ということわざがあるが、
「動く顔」が発する情報量はすごい。

 

電話やスカイプ――音声のみや静止画だと、
相手が黙って考え込んでいるとき、表情が見えないので、
なんだか間が持たず落ち着かなくなってくる。

 

そうすると、たとえば取材の場合、要点だけ早く聞き出して
さっさと済ませたくなる。
どうしても掘りが浅くなりがちだ。


表情が読める安心感はなにものにも代えがたい。

今までは基本アナログで、

時間や場所の関係でリアルには無理な場合のみ、
デジタルを使用していたが、
これからは基本がデジタル、時々アナログ
という感じに逆転すると思う。

 

確かにデジタルでやったほうが時間も労力も節約できる。

30分やせいぜい1時間の取材をするために、

往復4~5時間を要するなんてザラだ。

 

効率的で低コスト。生産性も上がるだろう。
原稿づくりに限って言えば、

目標とする記事をデジタルの力を使えば
早くたくさん書くるようになるはずだ。

 

でもね、それで自分が面白いか、

面白い記事になるのかはちょっとべつの話。


デジタル取材は手早く要点を話し合うには優れているが、
余白がなく、面白みに欠けるような気がする。

 

アナログの場合は、ちょっとした小旅行気分が味わえたり、
その土地・その人の持つ空気感を存分に感じられたり、
雑談や脱線から思いもかけぬアイデアが生まれたり、
相手の意外な一面を知ることができたり、
いろんな副産物を得られる可能性がある。
何より自分自身が楽しめ、エネルギーが湧くことが多い。

 

きょうもナマでお会いしたおかげで、
ちょっとしたことだが新しい企画の切れ端をつかめた。

 

これからはベーシックなインプット・アウトプットを、
デジタルで効率よく低コストで必要とされるものを行い、
ときどき愛すべきリッチなアナログで、
仕事に対するエネルギーを取り入れていく.
そんなワークスタイルになるのではないかと予測する。


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遺体感染管理士に学ぶ、メガネ、手洗い、笑いという予防策

 

ステイホーム週間初日、月刊仏事のリアル取材。
電車を使わずガラガラの新宿を
自転車でスイスイ走っての出動です。

 

霊柩車・寝台車を提供する会社において、
日本で唯一、「遺体感染管理士」の資格を発行している
エル・プランナーの橋本佐栄子先生が緊急講座をしました。

 

残念ながら新型コロナウィルスによる死者は増加中です。
加えて肺炎で亡くなる方は昨年の3倍ともいわれており、
その中にもコロナと疑わしき死亡者は
多いのではないかと推察されます。
亡くなってしまったらもう検査はしないので、わからないまま。


だから「死者数はまだ少ない」なんて
侮らないほうがいいと思います。

 

遺体をどう扱うかは厚生労働省から
一定のガイドラインが出されており、
医療者は遵守していますが、
医学的知識があまりない葬儀業者は、
それだけでは具体的にどう対処すればいいか、よくわかりません。

 

そこで遺体搬送の仕事をする人たちに対して、
最重要ポイントである手袋の使い方を橋本先生が伝授。

 

遺体は生体と違って、飛沫感染の心配はなく、
気を遣わなくてはならないのは「接触感染」です。

そのためには棺に触る手をいかに清潔に保つか。


ウィルスが手に付着しないよう
手袋をするのはもちろんですが、
その着脱のタイミング・テクニックを
よく覚えなくてはなりません。

 

講座では参加者が具体的に手袋の着脱の練習を行いました。
たかがはめたり取ったりのことですが、
これがやってみると意外と難しい。

受講生はマネージャークラスの人たち。
現場で働く人たちの命に関わることなので皆さん真剣です。

 

今日の講義を取材して
今さらながら気づいたことがあります。
僕たちはマスクをして、手をアルコール消毒していれば、
なんとなく感染予防できていると思っていますが、
それは間違い。

 

★メガネをかけて目を守る

 

一般のマスクは感染予防というより、
もし自分が病原体を持っていたら、
うつさないようにするためのもの。
ウィルスは医療用でない限り、
マスクを透過してしまうので、
やはり人との距離を保つことが重要です。

 

加えて僕も含め、みんな口と鼻をガードする意識はあるけど、
目のことはほとんど気にしていない。

目からもウィルスは侵入します。
てか、口や鼻よりも侵入しやすい開かれた入口。

ふだんメガネを使わない人も
伊達メガネをすれば、
少なくとも正面から飛んでくる飛沫はガードできます。

 

★噴霧のアルコール消毒でなく手洗い

 

アルコール消毒液をシュッシュとしておけば、

それでOKだろうと安心してしまうもの間違い。
アルコール消毒液は液に手を浸さないと、
本当の消毒とは言えません。
噴霧は、すぐにその場で手が洗えないときの、
いわば応急処置。
これだけでウィルスが殲滅できると思うのは幻想です。

シュッシュの後はできるだけは早く石鹸と流水で手洗いを。


とにかく手を清潔に保ち、
ソーシャルディスタンスを取ることこそ
感染予防のすべてと言っていいようです。

そして体力を落とさず免疫力を落とさないこと。
そしてイラつかないで笑って楽しく面白く過ごすこと。


せっかくならステイホームを自分のために、家族のために、

実のある時間にしましょう。

 

Kindle電子書籍もこの機会に試してみてください。

おりべまことの面白エッセイ「ロンドンのハムカツ」も

明日26日(日)16:59まで無料キャンペーンやってます。

 

 

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何を優先するのか? 何が本当に大切なのか?

 

月刊仏事で「世界のEnding Watch」という連載を担当している。
毎月、世界各地・各国の近年の葬祭の実情や、
葬祭文化・習俗について紹介するのだが、
来月号はさすがにコロナウィルス関連の話をやらざる得ない。

 

葬儀関係のニュースは医療問題のあとにやってくるので、

この2週間ほどでどんどん増えてきた。


イタリア、スペインやニューヨークの惨状を伝えるニュースなどを読んでいると、気分が落ち込んでくる。
他国のこととはいえ、

こんなことが起こるなんて夢にも思わなかった。

 

そんな中、今、世界的に注目を集めている

アーダーン首相のニュージーランドの対策に関する

BBCの記事が昨日上がっていた。

 

同国では現在、最も厳格な「警戒レベル4」(「不可欠な移動」以外は自宅待機など)だが、これを「レベル3」に引き下げるという。

「レベル3」では、学校は「受け入れ人数を制限」して再開される。事業も再開できるが「顧客との物理的な接触」は認められない。
また、10人までの集会は、結婚式や葬儀、
タンギハンガ(マオリ族の葬儀)に限り許可される。

 

あまり葬儀には関係ない記事だったが、上記の部分が検索に引っ掛かったらしい。
「結婚式や葬儀、タンギハンガ(マオリ族の葬儀)に限り

許可される」
というのは同国の社会における文化、歴史、価値観が反映されていて興味深い。

 

それにしても「成功例」とされているニュージーランドさえ、
まだこのレベルの厳しい措置。

ゴールデンウィーク明けの日本の緊急事態宣言解除は夢のまた夢という感じがする。

 

後半にある「経済より健康を優先」という項目は

心を奪われるものがあった。

 

新型ウイルスの最新研究について、政府に助言し定例会見にも参加してきたオークランド大学の准教授、スージー・ワイルズ博士は、アーダーン氏や政府が明確に市民の健康を最優先してきたことが、COVID-19対応の鍵だったと言う。
経済への影響を恐れて行動制限を遅らせたほかの国は現在、はるかに困難な時期に突入している。
ワイルズ氏は、「住民が死んでしまったとか、どんどん死んでしまうのは言うまでもなく、経済にとって打撃のはずだ」と述べた。

 

何を優先するのか?
何が本当に大切なものなのか?

政府や国民の普段の考え方・価値観が、

こうした災禍に見舞われた際に炙り出されてしまう。

 

日本はオリンピックのホスト国だったこと。
その経済効果をもくろんでいたことが仇になってしまった。
それが初期の段階で、
政府や国民の判断を狂わせてしまったのかも知れない。

 

てなことを今さら言っても遅いけど、
日本人の生活習慣、衛生観念は、欧米諸国に比べて
感染症に強いのではないかと希望的観測を持っている。

 

せめてこの2週間ないし1か月ほどは、
昔の日本人のような質素な暮らしを

重んじる心構えで過ごせないか。

 


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杉並グルメ テイクアウトOK店取材

 

仕事仲間の編集者から杉並区のテイクアウトOK店を
ピックアップしてほしいというリクエストを受けました。

なるほど、いま、飲食店はお客さんが激減してしまって大変です。


少しでもお店を応援できれば、
また、家でおいしいものを食べたい人の情報源になればと思って、
2週間ぶりの本格的外出のついでに、
代田橋、西永福、浜田山のあちこち回って取材しました。
(永福町はもうすでに上がっているということでスルー)

 

取材と言っても、パッと目についたお店の前まで行って
テイクアウト、お弁当持ち帰りをやっているかどうか

チェックして、スマホで外観の写真を撮るだけです。


あとは自宅に戻ってネットで住所や電話番号を調べ、
面白い情報、僕なりの感想があったらコメントを加える、

という感じ。

 

やりだすとけっこう面白くなって、

結局、20軒くらいピックアップしました。

 

どこのエリアも結構休業している店が多く、
(印象としては半分くらい閉まっていた)
営業していた人たちは大丈夫だろうか?
このままつぶれやしないだろうかと、ちょっと胸が痛みました。

 

取材して思ったのは、テイクアウトの場合、
やっぱり気軽に入れるかどうかで
明暗が分かれるような気がします。

 

通りすがりにチラッと見ただけで
店の様子がわかる路面店は圧倒的に有利。

一方、二階に上らなきゃいけないところ、

地下に降りなきゃいけないところは相当不利です。

 

不利なら不利で、
テイクアウトやっていることをアピールするなら
なりふり構わずドカン!とやったほうがいい。

 

たとえば看板やメニューもできる限り、
大きく写真入りで出さないと目に留まりません。

 

また、食べる側としては、やっぱテイクアウトはごはんやパン類。
麺類を売りにしているラーメン屋、そば屋、パスタ店などは不利。

 

それでも浜田山駅前の「富士そば」は

「テイクアウトやってます」


ここしばらく入ってないけど、かつてはよくお世話になった
あの立ち食いの老舗が、そば、うどんのテイクアウト?


この浜田山店は富士そばチェーンの中でも
斬新な試みを行う店、女性も押し寄せる店として有名らしい。

気になる人はチェックして、

テイクアウトそばを試してみてください。
この取材はまだまだ to be Continue。

 

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テレワークの劇的普及とコロナ特需?

 

ゆうべは仕事でZOOMを使ったオンライン会議(というか座談会)に参加しました。


Skypeで4人くらいで話したり

、ZOOMで1対1の打ち合わせなどは
やったことがありましたが、
大勢参加する会議に出たのは初めて。


ほぼ日本全国から20人近い人が参加して、
これはなかなか面白いなと思いました。

 

ホストの許可を得て録画。
終わるとPCのドキュメントに

自動的にファイルができる仕組みになっています。
なるほど、これは超便利。

 

ただ、そのファイル、1分ほどのテスト録画は
ちゃんとmp4のファイルになってるんですが、
肝心の会議の録画ファイルは

「dauble click to convert」となっていて、
いくらダブルクリックしても、
新たに「ビデオコンバート」というアプリを入れてみても

開けず困ってます。

 

誰か知ってる人がいたら教えてケロ。


こんなご時世なので、みんなZOOM会議、
さらにはZOOM飲み会に移行。
あっという間にテレワーク、テレあそび、テレ集まりが
普及しますね。

 

経済危機の中、このテレワーク需要はすさまじく、
パソコンやヘッドセットなどは飛ぶように売れています。

 

どこかのカリスマ事業家みたいに
「わたしはスマホひとつですべての仕事をやってます」
と言えればカッコいいけど、
一般人はやっぱりそうはいきません。

 

「テレワークスタート特集」と銘打ったサイトも
続々とできています。

 

皆さん、いままでプライベートオンリーだった自宅を
仕事場にしなくちゃならないので、
まず気分を盛り上げなくては、と考えるのでしょう。

 

それ用のデスク、テーブル、イス、ラックなども通販で
相当売り上げが伸びているようです。


こういうテレワーク周辺のものや、
ひきこもりに必要なものに関しては
「コロナ特需」とでも言えるのかなぁ。

 

それにしても、あまりに劇的な仕事の在り方の変容、
そして社会全体の変容。
もうすでに始まっていて、
これは誰にも止められないなと感じます。

 

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ZOOM会議とデジタル/アナログの使い分けについて

 

昨日は息子とZOOM会議をやりました。
歩いても30分そこそこの距離に住んでいますが、
たぶん夏までちゃんとした形では会えなさそうだな、
ということで。

 

まさかこんなことになるとは思わなかったしね。
大事な人たちとは会える時に会っておかないと後悔します。
人生は思いのほか短く、僕たちの持ち時間はそう多くない。

 

さて、息子との会議は与太話ですが、
劇的なテレワークへの移行で、仕事にもZOOMが大モテ。
ネット上ではmさにZOOM BOOMです。

 

不覚にもそれに気づかず、
今まで使っていたヘッドセットが相当くたびれているなと思って
近所の量販店に買いに行ったら、完全に売り切れていました。

 

通販サイトを観たら、こちらも在庫切れ続出。
1000円とか2000円の安いのはほとんどありません。

辛うじて3000円台のがあったので購入。


たぶん、これからはこうした遠隔取材・
遠隔ミーティングが多くなりそうです。

 

たしかに1時間の取材のために半日、1日かけて、
あるいは泊りで出かけるのは非効率。
お互い自宅やオフィスにいるままでできるのは
超便利です。
データを生産するだけならね。

 

ただ、アナログ人間としてはやっぱり
そこから何か大事なものが
失われていく、損なわれていくような気がしてならないんだよね。

 

効率的なのは、会社の仕事をこなすという観点からは
いいことだけど、
はたして個人の成長にとってはどうなのか?

 

僕は仕事って自分を成長させ、自分の世界を広げて、
より豊かにしてくれるものだと思っています。

 

お金はいただくけど、
結局、会社やお客様のためじゃなく、
自分のためにやっているんだなと思います。

 

だから、これからは
会社やお客様のためにはデジタルでチャチャっと効率的に。
自分のためにはアナログでじっくりたっぷり、
手をかけて足を使って回り道して・・・
みたいな使い分けをしていくのかも知れません。


ところで緊急事態宣言の中継を見て
いろいろコメントが出ているけど、
基本的にはきちんと受け入れて
協力したほうがいいんじゃないかな。

 

結果的にどうなるか、やってみなきゃわからない。
それこそ効率がいいかどうかなんて
考えちゃいられない。
みんなで1か月がんばれば何とかなる――
と信じて行動したほうがいい。
そのほうが社会のためになり、結局、自分のためになる。

 


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本を出したい人は心の地図を開いてブログを書こう

 

時々、本を書きたいんだけど・・・

と相談を受けることがあります。

 

いきなりドカン!とまとめて書くのは、
ほかに仕事がなくて、

よほどヒマにしている人じゃないと無理です。

 

そういう人は、本にするという目標を持って
地道にコツコツ、ブログに書いていくといいと思います。


ああして、こうしてと、
最初から構成を立てたりすると苦しくなるので、
「材料づくり」という気持ちで書くといいと思います。

 

どうせあとからリライトしなくてはいけないので、
楽しく書いたほうがいいし、
そもそも本を出したいという人は
書くことが好きな人だと思うので、できるはずです。

 

SNSでもいいけど、
ふつうの日記や友達とのおしゃべりみたいな文章だと、
本にするのは難しいです。


人に読んでもらうという意識を持って、
本にするときは何となくこんな感じ、みたいな
心の地図を開きながらやっていきましょう。

 

たとえば3日に1本、1,000字の記事を書けば、
1ヶ月に10,000字書いたことになります。
3カ月で30,000字。
30,000字は400字詰め原稿用紙にして約80枚。
もちろん、内容と自分の納得・こだわり次第だけど、
これだけあれば立派に1冊できます。

 

ちなみに電子出版では字数の制限がありません。
極端なこと言えば、

数文字、俳句一句載せただけでも本にできます。

 

 

というわけで、
4月の電子出版は「ロンドンのハムカツ」。
ブログで書いたエッセイを編集したもので、その第1弾。
「食べる」をテーマにしたお話を35編収録しました。

 

きょう1日にUPする予定でしたが、
ひとつひとつリライトしたり、画像を選別しなおしていたら
けっこう手間取って、
まだレイアウトなどの細かい調整と、誤字脱字の最終チェック、
紹介文の作成など、いろいろ作業が残っています。


審査もあるので、UPは来週になると思います。

昔話、笑える話、社会問題、人類の起源から未来まで、
食べ物、料理、食べることをネタに展開する面白エッセイです。

 

 

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なごり雪 なごみ庵 なごり花

 

最初のピアノのイントロ10秒を聴いたら、
もうそれだけで涙腺が緩む「なごり雪」。

 

3月になるとついこの懐メロを口ずさむけど、
桜も咲いたし、今年はまさか・・・と思ってたら、
なんと明日は雪予報。

今日は半袖で過ごせる暖かさだったのに、
まさかまさかの二乗です。

 

今週は月刊仏事の「寺力本願」の執筆。
今回は月曜日に取材した横浜の「なごみ庵」というお寺の巻です。

ここの住職は「死の体験旅行®」の講師として有名。


「死の体験旅行®」とは、
もともと欧米の終末医療の現場で考案されたワークショップで、
カードとペンと想像力を使って、

死を疑似体験するというプログラム。

 

ポイントは自分が大切だと思っているものを
一つ一つ捨てていくところ。
それによって最後に、

自分にとって本当に大切なものだけが残る。

それはあなたにとって何なのか?

家族? 仕事? お金? みんなの幸福?

それとも・・・

 

僕も一度体験してみないと、と思っていますが、
うちの義母と散歩すると、
彼女はもうその域を超越しているのかも、と思えます。

 

家族とか、大切だと思ってきた記憶をどんどん捨て去って、
自分にとって本当に大切なもの――
歌や花を楽しむ気持ちだけが残っている。

 

認知症だからなんだけど、
べつに認知症にならなくても、
人間の脳が行きつく先は、結局、
自分一人の宇宙なのかなぁ。

 

なんだか人生のたたみ方を教えてもらっている気がします。
明日、雪が降ったら今年の桜も終わりでしょうか?
あと何回、桜の花を見られるでしょうかね?

 


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28日(土)17:00から30日(日)16:59まで無料購入可能。

 

ひとりの少年が人類と好きな女の子を救うため、
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恐怖のウィルスをまき散らす正体不明の美女と対決する
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昭和レトロの商店街と 平成以降の日本の大学の存在意義について

 

取材で横浜の東白楽にあるお寺を訪問。
このあたりは箱根駅伝で有名な神奈川大学があるエリアで、
普段はお隣の白楽駅と併せて
大勢の学生でにぎわうようです。

 

その神奈川大学、けっこう大きな敷地の大学なのですが、
住宅街の中にあって、見つけるのにけっこう苦労しました。

 

その学生さんご用達のお店が並ぶのが、
白楽駅から続く六角橋商店街。

ここではこれからの季節、
「ドッキリヤミ市」とか「商店街プロレス」などのイベントが

行われるらしい。
面白そう。

 

たしか同じ横浜の野毛の商店街でも、
大道芸祭が行われていると思いましたが、
横浜では商店街を盛り上げる企画が盛んなのでしょうか。

 

それにしても首都圏界隈では
なぜか大学近くの商店街は昭和レトロなところが多い。
大学生が賑わいを作るから、
昭和のままでもやっていけるのか?

 

それもあると思うけど、昭和と大学の親和性が高いのかも。

 

そもそも日本における大学が
昭和の時代までのものだったんじゃないの?
っていう気がします。

 

ぶっちゃけ、もうあんまり大学の存在意義ってない。

平成以降の大学って、就職あっせん所でしかないんじゃないか?

 

卒業して10年も20年もローンを
払い続けなくてはならないほどの
高い学費を払っていく価値がどれだけあるのか?

 

若者をスポイルするだけの施設になってないのか?

 

それよりも早く社会に出て、お金もらって勉強して
その傍ら、インターネット大学で勉強したほうが
よっぽど効率的だと思うのですが。

 

たぶん、これからそういう時代になると思います。
昭和レトロの商店街には元気に生き続けてほしいけど。

 

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「みみずくは黄昏に飛び立つ」は、書き手・聞き手のバイブル

 

ちょうど100年前に書かれた芥川龍之介の「地獄変」と同じく、
みみずくが作品世界の象徴のように登場する現代の傑作が、
村上春樹の「騎士団長殺し」です。

 

村上氏が「地獄変」を意識したわけではないでしょうが、
この物語も主人公は絵師(画家)で、
何やら現代版の地獄めぐりをイメージさせる物語になっています。

 

この本は芥川賞作家の川上未映子氏が
2015年から2017年にかけて行った
村上氏へのインタビューをまとめたものです。

時期が「騎士団長殺し」の執筆時期と前後していたので、
川上氏がかの作品に登場する「みみずく」と、
「ミネルヴァのふくろう」

(ローマ神話の女神が従える知恵の象徴)を
かけ合わせて考案したようです。

 

昨年末に文庫版が出ましたが、
これも文章書きやインタビュアーなら、
バイブルにしたくなるような傑作です。

 

べつに小説を書いたり、創作活動などやってなくても、
仕事やら、ネットでの活動やら、何らかの理由で、
人に読ませる/読んでもらう文章を書く人なら、
あるいはインタビューをしたり、

質の高いヒアリングをしたい人なら、
参考にできるところがいっぱい見つかると思います。

 

この本に限らず、村上氏はエッセイやインタビューで
しばしば自らの執筆作法について語っていますが、
これは彼個人にだけでなく、普遍的に通じる法則だなと思います。

 

ただし、あくまで時間をかけて、コツコツ書く――
ということを前提とした話なので、
「速く、手っ取り早く、効率的にうまい文章が書きたい」
という人はそれ用のマニュアルを使ってください。

 

誤解を恐れずに言えば、
村上春樹という作家が世の中にもたらした最大の功績は、
多くの人たちに
「誰でも、普通の人でも、物語を作り出すことはできる」
と思わせたことです。

 

かつて作家とか芸術家の多くは「狂気の天才」でした。

芥川の「地獄変」の主人公の絵師のように、
作品を生み出すためなら
家族や大切な人たちを犠牲にして構わない。
そんな邪悪で醜悪で狂気に侵された人間でなければいけない。
少なくとも世間の常識から逸脱した生き方をしなければだめだ。

長い間、人々そんなイメージを持っていました。

 

もちろん古今東西そんな作家や芸術家ばかりでなく、
まともな職業につき、社会活動を行い、

良き家庭人として生きる傍ら、

後世に残る名作を生みだした
作家や芸術家は大勢いました。

 

しかし、そうではない人たちのクレイジーな面、

強烈に個性的な面がクローズアップされ、

誇大広告的に流通していました。

人々がそうした非日常的なものを作家や芸術家に求めていた

という側面もあると思います。

 

そうしたイメージを覆し、
普通に生活しながら、

机に向かって手を動かじ続ければ誰でも書ける――
ということを村上氏は広く伝えたのです。

もちろん、そう伝えることができたのは、
同氏がこの40年間、リリースしてきた作品が、
ことごとく僕たちの心をつかむ優れたものだったからです。

 

川上氏は村上氏の全作品はもちろん、
これまでの様々なエッセイや書簡、
インタビュー、雑文などの類も読み込んで、
計4回、最後は村上氏の自宅にまで乗り込んで
インタビューに臨み、話を引き出しています。

 

ちょっと固い文学論的な対話から、
思わず声に出して笑えるジョークや軽口、
そして、すぽっと懐に入るような質問の投げかけなど、
よくぞここまで胸を開かせた・・・と感心することしきり。


時折見せる、川上氏の小学生の女の子のようなテンションや、
関西弁によるコミュニケーションも
うまく作用しています。

 

創作活動にしても、インタビューにしても、
本番の、その場でしか発生しないスパークを
いかに瞬間冷凍するかが勝負、
ということを改めて思い知らされました。

 

そのためにはアスリート同様、
日常のたゆまぬトレーニングが不可欠だということも。

まさしく奇跡のような対話の記録であり、
生き方のバイブルにもなり得ます。

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自分のブログから東日本大震災の刻印を見つける

 

2016年から継続的にブログを書き続け、

この4年間で1000本以上の記事を上げました。
そのうち3割くらいは読み物になるなと思って、
電子書籍にまとめようと、現在、リライト・編集中。

 

じつはそれ以前のブログも100本くらいあって、
その多くを2011年に書いていました。
9年前の東日本大震災の後からです。

 

ちょうどこの頃、以前、息子が通っていた小学校で
ボランティアの読み聞かせをやっていたので、
その記録として付けていた記事が多いのです。

 

4月22日が第1回目だったらしく、
そのとき2年生の子どもたち相手に読んだ
「ゆずちゃん」という本は、
阪神淡路大震災(1995年)で友達をなくした
子どもの物語でした。
東日本大震災から1か月余りあとのことだったので、
当時の図書館司書の方が選書したのです。

 

僕は自分の感想としてこう書いている。


正直、2年生、わずか7歳・8歳の子どもたちには
シリアスに過ぎるのではないかと思っていた。
それに朝の授業開始前の時間には重すぎるんじゃないか、
とも。
いったいどんな反応をするのか、さっぱり予想できず、
もしやトラウマを与えることにはならないか……
といった妄想も広がった。 

 

 しかし、小さな聞き手たちは逞しかった。
反応はじつにビビッド。
「どうしてこんなところで笑うの?」というところが幾つもあって戸惑ったところもあった。
多少は読み込んで練習してきたので、
落ち着きは失わなかったが、
大勢の前でパフォーマンスするには、けっこう気合がいる。
こちらも五感全体を開放して声を出す。
ストーリーが進むにつれ、
子どもたちの中にしっかりとこの本で描かれた
ドラマが吸収されていくのを肌で感じた。


阪神淡路大震災、東日本大震災をはじめ、
地震、強風、大雨など
幾多の自然災害に遭遇して、
日本社会はそれらの悲劇的体験を糧に
大きく成長したーー
と言えればいいのだが、
どうもそうはなっていないようです。

 

「社会的な成長」というと、経済成長の話になってしまう。
僕らの社会がこの先もっと豊かに成長するには、別の何がが必要なのだと思います。

 

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新型コロナよりも世界不況がこわい

 

「病は気から」。
新型コロナウィルスによる“被害”は
情報化社会が内に抱える疾患ではないのだろうか。

医学的なことはよくわからないが、
いまだに僕はこのウィルスが
そこまで恐ろしいものと思えない。

だけど、いろんな情報媒体から
「こわい、こわい」と刷り込まれ、
世界中の人たちが「新型コロナこわいシンドローム」
「感染したらどうしよう症候群」に
集団感染してしまった。

もちろん死者も出ているわけだから、
軽々しいことは言えないけど、
例年のインフルエンザだって
これくらいの被害はあるのではないか?

コロナの場合は、未知の部分が大きい故、
情報が実体を何倍にも増幅させて恐ろしいものに見せている。
そしてそれが全世界に伝搬されてしまった。

情報化、グローバル化、高齢化など、
以前の時代にはなかった要素がハイブリッドされた
社会ならではの内的疾患と言えるのかも知れない。

しかし、いずれにしてももう
この症候群を止めるのは無理だ。

こうなると恐ろしいのは、
ウィルス感染よりも、
それによって引き起こされる経済的ダメージ。

冗談じゃなく、すでに株価は大きく下落し、
各国のイベント自粛・移動制限などは
世界的大不況につながる可能性が高い。

すでに自粛にいるダメージは進んでいて、
このあとまだまだ続くと考えると、
元に戻すのが大変だ。

落ち込んだ経済状況は取り返せない。
資本主義社会の抜本的な変化も起きかねない。

もう普通の状態、日常の状態を取り戻すだけで精いっぱいで、
そのあとまたオリンピックなんて
非日常的な対応を求められる大イベントをやられても、
みんな気力も体力が持たないのではないのだろうか。

それにイタリアなどが現在あんな状態になっていたり、
この先、アメリカで広がって移動制限など出たりしたら、
とてもまともに開催などできないのではないか。

それよりも日常的なもの、
地域それぞれのイベント・お祭りを重視して
それらが一日でも早く実現していけるようにしたいというのが
僕の本音です。

僕もしばらくの間、新しい仕事はあまり期待できないので、
浮足立たず、
今ある仕事を粛々とこなすしかないと思っています。
電子書籍の出版も粛々と続けていきます。
ただいま第4弾を製作中。


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入棺体験であなたもよみがえる?

 

レインボーカラーの棺桶に潜って、
人生初の入棺体験。

 

今日は「月刊仏事」の取材で、
江東区・住吉にある「ブルーオーシャンカフェ」へ。

こちらは本業である海洋散骨事業と合わせて、
終活相談に乗る終活コミュニティカフェとして
人気になっています。

 

そのイベントの一つが入棺体験。
中に入ってフタを締める。
真っ暗だけど、ちょっとだけ光が感じられる世界。
周囲の声が、なんだか別の宇宙から聞こえてくるようです。

子どもの頃、押入れの中に入って遊んでいたことがありますが、
ちょうどあんな感じ。


洞窟の中とか、穴倉の秘密基地とか。
ぜんぜん怖くもないし、気持ち悪くもない。

むしろずっと入っていたいくらいの心地よさ。
ちょっとクセになりそうです。

 

ちなみに生きてるときに入棺すると
寿命が延びるとか。
再生するということでしょうか。
あなたも一度お棺に入ってRebornしてみては?

 


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生涯現役 還暦新聞少年

 

新聞少年が活躍していたのはいつ頃までだったのだろう?

 

そんな疑問に駆られたのは、今日、近所の100円ショップの
セルフサッカーコーナーで、こんな注意書きを見たからです。

 

「新聞紙は陶器を買ったお客様が使うものです。
それ以外の方がお持ち帰りするのはご遠慮ください」

 

つまり、買ったお茶碗などを包む緩衝材代わりに
置いてあるに、タダだからと何枚も持って行っちゃう人が
大勢いるらしいのです。

 

気持ちはわかります。
新聞紙ってあるとけっこう便利。
割れた陶器やガラスなどを包むのにも使えるし、
食器の油汚れなども拭き取れる。
子どもの学校でも図画工作などの時間で
かなり用途があります。

 

しかし。


こんな100円ショップの古新聞を持ち帰っちゃうってことは、
今、家の中に日常的に新聞がある家庭、
すなわち、新聞を購読している家庭が
めっちゃ少なくなっていることの表れなのではないか。

 

そもそも新聞の目的は

ガラクタの包み紙でも、汚れ落としでも、

子どもの図画工作用でもない。
情報を得る、ニュースを読む、
社会で何が起きているのかを知るためのものでした。

 

テレビやラジオと共存していた時代は、
速報性では劣るが、より深くその情報を吟味・考察するためには
新聞は不可欠なツールであると、
僕たちは教えられてきました。

 

その常識がインターネットの普及によって崩されてしまった。

かくいう僕も、前の家に引っ越したタイミングで
購読をやめてしまったので、

もう14年前に新聞を読む習慣を失ったことになります。

 

新聞を毎日読んでいるということは、
一種の知的ステータスの部分もありましたが、
もはやそれもなくなった今
(というか、もう20年近く前からなくなりつつあった)
月に4000円だか5000円だかの購読料を払って読もうという人は
激減してしまったのです。

 

ということは新聞配達員も消えゆく職業。
調べてはいませんが、かつては街の中いたるところにあった
配達所はどんどんなくなっているのではないでしょうか?

 

昭和の時代、て新聞配達は少年や若者の仕事。
その職場である配達所は、そんな少年・若者のために、
まかないが出たり、住み込みで働かせてくれるところが
たくさんありました。

たぶん、団塊の世代の人などは
小中学生の頃にアルバイトでやっていたという人も

多いのではないかと思います。

 

僕が小学生の頃(昭和40年代)は、

そうした新聞少年が活躍していていた末期の時代かもしれません。

 

確かクラスで2~3人はやっていたし、
僕も夏休みなどにその友達を手伝って、
販売所で牛乳やジュースやお菓子をもらった記憶があります。

 

また、あまり経歴を問われないので、
わけありの経歴を持つ社会のはぐれ者たちが
集まってくる職場として、

小説や映画の舞台の一つにもよく使われました。

 

いまや絶滅の危機にさらされる販売所で仕事をするのは、
最近、年寄りばかりという話です。

還暦をとっくに過ぎた、かつての新聞少年たちが、

サケのように生まれ故郷に回帰しているんでしょうか。

 

どう考えても労働条件はあんまりよくないし、賃金も安いはず。
それでも元新聞少年たちにとっては、
若かりし頃が思い出せて、ありがたい職場なのかも。

 

こうやって現在の通販→宅配と同様、
わざわざ店まで買いに行くのでなく、
家まで配達してくれる底辺の労働者がいたから、
日本の新聞ビジネス、新聞文化は栄えてきたのでしょうね。


それにしても“生涯現役”というとカッコいいけど、
要は“死ぬまで働かなアカン”という時代がもう来ています。


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大人になるための終活、 未来と一体化するためのエンディング

 

「月刊仏事」の仕事がレギュラーワークになってから
早や4年経ちました。
エンディング業界の他のメディアからもお声が掛かり、
3月からそちらも始めることになりました。

 

いつも目の前のことをこなすのが
精一杯で、じつはこの業界のことを
よくわかっているわけではありません。

そこで改めてこの業界のいろんな記事や
会社のサイトに目を通しています。

 

そこで考えてしまうのが、

一般の人たちがこれだけ葬儀だの終活だの
エンディングだのといったことを抵抗なく
口にするようになったのは、なぜだろう?
ということ。

 

すごく前向きに解釈すれば、
自分の身が滅び、自分のj終っても人生が終わっても、
子どもたち――未来の世代がいるからOKだ、安心だ
と信じられるから。

未来との一体化ができるから。

 

つまり年齢が行くことによって
エゴから解放され、1ステージも2ステージも
人間として成長する人が増える。
未来との一体化した人たちでいっぱいになる。

高齢化社会とはそういう社会である―ー


業界の企業理念の項目に書かれている文章を読んでいると、
そうしたイメージを抱きます。

 

では現実はーー
もちろんそうなっていません。

企業理念などの文言は理想論だと言ってしまえば
それまでだけど、少しはそういう境地へ向かって
進んでいこう、成長していこうとするのが、
“いい齢をした大人”の姿ではないか。

 

せっかくの高齢化社会、
せっかうの人生100年時代、
死ぬための終活ではなくて、
大人になるための終活をする人が
増えればいいなと思います。

 


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取材して書くには文章力よりも 相手のいいところを発見する力が大事

 

こんなんで記事になるんですか?」
と、取材先の人が心配そうに訊きます。

きょう行ったネギ農家の人もそうでした。
ここのところ、そういう取材先が多い。

裏事情があって、その部分は書かないでくれとか、
クライアントの要望・イメージに合ったような
話はできないとか、
そもそも大して話すことがないとか、
いろいろです。

 

しかし、そこをなんとかするのが、
プロのライターだし、
実際ほとんどの場合、何とかなります。
ちゃんと商品(記事/文章)にします。

 

何とかならないのは、
相手がどうしようもなく嫌なやつの時でしょうか。

勘違いしている人が多いけど、
(取材して書く)ライターに必要なのは、
文章力よりも、その相手を好きになれる力です。

商品やサービスのことを書く場合も、
それについて語る担当者を好きになることです。

そこまでいかなくても、

「相手のいいところ、好きになれるところ、
面白いと思えるところを発見する力」と
言ったほうがいいでしょうか。

あとは取材時だけじゃなく、その前後も丁寧に、
そしてある程度フレンドリーに接すること。

 

正直、今回の仕事はだいじょうぶだろうか・・
と、帰りの電車でちょっと不安になったけど、
帰宅して夜になったら、
取材したお二人からメールが来ていました。

お二人とも今日の取材について、
素直な文章で感想を述べてくださっている。

 

もちろん、これはいただきます。
ヘンに自分の文章とか、
オリジナリティみたいなものにこだわらず、
こだわらず、いいものはしっかりパクる。

 

これもまた良い商品(記事、文章)の秘訣です。

 


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あれこれ学んでも、自分が本当にやりたいわずかなことしかできない

 

いわゆるビジネス書、自己啓発書、仕事術の本など、ビジネス街の本屋で平月になっている類の本は、この10年くらいの間にかなり読みました。
たぶん100や200じゃ足りないくらい。
しかし、振り返ってみて役に立ったと思えるものは

あまりありません。
あなたはどうですか?

 

月刊仏事で「他紙社会の遺体保管術」という企画をやっているので、昨日はその取材。
遺体保管装置を開発・販売している会社へ行ってきました。

郊外にあるピカピカの新築ビル。
装置を開発しているので技術屋さんかと思ってたら、税理士さん。こんなビルを耐建てるぐらいだから、

そこそこ成功している人です。
それがなぜ遺体保管装置?

 

いろいろ話を聞いていて、なるごど、

そういうビジネス戦略かということはわかりましたが、

もちろん、税理士としての成功が、

そのままこちらの成功に結び付くわけではありません。

 

それにしても2時間の取材時間のうち、製品の話は30分少々。
90分近くは、ドラッガーをはじめ、なんとか経営学者とか、

かんとか経営コンサルタントの書いた本、

加えて空海とか、ちょっとマイナーな武将のナントカとか、坂本龍馬など幕末の志士とかの生き方とかライフスタイルの話。


70歳を過ぎてこれだけいっぱい勉強しているのはリッパ!
と言いたいところですが・・・。

あっちからこっちからいいとこ取りして言葉をパッチワークしても、人の心は動かせません。
なんかそれがよくわかった、という感じ。

 

しかし、売れ行き好調なのか、
他に売るもの(読むもの)がないのか、
相変わらすビジネス本の類はいっぱい出てる。

それだけじゃなくてネット上のナントカ成功セミナーの類も
減ってる気配はありません。

「俺は、わたしは、こえだけいろいろ学んでいる」という
一種の精神安定剤なのか?
自分の場合もそうだった気がします。

けど、いろんな知識を詰め込んで、
全部消化できればいいけど、
どれだけの人ができるんだろう?
僕にはとても無理だし、

結局、本当にやりたいわずかなことしか
やれない気がします。

 


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キャッシュレスの時代になっても「現金な世の中」

 

先日、取材で三田へ。
慶應義塾大学のあるこの界隈の和菓子屋さん。

福沢諭吉先生ゆかりのお店なのかと思ったら、
そういうわけではなくて、ただ単にお隣さんだから
・・ということらしいです。

 

確かにアイキャッチになる。
福沢先生もここの大福を食ったらしいから、
俺も食うと、1万円札とご縁が作れるかも・・・・
と、潜在意識の中で錯覚が起きるかもしれない。
そういう意味では、なかなか商売上手です。

 

でもそのサブリミナル効果もあとわずか。
1万円札として30年以上、お目にかかってきたこのお顔とも
もうすぐさよならですから。

 

5千円札は新渡戸稲造さんから樋口一葉さんに、
今度は津田梅子さんに変わるわけだけど、
いま、もう新渡戸さんのことの憶えている人は
少ないのではないだろうか。

 

「新渡戸稲蔵ってだれ?
むかしお札に載ってたらしいけど、
何した人だっけ?」

 

1万円札も渋沢栄一さんに変わり、
ますますキャッシュレス化が進んだら、
みんなもうこの人が誰だったのか
慶應以外の人たちは忘れてしまうでしょう。

「カネの切れ目が縁の切れ目」とはよく言ったもので、
自分にとって経済的な価値がなくなったものは、
人はどんどん忘れ去っていくようです。
キャッシュレスの時代になっても「現金な世の中」は変らない?

 


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大林宣彦監督の集大成「海辺の映画館―キネマの玉手箱―」

 

大林監督は「その日のまえに」(2008年)を作ったころから、
自分の映画人人生の終活を考えていたのかもしれない。

そうでなければ、ガンで「余命3か月」の告知を受けてから
これだけの大作はできないのではないか。


――というのはあくまで推測だが、
鑑賞してそんな感想を持った。

 

月刊仏事で数活映画特集をやっている関連で、
「海辺の映画館―キネマの玉手箱―」の
マスコミ試写会に行ってきた。
六本木にある、配給会社の試写室である。

 

すでに一度、昨年10月の東京国際映画祭で上映されているが、
4月上旬の公開に向けてマスコミ向けに数回試写会が行われる。
今回はその第1回だ。

 

渡された資料の中のコメントによると、
 幼いころ、“純真な軍国少年”だったという大林監督は、
「自由に生きよ、それが平和の証だ」と父に言われ、
形見代わりに8ミリ映写機を譲られ、
終戦から10年後の東京にやってきたという。
以来、60年以上にわたる映画作り――

 

と口で言ってしまうと簡単だが、
好きなこととはいえ、ビジネスでもある。
自分の中でさまざまな矛盾と
闘わなくてはならないこともあっただろう、

その思いは、この作品のはしばしから浮かび上がってくる。


この世の中と折り合いをつけながら、
自分のやりたいことをやり続ける、
この世界で自分をだまさずに生き続けるための矛盾。

 

3時間の長尺である。
ジャンル分けすると「戦争映画」「反戦映画」
ということになるのだろう。しかし、
一般的に思い浮かべるそれらとはだいぶ趣が異なる。

 

オープニングはほとんどSF映画。
宇宙船の中から観客に話し仕掛けるのは、
語り手のひとり、「爺ファンタ」こと、
かのYMOのドラマー・高橋幸宏氏である。

 

その宇宙から懐かしい日本の現風紀が残る広島・尾道の
海辺の映画館にシーンがぶっ飛ぶ。

そこでは映画への愛とともに、
幕末の動乱・明治維新から原爆投下で終わる太平洋戦争まで、
およそ1世紀にわたる日本の近代の歴史を軸にした、
すさまじいほどのイメージコラージュが展開する。

 

戦争とは何なのか?
僕たちが教わってきた歴史は何だったのか?
それらは歴代の権力者たちが作った、
映画のようなフィクションのようなものだったのか?
公になっている史実の裏には、本当は何があったのか?

 

嫌でもそんなことを考えざるを得ない。

 

おそらく批評としては、CGがマンガのようだとか、
合成がチャちいといった意見が出ると思うが、
むしろそれは全体のメッセージを伝え、
飲み下してもらうための
監督得意の「糖衣」のように思える。

 

実際、リアルな映像ではとても見られない残酷なシーンもある。
利己的な欲望を正義の美名に乗せて、
人を殺したり、人格を蹂躙する、
人間の卑劣さ・醜悪さが醸し出す“残酷”だ。

 

大林監督はメジャーデビュー作を製作した経験から
「ジャンルを選択すれば、如何なる純文学も
商業映画になり得ることを学んだ」
と言っているが、
この作品には、合成画面の稚拙さなどを補って余りある
真摯で深いメッセージがある。

 

これは大林監督の終活であり、集大成となる作品なのだと思う。
しかし、それでありながら、もっと前に進みたいんだという
溢れんばかりの意志を感じる。


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大林宣彦監督の終活映画

 

新年早々、「終活映画」の話です。

縁起が悪いから嫌だと言う人はスルーしてください。

 

昨年末で「月刊仏事」でページ埋める企画、なんかない?

と言われて「終活映画特集」をたりましょうと提案したら、

すんなりOKが出て進行中。

 

「人間の生と死を見つめる終活映画」と題して、

黒澤明監督の「生きる」をはじめ、

先日も紹介した、現在公開中の「私のちいさなお葬式」、

そして今年公開の新作まで、1ダースほどの終活映画を

紹介する予定です。

 

その中に大林宣彦監督の

「その日のまえに」(2008年公開)という、

重松清氏の短編小説を原作に作った作品を入れました。

 

これは死という重いテーマを扱いながら、

同監督独特の笑いとファンタジーの味付けがされていて

とても楽しく、ジンと来る映画です。

 

その大林監督、ガンに侵されている事が判明。

「まだやり残していることがある」と、

闘病しながら、まさしく命がけで

新作「海辺の映画館 キネマの玉手箱」を完成させました。

 

これは昨年10月の「東京国際映画祭」で上映され、

NHKの番組(たしか「クローズアップ現代」)でも

そのメイキングが紹介されたので、

知っている人も多いかもしれません。

 

この新作自体は終活映画のカテゴリーには

入らないと思うけど、

大林監督の映画製作に取り組む姿勢が

クリエイターの終活そのもの。

 

「その日のまえに」と合わせて、ぜひ紹介させてほしいと、

配給会社と制作会社に頼んだところ、

マスコミ用試写会のご案内を戴きました。

 

これは楽しみです。

何回かありますが、

さっそく今月下旬の第1回試写会に行ってきます。

 

なお、この「海辺の映画館 キネマの玉手箱」は

今年4月に公開予定。

 

「尾道三部作」以来、

ユーモアとファンタジーの入り混じった作風で

僕たちを楽しませてきてくれた大林監督の

集大成となる戦争映画です。

 


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2020初夢の記録:お寺の食堂でパンケーキをテレビ中継

 

大きなお寺の中に食堂がある。

僕はそこでギャルソンみたいな恰好で働いている。

新手の精進料理レストランかと思いきや、

そういうわけでもなくて、普通の社員食堂とか

学食みたいなところだ。

喫茶メニューも充実している。

 

そしてなぜかテレビカメラが入って

一生懸命中の様子を取材している。

たぶんNHKだ。

もしや生中継なのだろうか?

 

あちこち旅して歩いている貧乏旅行の

バックパッカーみたいな客がいて、

そいつがパンケーキを注文する。

アイスクリームや生クリームたっぷりの

ボリューミーなやつだ。

 

しかもそのパンケーキを何度もおかわりする。

よけいなお節介だと思いつつ、

「大丈夫ですか? 食べ過ぎじゃないですか?」

と進言すると、そいつは

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。いいから持ってきて」

などとのたまう。

 

そこで厨房に行ってオーダーを通す。

何人かシェフがいるのだけど、ヘッドシェフは

なぜかラグビー日本代表の

リーチ・マイケル主将に似ている。

 

彼は陽気に「OK、OK」と言って、

ドカッと山盛りのパンケーキを出す。

 

そこへテレビカメラがズズズっと寄ってくる。

どう終わったかは記憶にない。

とんころり。

 

――というのが今年の初夢でした。

 

夢なのでナンセンスな世界ですが、

あえて分析を試みると、

自分の過去から現在の仕事や人生が凝縮されて出てきたかのようです。

 

お寺は現在やっている情報誌の「寺力本願」の仕事。

 

飲食店は20代の大半、働いていました。

 

客も自分だとすると、バックパッカーで

ヨーロッパのあちこちを回っていた頃の姿。

 

NHK関係の仕事も長らくやっていました。

 

リーチ・マイケル似のヘッドシェフと

山盛りパンケーキは謎だなぁ。

 

いずれにしても面白い初夢でした。

あなたはどんな夢を見ましたか?

 

――というわけでお正月くらい顔出しします。

本年もどうぞよろしく。

 


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おとなも楽しめる少年少女小説

 

「星の皇女さま、カッパを探しに旅に出る」

という小説を書き始めた。

殆んどタイトルそのままのお話です。

 

昨年、スティーブン・キングの

「スタンド・バイ・ミー」を

読み返してから、

こういう物語を書きたいとモヤモヤ考えていた。、

年が押し迫るとともに、イメージの原型ができてきて、

クリスマスの日に出だしの何行かを殴り書きしてみたら、

ノート3頁分になった。

というわけで、旅に出る準備がでした。

やっと始める気になった。

 

目指すのは「少女版スタンドバイミー(The Body)」であり、

おとなも楽しめる少年少女小説である。

 

とりあえず3か月ほど、彼女らと一緒に旅をしてみたいと思う。

 

2020年はこれまでに書いたタイトル――

「オナラよ永遠に」「いたちのいのち」「ばんめしできたよ」など、

小説や脚本や随筆を電子出版で出していきます。

 

それでは良いお年を。

 


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私のちいさなお葬式(解凍された鯉) 終活と成功と幸福を考える、現代のロシア民話

 

●マトリューシュカみたいな現代のロシア民話

「終活映画」という振れこみで公開された

「私のちいさなお葬式」。

銀座の映画館に観に行ったが、チラシやサイトを見て

想像していた作品とは少し印象が違った。

 

終活映画というより、

現代のロシア民話みたいな印象を受ける。

 

映画館の販売店でお土産に

マトリューシュカを売っていたが、

マトリューシュカみたいな感じの映画――

というと雰囲気が伝わるかな。

 

●ユーモラスだけどシュール

主人公のおばあちゃん先生エレーナは、

可愛くてユーモラスなんだけど、

どこかシュールな不気味さも持っている。

 

だいたい、まだ死んでもいないのに

検死医のところへ死亡診断書を書かせたり、

自分で役所に行って埋葬許可証を出させたり、

棺桶を買い込んで、自分で自分の葬式の準備をする。

めちゃくちゃシュールなキャラである。

 

いわゆる終活映画の半分くらいはコメディだ。

その理由は、やっぱり人間、

行き着く所までたどり着くと、

社会人として活動していた頃には陰に隠れていた、

どうしようもなく滑稽な部分が現れるからだと思う。

 

それに加えて、わけのわからない

シュールでアバンギャルドな部分も

むき出しになってくる。

 

年寄りは敬うべきだけど、

それと同時に僕はいつも笑っている。

うちの90歳の母も、84歳の義母も、

オーガニックなボケをかまして、

僕を面白がらせてくれる。

 

●鯉は秘密の隠し味

もう一つ、この映画の民話っぽさというか、

シュールなおとぎ話感を演出しているのが、

余命宣告を受けたエレーナが、

その帰り道で出会う「鯉」である。

 

この鯉は、これも彼女の教え子だった、

偏屈そうなおっさんが、

湖で釣り上げ、頭をボコボコに打ち付け、

気絶させたのをあげると言って、

ほとんど無理やり押し付けるのだ。

 

彼女はしかたなく受け取って家に帰り、

そのまま冷蔵庫の冷凍室に押し込める。

 

ロシア料理については、

ボルシチ以外よく知らなかっので調べてみたら、

「ウハー(Уха)」という魚のスープがあって、

これによく鯉が使われるという。

あんまりおいしそうではないが・・・。

 

最初はなんでこんな鯉のエピソードを引っ張るのだろう?

と思って見ていたが、

この鯉が、実はこの映画の大きなキーポイントなのだ。

 

後から気が付いたのだが、

「私のちいさなお葬式」というのは邦題で、

原題は「Thawed Carp」――「解凍された鯉」。

メタファー感、寓話感たっぷりのタイトルである。

 

●成功=幸福なのか?

エミーナとともにもうひとりの主人公とも言えるのが、

息子のオレクである。

僕もそうだが、まだ終活するには早い男は、

たぶん彼の立場から、彼の視線で、この映画を観ると思う。

これはこの息子が再生する物語で阿もある

 

彼は故郷を後にし、母親から離れ、

都会で暮らすビジネスマン。

それも成功して、お金持ちになっている風の男で、

自己啓発セミナーを主催し、

講師として、成功したい人々を導く―

そんな役割を担っている。

言ってみれば、お母さんと同じ「先生」なのだ。

 

ところがこの成功者であるはずの彼が、

あんまり、というか全然、幸福そうに見えない。

 

「居心地のいいところに安住していてはいけない。

目標をしっかり掲げて前を向いて進まなくてはいけません」

と彼はセミナーで集まった受講生らに説く。

僕もビジネス書・啓発本の類で聞き覚えのある言葉だ。

 

ところが、受講生の一人の女性から

「わたしの目標は幸福になることです」

と返されると、なぜかしどろもどろになってしまう。

講義の内容とは裏腹に、

彼自身がもう目標を見失ってしまっているかのようだ。

 

成功と幸福はちょっと違うものなのだろう、たぶん。

いや、まったく違うのだ、きっと。

 

日本でこういう成功セミナーをやったり、

本を書いたりしている人はどうなんだろうな?

と、ふと思いがよぎった。

 

これはこの息子が再生する物語でもある。

「解凍された鯉」とは、彼のことなのかもしれない。

 

●若くても観たら面白い

観に行ったのは、平日の昼間だったこともあり、

お客は年輩の、それも女性ばっかりだったが、

ちらほら若い人も見かけた。

 

「終活映画」という触れ込みだからしかたないと思うが、

自分には関係ないと思って無視するには、ちょっともったいない。

 

それほど、いろんな示唆と寓意に溢れた、

笑って深く考えられる、

大人のおとぎ話のような映画である。

若い人も観たらいいのではないかと思う。

 


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AI・ロボットが働き出して、人類の長い労働の旅が終わる

 

●いつのまにかAIの時代になってしまった

AIの進化はかなり凄まじいようだ。

おそらくこの5年くらいで、

いわゆる中間管理職は皆、淘汰されてしまう。

 

機械に管理されていると思うと、嫌がる人も多そうだから、

何となくナントカ部長、カントカ課長は

名目上は残るかも知れないけど、

世の中をリードしていくような会社の現場を管理するのは

実質的にはAIに替わるだろう。

 

AI部長、AI課長、AI支局長、AIデスク。

ごく単純化して言うと、

ホワイトカラーはAI、ブルーカラーは人間。

 

●ちょっと遅れてロボットも

現場・職人の仕事は、まだ人間の範疇。

ロボットには身体性・身体能力が必要だ。

 

手や顔の筋肉の動きは複雑で繊細。

そうしたものをロボットが獲得するには、

まだしばらく時間が掛かりそうだ。

 

だから、いきなりSF小説やアニメの世界には飛ばないけど、

生産工場や農作業など、

複雑性さが求められない、

決まった動きだけの仕事なら、

どんどんロボットが開発され、

人間に代って働くだろう。

 

ちょっと前に書いたけど、

トイレ掃除がちゃんとできるロボットが開発されたら、

いよいよロボットの世界がやってくる。

 

●会社にも役所にも、もう人間は要らない

就活生は正社員や公務員にこだわって一生懸命だが、

会社という所には

もうほとんど人間が要らなくなるのではないか?

役所も銀行も、べつに職員がいなくてもいいのではないか?

葬いう世界はもう目の前だ。

 

いずれ生産現場はAIとロボットにお任せ状態になる。

それこそ人間は、みんな派遣・パート・アルバイトでOKだ。

 

仕事しなくていい。

労働しなくていい。

経済活動しなくていい。

 

●人間のいくところ

そうすると人間は何処へ行くのか?

家に帰るんだ、きっと。

 

人類は長くて苦しかった労働の旅を終えて、

帰るべき場所に帰っていく。

 

そこで本当の人生を送る。

本当の自分の仕事をする。

 

問題はそれが見つかるかどうかだ。

その前に、見つける気があるかどうかだ。

 

人間のやることは何か、

自分がやることは何か、

考える気があるかどうかだ。

 


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笑って泣ける終活映画「私のちいさなお葬式」公開

 

今や世界中で大きな関心事となっている「終活」は、

ヒューマンドラマのテーマとしても重視され、

近年、次々と映画が製作されている。

 

2017年製作のロシア映画「私のちいさなお葬式」は、

モスクワ国際映画祭で上映されて大反響を呼び、

観客賞を受賞。

 

余命わずかと告げられた73歳の

チャーミングな元・女性教師を主人公とした

コミカルタッチの、笑って泣ける佳作だ。

 

12月6日(金)の、シネスイッチ銀座における

ロードショー初日初回では、

(一社)終活カウンセラー協会提供の

エンディングノートが入場者にプレゼントされた。

 

また、公式サイトには同協会の会長・武藤頼胡氏のコメントも掲載されている。

2019年12月から2020年2月にかけて

全国の劇場で順次公開される。

 


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2020喪中はがきと終活年賀状

 

4月に義父が亡くなったので、

毎年、年賀状を戴いている人たちには

今月初めに喪中はがきを出した。

 

というわけで今年(じゃなくて来年:2020年)は

年賀状1回休み。

もうここ10年ほど、

かつてのように年賀状に一生懸命にもなってなかったので、

特に感慨はないが、

1枚も来ないと思うと、やっぱりちょっと寂しい気もする。

 

そんな折、「終活年賀状」のニューズを聞いた。

「来年から年賀状を辞退させていただきます」

といった一文を添えて、それっきりにするらしい。

 

昨年、鎌倉新書がマーケティング会社に登録する

65歳以上のモニター約200人を対象に調査を行った。

 

その調査によると

「終活年賀状を受け取ったことがある」

という人は57%いるという。

 

受け取った時、受け取ることを想像した時の気持ちについて、7割近くが「さびしい」と回答した。

 

「出したことがある」は6%だが、

「送ろうと思っている」と答えた人は半数近くに上った。

理由は「付き合いを身近な範囲にとどめたい」「年賀状作成の負担が大きい」「体力に自信がなくなった」など。

 

終活年賀状には、挨拶文内に

「これまでのお付き合いへの感謝」

「年賀状をとりやめる理由」

「今後も年賀状以外のお付き合いをお願いする」

という3つの要素を入れるのが基本だという。

 

今年はウェブサイトで印刷屋さんが

終活年賀状の文例を紹介している。

 

自分も受け取ることをちょっと想像してみたが、

たぶん上記の7割の回答者と同じく「さびしい」と思うだろう。

 

僕も年賀状のやりとりは年々減ってきて、

今年、喪中はがきを出したのは40人弱。

学校の1クラス分だ。

 

その8割以上は、

リアルでもネットでもほとんど会う機会がない。

連絡を取ろうと思えばすぐ取れるけど、

会っても話すことないし、昔話ばっかしてもなぁ・・・・

と思ってて、会わずにずるずる。

中にはもう30年以上会っていない人もいる。

 

それでも年賀状が来るとほっとする。

最近は虚礼のカテゴリーに入って、

不必要と言う人が多いみたいだけど、

年賀状というのは良い日本の文化だと思う。

 

というわけで僕は死ぬまで終活年賀状は出しません。

たぶん。

 


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夏狩の太郎・次郎滝  富士の水湧く瞑想空間

 

昨日訪れた、山梨県都留市の耕雲院は、

富士急行・大月と河口湖の間のちょうど真ん中にある

「東桂(ひがしかつら)」という駅にある。

 

寺の界隈は「夏狩(なつかり)」という地名で、

副住職の話によると、かつて源頼朝が

夏になるとこの辺りに狩りに来ていたので、

そうした地名が付いた――

という言い伝えがあるらしい。

 

この界隈一帯にはゴォゴォと水の流れる音がひびいている。

さらに、副住職が子供だった30年余り前

――昭和の終わり頃までは、

この辺りは織物産業が盛んだったそうで、

家のあちこちから織機のガタンガタンという音が聞こえ、

水の音と相まって「うるさい~」と思ってたと言う。

 

 

しかし東京の大学に行っていた彼が戻ってきた頃には

織機の音は途絶え、水の音だけが残っていた。

ゴォゴォゴォゴォ・・・

人の暮らしや仕事は変わっても、

自然はそれっぽっちの短い時間では変わらない。

ここは霊山・富士山からの湧水が流れる地域なのだ。

 

その中心になっているのが、

「太郎・次郎滝」という美しい二本の滝のある場所。、

ここは「平成の名水百選」に選ばれており、

隠れたパワースポットにもなっているらしい。

 

本当に気持ちの良い所で、

少年だった副住職も、

織機のノイズが溢れる町の中から逃げてきて、

夏はここでよく川遊びに興じたと言う。

 

 

「夏狩」が源頼朝ゆかりの名なので、

太郎・次郎というのは源氏の武士か、

何かこの辺りの村人を救った英雄の名かと思ったら、

なんとこの二人は兄弟の盗賊。

 

盗みに入ったところを村人に見つかり追い詰められて、

この滝から飛び降りて死んでしまったという。

兄の太郎が飛び降りたところが太郎滝。

弟の次郎が飛び降りたところが次郎滝。

 

しかしそんな賊でありながら、

死して滝として名を遺してもらい、

今や「平成の名水百選」になっているのだから、

果報者の兄弟と言わざるを得ない。

 

 

それにしても、周囲の紅葉も相まって

本当に美しく、聖性さえ感じさせる場所だ。

 

特に空気の澄んだ朝早い時間とか、

ここで耕雲院のお坊さんと瞑想などやったら

心が洗われ、脳もリフレッシュされるだろうと思った。

 

また、この近くにはワサビ園もあり、

良質な水を活かして、

大正時代から100年以上にわたり、ワサビを栽培している。

 

仕事の取材に来て、思いがけず

こうした美しい風景に出会えるのは幸運で嬉しい。

 


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映画「典座」の主役を訪ねて

 

ビデオクリップ➔短編➔長編➔カンヌ

「寺力本願」の取材で、映画「典座」に主演した
河口智賢さんの耕雲院(山梨県都留市)を訪ねた。
悩みつつ、いろんな社会活動に取り組む
若いお坊さんと話すのは楽しい。
 
この映画は、当時、河口さんが副会長を務めていた
曹洞宗青年会が製作したインディーズ映画だ。
 
当初はちょっとしたビデオクリップのようなものを・・・
という話だったのが、短編映画になり、長編映画になり、
カンヌ映画祭に招待される作品として仕上げられた。
●ロングバージョンを期待
「上映時間1時間というのはちょっと物足りないです」
と正直に言ったら、
「そういう反響は多くあります」とのこと。
 
明解な解決とか、感動的エンディングとか、
オチがなく、問題提起のみで終わっているのも
物足りなさの一因でもある。
 
それはいいのだが、せっかく映像が美しく、
僧侶らの心情も丁寧に描かれているので、
多少中だるみがあってもいいから、
もうちょっと映画の世界に浸っていたかった、という感じ。
監督が上手にまとめ過ぎたのかもしれない。
 
女性老師との対話のシーン
(この部分は完全なドキュメンタリー)などは
2時間以上カメラを回したというので、
機会があれば、この部分だけでドキュメンタリー作品にするとか、
90分くらいのロングバージョンを作ってもいいと思う。
●高齢僧は批判、若僧・坊守は絶賛
賛否両論いろんな反響があったようだが、
面白かったのは、同じお坊さんの反応。
 
若い人がおおむね好意的なのに対し、
年齢が上がるにつれて
「僧侶があんな悩んでる姿を見せては信頼を損ねる」
といった批判が出たと言う。
 
片や、住職の奥さん方を集めた上映会などでは、
河口さんが自分の奥さんをやや邪険に扱うシーンや、
別の坊さんがお酒を飲んで酔っ払うシーンなどを観て
「現実はあんなもんじゃないわよ」と言って
盛り上がるなどして、エールを戴いたと言う。
 
ちなみに住職の奥さんを「坊守(ぼうもり)さん」と
呼ぶらしいが、
これは坊主のお守と言う意味なのだろうか?
子どものお守みたいでもある。
 
いずれにしても。そうした話を聞いて、
さもありなんと思ってしまった。
とってもわかりやすい。
昭和・平成の日本は、そういう社会だったのだ。
 
これから原稿にするので、
ちょっとまだここでは書けないが、
映画製作の裏話などもいろいろ聞けて面白かった。
 
「うんうん、映画人だったら、ドラマ性を狙って
最初はそういう脚本でやりたがるよ」という感じ。
●世界での反響と宗教者の未来
「典座」はカンヌやマルセイユ(フランス)、
カルタゴ(チュニジア)の国際映画祭、
ロンドン(英国)やベルギーなどでも上映されており、
日本国内よりも海外での関心が高いようである。
 
「宗教」と「食」を一緒に描いているところが、
日本食に興味津々の外国人に響くのだろう。
 
テクノロジーの進化によって、
宗教は現実の世界と乖離し、
だんだん生活に必要とされなくなってきた。
 
そうした環境において宗教者は、
威厳を持って上から教え説く者でなく、
俗世間の人々に混じって、
苦悩しならも明るく生きる自分の姿をさらさないと、
人々の心を引き寄せ、信頼を得られないのではないか。
 
話を聞いて、そんなことを思った。
 
AI・ロボットによる新たな社会の仕組みづくりが進み、
「人間とは何か?」の時代が深まっていくにつれて、
彼らの活動は少しずつ社会にしみていくのかも知れない。
 
そして、従来のお坊さんとは違った存在感を示すことが
できるようになるのかも知れない。

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さすらいのレコード・コレクター:男のバカバカしくて痛快な生きザマ

 

先日、レコード屋さんの仕事をやったこともあり、

たまたま近所の映画館でかかっていたので観に行った。

1時間強のドキュメンタリー映画。

 

ジョー・ハザードはクレイジーなレコードマニア。

先入観念で、いわゆるジャズマニアなのかと思ってたら、

それ以前のルーツ音楽――ブルース、カントリー、

ブルーグラスなどのレコードのコレクターなのだ。

 

製作年が2003年で、この頃、ジョーは見た感じ、

70歳前後。

今も存命中だとすれば、もう80代後半。

僕の父とそう変わらない齢だ。

ということは昭和ひとけた。

1930年代の生まれらしい。

 

彼が愛する音楽は、その自分が生まれる前と生まれた頃の

1920年代~30年代、今から1世紀近く前の、

主に黒人音楽だ。

 

音楽ソフトはもちろんアナログレコード。

それも78回転のSP盤。

僕もこんなの資料館みたいなところでしか見たことがない。

ハードは蓄音機である。

 

で、このおっさんはオンボロのアメ車を乗り回して、

要らないレコードをはるばる遠くまで出張買取に出かける。

今でいう中古レコード屋みたいなことを

1960年代頃からやっている。

 

すでにこの頃からSP盤や蓄音機は過去の遺物で、

売りたい人たちは、テレビを買うお金の足しにするために、

モノ好きなレコードコレクターに二束三文で

大量のレコードを売っていた。

取引額は$でなく、¢の世界。

10セントとか20セントだ。

 

そんなわけでジョーは、

長年溜めこんだ2万5千枚のレコードが棚に並ぶ

音楽のお城で、いつも葉巻を吹かしながら、

リズムに乗せて、5歳児みたいに

足をバタバタ鳴らし、

あげくに私設ラジオ局まで作って、

お気に入りの曲を放送する。

とんでもなお大人子どもだ。

 

当時の若者音楽であるロックが大嫌いで、

娘が親への反抗の意味もあって買ってきた

ビートルズのレコードも捨ててしまったと言う。

 

この映画は、そんなおっさんのクレイジーぶりを描くのだが、

なぜ彼がブルーグラスなどの音楽にそこまでハマったのか、

仕事は何をしている(してきた)人なのか、

音楽を聴く以外にどんな暮らしを送っているのかということなど

一切描かれない。

 

家族も、成人して中年に近くなった娘が

「こんなお父さんだった」ということをコメントするために

2,3ヵ所、短く登場するだけだ。

 

カメラは、ただひたすら楽しそうに音楽を聴き、

車に乗ってレコードを買い集めるジョーを追うだけで、

特にこれといったドラマも起こらない。

 

ジョー自身も特にこれといった

音楽に対する主義主張や評論家じみた批評や

マニア然としたうんちくをぶつわけじゃなく、

ひたすら「これがいい」「あれが最高」と言うだけ。

 

ちなみに彼はロック以前にジャズさえもいい作品は

戦前のもので、大恐慌・2次大戦以降の音楽は

とても聴けないと言う。

まさしく古き良きアメリカンフォークの偏愛者と呼ぶしかない。

 

結果的に、彼は100年後の現在のポップミュージックに繋がる

アメリカ音楽の歴史の貴重な生き証人であり、

この映画にはそういう価値があるのだが、

ジョーにとってはそんなこと、どうでもいいのだろう。

 

何も人間を深く描き、

ドラマチックで感動的な出来事を伝えるだけが

ドキュメンタリーではない。

 

「俺には生涯熱中できるものがある。

傍から見たら単なるバカに見えるかもしれないけど、

楽しい音楽を聴いてりゃ、そんなことどうでもいいんだ」

 

そんなジョーの声は聞こえてきそうだ。

 

人の役に立つわけでなく、社会に貢献するわけでもない。

感動的でもなければ、深い意味があるわけでもない。

しかし、彼の音楽に対する偏愛ぶりは痛快で、

どこか胸を打つものがある。

 

これもまた立派な男の生きザマである。

 


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ガンで死ななきゃカネが入らん

 

知らなかった!

ガンを患っていた人が死んでも、

その死因がガンだとは限らない。

 

限らないどころか、その確率はせいぜい4割。

つまり、ガンで亡くなったと思っても、

半数以上の人の直接の死因は、

肺炎だとか心不全といった

他の病気になってしまうのだ。

 

それで何が問題になるかと言うと「保険」。

ガン保険は、死亡診断書に「ガンが死因」と

書かれないと、保険金が下りないらしい。

 

いや、とんだ落とし穴があるもんだ。

 

他にも「四大疾病ナントカ」とか、

的を絞った保険がいろいろあるけど、

すでに入っている人、

これから入ろうと考えている人は、

説明書きをよく読んで、

くどいほどその会社に訊きまくって、

よーく考えてから入ったほうがいいと思います。

 

くれぐれも「せっかくガン保険に入ったんだから、

ガンにならなきゃ損だ」と考えたり、

医者に「センセイ、お願いですから死因は

ガンと書いてください」

と、頼みこんだりしないように。

 

ちなみに、長崎で小さな葬儀屋さんをやっている

このチヨさんのブログは面白い。

日々死者と向き合っている彼女は、

さまざまな現実を目にしている。

 

彼女の前歴はCA。かつての呼び名ならスチュワーデス。

かの1985年の日航ジャンボ墜落事故で、

遺族対応をされれていた人だ。

 

そんなキャリアも影響してか、

彼女の死を巡る状況を見つめる目は鋭く、ユニーク。

そして人間への愛とユーモアが溢れている。

 


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インタビュー術「あなたの健康の秘訣は?」

 

インタビューをする人は、

相手にこの質問を投げてみるといいと思います。

 

仕事柄、インタビュー取材が多いのですが、

ビジネス関係だと、通常は仕事の話、商品の話、

サービスの話ばかりになります。

当たり前だけど。

 

それだけで面白く、興味を持てる記事になる場合も、

もちろんありますが、

それだけだとどうも味が薄いなと思うことの方が多いのです。

 

“会社を代表して”応じる社員の方は、

選ばれて出てくるだけあって優等生がメイン。

なので、受け答えも無難な模範解答になりがちです。

 

今時のインタビュー記事に求められるのは、

実はその話している人の人柄です。

どんな人がその仕事について、商品について、サービスについて

語っているのかが結構重要。

読者はその人となりを読み取ろうとします。

 

もちろん仕事の話のインタビューで、

それがメインになることはあり得ませんが、

この「人間味」という隠し味が効いているのと、いないのとでは

かなり出来上がりの文章のクオリティが違ってきます。

 

ただし通常のクライアントさんは、

あんまりそんなの気にしません。

 

それどころか、余計なこと訊いてくれるなという場合が多く、

間に入っているメディアや広告代理店の担当者は、

かなりドキドキハラハラするようです。

でも僕は時間とチャンスがあればやってしまいます。

 

ただし、プライベートなことに関わってくるので、

「あなたの趣味は?」みたいな質問は良くありません。

 

親しい友人同士の間がらならともかく、

初対面のインタビュアー、ライターに

こういうことを訊かれたら、

ほとんどの人は反射的に身構えます。

 

べつにやましいこと、恥ずかしいことをやっているわけじゃなくても、

趣味について語ることは、イコール、人間味をさらけ出すこと。

脳の防御本能が働いてしまう人が大半で、

適当な、当たり障りのない答で逃げられてしまいます。

 

そこで便利なのがこの「健康の秘訣」というキラークエッション。

一通り要件を訊き終わった後で、

「お元気そうですが、○○さんの7健康の秘訣は何ですか?」

と訊いてみる。

 

これだけストレスという概念が普及した世の中で

仕事をしていて何のストレスも感じてないと言う人は

ほぼ皆無と言っていいでしょう。

 

なので質問自体は自然だし、

相手も安心して答えてくれる人、

割とノッて答えてくれる人が多い。

 

そして、その答はたいていスポーツとか、

音楽がやる・聴くとか、趣味の分野と繋がってきます。

すると抵抗なく、趣味や生活習慣、家族などの話に広がっていく。

 

大病や手術をしたなんて、

ちょっとシリアスな話になる場合もありますが、

そういう告白をする人に対しては、

ちゃんと聞いてあげると、むしろたいへん満足します。

 

中には「仕事が楽しくてストレスなんてたまらない」とか、

「健康のケの字も考えてない」とか、

「俺の健康の秘訣はタバコをバカバカ吸うことだよ」

なんて返してくる豪傑もいますが、

それはそれで「じゃ、仕事の時以外では

どんなところで活躍しているんですか?」とか、

「じゃ、タバコとかお酒とか詳しいんじゃないですか」とか、

いろいろ展開でき、相手もたいがいそうした話題には

気分を良くしてくれます。

 

もちろん、このへんの話を全部記事にできるわけではないけど、

相手の人柄がにじみ出してきて、とても面白いです。

 

機会があればぜひ試してみてください。

 


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ラジオドラマ脚本「ちぢむ男」完成

 

毎度のことながら、創作部の仕事は、

出来上がるとすごくうれしい。

 

「ちぢむ男」は

最初のアイデアから約1年。

 

アイデアが熟してきたら

何となくのあらすじを書く。

 

今回は5パターンくらい書いた。

 

実際の執筆は2か月程度。

たいてい初稿から半分以上は書き直す。

 

今回は最初の10枚くらいがなかなか決まらず、

かなり大胆に手術した。

 

コテコテ書き直しを繰り返した。

結果、当初考えていたのと全然ちがう話になった。

たぶん、最終稿は第7稿。

やってる間、ずっと面白かったけど、

ずっと抱えているわけにはいかない。

ので本日、コンペに投稿。

 

一昨年の「ばんめしできたよ」は

書き直しを繰り返して、しつこく3回出したが、

結局、うち2回は最終選考まで残った。

 

昨年の「星のおじいさま」は

一次予選敗退。

 

「ちぢむ男」はどこまでいくか?

 

ま、宝くじみたいなものなんで、

当分の間、夢を抱えて生きられる。

 


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葬儀屋さんの黒にんにく

 

黒にんにくって初めて食べたけど、うまい!

これは隠し味的調味料として最高です。

チャーハン、野菜炒め、トマトスープ、ミートソースなどに

入れてみたが、いずれもGood。

甘みと酸味と、ちょっと苦味があって、料理にコクが出る。

 

黒にんにくは、生のにんにくを高温高湿の環境で

2~3週間、熟成発酵させて作る。

アミノ酸が凝縮され、老化の原因となる活性酸素を

除去する力があると言う。

 

実はこの黒にんにくを作っているのは葬儀屋さん。

先週、取材に行った山梨の葬儀社「コーリング」では、

後継者不足で休耕地になった畑で

黒ニンニクのもとになる

ジャンボにんにくを生産している。

 

このニンニクを賞品かしたら大いに当たって、

「じゃん丸くん」としてブランド化。

地域の名産品になり、

ファーム事業部も社内に設けた。

 

葬儀社のファーム事業部って、

ちょっと妙な感じもするが、

真っ当なビジネスになるのであればOK。

地域貢献にもなるし、

ニンニク商売が媒体となって

本業にも良い影響を及ぼしていると言う。

葬儀屋だから、農家だからと専門にこだわらす、

チャンスが出来れば、いろんな分野の仕事を

柔らかくやっていけるといい。

 


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人間味豊かな会社だね、と思われたい

 

先日、とあるIT企業に取材に行って感じたことがある。

彼らは自社が提供する製品――システムの優秀さよりも、

そのシステムの運用をサポートし、、

お客さんと心を砕いたコミュニケーションを取っている社員が、

いかに人間味があって優しいかをアピールしていた。

 

それが何だかすごく面白くて、

もしかしたら、これから先はこういう会社が

増えるかも知れないなと思った。

 

システムエンジニアなどの仕事をしていると、、

毎日、年中、コンピュータに向き合わなくてはならない。

 

AIの保守管理についてはよく知らないが、

その担当者もやはり機械と向き合う日々なのだろう。、

 

そうした人たちはたぶん、

パソコン漬けの生活を続けることに対して

そこはかとない危機感を持っている。

 

そして、同じ社内の人たちも、

どこかでそういう人たちの生活状況を慮っている。

 

あまりクールで機械的なイメージが鼻についてしまうと、

お客さんから嫌われたり、

社会に対する企業イメージが低下すると思っているのだ。

 

カッコいい車やマシンやロボットを作っている会社なら、

クールでカッコいいイメージの方がウケるだろう。

 

しかし、システム開発といった“普通の”IT企業だと、

あんまりクールでスマートな自己イメージには

抵抗があるのではないだろうか。

 

それよりもちょっとくだけたところ、抜けたところ、

笑えちゃうところ、人間として可愛いところをアピールしたい――

あたたかい人肌のある会社だと思われたい。

そう考える。

 

AI・ロボット時代において、

優秀である、役に立つ、機能的である――

といったエリート人間の

価値は下がるかもしれない。

 

それよりも「人間味」がより高い価値をもち、

重要なキーワードになる。

そんな気がする。

 


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若者がレコードを聴くのは、デジタル時代へのアンチテーゼなのか?

 

最近のレコード事情について勉強していて、

「デジタル化が進む現代に対するアンチテーゼとして」

という一文に出会った。

 

音楽産業マーケティング「MusicWatch」が調べたところ、アメリカにおけるアナログレコードの購入者は35歳以下が全体の7割を占め、学生時代からインターネットやパソコンのある環境で育ってきたデジタルネイティブ世代の需要が高いようです。

 

その理由は、デジタル化が進む現代に対するアンチテーゼ。楽に音楽を聞くのではなく、A面からB面へとひっくり返すような手間こそがライブやフェスに参加するような「非日常的な体験」として若者たちから支持されています。

 

また、レコードならではの「所有感」も若者は魅力に感じているようです。デジタルは簡単にコピーされてしまうのに対して、レコードは自分だけのもの。「個人の所有物」という感覚が持て、他の人とは違う満足感や達成感を味わえることが嬉しいようです。

 

「どうやって売る? どこに売る? レコード買取ナビ」

http://www.dokoniurou-record.net/market/youth.html より引用

 

 

一言で言ってしまうと、今の世の中で、

自己喪失の恐怖を

若い連中は肌でひしひしと感じているのだ。

 

ハロウィーンの子供じみたバカ騒ぎも、

そうした不安や恐怖から逃れる、一つの手段なのだろう。

 

大人は否定的に見るが、

僕も10代・20代だったら、

同じように渋谷に繰り出して騒いでいただろう。

今はそういう気分にならないことに、

ちょっぴり寂しさを覚えたりして。

 

いずれにせよ、今年は大した事件やトラブルが起こらなくてよかった。

 

話を戻すと、自己喪失の恐怖に襲われることは、

何も今に始まったことではない。

昭和だって、明治だって、江戸時代だってあっただろう。

むしろ、それは一生懸命生きている証拠なのではないか。

 

ただ、現代は情報化が進んでいるので、

誰もがより自覚的になっているのだと思う。

昔と比べて、みんな識字率が上り、

知識が豊富になったのだkら「しかたがない。

 

潰れないようにがんばれと言うしかない。

でも、レコードを発掘して、

デジタル化時代のサバイバル方法を工夫するなど、

彼らは彼らで、ちゃんと対策をしている。

 

子どもは放っておいても育つもの。

大人はそんなことに余計なおせっかいをする前に、

子どもらが呆れるような、自分たちの言動を見直した方がいい。

まだまだ先は長いんだから。

 


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見捨てられた恋人のようだったアナログレコードが、 なぜ絶滅の淵から回帰したのか?

 

●古き時代への浪漫、だけではない

長年、レコードコレクターがいるのは知っていたが、

それは考古学者が目を輝かせて

恐竜の化石を発掘する

―ーそうした喜びに似ているんだろうと思っていた。

 

ひとことで言えば、過去へのノスタルジー。

古き時代への浪漫、郷愁。

 

年輩のコレクターにはこれに当てはまる人が多いようだが、

最近のレコード事情を探ってみると、

どうもそれだけではない。

 

アナログレコード未体験の若い世代の中にも

結構レコードファンが増えているのだと言う。

 

どうやら彼らはレコードを、

CDやYouTubeやデジタル配信と競合するものでなく、

まったく別種のメディアとして捉えているようだ。

 

●アナログ未体験世代に非日常を提供する

それは形態の違いというよりも、

「聴くスタイル」の違いだ。

 

音楽を聴くのなら、レコードかラジオ、プラス、

ごく一部のテレビ音楽番組など、

非常に限られた選択肢しかなかった僕たちと比べ、

今の若い奴らは何でも選び放題だ。

それにお金もたいして掛らない。

 

その豊富な選択肢の中から、

他と比べて高価なアナログレコードを選ぶのは、

なぜなのか?

 

また、デジタル配信などで聴いている

同じアーティストの同じ曲を、

わざわざアナログレコードで聴くというのは、

どういう心理が働くからだろうか?

 

もちろん人それぞれ理由があると思うが、

あえて概論として考えてみると、

それは生活の中のいろいろなシーンに合わせて

「聴くスタイル」を変えるから、ではないだろうか。

 

デジタル系の音楽が、

掃除や洗濯の時のBGM、

仕事をするときのBGMなど、

日常に溶けこんだものだとすれば、

 

アナログレコードは同じアーティスト、同じアルバム、

同じ曲を聴いても、

それは「非日常体験」になるんだろうと思う。

 

プレイヤーの上に盤を置き、

アームを上げて、静かに針を落とし、

数秒間、演奏が始まるのを待つ。

 

そんな面倒な作業を通して得られる、

何ともいえない緊張感は、

演劇や映画を観る時の体感に似ている。

 

ライブコンサートも非日常体験だが、

それと異なる、自分だけの非日常の世界。

間断なく入り込んでくる情報という名のノイズに

侵されない聖なる時間。

 

そういう世界・時間を内に持つことは、

事あるごとに「社会の歯車」的な感覚を覚え、

アイデンティティを見失い、

日々、生きる意味を問われる今の時代にあって、

自分を育てるのに大切なことだ。

 

ジャケットなどのアートワーク、

歌詞カード、ライナーノーツ、

さらにさまざまな「おまけ」など、

その音楽にまつわるストーリーが

パッケージされたレコードは、楽しさとともに、

そうした自己育成のタネも与えてくれる。

 

●アナログレコードが真価を発揮する時代が来る

1980年代後半の軽薄短小の時代、、

重くて嵩張って、収録時間も短くて、

もはや無用の長物じゃないかと思ったレコード。

 

多くの人が、こんなもの、20世紀の化石じゃないかと審判し、廃棄・二束三文売却の対象となったレコード。

 

見捨てられた、かつての恋人のように、

ネグレストされた子どもか老人のようになってしまったレコード。

 

けれども、その命はレコードを愛する人たち、

レコードを生きる支えにする人たちの手によって守られ、

この30年余りの間、途絶えずに継がれてきた。

命は耐えていなかった。

 

絶滅の淵から回帰したアナログレコード。

一度廃れたからこそ、レコードの文化は

これから先、その奥底に眠っていた真価を発揮し、

人間の心を癒し、活性化させるメディアとして

再び成長するのかもしれない。

 

新しい仕事を戴いたことをきっかけに、

レコード文化復活にまつわる様々なストーリーを探り、

描いていけたら、と思う。

 


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アナログレコードとの再会

 

とあるレコード店のコピーライティングを

やることになった。

音楽、レコードは大好きなので、とても嬉しい。

 

が、待てよ。

じつはもう30年以上、まともにアナログレコードを聴いてない。

 

僕がアナログレコードを熱心に、

それこそ盤が擦り切れるほど聴いていたのは、

中学生から25歳まで。

 

ロンドンで働くために、それまで住んでいた

江古田(練馬区)のアパートを引き払った時、

ステレオセットを売り払ってしまい、それっきり。

今から思えば、わずか10年余りの期間だ。

 

でもその10年は今の10年と全然違っていた。

いわゆる日常生活やお金を稼ぐ仕事は適当にうっちゃいといて、

本と音楽と演劇・映画に浸っていた。

 

一枚のレコードはA面・B面合わせて

短いのだと30分少々、長くても50分くらい。

でも、その1時間に満たない時間が、

とてつもなく豊かだった。

 

仲間や友達、あるいは付き合ってた女の子と

いっしょに聴くことも、たまにはあったが、

基本的に一人で聴いていた。

 

酒を飲んだり煙草を吸いながら、

集中してひたすらその音楽世界と向き合っていた。

アナログレコードではそれができた。

 

それがCDになり、ネット配信になり、

ほとんどがもうBGMというリスニングスタイルだ。

 

好きな曲を2~3曲、手を止めて聴くこともあるが、

レコードを聞いていた頃の感覚とはほど遠い。

 

実はCDに移行した後も、

200枚くらいのレコードを引っ越しのたびに持ち歩いていた。

 

20年以上も聴いてないのにずっと持っているのはどうもなぁ、

部屋も手狭だしなぁと、、

7年ほど前に処分することを思い立った。

 

某レコード店に何度か通い、大半を売りさばいたが、

話によると、その頃は最もレコードが不人気だった時代に

合致するらしい。

 

次いで3年ほど前に、義弟がコレクターになり始めたので、

残りは彼に譲ることにした。

 

以前、父の職務室兼応接間だった実家の一室が、

今では彼のご自慢のオーディオルームに変貌し、

棚にどっさりアナログレコードが収まっている。

 

そのうちの百枚ほどが自分の人生の半分を

連れ添ってきたレコードだと思うと、なんだか不思議な気分になる。

 

しかし、それでもまだ最後の10枚ほどが手元にある。

思いがけず、仕事で再びレコードの世界に入れるとは・・・

人生、面白い。

割と自分思い通りになるものかも知れない。

 

というわけで、最近のアナログレコード事情を

勉強し始めたところです。

 


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映画「典座―TENZO―」はおいしい精進料理映画

 

全国曹洞宗青年会が映画を製作した。

今年のカンヌ映画祭・特別招待部門に出品された作品だ。

 

タイトルの「典座(てんぞ)」とは、

禅宗の寺院で僧侶や参拝者の食事を司る役職。

平たく言うと「調理師」「料理番」だ。

 

曹洞宗では日常におけるすべての行いが修行の一環であり、

修行堂において、典座職は特に重んじられている。

そしって典座の教え(典座訓)は調理のみならず、

仏道を歩むうえで非常に大切な教えをたくさん含んでいるという。

 

主人公は修行時代、その典座職を経験した二人。

3・11で寺も檀家も家族も失い、

今は瓦礫撤去の土木作業に携わる僧侶と、

その弟弟子で、

ひどい食物アレルギーの息子を抱えて暮らす僧侶。

 

とても人間臭い若僧らが日々の生活に苦闘しながら、

一般人からの電話での「人生相談」に応じる姿には、

とても美しいものを見た気がした。

 

宗教臭い、小難しい映画ではない。

映像はあくまで美しく、今を生きる人間の呼吸を感じられる。

 

もちろん、いわゆるエンターテインメントではないが、

「おいしい精進料理映画」といった趣だ。

 

同青年会が映画製作を思い立った理由として、

3・11以降、自分たちが「求められる」と感じており、

世に活動を見せたい、奮闘する姿を知らせたいという思い、

また、自分たちを鼓舞したいという思いががあるようだ。

 

彼らの思いとは違って、

僕には世界の宗教離れはますます進んでいると感じている。

江戸の昔、地域のお寺には人生のすべてが詰まっていたが、

今は子育ても、教育も、医療も、人生相談も、冠婚葬祭も、

すべてが産業化されてしまった。

 

その中で僧侶は、、お寺は、いかにして生きていくのか?

社会のために働けるのか?

大きな課題となっている。

 

実は月刊仏事の連載企画「寺力本願(じりきほんがん)」で

この映画の主人公を演じた、

山梨のお寺の僧侶を取材することになっている。

 

この映画を体験した意義、

日本の、世界の観客の反応について訊いてみたい。

 


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津島市・観音寺の仏画アート

 

月刊仏事の取材で愛知県津島市へ出張。

名古屋から電車で30分ほど。

 

駅からほど近い観音寺は小さなお寺だが、

ここの若き副住職は以前、

マンガ家のアシスタントをやっていて

ご覧のような仏画を描き始めた。

 

ガレージを改造したギャラリーで公開中。

 

 

 

この仏画を入れた御朱印をネットで公開したら

大評判となり、

全国から、海外からも御朱印目当てで人が来る。

 

彼自身はまだまだ僧侶として修行中の身で、

アートはあくまでお寺・仏教に

興味を持ってもらう入口と話す。

 

この画力を法力にして、若い仲間と

新しいお寺づくり・地域づくりに取り組む。

応援してます。

 


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時が止まった部屋レビュー 「現代の聖職者による現代人必読の書」

 

先日、出版社の編集者から「Amazonレビュー、トップです」とお礼メールを戴いた。

 

遺品クリーンサービスの小島美羽さんが書いた

「時が止まった部屋 ~遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし~」のレビューである。

 

じつはあんまりAmazonで本を買わないので、

レビューを書く資格がない。

というわけで、その編集者さんにメールで送ったら、

ご家族の名前で載せて戴いた。

 

べつに提灯記事ではなく、本当に良い本だな、みんなに読んでほしいなと思ったので、割と熱を込めて書いた。

 

ちょっと照れるけど、おおぜいの人に

「役に立った」と言われると、単純に気分がいいものです。

 

著者であり、ミニチュア作家の小島さんの人柄も素晴らしい。

僕のレビューを読んで(読まなくてもいいけど)

興味を持ったら、ぜひ読んでみてください。

 


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フリーマーケットは個性を楽しみ、ビジネスの基本を学ぶ場

 

●中野四季の森公園とお犬さま

カミさんがフリーマーケットに行きたいと言うので、

義母を連れて3人で「中野四季の森公園」に出かけた。

 

中野駅・サンプラザから徒歩5分とちょっと。

中野区役所の裏手にある。

 

フリーマーケットは久しぶりに来たが、

年齢も国籍も関係なく、みんなでワイワイやってて、

やっぱり賑やかで楽しいものだ。

 

特に子ども連れやイヌ連れの人たちにとっては

パラダイスのようなところ。

 

ちなみにサンプラのあたりは、

江戸の昔、「生類憐みの令」でおなじみの

5代将軍・徳和川綱吉の「お犬さま屋敷」があったらしい。

 

●フリーマーケットのお店は、みんな個性的

さて、フリーマーケットというのは

僕も出店したことがあるが、

ふつう、中古品を中心に、家で余っているもの、

どこかで余っていたのを安く買い取ったか、

もらってっきたものを寄せ集め、並べて売る。

 

だからリアルな商売目的の出店と違って、

店のコンセプトがナンチャラとか、

面倒なことを考えたり、

 

今日の、この場所のお客は、

こうした生活をしている人が多いとか、

そんなマーケティング分析・戦略的な

小賢しいことは考えず、ただ楽しくやる。

それで売上が上がれば儲けもの――

 

なのだが、

不思議とその店の個性が滲み出る。

 

売ってる人のキャラクター、品揃え、プライスカード、

敷物、接客態度などを

見ていると「ふむふむ、ここはこういう店なのね」と

何となくイメージが出来上がる。

 

こういうのを見ていると、

べつだん声を大にして「個性が、個性が」と

叫んだりするのが、バカらしく思えてくる。

 

そんな力まなくても、ちゃんと個性出てるじゃん。

 

●ブランド屋の玉石混交メニュー

その中で、「ブランド屋」とでも呼ぶべき店があった。

並べてあるのは服も雑貨も香水などもブランドものばっか!

すげー!

 

・・・と思いきや、その大半はニセモノである。

しかし、どれもきれいで、ほとんど新品に近いものが多い。

 

そして面白いことに、その中で1割くらい本物が混じっている。

本物の方はボロボロになってたり、

クタクタにくたびれたりしているのがほとんどだ。

 

お値段はボロボロクタクタの本物が1万円、

ピカピカに近いニセモノが2000円程度。、

どちらに価値を見出すか?

 

そのブランドに心を奪われている人は、たとえ高くても、

ボロでも、もう現在では手に入らないようなブランド品なら

間違いなく大金をはたく。

 

そんなものに無頓着で、

ただ生活で使えればいいと思っている、

僕のような輩はちょっとでも安く買いたたく。

 

●価値観が合うかどうか

それにしても6月の引っ越し以来、

いくら安くても無駄なもの、飾りにしかならないものは

絶対買わない、家に置かないという意識が

強まってしまった。

今日、自分のものとして買ったのは、

普段着用のネルのピンクのシャツ1枚なり。

100円だった。

 

いずれにしても、売り手と買い手の

価値観が合うかどうかが、商売成立の条件だ。

価値はその時の状況でもころころ変わる。

砂漠の真ん中で、水を売られたら、

たとえペットボトル1万円と言われても、

喜んで買うに違いない。ですよね?

 

これはビジネスの基本だけど、

フリーマーケットは改めてそのことを教えてくれる

絶好の場だなぁと思った。

 


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ホームページに心のこもったお手入れを

 

こういうテーマで取材するところを探しているけど、

どこか適格な会社はないか?

 

今度、話を聞く会社はどんなところか?

 

・・・てな感じで、仕事柄、割と頻繁に

ちこちの会社や団体、お店などのホームページを見る。

 

ざっとした全体の印象として、5年ほど前よりだいぶ変った。

この5年くらいの間にリメイクしたところも多いのではないか?

 

無料作成ツールもたくさんリリースされ、利用し放題。

無料とは言っても、載せる内容がしっかりしていれば、

ちゃんと作り込め、訪問者にPRできる。

こういうところは、本当に便利でいい時代になった。

 

その分、年季の入ったホームページが気になる。

いや、べつに古いことが悪いわけではない。

もう随分更新されてないな、

お手入れもしてないな、

ほったらかしだな、とわかってしまうのが結構多いのだ。

 

付随されているブログを見て、

最後の記事がもう数年前の日付だったりすると、

この会社・団体・お店はまだ存在しているのか、

まともに稼働しているのか、

疑ってしまう。

 

最近は情報発信はSNSで、というところも多いので、

ホームページの扱いはぞんざいになっているのだろうか?

 

だけど個人ならともかく、

会社や公共団体がSNSオンリーでいいのか?

ホームページはやっぱり社会の見せる顔であるはずだ。

マーケティングに有効かどうか以前の問題である。

 

時折、ふと気になって、

以前、懇意にしていた幾つかの会社の

ホームページを覗いてみると、

10年ほど前と同じ状態なのを発見する。

時が止まっている。

心にピューと木枯らしが吹き荒れる。

 

立派だったり、見た目すごくカッコいい必要はありません。

でも、ちゃんと社会的な活動をしているのなら、

今の時代、中身のしっかりした、面白くて、

人柄(会社柄?)の伝わるホームページを出してほしい。

 

やっているところは、製作者がたった一人でも

素晴らしいのを作っています。

 

必要ならお手伝いしますよ。

 


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数字偏重社会の中の「ほどほど」失言

 

また出た。

自民党の二階幹事長が、15日の記者会見で

今回の台風19号の被害について

「ほどほどには収まった」と発言。、

もちろん大批判の的になった。

 

今日、この発言は撤回されらしいが、

なんで性懲りもなく、政治家はこんな失言をするのか。

でも、僕もこういう類のことを言ってしまうかもしれないと思った。

 

べつに二階さんを弁護するわけじゃないけど、

数字偏重社会で、数字ばっかり見る癖がついてると、

自分は絶対こんことは言わない!と言い切れる自信はない。

 

19号の襲来前、気象庁から昭和33年の

「狩野川台風」の情報が引き合いに出され、

その死傷者数が「1200人」とされていた。

 

だからその4桁の数字が頭の中にインプットされていて、

それに比べれば「ほどほど」だったり、

もっと言ってしまうと「大したことなかった」と

内心思ってしまっても、何ら不思議ではない。

 

そこには数字だけがあって、被災者ひとりひとり、

あるいはその家族、周囲の関わりの深い人たちの

人間の顔が見えてない。

 

仕事などで「数字はウソをつかない」と言って、

数字ばかり追い駆けてると、

二階さんのような思考回路になっていき、

そこからとんでもない失言が飛び出してしまう。

にしても、自分の発言に責任なさすぎだけど。

 

世の中を理解するのに

数字、データが重宝されるのはしかたないと思うけど、

同時にその数字の裏にある人の顔を忘れないようにしたい。

 

1日1回は、自分の好きな人、大切な人、

思い出に残っている人、

あんまり世の中の役には立たないけど面白い人

などの顔を思い浮かべて

脳みそが数字まみれにならないようにしよう。

 


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複業したい人にAnother works  企業と個人が直接契約

 

働き方改革だ、労働時間短縮だと言っても、

休みが増えて万歳、ライフワークバランスだ万歳という人は、

実際のところ、そんなに多くありません。

 

ぶっちゃけ、収入減って困った~!

という人が多いのではないでしょうか?

 

そんな人に副業でなく、複業。

文字通り、複数の業務をこなすこと。

 

これから日本は副業社会になる。

かどうかはわからないけど、

こうした働き方を目指す人が増えるのは確実。

 

しかし、複業をしたいけど何をすればいいか分からない、

案件がない、紹介会社から案件が来ない、、

といった業務委託の案件を探す人が抱える悩みを解決する

サイトが登場しました。

 

それが「Another Works」です。

 

「Another works」は、複業をしたい人と

複業人材を採用したい企業を繋ぐマッチングプラットフォーム。

複業したいユーザーは、登録・利用料も無料で

複業先を自由に探すことができます。

 

登録はFacebook経由で簡単ラクラク。

リリース3ヶ月でユーザーは1,200名を超え、

右肩上がりに伸びています。

また、Yahoo!など多くのメディアへの掲載実績があり、

認知が一気に拡がっています。

 

フリーランスはもちろん、正社員でも会社で許されているならOK。

職種はエンジニア、マーケター、デザイナー、営業、ライター、

広報人事などが対象。

 

求人に対して、自ら能動的にメッセージやエントリーもできます

報酬面に関しては、企業と個人との直接契約という点が圧倒的な魅力。

仲介サービスへのマージンがないので報酬の目減りがなく、

自由に条件面を企業と調整できます。

 

求人の職種を特化させていないため、全職種の人が登録可能。

例えば、違う職種にチャレンジしたい人や

週末だけ地方の案件を受けたいなど、思うままに仕事ができるとのこと。

 

「複業社会を当たり前にする」というコンセプトのもと、

生まれた「Anolther Works」。

僕もさっそく登録して、随時、このブログを通して

レポートを書きたいと思っています。

 


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あなたの会社・製品・サービスもテレビ番でPR

 

★「テレビでPRはムリ」は昔の常識

製品を、サービスを、テレビなんかでPRしたいけど・・・

うちみたいな中小じゃ無理だよね。

 

いやぁ社長、広報部長、事業本部長、

あるいは個人事業のあなた、

そのお考えはひと昔前の常識ですよ。

 

テレビの情報バラエティ系の番組、見てますか?

いまテレビ局の製作スタッフは、

視聴者=消費者が得するビジネスネタ、

面白い企業や商売のネタを探して、

毎日、血眼になって

インターネットを検索しているんです。

 

え? でもどうやってアプローチしていいか、わからない?

SNSもブログもいっぱいやって発信してるけど反応なし?

やっぱ難しいじゃーん。

 

だいじょうぶ!

難しくなんかありません。

SeeSeedS(シーシーズ)を使ってみましょう。

 

 

★中小企業・個人事業主とメディア業界の出会い系サイト

SeeSeedS(シーシーズ)? なにそれ?

 

「PRしたいが予算が無い、手段が分からない企業」と

「ネタを探しているメディア(TV局)」をつなぐ情報サイトです。

 

要するに中小企業・個人事業主と

メディア業界の出会い系サイトみたいなもの?

 

そう思っていただけるとわかりやすい。

㈱スカイシーズが運営する

SeeSeedS(シーシーズ)には5つの特徴があります。

 

★5つの特徴=5つのベネフィット

 

▼特徴1「未上場企業限定」

大手企業の情報と違い、

なかなかメディアへ入ってこない

中小企業の情報をまとめることで、

ローカルなネタ、ニッチなネタを探す

メディア(TV局)にとっても便利なサイトです。

 

▼特徴2「成果報酬なし」

一般的なPR会社に依頼すると、

メディアから取材が入った場合、

成果報酬は当たり前。

でも、SeeSeedSまらこれが発生しません。

 

▼特徴3「手ごろな掲載料」

より多くの方に始めてもらえるよう、

月額掲載料を4万円(税別)と低めの価格に設定。

ただし年間契約となっています。

 

▼特徴4「年12回まで記事投稿OK」

年間12回まで、好きなタイミングで

記事、写真、動画を投稿できます。

 

▼特徴5「実績」

総合広告代理店として

全国のTV局との取引実績がある会社が運営してるので、

サイトの認知、信頼感につながっています。

 

 

★気軽に、低価格でできる広告として効果的

もしもあなたが中小企業の広報・PR担当者、

もしくは個人事業主なら

気軽に、低価格でできる広告メニューを探してるはず。

 

チラシやフリーペーパーへの広告出稿よりも

ぐんと効果の高いメディア(TV局)を通してのPR。

 

手の届かない高根の花だったのは、もう昔話です。

 

「無理だ」「難しい」という過去の常識を吹き飛ばし、

ぜひ、SeeSeedS(シーシーズ)を使って

チャレンジしてみましょう。

 


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死ぬまでの自由研究の時間

 

●それなりの幸福

 今の日本という国では、あなたも僕も含め、

だいたいの人が、

それなりに幸福に暮らせるようになっている。

 

「それなりの幸福」とは何か?

命が危険にさらされることが少なく、

自分は80、90まで生きられるだろう、と

漠然と予測できるからだ。

 

もちろん異論はあるだろうし、

色んな問題は山積みだけど、

少なくとも上記の意味で、

こんな社会は人類史上初めてだと思う。

 

過去と照らし合わせて、歴史的にもそうだし、

世界の他の国と比較しても間違っていないだろう。

  

●真っ白な灰になっちまったよ

 もちろん、安全や長生きに大した価値を感じない人もいる。

「いや、俺は太く、短く生きるんや!」と、

かなり無茶なことをやる人もいる。

僕の若い頃はそういう人が結構大勢いたような気がする。

 

芸術家や文学者らの間では、

のうのうと、平々凡々と長生きするより、

酒や博奕や女に溺れて、破天荒な生き方をして、

短時間で命を燃やし尽くすような人生を送るのが

美徳だったと思う。

 

まだ20歳前だった矢吹丈(あしたのジョー)の遺言は、

「真っ白な灰になっちまったよ」

 

僕もそういうのに憧れたことがあったが、

そんな度胸はからきしなかったので、やめた。

 

いいか悪いかはさておき、

平成の30年の間に、そうした破天荒な人はずいぶん減った。

 

戦争もなく、医療が発達し、社会がシステム化されて安定した。

 

子どもや若者の死亡率が高かった時は、

「人間、いつ死ぬかわからない」という気持ちが、

大多数の人々の心の中にあったので、

破天荒な生き方はカッコよく映った。

 

今だって人間、いつ死ぬかわからないのだが、

みんな、そうは思ってない。

 

というわけで、破天荒な生き方、

短時間で命を燃やし尽くす人生の価値は下がった。

それに伴い、ひとりひとりの人生はスケジュール化された。

 

●新しいタスクがスケジュールに組み込まれた

 生まれてから入学、受験、卒業、就職、結婚、出産、

子どもの成長、そしてまた入学、受験、卒業・・・・・と、

定型的な人生のスケジュールを

僕たちはこなして生きてゆく。

 

現実にそうなるかどうかはともかく、

少なくとも周囲からはそう求められるし、

自分の頭の中にもそのスケジュールのイメージが

一つのフォーマットとして設定されている。

 

さらに今、以前の時代、それまで僕たちが親しんできた世界と

大きく変わったのは、

子どもが成人・独立して以後、死ぬまでの時間がかなり伸びたことだ。

 

その死ぬまでの時間は、ここ数年で、

新たなタスクとして、人生のスケジュールに組み込まれた。

 

夏休みの宿題は一通りやり終えた。

あとは自由研究という課題が残っている、という感じ。

 

もちろん、この自由研究も

生活をしながらなので、

ごく一部を除き、僕を含め大多数の人は

まだまだお金を稼ぐ仕事をする必要がある。

 

それに事情は人それぞれだから、

家族の介護などをやらなくてはいけない人もいる。

 

そうした中で、

何でも好きにやっていいという自由研究に取り組むのは、

思いのほか難問だ。

  

●自由研究の時間こそ人生の本番

 今までのことは準備運動とか、リハーサルの類。

この自由研究の時間こそ本番であり、

人生の本質が秘められているといっても過言ではない。

 

そういう時代になった。

みんなが長生きできる社会。

幸福だけど、生き辛いパラドックスのような人生。

 

とりあえずパパッと紙に手書きで一本線を引いて、

左端に「生まれる」、右端に「死ぬ」と書く。

 

「死ぬ」がいやなら、終でも完でも了でもいい。

ENDでもFINEでもいい。

 

天皇陛下のご年齢を考えると、

令和は20年から30年。

自由研究の時間に入った方は、

この令和でどんな課題をやるのか、が問われる。

 

べつにサボりたきゃサボって

未提出ということでもいいんだけどね。

 


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ペットみたいなAI翻訳機 Perico(ペリコ)が「かわい~じゃん!」

 

●Perico(ペリコ)はおしゃべりインコ

 リアルSF時代。

ドラえもんの「ホンヤクコンニャク」に匹敵するような

自動翻訳機も当たり前になってきた。

 

それでAI翻訳機を探していたら、

「Perico(ペリコ)」という商品を見つけた。

 

ペリコってペリカンと関係あるんかいな?

と思ったら、スペイン語でインコのことだって。

 

●僕の出会ったかわいいインコ

 そのとたん、脳裏に

「かわい~じゃん!」という、

甲高くてかわいい声がよみがえった。

 

信濃町の駅から明治公園に行く途中の

アンティーク家具店に彼女はいた。

 

どんな女の子が喋っているんだろうと覗いてみると、

店先の鳥かごの中でインコが盛んにセリフを連発している。

 

「かわい~じゃん!」

 

声だけ聴いたら、アニメキャラで稼いでる声優みたいだ。

 

もうかれこれ15年くらい前の話だが、

あのインコはほんとにかわいかった。

 

 

●38か国語を瞬時に翻訳

オウム、インコ、九官鳥の類は

人間の言葉をモノマネできる。

 

おしゃべりできる鳥は飼ってて、

かわい~じゃん。

 

翻訳機に「ペリコ(インコ)」というネーミングは、

なかなかイカしてる。

 

なんだか肩にインコだかオウムだかを乗っけた、

「宝島」の海賊ジョン・シルバーをイメージする。

 

Perico(ペリコ)がいれば英語、スペイン語、フランス語、中国語、韓国語・・・

いろんな国の外国人と相対しても困らない。

 

間もなく東京2020。

オリンピック/パラリンピックイヤー。

首都圏の人たちは、街中で外国人と出くわす機会も増える。

インバウンドの需要も高まっている。

 

38か国語を瞬時に翻訳できるので、

ちょっとしたコミュニケーション、

日常会話レベルのやりとりなら、

このPerico(ペリコ)があればOKだ。

 

●東京2020が38倍楽しい

外国人観観光客がよく来るお店、

また慣れていないお店など、

Perico(ペリコ)を持っていると

何かと便利で心強い。

 

日本の文化や生活慣習から、

お店のシステムや会計方法まで、

ちゃんと言葉で説明できし、会話を楽しめる。

 

Perico(ペリコ)を活用すれば、東京2020は38倍楽しめる。

ビジネスの成果も38倍になるかも。

 

もちろん、自分が海外に行く場合は、

いっしょに連れていけるし、

語学練習にも大いに役立つ。

 

 

●Perico(ペリコ)のいる<ライフスタイル

AI翻訳機は今やスマホと同じで、

いつでもどこでもいっしょに連れ歩くもの。

Perico(ペリコ)なら、きっとあなたの素敵なペット、

楽しい相棒になる。

 

「かわい~じゃん!」も38カ国語に翻訳してみよう。

 

おしゃべりインコの力を借りて、言葉の壁を低くして、

自分の世界を広げられるといいね。

 


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2020年はSF社会の開幕年か?

 

●月2回の日本橋通い

ひと月に2回ほど、日本橋(八重洲)に詣でる。

エンディング業界(葬儀・供養・終活・高齢者ケアなど)の

業界誌・月刊仏事のライターをやっているので、

その発行元の株式会社鎌倉新書で

打ち合わせやゲラ校のチェックをする。

 

鎌倉新書は葬儀社のポータルサイト「いい葬儀」を開発。

葬儀社・石材店・仏壇手店などを

インターネットで葬儀社を選べる

メディアを作ったパイオニアで、上場企業となった。

 

小一時間で仕事を済ませ、外に出ると、

もう街中は黄昏色。

そう言えば、明日はもう彼岸の入りだ。

 

●ビジネスマン向け丸善BOOKS探検

いつも利用する東京メトロ日本橋駅B3出口は、

丸善と続いているので、時間に余裕のある時は

15分ほどブラブラ本を物色してから帰る。

 

ビジネスマン御用達の書店なので、

平月にされているのは、経済・社会分野の本が多い。

やっぱり手に取ってページをめくりたくなるのは、

ダイヤモンド社の本かなぁ。

 

●スケジュールはもう2020

地下では文房具を売っているが、

「2020」という数字がデデンとおでまし。

早くも来年の手帳コーナーが設けられている。

 

秋のお彼岸ともなれば、

ビジネスマンの脳は。すでに2020に向けて

動き出しているというわけか。

 

●2020とZOZOのSF的符号

「2020」という字の並びを見ると、

先日Yahoo!に売却された「ZOZO」を想起する。

2020とZOZO。

この符号は何かの暗喩みたいだ。、

 

記者会見でおそろいのTシャツを着ていた、

前澤さんと孫さんは、

僕には宇宙ビジネスとロボットビジネスの

SFキャラコンビに見えた。

 

●ウルトラQもあるでよ

そして2020のSFといえば、

やっぱりウルトラQのケムール人の来襲を

怖れずにはいられない。

ブオッフォッフォッフォフォ・・・

とうとう来るのか、「2020年の挑戦」が。

 

一体どんな年になるのだろう?

それまでの残り3ヶ月、

僕たちはどう準備をしていけばいいいのだろう?

 


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マイナビ農業 3年目に突入 日本の農業の将来を担う一大勢力に成長

 

品川インターシティにマイナビ農業主催のイベント

「NEXT AGRI PROJECT」を覗きに行った。

 

マイナビ農業のスタートは2017年8月。

最初の1年は編集部のメンバーと、

僕らアウトソーシングのライターとで、

ひたすらウェブサイトの記事を書いた。

 

僕もリサーチしては企画を立て、

取材しまくり、書きまくり、UPしまくりの日々。

 

総数はどれくらいだったかわからないが、

僕一人だけでも50記事以上書いたので、

少なくとも500は下らないだろう。

 

というわけで、1年でサイトを構築し、

信頼を分厚くして、昨年8月以降、

2年目に入ってからは、

今度はひたすら営業活動に打って出た。

 

マイナビ農業の活動に関心を寄せる所は多く、

大企業から自治体、研究機関から個人農家、学生まで

集客しまっくたようだ。

 

農業サイトはそれ以前にもたくさんあったが、

上記の戦略が功を奏し、マイナビ農業は

ごぼう抜きでトップメディアにのし上がった。

 

3年目に入った今日では、農業関係者にとって、

たぶん、日本一の寄合所になっている。

 

何を持って成功というかはわからないが、

少なくとも多くの人や組織を動かせるメディアになったという点では、

ここまで大成功と言えるだろう。

 

今回のイベントでは「マイナビ農業アワード」なるものを催し、

受賞した若き農業者や福祉関係者、学生などを表彰した。

 

確実に、日本の農業の将来を担う勢力の一つになっていると思う。

 

一外部ライターとしては、以前のような企画記事がほとんどなくなり、

最近はもっぱら記事広告の執筆というのが、ちと寂しいけど。

 


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般若心経(cho Ver)は21世紀のプログレ

 

エンディング産業展のイベント「次世代僧侶オブザイヤー」で知った。

坊主バンド、昨年末のアジアツアーライブ。

世界は宗教から離れつつある。

それを人々のもとに取り返そうという試み。

 

てか、そんなリクツはどうでもいい。

これはすごい。カッコいい。

僕に言わせれば、これぞ現代のプログレッシブロック。

若い坊さん、面白いじゃないか。

 


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現代の聖職者による、現代人必読の書:「時が止まった部屋」レビュー

 

 僕が初めてエンディング産業展(毎年8月に東京ビッグサイトで開催)で、著者・小島美羽さんの孤独死・ゴミ屋敷の現場のミニチュア展示を見たのは昨年のこと。

 その時、小島さんが独学で作ったミニチュア作品の素晴らしさとともに心を奪われたのが、そこに添えられている自筆の説明文だった。

 淡々と、朴訥にそこで見たこと、感じたことを綴った文章の奥には、小島さんの人間の生と死に対する想いが、人生や家族というものに対する誠実な考え方が、にじみ出ていた。

 

 そして今年、彼女のいる「遺品整理クリーンサービス」のブースを覗いてみると、この本が平積みされていた。おお、やっぱり。よくぞ書いてくれたという感じ。

 マスメディアなどでも多数紹介されていたようなので、出版は意外ではなかった。

 著者本人に聞いてみると、テーマがテーマだけにコンタクトはしてきても、いまいち本気でないところが多かったと言う。その中で、この出版社だけがミニチュアはもちろん、小島さんの仕事と、この現実を伝えたいという思いに貴重な価値を見出し、真摯に出版を持ちかけたと言う。

 

 「孤独死」「ゴミ屋敷」は、僕のストーリー、あなたのストーリーでもある。

 人は必ずいつか死ぬ。

 誰もが知っているけど、誰も認めたくない現実。

 特に孤独死なんていう、悲惨で寂しい最期は、自分には縁のないものと、何の根拠もなく思っている。

 

 何か月も、時には何年も放置され、誰にも顧みられることがない。遺体は傷み、原型をとどめないことさえある。まさか自分がそんなことになるなんて・・・。

 でも、自分のライフスタイルを大切にしている人、家族も含め、他人に煩わされるのをよしとしない人なら、将来、そうなる可能性が5割くらいはあると思っていい。

 少なくとも僕自身はそうである。

 僕は現在、59歳で家族とともに暮らしているが、自分も孤独死し、この聖職者にお世話になるかもしれないと思う。

 

 遺品整理・特殊清掃は、技術さえあれば誰にもできるという仕事ではない。ましてやお金を稼ぐという目的だけではとても続かない。

 小島さんも、そして彼女の勤める会社のた社長さん(創業者)も、自分の中にあるストーリーの必然によって、この仕事を始めたのではないか。悲惨な現場に携わる者ならではの「伝えたい」という思いが強く伝わってくる。

 「現代の聖職者」とは、いささか大げさな呼び名だが、この本を読めば、その一端が分かる。

 社会の裏側をえぐる壮絶なドキュメンタリーとかルポルタージュなどとは趣が異なり、ミニチュアの写真を多数載せた、とても読みやすい本になっていることも特徴だ。

 

 いま、この社会で生き、死んでゆく人たちの人生を描いた叙事詩のようだと僕は感じた。

 


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勝浦タンタンメンは、過疎化する漁師町を救えるか?

 

今週は取材でお出かけWeek。

今日は連載企画「寺力本願(じりきほんがん)」の取材で、

千葉県勝浦市へ。

 

かつては房総でも指折りの水揚げを誇っていた漁業の街、

しかし、それも昭和時代まで。

漁業の衰退によって、平成の30年間で人口は半減し、

街の中には空き家が目立つ。

 

取材先は「海の見えるお寺」として人気の妙海寺。

その住職は、まだ若いながら、勝浦の街を救おう、

100年後も200年後も栄える街にしようと奮闘。

様々な地域おこしイベントを開催し、

現在は、空き家対策として、みんぱく事業に力を入れているという。

 

最近、何かとネガティブに捉えられることの多い宗教者だが、

自治体や企業ではできないことを、

お寺という立場、一種の社会的信頼性を生かして活動している。

 

そんな住職が以前、地域おこしの一環として普及に携わり、

ご当地グルメになったという「勝浦タンタンメン」。

ひき肉と一緒にタマネギとナスが入ってて、見た目ほど辛くない。

 

冬の海で働き、冷えた漁師や海女さんのからだをあっためたという

ストーリーが、味わいを深くする。

コンビニにも「勝浦タンタンメン」食品がいっぱい。

 

ちなみに勝浦は海流の作用で、夏は涼しく、猛暑日がない。

冬も比較的穏やかで、雪の降ることはほとんどないという。

 

僕は勝浦と言うと、反射的に「勝浦温泉」と出てきて、

なんとなく熱海っぽいイメージを持っていたのだが、

よく調べると、和歌山の@「勝浦温泉」だった。

なんで勘違いしてたのだろう?

 


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エンディング産業展2019「葬式・戒名・墓――どこまで省けるのか?」

 

エンディング産業展2019終了。

今日は宗教学者・島田裕巳氏のセミナーが面白かった。

タイトルは「葬式・戒名・墓――どこまで省けるのか?」

 

「お葬式はいらない」などの著書で有名な島田氏が、

なんで葬儀やお墓の業者や僧侶が集うエンディング産業展に招かれたのか?

 

かなり挑発的なタイトルだが、

「私があれこれ言わなくても、

一般の人はもう気が付いて“省いてます”」。

 

詳しい内容は月刊仏事の記事にするので、ここでは書けないが、

要は、高齢化社会への移行で、人々の死生観が変わったということ。

 

ついこの間まで、人生が40年から50年程度だった時代。

人間ははいつ死ぬかわからない、という前提で生きていた。

寿命は伸びていたが、10年ほど前までは、

みんな、その社会通念のもとに生きていた。

 

しかし、人生が80年、90年、100年以上続く時代になった今はちがう。

僕たちはそれだけ長く生きることを前提に人生を考える。

そして社会もその考え方に合わせて動く。

もう設定自体が変わってしまったのだから、年金が破綻するのも当然だ。

 

もちろん「いつ死ぬかわからない」ということは本質であり、

変らないはずだ。

今だって、僕たちはいつ死ぬかわからない。

 

しかし、人生の概念はすでに100年ライフに変わっている。

50歳や60歳、あるいそれより若く死ぬのは、

あくまでイレギュラーなケースだ。

 

そんな社会になると何が起こるかと言えば、

人々の心を救済していた宗教が衰退し、機能しなくなる。

 

また、みんな、人生をスケジューリングする。

まだ幼いことから将来を見据えて勉強し、進学に就職に、

スケジュールを組み立てて、一つ一つこなしていこうとする。

そのスケジュールの最後には、もちろん死が用意されている。

スケジュールをこなすための人生。

 

これから死のポイントは変わるという。

多くの人にとって、肉体的な死の前に、社会的なエンディングがある。

 

たとえば施設などに移らなくてはならなくなった時、

人はこの世界と切り離され、

実質的にはもうそこで人生は終わってしまうのはないか。

なのに、そこに葬式・戒名・墓は、本当に必要とされるのか・・・。

 

島田氏の言葉は、聴講に集まった人たち

――まだ前の時代の死生観で仕事に励む

エンディング業界人の胸に波紋を起こす。

 

その波紋はこれからじわじわと広く、社会に広がっていくのはないか。

そんな感想を抱いた。

 


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時が止まった部屋:遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし  本日発売編

 

今日から3日間、東京ビッグサイトで

エンディング産業展が開催されている。

例によって「月刊仏事」の取材で有明通い。

メインは毎日行われるセミナーやイベントの取材だが、

ブースの方も覗いてみる。

 

昨年、最も衝撃を受けたのは「遺品整理クリーンサービス

(㈱ToDo-Company)」のミニチュア展示。

 

孤独死の現場・ゴミ屋敷の様子を、

遺品整理人(特殊清掃)が、写真ではなく、

ミニチュアで伝えるというもの。

各メディアでも、たびたび取り上げられているようなので、

ご存知の人も多いかも知れない。

 

しかもその遺品整理人がうら若き、かわいい女性。

 

しかもしかも、アートの学校や講座に通っていたとかいうわけではなく、

現実を伝えるには、こういう手段がいいだろうということで

仕事の合間に、いきなりこうしたミニチュアを作ってしまった。

 

しかもしかもしかも、話していると気負ったところもなく、

純粋に、まっすぐに、

彼女のこの仕事に対する思いが伝わってくる。

 

というわけで、トリプルインパクトを受けたのが1年前。

 

今年も出しているのかな~と思って覗いてみたら、

出してた!

しかも本を出していた!

本日、8月20日発売だ。

 

彼女――小島美羽さんの作るミニチュアの魅力は、

じつはそこに添えられる文章によるところが大きい。

 

けっして文章がうまいとか、表現力に長けているわけではない。

その部屋の清掃・整理に実際に携わった時の感想・

湧き出てくる思いを淡々とつづっているだけだ。

 

しかし、その語り口がいい。

彼女が語り部になると、その部屋の悲惨な情景から、

人生のストーリーが形となって響いてくる。

 

まるで、この21世紀の日本の社会で、

生まれて生きて、そして死んでゆく、

僕らの人生を映し出す叙事詩のようだと思った。

 

当然、本にする価値、大ありでしょう!

昨年はブログにも書いたし、ちょっとだけ仏事の記事にもしました――

 

という話を、当の小島さんが他のお客さんと話してたので、

本を売りに来てた出版社の人にしたら、

1冊、献本していただいてしまった。

 

ありがとうございます。

これはちゃんと読んで、夏休み読書感想文にします。

 

でも、読む前からわかっている。

これは素晴らしい本だ。価値のある本だ。

孤独死やゴミ屋敷に興味があれば、ぜひ、手に取ってみてください。

 


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あんまり期待はしないけど、中身スカスカの自己啓発本よりは そこそこ楽しそうなバッティングセンター

 

義父の新盆。

西武線に乗って所沢にある霊園へ墓参りに出かけた。

 

電車の車内には相変らず、

人生に、健康に、仕事に、勉強に、幸福に、

何にでもよく効く「ホニャララ○○法」だの、

「フニャリリメソッド」だの、

「ヘレホレトレーニング」といった自己啓発本の

中吊りポスターがいやでも目に入る。

 

「こんな方法、もっと早く知りたかった!」

という絶賛の嵐付き。

 

そこに書かれている内容のポイントを見れば、

「あなたの常識は間違ってる」といった意味合いの

ことが箇条書きで陳列。

 

この本を読んで、この方法さえ知れば、

いかに努力せず、面倒なく、ラクに、簡単に、

健康になり、仕事や勉強が上手くいき、幸福になって、

人生の成功を手に入れられるかを喧伝している。

 

「時間とお金の無駄遣いなので、こんなもの読まんよ」

と思っている僕のようなひねくれ者に対しては、

「あなたは大事なチャンスを失うつもりですか?」

と、脅しをかけてくる。

 

で、本を読んだだけじゃわかんないでしょうから、

何万円、何十万円のナンチャラセミナーへ

お越しください、という寸法。

 

いったいいつまでこういう中身スカスカの

自己啓発商売は成り立つのだろう?

 

と思って、隅の方を見ると、可愛い絵柄のポスター。

 

「西武新宿駅北口より“頑張れば”すぐ」のオスローバッティングセンターだ。

 

「あさからよるまで“だいたい”やってるよ」

 

「あんまり期待はしないでね」

 

「そこそこ楽しいよ」

 

「たまには来てね」

 

「目指せ“だいたい”世界一」

 

アバウトで、身の丈に合ってて、

暑苦しくないセリフが

涼やかな風とともに心にしみいります。

 

あんまし野球に興味ないので、

これまでバッティングセンターって、

かなり若い頃に2~3度行ったきりだけど、

このオスローバッティングセンターには

今度行ってみようかな、という気になりました。

 

でも、腰をひねると腰痛が再発しそうなのでやめとこ。

 


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“稼ぐ”という言葉と稲作物語

 

神田昌典氏の本の中に

「“稼ぐ”という言葉の中には

稲が育つまでの物語が織り込まれている」

との記述があり、とても心に響いた。

 

土を耕し、種をまき、苗を育て、

田に植え、稲穂が実り、

黄金色に輝き、収穫する。

 

そうした自然の流れと

人の生業から生まれた言葉が「稼ぐ」。

 

禾編に家。

家族に糧をもたらすイメージもある。

 

また、収穫した稲を神さまに奉納する

ことも考えあわせると、

その地域全体を富ませるイメージもある。

 

今までちょっと「稼ぎ」「稼ぐ」を

誤解していたような気持ちになった。

 

経済やらビジネスやらと聞くと、

僕たちひとりひとりと

はるかかけ離れたところで動く、

無機質な巨大システムとか、

なんちゃらマシンみたいなものを想起する。

 

だけど、稲作の物語のイメージをまとった

「稼ぎ」「稼ぐ」を口にすると、

お金を稼ぐ行為が、

田畑を耕すイメージに繋がって

とてもヒューマンで

晴れやかな行為のように感じられる。

 

強制的に収穫を上げるために、

農薬や化学肥料をやり過ぎて

痛めつけてしまった田畑。

 

僕たちは今、未来へ向けて

それらの田畑を耕している。

 


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京都アニメ放火殺人事件:オレのオリジナルという幻想と、パクられるという妄想

 

人は誰でも創造的で

アーティストの素養を持っている。

が、そこにこだわり過ぎると、

あらぬ妄想のとりこになってしまう。

 

「パクリやがって」

とは、いったいどう響くセリフだったのだろう?

 

自分も大やけどを負い、

倒れて意識を失う直前だったのだから、

よほど強烈な恨みを込めて叫んだのに違いない。

 

京都アニメーションの放火殺人犯に

同情するつもりも、弁護するつもりも全くない。

だけど気になるのだ。

 

あれほどの凶行に及んだ動機は

一体なんだったのだろう?

 

京都アニメに勤めたこともないし、

小説なりマンガなり、

自分の創作作品を公の場に出したこともないようだ。

 

少なくとも僕の知る限り、

そうした報道はされていない。

 

 

以前、シナリオライター講座に

通っていたことがある。

そこへ行くと、

 

「オレのアイデアがあのドラマでやられちまった」とか、

 

ほとんど同じプロットのストーリーを作られたとか、

 

あそこの局で企画を募集しているが、

あれは全部落選させて、

いいとこをみんなパクるんだ。

汚ねえ。

 

なんて話が、受講生の間で毎週、飛び交っていた。

 

いわゆる広告クリエイティブの世界でも、

デザインや文章をパクった・パクられた

という話は日常的に聞く。

 

また、世間に名の知れた有名作家の多くは、

初めて会う人から

 

「わたしをモデルにして書いたわね」とか、

 

「おれの人生を勝手に無断で話にしただろう」

 

とか、まったく身に覚えのない言いがかりを

つけられることがよくあるらしい。

 

かくも創作者の界隈は、そうした

「わたしは世界で一つだけの花妄想」

「ぼくの作品はスペシャル・ユニーク・オリジナル妄想」を、

集塵機のように引き寄せてしまう。

 

これだけインターネットが発達した時代だ。

小説、映画、マンガ、アニメ、音楽――

古今東西のいろんな分野のエンタメが、

誰でも手軽に、自由に楽しめるようになると、

いろんな作品の影響・刺激を受ける。

そこからクリエイターの道に入る人も

大勢いる。

 

しかし、これだけ古今東西の

創作物に関するデータが蓄積され、

そこへアクセスするのも容易になると、

世間に広く受け入れられる、

いわゆる「売れ筋パターン」が定着してくる。

 

売れるストーリー、キャラクター、メッセージ。

音楽ならメロディ、リズム、歌唱法。

 

また、「売りたいならこうするべきだ」といった

ノウハウ・法則なるものも広く伝搬する。

 

こうした要素がミックスアップされると、

どこまでが他から影響された部分で、

どこからが自分のオリジナルなのか、

わけがわからなくなってしまうのではないだろうか。

 

そしてヒット作が生まれると、

 

あれはオレが考えていたアイデア=

あいつらはそれをパクって大儲けしている。

 

といった妄想に囚われる人たちが

大量発生するのではないだろうか。

 

犯人の男が実際に創作活動をしていたのかどうか、

定かでない。、

頭の中で考えていただけという可能性は

十分にある。

 

京都アニメのある作品が、

彼が構想していたそのストーリーと

共通する部分を持っていると気づいた時、

これはパクられたのだと

脳が自動的に変換してしまったのではないか。

そんな気がする。

 

さまざまな奇行が多かったことも

考えあわせると、

自分の上手くいかない人生に対する

忸怩たる思いも堆積していたのだろう。

 

それらが混ざり合って、

絶望感と破壊衝動が生まれてしまったのか?

 

誰もがたやすく妄想の世界に浸れる時代。

しかし、24時間、365日、バーチャルな世界に

浸って生活することはできない。

あなたも僕も、腹が減って何か食べたり、

それ以上の頻度でトイレにも行く。

 

そして普通は働いてお金を稼ぎ、

家賃なりローンなりを払って家に住み、

光熱費や、ネット・電話を使うためにも支払いをする。

 

そうしたリアルな日常の細事を

バカにしていると、妄想で人生そのものが狂いかねない。

 

さえないリアルを人のせいにしたり、

あらぬ言いがかりを付けたり、

ましてや、こんなひどい事件を

起こしたりしない限り、

空想・幻想・妄想を膨らませるのは、

どこまでも自由だと思うのだけど。

 


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世界は代筆でできている

 

僕たちが生きているこの世界――

人間が社会を作り、

国家を作り、

文化を作ってきたほとんどの部分は

代筆でできている。

 

今日のようなメディアができる以前から、

歴史上の有名な人物が何をした、何を言った、

ということの99パーセントは、

無名の、どこかの誰かが、

その有名人に代って代筆し、

後世に残したものだ。

 

というわけで、

代筆業をやっていると言うと、

どうやったら始められるのか?

と聞かれることがある。

 

これについては何とも言いようがない。

ホームページでも、ブログでも、SNSでも

なんでもいいから、公開された場で

「私、代筆やります」と書いて宣伝するだけだ。

 

もちろん、会った人に直接言えるのなら、

それに越したことはない。

 

あとは待ち。

かなり運が良ければ、

これだけで何か仕事が来るかも知れない。

 

が、普通はダメだろうから、

自分がどれだけの文章が書けるのか、

あれこれアピールする。

 

そういう意味では、今は昔と違い、

インターネットを使えば

自由にいくらでもアピールできるから

いい時代になった。

 

でもやっぱり一本釣りは難しいから、

現実的には、どこかのメディアに入って

取材記事を書いてみて実績を作るのが早道だ。

 

 

代筆業と聞くと多くの人は、

芸能人や経営者などの本の、

いわゆるゴーストライターを想起する。

 

でも僕が思うに、インタビュー取材などをして

ウェブサイトや雑誌などの記事を

書くのも、みんな代筆だ。

 

自分が思っていること・

考えていることを

自分で、人に伝わる文章に書き表す。

 

みんな、それをやろうとするが、

これがそう簡単ではない。

 

自分では、自分の顔も体全体も

見ることができない。

鏡がないとどうにもならない。

 

そういう意味では代筆ライターは、

クライアントにとって一種の鏡である。

 

僕も取材して記事を書くと、

 

「私はこういう人間だったんだ」

「うちはこういう会社だったのか」

「わたしたちは、こういう仕事をしているんですね」

などと言われることが多々ある。

 

文章が読みやすくなるよう前後を整えたり、

専門用語がわかりやすくなるよう

解説を加えることもあるが、

基本的にはその人が話したことを

そのまま書くだけなのだが。

 

ただ、そう単純でないのは、、

その相手との信頼関係が、

インタビュー中のやりとりに、

そして出来上がった原稿の文章に

如実に反映されてしまうということ。

 

だから代筆業で最も大事な点は、

文章力とか理解力とか、そういうことではなく、

いかに相手と短時間で良い関係が築けるかだ。

 

リアルな取材なら、

インタビュー現場の雰囲気を

できるだけ楽しく盛り上げ、

インタビューそのものを

エキサイティングなイベントにする。

 

電話取材やメール取材の場合は、

事前に話の流れを作って、

できたら台本を準備しておいて、

その上で進めるなどの工夫をする。

 

こうした下ごしらえが、

代筆業の仕事の

8割以上を占める。

 

てなわけで、今日は野菜栽培を研究している

ご高齢の先生の農園を訪ねて取材した。

 

楽しかったが、なかなか大変だった。

 

どれだけ経験を積んでも、

以前やったことと同じパターンを使って

うまくいくことは一度もない。

 

さすがにこの分野にはAIライターは

まだ進出してこれそうにない。

めんどくさいけど、人間にしかできない仕事。

志のある人はどうぞ、

世界を作る仕事においでください。

 


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金魚の集中力は人間以上

 

「金魚の集中力は人間以上なのだ」

と言うと、「アホぬかせ、んなわけねーだろ!」

と思うだろうか?

 

2015年の時点で、

人間が集中力を持続できる時間は8秒、

対して金魚の集中時間は9秒。

 

僕はこの話を聞いて、さっそく金魚を観察しようとした。

しかし、残念ながら、

今、うちには金魚はいない。

 

そこでかつて自分が飼っていた

歴代の金魚たちを記憶の底から釣り上げてきた。

 

彼らは9秒間、集中できていたのだろうか?

金魚の目が何秒間か、じっと何かを見つめている。

そして目を動かし、体の向きを変える。

そこまでは思い出せるが・・・

 

でも、金魚が集中するのって何に?

 

あ、向こうから仲間が来る。

このまままっすぐ泳いでいくとぶつかるかも。

でも、可愛い女の子だから、

わざと気づかなかったふりをして

さりげに正面衝突して、キスできたらラッキー・・・

とかなんとか、集中して思考するのだろうか?

 

だけど、金魚だって個性があるだろうから、

10秒以上集中できるやつもいれば、

5秒しかできないやつだっているだろう。

 

あるいは、出目金とか、和金とか、

リュウキンとか、ランチュウとか、

オランダシシガシラとか、

種類によって集中力は違ってくるかもしれない。

  

じつは正確にはこれ、

「金魚の集中力は人間以上」ではなく、

通常は「人間の集中力は金魚以下」

と言い表されている。

 

ここのところ、マーケティングの勉強をしていて、

巡り合った文言だ。

 

情報源は、あなたも僕も使っているWindowsの

マイクロソフト・カナダ研究チームが、

2015年5月に発表したデータ。

 

情報があふれかえる時代に生き、

わずか数秒でも空白ができれば、

スマホを手に取り、タップし始める現代人。

 

その現代人が集中できる時間は8秒、

対して金魚の集中できる時間は9秒。

というわけ。

 

デジタル情報中毒の人間が

どんだけ集中時間を持続できないかを

如実に表すデータとして

2017年頃、ビジネス関連の雑誌やサイトで

センセーショナルに採り上げられまくった。

 

まさしく、ここまで来たか人類!

金魚にも劣る集中力とは・・・

 

なにしろ、かのブランド企業のお墨付きで、

こんなキャッチ―な面白ネタが飛び出したのだから、

ビジネスコンサルタント系の人たちも

こぞってこの話題を講座などで使っていたらしい。

 

けど、僕がこの話に会って

最初に思ったのは、タイトルに書いた通り

「金魚の集中力は人間以上なのか?」という疑問。

 

および、誰がどうやって

金魚の集中力を計測したのかというものだった。

 

当然、多くの人が同じ疑問を抱くものと思って検索すると、

そんな人はほとんどいない。、

 

疑問を持ったとしても、

忙しいのにわざわざ時間をかけて、

調べたりしないんだろうな~と諦めかけた。

 

が、何ページ目かに

高橋美佐さんというパーソナルコーチをやっている人が

「わたしも自分の講座で、この金魚の話しました。

ごめんなさい」と謝りつつ、

この情報について徹底リサーチしていた。

 

マイクロソフトも金魚の集中時間については、

自前で調査したわけでなく、その元ネタがあったわけで

それを辿っていくと、金魚の集中力について

正確に科学的に計測した人、

その数値を発表した人もいないことが判明。

 

だから金魚の集中力が9秒というのは根拠のない話なのだ。

つまり、「人間の集中力は金魚以下」

=「金魚の集中力は人間以上」はガセネタ

――というのが言い過ぎなら、一種の都市伝説にすぎないという

結論にたどり着いたと言う。

 

やれやれという感じだ。

がんばって追求した高橋美佐さんはえらい。

 

この話、たとえば僕――福嶋誠一郎が

「金魚の集中力は人間以上なんやでぇ」

と言っても「アホか!」と一蹴されるだけ。

 

ところが、かの世界に冠たるブランド企業が

言うことなので、

みんな、ろくに検証することもなく信じた。

そして、おそらくは今後も信じられ続けていく。

だって面白いし、間違っていたところで

大問題になるわけでもないしね。

 

それに、いちいち検証していたら、

人生それだけで終わっちゃうので。

 

というわけで、僕たちはそういう世界に生きている。

 

夏はお祭りなどで金魚に出会う機会も

増えるかも知れない。

今度、じっくり観察してみよう。

 

しかし、僕の観察力は、

はたして9秒間持続しているだろうか?

8秒過ぎたところでスマホを始めたりして。

 

 


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食と祈りの店 自由が丘・田の実

 

ここのところずっと、葬儀供養と農業の仕事をやっているが、昨日取材したのは、そのふたつが一体化したお店。自由ヶ丘に先々週オープンしたばかりの「田の実」だ。
コンセプトは日本人の稲作文化の中で育まれた「食と祈り」。
1階は全国の農産物などの食品と四季の行事を彩る雑貨のショップ。2階はカフェ&レストラン。3階はイベントスペース。
ランチに出る汁ものは仙台の名店「ゆきむら」のシェフの作品で、日本人の脳の深淵に届く美味しさだ。

実はこの店の経営母体は、「手のしわとしわを合わせて、しあわせ」の、お仏壇のはせがわ。
「手を合わせるとはどういうことか?」を追究していったら、食と農にたどり着いたという。
さすがリーディングカンパニーと感心する話だった。
オープンしてからまだ2
週間だが、早くも自由ヶ丘の大人気店になりつつある。駅から3分なので、そっち方面に行くことがあれば、ぜひ寄ってみてください。

 


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サンゲノヨル:仏教式罪の告白

 

「あのやろう、うまいことやりやがって」と妬んだり、

「失敗しろ。不幸になれ」と呪ったり、

道行く女の子に劣情を起こしたり、

気に食わないことに逆ギレしたり、

暴飲暴食に走ったり、

やるべきこともやらずゴロゴロ怠けていたり・・・

 

人間は日々、罪を犯している。

そこで神さまの前で自分の罪を白状するのが「懺悔」だ。

 

これはキリスト教の話だと思っていたら、仏教にもある。

同じようにお釈迦様の前で罪を認め、

仏教では「さんげ」と読む。

 

月に一度「サンゲノヨル」を開いているお寺があると聞いて、

一昨日、取材で出かけて行った。

神楽坂にある圓福寺だ。

 

まだ30代の若い住職様にインタビュー。

幕末に伝わり、この寺に祀られている夜光鬼子母神の話、

その鬼子母神絡みで妊活講座が行われている話、

住職がIT企業に勤めていた時の話など聞いて、

メインの「サンゲ」。

 

これは実際に体験してみた。

 

500円払ってお守り(懺悔守り)を購入し、

その中に自分の犯した、

あるいは犯していそうな罪を書く。

 

自分は悪いことしてなくても、遠い先祖が

騙し・欺き・裏切り・虐待・泥棒や人殺しなどの

大罪を犯している可能性もある。

 

因果応報。

過去の罪が、現在につながって、

あなたの人生で表現されている。

こうした考え方は、仏教ならではという感じがする。

 

書き入れたお守りは持ち帰るのではなく、

この寺の祖師像に奉納する。

奉納したら、あとはひたすら

心の中で罪を詫び、お経を唱える。

 

先祖が罪を犯したのかどうかはわからないので、

とりあえず自分の罪だけ思い起こした。

一応、善良な市民のつもりではいるが、

生きていると、どうしてもいろいろあるからねぇ。

ズルもしてるし、迷惑もかけてるし、

人を傷つけたりもしています。

 

ありがたいのは「懺悔」すると「三化」が起こるということ。

①健康運・②仕事運(金運)に恵まれるようになり、

③ 良縁にも恵まれる。 

これはもう、信じるしかないねぇ。

 

それに夜(僕が行ったのは5時過ぎでまだ明るかったけど)、

お堂の中にいると、厳かな気分になり、精神的にも良い刺激になる。新鮮な空気が身体の中に入ってくる感じだ

月に一度くらい、こうした体験をするのはいいと思う。

 

500円で懺悔守りを購入するのは最初だけで、

そのあと、2回目以降は自由。

リピーターも大勢いて、僕がいた時間だけでも10人くらいやってきた。

男よりも女のほうが多いという。

女のほうが男よりも罪深いのだろうか?

 

毎月、第一水曜日、夕方5時から8時までやっている。

こうした懺悔の概念を大事にして、

積極的に打ち出しているお寺はかなり少ない。

(少なくとも、僕は初めてだった)

 

あなたも秘密めいた体験として、

一度やってみると面白いと思う。

 

神楽坂・圓福寺。

サンゲノヨルは、お参りした後、

神楽坂に立ち並ぶ飲み屋でハシゴ・・・となったら、

またまたそこで罪を犯し、

翌月、ふたたび通うことになって永遠の循環に陥るかもね。

 


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国家資格を宝の持ち腐れにしない自宅開業

 

12年間やってきたカミさんの「野の花鍼灸院」」が昨日を最後に閉院した。

自宅の1階のワンフロアのリビングを半分に区切って、そこを治療室にしていた。

 

職住一体。

待合室も設けられないので予約時間で区切るしかなく、

必然的に時間内は完全なプライベート診療になった。

女性と子ども専門だったので、かえってアットホーム感が好評だった。

 

僕はもちろん、営業中に一度も治療室に入ることも、

患者さんの前に出ることはなかったが、

ホームページやパンフレットを作ったり、掃除を手伝ったり、

2階で連日やってくる子どもの声を聞いたりしていたので、

けっこう思い入れも深い。

家庭の事情とはいえ、閉じるのは何とも寂しく胸が痛む。

かなり感傷。

 

僕の感傷的な話を書いてもしゃあないので本題に入ると、

国家資格である鍼灸師は大勢いるが、

開業できる人はごくわずかだと言う。

カミさんは40を過ぎてから3年間学校に通って資格を取ったが、

同級生で自分の院を持っている人はほとんどいないらしい。

 

鍼灸師のみならず、整体師もそうだが、

毎年、びっくりするほど大勢の人が資格を取る。

にも関わらず、その8割、9割の人はそれを生かせない。

 

自分で開業するには莫大な資金が必要だとか、

ロケーションの良い一等地じゃないと患者さんが来ないとか、

しっかり収益を上げなきゃダメだとか。

何かそういった思い違い、思い込みがあるのではないだろうか?

 

せっかく腕1本でやっていける技術・許諾を得たのに、

ハコの良しあし・設備のあるなしにこだわって

自分で開業しないのはもったいない。

 

うちがやってきたスタイルはべつに新しいものではない。

僕が子どもの頃、

ばあちゃんに連れて行ってもらった鍼灸院も、

長屋みたいなボロい家で布団一つ敷いて営業していた。

 

本来、鍼灸院や整体院といった民間医療はそういうものだ。

「医療ビジネス」にしようと思うから、

いろいろ大きなことを考えて動けなくなってしまう。

 

小さくでいい、

パートとして大して変わらない稼ぎでもいいから、

資格のある人はまず自分で始めて、

直接、お客さん(患者さん)と相対しないと、

いつまでたってもスキルアップしないし、

キャリアが積み上がらない。

続けられるかどうか考えるのは、始めてみた後の話である。

 

いくら国家資格でも何年もほったらかしでは宝の持ち腐れ。

ペーパードライバーになってしまう。

何年も経ってから「じゃあ運転します」と言い出したって、

誰もペーパードライバーが運転する車になんか乗りたくない。

 

うちの場合は、幸い駅チカの戸建ての貸家を見つけられたが、

アパートでもマンションでも、

保健所の基準をクリアできるところならどこでもできる。

 

自営業だから自分のライフスタイルに合わせて――

たとえば子育てをしながらでもできる。

そして、それはすべて貴重な実績・将来の財産になる。

 

最近はホームページだって無料で、

あるいは年間1万円少々で開設・運営できる、

設備を整え、宣伝してスタートする費用は

20~30万円程度しかかからないと思う。

 

カミさんもそんなこんなで12年やってきたので、

自分の院を閉じても、

他の診療施設の仕事や、講師や指導者の仕事がある。

がんばれば得られるものは小さくない。

 

こうしたノウハウは鍼灸の後継者を育てるためにも

伝えていきたいと話し合っている。

生活が落ち着いたら、その準備も始めようと思う。

 


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仏像にいちばん近いアイドル&鎌倉名物・鳩サブレ入りソフトクリーム

 

“仏像にいちばん近いアイドル”を取材しに、いざ鎌倉へ。

その名も「みほとけちゃん」。

彼女は何と、2016年度ミス鎌倉でもある。

 

当然、美人でかわいい。

写真や動画を見て、それはわかっていたが、

ナマで会ったら、一段と美人でかわいい。

そして、かしこく、おとなだ。

 

自作の刺繍入り作務衣を着込み、

仏像のインナースペースに入り込める特技を持ち、

まさしく仏像にいちばん近いアイドルを体現する。

 

僕はこれまで特にアイドルに興味を持ったことはないが、

彼女のことは応援したくなる。

興味を持ったら、

「みほとけ」で検索してみてください。

 

アイドルの鎌倉おすすめスポットの一つが、

おみやげの「鳩サブレ」でおなじみ、

豊島屋がやっている洋菓子店&カフェ「置石」。

 

ここの「置石ソフト」は、

ソフトクリームの中に粉々になった鳩サブレが

まんべんなく入っているという逸品。

クリーミーさとザクザク感が一体化して

これはおいしい!

 

アイ love 鎌倉。

 


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さいみょうくん・さいみょうちゃん

 

お寺のオリジナルキャラクターというのに初めてお目にかかった。

「さいみょうくん」と「さいみょうちゃん」。

一昨日、「寺力本願」の取材で伺った川越・最明寺のキャラである。

 

開かれたお寺づくり――とくに女性・子どもに親しんでもらえる

お寺を目指して、平成元年生まれ・インド修行帰りの

若き副住職のプロデュースのもと、

仏像キャラ専門のデザイナーが考案した。

 

ご本人は否定したが、男の子のさいみょうくんは、

当の副住職をモデルにしたのではないかと思われる。

(理知的で優しい顔立ちのイケメンである)

 

女の子のさいみょうちゃんは「小悪魔風」のキャラ付がされていて、

そこはかとなくドキンちゃんを連想させる。

それにしても、仏像キャラなのに、小悪魔って、どーゆーこっちゃ!

 

―ーといったツッコミが入るのも織り込み済みなのだろう。

プロデューサー/デザイナーの遊び心が窺えて楽しい。

 

可愛いだけじゃなく、高貴な品格も感じさせてくれて、

僕はたちまちファンになってしまった。

 

 

最明寺は先週、世界自閉症啓発デー/発達障害啓発週間に合わせて、

1週間、お寺をブルーにライトアップし、

本堂では障がいを持つ子どもたちの絵画展をはじめ、

地元のアーティストやアイドルが出演するイベントを開催。

市や商工会の人たちも巻き込んで大いに盛り上がった。

 

また、10月には毎年、乳がん検診啓発の「ピンクリボン運動」に参加。

この時はピンクでライトアップし、」同様に各種イベントを繰り広げるという。

これをやっているのは今までのところ、

最明寺と京都の清水寺だけだ。

 

2人のキャラクターのカラーリングは、

それぞれのライトアップを表したものなのだ。

 

最明寺の社会活動とそれに連動したイベントもあって、

小江戸でにぎわう川越は、ますます活気づいているもよう。

あなたも川越方面に出向くことがあれば、

ぜひ西川越まで足を伸ばして、

さいみょうくん・さいみょうちゃんに

会いに行ってください。

僕もまた行きたいと思ってます。

 


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小江戸・川越をぶらり

 

真冬の寒さだった昨日は埼玉の川越へDayTrip。

お寺の取材でアポを取っていて、延期するわけにもいかず、

震えながらの小旅行になった。

 

お寺のあたりは、隣の西川越という無人駅の近くの長閑な地域。

桜も菜の花もまだ綺麗に咲いている、

とてもいいところだったのに、ちょっと残念。

しかし、お天気のことなので、文句を言っても始まりません。

 

取材を終えて川越に戻り、街中をぶらり。

というか、それもまた取材の一部なので、1時間余り歩き回った。

「小江戸」という愛称の古い街並みが人気。

京都・金沢・鎌倉などのプチ版という感じだろうか。

スターバックスも純和風のしつらえで出店しています。

 

その小江戸界隈(川越駅からはちょっと距離がある)は、

平日で、みぞれが降る悪天候・寒さにも関わらず、

けっこうな人出でにぎわっていた。晴れて陽気が良かったら、

どんだけ~の世界。

ご多分に漏れず、シニア層と外国人(おもにアジア系)の姿が目立った。

 

川越に来たのは、たぶん20年ぶりくらい。

池袋から40分もあれば来れるところだけど、

やっぱり仕事でもないと、なかなか足を運ばない。

そう考えると、仕事という名目でいろいろな街に行けるのは、

幸運な境遇なのかも知れない。

 


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高級住宅街のど真ん中の斎場

 

 日曜日のことだが、月刊仏事の仕事で、代々幡斎場へ行った。

 場所は京王線・幡ヶ谷と、小田急線(+東京メトロ千代田線)の中間点にある渋谷区西原というところ。

 

 結構な豪邸が並ぶ高級住宅街のど真ん中に、火葬場併設の葬儀場が、どーん!と立つ。そのギャップがすごい。

 

 どうしてこんな一等地に火葬を行う斎場が・・と思ってしまうが、これは話が逆。

 

 ここでは江戸時代からいくつかの寺院が合同して火屋(火葬場)を運営していた。

 明治になって 東京市区改正条例(都市計画法の前身)が施行され、1889(明治22)年5月20日より都市計画施設として稼働。

 

 1921(大正10)年から東京博善株式会社(現・廣済堂グループ)が所有することになり、以後、1世紀にわたって運営を担い続けている。

 名称は、所在地がかつて「豊多摩郡代々幡町」という名の町だったことに由来する。

 

 戦後、これを囲むように住宅が次々と建てられ、やがて都内でも指折りの高級住宅街として発展していった。

 

 約四半世紀前まで外観は大型の寺院風で、瓦葺きの屋根に煙突が立っているが特徴的だったが、1996年(平成8年)11月に全面改築され、明るく近代的な快適性と、人生最終の大礼に相応しい荘厳さを兼ね備えるとともに、環境問題にも配慮した無煙無臭火葬システムも導入。3階建ての総合斎場に生まれ変わった。

 

 この日は3月最後の日曜で友引。

 ということで、初めての地域感謝イベントが開かれ、花見や落語が行われていた。

 館内には明るい笑い声が響き、とても火葬場だとは思えない。

 渋谷区も後援につき、町会も開催に協力したようだ。

 

 高齢化社会が進み、こうした施設も、人間の自然な営みとして、敬遠せずに街が受け入れる――令和は、そうした時代になりそうだ。

 


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いたちのいのち少年少女版・完成

 

ホームページに載せている「いたちのいのち」という小説を書きなおした。

「いたち」というのはペットのフェレットのこと。

書き直す時点で削除しようと思ったけど、

割と毎日のようにアクセスがあるようなので、そのままにしておいた。

たぶん、タイトルが面白いのでアクセスするんだと思うけど、

ちゃんと読まれているかどうかはわからない。

 

どういう経緯だったか、詳しい事は忘れてしまったが、

6年ほど前、フェレットを飼っている、ひとりぐらしの女性に話を聞いた。

確か横浜のファミレスで4時間ぐらい聞いたと思う。

 

その録音をもとに、彼女とフェレットの暮らしを

ちょっとフィクションを交えてストーリーにした。

 

読んでもらって感想を聞こうと思ったのだが、

リアクションはなく、そのまま僕の前から姿を消した。

たぶん、彼女としては、

自分がどんなにそのフェレットを好きか、

思いきり話をして相手に聞いてもらえれば、

それだけで満足だったのだろう。

 

手元に残った原稿は、400字詰めで100枚以上あったので、

このままにしとくのはもったいないなと思い、

彼女の名前やフェレットの名前を変えて、

構成も組み直して小説らしきものにした。

 

これを原作にして、少年少女小説にしてみようと

思い立ったのが去年のはじめ。

 

ひとり暮らしだった彼女は、その後、

あるオトコと出会って恋におち、子どもを設けたが、

じつはそいつが割とろくでもないオトコで

逃げ出してしまったので、

彼女はシングルマザーとなり、

生まれた娘と二人で暮らすことになった。

その娘が3歳の時、

ペットショップでまたフェレットと出会い、

フェレットを飼い始める。

その7年後の話。

 

なので主人公は10歳になった娘とフェレット。

こいつは本当は人間に生まれたかった天使。

話は、娘の視点と、天使のフェレットの視点の

ダブルカメラで進む。

タイトルは気に入っているので、

まんま「いたちのいのち」です。

 

結局、いろいろあって書き直すのにまる1年かかった。

400字詰めで290枚になった。

最後まで書上げられて、ほっとしている。

児童文学賞の賞レースに出してみた。

落選したら公開します。

 


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和服でサムライプレゼン

 

 IT関連企業などを中心に、

 ビジネスの現場では、じわじわと脱スーツが進んでいる。

 ように感じるけど、実際にはどうなのだろうか?

 

 今日はアップルの動画配信サービス参入のニュースで、

 CEOのプレゼンシーンを見た。

 ジョブズ氏以来の伝統になっているのか、

 カジュアルな服装でのプレゼンがカッコいい。

 

 昔はよく、若い者はカジュアルファッションでもいいけど、

 年輩者はやっぱスーツじゃないとサマにならんよねーと

 言われたものだが、もうそんな常識も吹っ飛んでる。

 

 ただ、きょうのプレゼンシーンを見て思ったのは、

 これって日本人ならどうかな~ってこと。

 

 スーツにしても、カジュアル服にしても、

 洋服というのは、西洋人の顔や体型を基準に作られている。

 

 いくら最近、日本人の上背が伸び、筋肉が発達し、

 体型が変わったと言っても、やっぱり西洋人とは違う。

 

 肌の色はもちろん、その質や骨格が違う。

 年齢が高くなるにつて、そうした特徴は顕著になってくる。

 

 プレゼンは演劇みたいなものだから、

 観客を満足・納得させるためには、

 内容や語り口と同じくらい、見てくれが重要。

 服装が占める要素はけっこう大きいのではないか。

 

 同じ服を着たら、西洋人にかなわない。

 スティーブ・ジョブズの真似をしてもダメ。  

 

 日本人ビジネスパーソンをカッコよく見せ、

 プレゼン内容の説得力を高めるのは、

 和服――着物ではないかと思う。

 

 和服の価値・イメージは近年、上がっていると思うが、

 さすがにビジネスシーンでは、

 特別な接待やセレモニーの場を除いて、

 お目にかかる機会はほとんどない。

 

 女性の場合は、フジヤマ・ゲイシャ時代からの

 華やかなキモノ・イメージがついちゃっているので、

 ちょっと難しいと思うけど、

 男性用は大いに開発の余地がある。

 

 カッコいいデザインのビジネス和服、勝負着物で、

 サムライプレゼン。

 特に国際的なステージでは効果的では、と思うけど、

 どうでしょう?

 


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企業ブランディングとストーリーテリング

 

 企業ブランディングの仕事の際に、

 商品の想定ユーザーを主人公とした8つのストーリー、 

 そしてその企業にまつわる1つのストーリーを作ってみた。

 

 あくまで提案の方向性とキーワードを見つけるための準備作業なので、

 それをそのまま提案するわけではないが、

 われながら良い方法だし、なかなか楽しいなと思った。

 

 冷静なマーケティング分析も必要なんだろうけど、

 まずは自分がその会社や店と一体になってみないと、

 良い提案など考えられない。

 

 それに昔、広告代理店がやってたF1やらM2やらの分析って、

 今でも有効なのか?

 

 

 何より自分がなんでこの仕事をやっているのか納得できるし、

 その商品なり、サービスなりを愛せるし、テンションも上がる。

 

 ブランディングとは、その企業なり、商品なりのストーリーを

 見出して、一つのまとまった形にして、社会に向けて発表することだ。

 

 もちろん、会社・創業者(代表者)・商品にそれなりの歴史があれば、

 その棚卸をすることでストーリーは作れる。

 けれども、それだけではだめで、未来のストーリーを

 繋げて描けないといけない。

 

 自分たちはいったい何のためにその事業をやっているのか。

 その事業を通して、何を実現したいのか。

 その商品・サービスによって、人の心にどんな動きが起こるのか?

 それはその人の生き方を少しでも変えられるのか?

 

 あるいは、

 これまで単にお金儲けのためにやってたその仕事に、

 どんな意味づけをして、どんな夢を付加して、

 社会性を持たせられるのか?

 

 会社でも非営利団体でも、法人というからには、人格がある。

 すなわち、その会社・団体独自のキャラクターが求められる。

 

 市場で生きていくため、

 特に無名の中小企業やベンチャー企業は、

 キャラクターとストーリーづくりをしっかりやっていく必要がある。

 それが顧客との出会いのドラマを生み出す。

 

 こう考えると、ブランディングもドラマや物語を書くのと同じだ。

 


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異業種からの葬儀供養業参入ストーリー

  

 小さな会社でも社内で新規事業を立ち上げ、

 一つのブランドとして展開させるケースが増えてきた。

 

 レギュラーで仕事をしている鎌倉新書の月刊仏事では、

 毎月、葬儀・供養業界(この頃は終活とかシニア問題なども加わる)の

 ニュース記事を書いており、いろいろネタをリサーチするのだが、

 そういうケースによく出会う。

 

 10年余り前、「おくりびと」という映画が公開されるまで、

 やはりまだ葬儀屋さんに対する世間の差別意識は強かったと思う。

 

 それがたった10年で、高齢化社会・多死社会の進展とともに、

 みんなが参入したがる成長産業になった。

 

 ちなみに鎌倉新書も僕が最初に訪れた時は、

 小伝馬町の小さなビルの1フロアにある小さな会社だったのだが、

 あかれよあれよという間に成長して、

 八重洲の一等地のビルにオフィスを構える

 東証一部上場企業になった。

 

 お金儲けがしたくて、もともと畑違いの会社が安易に入ってくる――

 という批判的な見方もできる。

 でも、これはちょっと一面的過ぎる。

 

 たとえば以前「ラストドライブ日本版」の記事で紹介した

 タウという埼玉の会社は、

 事故車の買い取りをして海外へ輸出する事業をしている。

 

 ここが「願いのくるま」という法人を立ち上げ、

 ターミナルケアを 受けている人を希望の場所に車で連れて行く、

 という事業をボランティアでやっている。

 

 高齢者が増えたことによって、

 こうしたケアや葬儀・供養に関する社会的ニーズが激増中なのだ。

 

 また、それだけでなく、社会通念が変わり、

 死を仕事にする人たちを忌み嫌う風潮がかなり弱くなった。

 

 こうした理由から異業種からの参入者が増えているのだと思う。

 

 とは言え、いきなりそれだけで新しく会社を起こすのは

 あまりにリスキーなので、社内の事業単位で

 独立したブランドを作るのだろう。

 

 異業種から参入するからには、

 いろんなストーリーがありそうだが、

 残念ながら、ホームページを見ているだけだと、

 なんでこの会社が葬儀事業を???

 と、分からないことが多い。

 

 仏事の新連載企画として、異業種からの参入ストーリー

 というのをやってみようかと思っている。

 


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カラオケBOXミーティング

 

 かなり歌が下手なので、カラオケからは、ず~~っと遠ざかっている。

 でもカラオケBOXには行く。

 仕事の打ち合わせのためだ。

 個室で周囲と遮断されるので集中して話ができるし、資料も広げやすい。

 

 きょうはアートディレクター氏と1時間半たっぷり。

 来週もやる予定だ。

 

 都心であれば、レンタルオフィスや談話室喫茶などもたくさんあるが、ざんねんながら、わが永福町には皆無。

 カラオケBOXはいわば臨時オフィスだ。

 

 経営上の必要に駆られて、こうした「昼の顔」を持つようになったのだろうが、いつごろからカラオケBOXが集会場として利用されるようになったかは定かでない。

 

 それにしてもランチ会が開かれていたり、学生らが溜まり場にしたり、PTAのお母さんたちの喧々諤々の会議が開かれていたり、もちろん昼間の2時から歌いまくってるグループもいたり、スキルアップを目指して一人で練習しているおじさんもいたりで、なかなか魅力あふれるカオス状態になっている。

 

 KARAOKEは世界に冠たる正真正銘の日本文化で、海外でも大人気だが、ここまで進化を遂げ、別の目的で利用されているのは、やはりまだ日本だけだろう。

 まさに原点にして頂点。

 日本のカラオケはこれからどこへ行くのか?

 


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デジタル時代ならではのアナログ手書き写本トレーニング

 

 手は脳と連結している。

 運動することによって信号がビビットに伝わる。

 やればやるほどその能力は上がる。

 それがデジタルデバイスの入力作業では得られない手書きの効能。

 ま、科学的根拠があるわけじゃないけど。

 

 毎日インターネットを使っていろんな文章を読み書きしているが、デバイス上で読む文章はなんだか字面だけなぞっているようで、文章の奥にあるSomethingが見えてこない。

 つまり単なる情報なんだな。

 

 アナログ世代の習性なのかも知れないが、重要なものはプリントアウトしてしまう。

 紙の上に納まった文章は読みやすく、(自分にとって)一段と質の高い情報になる。

 

 さらにその情報を自分の知識にするには、自分で書く。

 仕事で使うためにデータ入力もするが、これはぜひとも深い所まで突っ込んで血肉にしたいと思うともう手書きするしかない。

 いわば「写経」のようなものだ。

 

 本でもウェブサイトでもそこに載っている気に入った文章をまるまる写す。

 コピペではないよ。

 するとその世界に没入し、その筆者がなぜその文を書いたのかの意図、その行間にある精神みたいなものが伝わってくる。

 

 それが合ってるか間違っているかはどうでもぃい。

 自分がそう思えるということが大事なのだ。

 

 でも手書きは疲れる。

 めちゃくちゃ時間もかかる。

 そして何より、1回や2回やっただけじゃ効能がわからない。

 何度もトレーニングして、やっとその価値が分かってくる。

 肉体のトレーニング同様、サボらずにやっていると確実に身に付く。

 手と脳の繋がりを磨く、これも一種の筋トレなのだ。

 

 小説でも論文でも宣伝文句でも何でも、こころ動かされる文章に出会ったら、その都度やってみるといい。

 

 もっと効率的なやり方があるんじゃないかと思う時もあるけど、やっぱりないのだ。

 これからやってくる、はるかに効率の良いAIライターに対抗するには、人間ならではの非効率なやり方を実践するしかないと思う。

 


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ビジネスのための本気の企業理念

 

 先日、取材に行ったファームで、僕はそこの社名に興味を持ち、

 「これは一体どういう意味ですか?」と訊いた。

 すると40代の社長は、名刺を見せて、おもむろに説明を始めた。

 ロゴマークと理念(カンパニースピリッツ)が名刺上の小さなスペースにきれいに収まっている。

 

 そこは企業理念と会社のネーミング、商品の制作・販売が見事にリンクした稀有な会社だった。

 

 「環境問題に貢献する会社として、その理念に基づいて有機栽培をやっている。

 しかし有機野菜は値段が高い。多くの人に有機の良さを知ってもらい、理解してもらうためにはコストダウンして安く提供することが必要だ」

 

 その考え方を実践し、商品である作物を作り、それに共感する顧客が付く。

 理念はその会社の「顔」であり、一種のキャラクターであり、強みになる。

 だから通常ではなかなか市場で扱いづらい商品も「顔の見える売り方」で売ることができるわけだ。

 

 そういったことを社長は短く簡単な言葉で明快に話して聞かせてくれた。

 

 正直な所、農作業というのは単調で退屈な仕事である。

 しかし、その理念に共感してやってきたスタッフらは、どうしてその作業をするのかがわかっているし、疑問があれば説明してもらえるので楽しく働けると言う。

 

 インタビューして僕はかなり感心した。

 

「企業理念は大切です」と、いろんなビジネス本の類に書いてある。

 経営術の講座、起業セミナーなどでもそうだろう。

 けれども大方の人は、理念というものを金儲けをするための大義名分と考えている。

 

 金を稼ぐことは悪いことではないし、必要不可欠なことだ。

 それなのに日本人はどうしてもお金を稼ぐことに心のどこかで罪悪感を感じている。

 

 だから企業の理念・哲学なるものを打ち立て、わが社は人々の幸せのために・・・といった小論文を展開させて、会社案内のパンフレットやホームページに載せる。

 

 で、制作物(コピーライティング)の打ち合わせに行って、その理念やら哲学やらの話をしようとすると、担当者から

 「ま、表向きそう言ってるだけなんで」とか、

 「きれいごとでは商売できませんよ」と返されることが、昔も今も往々にあるのだ。

 

 最近は理念を持ってないと駄目なんだという認識が浸透してきたせいか、

 「福嶋さん、こういう言葉をサイトのトップに持って行きたいんだ」と、夢やら希望やらのやたらキラキラしたワードを並べ立てる。

 

 企業理念ってそんなものでいいのか? といつも思ってしまう。

 やるなら、かのファームの社長のように本気でやらねば。

 

 ちなみに僕は「あなたが自分や自分の仕事についての物語を見つけるためのお手伝いをし、文章として書き記すこと」

 を理念として活動している。

 

 個人事業者もビジネスをやっていることは変わりないので、お金をいただく以上は、なんでやっているのか相手に馳せる、それなりの理念は作っておいたほうがいいと思う。

 


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取材はイベントにしたい

 

 仕事柄、取材によく出向くので、ホームページやブログなどを見て事前に情報を仕入れる。

 企業や店舗はもちろん、個人もホームページを公開する時代になった。

 それ以外に既存のブログを活用したり、SNSを主軸に発信する法人も多くなり、情報は百花繚乱だ。

 ちょっと前までは必死にそれらの情報を読み込み頭に叩き込んで、質問事項もめいっぱい書き上げて事前に取材先に送った上で出向いていた。

 が、そういうやり方をしていると、ホームページに載っていることをなぞって確認するだけになってしまって、どうもつまらない。

 なので最近は事前調査をあまり綿密にやり過ぎず、ささっと目を通し、印象に残った文や単語をちょっとメモる程度にしている。

 

 事前調査をやる意味は、取材現場を盛り上げるためだ。

 言い換えれば、相手を楽しませ、気持ちよく喋ってもらうためである。

 

 される側にとって、する側にとっても、1時間なり2時間なりを費やすのだから、取材というのはどちらにとっても楽しい時間――イベントの一種ででなければならないと思う。

 

 今日は取材と称して面白いやつが訪ねてきて、いろいろうちのやっていることをインタビューして「きたので、あれこれ応えて話ができて面白かった。

 あいつに話したことで、自分がどんな仕事をやっているのか、どんなことを考えているのか、そして自分とはどういう人間なのかが、改めて明確になった。楽しい体験だった。

 

 取材相手にそう思ってもらえてこそ本当の取材だ。

 相手のホームページに載っている情報や、日々のブログやSNSでの発信はそのネタでしかない。

 そのネタと自分の問題意識をもとに、面と向かった時、一定の緊張感を持ってどう話を展開させるかが醍醐味だ。

 

 もちろん相手によってはきっちりした、意外性のない取材を―ーつまり自分たちで用意している決まりきった受け答えで済ませられる取材を要望していることもある。

 それはそれでしかたない。

 

 でもメールを使ってネット上で何でもやっちゃえる時代にあって、せっかくナマで向き合えるのなら、アドリブをきかしてその場限りのグルーブを作りたい。

 

 面白い取材ができると、そのあと原稿を書いてる段階までテンションを高く保てる。

 最終的に内容は平凡なものになったとしても、取材をやったその時の感触と熱は、その後、相手にも自分にも残る。

 


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2月の悲劇とそれを癒す鳥の声について 

 

 それにしてもなぜ2月は28日しかないのか?

 31日ある月は年に7つもあるのに、なんだかすごく不公平な気がする。

 各月の日数の割り振りを決めるときに何か謀略があったのではないかと訝らざるを得ない。

 

 「今月はあと1週間ある」と「今月はあと4日しかない」の違いが与える影響はかなり大きい。

 心理作戦で「今月はあと4日もあるぞ~」と思い込もうとしたが、一度、脳に登録してしまった印象はそう簡単にキャンセルできない。

 

 しかもインタビューの音声起こしをしなくてはならない。

 耳にイヤホンを突っ込み、何時間も音声を聴いて文字に書きだすのは重労働だ。

 

 1時間に1回は休んで音楽を聴くが、2月はウグイスだなぁと思ったら、以前、小鳥の声を判別するために「日本野鳥の会」の泣き声再生リストを聴いたことがあるのを思い出した。

 ストレスが溜まってきた方は聴いてみてください。

 落ち着くし、心が軽くなります。

 そのまま鳥のように羽ばたき、空へ飛んでゆきたい。

 


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巨大ターミナル駅の迷宮とコンビニコロッケパンとの相関関係

 

 一昨日は品川、今日は横浜。

 今週の取材先はいずれも行き慣れてない大ターミナル駅のそばだった。

 取材先のホームページのアクセスを見ると駅から徒歩3分とか7分とか書いてある。

 

 訪問者はこれを電車を降りてからとか、改札からとか捉えてしまいがちだ。

 これはリスキーだ。

 小さな駅でならそんなに問題ないが、品川や横浜のような巨大駅、しかも慣れてなくて駅の構造をよくわかっていない人は大きな計算違いをしてしまう。

 

 とにかくホームから改札までの距離が長く、改札から出口までもまた長い。

 品川では途中でトイレに寄ったことも災いして、電車を降りてから駅を出るまでに15分もかかった。

 横浜でもやたら歩かされ、出口を間違えたりしてゆうに10分以上かかったと思う。

 路線サイトの駅➔駅の時間しか頭になく、この駅構内で費やす時間を考慮してかなり[余裕をもって行かないと、目的地現地集合の場合は遅刻のリスクが高まる。

 

 最近は、特に初めて行くところだと、道に迷うことも想定して、30分以上余裕をもって向かうため遅刻はしないが、昼に掛かる時間だと、たいてい食べてる時間が無くなって昼食はコンピニのパンになる、

 

 コンビニパンはもっぱらセブンイレブンのコロッケパンを常食にしている。

 コロッケパンは好物なので、あちこちのものを試したが、セブンイレブンのコロッケパンがいちばんおいしい。

 品川でも、横浜でも、やっぱりセブンコロッケになった。

 おいしくて満足したが、次回はせめて駅の立ち食いそばが食べたい。

 


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